JP2893516B2 - 帯結び用具とその使用方法 - Google Patents

帯結び用具とその使用方法

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JP2893516B2
JP2893516B2 JP8048411A JP4841196A JP2893516B2 JP 2893516 B2 JP2893516 B2 JP 2893516B2 JP 8048411 A JP8048411 A JP 8048411A JP 4841196 A JP4841196 A JP 4841196A JP 2893516 B2 JP2893516 B2 JP 2893516B2
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典士 山中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和服用の帯を結ぶ
帯結び用具およびその使用方法に係り、特に、ふくら雀
など一人で結ぶことが困難な帯結びが容易にできる帯結
び用具とその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】帯結び型式としてはお太鼓結びやふくら
雀結びが主流を占めている。この内お太鼓結びに関して
は実公昭48−31690号公報等に開示されるような
比較的簡単なひも止め具を用いるか、又は手結びにより
比較的容易に行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、ふくら雀結
びなどの場合には左右羽根を作る必要があり、帯結びが
極めて難しく、専門の着付け人や熟練者の手を借りる必
要があった。このため費用がかかると共に、ふくら雀結
びなどをした後、途中で帯を解くと個人では再結びする
ことができず非常に不便であった。特にふくら雀の場合
にはその基端部を止めひもでくくる必要があり、帯結び
に時間がかかると共に止めひも等の多くの小物を必要と
し、その保管管理が煩雑になる問題点があった。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、特にふくら雀結びが容易にでき、小物の使
用が少なく、保管管理が容易にできると共に一人で結ぶ
ことができるため帯結びコストの低減が図れる簡便でコ
ンパクトの構造の帯結び用具とその使用方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、上方側で連結され中間部に貫通空間を
形成する二股状のアーム部からなる平板状の台板と、該
台板の上方側に固定され二本のたすき掛けゴムベルトを
表面側に固定してなるまくら部と、前記アーム部の一方
側の自由端にピン支持され他方側のアーム部の自由端に
着脱可能に連結される保持具と、該保持具と前記台板の
前記まくら部側との間に架設され中間部に着脱自在な
ックを有する止め具と、前記台板の前記まくら部が形成
される表面側と反対の裏面側に設けられる着脱自在な
ック付きのゴムベルトと、前記台板の両側縁に基端側を
固持される胴ひもと前記台板の前記表面側の左の側縁に
その基端側を固持される止めひもとからなり、前記台
板,まくら部,保持具が厚紙,柔軟な樹脂材を素材とす
る帯結び用具と、該帯結び用具には、その一端側にフッ
クを有し他端側に止めひもを有するひも止め具と、物ば
さみ状のお太鼓止め具が付随することを特徴とする。ま
た、本発明は、上方側で連結され中間部に貫通空間を形
成する二股状のアーム部からなる平板状の台板と、該台
板の上方側に固定され二本のたすき掛けゴムベルトを表
面側に固定してなるまくら部と、前記アーム部の一方側
の自由端にピン支持され他方側のアーム部の自由端に着
脱可能に連結される保持具と、該保持具と前記台板の前
記まくら部側との間に架設され中間部に着脱自在なフッ
クを有する止め具と、前記台板の前記まくら部が形成さ
れる表面側と反対の裏面側に設けられる着脱自在なフッ
ク付きのゴムベルトと、前記台板の両側縁に基端側を固
持される胴ひもと前記台板の前記表面側の左の側縁にそ
の基端側を固持される止めひもとからなり、前記台板,
まくら部,保持具が厚紙,柔軟な樹脂材を素材とする帯
結び用具と、これに付随する物ばさみ状のお太鼓止め具
および一端側にフックを有し、他端側に上めひもを有す
るひも止め具とを用いてふくら雀の帯結びを行なう帯結
び用具の使用方法であって、帯のたれ先から所定距離は
なれた位置に箱ひだをとり、この箱ひだの裏側を前記帯
結び用具の裏面側に当てこれを前記着脱自在なフック付
きのゴムベルトで固持し、帯を前記着脱自在なフック付
きのゴムベルトの固持位置を境にしてたれ帯部と残り帯
部とに分ける第1の手順と、前記保持具を前記台板のア
ーム部から外しアーム部間の貫通空間を開放し前記残り
帯部の基端部を前記台板の裏面側の左側のアーム部の基
端部より表面側に出し、左側に二つ折りしながら伸延さ
せる第2の手順と、前記第2の手順を終了した台板およ
び帯を表裏逆転し右側に向かって伸延している前記二つ
折の残り帯部全長の約6割分長さを有する地点を逆方向
に折り返し、折り返し点を前記ひも止め具で固持すると
共に、前記残り帯部の胴廻り以外の残り分および前記ひ
も止め具より折り返された残り分端部を前記台板の中心
から左方側に向け、前記着脱自在なフックを有する止め
具により固定する第3の手順と、前記残り分端部を開い
て折り返して2重とし、左羽根を形成しこれを前記まく
ら部のたすき掛けゴムベルトを通してその基端部を前記
たすき掛けゴムベルトで固持する第4の手順と、前記残
り分の左側に向けられた前記左羽根以外の残り分の二つ
折りを開いて帯巾を広げ右羽根を作ってこれを前記止め
具より右側におり返し前記まくら部の他方のたすき掛け
ゴムベルトを通してその基端部を前記他方のたすき掛け
ゴムベルトで固持する第5の手順と、たれ帯部とまくら
部との間に帯あげを挿入した後に前記たれ帯部を前記左
右羽根上に被せ、たれ帯部をお太鼓状に形成しその部分
を前記お太鼓止め具で仮止めし、前記ひも止め具により
折り返された2重の胴回り残り帯部を銅に巻いてひも止
め具の止めひもと帯結び用具の止めひもを結束すること
により帯を仮止めする第6の手順とからなり、その後胴
ひも、帯あげおよび帯締を結束させ、仮止めされたお太
鼓止め具を抜き去ることを特徴とする帯結び用具の使用
方法を特徴とするものである。
【0006】本発明の帯結び用具は二股状のアーム部を
有する平板状の台板にまくら部や保持具および止め具,
ひも止め具等を一体的に形成した簡便な構造のものから
なり、決められた手順に従って帯を前記帯結び用具にか
らめ、且つ折り込むことにより特別の小物を用いること
なくふくら雀結びなどを行なうことができる。このた
め、普通の人でも比較的簡単に帯結びができ、特別の帯
結び費用を必要とせず、途中でも帯の再結びが容易にで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。まず、図1および図2により本発
明の帯結び用具1の構造を説明する。上方側を互いに連
結し中間に貫通空間12を形成する二股状のアーム部
2,2からなる台板3は平板状のものからなり、本例で
は厚紙の表裏面に布を被せたものからなる。台板3の上
方側にはまくら部4が膨出して固定される。まくら部4
にはゴム材からなるたすき掛けゴムベルト5,5が互い
に交差して固定される。なお、台板のまくら部4が形成
されている側を表面側と称し、その反対面を裏側面と称
す。
【0008】台板3の裏面側の上方側には図2に示すよ
うにフック付きのゴムベルト6が水平方向に沿って配置
される。フック付きのゴムベルト6にはその中間にフッ
ク7が設けられ、分離可能に形成される。また、アーム
部2,2の自由端には保持具8が水平方向に沿って配置
される。保持具8は一方側のアーム部の自由端にピン支
持されると共に他方側のアーム部の自由端にホック9に
より着脱可能に連結される。
【0009】台板3には一対の胴ひも10,10と止め
ひも11の基端部が固定される。即ち、図1に示すよう
に、左側のアーム部2の左側縁には胴ひも10と止めひ
も11の基端部が固定され、右側のアーム部2の右側縁
には胴ひも10の基端部が固定される。
【0010】台板3の上方側と保持具8との間には前記
の貫通空間12を上下に横切る止め具13が架設され
る。なお、止め具13はその中間部にフック14が設け
られ、上下がフック14を介して分離するように形成さ
れる。
【0011】図3は胴に巻く帯の部分を位置決め保持す
るためのひも止め具15を示し、帯結び用具1に付随す
る。ひも止め具15は図示の構造のものでなくてもよい
が、帯を挾み込むアーム部16,17と、その上端を連
結するフック18と、帯結び用具1の止めひも11と結
束する止めひも19を有するものからなる。また、図4
はお太鼓の部分を仮止めする物ばさみ状のお太鼓止め具
20を示すものである。お太鼓止め具20および前記の
ひも止め具15は帯結び用具1に付随する小物である。
【0012】次に、前記の帯結び用具1および小物のひ
も止め具15およびお太鼓止め具20を用いて帯21を
ふくら雀結びする方法を説明する。帯21をふくら雀結
びする方法としては次の第1乃至第6の手順からなる。
【0013】まず、第1の手順を図5乃至図10により
説明する。図5に示すように帯21の一方側のたれ先2
2から約70cmの位置(あごの下からたれ先22を把
持した手を一杯に伸ばした長さ)に図6に示すような箱
ひだ23を作る。なお、説明の都合上箱ひだ23の表面
をA面裏面をB面とする。図6において示されている斜
線付きのたれ帯部21a、箱ひだ23および残り帯部2
1bはB面即ち裏面を示す。また、説明の都合上たれ帯
部21aは箱ひだ23の位置からたれ先22までの帯2
1の部分を称し、箱ひだ23から他方側のたれ先22
(図13に示す第1の残り分の先端)までの帯21の部
分(即ち、帯21のたれ帯部21aを除いた部分)を残
り帯部21bと称する。箱ひだ23を形成した帯21の
箱ひだ23のB面を図7に示すように帯結び用具1の裏
面側に当て帯21を帯結び用具1に沿わせて配置する。
図8は図7を裏面側から見た図である。図9は帯結び用
具1の表面側から見た図であるが図に示すように、たれ
帯部21aをまくら部4に被せられた、たれ帯部21a
は帯の表面側を示し、残り帯部21bは帯の裏面側を示
している。図10は図9を裏返して見た図であり、帯結
び用具1の裏面側を示しているが、この時点で残り帯部
21bの箱ひだ23をフック付きのゴムベルト6で係止
する。
【0014】次に、第2の手順を説明する。図11は帯
結び用具1の裏面側から見た図であるが、図11に示す
ように、たれ帯部21aをそのままにし、フック付きゴ
ムベルト6で保持されている残り帯部21bを保持具8
が開かれて開口されている貫通空間12からアーム部2
の下面をくぐらせて帯結び用具1の表面側に出し、更に
約90°曲げて二つ折りしながら伸延させる。
【0015】次に、第3の手順を図12および図13に
より説明する。図12は帯結び用具1の表面側から見た
図であるが、二つ折した残り帯部21bを伸ばし、その
長さの約6割分の地点を折り曲げ部24とし、折り曲げ
られた側にひも止め具15を挟み込む。なお、たれ帯部
21aが裏面側を示しているが、これは図11に示すた
れ帯部21aを上方へ持ち上げたためである。次に図1
3に示すように、残り帯部21bを帯結び用具1の表面
側に出た地点から今度は左側に折り曲げ、更に右側に折
り返して、前記ひも止め具15を挟み込んだ折り曲げ部
24と、帯結び用具1の中心線迄の長さを約指のスパン
4個分となるようにする。この指4個分のスパンの長さ
は丁度胴1回り分に相当する。このようにして、胴廻り
残り帯部25と後に説明する左側の左羽根を形成するた
めのたれ先22側の第1の残り分26と右側右羽根を形
成するための第2の残り分27とに分かれる。この状態
で図14に示すように止め具13により上記帯部全体を
固定する。
【0016】次に、第4の手順を図14乃至図17によ
り説明する。図13に示した第1の残り分26の二つ折
りを開き帯巾を広げ、図14に示すように曲げる。この
折り曲げ長さは図15に示すように約25cmとする。
次に、図16に示すように、約25cmだけ曲げられ、
2重になった第1の残り分26に三つ山のひだをとり左
側の左羽根28を作る。この左羽根28を図17に示す
ようにまくら部4のたすき掛けゴムベルト5の片方を通
し左側に引っ張り出し、その基端部をたすき掛けゴムベ
ルト5で固持する。これにより左羽根28がまくら部4
の部分に形成される。
【0017】次に、第5の手順を図18乃至図20によ
り説明する。図18に示すように第2の残り分27の二
つ折りを開き帯巾を広げ右に曲げて図19に示すように
三つ山のひだを作り、右羽根29を作る。次に図20に
示すようにまくら部4の他方のたすき掛けゴムベルト5
に右羽根29を通して引き出し、その基端部を前記他方
のたすき掛けゴムベルト5で固持し右羽根29が形成さ
れる。
【0018】次に、第6の手順を図21乃至図24によ
り説明する。まず、図21に示すように左右羽根28,
29と開いた状態のたれ帯部21aとの間に帯あげ30
を挿入し、図22に示すようにたれ帯部21aを左右羽
根28,29の中間に被せる。次に、図23に示すよう
にたれ先22から約8cm程度たれ31をとり、たれ帯
部21aを折り込みお太鼓部32を形成しお太鼓止め具
20で仮止めし、その位置に図24に示すように帯締3
3を通す。その後前記ひも止め具15により折り返され
た2重の胴廻り残り帯部25を胴体に巻いてひも止め具
15の止めひも19と帯結び用具1の止めひも11を結
束させることにより帯を仮止めする第6の手順とからな
り、その後胴ひも10、10、帯あげ30および帯締3
3、33を結束させることにより帯を止め、更にその後
止められたお太鼓止め具20を抜き去ることによりふく
ら雀結びが完了する。
【0019】以上の手順を順次行なうことにより、一人
でふくら雀結びを行なうことができる。勿論、二人で行
なうことにより早く、且つ綺麗なふくら雀結びを行なう
ことができる。なお、本発明の帯結び用具1はふくら雀
結びを主体としたものであるが、お太鼓系、矢の字系、
文庫系などの様々な帯結びも簡単に行なわれる。
【0020】
【発明の効果】本発明の帯結び用具とその使用方法によ
れば、次に示すような顕著な効果を上げることができ
る。 1)本発明の請求項1に記載の帯結び用具によれば、台
板とまくら部と各種の止めバンド等を一体的にまとめた
コンパクトの簡便構造のものからなり、柔軟性があり、
取り扱い易く携帯性がよく、必要時に任意の場所で使用
可能である。 2)本発明の請求項2に記載の帯結び用具によれば、止
め具およびお太鼓止め具を用いることにより、より簡単
にふくら雀結びなどを行なうことができる。また、小物
はこれ等に限られるため小物の保管管理が容易になる。 3)本発明の請求項3に記載の帯結び用具の使用方法を
採用することにより、従来面倒であったふくら雀結びな
どが素人でも簡単にでき、且つ一人で結ぶことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯結び用具の表面側を示す図であ
り、裏面側の構造も点線で示している。
【図2】本発明に係る帯結び用具の裏面側を示す図であ
り、表面側の構造も点線で示している。
【図3】本発明の帯結び用具に付随するひも止め具の概
要構造を示す斜視図。
【図4】本発明の帯結び用具に付随するお太鼓止め具の
概要構造を示す斜視図。
【図5】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを行
なう場合の第1の手順を説明するための説明図。
【図6】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを行
なう場合の第1の手順を説明するための説明図。
【図7】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを行
なう場合の第1の手順を説明するための説明図。
【図8】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを行
なう場合の第1の手順を説明するための説明図。
【図9】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを行
なう場合の第1の手順を説明するための説明図。
【図10】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第1の手順を説明するための説明図。
【図11】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第2の手順を説明するための説明図であ
り、本発明の帯結び用具の裏面側から見た図を示す。
【図12】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第3の手順を説明するための説明図であ
り、本発明の帯結び用具の表面側から見た図を示す。
【図13】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第3の手順を説明するための説明図。
【図14】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第4の手順を説明するための説明図。
【図15】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第4の手順を説明するための説明図。
【図16】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第4の手順を説明するための説明図。
【図17】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第4の手順を説明するための説明図。
【図18】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第5の手順を説明するための説明図。
【図19】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第5の手順を説明するための説明図。
【図20】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第5の手順を説明するための説明図。
【図21】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第6の手順を説明するための説明図。
【図22】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第6の手順を説明するための説明図。
【図23】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第6の手順を説明するための説明図。
【図24】本発明の帯結び用具を用いてふくら雀結びを
行なう場合の第6の手順を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 帯結び用具 2 アーム部 3 台板 4 まくら部 5 たすき掛けゴムベルト 6 フック付きのゴムベルト 7 フック 8 保持具 9 ホック 10 胴ひも 11 止めひも 12 貫通空間 13 止め具 14 フック 15 ひも止め具 16 アーム部 17 アーム部 18 フック 19 止めひも 20 お太鼓止め具 21 帯 21a たれ帯部 21b 残り帯部 22 たれ先 23 箱ひだ 24 折り曲げ部 25 胴廻り残り帯部 26 第1の残り分 27 第2の残り分 28 左羽根 29 右羽根 30 帯あげ 31 たれ 32 お太鼓部 33 帯締

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方側で連結され中間部に貫通空間を形
    成する二股状のアーム部からなる平板状の台板と、該台
    板の上方側に固定され二本のたすき掛けゴムベルトを表
    面側に固定してなるまくら部と、前記アーム部の一方側
    の自由端にピン支持され他方側のアーム部の自由端に着
    脱可能に連結される保持具と、該保持具と前記台板の前
    記まくら部側との間に架設され中間部に着脱自在なフッ
    クを有する止め具と、前記台板の前記まくら部が形成さ
    れる表面側と反対の裏面側に設けられる着脱自在なフッ
    ク付きのゴムベルトと、前記台板の両側縁に基端側を固
    持される胴ひもと前記台板の前記表面側の左の側縁にそ
    の基端側を固持される止めひもとからなり、前記台板,
    まくら部,保持具が厚紙,柔軟な樹脂材を素材とする帯
    結び用具と、該帯結び用具には、その一端側にフックを
    有し他端側に止めひもを有するひも止め具と、物ばさみ
    状のお太鼓止め具が付随することを特徴とする帯結び用
    具。
  2. 【請求項2】 上方側で連結され中間部に貫通空間を形
    成する二股状のアーム部からなる平板状の台板と、該台
    板の上方側に固定され二本のたすき掛けゴムベルトを表
    面側に固定してなるまくら部と、前記アーム部の一方側
    の自由端にピン支持され他方側のアーム部の自由端に着
    脱可能に連結される保持具と、該保持具と前記台板の前
    記まくら部側との間に架設され中間部に着脱自在なフッ
    クを有する止め具と、前記台板の前記まくら部が形成さ
    れる表面側と反対の裏面側に設けられる着脱自在なフッ
    ク付きのゴムベルトと、前記台板の両側縁に基端側を固
    持される胴ひもと前記台板の前記表面側の左の側縁にそ
    の基端側を固持される止めひもとからなり、前記台板,
    まくら部,保持具が厚紙,柔軟な樹脂材を素材とする帯
    結び用具と、これに付随する物ばさみ状のお太鼓止め具
    および一端側にフックを有し、他端側に止めひもを有す
    るひも止め具とを用いてふくら雀の帯結びなどを行なう
    帯結び用具の使用方法であって、帯のたれ先から所定距
    離はなれた位置に箱ひだをとり、この箱ひだの裏側を前
    記帯結び用具の裏面側に当てこれを前記着脱自在なフッ
    ク付きのゴムベルトで固持し、帯を前記着脱自在なフッ
    ク付きのゴムベルトの固持位置を境にしてたれ帯部と残
    り帯部とに分ける第1の手順と、前記保持具を前記台板
    のアーム部から外しアーム部間の貫通空間を開放し前記
    残り帯部の基端部を前記台板の裏面側の左側のアーム部
    の基端部より表面側に出し、左側に二つ折りしながら伸
    延させる第2の手順と、前記第2の手順を終了した台板
    および帯を表裏逆転し右側に向かって伸延している前記
    二つ折の残り帯部全長の約6割分長さを有する地点を逆
    方向に折り返し、折り返し点を前記ひも止め具で固持す
    ると共に、前記残り帯部の胴廻り以外の残り分および前
    記ひも止め具より折り返された残り分端部を前記台板の
    中心から左方側に向け、前記着脱自在なフックを有する
    止め具により固定する第3の手順と、前記残り分端部を
    開いて折り返して2重とし、左羽根を形成しこれを前記
    まくら部のたすき掛けゴムベルトを通してその基端部を
    前記たすき掛けゴムベルトで固持する第4の手順と、前
    記残り分の左側に向けられた前記左羽根以外の残り分の
    二つ折りを開いて帯巾を広げ右羽根を作ってこれを前記
    止め具より右側におり返し前記まくら部の他方のたすき
    掛けゴムベルトを通してその基端部を前記他方のたすき
    掛けゴムベルトで固持する第5の手順と、たれ帯部とま
    くら部との間に帯あげを挿入した後に前記たれ帯部を前
    記左右羽根上に被せ、たれ帯部をお太鼓状に形成しその
    部分を前記お太鼓止め具で仮止めし、前記ひも止め具に
    より折り返された2重の胴回り残り帯部を銅に巻いてひ
    も止め具の止めひもと帯結び用具の止めひもを結束する
    ことにより帯を仮止めする第6の手順とからなり、その
    後胴ひも、帯あげおよび帯締を結束させ、仮止めされた
    お太鼓止め具を抜き去ることを特徴とする帯結び用具の
    使用方法。
JP8048411A 1996-02-13 1996-02-13 帯結び用具とその使用方法 Expired - Lifetime JP2893516B2 (ja)

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