JP2000170023A - 簡易式帯 - Google Patents

簡易式帯

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JP2000170023A
JP2000170023A JP10348361A JP34836198A JP2000170023A JP 2000170023 A JP2000170023 A JP 2000170023A JP 10348361 A JP10348361 A JP 10348361A JP 34836198 A JP34836198 A JP 34836198A JP 2000170023 A JP2000170023 A JP 2000170023A
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実 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ち運びが容易で、且つ、簡単に奇麗なリボ
ンを形成することができる簡易式帯を提供する。 【解決手段】 胴18周りに巻き付けられる胴帯11を
備える。胴帯11にリボン20を着脱可能に取り付ける
ための補助具13を備える。リボン20を形成するリボ
ン用帯材をリボン帯(第一のリボン帯21、第二のリボ
ン帯22)と紐26とで構成する。リボン帯の長手方向
の一端から他端に渡り折り目(山折り部23、谷折り部
24)を設ける。リボン帯の長手方向の略中央に挿通孔
25を設ける。挿通孔25に挿通された紐26を絞りリ
ボン20を完成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和服を着る際胴に
締め付けられる帯のリボンを簡単に形成することができ
る簡易式帯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来着物の上に締め付ける帯は胴に何回
も捲回された後背側で結ばれていたため、帯を一人で奇
麗に結ぶのは極めて困難であった。このため、着物を着
る際は、帯の締め付けを容易に行なうことができる他の
人に手伝ってもらうか、美容院などに行なって締め付け
てもらっていた。しかし、近年では着物の上に締め付け
る帯を他の人に手伝ってもらって締めたり美容院などに
行なって帯め付けなくても、簡単に締めることができる
簡易式帯が販売されている。
【0003】該簡易式帯100は図13に示す如く、予
め所定の形状に形成された奇麗なリボン101が所定の
保持具102に保持されている。この保持具102には
金属で形成された所定の形状の保持金具103と、所定
の長さの紐104が取り付けられている。そして、胴周
りに何回も捲回された図示しない帯に保持金具103が
差し込まれた後、紐104を結ぶだけで簡易式帯100
を簡単に胴に取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、胴周り
に捲回された帯の間に金具を差し込み紐を結ぶだけの従
来の簡易式帯は、予めリボンが所定の形状に形成されて
いた。係る、簡易式帯を持ち運ぶ場合リボンを折り畳む
と形状が崩れてしまうため、リボンを折り畳むことがで
きなかった。このため、簡易式帯は大きな荷物となって
しまい持ち運ぶのが極めて困難であった。そこで、簡易
式帯を従来の帯と同様に折り畳んで運ぶことができ、然
も、簡単に奇麗なリボンを形成することができる簡易式
帯の開発が望まれていた。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、持ち運びが容易で、且つ、
簡単に奇麗なリボンを形成することができる簡易式帯を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
簡易式帯は、胴周りに巻き付けられる胴帯と、リボン用
帯材と、このリボン用帯材を着脱可能に胴帯に取り付け
るための補助具とから成り、リボン用帯材は、リボン帯
と、このリボン帯に挿通される紐とを備えているもので
ある。
【0007】また、請求項2の発明の簡易式帯は、請求
項1において、リボン帯は、その長手方向の一端から他
端に渡る折り目が設けられているものである。
【0008】また、請求項3の発明の簡易式帯は、請求
項1又は請求項2において、リボン帯の長手方向の略中
央には挿通孔が設けられ、この挿通孔に紐が挿通され、
リボン帯は紐で絞られるものである。
【0009】また、請求項4の発明の簡易式帯は、請求
項1、請求項2又は請求項3において、胴帯は、一端に
設けられた第一の接合部と、他端においてその長手方向
に渡り所定の幅で設けられた第二の接合部を備え、補助
具は、第二の接合部の任意の箇所に着脱自在に接合され
る第三の接合部と、第一の接合部が着脱自在に接合され
る第四の接合部と、リボン用帯材を保持する保持部とを
有しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明の簡易式帯10が着物
19の上から胴18周りに取り付けられた図、図2は紐
26が絞られて完成されたリボン20の斜視図、図3は
紐26が絞られる以前のリボン20の斜視図、図4は紐
26が絞られる以前のリボン20の平面図、図5は補助
具13の斜視図、図6は胴帯11の裏面図をそれぞれ示
している。
【0011】簡易式帯10は胴帯11とリボン20と補
助具13とから構成されている。胴帯11は着物19を
着た上から胴18周りに捲回して締めるもので、所定の
厚さ所定の幅で、胴18周りに捲回されたとき一端と他
端が所定寸法重複する長さを呈している。そして、胴帯
11の裏面には第一の接合部11Aと第二の接合部11
Bとが設けられており、第一の接合部11Aは胴帯11
の長手方向一端に設けられると共に、第二の接合部11
Bは長手方向他端に設けられている。これら第一の接合
部11Aと第二の接合部11Bは後述する補助具13に
設けられた第三の接合部14Aと第四の接合部15Aに
接合可能に構成されている。
【0012】即ち、胴帯11に設けられた第一の接合部
11A、第二の接合部11Bと、補助具13に設けられ
た第三の接合部14A、第四の接合部15Aとは、例え
ば所定の幅の布などでできた帯状のもので、一方の布面
(この場合第一の接合部11Aと第二の接合部11B)
に設けたループと、他方の布面(この場合、補助具13
に設けられた第三の接合部14Aと第四の接合部15
A)に設けたフックの噛み合わせによって相互に固定可
能な、所謂マジックテープで構成されている。
【0013】係る、第一の接合部11Aは胴帯11の端
部において胴帯11の幅全体に渡って設けられている。
また、第二の接合部11Bは胴帯11の端部から長手方
向に渡って設けられると共に、幅方向両側に第二の接合
部11B、11Bがそれぞれ設けられている。この場
合、両第二の接合部11B、11Bは胴帯11の幅方向
縁部より少許内側に設けられている。
【0014】また、リボン用帯材は簡易式帯10のリボ
ン20を形成するもので、リボン帯と紐26とから構成
されている。リボン帯は第一のリボン帯21と第二のリ
ボン帯22とから構成されており、これら第一のリボン
帯21と第二のリボン帯22は胴帯11と同等のものが
用いられると共に、第一のリボン帯21の長さを約60
0mm、第二のリボン帯22の長さを約800mmとさ
れている。即ち、第二のリボン帯22は第一のリボン帯
21より少許長尺とされている。
【0015】また、第一のリボン帯21、第二のリボン
帯22は所定の強度を有しており通常は平面に形成され
ると共に、一端から他端に渡って長手方向に所定の折り
目が設けられている。この折り目は中央に谷折りされる
谷折り部24(図4一点鎖線部分)が設けられ、その両
側に山折りされる山折り部23、23(図4点線部分)
が設けられている。この場合、山折り部23と谷折り部
24との間隔及び両縁部と山折り部23とはそれぞれ等
間隔に設けられている。
【0016】また、両リボン帯21、22には所定の大
きさの挿通孔25が複数設けられており、この挿通孔2
5は両リボン帯21、22の一面側から他面側に貫通し
て設けられている。挿通孔25は両リボン帯21、22
長手方向の略中央に一対設けられると共に、山折り部2
3と谷折り部24及び縁部と山折り部23との中央に設
けられている。即ち、挿通孔25は両リボン帯21、2
2に設けられた山折り部23と谷折り部24とで折り曲
げられた状態で一方から他方に貫通する形で設けられる
と共に、後述する紐26を挿通可能な大きさを呈してい
る。
【0017】そして、第二のリボン帯22の一側に設け
られた山折り部23に第一のリボン帯21の他側に設け
られた山折り部23が重ねられた状態で、両リボン帯2
1、22は山折り部23と谷折り部24とで折り曲げら
れる(図3)。この状態で、各挿通孔25に所定の太さ
の紐26が挿通される。この場合、紐26の一端が折り
曲げられた第二のリボン帯22の一方の挿通孔25から
第一のリボン帯21の他側に挿通され、第一のリボン帯
21の他方の挿通孔25から第二のリボン帯22の挿通
孔25に挿通され引き出されている。尚、26Aは紐2
6が挿通孔25より抜けてしまうのを防止するための結
び目である。
【0018】そして、紐26の両端が押さえられて、第
二のリボン帯22が紐26の結び目26A側から第一の
リボン帯21側に押しつけられると、両リボン帯21、
22は山折り部23、谷折り部24から折り曲げられ、
リボン20が形成される(図2)。即ち、両リボン帯2
1、22が紐26で絞られリボン20が形成された後両
リボン帯21、22の形が整えられて奇麗なリボン20
が完成する。尚、両リボン帯21、22は紐26によっ
てリボン20が形成された状態で、容易に形崩れしない
ものが用いられる。
【0019】一方、補助具13はリボン20を胴帯11
に取り付けるためのもので、胴帯11を容易に挿入可能
な内辺14と外辺15有した環状を呈しており、胴帯1
1の他端側はこの補助具13内に挿入される。該補助具
13の内辺14内側には第三の接合部14Aが複数(こ
の場合2箇)設けられており、この第三の接合部14
A、14Aは内辺14両端に設けられている。係る両第
三の接合部14A、14Aは胴帯11に設けられた両第
二の接合部11B、11Bにそれぞれ接合可能に構成さ
れている。
【0020】また、外辺15の外側面には第四の接合部
15Aが設けられており、この第四の接合部15Aは外
辺15の外側面全体に設けられている。そして、補助具
13の外辺15外側面に設けられた第四の接合部15A
は前記胴帯11に設けられた第一の接合部11Aを接合
可能に構成されている。
【0021】また、補助具13には保持部として所定の
長さを呈した帯状の取付け具17が設けられている。こ
の取付け具17は補助具13の内辺14と略同等の幅を
呈しており、一端が補助具13上端に固定されている。
また、取付け具17の他端には所定の長さの第五の接合
部17Aが設けられており、この第五の接合部17Aは
取付け具17の内辺14側に設けられると共に、第三の
接合部14A同等の機能を有している。
【0022】また、補助具13の内辺14外側には、内
辺14内側に設けられた第三の接合部14A同等の機能
を有する第六の接合部17Bが設けられると共に、第六
の接合部17Bは内辺14外側全体に設けられている。
係る、補助具13の上端に設けられた第五の接合部17
Aは、補助具13に設けられた第六の接合部17B、及
び、胴帯11に設けられた第二の接合部11B、11B
に着脱可能に構成されている。
【0023】そして、両リボン帯21、22が紐26で
絞られて奇麗に完成されたリボン20の略中心が取付け
具17で捲回されて第五の接合部17Aが第六の接合部
17Bに接合される。これにより、補助具13にリボン
20が取り付けられると共に、補助具13が胴帯11に
取り付けられた状態で、取付け具17にリボン20が取
り付けられるように構成されている。
【0024】以上の構成で次ぎに簡易式帯10の取り付
けを説明する。尚、簡易式帯10は、最初は胴18周り
の前側(腹側)に補助具13を位置して取り付けられる
ものとする。まず、環状を呈した補助具13の内辺14
と外辺15の間に胴帯11が挿入される。この場合、胴
帯11に設けられた第二の接合部11B、11Bと補助
具13に設けられた両第三の接合部14A、14Aとが
向き合う形で挿入される。そして、第二の接合部11
B、11Bと第三の接合部14A、14Aとが任意の位
置で接合される(図7)。
【0025】この場合、胴18周りに捲回された胴帯1
1が緩い場合、或いは、きつい場合胴18周りから胴帯
11を外して、胴帯11から補助具13を外す。そし
て、胴帯11に接合されている補助具13の位置を矢印
方向に変えることにより胴18周りに捲回される胴帯1
1の締め付け長さが調整される。これにより、胴帯11
の締め付け長さを容易に調整することができ、大小さま
ざまな胴18回りの人でも容易に簡易式帯10を対応さ
せ締め付けることが可能となる。
【0026】そして、補助具13に設けられた取付け具
17を上側に位置させると共に、取付け具17に設けら
れた第五の接合部17Aを裏側に位置させて取り付け
る。次ぎに、胴帯11が着物19の上から捲回され、第
四の接合部15Aに第一の接合部11Aが接合される
(図8)。この場合、胴帯11端部に設けられた第一の
接合部11Aは、胴帯11に取り付けられた補助具13
の第四の接合部15Aに接合される(図9)。即ち、補
助具13に設けられた第三の接合部14A、14Aは胴
帯11の他端に設けられた第二の接合部11B、11B
に接合され、胴帯11の一端に設けられた第一の接合部
11Aは補助具13の第四の接合部15Aに接合され
て、胴18周りに胴帯11が締め付けられる。
【0027】そして、第一のリボン帯21、第二のリボ
ン帯22及び紐26にてリボン20Aが形成される。こ
の場合、予めリボン20を形成しておいても差し支えな
い。形成されたリボン20の中央部分が図中矢印で示す
如く取付け具17にて捲回されて第五の接合部17Aが
補助具13の内辺14外側に設けられた第六の接合部1
7Bに接合される(図10)。そして、リボン20を形
成した紐26は胴帯11と胴18の間に挿入され隠され
る。これにより、リボン20は補助具13に取り付けら
れる(図11)。そして、胴帯11が矢印方向或いは反
矢印側に回動され、胴18の背側にリボン20が移動さ
れる(図12)。
【0028】このように、第一のリボン帯21と第二の
リボン帯22と紐26を設けると共に、第一のリボン帯
21、第二のリボン帯22に設けられた挿通孔25に紐
26を挿通しているので、紐26で絞るだけでリボン2
0を形成することができるようになる。これにより、極
めて簡単にリボン20を形成することができるようにな
り、帯締めの不慣れな人でも容易に奇麗なリボン20を
形成することが可能となる。
【0029】また、第一のリボン帯21と第二のリボン
帯22との長手方向の一端から他端に渡り折り目(山折
り部23、谷折り部24)を設けているので、所定の形
状のリボン20を容易に形成することが可能となる。こ
れにより、帯締めを行なったことのない初心者でも良い
形状で奇麗なリボン20を形成することが可能となる。
【0030】また、胴帯11の一端に第一の接合部11
Aを設けると共に、他端に長手方向に渡り所定の幅で第
二の接合部11Bを設けている。そして、補助具13に
第二の接合部11Bの任意の箇所に着脱自在に接合され
る第三の接合部14Aと、第一の接合部11Aが着脱自
在に接合される第四の接合部15Aを設けると共に、リ
ボン用帯材を保持する取付け具17とを設けているの
で、胴帯11を胴18に捲回し、補助具13に取り付け
られた取付け具17にリボン20を取り付けるだけで、
簡単に帯締めを行なうことができるようになる。これに
より、例えば従来の簡易式帯のように予め所定の形状に
形成された大きなリボンを持ち運ぶ必要もなくなり、結
び帯を結ばない状態で折り畳んで容易に持ち運ぶことが
可能となる。
【0031】尚、実施例ではリボン20に第一のリボン
帯21と第二のリボン帯22を使用したがこれに限ら
ず、リボン20が容易に形成できればリボン帯は一つ、
或いは二つ以上用いても本発明は有効である。
【0032】また、折り目(山折り部23、谷折り部2
4)を両リボン帯21、22の長手方向一端から多端に
渡って設けたがこれに限らず、紐26を引いて容易にリ
ボン20を形成できればリボン帯の中央部近傍だけに折
り目を設けても差し支えない。
【0033】また、両リボン帯21、22に複数の挿通
孔25を設け、この挿通孔25に紐26を挿通してリボ
ン20を形成したがこれに限らず、両リボン帯21、2
2を折り目(山折り部23、谷折り部24)から折り曲
げてその上から紐26を巻いてリボン20を形成するよ
うにしても差し支えない。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、簡易
式帯は胴周りに巻き付けられる胴帯と、リボン用帯材
と、このリボン用帯材を着脱可能に胴帯に取り付けるた
めの補助具とから成り、リボン用帯材は、リボン帯と、
このリボン帯に挿通される紐とを備えているので、紐で
リボン用帯材を束ねるだけで所定のリボンを形成し、胴
帯に補助具で取り付けるこができるようになる。これに
より、例えば帯締めの不慣れな人でも容易に所定の形状
のリボンを形成することが可能となると共に、リボンを
形成しない場合リボン用帯材を折り畳んで容易に持ち運
ぶことが可能となる。従って、簡易式帯の利便性を極め
て向上させることができるものである。
【0035】また、請求項2の発明によれば、上記にお
いて、リボン帯は、その長手方向の一端から他端に渡る
折り目が設けられているので、所定のリボン形状を容易
に形成することが可能となる。これにより、形の良いリ
ボンを形成することが可能となる。従って、初めて帯締
めを行なうような人でも奇麗なリボンを形成することが
できるようになる。従って、奇麗なリボン形成容易に行
なうことができるようになり、極めて実用効果大なるも
のである。
【0036】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は請求項2において、リボン帯の長手方向の略中央に
は挿通孔が設けられ、この挿通孔に紐が挿通され、リボ
ン帯は紐で絞られるようにしているので、紐を絞るだけ
でリボンを形成することが可能となる。これにより、簡
単にリボンを形成することができるようになる。従っ
て、リボンを形成しない場合リボン用帯材を折り畳んで
容易に持ち運ぶことが可能となり、極めて利便性を向上
させることができるようになるものである。
【0037】また、請求項4の発明によれば、請求項
1、請求項2又は請求項3において、胴帯は、一端に設
けられた第一の接合部と、他端においてその長手方向に
渡り所定の幅で設けられた第二の接合部を備え、補助具
は、第二の接合部の任意の箇所に着脱自在に接合される
第三の接合部と、第一の接合部が着脱自在に接合される
第四の接合部と、リボン用帯材を保持する保持部とを有
しているので、胴帯を胴に捲回し胴帯に取り付けられた
補助具にリボンを取り付けるだけで、簡単に帯締めを行
なうことができるようになる。これにより、第一及び第
二の接合部及び第四の接合部を胴帯で覆い隠すことが可
能となる。従って、胴に締め付けた簡易式帯を奇麗に見
せることができ実用効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡易式帯が着物の上から胴周りに取り
付けられた図である。
【図2】紐が絞られて完成されたリボンの斜視図であ
る。
【図3】紐が絞られる以前のリボンの斜視図である。
【図4】紐が絞られる以前のリボンの平面図である。
【図5】補助具の斜視図である。
【図6】胴帯の裏面図である。
【図7】図6の胴帯に補助具が取り付けられた状態を示
す図である。
【図8】胴周りに簡易式帯が取り付けられた状態を示す
図である。
【図9】図8の簡易式帯の取り付け方を示す図である。
【図10】胴帯にリボンを取り付ける状態を示す図であ
る。
【図11】胴の前側でリボンが取り付けられた胴帯が締
め付けられた図である。
【図12】図11で胴に締め付けられた胴帯のリボンを
後側に移動させる状態を示す図である。
【図13】従来の簡易式帯の斜視図である。
【符号の説明】
10 簡易式帯 11 胴帯 11A 第一の接合部 11B 第二の接合部 13 補助具 14 内辺 14A 第三の接合部 15 外辺 15A 第四の接合部 17 取付け具 17A 第五の接合部 17B 第六の接合部 18 胴 19 着物 20 リボン 21 第一のリボン帯 22 第二のリボン帯 23 山折り部 24 谷折り部 25 挿通孔 26 紐 26A 結び目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴周りに巻き付けられる胴帯と、リボン
    用帯材と、このリボン用帯材を着脱可能に前記胴帯に取
    り付けるための補助具とから成り、 前記リボン用帯材は、リボン帯と、このリボン帯に挿通
    される紐とを備えていることを特徴とする簡易式帯。
  2. 【請求項2】 リボン帯は、その長手方向の一端から他
    端に渡る折り目が設けられていることを特徴とする請求
    項1の簡易式帯。
  3. 【請求項3】 リボン帯の長手方向の略中央には挿通孔
    が設けられ、この挿通孔に紐が挿通され、前記リボン帯
    は前記紐で絞られることを特徴とする請求項1又は請求
    項2の簡易式帯。
  4. 【請求項4】 胴帯は、一端に設けられた第一の接合部
    と、他端においてその長手方向に渡り所定の幅で設けら
    れた第二の接合部を備え、補助具は、前記第二の接合部
    の任意の箇所に着脱自在に接合される第三の接合部と、
    前記第一の接合部が着脱自在に接合される第四の接合部
    と、リボン用帯材を保持する保持部とを有していること
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の簡易式
    帯。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133043A (ja) * 2007-04-17 2008-06-12 Hiroaki Hoshikawa リボン型袋の口止め具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008133043A (ja) * 2007-04-17 2008-06-12 Hiroaki Hoshikawa リボン型袋の口止め具

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