JPS6236372A - 置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法 - Google Patents

置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法

Info

Publication number
JPS6236372A
JPS6236372A JP17607985A JP17607985A JPS6236372A JP S6236372 A JPS6236372 A JP S6236372A JP 17607985 A JP17607985 A JP 17607985A JP 17607985 A JP17607985 A JP 17607985A JP S6236372 A JPS6236372 A JP S6236372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
oxide
dioxathiolane
substituted
dioxathiolan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17607985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0462314B2 (ja
Inventor
Osamu Kawabata
河端 治
Fumio Tanimoto
文男 谷本
Yoshiharu Inoue
喜晴 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neos Co Ltd
Original Assignee
Neos Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Neos Co Ltd filed Critical Neos Co Ltd
Priority to JP17607985A priority Critical patent/JPS6236372A/ja
Publication of JPS6236372A publication Critical patent/JPS6236372A/ja
Publication of JPH0462314B2 publication Critical patent/JPH0462314B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、種々の機能材料用合成中間体、医薬中間体、
電子工業分野、一般化学工業で用いられる高性能溶剤と
して打用なエーテル結合を側鎖にもつ置換1,3.2−
ジオキサチオランー2−オキシド誘導体およびその製法
に関する。
従来技術よjよび発明の解決しようとする問題点近年、
ヘテ[Jザイクリック化合物とりわけ一分子内に環状サ
ルファイド構造と側鎖にメチレン基を介してエーテル結
合を打する化合物が、種々の用途、例えば導電性を必要
とする機能材料として、また表示素子として電子工業分
野や医薬中間体として医薬工業分野において嘱望されて
いる。
問題点を解決するための手段 本発明はこのような要請に応えてなされたものであって
、その要旨は、一般式[I]:I [式中、RはC,−C,のアルキル基]で示されろ置換
1,3.2−ジオキサチオラン−2−オキンド誘導体お
よびその製造方法に仔する。
上記一般式[+]で示される置換1,3.2−ジオギザ
チオラン−2−オキツド誘導体は、式[11]で示され
るグリシドールとC3〜C4低級アルコール(C,〜C
4は炭素数1〜4を表す)との付加反応によって得られ
る3−アルコキシ−1,2−プロパンジオールを原料と
し、これに塩化チオニルを反応させることによって容易
に製造ずろことか出来る(以下の反応式参照): 01−1   0           1’llCH
、−CI−1−CH2 01(Otl  04 0HOHO−1”t         ピリジンCH*
  CHCHt 0  0  0−R+  211C& [式中、Rは前記と同意義] 原料となる3−アルコキシ−1,2−プロパンジオール
はグリノドールと所望の低級アルコールを無溶媒かまた
は適当な不活性溶媒(例えばエーテル、Tl−IF51
.2−ジメトキシエタン、トルエン、ベンゼン、N、N
−ジメヂルホルムアミド、ジメヂルスルホキシド等)中
アルカリ触媒[例えばトリトンB(水酸化ベンジルトリ
メチルアンモニウム)、カリウム−1−ブトキシド、水
素化ナトリウム、金属アミド、ナトリウムエトキシド、
トリエチルアミン等]の存在下に反応させることにより
容易に得ることができる。本発明に用いるアルコールの
炭素数は限定しないが低い凝固点と粘度、高い誘電率を
有する化合物を得るためには、低級アルコール(C,−
C4)が好ましい。3−アルコキシ−1,2−プロパン
ジオールと塩化チオニルとの脱塩酸反応は化学量論的に
ゃ\過剰量の塩化チオニルを用い(例えば、前者1モル
に対して後者 1.05〜1.2モル、好ましくは1.
1モル)、曲者のピリジン、トリエチルアミン等の溶媒
中、冷時攪拌下に塩化チオニルを滴下しく約1時間)滴
下完了後、3時間室温で攪拌を続けて反応を完結させる
反応終了後ピリジンの塩酸塩をt過により除きr液を氷
水に注ぎ、適当な溶剤、例えば、メヂルエヂルケトンに
て生成物を抽出し、蒸留により通常約90%以上の収率
で4−アルコキシメヂルー1.3.2−ジオキサチオラ
ン−2−オキシドを得てもよい。
また別の製造法として、式[I11] %11] で示されるグリセリンと塩化チオニルとの脱塩酸反応に
よって得られる4−ヒドロキシメチル−1゜3.2−ジ
オキサチオラン−2−オキシドを原料とし、これに通常
の方法、例えば、ウイルアムソンのエーテル合成法に従
ってハロゲン化アルキルと反応させることによって容易
に製造することが出来る。(以下の反応式参照)。
CI−1、−CI−1−CHり 0r−101−10n−1ピリジン CH,−CII−CH2 CH、−Cl−1−CI−12 塩基としては水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、カリウム−1−ブトキン
ド等が例示される。
Jm料として用いるハロゲン化アルキルの炭素数は限定
しないが低い凝固点と粘度、高い誘電率を有する化合物
を得るためには、(C,〜C4)が好ましい。
精製法は限定的ではないか、例えば、前記と同様に行な
い約90%以上の収率で4−アルコキシメチル−1,3
,2−ジオキザヂオラン−2−オキシトが得られる。
以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例! メヂルアルコール200g (6,3モル)と乾燥Tl
−lF200gをljJの滴下ロート、冷却器、攪拌機
付四つロフラスコに入れ、トリトンB(水酸化ベンジル
トリメチルアンモニウム40%メタノール溶液)0.3
 Jを触媒として、グリシドール120g(約1.62
モJlz)を乾燥TIIF100gに溶解した液を滴下
攪拌し環流下(約72℃)に3時間反応させ、酢酸で中
和後溶媒と過剰のメヂルアルコールを留去し、蒸留によ
って3−メトキシ−1,2−プロパンジオール(78°
C〜80℃10.2mm1−1g )145gを得た。
3−メトキシ−1,2−プロパンジオール 145g 
(1,37モル)と乾燥ピリジン3GOg(4,56モ
ル)をlJ2.の滴下ロート、冷却器、攪拌機付四つロ
フラスコに入れ、冷却下(15℃〜20℃)に塩化チオ
ニル167g (I 、4モル)を徐々に滴下し、滴下
終了後、室温で3時間攪拌を続は反応を完結させた後、
ピリジンの塩酸塩を1過により除き、f液を氷水に注ぎ
、メチルエヂルケトンにて生成物を抽出し、蒸留により
52℃〜56°C/2.5mm1gの留分190g(収
率91%)を得た。
生成物(4−メトキシメチル1,3.2−ジオキサチオ
ラン−2−オキシド)の物理特数を表−1に示す。
表−1 生成物はガスクロマトグラムから99.5%以上の純度
であることを確認し、また、’HNMrt(cc、L)
スペクトルでは3,40δ(2個の一重線、3H)に−
〇 CI−13のプロトンの吸収が見られ、赤外線吸収
スペクトルからOHの特性吸収が完全に消失しているこ
とを確認して元素分析を行なった。その結果は次のとお
りであった。
元素分析 C、I−180,とじて (計算値)C:3
1.55% (31,57%) 1−[:  5.27%  (5,30%)実施例2 グリセリン92g(1モル)とピリジン316g(4モ
ル)をIIlの滴下ロート、冷却管、攪拌機付四つロフ
ラスコに入れ塩化チオニル130g (1,1モル)を
冷却下(15〜20℃)に徐々に滴下し、滴下終了後室
温で3時間攪拌を続は反応を完結させた。
反応後ピリジンの塩酸塩をt別し、過剰のピリジンを留
去した後、蒸留により4−ヒドロキシメチル−1,3,
2−ジオキサヂオラン−2−オキシド(85°C〜90
°C/ 0.4 mm11g )  I I 5g (
収率83%)を得た。得られた4−ヒドロキンメチル−
1,3,2−ジオギザチオラン−2−オキソド115g
 (0,83モル)、 L−ブタノール300m児、カ
リウムt−ブトキット93g (0,83モル)をlf
lの滴下ロート、冷却器、攪拌機付口つロフラスコに入
れ充分均一になるまで攪拌した後、ヨウ化メチル130
g(0,92モル)を冷却下(lO°C〜20℃)に滴
下し、滴下終了後3時間、室温で攪拌を続け、反応完結
後ヨウ化カリウムをr別し、P液を氷水に注ぎ、メチル
エチルケトンにて生成物を抽出し、蒸留により52℃〜
56℃/ 2 、5 mmm1(の留分107g(収率
85%)を得た。
この化合物の物理特数は実施例1と同一でめった。
発明の効果 本発明による化合物は、種々の機能を与えるヘテロザイ
クリックな構造を分子内に存し、しから側鎖にエーテル
結合をもつ高誘電率の液体であり、種々の機能材料合成
の中間体、医薬中間体として広範囲の分野に利用し得る
らのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、RはC_1〜C_4のアルキル基]で示される
    置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導
    体。 2、4−メトキシメチル−1,3,2−ジオキサチオラ
    ン−2−オキシドである第1項記載の誘導体。 3、グリシドールをアルカリ触媒の存在下、C_1〜C
    _4低級アルコールに付加せしめ、得られた2−アルコ
    キシメチル−1,2−ジオールに塩化チオニルを脱塩酸
    反応させることを特徴とする、式: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、RはC_1〜C_4のアルキル基]で示される
    4−アルコキシメチル−1,3,2−ジオキサチオラン
    −2−オキシドの製造方法。 4、グリセリンと塩化チオニルを脱塩酸反応させ、得ら
    れた4−ヒドロキシメチル−1,3,2−ジオキサチオ
    ラン−2−オキシドを次いでアルキル化することを特徴
    とする4−アルコキシメチル−l,3,2−ジオキサチ
    オラン−2−オキシドの製造方法。
JP17607985A 1985-08-09 1985-08-09 置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法 Granted JPS6236372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17607985A JPS6236372A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17607985A JPS6236372A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6236372A true JPS6236372A (ja) 1987-02-17
JPH0462314B2 JPH0462314B2 (ja) 1992-10-05

Family

ID=16007350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17607985A Granted JPS6236372A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6236372A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145346A (ja) * 2015-02-04 2016-08-12 住友化学株式会社 樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145346A (ja) * 2015-02-04 2016-08-12 住友化学株式会社 樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0462314B2 (ja) 1992-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6236372A (ja) 置換1,3,2−ジオキサチオラン−2−オキシド誘導体およびその製法
JPH069610A (ja) 置換1,3−ジオキソラン−2−オン誘導体の製法
US3910958A (en) Process for preparing arylacetic acids and esters thereof
JPS6044296B2 (ja) オクテンニトリル誘導体の製法
JPH0462315B2 (ja)
JP3477631B2 (ja) 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法
JPH03141294A (ja) 21―デスオキシプレドニゾロン―17―エステルの製造法
SU978724A3 (ru) Способ получени 1-(2,6-диметилфенокси)-2-азидопропана
JPS62155243A (ja) α―d―プロポキシフェン塩酸塩の製造方法
JPS6350340B2 (ja)
JPH027583B2 (ja)
JPH01100147A (ja) 光学活性マロン酸エステル誘導体
JPS6348269B2 (ja)
JPS5855495A (ja) 新規グリセロ糖脂質化合物及びその製造法
JPS62230743A (ja) 1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法
JPH0159266B2 (ja)
JPS6126902B2 (ja)
JPS6257194B2 (ja)
JPH0291064A (ja) プロピオフエノン誘導体の製法
JPS6253984A (ja) 置換1,3−ジオキサン誘導体およびその製法
JPH0552315B2 (ja)
JPS5845415B2 (ja) トリメチルシクロヘキセン誘導体
JPH023630A (ja) 2,6‐ジエチル‐4‐ヨードアニリン及びその製造法
JPH02108647A (ja) 2(z)−ペンテニル置換シクロペンタン類およびその新規中間体
JPS5949220B2 (ja) 新規なシクロヘキサン誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term