JPH0291064A - プロピオフエノン誘導体の製法 - Google Patents

プロピオフエノン誘導体の製法

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JPH0291064A
JPH0291064A JP63242253A JP24225388A JPH0291064A JP H0291064 A JPH0291064 A JP H0291064A JP 63242253 A JP63242253 A JP 63242253A JP 24225388 A JP24225388 A JP 24225388A JP H0291064 A JPH0291064 A JP H0291064A
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JP
Japan
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formula
compound
direct bond
acid
hal
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Application number
JP63242253A
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English (en)
Inventor
Kiyonori Yokogoshi
清範 横越
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Permachem Asia Ltd
Original Assignee
Permachem Asia Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次式 (式中Halはハロゲン原子、Xはマグネシウム原子又
は直接結合、nは2〜5の数を示す)で表わされる化合
物を、−殺伐 %式% (式中Halはハロゲン原子、YはXがマグネシウム原
子の場合は直接結合、Xが直接結合の場合はマグネシウ
ム原子を示す)で表わされる化CH。
で表わされるプロピオフェノン誘導体及びその酸付加塩
の製法に関する。
式Iの化合物は優れた筋弛緩作用を有し、鎮痙剤として
用いられている。
式Iの化合物の製法としては、4−エチルプロピオフェ
ノンをピペリジン及びホルムアルデヒドと反応させる方
法が知られている(特公昭40−20390号公報参照
)。この方法において出発物質として用いられる4−エ
チルプロピオフェノン中には6−エチルプロピオフェノ
ン、2−エチルプロピオフェノン等の位置異性体が混在
し、これらはそれぞれきわめて近似した物性を有してい
るため分離することができない。そのため前記の異性体
の混在する出発原料が反応に用いられており、反応生成
物(I)中に位置異性体が混在し、高純度の化合物(1
)を得るために煩雑な精製操作を繰り返さなければなら
ず経済的に不利である。本発明者は、この欠点を除き、
高純度の化合物(I)を製造する方法について研究を進
めた結果、本発明を完成した。
本発明は、−殺伐 (式中Halはハロゲン原子、Xはマグネシウム原子又
は直接結合、nは2〜5の数を示す)で表わされる化合
物を、−殺伐 %式%[) (式中Halはハロゲン原子、YはXがマグネシウム原
子の場合は直接結合、Xが直接結合の場合はマグネシウ
ム原子を示す)で表わされる化合物と反応させ、次いで
加水分解することを特徴とする、次式 で表わされるプロピオフェノン誘導体又はその酸付加塩
の製法である。
本発明方法によれば、簡単な操作で容易に高純度の化合
物(1)を高収率で得ることができる。
式■及び式■の化合物の置換基Halのためのハロゲン
原子としては、塩素原子、臭素原子、沃素原子等があげ
られる。
Xが直接結合である式■の化合物は、例えば4′−ハロ
ゲノ−6−ピペリジノプロピオフェノンを、非極性溶媒
例えばトルエン中で脱水触媒例工ばp−トルエンスルホ
ン酸の存在下に、グリコール類と反応させることにより
容易に得られる。Xがマグネシウム原子である式■の化
合物は、Xが直接結合である式■の化合物にエチルエー
テル中でマグネシウムを作用させることにより得られる
。4′−ノ・ログノー3−ピペリジノブロピオフエノン
としては、市販の製品を用いることができる。
式■の化合物としては例えば塩化エチル、臭化エチル、
沃化エチル、エチルマグネシウムクロライド、エチルマ
グネシウムブロマイド、エチルマグネシウムクロライド
等が用いられる。
式■の化合物としてXが直接結合である化合物を用い、
式■の化合物としてYがマグネシウム原子である化合物
を用いる。ことが好ましい。
本発明を実施するに際しては、まず式■と式■の化合物
を溶媒中で反応させる。溶媒とじてグリニヤール反応に
用いられる溶媒例えばテトラハイドロフラン、ジオキサ
ン、グリコールエーテル類等が好ましい。本反応は触媒
は特に必要としないが、触媒例えばルイス酸、ジブロム
エタン等の存在下に行うこともできる。反応温度は室温
ないし反応混合物の沸騰温度である。
次いで反応生成物を加水分解すると式■の化合物が得ら
れる。加水分解は含水極性溶媒中で酸又はアルカリの存
在下に行うことができる。
極性溶媒としてはアルコール例えばメタノーノペエタノ
ール等、ケトン例えばアセトン、環状エーテル例えばテ
トラハイドロフラン、ジオキサン等が用いられる。
こうして得られる化合物(1)は常法により単離、精製
することができ、また酸付加塩とすることができる。酸
付加塩を形成するための酸としては、無機酸例えば塩酸
、硫酸、硝酸等、有機酸例えば酒石酸、くえん酸、酢酸
、りんご酸等が用いられる。
実施例1 4′−エチル−2−メチル−6−ピペリジノプロピオフ
ェノン塩酸塩の製造: 4′−ブロモ−2−メチル−3−ピペリジノプロピオフ
ェノンエチレンケタール66gを無水テトラハイドロフ
ラン90m1に溶解し、次いでジブロムエタン0.2g
を加えて加温し、攪拌、還流下に、エチルマグネシウム
ブロマイド14Iを無水テトラハイドロフラン150m
1に溶解した溶液を徐々に滴下する。滴下後60分間そ
のまま攪拌、還流し、次いでテトラハイドロフランを減
圧留去し、残留物をエタノールに溶解して濾過し、P液
に所定量の水を加えて、攪拌下に液化塩化水素の過剰量
を吹き込み、強酸性下で1〜2時間加温還流し、次いで
冷却する。
融点: 170.5°C(分解) 純度: 99.5%(0,I N過塩素酸による電位差
滴定法) 元素分析:C1□H2,No・HCI : 295.8
5としてCHN 理論値(四 68.95  8.87  4.73実測
値(%)  68.18  8.96  4.64実施
例2 4′−エチル−2−メチル−3−ピペリジノプロピオフ
ェノンの製造: 臭化エチル11g及び塩化パラジウム10m9を無水テ
トラハイトロンラン60m1に溶解し、攪拌、還流下に
、4′−マグネシウムブロモ−2−メチル−3−ピペリ
ジノプロピオフェノンプロピレンケタール67、8.9
を無水テトラハイドロフラン250m1VC溶解した溶
液を徐々に滴下する。滴下後60分間そのまま攪拌、還
流し、次いでテトラハイドロフランを減圧留去し、残留
物をトルエンに溶解し濾過し、F液に20%含水アルコ
ール苛性カリ溶液の過剰量を加え、強アルカリ性下で3
〜4時間加温還流し、次いで有機層を分取し、3%食塩
水で洗浄し、l・ルエンを減圧留去すると、透明な淡黄
色油状の標記の目的物21.8 gが得られる(収率約
84%)。
純度:993%(0,I N過塩素酸による電位差滴定
法) 元素分析’ CITH2SNO: 259.39として
CHN 理論値(%l  78.72 9.72 5.40実測
値(%)  78.09 9.84 5.32参考例 4′−ブロモー2−メチル−3−ピペリジノプロピオフ
ェノンエチレンケタールの製造=4′−プロモー2−メ
チル−6−ピペリジノプロピオフェノン489、P−)
ルエンスルホン酸26g、エチレングリコール919及
びトルエン400 mlの混合物を攪拌、還流下に10
時間反応する。反応終了後、室温まで冷却し、0゜5N
苛性ソーダ水溶液を加えて充分に洗浄し、次いで水で洗
浄し、芒硝脱水後トルエンを留去すると、標記の化合物
が得られる(収率約87%)。得られた化合物は未精製
のまま式■の化合物との反応に用いろことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Halはハロゲン原子、Xはマグネシウム原子又
    は直接結合、nは2〜5の数を示す)で表わされる化合
    物を、一般式 Hal−Y−C_2H_5(III) (式中Halはハロゲン原子、YはXがマグネシウム原
    子の場合は直接結合、Xが直接結合の場合はマグネシウ
    ム原子を示す)で表わされる化合物と反応させ、次いで
    加水分解することを特徴とする、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされるプロビオフェノン誘導体又はその酸付加塩
    の製法。
JP63242253A 1988-09-29 1988-09-29 プロピオフエノン誘導体の製法 Pending JPH0291064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6392311B2 (en) 1999-12-28 2002-05-21 Kokusan Denki Co., Ltd. Starter generator for internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6392311B2 (en) 1999-12-28 2002-05-21 Kokusan Denki Co., Ltd. Starter generator for internal combustion engine

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