JPS62230743A - 1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法 - Google Patents

1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法

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JPS62230743A
JPS62230743A JP61071335A JP7133586A JPS62230743A JP S62230743 A JPS62230743 A JP S62230743A JP 61071335 A JP61071335 A JP 61071335A JP 7133586 A JP7133586 A JP 7133586A JP S62230743 A JPS62230743 A JP S62230743A
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methylnaphthalene
cuprous
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alkali metal
metal alkoxide
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Atsushi Aranaka
新中 敦司
Yukio Narabe
幸夫 奈良部
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Eisai Chemical Co Ltd
Eisai Co Ltd
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Eisai Chemical Co Ltd
Eisai Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの新
規製造法に関する。更に詳しくは1本発明は、1−ハロ
ゲノ−2−メチルナフタレンを非プロトン溶媒中におい
て、54触媒の存在下にアルカリ金属アルコキシドと反
応させることからなる1−アルフキシー2−メチルナフ
タレンの製造法に関する。
本発明の目的物である1−アルコキシ−2−メチルナフ
タレンは医薬たとえばビタミンに類の中間体として、あ
るいは染料、写真感光剤等の合成原料として有用である
従来技術 l−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法として
、従来2−メチル−1−ナフトールを原料とする方法が
知られている。たとえば、ジエ・シー・マデ/l/ モ
ア (J 、 C、Madelmont)等は、2−メ
チル−1−ナフトールを、水−アセトン中でヨウ化メチ
ルと60°Cで12時間反応させて、1−メトキシ−2
−メチルナフタレンを収率70%で得ている〔ジャーナ
ル、オブ、ラベルド、コムパウンズ。
アンド、ラジオフr−マシューチカルズ(Journa
lof Labeled Compounds and
 Radiopharmaceuticals ) 。
14、 f2!、 281−91(1978))。しか
しながら、上記方法は、原料の2−メチル−1−ナフト
ールが空気。
熱に対し不安定であること、高価であることなどの欠点
を有し、更に目的物の収率も7叶6程度と必しも満足す
べきものではない。
本発明の記述 本発明者等は、従来法の欠点を除去し、操作が容易でか
つ好収率で経済的に1−アルコキシ−2−メチルナフタ
レンを製造する方法につき種々検討を行った結果、1−
ハロゲノ−2−メチルナフタレンとアルカリ金属アルコ
キシドを反応させることにより所期の目的が達成できる
ことを知り本発明を完成した。
従って1本発明は、1−ハロゲノ−2−メチルナフタレ
ンを原料とし、それを非プロトン性溶媒中において、銅
触媒の存在下にアルカリ金属アルコキシドと反応させる
1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法である
本発明の出発物質1−ハロゲノ−2−メチルナフタレン
は公知方法によって容易に得られる。たとえば、1−ブ
ロモ−2−メチルナフタレンは。
2−メチルナフタレンの溶液に、低温において臭素(B
rt )を滴下することにより容易に得られる。
本発明において使用される銅触媒としては、ヨウ化第一
銅、シュウ化第−清、塩化第一銅、塩化第二銅等のハロ
ゲン化銅、ならびに酸化第一銅等を示すことができる。
アルカリ金属アルコキシドの例としては、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド
、カリウムエトキシド等を示すことができる。アルカリ
金属アルコキシドは、そのもの自体(固体形)または。
適当な溶媒、好ましくはアルコール溶媒中の溶液の形の
いずれでも使用することができる。本発明で使用される
非プロトン溶媒の例としては、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ピリジン、コリジン等を示すこ
とができ、ジメチルホルムアミドが好ましい。反応は2
通常60〜150℃で進行するが、高収率を得るために
は85〜110℃が特に好ましい。
反応終了後、目的1−アルコキシ−2−メチルナフタレ
ンの分離精製は9通常の方法たとえば有機溶媒抽出、濃
縮、蒸留、クロマトグラフィ等により容易に行うことが
できる。
本発明によれば、簡易な操作で目的1−アルコキシ−2
−メチルナフタレンを9096もしくはそれ以上の高収
率で取得することができる。
以下の実施例で本発明を更に説明する。
実施例1 1−メトキシ−2−メチルナフタレンの製造r 滴下が斗、還流冷却器、温度計、および撹拌機を備えた
1を容四頚丸底フラスコに、1−ブロモ−2−メチルナ
フタL/ 7221.jg(1mol、  90’:’
6純度)、ヨウ化第一銅19.1. 、ジメチルホルム
アミド200 rILtを順に仕込んだ。得られた反応
混合物を加熱撹拌し、内温的856Cにおいて、ナトリ
ウムメチレート(28% メ9 / −ル溶液) 23
2.2g(1,2mol)を。
約1時間かけて滴下した。反応温度を95℃前後に保つ
ため、溶媒メタノールを流出させながら1反応混合物を
約2時間撹拌した。高速液体クロマトグラフィ(HPL
C)による原料1−ブロモ−2−メチルナフタレンの消
失をもって9反応完了とした。
反応液(40〜50℃)を減圧濾過して不溶物(NaB
r、  ヨウ化第一銅等)を除去し、Fi液をヘキサン
300TILLずつで3回抽出し、更に下層のジメチル
ホルムアミド層に水200 @lを加え、ヘキサン30
0WLtで抽出した。ヘキサン層を合せ、希塩酸300
11LL。
水300 mLずつで2回、ついで飽和食塩水300耐
で中性まで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
濃縮した。かくして、褐色油状残渣170.3 fjト
グラフィ(情無剤:ヘキサン/ジクロロメタン=10:
1)で精製して、標題化合物149p(収率97%;純
度98%)を無色油状物として得た。構造は。
NMR,IRおよびMSにより確認した。
実施例2 滴下p斗、還流冷却器、温度計、および撹拌機を備えた
200rILL容四頚丸底フラスコに、1−ブロモ−2
−メチルナフタL/ 711.1 g (0,05mo
l、 90%純度)、塩化第二銅0.7 y (0,0
05mol)、  ジメチルホルムアミド10IrLL
を順に仕込んだ。得られた反応混合物を加熱撹拌し、内
温80°Cにおいて、ナトリウムメチレー)(28%メ
タノール溶液) 11.6 y (0,06mol)を
30分間かかって滴下した。反応混合物を内温80〜1
00°Cに保つよう、メタノールを流出させながら、1
2時間加熱撹拌した。
ついで、実施例1と同様に分離操作を行\って褐色油状
残渣8.6gを得、さらにシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ(溶離剤:ヘキサン/ジクロロメタン−10:1
)により精製して、目的物1−メトキシ−2−メチルナ
フタレン7.5g(収率9796;純度97≦′b)を
得た。
実施例3 塩化第二銅の代りに塩化第一銅11.6 y (0,0
6mol)を使用し、加熱撹拌を5時間行ったことを除
いては、実施例2と同様に操作して、褐色油状残渣8.
4gを得、さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィに
より精製して、目的物1−メトキシ−2−メチルナフタ
レン7.3g(収率9596;純度979b)を得た。
実施例4 キキ)を、またジメチルホルムアミドの代りにピリジン
10m1を使用し、加熱撹拌を10時間行ったことを除
いては、実施例2と同様に反応および分離操作を行って
褐色油状残渣8.5gを得、さらにシリカゲルカラムク
ロマトグラフィにより精製して。
目的物1−メトキシ−2−メチルナフタレン7.3g(
収率95%;純度98%)を得た。
実施例5 塩化第二銅の代りに酸化第一銅0−73 g (0,0
05monを使用したことを除いては、実施例2と同様
に反応および分離操作を行って褐色油状残渣8.3gを
得。
さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィにより精製し
て、目的物1−メトキシ−2−メチルナフタレン7.0
g(収率91ん;純度97%)を得た。
実施例6 滴下枦斗、還流冷却器、温度計および撹拌器を備えた2
00 mL容丸底フラスコ中で、エタノール40rnL
に金属ナトリウム小片1.4 g C0,06mol)
を加え。
撹拌した。金属す) IJウムがエタノールに完全に溶
解した後、ヨウ化第一銅0.95 y (0,005m
ol)およびジメチルホルムアミド10m1を加えた。
得られた909t)純度)を約30分間かか−、て滴下
した。反応混合物を、内温80〜100℃に保つよう、
エタノールを流出させながら、12時間撹拌した。
ついで9反応液を減圧濾過して不溶物を除去し。
p液をヘキサン100mjずつで2回抽出し、更に下層
(ジメチルホルムアミド層)に水100mLを加え。
ヘキサン100 rtrLで抽出した。ヘキサン抽出液
を合せ、希塩酸100 aL 、水100諷りずつで2
回、ついで飽和食塩水100耐で中性まで洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、濃縮して、褐色油状残渣
9.3gを得た。このものをシリカゲルカラムクロマト
グラフィ(溶離剤:へキサン/ジクロロメタン=10:
1)により精製して、目的物1−4)キシ−2−メチル
ナフタレン7.9g(収率94%、純度9696)を無
色の粘稠な油状物の形で得た。このものは。
放置により固化した。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1−ハロゲノ−2−メチルナフタレンを、非プロ
    トン性溶媒中において、銅触媒の存在下にアルカリ金属
    アルコキシドと反応させることを特徴とする、1−アル
    コキシ−2−メチルナフタレンの製造法。
  2. (2)1−ハロゲノ−2−メチルナフタレンが、1−ブ
    ロモ−2−メチルナフタレンである特許請求の範囲第1
    項に従う方法。
  3. (3)アルカリ金属アルコキシドが、ナトリウムメトキ
    シドまたはナトリウムエトキシドである、特許請求の範
    囲第1項に従う方法。
  4. (4)銅触媒が、ヨウ化第一銅、シュウ化第一銅、塩化
    第一銅、塩化第二銅および酸化第一銅から選択される、
    特許請求の範囲第1項に従う方法。
  5. (5)非プロトン性溶媒が、ジメチルホルムアミド、ジ
    メチルスルホキシド、ピリジンおよびコリジンから選択
    される、特許請求の範囲第1項に従う方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5476568B2 (ja) * 2008-01-16 2014-04-23 カーリットホールディングス株式会社 チオフェン誘導体の製造方法
CN114315527A (zh) * 2021-12-29 2022-04-12 苏州博研医药科技有限公司 一种间苯二酚的制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106029A (ja) * 1985-11-02 1987-05-16 Tokuyama Soda Co Ltd エ−テル化合物の製造方法

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