JPH06306005A - エーテル系化合物及びその製法 - Google Patents
エーテル系化合物及びその製法Info
- Publication number
- JPH06306005A JPH06306005A JP5119288A JP11928893A JPH06306005A JP H06306005 A JPH06306005 A JP H06306005A JP 5119288 A JP5119288 A JP 5119288A JP 11928893 A JP11928893 A JP 11928893A JP H06306005 A JPH06306005 A JP H06306005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- group
- solvent
- compound represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高い殺虫活性を有するヒドラジン系誘導体の製
造に必要な中間体及びその製法を提供する。 【構成】2−t−ブチル−5−メチルフェノールのアル
カリ金属塩をトルエンとジメチルホルムアミドの混合溶
媒中反応させ2−t−ブチル−5−メチルフェニルプロ
パルギルエーテルを製造する。
造に必要な中間体及びその製法を提供する。 【構成】2−t−ブチル−5−メチルフェノールのアル
カリ金属塩をトルエンとジメチルホルムアミドの混合溶
媒中反応させ2−t−ブチル−5−メチルフェニルプロ
パルギルエーテルを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規エーテル系化合物お
よびその製法に関する。該エーテル系化合物は生理活性
物質、特に農薬の中間体として有用である。
よびその製法に関する。該エーテル系化合物は生理活性
物質、特に農薬の中間体として有用である。
【0002】
【従来の技術】本発明のエーテル系化合物は新規であっ
て、その製法およびそれが農薬の中間体として有用であ
ることも知られていない。
て、その製法およびそれが農薬の中間体として有用であ
ることも知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、農薬のう
ち高い殺虫活性を有するヒドラジン系誘導体を探索すべ
く、その原料となる多数の中間体の合成を試みた。
ち高い殺虫活性を有するヒドラジン系誘導体を探索すべ
く、その原料となる多数の中間体の合成を試みた。
【0004】
【課題を解決するための手段】その結果、特定のエーテ
ル系化合物が高い殺虫活性を有するヒドラジン系誘導体
の中間体として極めて優れたものであることを見い出し
た。すなわち本発明は式
ル系化合物が高い殺虫活性を有するヒドラジン系誘導体
の中間体として極めて優れたものであることを見い出し
た。すなわち本発明は式
【0005】
【化6】
【0006】(式中R1 はC1 〜C2 のアルキル基又は
ハロゲン原子を、R2 はC4 〜C6 の第3級アルキル基
又はハロゲン原子を、R3 はC3 〜C5 のアルケニル、
アルキニル、ハロアルキル又はヒドロキシアルキル基を
示す)で示されるエーテル化合物およびその製法に関す
る。
ハロゲン原子を、R2 はC4 〜C6 の第3級アルキル基
又はハロゲン原子を、R3 はC3 〜C5 のアルケニル、
アルキニル、ハロアルキル又はヒドロキシアルキル基を
示す)で示されるエーテル化合物およびその製法に関す
る。
【0007】以下本発明を詳細に説明する。式(1)の
化合物は以下のようにして製造することができる。すな
わち式
化合物は以下のようにして製造することができる。すな
わち式
【0008】
【化7】
【0009】(式中R1 、R2 は前記と同じものを意味
し、Mはアルカリ金属原子を示す)で示される化合物と
を有機溶媒中式 R3 −X (式中R3 は前記と同じものを意味し、Xは塩素、臭
素、ヨウ素原子又は−OSO2 R′(R′は低級アルキ
ル基又は低級アルキル基で置換されていてもよいフェニ
ル基を示す)を示す)で示される化合物を反応させるこ
とによって製造することができる。
し、Mはアルカリ金属原子を示す)で示される化合物と
を有機溶媒中式 R3 −X (式中R3 は前記と同じものを意味し、Xは塩素、臭
素、ヨウ素原子又は−OSO2 R′(R′は低級アルキ
ル基又は低級アルキル基で置換されていてもよいフェニ
ル基を示す)を示す)で示される化合物を反応させるこ
とによって製造することができる。
【0010】上記反応で用いる有機溶媒としては例えば
ベンゼン、トルエン、キシレン、オルソクロロベンゼン
などの芳香族系溶媒又はジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロト
ン系極性溶媒が挙げられ、好ましくは、前記芳香族系溶
媒1重量部に対し前記の非プロトン性極性溶媒を0.1
〜0.5重量部混合したものを用いると目的物の収率、
純度向上のために望ましい。
ベンゼン、トルエン、キシレン、オルソクロロベンゼン
などの芳香族系溶媒又はジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロト
ン系極性溶媒が挙げられ、好ましくは、前記芳香族系溶
媒1重量部に対し前記の非プロトン性極性溶媒を0.1
〜0.5重量部混合したものを用いると目的物の収率、
純度向上のために望ましい。
【0011】反応温度は通常0〜50℃であり、好まし
くは10〜25℃である。式(3)の化合物は式(2)
の化合物1モルに対し1〜1.2モル用いるのが好まし
い。なお、本反応を行う際には、式(2)においてMが
水素原子の化合物(フェノール誘導体)を上記の芳香族
系溶媒に溶解し、好ましくはスルホランなどの増塩剤を
添加し、該フェノール誘導体1モルに対し好ましくは
1.0〜1.3モルのNaOH、KOHなどのアルカリ
金属の水酸化物を加え、好ましくは100〜120℃に
加熱しながら脱水し、式(2)の化合物(フェノール誘
導体のアルカリ金属塩)とした後、本反応を行うことも
できる。
くは10〜25℃である。式(3)の化合物は式(2)
の化合物1モルに対し1〜1.2モル用いるのが好まし
い。なお、本反応を行う際には、式(2)においてMが
水素原子の化合物(フェノール誘導体)を上記の芳香族
系溶媒に溶解し、好ましくはスルホランなどの増塩剤を
添加し、該フェノール誘導体1モルに対し好ましくは
1.0〜1.3モルのNaOH、KOHなどのアルカリ
金属の水酸化物を加え、好ましくは100〜120℃に
加熱しながら脱水し、式(2)の化合物(フェノール誘
導体のアルカリ金属塩)とした後、本反応を行うことも
できる。
【0012】また式(1)の化合物は以下のようにして
も製造することができる。すなわち式
も製造することができる。すなわち式
【化8】 (式中R1 、R2 は前記と同じものを示す)で示される
化合物を(1)有機溶媒中、又は(2)有機溶媒と水と
の二相系溶媒中相間移動触媒の存在下、式 R3 − X (3) (式中R3 は前記と同じものを示す)で示される化合物
とアルカリの存在下反応させることによっても製造する
ことができる。上記で用いる有機溶媒としては、(1)
の場合ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドな
どの非プロトン系極性溶媒またはアセトン、メチルエチ
ルケトンなどのケトン類であり、好ましくはジメチルホ
ルムアミドである。また(2)の場合、トルエン、キシ
レンなどの芳香族系溶媒またはジクロロメタン、クロロ
ホルムなどの塩素系有機溶媒であり、好ましくはトルエ
ンである。またアルカリとしてはNaOH、KOHなど
のアルカリ金属水酸化物、Na2CO3 、K2 CO3 な
どのアルカリ金属炭酸塩、NaHなどのアルカリ金属水
素化物であり、好ましくはK2 CO3 である。相間移動
触媒としては、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマ
イドなどの四級アンモニウム塩である。本発明の方法で
得られる式(1)におけるR1 としては例えばメチル、
エチル基、塩素、臭素又はヨウ素原子が挙げられ、R2
としては例えばtert−ブチル、1,1,2−トリメ
チルプロピル又は1,1−ジメチルプロピル基、塩素、
臭素またはヨウ素原子などが挙げられ、R3 としては例
えばアリル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、3,
3−ジメチル−2−プロペニル、プロパルギル、2−ブ
チニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、3−クロ
ロプロピル、3−ブロモプロピル、3−クロロ−3−メ
チル−n−ブチル、3−ブロモ−3−メチル−n−ブチ
ル、3−ヒドロキシプロピル又は3−メチル−3−ヒド
ロキシブチル基などが挙げられる。又式(3)における
Xとしては塩素、臭素、ヨウ素原子、−OSO2 C
H3 、−OSO2 C2 H5 又は−OSO2 C6 H4 −C
H3 基などが挙げられ、また式(2)におけるMとして
はLi、Na又はK原子が挙げられる。本発明の式
(1)で示される化合物の例としては、2−t−ブチル
−5−メチルフェニルプロパルギルエーテルが挙げら
れ、この化合物は次いで式
化合物を(1)有機溶媒中、又は(2)有機溶媒と水と
の二相系溶媒中相間移動触媒の存在下、式 R3 − X (3) (式中R3 は前記と同じものを示す)で示される化合物
とアルカリの存在下反応させることによっても製造する
ことができる。上記で用いる有機溶媒としては、(1)
の場合ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドな
どの非プロトン系極性溶媒またはアセトン、メチルエチ
ルケトンなどのケトン類であり、好ましくはジメチルホ
ルムアミドである。また(2)の場合、トルエン、キシ
レンなどの芳香族系溶媒またはジクロロメタン、クロロ
ホルムなどの塩素系有機溶媒であり、好ましくはトルエ
ンである。またアルカリとしてはNaOH、KOHなど
のアルカリ金属水酸化物、Na2CO3 、K2 CO3 な
どのアルカリ金属炭酸塩、NaHなどのアルカリ金属水
素化物であり、好ましくはK2 CO3 である。相間移動
触媒としては、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマ
イドなどの四級アンモニウム塩である。本発明の方法で
得られる式(1)におけるR1 としては例えばメチル、
エチル基、塩素、臭素又はヨウ素原子が挙げられ、R2
としては例えばtert−ブチル、1,1,2−トリメ
チルプロピル又は1,1−ジメチルプロピル基、塩素、
臭素またはヨウ素原子などが挙げられ、R3 としては例
えばアリル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、3,
3−ジメチル−2−プロペニル、プロパルギル、2−ブ
チニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、3−クロ
ロプロピル、3−ブロモプロピル、3−クロロ−3−メ
チル−n−ブチル、3−ブロモ−3−メチル−n−ブチ
ル、3−ヒドロキシプロピル又は3−メチル−3−ヒド
ロキシブチル基などが挙げられる。又式(3)における
Xとしては塩素、臭素、ヨウ素原子、−OSO2 C
H3 、−OSO2 C2 H5 又は−OSO2 C6 H4 −C
H3 基などが挙げられ、また式(2)におけるMとして
はLi、Na又はK原子が挙げられる。本発明の式
(1)で示される化合物の例としては、2−t−ブチル
−5−メチルフェニルプロパルギルエーテルが挙げら
れ、この化合物は次いで式
【0013】
【化9】 で示される化合物に変換され、式(5)の化合物は高い
殺虫活性を有するヒドラシン系化合物の製造に用いるこ
とができる。
殺虫活性を有するヒドラシン系化合物の製造に用いるこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、高い殺虫活性を有するヒ
ドラジン誘導体の原料とする中間体が高純度で製造でき
るようになった。
ドラジン誘導体の原料とする中間体が高純度で製造でき
るようになった。
【0015】
【実施例】以下に実施例により本発明を説明する。 実施例1 2−t−ブチル−5−メチルフェニルプロパルギルエー
テルの製造:2−t−ブチル−5−メチルフェノール
(300g、1.83mol)をトルエン1.5lに溶
解し、増塩剤としてスルホラン18.3ml加えた。反
応液を約100℃まで加熱し、水酸化カリウム(95
%,130g、2.2mol)をはげしく還流させなが
ら10回に分けて加えた。理論量の脱水が完了したの
ち、反応液を25℃まで冷却し、N,N−ジメチルホル
ムアミド360l加えた。さらに温度を25℃に保った
まま、プロパルギルブロマイド(146ml、1.9m
ol)をゆっくり滴下し、そのまま30分間攪拌し反応
を終了した。反応液にトルエン500mlを加え、分液
ロートに移し、水及びブラインで洗浄後、トルエン層を
芒硝乾燥した。ろ過及び溶媒留去を経て目的物(367
g、GC純度94%)を褐色オイルとして得た。1 H-NMR (90MHz, CDCl3) δ(ppm) :1.00(S. 9H), 2.35(S,3H) 2.55(t, J=2.4Hz, 1H) 4.76(d, J=2.4Hz, 2H) 6.75(d, J=8.0Hz, 1H) 6.88(S, 1H) 7.22(d, J=8.0Hz, 1H)
テルの製造:2−t−ブチル−5−メチルフェノール
(300g、1.83mol)をトルエン1.5lに溶
解し、増塩剤としてスルホラン18.3ml加えた。反
応液を約100℃まで加熱し、水酸化カリウム(95
%,130g、2.2mol)をはげしく還流させなが
ら10回に分けて加えた。理論量の脱水が完了したの
ち、反応液を25℃まで冷却し、N,N−ジメチルホル
ムアミド360l加えた。さらに温度を25℃に保った
まま、プロパルギルブロマイド(146ml、1.9m
ol)をゆっくり滴下し、そのまま30分間攪拌し反応
を終了した。反応液にトルエン500mlを加え、分液
ロートに移し、水及びブラインで洗浄後、トルエン層を
芒硝乾燥した。ろ過及び溶媒留去を経て目的物(367
g、GC純度94%)を褐色オイルとして得た。1 H-NMR (90MHz, CDCl3) δ(ppm) :1.00(S. 9H), 2.35(S,3H) 2.55(t, J=2.4Hz, 1H) 4.76(d, J=2.4Hz, 2H) 6.75(d, J=8.0Hz, 1H) 6.88(S, 1H) 7.22(d, J=8.0Hz, 1H)
【0016】実施例2 2−t−ブチル−5−メチルフェノール(200g、
1.22mol)をN,N−ジメチルホルムアミド1l
に溶解し、プロパルギルブロマイド(183ml、2.
4mol)および炭酸カリウム(336g、2.4mo
l)を加えて90℃にて5時間攪拌した。反応液を氷水
中に注加し、酢酸エチル1.5lにて抽出、充分水およ
びブラインで洗浄後、有機層を芒硝乾燥した。ろ過およ
び溶媒留去を経て目的物(264g、GC純度90%)
を褐色オイルとして得た。
1.22mol)をN,N−ジメチルホルムアミド1l
に溶解し、プロパルギルブロマイド(183ml、2.
4mol)および炭酸カリウム(336g、2.4mo
l)を加えて90℃にて5時間攪拌した。反応液を氷水
中に注加し、酢酸エチル1.5lにて抽出、充分水およ
びブラインで洗浄後、有機層を芒硝乾燥した。ろ過およ
び溶媒留去を経て目的物(264g、GC純度90%)
を褐色オイルとして得た。
【0017】実施例3 2−t−ブチル−5−メチルフェノール(100g、
0.61mol)をトルエン600mlに溶解し、10
%水酸化ナトリウム水溶液600ml及び、触媒量のテ
トラ−n−ブチルアンモニウムブロマイドを加えた。こ
れにプロパルギルブロマイド(55ml、0.73mo
l)を滴下し、70℃にて10時間攪拌した。反応液を
分液ロートに移し、有機層を水およびブラインで洗浄
後、有機層を芒硝乾燥した。ろ過および溶媒留去を経
て、目的物(130g、GC純度75%)を褐色オイル
として得た。これはシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(留出液:ヘキサン)にて精製しGC純度96%のも
のを95g得た。
0.61mol)をトルエン600mlに溶解し、10
%水酸化ナトリウム水溶液600ml及び、触媒量のテ
トラ−n−ブチルアンモニウムブロマイドを加えた。こ
れにプロパルギルブロマイド(55ml、0.73mo
l)を滴下し、70℃にて10時間攪拌した。反応液を
分液ロートに移し、有機層を水およびブラインで洗浄
後、有機層を芒硝乾燥した。ろ過および溶媒留去を経
て、目的物(130g、GC純度75%)を褐色オイル
として得た。これはシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(留出液:ヘキサン)にて精製しGC純度96%のも
のを95g得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 43/23 E 7419−4H // B01J 31/02 102 C07B 61/00 300
Claims (8)
- 【請求項1】式 【化1】 (式中R1 はC1 〜C2 のアルキル基又はハロゲン原子
を、R2 はC4 〜C6 の第3級アルキル基又はハロゲン
原子を、R3 はC3 〜C5 のアルケニル、アルキニル、
ハロアルキル又はヒドロキシアルキル基を示す)で示さ
れるエーテル系化合物。 - 【請求項2】R1 がメチル基であり、R2 がt−ブチル
基であり、R3 がプロパルギル基である請求項1に記載
の化合物。 - 【請求項3】式 【化2】 (式中R1 、R2 は請求項1に記載のものを示し、Mは
アルカリ金属原子を示す)で示される化合物を有機溶媒
中式 R3 − X (3) (式中R3 は請求項1に記載のものを示し、Xはハロゲ
ン原子又は−OSO2 R′(R′は低級アルキル基又は
低級アルキル基で置換されていてもよいフェニル基を示
す)を示す)で示される化合物と反応させることを特徴
とする式 【化3】 (式中R1 、R2 およびR3 は請求項1に記載のものを
示す)で示されるエーテル系化合物の製法。 - 【請求項4】R1 がメチル基であり、R2 がt−ブチル
基であり、R3 がプロパルギル基であり、MがLi、K
又はNa原子である請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】有機溶媒が芳香族系溶媒、非プロトン性極
性溶媒又はその混合溶媒である請求項3又は4に記載の
方法。 - 【請求項6】有機溶媒がトルエンであり、非プロトン性
極性溶媒がジメチルホルムアミドである請求項5に記載
の方法。 - 【請求項7】式 【化4】 (式中R1 、R2 は請求項1に記載のものを示す)で示
される化合物を(1)有機溶媒中、又は(2)有機溶媒
と水との二相系溶媒中相間移動触媒の存在下、式 R3 − X (3) (式中R3 は請求項1に記載のものを示し、Xは請求項
3に記載のものを示す)で示される化合物と、アルカリ
の存在下反応させることを特徴とする式 【化5】 (式中R1 、R2 およびR3 は請求項1に記載のものを
示す)で示されるエーテル系化合物の製法。 - 【請求項8】R1 がメチル基であり、R2 がt−ブチル
基であり、R3 がプロパルギル基である請求項7に記載
の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119288A JPH06306005A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | エーテル系化合物及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119288A JPH06306005A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | エーテル系化合物及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06306005A true JPH06306005A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14757696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5119288A Pending JPH06306005A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | エーテル系化合物及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06306005A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100457744C (zh) * | 2002-05-04 | 2009-02-04 | 财团法人首尔大学校产学协力财团 | 噻唑衍生物的制备方法和用于制备噻唑衍生物的中间体化合物 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP5119288A patent/JPH06306005A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100457744C (zh) * | 2002-05-04 | 2009-02-04 | 财团法人首尔大学校产学协力财团 | 噻唑衍生物的制备方法和用于制备噻唑衍生物的中间体化合物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2855097B2 (ja) | 4−ヒドロキシフェニルベンゾエート誘導体の製造方法 | |
GB2045760A (en) | Process for the preparation of 2,5- bis(2,2,2-trifluoroethoxy)-N-(2-piperidylmethyl) benzamide (flecainide) | |
JP3357127B2 (ja) | 殺虫性n′−置換−n,n′−ジアシルヒドラジン | |
JP2759097B2 (ja) | シクロプロパン誘導体 | |
DK154079B (da) | Fremgangsmaade til fremstilling af 4-halogen-2h-pyran-3(6h)-on-forbindelser | |
JPH06306005A (ja) | エーテル系化合物及びその製法 | |
US4408063A (en) | Preparation of epihalohydrin enantiomers | |
JPS629098B2 (ja) | ||
JPH0770037A (ja) | シアノアシルシクロプロパン化合物の製造方法とそれに用いる2−シアノアシル−4−ブタノリド化合物 | |
JPH0136818B2 (ja) | ||
JP3431218B2 (ja) | クロマンカルボン酸誘導体の製法 | |
JPH06247918A (ja) | フェニルベンズアミド誘導体の製造方法 | |
JPS6241510B2 (ja) | ||
JP4750286B2 (ja) | 反応活性な基を有する新規なビフェニル化合物の製造方法 | |
JPS62230743A (ja) | 1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法 | |
DE69112297T2 (de) | Verfahren zur herstellung eines isoxazolderivats. | |
JP2939650B2 (ja) | 新規糖誘導体 | |
JPH01168664A (ja) | シクロヘキセノン誘導体およびその製造法 | |
JPH0768194B2 (ja) | 5−(1−ブチン−3−イル)オキシ−4−クロロ−2−フルオロアセトアニリドおよびその製造法 | |
JPH07247267A (ja) | フェニルエーテル類の製造方法 | |
JP2784920B2 (ja) | 1,3−シクロヘキサンジオン誘導体 | |
JPH0334951A (ja) | アルコール誘導体の製造法および分離取得方法 | |
JP2548707B2 (ja) | ステロイド化合物の製造法 | |
JPH1087635A (ja) | 4,6−ビス(ジフルオロメトキシ)ピリミジン誘導体の製造方法 | |
KR20070085384A (ko) | 3-[5'-(3,4-비스-히드록시메틸-벤질옥시)-2'-에틸-2-프로필-바이페닐-4-일]-펜탄-3-올의 신규 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |