JPS6232961A - ゲル状芳香剤組成物 - Google Patents

ゲル状芳香剤組成物

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JPS6232961A
JPS6232961A JP60172055A JP17205585A JPS6232961A JP S6232961 A JPS6232961 A JP S6232961A JP 60172055 A JP60172055 A JP 60172055A JP 17205585 A JP17205585 A JP 17205585A JP S6232961 A JPS6232961 A JP S6232961A
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JP
Japan
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weight
gel
fragrance
alcohol
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP60172055A
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English (en)
Inventor
康 郁姫
伊藤 仙次郎
貞夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI KORYO KK
KOBAYASHI PERFUMERY CO
Original Assignee
KOBAYASHI KORYO KK
KOBAYASHI PERFUMERY CO
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はゲル状芳香剤組成物、更に詳しくは芳香族一価
アルコール及びイソプロピルアルコールを溶剤として含
みステアリン酸ソーダを同化剤とするゲル状芳香剤組成
物に関する。
く従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〉 従来、ステアリン酸ソーダを同化剤とするゲル状芳香剤
組成物は、特公昭57−16818号公報、特開昭5り
−75493号公報等により公知であるが、特に芳香族
一価アルコールを溶剤として利用する提案として特開昭
60−85756号公報が知られている。しかしながら
、この提案によって1qられた固型芳香剤は高温におけ
る形状安定性に乏しく激しい温度上背が起こる場合、た
とえば、車内での使用、夏場の貯蔵、運搬中等にゲルの
一部が溶解したりだれを生じやすい欠点がある。更に、
この提案によれば、芳香族一価アルコールの使用量が、
炭化水素化合物、芳香族一価アルコール、ステアリン酸
ナトリウム同化剤及び水の合計重量に基いて約10〜約
90重間%と多聞であるが、芳香族一価アルコールは、
揮発後の残留成分として残るため、残査量か多く使用終
了点が判りにくいばかりでなく]スト土性の原因になる
という問題点がある。しかし、芳香族一価アルコールの
使用量を1〜10重量%に減損すると、わずかの温度降
下により同化が始まるため製造の作業↑4が悪くなり満
足なゲル状芳香剤組成物が得られなかった。
〈発明の目的〉 本発明は、従来技術の欠点のないゲル状芳香剤組成物、
即ち高温における形状安定性が高く、揮発後の残査量の
少ない使用終了点の明瞭な、経済的で商品価値の高いゲ
ル状芳香剤組成物を提供することを目的とする。更に、
製造の作業性が良好であり、工業的にも極めて容易にか
つ安価に製造することができる安定なゲル状芳香剤組成
物を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉 本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意研究の結果
、芳香族一価アルコールを大巾に減量しイソプロピルア
ルコールを併用することによって、従来技術の問題点が
解決されることを児出し本発明を完成した。
即ち、高温安定性を低下させることなくゲル化速度を適
度に遅らゼることに成功し、わずかの温度降下では同化
が始まらないため′#A造の作業性が良好で耐熱性に優
れるという相反する二つの特性を共有するゲル状芳香剤
組成物を得るに至った。
本発明は、揮発性テルペン炭化水素及び/またはイソパ
ラフィン系炭化水素50〜95重量%、ステアリン酸ソ
ーダ2〜15重量%、芳香族一価アル]−ル1〜10重
量%、イソプロピルアル−ル1〜10重量%、水0.1
〜5重量%及び香料0.3〜35重量%を必須成分とし
て含有することを特徴とするゲル状芳香剤組成物を提供
するものである。
本発明の組成物において用いられる芳香族一価アルコー
ルは1〜10重量%、イソプロピルアルコールは1〜1
0重量%の範囲で使用する。イソプロピルアルコールを
全く含まない系においては、芳香族一価アルコールの使
用量の減少に従って、得られたゲル状芳香剤組成物の高
温における形状安定性は増大するが、逆に製造の作業性
は悪化する。即ち、ステアリン酸ソーダ溶解液をゲル化
させる際、温度下降に伴うゲル化速度が非常に大きくな
るため、多量に製造する場合番こは、容器に充てんする
時のロス及びパイプやノズルのつまる原因になり実用性
に乏しい。本発明に用いる芳香族一価アルコールとして
は、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、
フェニルプロピルアルコール、フェノキシエチルアルコ
ール、シンナミックアルコール、アニスアルコール、α
−アミルシンナミックアルコール、ジメチルベンジルカ
ルビノール チルフェニルカルビノール、フェニルエチルジメチルカ
ルビノール ノール ールとして特にフェニルエチルアルコール、フェノキシ
エチルアルコールが好ましい。フェニルエチルアルコー
ルは弱いローズ様香気を有するので主にフローラル系香
料を使用する場合に適し、フェノキシエチルアルコール
はほとんど無臭であるため芳香に影響を与えることなく
使用することができる。イソプロピルアルコールは1重
量%未満では目的とする効采が得られず、10重量%以
上では芳香成分の揮発速度が大きくなり過ぎるため好ま
しくない。
ステアリン酸ソーダは2〜15重量%、好ましくは5〜
10重最%の範囲で使用する。2重量%未満ではゲルの
強度が不十分になり、15重量%を越えると溶解しなく
なる。
揮発性テルペン炭化水素及び/またはイソパラフィン系
炭化水素は50〜95重量%の範囲で使用する。本発明
に用いる揮発性テルペン炭化水素としては、d−リモネ
ン、α−ピネン、β−ピネンならびにこれらの化合物の
一種以上を主成分とする天然精油、たとえば、レモン油
、オレンジ油、テレピン油が挙げられる。イソパラフィ
ン系炭化水素としては、主留分の沸点が150〜270
℃のもの、たとえば、IPソルベント1620.202
8(出光石油化学社製)を使用する。揮発性テルペン炭
化水素とイソパラフィン系炭化水素は単独でも両者混合
しても使用できる。
− 〇 − 水は0.1〜5重量%好ましくは1〜3重量%の範囲で
使用する。0.1重量%未満ではステアリン酸ソーダか
溶解しなくなり、5重量%を超えると得られたゲル状芳
香剤組成物の耐熱性が悪くなる。
香料は0.3〜35重量%の範囲で使用する。
香料か0.3重量%未満では芳香効果が弱り35重量%
を超えるとコストが高くなり香料の種類によってはゲル
の形成が不良になる恐れがある。香料としては、天然、
合成および調合香料より自由に選択することができる。
たとえば、レモン系、オレンジ系等の柑橘系香料をはじ
めパイン系、ローズ系、ムゲット系、ジャスミン系、ア
カシア系、ヒヤシンス系などの香料が挙げられる。調合
香料の処方例としては以下のようなものが挙げられる。
レモン系調合香料 レモン27504(小林香料株式会社製)レモンベース
        70.0重量部オレンジ油     
    20.0α−ピネン           5
.0ゲラニオール         2.0シトロネロ
ール        1.09J−リルアセテート  
    1.0シトラール          0.5
ゲラニルアセテート      0.5100.0重量
部 パイン系調合香料 パインオイル3131 (小林香利株式会社製)パイン
ベース        48.0重量部ヒノキオイル 
       25.0パインニードル抽      
18.0ユーカリ油          7.0シブレ
ス油          2.0100.0重量部 ローズ系調合香料 ローズ35575 (小林香利株式会社製)ローズベー
ス        50.0重量部フェニルエチルアル
コール  30.0シトロネロール        3
.0ゲラニオール         5.0テルピネオ
ール        5.0リナ目−ル       
   3.0フエニルエチルフtルメート  2.0ゼ
ラニウム油         2.0100.0重量部 ムゲット系調合香料 ムゲット565(小林香料株式会社製)ムゲットベース
       40.0重量部フェニル■デルアルコー
ル  20.0リナロール         10.0
テルピネオール       10.0へキシルシンナ
ミックアルデヒド 10.0 シトロネロール        3.0ベンジルアセテ
ート      7.0100.0重量部 本発明のゲル状芳香剤組成物は、前述した範囲の各成分
を約80’Cに加熱溶解後、放冷または急冷固化するこ
とにより調製する。香料は溶解液が65〜70℃まで冷
却した後添加混合することが望ましい。更に必要に応じ
て酸化防止剤、色素、防腐殺菌剤等を添加することがで
きる。
〈実施例〉 次に本発明をより詳細に説明するために実施例を記載す
るが、本発明は下記の実施例によって何ら制限を受ける
ものではない。
実施例1 ステアリン酸ソーダ8g、フェノキシエチルアルコール
7g、イソプロピルアルコール3g、リモネン73gお
よび水2gを300mのガラス容器に入れ混合し、約8
0℃で攪拌溶解した。この溶解液を65〜70℃まで冷
却した後、上述のレモン27504 (小林香料株式会
社製)7gを加えて均一に混合し、適当な大きさの容器
に流し込み室温まで冷却させることによりゲル状芳香剤
組成物を得た。
実施例2〜4 表1に示す配合により、実施例1と同様にしてゲル状芳
香剤組成物を得た。
表1 注1、出光石油化学社製 注2〜4、小林香利株式会社製  11 一 実施例1〜4のゲル状芳香剤組成物を、70’Cの温度
条件下に20時間放置したか、いずれも変形、分頗1お
よびゲルの溶解がなく放置前と同様に固いゲルの状態を
保っていた。
更に、これらのゲル状芳香剤組成物を、20’Cの室内
に50日間放首して芳香持続性を調べたところ、香調の
変化がなく調製直後とほぼ同じ強さの芳香が保たれてい
た。
次に、残査重量%を経時的に測定した結果を表2に示す
比較例1.2 表3に示す配合により、実施例1と同様にして)qられ
たグル状芳香剤組成物について性質を調べ、その結果を
表4に示した。
表3 〈発明の効果〉 本発明によれば、70℃の高温においても安定であり、
適度の揮発速度をもち、揮発後の残査量の少ない、芳香
の強さと持続性に優れたゲル状芳香剤組成物が得られる
。また、このような本発明にかかるゲル状芳香剤組成物
は、■業的にも容易にかつ安価に製造することができる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)揮発性テルペン炭化水素及び/またはイソパラフ
    ィン系炭化水素50〜95重量%、ステアリン酸ソーダ
    2〜15重量%、芳香族一価アルコール1〜10重量%
    、イソプロピルアルコール1〜10重量%、水0.1〜
    5重量%及び香料0.3〜35重量%を必須成分として
    含有することを特徴とするゲル状芳香剤組成物。
  2. (2)芳香族一価アルコールが、フェノキシエチルアル
    コール及び/またはフェニルエチルアルコールである特
    許請求の範囲第1項記載のゲル状芳香剤組成物。
JP60172055A 1985-08-05 1985-08-05 ゲル状芳香剤組成物 Pending JPS6232961A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0482559A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Daiwabo Create Kk 消臭剤
JPH04121912U (ja) * 1991-04-10 1992-10-30 王子製紙株式会社 ベルトコンベヤーのスリツプ防止装置
JP2019108293A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 株式会社ネオネクリエーション 香水組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0482559A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Daiwabo Create Kk 消臭剤
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