JPS60179064A - ゲル状芳香剤組成物 - Google Patents

ゲル状芳香剤組成物

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JPS60179064A
JPS60179064A JP59033854A JP3385484A JPS60179064A JP S60179064 A JPS60179064 A JP S60179064A JP 59033854 A JP59033854 A JP 59033854A JP 3385484 A JP3385484 A JP 3385484A JP S60179064 A JPS60179064 A JP S60179064A
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water
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康雄 谷口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゲル状芳香剤組成物に関する。
更に詳細には、本発明はゲル状剤としてベヘニン酸ソー
ダを含有するゲル化芳香剤組成物、更に詳細にはベヘニ
ン酸ソーダゲル化剤の他に揮発性テルペン炭化水素及び
/又はイソパラフィン系炭化水素を溶剤として含有する
ゲル状芳香剤組成物に関する。
従来、ゲル状芳香剤化合物中で溶剤として使用される揮
発性テルペン炭化水素及び/又はインパラフィン系炭化
水素溶剤のゲル化にはステアリン酸ソーダが使用されて
いた(例えば特公昭57−1、6818号、同57−5
0502号及び特開昭55−75493号)。しかし、
ゲル化剤としてステアリン酸ソーダを使用すると、得ら
れるゲル状芳香剤製品は周辺の水と作用して溶解すると
いう欠点があった。例えば、ステアリン酸ソーダを含有
するゲル状芳香剤を水中に投入するとゲル表面が白濁し
、そのままの状態で長時間放置すると分離して溶解して
しまった。この原因は芳香剤成分であるテスアリン酸ソ
ーダが水浴性であるため、外部からの水の添加によって
徐々に溶解することによる。
かかる欠点を克服すべく、本発明者は鋭意研究を重ねた
結果、ゲル化剤としてのベヘニン酸ソーダを使用すれば
、上記欠点が解消することを発明した。
本発明によれば、ベヘニン酸ソーダ2〜15重量%、揮
発性テルペン炭化水素及び/又はイソパラフィン系炭化
水素40重量%以上、グリコール類及び/又はグリコー
ルモノエーテル類及び/又はエチルアルコール1〜30
重量%、水0.3〜10重量%、並びに香料0.1〜4
0重量%を含有することを特徴とするゲル状芳香剤組成
物が提供される。
本発明においては、従来、ゲル化剤として使用されてい
たステアリン酸ソーダの代わりにベヘニン酸ソーダを芳
香剤成分の全重量に対して2〜15重量%使用する。ベ
ヘニン酸ソーダはステアリン酸ソーダよりも炭素数が4
多く、炭素鎖が長いために疎水性が強い。従って、ゲル
化剤としてベヘニン酸ソーダを使用して製造したゲル状
芳香剤組成物は、水中に投入しても、完全に水を弾き、
また長時間水中に投入しても全く変化は生じない。
しかし、ベヘニン酸の量が2重量%により少ないと、ゲ
ルの強度(固さ)が不十分であり、また15重量%より
多いとゲルが生成しにくくなり、残量が多くなるので好
ましくない。
本発明において使用するベヘニン酸ソーダは純度が40
%以」二のものが好ましく、特に純度60%以上が好ま
しい。不純物としてパルミチン酸ソーダ、ステアリン酸
ソーダ、オレイン酸ソーダ、アラキン酸ソーダ等の脂肪
酸ソーダ及び水を含有していてもよい。例えば、ステア
リン酸ソーダ又はパルミチン酸ソーダを不純物として含
有するベヘニン酸ソーダを使用すると、その組成比によ
り、水中における溶解速度の異なるゲル状芳香剤化合物
を製造することができる。しかし、いずれの場合におい
ても、ベヘニン酸の純度は40%以上が好ましい。ベヘ
ニン酸の純度が40%より少いと、所望の耐久性ゲル状
芳香剤組成物は得られない場合がある。このようなベヘ
ニン酸ソーダとしては、ナタネ油、クランベ油、魚油等
又は天然油脂中に存在するエルカ酸等を水素添加、ケン
化分解及び精製して得られたベヘニン酸ソーダが使用で
きる。
本発明では組成物中に揮発性テルペン系炭化水素及び/
又はイソパラフィン系炭化水素を溶剤として40重量%
以上用いるが、テルペン系炭化水素としては揮発性を有
するものであればいかなるものを用いても良い。好まし
い揮発性テルペン系炭化水素としてはたとえばα−ピネ
ン、β−ピネン、リモネン、ジペンテン、p−シメン、
3−カレン、γ−テルピネン、ミルセン、オシメン、ア
ロオシメン、P−メンタン、ピナン、ターピノーレン、
1−p−メンテン並びにリモネンダイマー。
ジペンテンダイマー又はその水添物、またはこれらの混
合物、またはこれらの混合物を主成分とするもの、たと
えば天然製油、たとえばα−ピネン。
β−ピネンを主成分とするテレピン油、d−リモネンを
主成分とするオレンジ油、及びレモン油等を挙げること
ができる。
特にd−リモネンはその香気からシトラス系調合香料の
重要な成分であり、シトラス系芳香剤の溶剤としては特
に優れている。特にこれらのテルペン系炭化水素を溶剤
に用いると天然の風味をだすのに良く、また芳香剤の匂
いが最後まで変わりにくいという特徴がある。これらの
天然のテルペン系炭化水素中には少量のアルコール類、
ケトン類、アルデヒド類等の含酸素化合物が含まれてい
るがゲル形成には影響がないので含酸素化合物の4− 混入はさしつかえない。
イソパラフィン系炭化水素については、それ自身毒性が
無く、臭気が非常に少なく、適度の揮発性を有し、安価
であるので溶剤としては、非常に好ましい。イソパラフ
ィン系炭化水素のうち、示性式がC3H18〜C□8H
381更に好ましくは、Cl0H2□〜C16H34の
ものが本発明に特に好適である。イソパラフィン系炭化
水素と揮発性テルペン系炭化水素を混合して用いること
もできる。かような混合揮発性炭化水素を用いた場合も
本発明のゲル状芳香剤組成物に含まれるものである。4
0%より少いと、ベヘニン酸ソーダが溶解しにくくなり
、好ましくない。
グリコール類及び/又はグリコールモノエーテル類及び
/又はエチルアルコールは1〜30重量%にて混入する
。好ましいグリコール類としては、たとえばヘキシレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、■、6−ヘキサンジオール、1,5−ベンタン
ジオール、2゜2−ジメチル−1,3−プロパンジオー
ル、またはこれらの混合物を挙げることができるが、こ
れらに限定されるものではない。
グリコールモノエーテル類としてはグリコール類のモノ
メチルエーテル、モノエチルエーテル。
3−メチル−3−メトキシブタノールまたはこれらの混
合物が好ましいが、必ずしもかようなエーテル類に限定
されるものではない。グリコール類、グリコールモノエ
ーテル類またはこれらの混合物を用いる場合、1重量%
未満になるとステアリン酸ソーダが溶解しにくくなるの
で好ましくない。
またグリコール類は揮発分が揮発した後、残留成分とし
て残るため30重量%を越ると、残留分が多くなり好ま
しくない。エチルアルコールを単独で用いる場合、1重
量%未満では前述と同様にベヘニン酸ソーダが溶解しに
くくなり一方30重量%を越えると、生成ゲルの揮発速
度が早くなりすぎて芳香剤として適さなくなる。エチル
アルコールとグリコール類及び/又はグリコールモノエ
ーテル類との混合物を使用することもできる。この場合
には混合物が1〜20重量%の範囲となるように用いる
水は0.3〜lO重量%の範囲で含有される。0.3重
量%未満ではベヘニン酸ソーダが溶解しなくなり、10
重量%を越ると各成分が分離し易くなる。
また水については、ベヘニン酸ソーダに含まれる水分量
も重要であり、最終的なゲル状芳香剤組成物中に0.3
〜10重量%の範囲で含まれていることを意味する。
本発明のゲル状芳香剤組成物においては、香料は揮発性
テルペン系炭化水素及び/又はイソパラフィン系炭化水
素に可溶であればいかなる香料を用いることもできる。
香料は0.1〜40重量%の範囲で用いる。0.1重量
%未満では適度の芳香が得られなくなり、一方40重量
%を越えて用いてもさほどの効果があがらない。
なお、本発明のゲル状芳香剤組成物にににおいては、必
要に応じて他の添加剤、例えば酸化防止剤(例えばBH
T等)や増粘安定剤としての脂肪酸金属塩(例えばステ
アリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム等)
及びその他の添加剤を適宜使用できる。
本発明のゲル状芳香剤組成物の製造にあたっては、ベヘ
ニン酸ソーダ、揮発性テルペン炭化水素及び/又はイソ
パフイン系炭化水素、グリコール類及び/又はグリコー
ルモノエーテル類及び/又はエチルアルコール、水並び
に必要に応じては所望の添加剤を温度70°C〜90℃
にて、ベヘニン酸ソーダが完全に溶解するまで加熱攪拌
する。次いで、放置して温度60°C〜70℃まで冷却
した後に、所望の香料を添加し、十分に攪拌してから放
冷すると固い安定なゲル状の芳香剤が得られる。
このようにして製造した本発明によるゲル状芳香剤組成
物は、水分の多い場所、例えば浴室、台所、洗面所等に
放置して、水がかかっても全く溶解や白濁が生ぜず、持
続して芳香を放ちながら、数カ月間かかって揮発する。
以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例に記載の範囲に限定されない。
8一 実施例1 以下の重量割合の各成分を使用して、本発明によるゲル
状芳香剤組成物を製造した。
成分 (g) 1、ベヘニン酸ソーダ(純度80%)6.02、ヘキシ
レングリコール 5.0 3、水 1.0 4、BHT (酸化防止剤)0.3 5、リモネン 82.7 6、香料(レモン系調合香料)5.0 100.0 上記成分1.2.3.4.5を200m1三角フラスコ
に入れ、70〜80℃でベヘニン酸ソーダが完全に溶解
するまで加熱攪拌したのち、65℃まで冷却し、6.香
料を加えてよくかきまぜて放冷すると、固い安定なゲル
状の芳香剤を浴室内に放置し、その減少量及び状態を観
察したところ、温水、シャワー等がその芳香剤にかかっ
ても全く白濁、溶解などがなく、少しずつ減少し、約2
カ月で約90%が揮発した、またその間レモンの香りが
持続していた。
夫育舛裟 (g) 1、ベヘニン酸ソーダ(純度65%)7.02、ジエチ
レングリコールモノエチル エーテル 6.0 3、BHT (酸化防止剤)0.1 4、水 1.5 5、イソパラフィン系炭化水素溶剤 (商品名FTPソルベント1.620 J 78.4出
光石油化学(株)製) 6、香料(ジャスミン系調合香料) 7100.0 実施例1と同様の方法で本発明のゲル状芳香剤組成物を
製造し、同様の方法で試験したところ、約2カ月間ジャ
スミンの香りを持続し、2カ月後には約90%が揮発し
た。
去m c g > 1、ナタネ油水素添脂肪酸ソーダ 6.0(純度42%
) 2、ヘキシレングリコール 5.0 3、 8)IT 0. 3 4、水 1.2 5、リモネン 80.5 6、香料(ライム系調合香料)7.0 1.00.0 実施例1と同様の方法で本発明のゲル状芳香剤組成物を
製造し、同様の方法で試験した。約2カ月間で約90%
が揮発し、その間ライムの香りが持続していた。
特許出願人 大洋香料株式会社 昭和 年月 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願事33854号2、発明の名称 ゲル状芳香剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大洋香料株式会社 4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の項 6、補正の内容 別紙のとおり 12− 明細書の発明の詳細な説明の項を以下のように補正しま
す。
1□、 6%2月 6B 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第33854号 2、発明の名称 ゲル状芳香剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大洋香料株式会社 4、代 理 人 〒105 東京都港区虎ノ門1丁目1番20号明細書の
1発明の詳細な説明」の項 6、補正の内容 本願明細書中、第7頁第9行、「ステアリン」を「ベヘ
ニンjと訂正する。
\+2−+

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベヘニン酸ソーダ2〜15重量%、揮発性テルペン炭化
    水素及び/又はイソパラフィン系炭化水素40重量%以
    上、グリコール類及び/又はグリコールモノエーテル類
    及び/又はエチルアルコール1〜30重量%、水0.3
    〜10重量%、並びに香料0.1〜40重量%を含有す
    ることを特徴とするゲル状芳香剤組成物。
JP59033854A 1984-02-24 1984-02-24 ゲル状芳香剤組成物 Granted JPS60179064A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62166855U (ja) * 1986-04-11 1987-10-23
GB2230447A (en) * 1989-04-18 1990-10-24 Bristol Myers Squibb Co Air freshener composition
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US10220223B2 (en) 2005-12-21 2019-03-05 L'oreal Cosmetic composition with a volumizing effect

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