JPH0451600B2 - - Google Patents

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JPH0451600B2
JPH0451600B2 JP8105485A JP8105485A JPH0451600B2 JP H0451600 B2 JPH0451600 B2 JP H0451600B2 JP 8105485 A JP8105485 A JP 8105485A JP 8105485 A JP8105485 A JP 8105485A JP H0451600 B2 JPH0451600 B2 JP H0451600B2
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JP
Japan
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oil
tert
weight
fragrance
hydroxy
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Expired
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JP8105485A
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English (en)
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JPS61238900A (ja
Inventor
Teruhisa Satsuki
Kyoshi Morohara
Akio Uchida
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は、界面活性剤主成分としてオレイン酸
塩を含む液体洗浄剤組成物に関する。 従来の技術 近年、環境問題や資源問題のために、動・植物
油を原料とした高級脂肪酸塩の使用が高まりつつ
ある。しかし、不飽和結合を有する高級脂肪酸塩
を主成分とする液体洗浄剤組成物は、高温下に保
存されたときに色調が劣化してしまうという欠点
を有していた。そこで、従来から色調の劣化を防
止するために酸化防止剤を併用することが報告さ
れている(特公昭59−12720号公報、特公昭57−
30422号公報)。しかしながら、これらは香料成分
を含有した組成物については言及されていない。 液体洗浄剤に香料成分を配合し、芳香を付与し
て商品価値を高めたり、基材臭をマスキングする
ことは望ましくないことである。特に、オレイン
酸塩のような不飽和結合を有する高級脂肪酸塩を
主成分とする液体洗浄剤組成物は強い基材臭を有
するため、香料を用いてマスキングすることが必
要となる。 しかしながら、香料を添加しても高温保存時に
マスキング効果が損なわれたり、香料を添加する
ことにより、かえつて高温保存時において色調が
著しく劣化するという欠点を有していた。 発明の目的 本発明は、オレイン酸塩を主界面活性剤成分と
する液体洗浄剤組成物に対し、香料を配合して芳
香ならびに優れたマスキング効果を付与するとと
もに、高温保存時においてもマスキング効果の低
下や色調の劣化を防止することを目的とする。 発明の構成 本発明の液体洗浄剤組成物は、以下の(A)、(B)、
(C)成分を含有することを特徴とする。 (A) オレイン酸塩を主成分とする界面活性剤:15
〜45重量% (B) トリプラール、α−ターピネオール、リモネ
ン、ベンジルアセテート、シスージヤスモン、
アルデヒドC−11、ヒドロキシシトロネラー
ル、ミラツクアルデヒド、α−ピネン、ムスク
アンブレツト、ヘリオナール、シトロネラー
ル、シトラール、ペンチグレンオイル、シトロ
ネラオイル、レモンオイル、パチヨリオイル、
リタセアキユベバオイルからなる群から選ばれ
た合成および天然香料の一種または二種以上の
混合物:0.001〜3重量%、および (C) 2,2′−メチレンビス−(4−メチル−6−
第3−ブチルフエノール)、4,4′−チオビス
−(6−第3−ブチル−3−メチルフエノー
ル)、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ
−3,5−ジ−第3−ブチルフエニル)プロピ
オネート、2−メルカプト−ベンズイミダゾー
ル、ジ−第3−ブチルヒドロキシトルエン、ブ
チルヒドロキシアニソール、1−ヒドロキシ−
エタン−1,1二燐酸からなる群から選ばれた
酸化防止剤の一種または二種以上の混合物:
0.005〜1重量% 以下、本発明についてさらに詳細に説明する。 (A)成分の界面活性剤は、組成物中に15〜45重量
%含まれ、好ましくは20〜40重量%である。この
量が15wt%未満においては洗浄力が劣り、また
45wt%を越えると液がゲル化してしまう。(A)界
面活性剤はオレイン酸塩を主成分とし、好ましく
は液体洗浄剤組成物の5〜30wt%の範囲でオレ
イン酸塩を含む。オレイン酸塩の塩としては、ア
ルカリ金属、置換または未置換のアンモニウム塩
などか例示される。オレフイン酸塩は、たとえ
ば、オリーブ油、ツバキ油、牛脂、米ヌカ油など
の動植物油を加水分解し、グリセリンを分離して
得られたものを適当なカチオンで中和することに
より得られる。 オレイン酸塩以外の界面活性剤としては、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコール硫酸
エステル塩、α−オレフインスルホン酸塩などの
アニオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフエニ
ルエーテルなどのノニオン界面活性剤などが挙げ
られる。 (B)成分の香料としては、以下の(1)〜(13)の化学構
造で示される合成香料種および(14)ペンチグレンオ
イル(Petit grain Oil)、(15)シトロネラオイル
(Citronella Oil)、(16)レモンオイル(Lemon
Oil)、(17)パチヨリオイル(Petchouly Oil)、(18)

タセアキユベバオイル(Litsea Cubeba Oil)の
天然香料から選ばれる香料が単独で、あるいは併
用して配合される。(B)香料は組成物中に0.001〜
3wt%配合され、好ましくは0.01〜1wt%である。
この量が0.001wt%未満ではマスキング効果が劣
り、3wt%を越えると色調の劣化を生じる。 (6) アルデヒドC−11(Aldehyde C−11)CH2
=CH(CH28CHO (C)成分の酸化防止剤としては、以下の(a)〜(g)か
ら選ばれるものが単独で、あるいは併用して用い
られる。 (a) 2,2−メチレンビス−(4−メチル−6−
第3−ブチルフエノール) (b) 4,4−チオビス−(6−第3−ブチル−3
−メチルフエノール) (c) n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−第3−ブチルフエニル)プロピオ
ネート (d) 2−メルカプトーベンズイミダゾール (e) ジ−第3−ブチルヒドロキシトルエン (f) ブチルヒドロキシアニソール (g)1−ヒドロキシ−エタン−1,1二燐酸。 (C) 酸化防止剤は液体洗浄剤組成物中に0.005〜
1wt%配合され、好ましくは0.01〜0.5wt%の範囲
である。この量が0.005wt%未満では色調劣化を
十分に防止できず、また、1wt%を越えると溶解
性が劣る。 本発明の液体洗浄剤組成物中には、他の任意成
分、たとえば低級アルコール、多価アルコール、
低級アルキルベンゼンスルホン酸塩などのハイド
ロトロープ剤、クエン酸ソーダ、EDTAなどの
キレート剤、色素などを添加することができる。 発明の効果 本発明によれば、オレイン酸塩を主界面活性剤
成分とする液体洗浄剤組成物中に、特定の香料お
よび酸化防止剤と配合することにより、組成物に
芳臭を付与するとともに基材臭をマスキングし、
しかも、高温保存時におけるマスキング効果の低
下や色調の劣化を十分に防止することができる。 実施例 第1表および第2表に示した種々の香料および
酸化防止剤を用い、次の組成()に示す液体洗
浄剤組成物を調整した。 組成() オレイン酸トリエタノールアミン 20重量% C13アルコール(直鎖率50%)エトキシレート
(エチレンオキシドの平均付加モル数=5)
10重量% エタノール 10重量% 香 料 0.3重量% 酸化防止剤 0.1重量% 水 59.6重量% これらの組成物を、100mlのガラスビンに100ml
入れ、密閉後45℃で暗所に1ケ月保存して、その
後の色調および香気を以下のように評価した。 色調安定性 420nmの波長で吸光度を測定する。吸光度が
0.4を越えると商品外観上不適であり好ましくな
い。 香気安定性 官能試験により、次の判定基準により3段階判
定した。商品価値上はB以上が好ましい。 A:好ましい B:やや好ましい C:好ましくない このようにして得た液体洗浄剤の色調安定性を
第1表および第2表に示す。
【表】
【表】
【表】 実施例 2 下記の組成()を基に、これに第3表に示し
た香料および酸化防止剤を配合し、水でバランス
した液体洗浄剤組成物を調整し、実施例1と同様
にして色調安定性および香気安定性を評価した。 組成() オレイン酸トリエタノールアミン 15重量% 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ5重量% エタノール 10重量%
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) オレイン酸塩を主成分とする界面活性
    剤:15〜45重量% (B) トリプラール、α−ターピネオール、リモネ
    ン、ベンジルアセテート、シスージヤスモン、
    アルデヒドC−11、ヒドロキシシトロネラー
    ル、ミラツクアルデヒド、α−ピネン、ムスク
    アンブレツト、ヘリオナール、シトロネラー
    ル、シトラール、ペンチグレンオイル、シトロ
    ネラオイル、レモンオイル、パチヨリオイル、
    リタセアキユベバオイルからなる群から選ばれ
    た合成および天然香料の一種または二種以上の
    混合物:0.001〜3重量%、および (C) 2,2′−メチレンビス−(4−メチル−6−
    第3−ブチルフエノール)、4,4′−チオビス
    −(6−第3−ブチル−3−メチルフエノー
    ル)、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ
    −3,5−ジ−第3−ブチルフエニル)プロピ
    オネート、2−メルカプト−ベンズイミダゾー
    ル、ジ−第3−ブチルヒドロキシトルエン、ブ
    チルヒドロキシアニソール、1−ヒドロキシ−
    エタン−1,1二燐酸からなる群から選ばれた
    酸化防止剤の一種または二種以上の混合物:
    0.005〜1重量% を含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物。
JP8105485A 1985-04-16 1985-04-16 液体洗浄剤組成物 Granted JPS61238900A (ja)

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JPS61238900A JPS61238900A (ja) 1986-10-24
JPH0451600B2 true JPH0451600B2 (ja) 1992-08-19

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Families Citing this family (6)

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