JPH051838B2 - - Google Patents

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JPH051838B2
JPH051838B2 JP15699987A JP15699987A JPH051838B2 JP H051838 B2 JPH051838 B2 JP H051838B2 JP 15699987 A JP15699987 A JP 15699987A JP 15699987 A JP15699987 A JP 15699987A JP H051838 B2 JPH051838 B2 JP H051838B2
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Japan
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weight
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carbon atoms
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composition
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Masaki Tosaka
Katsuhiko Deguchi
Yutaka Hayakawa
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Kao Corp
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Kao Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は組成物のPHが4〜6.5である弱酸性の
液体洗浄剤組成物、更に詳細には、洗浄剤組成物
の液色が経日により変化することのない液体洗浄
剤組成物に関するものである。 〔従来の技術〕 液体洗浄剤、例えば食器用液体洗浄剤は洗浄
力、起泡力、皮膚温和性、定温安定性等の諸性能
に優れていることが要求される。これらの諸性能
の発揮させる為、液体洗浄剤は、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼン
スルホン酸塩等の陰イオン性界面活性剤を主洗浄
基剤とし、この他に第3級アミンオキサイド、高
級脂肪酸アルカノールアミド等の補助界面活性剤
が併用されている。 例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩は皮膚温和性に優れた洗浄基剤である為広
汎に利用されているが、刺激性を減少させる為ア
ルキレンオキサイド付加モル数を多くすると洗浄
力及び起泡力が低下する。この欠点を改良する
為、第3級アミンオキサイドを併用することによ
り皮膚刺激性を抑えながら洗浄力、起泡力を向上
させるという方法が、特公昭38−3264号や特公昭
38−17467号に開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等
の陰イオン界面活性剤と第3級アミンオキサイ
ド、高級脂肪酸アルカノールアミド等の補助界面
活性剤を併用した洗浄剤組成物は洗浄力、起泡
力、皮膚温和性に優れている反面、経日により赤
褐色に変色すると言う欠点があつた。 この変色現象は、陰イオン界面活性剤、補助界
面活性剤それぞれ単独系では起こらず、これらを
混合した系のみに観察される。また、変色は、高
温下に長期間置かれた場合に特に著しく、紫外線
によつて促進される傾向にある。 この変色現象は、特に液体洗浄剤がポリエチレ
ンテレフタレート、塩化ビニル等の透明容器に入
れられている場合は商品の外観を著しく損ねる結
果となり、大きな問題となつていた。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる実情において本発明者らは、変色を起こ
さない液体洗浄剤を得るべく鋭意研究を行つた結
果、洗浄剤組成物のPHを4〜6.5に調整し、特定
の複素環化合物を微量添加することにより、高
温、紫外線下と言つた過酷な条件下でも変色を起
こさない液体洗浄剤を得られることを見出し、本
発明を完成するに到つた。 即ち、本発明は、次の4成分(a)、(b)、(c)、及び
(d) (a) ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレ
フインスルホン酸、及びアルカンスルホン酸塩
からなる群より選ばれる1種又は2種以上の陰
イオン性界面活性剤5〜25重量% (b) モノ長鎖アルキル第3級アミンオキサイド1
〜10重量% (c) 高級脂肪酸アルカノールアミド1〜15重量% (d) 次の一般式()及び()で表される3−
イソチアゾロン及びその誘導体 (式中、R1、R2は水素、ハロゲン又は炭素数
1〜5のアルキル基であり、Yは水素又は炭素
数1〜18のアルキル基である) の1種又は2種以上の混合物0.0001〜0.1重量%
を含有し、且つ組成物のPHが4〜6.5であること
を特徴とする液体洗浄剤組成物を提供するもので
ある。 (a)成分として用いる陰イオン性界面活性剤はポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインスル
ホン酸塩及びアルカンスルホン酸塩からなる群よ
り選ばれる1種又は2種以上の陰イオン界面活性
剤の何れでも使用できるが、手肌に対するマイル
ド感から見ると、次の一般式()で表されるポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 R3O(CH2CH2O)oSO3M () (式中、R3は炭素数9〜15の直鎖状又は分岐状
アルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均で
0.5〜7の実数、Mはアルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニウム基又はアルカノール置換ア
ンモニウム基である) が好ましい。この炭素数が9未満では洗浄性能が
不十分であり、16以上では組成物の提案安定性が
著しく悪化する為好ましくない。特に好ましい炭
素数は10〜30の範囲である。又()式中のエチ
レンオイサイド付加モル数nは0.5未満では手肌
に対する刺激性を増加させる為好ましくなく、8
以上では洗浄性能が著しく悪化する為好ましくな
い。特に好ましいエチレンキサイドの付加モル数
の範囲は2〜5.5である。 本発明における前記(a)成分の含有量は5〜25重
量%の範囲であつて、この含有量が5%未満では
洗浄力、起泡性が不十分であり、又、25重量%を
超えると組成物の安定性が悪くなる。特に好まし
い含有量は10〜20重量%の範囲である。 本発明の組成物において(b)成分として用いられ
るモノ長鎖第3級アミンオキサイドは次の一般式
() (式中、R4は炭素数10〜16の直鎖状又は分岐状
アルキル基又はアルケニル基を示し、R5、R6
メチル基又はエチル基を示す) で表されるモノ長鎖第3級アミンオキサイドが好
ましい。R4の炭素数が10未満では組成物の洗浄
性能が低く、16を越えると低温安定性が著しく悪
化する為好ましくない。このモノ長鎖第3級アミ
ンオキサイドは洗浄剤組成物中に1〜10重量%含
有することが必要であり、含有量が前記範囲を逸
脱すると、(a)成分との組み合わせに於いて洗浄力
が低くなるか又は安定性が損なわれる。 本発明の組成物において(c)成分として用いられ
る高級脂肪酸アルカノールアミドは、炭素数10〜
18の飽和あるいは不飽和の脂肪酸の1種又は2種
以上の混合物と、アルカノールアミンより合成さ
れたものが好ましく、このようなものとして例え
ば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン
酸ジエタノールアミドが挙げられる。この高級脂
肪酸アルカノールアミドは洗浄剤組成物中に1〜
15重量%含有することが必要であり、含有量が前
記範囲を逸脱すると、(a)成分との組み合わせに於
いて洗浄力が低くなるか又は安定性が損なわれ
る。 本発明の組成物において(a)成分として用いられ
る一般式()、()で表わされる3−イソチア
ゾロン、ベンゾイソチアゾロン及びそれらの誘導
体は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩等の陰イオン界面活性剤と第3級アミンオキサ
イド及び高級脂肪酸アルカノールアミドを含有す
る洗浄剤組成物において著しい変色防止効果を発
揮する。 この効果は洗浄剤組成物のPHが4〜6.5の範囲
内にある時に発現し、前記範囲を逸脱すると効果
が弱いかあるいは全く発現しない。このようなPH
依存性は3−イソチアゾロン及びその誘導体の組
成物中での安定性に起因すると考えられる。 3−イソチアゾロン及びその誘導体は洗浄剤組
成物中に0.0001〜0.1重量%含有することが必要
であり、0.0001重量%未満では変色防止効果が小
さく、0.1重量%を超えると、皮膚刺激性が増大
する為好ましくない。 本発明の洗浄剤組成物には上記成分の他に洗浄
剤組成物に通常配合される公知の配合成分を配合
出来る。例えば本発明の効果を害わない量の両性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤、更にエチル
アルコール、グリセリン、プロピレングリコー
ル、無機塩等の粘度調整剤、低級アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、尿素、低級アルキル硫酸塩等の
ハイドロトロープ剤、香料、再析出防止剤、防腐
剤、染料、PH調整剤、蛍光剤、酸素又は塩素漂白
剤、起泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、外観変
化剤(例えばパール化剤、濁り剤)等を必要に応
じて配合することができる。 〔実施例〕 以下実施例により本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例により限定されるものではな
い。 実施例 1 表−1に示す組成物を調製し、各組成物の着色
性を調べた。尚、表中の組成は重量%で表わし
た。 〈試験法〉 (イ) 耐熱性(熱による着色性) 洗浄剤組成物を300mlの透明ポリエステル製
ボトルに充填し、50℃の恒温室に20日間放置す
る。放置後、着色の度合及び色相を肉眼で観察
する。 (ロ) 耐光性(光による着色性) (イ)と同じ試料を作り、カーボンアーク(フエ
ードメータ使用)に48時間曝した後、肉眼で観
察する。 〈評価〉 着色 著しく着色する〜若干着色する 着色せず 色相変化 色相が効果した 有 色相変化せず 無 実施例 2 表−2に示す組成物を調製し、各組成物の着色
性を調べた。尚、表中の組成は重量%で表わし
た。
【表】
【表】 *1



【表】
【表】
【式】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の4成分(a)〜(d)、 (a) ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
    塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレ
    フインスルホン酸塩、及びアルカンスルホン酸
    塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上の
    陰イオン性界面活性剤5〜25重量% (b) モノ長鎖アルキル第3級アミンオキサイト1
    〜10重量% (c) 高級脂肪酸アルカノールアミド1〜15重量% (d) 次の一般式()及び()で表される3−
    イソチアゾロン及びその誘導体 (式中、R1、R2は水素、ハロゲン又は炭素数
    1〜5のアルキル基であり、Yは水素又は炭素
    水1〜18のアルキル基である) の1種又は2種以上の混合物0.0001〜0.1重量
    % を含有し、且つ組成物のPHが4〜6.5であること
    を特徴とする液体洗浄剤組成物。 2 (a)成分が次の一般式()で表されるポリオ
    キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩である特許
    請求の範囲第1項記載の液体洗浄剤組成物。 R3O(CH2CH2O)oSO3M () (式中、R3は炭素数9〜15の直鎖状又は分岐状
    アルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均で
    0.5〜7の実数、Mはアルカリ金属、アルカリ土
    類金属、アンモニウム基又はアルカノール置換ア
    ンモニウム基である)
JP62-156999A 1987-06-24 液体洗浄剤組成物 Granted JPH011796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-156999A JPH011796A (ja) 1987-06-24 液体洗浄剤組成物

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-156999A JPH011796A (ja) 1987-06-24 液体洗浄剤組成物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPS641796A JPS641796A (en) 1989-01-06
JPH011796A JPH011796A (ja) 1989-01-06
JPH051838B2 true JPH051838B2 (ja) 1993-01-11

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS641796A (en) 1989-01-06

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