JPS6085756A - 透明固型芳香剤 - Google Patents

透明固型芳香剤

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JPS6085756A
JPS6085756A JP58194342A JP19434283A JPS6085756A JP S6085756 A JPS6085756 A JP S6085756A JP 58194342 A JP58194342 A JP 58194342A JP 19434283 A JP19434283 A JP 19434283A JP S6085756 A JPS6085756 A JP S6085756A
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aromatic
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fragrance
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浅越 享
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば車内、船内、航空機内、室内、トイ
レット内々どの如き室内透明固型芳香剤、更には、各種
香粧料、整髪料、それらの基剤、各種外用薬基材その他
の広汎な用途全包含する広義の透明固型芳香剤組成物に
関し、優れた透明性美観及びその持続性、優れた芳香性
及び芳香持続性ならびに芳香バランス持続性、優れた形
状保持安定性とくに多量の香気成分を含有しても優れた
安分の使用可能性、などの優れた諸性質を有し、更に、
変質、着色、異臭化などのトラブルの発生のおそれがな
く且つ調製容易で、ヅベンザルンルビット固化剤利用の
トラブルからも解放された善政された透明固型芳香剤に
関する。
更に詳しくは、炭化水素化合物、アルコール類、ステア
リン酸ナトリウム固化剤及び水から主として成り且つジ
ベンザルソルビット同化剤不含有の組成物の加熱溶解後
冷却固化物からなる固型芳香剤において、該アルコール
類が芳香族−価アルコールであることを特徴とする透明
固型芳香剤に関する。
従来、炭化水素化合物の固化剤として、ステアリン酸す
) IJウムに代表でれる飽和脂肪酸金属塩やジベンザ
ルソルビット(例えば商品名ケ゛ルオールD)が代表的
なものとして知られており、このような固化剤を利用し
た固型芳香剤や固形塗布剤についても幾つかの提案が知
られている。
たとえば、特開昭55−75493号には、ステアリン
酸ナトリウム固化剤、炭化水素化合物、アルコール類お
よび水から主としてなる組成物を加熱溶解混合し、注型
後冷却固化でせることを特徴とする炭化水素固形物の製
造方法が開示でれている。
この提案においては、テルペン類、植物精油、主留分の
沸点が130〜280°Cの飽和炭化水素系石油留分の
如き炭化水素化合物が例示式れている。又、上記アルコ
ール類として、多価アルコール、エーテルアルコールヲ
包含シて、エタノール、セロソルブ、メチルカルピトー
ル、カルピトール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセリン、ぼりエチレングリコールが例示
され、好マしいアルコール類はエタノールとカルピトー
ル(ジエチレングリコールエチルエーテル)f6ること
か記載されている。しかしながら、芳香族アルコールに
ついて全ぐ言及されておらず、上記のとおりエタノール
もしくはカルピトールが好ましいアルコールとして推奨
されている。
しかしながら、この提案方法による固型芳香剤は、経時
的にアルコール及び水分が蒸発することによって形態が
縮小する速度が速すぎるという形状保持安定性が著るし
く悪い欠陥があり、又、香料の揮散速度が速く芳香持続
性ならひに芳香バランス持続性に乏しい難点がある。更
に、得られる固型芳香剤は透明性美観を具備せず、初期
は半不透明であるが経時的に容易に完全な不透明となる
不都合がある。
他の提案として、特公昭49−48727号には、ソベ
ンザルソルピット固化薊2〜9部、エタノール又はイン
グロパノール或いはこの混合物5〜20部、ベンヅルア
ルコール、ペンノルサリシレート、フェルエチルアルコ
ール、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ヘ
リオトロピンツメチルアセタール中の1種又はそれ以上
の混合物21〜88部に、有効成分5〜50部を加えて
その合計が100部となるようにした配合物を加熱混和
して均一溶液となし、これを冷却固化せしめることを特
徴とする透明固型塗布剤の製造方法が開示されている。
この提案においては、たとえば筋肉消炎鎮痛剤、止痒剤
、虫よけ剤、頭髪保護剤、防臭剤などの有効成分を低級
アルコールに溶かしステアリン酸ナトリウム同化剤に代
表される飽オロ脂肪酸アルカリ塩で固化した従来品は、
形状保持安定性が悪く縮小して商品価値を失うばかりか
、使用不能の状態になる欠点があり、まだ透明でない難
点のあることを記載した後、?Lめ提案の透明固形塗布
剤においテハ、ベンザルソルビット固化剤を必須とする
上記特定の組成の組成物を加熱溶解後冷却固化物とした
ことにより、そのような欠点乃至難点を克服した透明固
形塗布剤が得られることを記載している。
しかしながら、この提案においては、ステアリン酸ナト
リウム同化剤に比べて高価につくジペンザルソルビット
固化剤の利用を必須とする不利益力する。更に該ジベン
ザルソルビット同化剤は、該同化剤を用いて製造はれた
固形塗布剤を、各種の合成樹脂製容器に収容した際に、
樹脂中へ浸透移行する性質があわ、従って樹脂製容器の
安定性の点にトラブルを有し、斯くて該固形塗布剤を収
容する容器に制約のあることがわかった。又更に、この
提案においては得られた塗布剤は完全に透明で、その透
明感は三年間以上保存しても、また50〜60℃に加温
しても損われないと記載嘔れているが長期透明性持続を
示すデーターは具体的に示はれておらず、形状保持安定
性も悪くり1ツアーな透明性とはいい難い製品となるこ
とがわ751つだ。
本発明者等は、上記不利益乃至トラフ゛ルを有するジペ
ンザルソルビット固化剤の利用を回避し、しかも優れた
透明性美観を有する透明固型芳香¥i11を提供すべく
研究を行った。
その結果、前記後者の提案において透明でない難点のあ
ることが指摘でれている前記特開昭55−75493号
の提案が推奨するエタノールやカルピトールとの組合わ
せとは異なって、炭化水素化合物、芳香族−価アルコー
ル、ステアリン酸ナトリウム固化剤及び水の組み合わせ
を主として成り且つソベンザルソルビット固化剤不含有
の組成物の加熱溶解後冷却固化物からなる固型芳香剤力
よ、クリアーな優れた透明性美観を具備した透明固型芳
香剤となることを発見した。
更に、芳香族−価アルコールを必須とする上記組み合わ
せ組成物の加熱溶解後冷却固化物からなる固型芳香剤は
、優れた透明性美観を具備するだけではなく、該透明性
美観の持続性を有し、更に、優れた芳香性と共に芳香持
続性ならびに芳香・ぐランス持続性を示し、且つ又優れ
た形状保持安定性とくに多量の香気成分を含有しても優
れた安定性及び透明性を確保できる特性、広汎な香気成
分の使用可能性、などの優れた諸性質を有し、更に、巾
広い温度差にも安定で、変質、変形、着色、異臭化など
のトラブルの発生のおそれがなく且つ調製容易で、ヅペ
ンザルソルビット固化剤利用のトラブルからも解放され
た着抜された透明固型芳香剤となることを発見した。
従って、本発明の目的は、上述の如き改善緒特性を有す
る透明固型芳香剤を提供するにある。
本発明の上記目的ならびに更に多くの他の目的ならびに
利点は以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明の透明固型芳香剤は、炭化水素化合物、アルコー
ル類、ステアリン酸ナトリウム同化剤及び水から主とし
て成り且つソペンザルソルピット同化剤不含有の組成物
の加熱溶解後冷却固化物からなる固型芳香剤において、
該アルコール類が芳香族−価アルコールであることを特
徴とする。
本発明の透明固型芳香剤は、炭化水素化合物、芳香族−
価アルコール類、ステアリン酸ナトリウム同化剤及び水
を、例えば約600〜約100 ’に程度より好ましく
は約70’〜約80℃程度に加熱混合溶解し、たとえば
室温に放冷もしくは強制冷却固化して製造することがで
きる。
炭化水素化合物及び/又は芳香族−価アルコールに芳香
成分としての役を兼ねでせることができるが、更に他の
芳香成分として各種の合成香料、天然香料などを配合す
ることができる。この際、上記加熱混合溶解物の温度を
例えば約50°〜約60℃程度に低下式せてから香料を
加えて均一に混合してから更に室温もしくはそれ以下に
まで冷均固化式せることができる。
本発明で用いるステアリン酸ナトリウム固化剤は、市場
で安価且つ容易に人手できる。特別に高純度のものは必
要でなく、通常、市場で容易に入手できる工業製品を使
用できる。ステアリン酸ナトリウムの使用量は適宜に選
択できるが、炭化水素化合物、芳香族−価アルコール、
ステアリン酸ナトリウム及び水の合計重量に基いて、例
えば、約1〜約lO重量−程度の範囲を挙げることがで
きる。約1重量係未満の少量にすぎると適度ながたでの
安定したグルが得られず、一方、約10重量%を超えて
過剰量にすぎると溶解しに〈〈なってしまうので、上記
例示範囲量で利用するのがよ、い。
本発明の透明固型芳香剤に利用する炭化水素化合物とし
ては、テルペン系炭化水!又はテルペン系水素とパラフ
ィン(インパラフィンを包含する呼称)系炭化水素の混
合物を好ましく例示できる。
テルペン系炭化水素としては、主留分の沸点が、例えば
約130°〜約280 ’C程度の範囲を有する炭化水
素が良い。このようなテルペン系炭化水素の具体例とし
ては、たとえば、α−ピネン、β−ピネン、ミルセン、
ソモネン、テルピネン、ピナン、力/フェン、カンファ
ン、フエランドレン、テルピノーレン、サビネンなどを
挙げることができ、又これら化合物を主成分とする例え
ば、オレンジ油、レモン油、テレピン油などの如き天然
精油も使用することができる。又、パラフィン(イン・
ぐラフインを含む)系炭化水素としては、例えば、主留
分の沸点も約150°〜約350℃程度の範囲を有する
炭化水素が良い。このような炭化水素としては、例えば
れ−デカン、n−テトラデカンなどのノルマルパラフィ
ン及びIPンルペント(出光石油化学)1620.20
28などのイソパラフィンを例示することができる。又
、石油精製留分である脱臭ケロシンなども使用すること
ができる。このような炭化水素化合物は単独若しくは複
数種混合して用いることが出来る。その混合割合には特
別の制約はなく、任意に選択混合して使用することがで
きる。上記テルペン系炭化水素及び芳香族アルコールは
香料としての役目を兼ねさせることもでき、特に柑橘系
及びフローラル系の各科組成物を混合する場合は好都合
である。
炭化水素化合物の量は適宜に選択できるが、該炭化水素
化合物、該芳香族−価アルコール、該ステアリン酸ナト
リウム固化剤及び水の合計重量に基いて、たとえば約1
0〜約90重量%の量を例示できる。炭化水素化合物の
量が過少量にすぎると、透明にならず、また、過剰量に
すぎても透明にならないので、上記例示範囲量で適宜に
選択するのがよい。より少ましくけ、上記合計重量に基
いて約lO〜約80重量%の量を例示できる。
本発明の透明固型芳香剤に利用する芳香族−価アルコー
ル類として、香気的に余り強い化合物は、香族−価アル
コール類の具体例としては、例えば、ベンジルアルコー
ル、メチルペンノルアルコール、フェニルエチルアルコ
ール、フェノキシエタノール、フェニルプロピルアルコ
ール、トリアルコール、メチルβ−フェニルエチルアル
コール、p−イソプロピルフェニルエチルアルコール、
フェニルブチルアルコール、メチルフェニルカルビノー
ル、エチルフェニルカルビノール、メチルペンツルカル
ビノール、メチルフェニルエチルカルビノール、メチル
ペンノルアルコールなどを挙げることができるが、より
好ましくは、例えばペンツルアルコール、メチルペンノ
ルアルコール、フェニルエチルアルコール、フェニルゾ
ロぎルアルコール、フェノキシエタノールなどが例示で
きる。
これら芳香族−価アルコール類は、1種若しくは複数種
を混合して用いることができる。該アルコール類を用い
ることにより、優れた透明性美観を有する固型物が得ら
れるものであり、他のアルコールを配合しても満足し得
る透明性の固型物は得られない。又、該アルコールは香
料成分としての役目を兼ねて用いることもできる。芳香
族−価アルコールの量は適宜に選択できるが、該炭化水
素化合物、該芳香族−価アルコール、該ステアリン酸ナ
トリウム同化剤及び水の合計重量に基いて、たとえば約
10〜約90重量−の量を例示できる。
芳香族−価アルコールの量が過少量すぎると、透明にな
らず、また、過剰量すぎても透明にならないので、上記
例示範囲量で適宜に選択するのがよい。より好ましくは
、上記合計重量に基いて約10〜約60重量%の量を例
示できる。
本発明の透明固型芳香剤において、炭化水素化合物と芳
香族−価アルコールとの使用量割合は適宜に選択変更で
きるが、重量比で例えば、炭化水素化合物:芳香族−価
アルコール=3 : 97〜97:3の如き使用量割合
を例示することができる。上記例示範囲を離れて炭化水
素化合物の使用割合が過少で芳香族−価アルコールの使
用量が過剰にすぎる場合には、完全な透明にならない。
また、炭化水素化合物の使用量1合が過剰で芳香族−価
アルコールの使用量が過少にすぎる場合には透明性が不
満足となる傾向があるので、上記例示の使用量割合範囲
において適宜に選択するのがよい。
更に、本発明の透明固型芳香剤において、炭化水素化合
物と芳香族−価アルジールの合計量も適宜に選択できる
が、該炭化水素化合物、芳香族−価アルコール、該ステ
アリン酸ナトリウム同化剤及び水の合計重量に基いて約
40重量係以上、たとえば約40〜約90重量%程度の
量を例示できる。炭化水素化合物と芳香族−価アルコー
ルの合計量が約40重量%未満の過少量にすぎると適度
外かたきの安定な固化物を形成し難くなる傾向があり、
また透明性の点でも満足すべき透明感を賦与し難くなる
ので、約40重量係以上の合計量で利用するのがよい。
更に、本発明の透明固形芳香剤において、必須成分であ
る炭化水素化合物、芳香族−価アルコール及びステアリ
ン酸ナトリウム固化剤の他の必須成分である水は、ステ
アリン酸ナトリウム同化剤を溶解するための必須成分で
あるが、またその量を適宜に選択することによって原料
組成物の加熱溶解時の溶解温度を調節するのにも役立つ
該水の量は適宜に選択できるが、該炭化水素化合物、該
芳香族−価アルコール、該ステアリン酸ナトリウム固化
剤及び水の合計重量に基いて約0.1〜約15重量%の
量を例示できる。上述のように、水の量によって、原料
組成物の溶解温度が調節でき、水の量が少ない程、溶解
温度が高くなり、従って塑成ブれた固型物の溶融温度が
高くなり、又水の量が多い場合は、その逆になる。水の
量が過少量にすぎると同化剤を溶解できなくなり、又、
過剰量すぎると、適当ながたでの安定な固化物を形成し
難くなるので、上記例示範囲において適当に選択するの
がよい。
本発明の透明固型芳香剤は、炭化水素化合物、芳香族−
価アルコール、ステアリン酸ナトリウム固化剤及び水の
必須成分のほかに、適宜に、他の添加剤を含有すること
ができる。このような添加剤の例としては、香料として
の役目を兼ねる炭化水素化合物及び/又は芳香族−価ア
ルコール以外の香料成分、ケ゛ル化(同化)温度上昇成
分、色素、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、殺虫剤、消臭
剤などを例示することができる。上記香料成分の例とし
ては、香料成分としての役目會兼ねる炭化水素化合物及
び/又は芳香族−価アルコール以外の任意の香料成分が
利用でき、各種の合成香料、天然香料、天然精油、柑橘
油、調合香料などを例示できる。これらは−棟でも複数
種でも利用できる。
該香料成分の使用量は適宜に選択できるが、例えば、透
明固型芳香剤M量に基いて約0.1〜約60重量φの量
を例示できる。過剰にすぎる世での利用は、得られる透
明固型芳香剤の溶融温度が低くカリすぎる場合があるの
で、上記例示量範囲で選択するのがよい。
このような香料成分中、調合香料の数例を例示すると、
以下の如き例を挙げることができる。
1、 オレンジ系調合香料CAI オレンヅオイル 70部 オクタナール 5部 ノナナール 1部 デカナール 8部 シトロネラール 5部 メチルヘプテノン 4部 シトラール 、7部 ioo部 2 ジャスミン系調合香料CB> ベンノルアセテート 40部 ベンジルプロピオネート 15部 ベンヅルアルコール 10部 リナロール 18部 リナリルアセテート 5部 インドール10(ヅプロピレ 3部 ングリコール溶液) ソヒドロヅヤスモン 2部 メチルソヒドロソヤスモネート 5部 メチルアンスラニレート(102部 φ・ノプロピレノグリコール溶液) 100部 3 ローズ系調合香料(C゛) フェニルエチルアルコール40 N ケ゛ラニオール 20部 シトロネロール 20部 フェニルエチルアセテート 3部 ローズオキサイド 1部 デカナール 1部 トリクロロメチルフェニル 5部 カルビニルアセテート ゼラニウム油 lO部 100部 又、次のような通常の液体芳香剤を香料とすることがで
きる。
オレンジ系調合香料(Δ) 60部 イソアミルアセテート 1o部 イソパラフィン 30部 100部 ジャスミン系調合香料(B) 60部 エチルアセチルアセテート 20部 ブチルグリコール 20部 100部 ローズ系調合香料(C) 30部 イノアミルアセテート 1o部 エチルグリコール 2o部 イソパラフィン 40部 100部 又、上記ケ゛ル化温度上昇成分の例としてはテルペン系
アルコール類を例示でき、得られる透明−固型芳香剤の
温度に対する安定性の向上に役立つ。
このようなテルペン系アルコール類の例としては、リナ
ロール、タービオネール、シトロネロール、ゲラニオー
ル、ネロール、ミルセノール、ジヒドロミルセノール、
テトラヒドロミルセノール、ソヒドロリナロールなどr
例示することができる。
これらは上述の炭化水素化合物及び/又は芳香族−価ア
ルコール以外の香料成分の一部に包含嘔れる。
更に、色素の例としては、赤色225号、黄色204号
、肯色403号、赤色227号、黄色203号、青色1
号などが例示できる。その使用量は適宜に選択できるが
、例えば、透明固型芳香剤重量に基いて約0.001〜
約0.1重量類の量を例示できる。
上記防腐剤及び殺菌剤の例としては、安息香酸、サルチ
ル酸、ノ9ラクロロメタキシレノール、イソプロピルメ
チルフェノール、オルトフェニルフェノール、パラオキ
シ安息香酸エステル、チモールなどが例示でき、その使
用量は適宜に変更できるが、例えば、透明固型芳香剤重
量に基いて約1〜約8重量−の量を例示できる。
更に、酸化防止剤の例としては、BIITBHA dl
−α−トコフェロール 没食子酸プロピル、2.5−t
−ブチルハイドロキノ7などが例示できる。その使用量
は適宜に選択できるが、例えば、透明固型芳香剤重量に
基いて約0.1〜約3重量係の使用量を例示できる。又
、防殺虫剤の例としてハ、ノZラヅクロールベンゼン、
ナフタレン、カンファー、ジベンゾフラン、天然ピレス
ロイド、合成ピレトリンなどが例示でき、その使用量は
適宜に選択できるが、例えば、透明固型芳香剤重量に基
いて約1〜約20重量%の使用量を例示できる。
さらに又、消臭剤の例としてはラウリルメチルアクリレ
ート、フルキルクロトネート、植物抽出物などが例示で
き、例えは、透明固型芳香剤重量に基いて約1〜約20
重量係の如き使用量を例示することができる。
本発明の透明固型芳香剤は棟々の形態であることができ
、例えば香粧品、整髪料、それらの基剤類、外用薬基剤
類、筋肉消炎鎮痛剤、止痒剤、虫よけ剤、防臭剤、芳香
剤類、消臭剤類、など広い用途分野に適した形態である
ことができる。又透明であるので該芳香剤中に各種の装
飾品例えば模造の動植物、果実、文字、記号などを入れ
ることができ、視覚的に美感を高めることができる。
以下、実施例Vこより、不発明の数態様について更に詳
しく説明する。
実施例1〜4 表1に掲げる香料以外の各成分を配合し、約70〜80
 ’Cに加熱し均一に溶解した後約50〜60℃で香料
を加え、型に流し込み室温まで冷却して固化でせること
により、透明で、安定でありなおかつ芳香持続性の優れ
た透明固型芳香剤を得た。配合処方1蔑11z元寸。
表 1 d−リモネン 73部 35部 10部 63部イソパ
ラフィン 13 フエノキシエタノール 15 15 フエニルエチルアルコール 30 ペンヅルアルコール 50 ステアリン酸ソーダ 5 3 3 5 水 2 2 2 2 オレンソ系調合香料(455 0−ズ系 I 0 30 ジヤスミン I (ハ) 35 100 100 Zoo 100 ケ゛ル化温度は組成物が固化する時の温度中を測定した
ものである。透明度は水質試験法の中の十字標識板によ
る透視度法により測定した。又形状保持安定性は40°
Cの条件に一ヶ月保存した時の透明固形芳香剤の性状で
あられした。以上の事項を表2に示す。
表 2 44℃ 52°G 54°G 44℃ 透明度 18Crn20crT119Cn+ 16cm
(透明) (透明) (透明) (透明)である 透明固形芳香剤の揮散減少率は透明固形芳香剤の重箪変
化にて示した。
芳香持続性に関しては約4Jの無臭室にてパネルテスト
を行った。パネラ−の構成は以下の通りである。
1g−20−11 21−25323 26−30122 31−35332 36−40422 41−451,22 46−50−22 評価は以下のグレードによって行った。
グレード 評 価 +3 非常に強い匂いである +2 強い匂いでおる +1 やや強い匂いである 0 普通の匂いである −1 やや弱い匂いである −2 弱い匂いである −3 非常に弱い匂いである 上記評価によるグレードの全ノぞネラーの合計を・ぐネ
ラー数で割った算術平均(小数点以下第2位を4捨5人
)で平均グレードを決定した。芳香バランス持続性は各
パネラ−の意見をまとめて総合的コメントとして表わし
た。
上記揮散減少率、芳香持続性、芳香バランス持続性は6
0fの試料についてスタート時2週間、4週間、6週間
後にテストを行った。その結果は表3に示す。
比較例1〜2 製造方法は実施例1〜4に同じである。
配合処方は表4に示す。
表 4 d−リモネン 55部 73部 エタノール 30 カービトール 15 ステアリン酸ソーダ 55 水 52 オレンジ系調合香料C455 too 100 比較例(1)、(2)のグル化温度、透明度及び形状保
持安定性を表5 It(示す。
表 5 ケ0ル化温度 32〜35℃ 33〜36℃透 明 度
 0.2 on (不透明) 0.1 or (不透明
)又、揮散減少率、芳香持続性及び芳香バランス持続性
については表6に示す。
手続補正書 昭和59年3月30日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 特願昭58−194342号 2、発明の名称 透明固型芳香剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町四丁目九香地、′ノま
二3Ci (ほかする) 6補正の対象 明細帖の1発明の詳細な説明”の欄 7、補正の内容11.、.7o8.、.1.7fi+ 
明細書第3頁12行に、「整髪料、」とある後に、 r ハンドクリーナー、洗浄剤、」 と加入する。
(2)明細書第20頁1行に、「適宜に、」とある彼に
、 「 透明固形芳香剤に利用される 」 と加入する。
(3) 明細書第20゛頁6行に、「消臭剤」とある後
に、 「 、界面活性剤 」 と加入する。
(4)明細書第26頁4行に、「ことができる。」とあ
る後に、 「更に界面活性剤の例としては、例えばポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン了りルエー
テル、ポリオキシエチレンソルピタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンi 1Jコール、アルキロールアミドなどの如き非
イオン界面活性剤;ベタイン型、スルホベタイン型、ス
ルホアミノ酸型等の如き両性界面活性を例示することが
できる。」 と加入する。
(5)明細書第26頁8行に、「消臭剤類、」とある後
に、 「 ハンドクリーナー、洗浄剤 」 と加入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭化水素化合物、アルコール類、ステアリン酸ナト
    リウム固化剤及び水から主として成り且つソペンザルノ
    ルビット固化剤不含有の組成物の加熱溶解後冷却固化物
    からなる固型芳香剤において、該アルコール類が芳香族
    −価アルコールであることを特徴とする透明固型芳香剤
    。 2、該芳香族−価アルコールが、ベンノルアルコール、
    メチルペンツルアルコール、フェニルエチルアルコール
    、フェニルプロピルアルコール及びフェノキシエタノー
    ルより成る群からえらばれた少なくとも一種であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の透明固型芳香
    剤。 λ 該炭化水素化合物が、テルペン系炭化水素化合物、
    又はテルペン系炭化水素化合物と・ぐラフイン系(イソ
    パラフィン系を包含する呼称)炭化水素化合物、である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項
    記載の透明固型芳香剤。 4、該芳香族−価アルコールの量が、該炭化水素化合物
    、該芳香族−価アルコール、該ステアリン酸ナトリウム
    同化剤及び水の合計重量に基いて約10〜約90重量%
    である特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の透明固型芳香剤。 5、該炭化水素化合物の量が、該炭化水素化合物、該芳
    香族−価アルコール、該ステアリン酸ナトリウム固化剤
    及び水の金側重量に基いて約10〜約90重量%である
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の透
    明固型芳香剤。 6、該ステアリン酸ナトリウム固化剤の量が、該炭化水
    素化合物、該芳香族−価アルコール、該ステアリン酸す
    l−IJウム固化剤及び水の合計重量に基いて約1〜約
    10重量%である特許請求の範囲第1項乃至第3項のい
    ずれかに記載の透明固型芳香剤。 7、該水の量が、該炭化水素化合物、該芳香族−価アル
    コール、該ステアリン酸ナトリウム同化剤及び水の合計
    重量に基いて約0.1〜約15重量%である特許請求の
    範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の透明固型芳香
    剤。
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