JP2504085B2 - 浴剤組成物 - Google Patents
浴剤組成物Info
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- Japan
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- oil
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/92—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof
- A61K8/922—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof of vegetable origin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/10—Washing or bathing preparations
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴剤組成物に関わり、メドウフォーム〈学
名リムナンテスアルバ(Limnanthes alba)〉油また
は、その水素添加物を含有し、美容効果に優れた新規な
浴剤組成物に関する。
名リムナンテスアルバ(Limnanthes alba)〉油また
は、その水素添加物を含有し、美容効果に優れた新規な
浴剤組成物に関する。
従来、浴湯に投入して用いられる浴剤組成物としては
種々のものが知られ、粉末及び顆粒の場合には、硫酸ナ
トリウム,炭酸水素ナトリウム,硼砂,セスキ炭酸ナト
リウム等を主剤とし、液体の場合には皮膚の保護を目的
としたりあるいは皮膚への感触を良くする為に、例えば
ラノリン,ラノリン誘導体,イソプロピルミリステー
ト,イソプロピルアルコール,スクワラン,ピロリドン
カルボン酸塩,グリセリン,プロピレングリコール,そ
の他の各種動植物油及びそのエステル類等の柔軟剤を主
剤としており、これに色素,香料,殺菌剤などをくわえ
たものが大部分を占めている。
種々のものが知られ、粉末及び顆粒の場合には、硫酸ナ
トリウム,炭酸水素ナトリウム,硼砂,セスキ炭酸ナト
リウム等を主剤とし、液体の場合には皮膚の保護を目的
としたりあるいは皮膚への感触を良くする為に、例えば
ラノリン,ラノリン誘導体,イソプロピルミリステー
ト,イソプロピルアルコール,スクワラン,ピロリドン
カルボン酸塩,グリセリン,プロピレングリコール,そ
の他の各種動植物油及びそのエステル類等の柔軟剤を主
剤としており、これに色素,香料,殺菌剤などをくわえ
たものが大部分を占めている。
これらの主剤のうち柔軟剤は入浴後の浴者の皮膚をな
めらかにし、しっとりとした感触を与えるため浴剤には
不可欠のものである。
めらかにし、しっとりとした感触を与えるため浴剤には
不可欠のものである。
しかるに従来より柔軟剤として使用されているこれら
の原料は、その配合量が問題であり、配合量の増加によ
り皮膚へのべとつきはさけられないものであって使用量
は限定されていた。さらに上記の柔軟剤は他の原料との
相溶性及び浴剤を浴槽の湯中に投入した時の分散性でも
好ましいものではなく、くわえて長時間における安定性
も悪く、品質劣化の点でも問題であった。
の原料は、その配合量が問題であり、配合量の増加によ
り皮膚へのべとつきはさけられないものであって使用量
は限定されていた。さらに上記の柔軟剤は他の原料との
相溶性及び浴剤を浴槽の湯中に投入した時の分散性でも
好ましいものではなく、くわえて長時間における安定性
も悪く、品質劣化の点でも問題であった。
そこで本発明者は、浴剤組成物の新しい柔軟剤を求め
るべく研究した結果、メドウフォーム油又はその水素添
加物を浴剤組成物の柔軟剤として使用することにより油
気の少ないさらりとした浴後の皮膚への感触を得ること
ができ、さらに従来の欠点である配合量の点でも従来か
ら柔軟剤として広く使用されてきたホホバ油と同様に多
量に配合でき、湯中への分散性も非常にすぐれた浴剤組
成物が得られることを見い出した。
るべく研究した結果、メドウフォーム油又はその水素添
加物を浴剤組成物の柔軟剤として使用することにより油
気の少ないさらりとした浴後の皮膚への感触を得ること
ができ、さらに従来の欠点である配合量の点でも従来か
ら柔軟剤として広く使用されてきたホホバ油と同様に多
量に配合でき、湯中への分散性も非常にすぐれた浴剤組
成物が得られることを見い出した。
上記の問題点を解決するための手段である本発明は、
メドウフォーム油又は、その水素添加物を含有すること
を特徴とする浴剤組成物である。
メドウフォーム油又は、その水素添加物を含有すること
を特徴とする浴剤組成物である。
以下、本発明について詳細に説明する。
メドウフォームはアメリカ西部、太平洋岸のオレゴン
州南部、カリフォルニア州北部等に産する二年草で背丈
は25〜45cm、春・乳白色の花が咲き、花はやがて実にな
り、実の大きさは大体3mm程度で、これを採取してしぼ
った油がメドウフォーム油である。メドウフォーム油は
他の植物油と同様、脂肪酸のグリセリンエステルからな
り、特徴はその構成脂肪酸の種類にある。炭素数20以上
の不飽和酸を95%以上含有しており、C18以下の脂肪酸
をほとんど含まない。その代表的構成脂肪酸の平均値は
次のとおりである。エイコセン酸約65.0%ドコセン酸約
20.0%ドコサジエン酸約10.0%また、メドウフォーム油
の性質を示すと次のとおりである。
州南部、カリフォルニア州北部等に産する二年草で背丈
は25〜45cm、春・乳白色の花が咲き、花はやがて実にな
り、実の大きさは大体3mm程度で、これを採取してしぼ
った油がメドウフォーム油である。メドウフォーム油は
他の植物油と同様、脂肪酸のグリセリンエステルからな
り、特徴はその構成脂肪酸の種類にある。炭素数20以上
の不飽和酸を95%以上含有しており、C18以下の脂肪酸
をほとんど含まない。その代表的構成脂肪酸の平均値は
次のとおりである。エイコセン酸約65.0%ドコセン酸約
20.0%ドコサジエン酸約10.0%また、メドウフォーム油
の性質を示すと次のとおりである。
ケン化価 約170 ヨウ素価 約 90 酸 価 5 比 重 0.910〜0.920 メドウフォーム油はにおいが非常にマイルドであり、
常温で液状であるため、天然物のまま浴剤原料として使
用することもできるが、脱色、脱臭あるいは蒸留により
精製を行ってもよい。又、メドウフォーム油を水素添加
して得られメドウフォームワックスは、非常に柔軟性に
富んだ光沢性のあるワックスである。
常温で液状であるため、天然物のまま浴剤原料として使
用することもできるが、脱色、脱臭あるいは蒸留により
精製を行ってもよい。又、メドウフォーム油を水素添加
して得られメドウフォームワックスは、非常に柔軟性に
富んだ光沢性のあるワックスである。
本発明において、メドウフォーム油又は、その水素添
加物とともに配合する他の浴剤成分としては、通常浴剤
原料として使用できるものなら全て使用し得るが、その
浴剤の目的とする効能,効果に応じて、次に示すものの
中から適宜選択して配合すればよい。
加物とともに配合する他の浴剤成分としては、通常浴剤
原料として使用できるものなら全て使用し得るが、その
浴剤の目的とする効能,効果に応じて、次に示すものの
中から適宜選択して配合すればよい。
無機塩類 塩化ナトリウム,硫酸ナトリウム,硫酸カリウム,硝
酸ナトリウム,硝酸カルシウム,硫酸アルミニウム、ポ
リリン酸ナトリウム,塩化アンモニウム,硫酸鉄,リン
酸ナトリウム,硫酸マグネシウム,チオ硫酸ナトリウ
ム,炭酸水素ナトリウム,セスキ炭酸ナトリウム,硫化
ナトリウム,ホウ砂,酸化カルシウム,炭酸マグネシウ
ム,塩化カリウム,臭化カリウム,次亜硫酸ナトリウム
等。
酸ナトリウム,硝酸カルシウム,硫酸アルミニウム、ポ
リリン酸ナトリウム,塩化アンモニウム,硫酸鉄,リン
酸ナトリウム,硫酸マグネシウム,チオ硫酸ナトリウ
ム,炭酸水素ナトリウム,セスキ炭酸ナトリウム,硫化
ナトリウム,ホウ砂,酸化カルシウム,炭酸マグネシウ
ム,塩化カリウム,臭化カリウム,次亜硫酸ナトリウム
等。
無機酸類 ホウ酸,メタケイ酸,無水ケイ酸等。
有機酸類 安息香酸,クエン酸,フマル酸,酒石酸,ピロリドン
カルボン酸,サリチル酸等。
カルボン酸,サリチル酸等。
生薬類 ソウジュツ,ビャクジュツ,カノコソウ,ケイガイ,
コウボク,センキュウ,トウヒ,トウキ,ショウキョウ
末,ニンジン,ケイヒ,シャクヤク,ハッカ葉,オウゴ
ン,サンシシ,ブクリョウ,ドクカツ,ショウブ,ガイ
ヨウ,マツブサ,ビャクシ,ジュウヤク,龍脳,サフラ
ン,オウバクエキス,チンピ,ウイキョウ,カン皮末,
カミツレ等。
コウボク,センキュウ,トウヒ,トウキ,ショウキョウ
末,ニンジン,ケイヒ,シャクヤク,ハッカ葉,オウゴ
ン,サンシシ,ブクリョウ,ドクカツ,ショウブ,ガイ
ヨウ,マツブサ,ビャクシ,ジュウヤク,龍脳,サフラ
ン,オウバクエキス,チンピ,ウイキョウ,カン皮末,
カミツレ等。
油脂類 ヌカ油,米ヌカエキス,オリーブ油,ホホバ油,大豆
油,流動パラフィン,白色ワセリン,等。
油,流動パラフィン,白色ワセリン,等。
香料類 天然香料−−−ラベンダー油,ジャスミン油,レモン
油,ローズ油,オレンジ油,パイン油,テレビン油,ベ
ルガモット油,菖蒲油等。
油,ローズ油,オレンジ油,パイン油,テレビン油,ベ
ルガモット油,菖蒲油等。
合成香料−−−ゲラニオール,シトロネロール,フェ
ニルエチルアルコール,ベンジルアセテート等。
ニルエチルアルコール,ベンジルアセテート等。
色素類 赤色2号,黄色4号,緑色3号,青色1号,赤色213
号,橙色205号,黄色202号の1,緑色201号,青色201号等
の厚生省令タール色素別表I及びIIの色素、クロロフィ
ル,リボフラビン,アンナット,カンタキサンチン,ク
ロシン,コチニール、べにばな,アントラキノン等の食
品添加剤として認められる天然色素。
号,橙色205号,黄色202号の1,緑色201号,青色201号等
の厚生省令タール色素別表I及びIIの色素、クロロフィ
ル,リボフラビン,アンナット,カンタキサンチン,ク
ロシン,コチニール、べにばな,アントラキノン等の食
品添加剤として認められる天然色素。
多価アルコール類 グリセリン,プロピレングリコール,ソルビトール
等。
等。
界面活性剤類 ラウリル硫酸ナトリウム,ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル硫酸ナトリウム,ラウリン酸ジエタノールア
ミド,ポリエチレングリコールモノステアレート等。
ルエーテル硫酸ナトリウム,ラウリン酸ジエタノールア
ミド,ポリエチレングリコールモノステアレート等。
その他 イオウ,鉱砂,湯の花,カゼイン,中性白土,サリチ
ル酸ナトリウム,カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム,卵黄末,いり糖,雲母末、脱脂粉乳,ポリビニルピ
ロリドン等。
ル酸ナトリウム,カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム,卵黄末,いり糖,雲母末、脱脂粉乳,ポリビニルピ
ロリドン等。
さらに本発明の浴剤組成物は、上記した成分以外に
も、必要に応じて殺菌防腐剤(例えば安息香酸,安息香
酸エステル,ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばEDT
A,NTA,クエン酸等)、その他広い範囲の原料を配合する
ことができる。
も、必要に応じて殺菌防腐剤(例えば安息香酸,安息香
酸エステル,ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばEDT
A,NTA,クエン酸等)、その他広い範囲の原料を配合する
ことができる。
次に、本発明の浴剤組成物の製造方法について説明す
る。
る。
本発明の浴剤組成物は前記した他の配合成分にメドウ
フォーム油又はその水素添加物を加え、均一に混合する
ことができる方法であればいかなる方法であってもよ
い。
フォーム油又はその水素添加物を加え、均一に混合する
ことができる方法であればいかなる方法であってもよ
い。
その添加量としては、浴剤組成物全量を100として0.1
〜80位が用いられ、特に粉体の場合は0.1〜5位、バス
オイルの場合は5〜80位、バブルバスの場合は1〜5位
が好適である。因みにオリーブ油の添加量はメドウフォ
ーム油の約3分の1の量しか添加できず、これ以上添加
すると皮膚に対するべとつき等が生じて好ましい結果を
得ることができない。
〜80位が用いられ、特に粉体の場合は0.1〜5位、バス
オイルの場合は5〜80位、バブルバスの場合は1〜5位
が好適である。因みにオリーブ油の添加量はメドウフォ
ーム油の約3分の1の量しか添加できず、これ以上添加
すると皮膚に対するべとつき等が生じて好ましい結果を
得ることができない。
また、浴剤組成物の剤形としては粉体,液体,固体な
ど任意の形とすることができる。
ど任意の形とすることができる。
以上述べてきたように本発明にあっては、メドウフォ
ーム油又はその水素添加物を浴剤原料に添加することに
よりきわめて良好な分散性の浴剤組成物を得ることがで
きる。これは浴剤が一般の化粧品とは異なり、浴槽の湯
中に投入して使用される点で大きな意義がある。即ち、
従来の原料を用いた浴剤では湯中に投入した際に分散性
が悪く、油が球状となって浮いた状態になることが多
く、浴者に不快感を与えるとともに油の浴槽への付着も
起こりやすく好ましくない。これに対し、本発明に従い
メドウフォーム油又はその水素添加物を浴剤原料に添加
して得た浴剤組成物は分散性が良い為、球状とならず浴
者の皮膚全体に柔軟感を与えることができ、さらに浴槽
へも付着しにくい。その上、本発明の浴剤組成物は粉末
及び顆粒の場合には各種の無機塩類と混合しても長期間
変質することなく安定であり、液体の場合にも分散性が
良い為、各種原料との相溶性が良く、可溶化の点でも大
きな長所があり、長期間における乳化安定性も良い。
ーム油又はその水素添加物を浴剤原料に添加することに
よりきわめて良好な分散性の浴剤組成物を得ることがで
きる。これは浴剤が一般の化粧品とは異なり、浴槽の湯
中に投入して使用される点で大きな意義がある。即ち、
従来の原料を用いた浴剤では湯中に投入した際に分散性
が悪く、油が球状となって浮いた状態になることが多
く、浴者に不快感を与えるとともに油の浴槽への付着も
起こりやすく好ましくない。これに対し、本発明に従い
メドウフォーム油又はその水素添加物を浴剤原料に添加
して得た浴剤組成物は分散性が良い為、球状とならず浴
者の皮膚全体に柔軟感を与えることができ、さらに浴槽
へも付着しにくい。その上、本発明の浴剤組成物は粉末
及び顆粒の場合には各種の無機塩類と混合しても長期間
変質することなく安定であり、液体の場合にも分散性が
良い為、各種原料との相溶性が良く、可溶化の点でも大
きな長所があり、長期間における乳化安定性も良い。
例えば従来のバスオイルは製造時には均一に溶解されて
いても、長期間保存した場合に油剤成分の酸化が起こり
やすく、濁り,分離を生じやすい。本発明に従いメドウ
フォーム油又はその水素添加物を浴剤原料に添加して得
たバスオイルは、長期間安定であり、品質の劣化は認め
られず、湯中に投入してもきわめて優れた分散性を示
す。このように本発明の浴剤組成物は、長期間保存して
も安定であり、湯中への分散性が非常に優れ、且つ入浴
中及び入浴後にさらりとした快適な感触を皮膚に与える
など浴剤として優れた性能を有する。
いても、長期間保存した場合に油剤成分の酸化が起こり
やすく、濁り,分離を生じやすい。本発明に従いメドウ
フォーム油又はその水素添加物を浴剤原料に添加して得
たバスオイルは、長期間安定であり、品質の劣化は認め
られず、湯中に投入してもきわめて優れた分散性を示
す。このように本発明の浴剤組成物は、長期間保存して
も安定であり、湯中への分散性が非常に優れ、且つ入浴
中及び入浴後にさらりとした快適な感触を皮膚に与える
など浴剤として優れた性能を有する。
次に本発明の浴剤組成物と従来の浴剤組成物との効能
効果の比較をした実験例を挙げ、本発明の浴剤組成物が
分散性,肌のなめらかさ,安定性に優れていることを説
明する。
効果の比較をした実験例を挙げ、本発明の浴剤組成物が
分散性,肌のなめらかさ,安定性に優れていることを説
明する。
本発明の浴剤組成物と従来の浴剤組成物をそれぞれ次
のようにして製造した。
のようにして製造した。
試料 本発明の浴剤組成物 乾燥硫酸ナトリウム47.6重量部、炭酸水素ナトリウム
47.6重量部、メドウフォーム油2重量部、オレンジ系調
合香料2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号
の(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
47.6重量部、メドウフォーム油2重量部、オレンジ系調
合香料2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号
の(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
試料 従来の浴剤組成物 No.1 乾燥硫酸ナトリウム47.6重量部、炭酸水素ナトリウム
47.6重量部、オリーブ油2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
47.6重量部、オリーブ油2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
試料 従来の浴剤組成物 No.2 乾燥硫酸ナトリウム47.6重量部、炭酸水素ナトリウム
47.6重量部、スクワラン2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
47.6重量部、スクワラン2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
試料 従来の浴剤組成物 No.3 乾燥硫酸ナトリウム48.6重量部、炭酸水素ナトリウム
48.6重量部、オレンジ系調合香料2重量部、軽質無水ケ
イ酸0.4重量部、黄色202号の(1)0.4重量部と均一に
混合し、試料とした。
48.6重量部、オレンジ系調合香料2重量部、軽質無水ケ
イ酸0.4重量部、黄色202号の(1)0.4重量部と均一に
混合し、試料とした。
(評価例1) 四つの浴槽にそれぞれ41℃のお湯を200リットル入
れ、各々の浴湯に本発明の浴剤組成物及び従来の浴剤組
成物3種を30グラム添加した。
れ、各々の浴湯に本発明の浴剤組成物及び従来の浴剤組
成物3種を30グラム添加した。
熟練したパネラー6名が各々浴槽に各3〜5分間入浴
し、浴湯表面の油分の状態を観察して下記の基準により
評価した。(分散性の評価) 評価基準 ◎:均一に広がり、かなり細かい粒となる ○:小さい粒の油分が広がる △:やや大きな粒の油分が見られる ×:均一に分散せず、大きな粒の油分が見られる また、入浴中の肌のなめらかさ及び入浴後の肌のなめ
らかさを下記の基準により評価した。(肌のなめらかさ
の評価) 評価基準 ◎:非常になめらかである ○:かなりなめらかである △:ややなめらかである ×:効果がない また、油分の浴槽への付着度合を下記の基準により評
価した。(浴槽への付着評価) 評価基準 ○:ペタつきがほとんど認められない △:ややペタつきが認められる ×:ペタつきが認められる (評価例2) 上記三種の浴剤組成物をそれぞれ紙缶に420g,ブリキ
缶に120g充填し、40℃75%RH及び室温の環境に6ヶ月間
保存後、内容製剤の状態を観察して安定性の評価をし
た。
し、浴湯表面の油分の状態を観察して下記の基準により
評価した。(分散性の評価) 評価基準 ◎:均一に広がり、かなり細かい粒となる ○:小さい粒の油分が広がる △:やや大きな粒の油分が見られる ×:均一に分散せず、大きな粒の油分が見られる また、入浴中の肌のなめらかさ及び入浴後の肌のなめ
らかさを下記の基準により評価した。(肌のなめらかさ
の評価) 評価基準 ◎:非常になめらかである ○:かなりなめらかである △:ややなめらかである ×:効果がない また、油分の浴槽への付着度合を下記の基準により評
価した。(浴槽への付着評価) 評価基準 ○:ペタつきがほとんど認められない △:ややペタつきが認められる ×:ペタつきが認められる (評価例2) 上記三種の浴剤組成物をそれぞれ紙缶に420g,ブリキ
缶に120g充填し、40℃75%RH及び室温の環境に6ヶ月間
保存後、内容製剤の状態を観察して安定性の評価をし
た。
上記の二つの表から明らかなように、本発明の浴剤組
成物は従来のものに比較して、分散性,肌のなめらか
さ,安定性及び油分の浴槽への付着度合の何れの点でも
優れていることがわかる。
成物は従来のものに比較して、分散性,肌のなめらか
さ,安定性及び油分の浴槽への付着度合の何れの点でも
優れていることがわかる。
以下実施例で本発明を具体的に説明する。
実施例1(粉末製剤) 乾燥硫酸ナトリウム60重量部、炭酸水素ナトリウム36
重量部,ミント系調合香料2重量部,メドウフォーム油
1重量部、緑色204号0.5重量部、軽質無水ケイ酸0.5重
量部を均一に撹拌混合し、浴剤組成物を得た。
重量部,ミント系調合香料2重量部,メドウフォーム油
1重量部、緑色204号0.5重量部、軽質無水ケイ酸0.5重
量部を均一に撹拌混合し、浴剤組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、30g添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
実施例2(バスオイル) メドウフォーム油75重量部、ヘキシルデカノール15重
量部、イソプロピルミリステート6重量部、レモン系調
合香料4重量部、青色403号0.05重量部を均一に撹拌混
合し、浴剤組成物を得た。
量部、イソプロピルミリステート6重量部、レモン系調
合香料4重量部、青色403号0.05重量部を均一に撹拌混
合し、浴剤組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、10ml添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
実施例3(液体浴剤) プロピレングリコール30重量部、水素添加メドウフォ
ーム油5重量部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油8重
量部を順次に添加し加温溶解後、エタノール50重量部、
精製水12重量部、ジャスミン系調合香料1重量部を添加
し、均一に撹拌混合し、浴剤組成物を得た。
ーム油5重量部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油8重
量部を順次に添加し加温溶解後、エタノール50重量部、
精製水12重量部、ジャスミン系調合香料1重量部を添加
し、均一に撹拌混合し、浴剤組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、5ml添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
実施例4(ミルクバス) 湯相としてメドウフォーム油20重量部、水素添加メド
ウフォーム油5重量部、流動パラフィン3重量部80℃に
加温撹拌し、これに同温度の水相(精製水65重量部、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノラウレート2重量部、
グリセリンモノステアレート3重量部、パラオキシ安息
香酸メチル0.1重量部)を徐々に撹拌しながら添加す
る。撹拌しながら冷却して50℃になったら、フローラル
系調合香料1.9重量部添加、冷却して浴剤組成物を得
た。
ウフォーム油5重量部、流動パラフィン3重量部80℃に
加温撹拌し、これに同温度の水相(精製水65重量部、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノラウレート2重量部、
グリセリンモノステアレート3重量部、パラオキシ安息
香酸メチル0.1重量部)を徐々に撹拌しながら添加す
る。撹拌しながら冷却して50℃になったら、フローラル
系調合香料1.9重量部添加、冷却して浴剤組成物を得
た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、5ml添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
Claims (1)
- 【請求項1】リムナンテスアルバ(Limnanthes alb
a)、別名メドウフォーム(Meadowfoam)の種子から抽
出したメドウフォーム油またはその水素添加物のいずれ
か一方あるいは両方を含有することを特徴とする浴剤組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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