JP2638029B2 - 浴剤組成物 - Google Patents
浴剤組成物Info
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- JP2638029B2 JP2638029B2 JP63021153A JP2115388A JP2638029B2 JP 2638029 B2 JP2638029 B2 JP 2638029B2 JP 63021153 A JP63021153 A JP 63021153A JP 2115388 A JP2115388 A JP 2115388A JP 2638029 B2 JP2638029 B2 JP 2638029B2
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- Japan
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- oil
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/10—Washing or bathing preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/92—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof
- A61K8/922—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof of vegetable origin
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- Veterinary Medicine (AREA)
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- Birds (AREA)
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- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴剤組成物に係わり、精製ババス油を含有
し、美容効果に優れた新規な浴剤組成物に関する。
し、美容効果に優れた新規な浴剤組成物に関する。
従来浴湯に投入して用いられる浴剤組成物としては種
々のものが知られ、粉末及び顆粒の場合には、硫酸ナト
リウム,炭酸水素ナトリウム,硼砂,セスキ炭酸ナトリ
ウム等を主剤とし、液体の場合には皮膚の保護を目的と
したりあるいは皮膚への感触を良くする為に、例えばラ
ノリン,ラノリン誘導体,イソプロピルミリステート,
イソプロピルアルコール,スクワラン,ピロリドンカル
ボン酸塩,グリセリン,プロピレングリコール,その他
の各種動植物油及びそのエステル類等の柔軟剤を主剤と
しており、これに色素,香料,殺菌剤などをくわえたも
のが大部分を占めている。
々のものが知られ、粉末及び顆粒の場合には、硫酸ナト
リウム,炭酸水素ナトリウム,硼砂,セスキ炭酸ナトリ
ウム等を主剤とし、液体の場合には皮膚の保護を目的と
したりあるいは皮膚への感触を良くする為に、例えばラ
ノリン,ラノリン誘導体,イソプロピルミリステート,
イソプロピルアルコール,スクワラン,ピロリドンカル
ボン酸塩,グリセリン,プロピレングリコール,その他
の各種動植物油及びそのエステル類等の柔軟剤を主剤と
しており、これに色素,香料,殺菌剤などをくわえたも
のが大部分を占めている。
これらの主剤のうち柔軟剤は入浴後の浴者の皮膚をな
めらかにし、しっとりとした感触を与えるため浴剤には
不可欠のものである。
めらかにし、しっとりとした感触を与えるため浴剤には
不可欠のものである。
しかるに従来より柔軟剤として使用されているこれら
の原料は、その配合量が問題であり、配合量の増加によ
り皮膚へのべとつきはさけられないものであって使用量
は限定されていた。さらに上記の柔軟剤は他の原料との
相溶性及び浴剤を浴槽の湯中に投入した時の分散性でも
好ましいものではなく、くわえて長時間における安定性
も悪く、品質劣化の点でも問題であった。
の原料は、その配合量が問題であり、配合量の増加によ
り皮膚へのべとつきはさけられないものであって使用量
は限定されていた。さらに上記の柔軟剤は他の原料との
相溶性及び浴剤を浴槽の湯中に投入した時の分散性でも
好ましいものではなく、くわえて長時間における安定性
も悪く、品質劣化の点でも問題であった。
〔発明が解決しようとする課題〕 そこで本発明者は、浴剤組成物の新しい柔軟剤を求め
るべく研究した結果、精製ババス油を浴剤組成物の柔軟
剤として使用することにより油気の少ないさらりとした
浴後の皮膚への感触を得ることができ、さらに従来の欠
点である配合量の点でも従来から柔軟剤として広く使用
されてきたホホバ油と同様に多量に配合でき、湯中への
分散性も非常にすぐれた浴剤組成物が得られることを見
い出した。
るべく研究した結果、精製ババス油を浴剤組成物の柔軟
剤として使用することにより油気の少ないさらりとした
浴後の皮膚への感触を得ることができ、さらに従来の欠
点である配合量の点でも従来から柔軟剤として広く使用
されてきたホホバ油と同様に多量に配合でき、湯中への
分散性も非常にすぐれた浴剤組成物が得られることを見
い出した。
本発明は、精製ババス油を含有することを特徴とする
浴剤組成物である。
浴剤組成物である。
以下、本発明について詳細に説明する。
ババス油は、南アメリカ等に産するシュロ科の植物バ
バスパーム(Orbignya martiana)の果実の核から得ら
れる不乾性油で、主として炭素数8〜18の脂肪酸のトリ
グリセライドからなる油である。その代表的構成脂肪酸
の組成は、カプリル酸(C8)4〜6.5%、カプリン酸(C
10)2.7〜7.6%、ラウリン酸(C12)44〜46%、ミリス
チン酸(C14)15〜20%、パルミチン酸(C16)6〜9
%、ステアリン酸(C18)3〜6%である。また、ババ
ス油の性質を示すと次のとおりである。
バスパーム(Orbignya martiana)の果実の核から得ら
れる不乾性油で、主として炭素数8〜18の脂肪酸のトリ
グリセライドからなる油である。その代表的構成脂肪酸
の組成は、カプリル酸(C8)4〜6.5%、カプリン酸(C
10)2.7〜7.6%、ラウリン酸(C12)44〜46%、ミリス
チン酸(C14)15〜20%、パルミチン酸(C16)6〜9
%、ステアリン酸(C18)3〜6%である。また、ババ
ス油の性質を示すと次のとおりである。
ケン化価 約250 ヨウ素価 約 15 酸 価 0.1 融 点 24℃ 本発明において、精製ババス油を使用する理由は、天
然ババス油は原油特有の臭気があり、また、経時的には
酸化劣化が著しく、精製ババス油は色、臭いがなく酸化
安定性に優れている。
然ババス油は原油特有の臭気があり、また、経時的には
酸化劣化が著しく、精製ババス油は色、臭いがなく酸化
安定性に優れている。
また、精製ババス油は融点が22〜26℃であり、浴湯中
にこれを投入した際に従来浴剤に使用されてきた天然液
状油(例えばオリーブ油,大豆油,綿実油等)と比べて
ベトツキのない軽い感触を与えることができる。
にこれを投入した際に従来浴剤に使用されてきた天然液
状油(例えばオリーブ油,大豆油,綿実油等)と比べて
ベトツキのない軽い感触を与えることができる。
本発明において、精製ババス油とともに配合する他の
浴剤成分としては、通常浴剤原料として使用できるもの
なら全て使用し得るが、その浴剤の目的とする効能,効
果に応じて、次に示すものの中から適宜選択して配合す
ればよい。
浴剤成分としては、通常浴剤原料として使用できるもの
なら全て使用し得るが、その浴剤の目的とする効能,効
果に応じて、次に示すものの中から適宜選択して配合す
ればよい。
無機塩類 塩化ナトリウム,硫酸ナトリウム,硝酸カリウム,硝
酸ナトリウム,硝酸カルシウム,硫酸アルミニウム、ポ
リリン酸ナトリウム,塩化アンモニウム,硫酸鉄,リン
酸ナトリウム,硫酸マグネシウム、チオ硫酸ナトリウ
ム,炭酸水素ナトリウム,セスキ炭酸ナトリウム,硫化
ナトリウム,ホウ砂,酸化カルシウム,炭酸マグネシウ
ム,塩化カリウム,臭化カリウム,次亜硫酸ナトリウム
等。
酸ナトリウム,硝酸カルシウム,硫酸アルミニウム、ポ
リリン酸ナトリウム,塩化アンモニウム,硫酸鉄,リン
酸ナトリウム,硫酸マグネシウム、チオ硫酸ナトリウ
ム,炭酸水素ナトリウム,セスキ炭酸ナトリウム,硫化
ナトリウム,ホウ砂,酸化カルシウム,炭酸マグネシウ
ム,塩化カリウム,臭化カリウム,次亜硫酸ナトリウム
等。
無機酸類 ホウ酸,メタケイ酸,無水ケイ酸等。
有機酸類 安息香酸,クエン酸,フマル酸,酒石酸,ピロリドン
カルボン酸,サリチル酸等。
カルボン酸,サリチル酸等。
生薬類 ソウジュツ,ビャクジュツ,カノコソウ,ケイガイ,
コウボク,センキュウ,トウヒ,トウキ,ショウキョウ
末,ニンジン,ケイヒ,シャクヤク,ハッカ葉,オウゴ
ン,サンシシ,ブクリョウ,ドクカツ,ショウブ,ガイ
ヨウ,マツブサ,ビャクシ,ジュウヤク,龍脳,サフラ
ン,オウバクエキス,チンピ,ウイキョウ,カン皮末,
カミツレ等。
コウボク,センキュウ,トウヒ,トウキ,ショウキョウ
末,ニンジン,ケイヒ,シャクヤク,ハッカ葉,オウゴ
ン,サンシシ,ブクリョウ,ドクカツ,ショウブ,ガイ
ヨウ,マツブサ,ビャクシ,ジュウヤク,龍脳,サフラ
ン,オウバクエキス,チンピ,ウイキョウ,カン皮末,
カミツレ等。
油脂類 ヌカ油,米ヌカエキス,オリーブ油,ホホバ油,大豆
油,流動パラフィン,白色ワセリン等。
油,流動パラフィン,白色ワセリン等。
香料類 天然香料−−−ラベンダー油,ジャスミン油,レモン
油,ローズ油,オレンジ油,パイン油,テレビン油,ベ
ルガモット油,菖蒲油等。
油,ローズ油,オレンジ油,パイン油,テレビン油,ベ
ルガモット油,菖蒲油等。
合成香料−−−ゲラニオール,シトロネロール,フェニ
ルエチルアルコール,ベンジルアセテート等。
ルエチルアルコール,ベンジルアセテート等。
色素類 赤色2号,黄色4号,緑色3号,青色1号,赤色213
号,橙色205号,黄色202号の1,緑色201号,青色201号等
の厚生省令タール色素別表I及びIIの色素、クロロフィ
ル,リボフラビン,アンナット,カンタキサンチン,ク
ロシン,コチニール、べにばな,アントラキノン等の食
品添加剤として認められる天然色素。
号,橙色205号,黄色202号の1,緑色201号,青色201号等
の厚生省令タール色素別表I及びIIの色素、クロロフィ
ル,リボフラビン,アンナット,カンタキサンチン,ク
ロシン,コチニール、べにばな,アントラキノン等の食
品添加剤として認められる天然色素。
多価アルコール類 グリセリン,プロピレングルコール,ソルビトール
等。
等。
界面活性剤類 ラウリン硫酸ナトリウム,ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル硫酸ナトリウム,ラウリン酸ジエタノールア
ミド,ポリエチレングリコールモノステアレート等。
ルエーテル硫酸ナトリウム,ラウリン酸ジエタノールア
ミド,ポリエチレングリコールモノステアレート等。
その他 イオウ,鉱砂,湯の花,カゼイン,中性白土,サリチ
ル酸ナトリウム,カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、卵黄末,いり糠,雲母末、脱脂粉乳,ポリビニルピ
ロリドン等。
ル酸ナトリウム,カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、卵黄末,いり糠,雲母末、脱脂粉乳,ポリビニルピ
ロリドン等。
さらに本発明の浴剤組成物は、上記した成分以外に
も、必要に応じて殺菌防腐剤(令えば安息香酸,安息香
酸エステル,ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばEDT
A,NTA,クエン酸等)、その他広い範囲の原料を配合する
ことができる。
も、必要に応じて殺菌防腐剤(令えば安息香酸,安息香
酸エステル,ソルビン酸等)、金属封鎖剤(例えばEDT
A,NTA,クエン酸等)、その他広い範囲の原料を配合する
ことができる。
次に、本発明の浴剤組成物の製造方法について説明す
る。
る。
本発明の浴剤組成物は前記した他の配合成分に精製バ
バス油を加え、均一に混合することができる方法であれ
ばいかなる方法であってもよい。
バス油を加え、均一に混合することができる方法であれ
ばいかなる方法であってもよい。
その添加量としては、浴剤組成物全量を100として0.1
〜80位が用いられ、特に粉体の場合は0.1〜5位、バス
オイルの場合は5〜80位、バブルバスの場合は1〜5位
が好適である。因みにオリーブ油の添加量は精製ババス
油の約3分の1の量しか添加できず、これ以上添加する
と皮膚に対するべとつき等が生じて好ましい結果を得る
ことができない。
〜80位が用いられ、特に粉体の場合は0.1〜5位、バス
オイルの場合は5〜80位、バブルバスの場合は1〜5位
が好適である。因みにオリーブ油の添加量は精製ババス
油の約3分の1の量しか添加できず、これ以上添加する
と皮膚に対するべとつき等が生じて好ましい結果を得る
ことができない。
また、浴剤組成物の剤形としては粉体,液体,固体な
ど任意の形とすることができる。
ど任意の形とすることができる。
本発明においては、精製ババス油を浴剤原料に添加す
ることによりきわめて良好な分散性を有する浴剤組成物
を得ることができる。即ち、従来の浴剤は湯中に投入し
た際に分散性が悪いため油が球状となって浮いた状態に
なることが多く、浴者に不快感を与えるとともに油の浴
槽への付着も起こりやすく好ましくないものであるが本
発明の浴剤組成物は、分散性が良いため球状とならず浴
者の皮膚全体に柔軟感を与えることができ、さらに浴槽
へも付着しにくいきわめて優れた特徴を有するものであ
る。その上、本発明の浴剤組成物は粉末及び顆粒の場合
には各種の無機塩類と混合しても長期間変質することな
く安定であり、液体の場合にも分散性が良いため各種原
料との相溶性が良く、可溶化の点でも大きな長所があ
り、長期間における乳化安定性も良い。
ることによりきわめて良好な分散性を有する浴剤組成物
を得ることができる。即ち、従来の浴剤は湯中に投入し
た際に分散性が悪いため油が球状となって浮いた状態に
なることが多く、浴者に不快感を与えるとともに油の浴
槽への付着も起こりやすく好ましくないものであるが本
発明の浴剤組成物は、分散性が良いため球状とならず浴
者の皮膚全体に柔軟感を与えることができ、さらに浴槽
へも付着しにくいきわめて優れた特徴を有するものであ
る。その上、本発明の浴剤組成物は粉末及び顆粒の場合
には各種の無機塩類と混合しても長期間変質することな
く安定であり、液体の場合にも分散性が良いため各種原
料との相溶性が良く、可溶化の点でも大きな長所があ
り、長期間における乳化安定性も良い。
例えば従来の浴剤組成物は製造時には均一に溶解され
ていても、長期間保存した場合に油剤成分の酸化が起こ
りやすく、濁り,分離を生じやすい。本発明の浴剤組成
物は長期間安定であり、品質の劣化は認められず、湯中
に投入してもきわめて優れた分散性を示す。
ていても、長期間保存した場合に油剤成分の酸化が起こ
りやすく、濁り,分離を生じやすい。本発明の浴剤組成
物は長期間安定であり、品質の劣化は認められず、湯中
に投入してもきわめて優れた分散性を示す。
このように本発明の浴剤組成物は、長期間保存しても
安定であり、湯中への分散性が非常に優れ、且つ入浴中
及び入浴後にさらりとした快適な感触を皮膚に与えるな
ど浴剤として優れた性能を有する。
安定であり、湯中への分散性が非常に優れ、且つ入浴中
及び入浴後にさらりとした快適な感触を皮膚に与えるな
ど浴剤として優れた性能を有する。
次に本発明の浴剤組成物と従来の浴剤組成物との効能
効果の比較をした実施例により、本発明の浴剤組成物が
分散性,肌のなめらかさ,安定性に優れていることを具
体的に説明する。
効果の比較をした実施例により、本発明の浴剤組成物が
分散性,肌のなめらかさ,安定性に優れていることを具
体的に説明する。
本発明の浴剤組成物と従来の浴剤組成物をそれぞれ次
のようにして製造した。
のようにして製造した。
試料 本発明の浴剤組成物 乾燥硫酸ナトリウム47.6重量部、炭酸水素ナトリウム
47.6重量部、精製ババス油2重量部、オレンジ系調合香
料2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
47.6重量部、精製ババス油2重量部、オレンジ系調合香
料2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
試料 従来の浴剤組成物 No.1 乾燥硫酸ナトリウム47.6重量部、炭酸水素ナトリウム
47.6重量部、オリーブ油2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
47.6重量部、オリーブ油2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
試料 従来の浴剤組成物 No.2 乾燥硫酸ナトリウム47.6重量部、炭酸水素ナトリウム
47.6重量部、スクワラン2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
47.6重量部、スクワラン2重量部、オレンジ系調合香料
2重量部、軽質無水ケイ酸0.4重量部、黄色202号の
(1)0.4重量部を均一に混合し、試料とした。
試料 従来の浴剤組成物 No.3 乾燥硫酸ナトリウム48.6重量部、炭酸水素ナトリウム
48.6重量部、オレンジ系調合香料2重量部、軽質無水ケ
イ酸0.4重量部、黄色202号の(1)0.4重量部を均一に
混合し、試料とした。
48.6重量部、オレンジ系調合香料2重量部、軽質無水ケ
イ酸0.4重量部、黄色202号の(1)0.4重量部を均一に
混合し、試料とした。
(評価例1) 四つの浴槽にそれぞれ41℃のお湯を200リットル入
れ、各々の浴湯に本発明の浴剤組成物及び従来の浴剤組
成物3種を各30グラム添加した。
れ、各々の浴湯に本発明の浴剤組成物及び従来の浴剤組
成物3種を各30グラム添加した。
熟練したパネラー6名が各々浴槽に各3〜5分間入浴
し、浴湯表面の油分の状態を観察して下記の基準により
評価した。(分散性の評価) 評価基準 ◎:均一に広がり、かなり細かい粒となる ○:小さい粒の油分が広がる △:やや大きな粒の油分が見られる ×:均一に分散せず、大きな粒の油分が見られる また、入浴中の肌のなめらかさ及び入浴後の肌のなめ
らかさを下記の基準により評価した。(肌のなめらかさ
の評価) 評価基準 ◎:非常になめらかである ○:かなりなめらかである △:ややなめらかである ×:効果がない また、油分の浴槽への付着度合を下記の基準により評
価した。(浴槽への付着評価) 評価基準 ○:ベタつきがほとんど認められない △:ややベタつきが認められる ×:ベタつきが認められる (評価例2) 上記4種の浴剤組成物をそれぞれ紙缶に880g,ブリキ
缶に300g充填し、開放状態で0℃75%RH及び室温の環境
に6ヶ月間保存後、内容製剤の状態を観察して安定性の
評価をした。
し、浴湯表面の油分の状態を観察して下記の基準により
評価した。(分散性の評価) 評価基準 ◎:均一に広がり、かなり細かい粒となる ○:小さい粒の油分が広がる △:やや大きな粒の油分が見られる ×:均一に分散せず、大きな粒の油分が見られる また、入浴中の肌のなめらかさ及び入浴後の肌のなめ
らかさを下記の基準により評価した。(肌のなめらかさ
の評価) 評価基準 ◎:非常になめらかである ○:かなりなめらかである △:ややなめらかである ×:効果がない また、油分の浴槽への付着度合を下記の基準により評
価した。(浴槽への付着評価) 評価基準 ○:ベタつきがほとんど認められない △:ややベタつきが認められる ×:ベタつきが認められる (評価例2) 上記4種の浴剤組成物をそれぞれ紙缶に880g,ブリキ
缶に300g充填し、開放状態で0℃75%RH及び室温の環境
に6ヶ月間保存後、内容製剤の状態を観察して安定性の
評価をした。
なお、第2表の安定性の評価試験において、従来品N
o.3が変化を示していないことは、この試料が油分を含
まないものであるから酸敗等が起こらず、その結果安定
性に影響がでなかったものと思われる。
o.3が変化を示していないことは、この試料が油分を含
まないものであるから酸敗等が起こらず、その結果安定
性に影響がでなかったものと思われる。
上記の2つの表から明らかなように、本発明の浴剤組
成物は従来のものに比較して、分散性,肌のなめらか
さ,安定性及び油分の浴槽への付着度合の何れの点でも
優れていることがわかる。
成物は従来のものに比較して、分散性,肌のなめらか
さ,安定性及び油分の浴槽への付着度合の何れの点でも
優れていることがわかる。
以下実施例で本発明を具体的に説明する。
実施例1(粉末製剤) 乾燥硫酸ナトリウム49.5重量部、炭酸水素ナトリウム
46重量部、ローズ系調合香料1.7重量部、精製ババス油
2重量部、緑色204号0.5重量部、軽質無水ケイ酸0.3重
量部を均一に攪拌混合し、浴剤組成物を得た。
46重量部、ローズ系調合香料1.7重量部、精製ババス油
2重量部、緑色204号0.5重量部、軽質無水ケイ酸0.3重
量部を均一に攪拌混合し、浴剤組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、20g添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
実施例2(バスオイル) 精製ババス油65重量部、ヘキシルデカノール21重量
部、イソプロピルミリステート12重量部、グリーン系調
合香料1.95重量部、青色403号0.05重量部を均一に攪拌
混合し、浴剤組成物を得た。
部、イソプロピルミリステート12重量部、グリーン系調
合香料1.95重量部、青色403号0.05重量部を均一に攪拌
混合し、浴剤組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、10ml添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
実施例3(液体浴剤) プロピレングリコール30重量部、精製ババス油5重量
部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油2重量部を順次に
添加し加温溶解後、エタノール50重量部、精製水12重量
部、フローラル系調合香料1重量部を添加し、均一に攪
拌混合し、浴剤組成物を得た。
部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油2重量部を順次に
添加し加温溶解後、エタノール50重量部、精製水12重量
部、フローラル系調合香料1重量部を添加し、均一に攪
拌混合し、浴剤組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、5ml添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
実施例4(ミルクバス) 油相として精製ババス油20重量部、流動パラフィン3
重量部を80℃に加温攪拌し、これに同温度の水相(精製
水70重量部、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ート2重量部、グリセリンモノステアレート3重量部、
パラオキシ安息香酸メチル0.2重量部)を徐々に攪拌し
ながら添加する。攪拌しながら冷却して50℃になった
ら、シトラス系調合香料1.8重量部添加、冷却して浴剤
組成物を得た。
重量部を80℃に加温攪拌し、これに同温度の水相(精製
水70重量部、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ート2重量部、グリセリンモノステアレート3重量部、
パラオキシ安息香酸メチル0.2重量部)を徐々に攪拌し
ながら添加する。攪拌しながら冷却して50℃になった
ら、シトラス系調合香料1.8重量部添加、冷却して浴剤
組成物を得た。
この浴剤組成物を浴湯180リットル当たり、5ml添加
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
し、入浴したところ分散性が良好で優れた皮膚柔軟効果
を示した。
Claims (1)
- 【請求項1】精製ババス油を含有することを特徴とする
浴剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021153A JP2638029B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 浴剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021153A JP2638029B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 浴剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197427A JPH01197427A (ja) | 1989-08-09 |
JP2638029B2 true JP2638029B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=12046962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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1988
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