JPS6226214A - 温水徐溶性固形浴用組成物 - Google Patents

温水徐溶性固形浴用組成物

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JPS6226214A
JPS6226214A JP16596085A JP16596085A JPS6226214A JP S6226214 A JPS6226214 A JP S6226214A JP 16596085 A JP16596085 A JP 16596085A JP 16596085 A JP16596085 A JP 16596085A JP S6226214 A JPS6226214 A JP S6226214A
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water
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soluble
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Takamasa Muramoto
孝允 村本
Koji Takei
康治 武井
Yukinobu Yamamoto
山本 志延
Mikio Shimizu
幹雄 清水
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FUMAKIRAA KK
Fumakilla Ltd
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FUMAKIRAA KK
Fumakilla Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温水徐溶性固形浴用組成物に関し、例えば3
0〜50°Cの温水に一定量の割合で除徐に各種浴剤原
料を溶出できる固形浴用組成物に関する、 従来の技術 従来、浴用剤としては、一般に塩化ナトリウム、イオウ
、硼砂、炭酸ナトリウム等の無機原料混合物に香料、色
素、生薬等を配合した粉末又は顆粒状の剤型として市販
されており、これらは入浴時に適を湯浴に入れ、溶解さ
せて使用するものである。この念め、湯浴に投与後直ち
に1効、芳香等の効果を与えるものであるが、時間の経
過と共に比較的短時間にその効果は低下、消失してしま
うという欠点がある。
一方、特開昭58−105910号公報には、浴剤原料
にポリエチレングリコールを配合してなる固形浴剤組成
物が開示されているが、との浴剤組成物も入浴時に湯浴
に溶かして使用するものである。すなわち、ポリエチレ
ングリコールは温水に対して溶解度が犬きく、溶解速度
を一定に保たせるように調節することは極めて困難であ
るからである。
発明が解決しようとする問題点 上記のように、従来公知の浴用組成物は30〜50重゛
の温水中での溶解速度が非常に早く、溶解速度を一定に
保つべく調節することは極めて困難なものであって、い
ずれも入浴時に湯浴に投入し撹拌溶解して使用する剤型
である。
すなわち、従来公知の浴用組成物には、温湯中に一定量
の割合で徐々に溶かして長期間に亘って使用するという
思想は全く見られず、またそれに適した組成物も知られ
ていない。
他方、例えば家庭浴槽はもとより大衆浴場での湯浴に対
する薬用効能、芳香、殺菌効果等を付与するためには、
温水に長期間に亘って徐々に溶解し、有効成分を一定量
ずつ浴出する剤型が極めて有用である。
従って、本発明の目的は、このような用途に有効に供す
ることができ、30〜50°Cの温水に徐々に一定量の
割合で溶出する温水徐溶性固形浴用組成物を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段及び作用 本帛明に係る温水徐溶性固形浴用組成物は、上記目的を
達成するだめ、浴剤原料と共に水浴性ゲル化剤及び高級
多価アルコールを必a〕成分として含有するものである
本発明者らの研究によると、ポリエチレングリコールに
多量の水や香料等を混入すると、固形化に難点を生じ、
すなわち固化しないかあるいは弱い固形・吻となる。ま
た、水や香料等を混入した固形物は、温水中では速やか
に溶解して溶解速度の調節ができないかあるいは極めて
困難である。一方、水溶性ゲル化剤によって香料、薬用
成分等をゲル化した場合には、定量溶解が困鄭であり、
またゲル化剤の配合量を増すと溶解度が悪くなる。
これに対して、水溶性ゲル化剤と共に溶解調節剤として
炭ffPj6以上の高級多価アルコールを必須成分とし
て配合した場合、このような配合物から得られたゲル固
形物は、30°C以上一般には30〜50°Cの温水に
ほぼ定量的に溶解することを見い出した。
上記水溶性ゲル化剤としては、カラギーナン、寒天、ゼ
ラチン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、メチル−モジくはエチルセルロース、ア
ルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、デンプン、ペクチ
ン酸ナトリウム等の天然高分子化合物及びポリビニルア
ルコール等の合成水溶性高分子化合物が挙げられるが、
これらの中でも特にラムダ型カラギーナン60%以上を
含有するカラギーナン、寒天、ゼラチン、ポリビニルア
ルコールが好ましい。ゲル化剤を多量に配合すると固い
ゲルとなり、温水中での溶解が悪くなり、逆に少なすぎ
ると固化か弱くなり、また一定量長期間に亘って溶解さ
せることが困難になる、従って、上記水溶性ゲル化剤は
、使用条件等により若干差はあるが、一般に全組成物重
量に対して0.5〜50重t%の範囲内に止める必要が
あり、好ましくは1〜30重t%である。特に、カラギ
ーナン及び寒天は1〜10重量%、ゼラチンは20〜3
0重−F#、%、ポリビニルアルコールは10〜30重
41チの範囲で用いるのが好ましい。
また、高級多価アルコールとしては、ポリエチレングリ
コール110 (−CI!、 (、”ll、0七H1ボ
リグロビレングリコールHO−f C,If60+nH
、ツルビトール、マンニトール、ブドウ糖、7ヨ糖等の
炭素数6以上の多価アルコールが挙げられるが、特に好
ましいのけ重合度nが5〜+00のポリエチレングリコ
ール(以下、PEGと略称する)及びnが7〜35のポ
リプロピレングリコール(以下、PPGと略称する)で
ある。pEGあるいはHCの重合度のM;いものは加工
時に高温を必要とするため、ゲル化剤及び香料等信の成
分の配合が困難となり、逆に低重合度のものはゲル化の
硬度が弱く、温水で簡単に溶解し、定量の溶解速度が得
られ峰いので、上記重合度の範囲のものを使用するのが
望ましい。また、上記高級多価アルコールの配合量が多
すぎると、低温度(室温)で速やかに固化し、固い流動
性のない固形ゲル化物となり、さらに香料等信の成分が
分離し易いので好ましくない。従って、高級多価アルコ
ールの配合量は、全組成物重量の1〜50重量%の範囲
内に止める必要があり、特に5〜35重t%が好ましい
さらに、溶M調節補助剤あるいは硬lf調節剤として、
硫酸ナトリウム、ホウ砂、吹酸ナトリウム、液状ラノリ
ン等の水浴性物質、あるいはサラニエチレングリコール
、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、グリ
セリン、ペンタエリトリトール、エチレングリコールモ
ノエチル(もしくはブチル)エーテル、ジエチレングリ
コールモノメチル(もL<dエチル)エーテル等の低級
多価アルコールもしくはそのエーテル類、るるいはさら
に他の低級1価アルコールを添加することにより、任意
の硬度を得ることができ、またゲル化した固形物の表面
から徐々に定量的に溶解していくように調節することが
でき、使用目的、使用粂件等に応じて適宜添加すること
ができる。しかし、これらの物質を多量に添加すると、
ゲル固化力が弱くなるため、20重<+ %以下に止め
るべきである。
また、本発明に使用される浴剤原料としては、医薬部外
品、化粧品及び医丁逼品に、τ、りめられている成分等
が挙げられる。勿1、浴用剤のil+類、使用目的に応
じて、使用される成分は適宜!巽択される。
例えば、次のようなものがある。
イオウ、ソウジュラ、ビヤクジュツ、塩化ナトリウム、
カノコソウ、ケイガイ、コウボク、炭酸水素ナトリウム
、鉱泉、鉱砂、センキュウ、トウヒ、トウキ、炭酸ナト
リウム、ハツカ油、dl−メントール、L−メントール
、湯の花、ホウ砂、ホウ酸、硫酸ナトリウム、香料、色
紫、グリセリン、硫化カリウム、硫化ナトリウム、セス
キ炭酸ナトリウム、ジャスミン、背比カルシウム、エタ
ノール、d−カンフル、ctt−カンフル、シヨウキョ
ウ末、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム
、唾硫化鉄、硫酸アルミニウム、メタケイ酔、カゼイン
、無水ケイ階、中性白土、ニンジン、ケイと、シャクヤ
ク、ハラ−)2葉、オウゴン、サン7シ、ブクリヨウ、
ドクサツ、シヨツプ、ガイヨク、マツブサ、ビヤクシ、
ジュウヤク、炭酸マグネシウム、ヒノキ油、橙反油、サ
リチル酸メチル、電脳、チオ硫酸ナトリウム、安息香酸
、サリチル酸、テレピン油、ポリリン酸ナトリウム、カ
リ石けん、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、臭
化カリウム、ステアリルアルコール、サリチル酸ナトリ
ウム、塩化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸鉄、消石
灰、ケイヒ油、重質炭酸マグネシウム、ペンガモット油
、パイン油、ラベンダー油、ヌカ油、米ヌカエキス、オ
リーブ油、大豆油、流動パラフィン、白色ワセリン、人
工カルルス塩、サフラン、オウバクエキス、デキストリ
ン、過マンガン酸カリウム、チンピ、リン酸ナトリウム
、ウィキョウ、卵黄末、カン皮末、次亜硫酸ナトリウム
、チオ硫酸カルシウム、水酸化ナトリウム、いり糖、雲
母末、カミツレ、脱脂粉乳、界面活性剤、殺菌剤等。
現在、店頭で見ることができる浴用剤とじては、次のよ
うなものがある。
種 類   作用・効能 バスソルト、バスタブレット:保温作用、肌を滑らかに
する作用生薬浴剤   : 同 上 バ ス リ キ ッ ド  :香りを楽しむ、皮膚の保
護パスカプセル 二 同 上 フ ォ − ム パ ス  :洗浄作用、泡、香りを楽
しむバ ス オ イ ル  :皮膚の保護 上記のうち、香りを楽しむ浴用芳香剤については、従来
市販されている浴用芳香剤は香料の含有量が少なく、従
って芳香も弱く、瞬時に消失する。逆に香料の含有量を
多くした場合、製剤(粉末、顆粒)の安定性に問題があ
る。また、湯水に溶解して使用するため、湯水温度によ
って短時間に揮散、消失する。これに対して、本発明の
温水徐溶性ゲル組成物をベース組成物として用いれば、
香料を比較的多量に添加することができ、また得られた
ゲル固形物を容器に入れて浴槽に投入すると、有効成分
としての香料を一定量、一定速度で溶出し、浴槽や浴室
内にほどよい芳香を畏時間に亘って発揮する。′!九同
じ容器の浴用芳香剤を使用後に保管し、さらに何回も繰
り返し使用することができる、なお、香料の配合量が少
ないと浴用芳香剤として芳香が閤<、逆に多く配合する
と離水やゲル化に間肩が生ずるため、香料の配合量は1
〜30重情チ、好ましくけ5〜20重量係とする。その
他、香料と同時に溶出するような着色剤(例えば、フル
オレセインナトリウム、緑色204号、黄色4号等)、
まだ香料をゲル中に均一に分散せしめるだめの界面活性
剤、さらに揮散を補助するためのアルコールを少量配合
することもできる。
温泉効果を目的とする場合、前記香料に代えて又は香料
と共に、硫酸ナトリウム(芒硝泉)、炭酸水素ナトリウ
ム(重曹泉)、炭酸ナトリウム(炭酸泉)、塩化ナトリ
ウム(食塩泉)等を主成分として配合する。
一方、生薬効果を目的とする場合には、前記香料に代え
て又は香料と共に、トウキ、センキュウ、チンピ、コウ
ボク等を主成分として配合する。
また、皮膚の保護、滑らかさを目的とする場合、前記香
料に代えて又は香料と共に、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、1゜3−ブチレングリコール等
の保堺剤、スクワラン、流動パラフィンなどの炭化水素
、ミンク油、オリーブ油、ヌカ油などの動植物油の油脂
類、高級アルコールのエステル類、等を主成分として配
合する。
さらに、泡を立て洗浄を目的とする場合、前記香料に代
えて又は香料と共に、アルキル硫酸エステル塩、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α−オレフィン
スルホン酸塩、脂肪酸アルカノールアミド等の界面活性
剤を主成分として配合する。
勿論、前記した各成分を組み合わせて用い、それらの併
合した効能を発揮させることもできる。
実施例 以下、実施例及び試験例を示して、本発明について具体
的に説明する。
、 実施例1 第1表に示す各配合物質を70〜80oCに加熱し、攪
拌しながら溶融、混合し、得られた混合液を口径213
mm 、高さ75mmの5 Q 771Zのガラス容器
に60g充填し、室温にて放冷、固化させ、温水徐溶性
浴用芳香剤を得た。
第1表 畳1)ラムダ型カラギーナン60%以上含有するカラギ
ーナン 臀3)界面活性剤1チ、アルコール3%、色素0.1チ
、残部水 試験例1(温水徐溶性静水テスト) 上記実施例1に従って溶出試験用ガラスボトル(口径2
6mm、高さ75mm)に充填された各処方屋の浴用芳
香緋を、直径2gommの15Zボリグロビレン製容器
に入れた40±5°Cの温水+2Z中に浸漬して、静水
状態での単位時間当りの溶出量を測定した。溶出量は、
1時間率位で7回連続して測定した。その結果を第2表
に示す。
@2表:静水テストにおける時間当りの溶出−l(最初
の浴用芳香剤重量は60”  C単位y)試験例2(温
水徐溶性かきまぜテスト)前記実施例1に従って得られ
た溶出試験用ガラスボトル(口径28mrrL1高さ7
5mx)に充填された各処方人の浴用芳香剤を、直径2
80mmの151ポリプロピレン裂容器に入れた40±
5℃の温水中に浸漬して、100×10mmのかきまぜ
羽根を1分間に72〜76回転させながら、単位時間当
りの溶出量を測定した。その結果を第3表に示す。
第3表:かきまぜテストにおける時間当りの溶出量なお
、本試験においては、浴用芳香剤を入れた溶出試験用ガ
ラスボトルの上部は早く溶出したが、下部は溶出が悪く
なった。従って、3時間後以降は時間の経過と共に溶出
量が漸減した。
まだ、上記第2表及び第3表から明らがなように、ゲル
化剤を単独で使用した場合(対照)には定を溶解が円筒
であり、またゲル化剤の配合量を増すと溶解度が悪くな
ることが確、τ2されている。これに対して、本発明の
ようにゲル化剤と高級多価アルコール(PEG )を併
用した場合、静水テスト及びかきまぜテストのいずれに
おいてもほぼ定量的に溶解した。
試験例3(冷水溶解性静水テスト) 前記実施例1に従って得られた溶出試験用ガラスボトル
(口径273 mm 、高さ75mm)に充填された処
方扁1〜3の浴用芳香剤を、直径280mm  の+5
1ポリプロピレン製容器に入れた17〜20°Cの冷水
中に浸漬し、静水状態での単位時間当りの溶出量を測定
した。その結果を第4表に示す。
以下余白 第4表:冷水静水テストにおける時間当りの溶出量上記
第4表から明らかなように、本発明の浴用芳香剤は、冷
水中では水を吸収して膨潤し、増量する。従って、本発
明の浴用組成物は冷水中では使用できない。
試験例4(高温水溶解性静水テスト) 前記実施例1に従って得られた溶出試験用ガラスボトル
(口径2f3mm、高さ75mm)K充填された処方A
1〜3の浴用芳香剤を、直径280mmの15Zポリプ
ロピレン製答器に入れた60〜70°Cの高温水中に浸
漬し、静水状態での単位時間当りの溶出量を測定した。
その結果を第5表に示す。
第5表:高温水静水テストにおける時間当りの溶出量(
最初の浴用芳香剤重量は6oダ) (単位り 上記第5表から明らかなように、浴用芳香剤は、高温水
中で使用した場合には、時間の経過と共に溶解量が増し
、定量溶解させることが困難となる。従って、本発明の
浴用組成物は3゜〜50°Cの温水中での使用に最も適
していることがわかる。また、第5表の各処方Aの浴用
芳香剤を比較すれば、処方A 2の浴用芳香剤が他のも
のに比較して良好である。従って、高温水中で使用する
場合には、硫酸ナトリウム等の溶解調節補助剤を比較的
多量に添加するのが好ましいつ 実施例2 ラムダ型カラギーナンを65係含有するカラギーナン2
.5重i%、PEG −154010重t%、香料15
5重量%エタノール 3重量%、界面活性剤1重t%、
色素0.11f[:t%、残部水からなる混合物を70
〜80°Cに加熱し、攪拌し々から溶融、混合した。得
られた混合液を、溶出口18mmφを2個有する容量8
0m1の楕円状プラスチック容器(A)、及び溶出口1
8771771φを1個有する容1) g Q mlの
倒円状プラスチック容器(B)にそれぞれ60!i充填
し、室温にて放冷、固化させ、容器入り浴用芳香剤を得
た。
実施例3 ラムダ型カラギーナンを65%以上含有するカラギーナ
ン3重8%、PEG2000 15t*%、硫酸ナトリ
ウム8重t%、色素0.1重量%、残部水からなる混合
物を70〜80°Cに加熱し、攪拌しながら溶融混合し
た。得られた混合液を溶出口13 mmφを1個有する
容@ 8Q mLの楕円状プラスチック容器に60g充
填し、室温にて放冷、固化させ、温水徐溶性浴用剤を得
た。
実施例4 カラギーナンの配合割合を4重t%に変え、また硫酸ナ
トリウム8重量%を炭量水素ナトリウムIoffits
に変える以外は前記実施例3と全く同様の組成及び方法
にて温水徐溶性浴用剤を得た。
実施例5 PEG2000をPEG+540 155重量%硫酸ナ
トリウムを塩化ナトリウム20重t%に変える以外は前
記実施例3と全く同様の組成及び方法にて温水徐溶性浴
用剤を得た。
実施例6 PEG 2000をPEG 1540 15重量%、硫
酸ナトリウムを炭酸ナトリウム5重t%に変える以外は
前記実施例3と全く同様の組成及び方法にて温水徐溶性
浴用剤を得た。
実施例7 ラムダ型カラギーナンを65%以上含有するカラギーナ
ン3重1チ、PEGJ540 10重iチ、トウキ10
重量%、香料5重量%、界面活性剤1重tチ、色素0.
1″Mtチ、残部水からなる混合物を、前記実施例3と
全く同様に処理して温水徐溶性浴用剤を得た。
実施例8 ラムダ型カラギーナンを65%以上含有するカフキー1
−/3’1lj−1、PEGI540 10重11%、
α−オレフィンスルホン醐塩8重WIrチ、香料5重t
%、色*o、+重B%、残部水からなる混合物を、前記
実施例3と全く同様に処理して温水徐溶性浴用剤を得た
実施例9 α−オレフィンスルホンI’!塩6重量%を脂肪酸アル
カノールアミド10重t%に変える以外は前記実施例8
と同じ組成の混合物を用い、前記実施例3と全く同様に
処理して温水徐溶性浴用剤を得た。
実施例10 寒天3重t%、PEGI540 10重t%、香料10
を喰チ、ホウ砂1重t%、アルコール3重量%、硫噸す
) IJウム4重−敬チ、界面活性剤1重i−チ、色素
0.1重t%、残部水からなる混合物を70−goでに
加熱し、攪拌しながら溶融混合し、得られた混合液を口
径28 mrn 、高さ75mmの5QmLの溶出試験
用ガラスボトルに6゜f充填し、室温にて放冷、固化さ
せ、温水徐溶性浴用剤を得た。得られた浴用剤は、試験
例1の静水テスト及び試験例2のかきまぜテストのいず
れにおいてもほぼ定量的に溶解した。
実施例11 ゼラチン30重量%、PE(A54010重−壮チ、香
料8重量%、ホウ砂1重f%、アルコール3重t%、界
面活性剤0.5重量%、色素0.1重量%、残部水から
なる混合物を、前記実施例1゜と同様に処理して温水徐
溶性浴用剤を得た。得られた浴用剤は、試験例1の静水
テスト及び試験例2のかきまぜテストのいずれにおいて
もほぼ定量的に溶解した。
実施例12 ポリビニルアルコール20重t%、PEGI54010
重t%、香料8重量%、アルコール3重貴係、界面活性
剤0.5重量%、色素0.1重量%、残部水からなる混
合物を、前記実施例10と同様に処理して温水徐溶性浴
用剤を得た。得られた浴用剤は、試験例1の静水テスト
及び試験例2のかきまぜテストのいずれにおいてもほぼ
定量的に溶解した。
実施例13 2ムダ型力ラギーナン65%以上を含有するカラギーナ
ン2.5重t%、PPG 7505重量%、香料10重
t%、ホウ砂1重t%、アルコール3重t%、硫酸ナト
リウム4重量%、界面活性剤1重量%、色素0.1重量
%、残部水からなる混合物を、前記実施例10と同様に
処理して温水徐溶性浴用剤を得九。得られた浴用剤は、
試験例1の静水テスト及び試験例2のかきまぜテストの
いずれにおいてもほぼ定量的に溶解した。
発明の詳細 な説明したところから明らかなように、本発明の浴用組
成物は以下のような特長及び利点を有する。
(イ) 水溶性ゲル化剤と高級多価アルコールを併用し
て固形化するため、温水、特に30〜500Cの温水中
で定量的に溶解する。
(ロ)従って、各種目的に応じた浴剤原料を含有せしめ
ることにより、単に温水中に投入するだけで、常に新鮮
な表面から定量的に徐々に有効成分を溶出させることが
できる。さらに開口部を設けた容器に充填して使用すれ
ば、連続的にもまた何回も繰り返し使用することができ
、しかもその使用も簡便である。
(ハ)従来知られている水溶性ゲル組成物を主剤とした
浴用剤は、輸送、保管時(水分が空気中に徐々に揮赦し
て固形物の表面が固くなり、収縮するという欠点があっ
たが、本発明の浴用組成物は高級多価アルコールが存在
しているので上記現象が極力抑えられる。また、粉体と
は異なり保存中に水分を吸収する心配がない。従って、
保存が簡単でまた場所をとらない等の利点がある。
に) さらに、本発明で使用される水溶性ゲル化剤の殆
んどは食用される程の安全性があり、また高級多価アル
コールも日本薬局法に記載されているような軟膏基剤と
しであるいけ化粧品基剤として使用されている物であり
、極めて安全性が高い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性ゲル化剤、高級多価アルコール及び浴剤原料
    を含有することを特徴とする温水徐溶性固形浴用組成物
    。 2、水溶性ゲル化剤がカラギーナン、寒天、ポリビニル
    アルコールもしくはゼラチンである特許請求の範囲第1
    項に記載の組成物。 3、高級多価アルコールがポリエチレングリコール、ポ
    リプロピレングリコール、ソルビトール、マンニトール
    、ブドウ糖もしくはシヨ糖である特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の組成物。
JP16596085A 1985-07-29 1985-07-29 温水徐溶性固形浴用組成物 Pending JPS6226214A (ja)

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