JPH02121917A - 浴用剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分計 本発明は、新規な浴用剤組成物に関するものである。さ
らに詳しくいえば、本発明は、糖類を主成分とすること
によって、入浴時に感触がマイルドで、かつ入浴後の肌
がしっとりする浴用剤に関するものである。

従来の技術 従来、浴用剤は、その成分として′ｆｉｉａナトリウム
、炭酸水素ナトリウム等の無機塩ｗｔａ合物を主成分と
し、これに油分、香料、着色料等の補助成分を配合した
もので、浴湯に芳香や色調を与え、入浴時の気分を爽快
にしたり、血行を促進し、新陳代謝を活発にして、冷え
症、疲労回復等に効果を与えるもので広く普及している
。このような入浴時の気分を楽しくシ！こり、保温ある
いは疲労回復などの効果に加え、最近では入浴時の感触
がマイルドで、入浴後の肌がしっとりするなど感触のよ
い浴用剤が望まれている。このような要望に応えるべく
、各種の浴用剤が数多く提案されているが、上記の要求
を充分に満足させるものではなかった。

発明が解決しようとする課題 本発明は、入浴時の感触がマイルドで、かつ入浴後の肌
をしっとりさせることのできる浴用剤及び前記浴用剤中
の糖類を基体とし高圧ガスの封入体を配合することによ
り心地よい爽快感及び楽しさを与える浴用剤を提供する
ことを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段 本発明者らは、前記目的に適う浴用剤を開発するために
鋭意研究を重ねた結果、糖類を主成分とすることにより
、入浴時に感触がマイルドで、かつ入浴後の肌がしっと
りとする浴用剤を見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。

すなわち、本発明は糖類を主成分とすることを特徴とす
る浴用剤組成物を提供するものである。

以下、本発明の詳細な説明する。

本発明において用いられる糖類としては、サッカロース
、マルトース、ラクトース、グルコース、キシロース、
フラクトース、ソルビトール、マンニトール等である。

その配合量としては３０〜９０％（重量）であるが、好
ましくは４０〜８０％（重量）である。この配合量が１
０％以下では入浴時、湯のピリピリとした感じを抑える
ことができず、また９５％を超えると肌がべたつくなど
好ましくない。さらに、本発明は糖に炭酸ガス、酸素、
窒素などの高圧ガスの封入体を併用させることにより心
地よい爽快感とバチバチとした音を楽しむことができる
等のメリットを有する。この高圧ガス封入体の製造方法
は、糖を加熱溶融し、これを加圧容器内に収容し、次い
で封入用のガスをその容器内に導入して加圧し、同時に
加熱撹拌することにより溶融物内に気泡を含有させ、冷
却固化後取り出す。他の方法としては、糖粉末を溶融さ
せて相互融着させることにより内部に高圧ガスを封入す
る。これらを冷却後、ハンマーミル、ロールクラッシャ
ー等通常使用されている粉砕機により粉砕し、粒度を揃
えることもできる。さらに本発明の浴用剤組成物には、
前記糖類の他必要に応じて、無機塩、生薬、粘着剤、精
油類、油類、ビタミン類、アミノ酸、タンパク質分解酵
素、その他の成分を添加することができる。それらの具
体例を以下に示す。

無機塩としては、硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、塩化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸アルミ
ニウム、硫化カリウム、硫酸カリウム、ホウ酸ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸
二水素カリウム、ケイ酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリ
ウム、リン酸水素カリウム、リン酸ナトリウム等が用い
られる。

生薬としては、例えばソウジュラ、ビヤクジュツ、カノ
コソウ、ケイガイ、コウボク、センキュウ、トウヒ、ト
ウキ、ショウキョウ、オウゴン、サンシン、ガイヨウ、
アロエ、ニンジン、ケイヒ、シャクヤク、ハツカ葉、ブ
クリａつ、ショウブ、マツブサ、ビヤクシ、サフラン、
オウバク、ウィキョウ、チンピ、ガンビ、カミツレ、ダ
イコン、ヤナギ、クスノキ、ニワトコ、ソクズ、ナキナ
タコウマジュ、ヤツデ、セキショウ、ヨモギ、オトギリ
ソウ、ユズ、ダイダイ、モモ、サイヵチ、ビワ、スイカ
ズラ、ヨロイグサ、ボダイジュ、トチツキ、ノコギリソ
ウ、ホップ、ローズマリー、カバツキ、マツ、ヤレンズ
ラ、ランタナ、カンゾウ、キラソウコン、マロニエ等が
ある。これらはその粉末でも抽出エキスであってもよい
。

粘着剤としては、例えば、カゼイン、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、水溶性ゼラチン、ペクチン、デ
ンプン、メチルセルロース、エチルセルロース、アルギ
ン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレング
リコール、カラヤゴム、ローカストビーンガム、トラカ
ントガム、カラギナン、カーボポール、アカシャガム、
カンテン等がある。

精油類としては、例えば、ハツカ油、ジャスミン油、シ
ョウ脳油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油
、ケイ皮油、ベルガモツト油、ミカン油、ショウブ油、
パイン油、ラベンダー油、クローブ油、ヒバ油、バラ油
、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント油、
ローズ油、セージ油、メントール、シネオール、オイゲ
ノール、シトラール、シトロネラール、ボンネオール、
リロナール、ゲラニオール、カンファー、チモール、ス
ピラントール、ピネン、リモネン、テンベル系化合物等
がある。

油類としては、例えば、オリーブ油、大豆油、アーモン
ド油、落下主油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、タード
ル油、ヌカ油、アボガド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、
ラノリン、スクワレン、ホホバ油、シリコーン、流動パ
ラフィン、ワセリン、パラフィン等がある。

ビタミン類としては、例えば、ビタミンＡ１　ビタミン
Ｂ１ビタミンＣ１ビタミンＤ１　ビタミンＥ１ビタミン
Ｆ１ビタミンに１ビタミンＰ１　ビタミンＵ１カルニチ
ン、フェルラ酸、α−オリザノール、α−リボ酸、オロ
ット酸及びその誘導体等がある。

アミノ酸としては、例えば、グリシン、アラニン、バリ
ン、ロイシン、インロイシン、セリン、トレオニン、フ
ェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン
、システィン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロ
リン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒ
スチジン、リジン及びその誘導体等がある。

タンパク質分解酵素としては、例えば、ペプシン、トリ
プシン、キモトリプシン、カテズシン、パパイン、プロ
メライン、フィシン及び細菌酵母、カビ由来のプロテア
ーゼ等がある。

ｆｆｌ　ｉ　剤としては、例えば、プロピレングリコー
ル、グリセリン等の多価アルコール；ペプチド、ポリア
ミノ酸、コラーゲン加水分解物及びその誘導体；ヒアル
ロン酸なとのムコ多糖類；核酸、エラスチン等のタンパ
ク質及びその誘導体等がある。

その他の成分としては、例えば、アニオン系、カチオン
系、両性及びノニオン系の界面活性剤、海藻エキス香、
香料、殺菌剤等があげられる。

発明の効果 本発明の浴用剤組成物は、糖質を主成分とするため、入
浴時の刺激感がなく、入浴後において肌をしっとりさせ
ることができる。さらに、糖質を基体としこれに高圧ガ
スを封入させると浴湯に溶解する際にバチバチとした音
が発生し、入浴者に心地よい気分にさせるものでありま
す。

実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。

評価方法及び基準 〔入浴時の刺激感及び入浴後の肌のし、っとり感〕左右
の前腕部の一方を４０℃のさら湯に、他方を２００Ｑの
浴槽に浴用剤５０９を投入し、前腕部を浸漬した時の刺
激感のなさ及び５分間浸漬後の肌のしっとり感について
下記基準で評価した。

Ｏさら湯に比べ優れた効果がある △　さら湯に比べやや優れた効果があるＸ　さら湯と同
等又はわずかな効果である〔べたつき感のなさ〕 ○　べたつきを全く感じない △　べたつきをやや感じる ×　べたつきをかなり感じる 実施例７（錠剤） 炭酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム コハク酸 サッカロース／炭酸ガス封入体 ポリエチレングリコール カミツレエキス センキュウ ト　　　ウ　　　キ 色　　　　素 香　　　　料 １０、Ｏ １５，６ ２０，０ ５０，０ ３，０ ０゜Ｉ Ｑ、１ ０、ｌ Ｏ，１ １，０ ｉｏｏ、。

実施例８（か粒） 炭酸水素ナトリウム 硫酸ナトリウム サッカロース／炭酸ガス封入体 亜硫酸ナトリウム アロエ粉末 ビタミンＢ２ 香　　　　料 ３０．０ ３６．８ ３０．０ ２．０ ０、Ｉ Ｏ，１ １，０ 実施例７及び実施例８の浴用剤は、刺激感のなさ、入浴
後の肌のしっとり感、入浴後の肌のべたつき感のなさの
他に心地よい爽快感を与えた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　糖類を主成分とする浴用剤組成物。 ２　上記糖類がサッカロース、マルトース、ラクトース
   、グルコース、キシロース、フラクトース、ソルビトー
   ル、マンニトールである請求項１記載の浴用剤組成物。 ３　糖類の配合量が３０〜９０％（重量）である請求項
   １記載の浴用剤組成物。 ４　上記糖類を基体とし高圧ガスの封入体として配合し
   た請求項１記載の浴用剤組成物。