JPH0737377B2 - 浴用剤 - Google Patents
浴用剤Info
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- JPH0737377B2 JPH0737377B2 JP27505786A JP27505786A JPH0737377B2 JP H0737377 B2 JPH0737377 B2 JP H0737377B2 JP 27505786 A JP27505786 A JP 27505786A JP 27505786 A JP27505786 A JP 27505786A JP H0737377 B2 JPH0737377 B2 JP H0737377B2
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、浴湯における水溶性硫化物の安定化を図るこ
とにより、良好な保湿効果を示すとともに、皮膚疾患の
治療に極めて優れた効果を有する浴用剤に関するもので
ある。
とにより、良好な保湿効果を示すとともに、皮膚疾患の
治療に極めて優れた効果を有する浴用剤に関するもので
ある。
従来用いられている浴用剤は、浴用剤成分として、硫酸
ナトリウム、塩化ナトリウム、硼酸、炭酸アルカリ塩等
の無機塩類混合物を主成分とし、これに油分、香料、着
色料等の補助成分を配合したもので、浴湯に芳香や色調
を与え、入浴時の気分を爽快にしたり、血行を促進し、
新陳代謝を活発にして、疲労回復等に効果を与えるもの
で、一般に広く普及している。
ナトリウム、塩化ナトリウム、硼酸、炭酸アルカリ塩等
の無機塩類混合物を主成分とし、これに油分、香料、着
色料等の補助成分を配合したもので、浴湯に芳香や色調
を与え、入浴時の気分を爽快にしたり、血行を促進し、
新陳代謝を活発にして、疲労回復等に効果を与えるもの
で、一般に広く普及している。
このような入浴時の気分を楽しくしたり、疲労回復など
の効果に加え、最近は、冷え症による手足の冷えのため
なかなか寝つけない人に対しても充分な保温効果を与
え、かつ、かゆみを伴なう皮膚病に対しても有効性を発
揮する浴用剤が望まれている。
の効果に加え、最近は、冷え症による手足の冷えのため
なかなか寝つけない人に対しても充分な保温効果を与
え、かつ、かゆみを伴なう皮膚病に対しても有効性を発
揮する浴用剤が望まれている。
従来より硫黄泉は、各種温泉の中でも特に、湯冷めしに
くく、皮膚疾患に効果があることは古くから一般に認め
られている。このため、各種硫化物を配合し、硫黄泉の
効果を家庭で手軽に味わえるような浴用剤、例えば、温
泉場で採取される湯の華等が提案されている。
くく、皮膚疾患に効果があることは古くから一般に認め
られている。このため、各種硫化物を配合し、硫黄泉の
効果を家庭で手軽に味わえるような浴用剤、例えば、温
泉場で採取される湯の華等が提案されている。
しかしながら、湯の華は浴場中で硫黄がほとんど溶解し
ないため、硫黄線に比べるとその効果が低く、又沈澱を
生じるという欠点がある。
ないため、硫黄線に比べるとその効果が低く、又沈澱を
生じるという欠点がある。
一方、浴場に溶解する硫化物、即ち水溶性の硫化物は硫
黄泉と同様な効果を呈するものの、これら水溶性の硫化
物は吸湿性が高く、不安定な物質であるため、その保温
効果や皮膚疾患の治療効果がその保存時の経時により低
下するという難点がある。
黄泉と同様な効果を呈するものの、これら水溶性の硫化
物は吸湿性が高く、不安定な物質であるため、その保温
効果や皮膚疾患の治療効果がその保存時の経時により低
下するという難点がある。
かかる欠点を解消する方法として、多硫化ナトリウムと
無水硫酸ナトリウムを混合し、乾燥後粉砕して得た粉体
組成物を含有する浴用剤(特開昭58-35108号公報)も提
案されているが、このものも未だその効果が充分ではな
かった。
無水硫酸ナトリウムを混合し、乾燥後粉砕して得た粉体
組成物を含有する浴用剤(特開昭58-35108号公報)も提
案されているが、このものも未だその効果が充分ではな
かった。
本発明は、長時間に亘って安定であって、良好な保温効
果を示すとともに皮膚疾患の治療に対しても極めて優れ
た効果を有する浴用剤を提供することを目的とする。
果を示すとともに皮膚疾患の治療に対しても極めて優れ
た効果を有する浴用剤を提供することを目的とする。
本発明によれば、水溶性硫化物と二価金属硫化物を配合
したことを特徴とする浴用剤が提供される。
したことを特徴とする浴用剤が提供される。
本発明の浴用剤は、水溶性硫化物と共に二価金属硫化物
を含有することから、水溶性硫化物の安定化を充分に図
ることができるため、使用時には良好な保温効果を示
し、また、かゆみ等の皮膚疾患の治療に対しても優れた
効果を奏するものである。
を含有することから、水溶性硫化物の安定化を充分に図
ることができるため、使用時には良好な保温効果を示
し、また、かゆみ等の皮膚疾患の治療に対しても優れた
効果を奏するものである。
以下、本発明を詳述する。
本発明においては、水溶性硫化物としては、一般に水溶
性のアルカリ金属硫化物が使用されるが、特にその効果
の発現性からみて、硫化ナトリウムや多硫化ナトリウム
が好ましく用いられる。
性のアルカリ金属硫化物が使用されるが、特にその効果
の発現性からみて、硫化ナトリウムや多硫化ナトリウム
が好ましく用いられる。
本発明において用いられる上記の如き水溶性硫化物は周
知のものであり、例えば多硫化ナトリウムは含水硫化ナ
トリウムと硫黄をモル比1:2〜1:5の割合で混合し、空気
を断って加熱溶融させることによって得られる。
知のものであり、例えば多硫化ナトリウムは含水硫化ナ
トリウムと硫黄をモル比1:2〜1:5の割合で混合し、空気
を断って加熱溶融させることによって得られる。
水溶性硫化物の配合量は、浴用剤全量に対して0.1〜50
重量%、好ましくは1〜30重量%である。その配合量が
0.1重量%未満では保温効果及び皮膚疾患の治療効果が
不充分であり、また50重量%を超えると浴室内に不快な
臭いが発生することがあり好ましくない。
重量%、好ましくは1〜30重量%である。その配合量が
0.1重量%未満では保温効果及び皮膚疾患の治療効果が
不充分であり、また50重量%を超えると浴室内に不快な
臭いが発生することがあり好ましくない。
本発明においては、前記水溶性硫化物の安定化を図るた
めに二価金属酸化物を用いる。
めに二価金属酸化物を用いる。
このような二価金属酸化物としては、周期律表第II族の
酸化物が用いられ、好適には酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム又は酸化亜鉛等が使用される。
酸化物が用いられ、好適には酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム又は酸化亜鉛等が使用される。
二価金属酸化物の使用量に特別な制約はないが、水溶性
硫化物に対して0.1モル以上、好ましくは0.5〜15.0モル
配合することが望ましい。その使用量が、水溶性硫化物
に対し0.1モル未満であると、水溶性硫化物の安定化が
不十分となり、その保温効果及び皮膚疾患の治療効果が
低下するので好ましくない。
硫化物に対して0.1モル以上、好ましくは0.5〜15.0モル
配合することが望ましい。その使用量が、水溶性硫化物
に対し0.1モル未満であると、水溶性硫化物の安定化が
不十分となり、その保温効果及び皮膚疾患の治療効果が
低下するので好ましくない。
本発明の浴用剤には、上記必須成分の外に、塩化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭
酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫化カリウム、硫酸
カリウム、ホウ酸、ホウ砂、無水ケイ酸、メタケイ酸、
亜硫酸ナトリウム、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リ
ン酸二水素カリウム、ケイ酸ナトリウム、ポリリン酸ナ
トリウム、リン酸水素カルシウム、リン酸ナトリウム等
の無機塩及び無機酸を添加してもよく、更に、本発明の
浴用剤には、前記成分の他必要に応じて、生薬粘結剤、
精油類、油類、ビタミン類、アミノ酸類、蛋白分解酵
素、保湿剤その他の成分を添加することもできる。それ
らの具体例を以下に示す。
ウム、ヨウ化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭
酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫化カリウム、硫酸
カリウム、ホウ酸、ホウ砂、無水ケイ酸、メタケイ酸、
亜硫酸ナトリウム、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リ
ン酸二水素カリウム、ケイ酸ナトリウム、ポリリン酸ナ
トリウム、リン酸水素カルシウム、リン酸ナトリウム等
の無機塩及び無機酸を添加してもよく、更に、本発明の
浴用剤には、前記成分の他必要に応じて、生薬粘結剤、
精油類、油類、ビタミン類、アミノ酸類、蛋白分解酵
素、保湿剤その他の成分を添加することもできる。それ
らの具体例を以下に示す。
生薬: ソウジュツ、ビヤクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コ
ウボク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ショウキョウ、
オウゴン、サンシン、ガイヨウ、アロエ、ニンジン、ケ
イヒ、シャクヤク、ハッカ葉、オウゴン、ブクリョウ、
ショウブ、マツブサ、ビャクシ、サフラン、オウバク、
ウイキョウ、チンヒ、ガンピ、カミツレ、ダイコン、ヤ
ナギ、クスノキ、ニワトコ、ソクズ、ナキナタコウジ
ュ、ヤツデ、セキショウ、ヨモギ、オトギリソウ、ユ
ズ、ダイダイ、モモ、サイカチ、ビワ、スイカズラ、ヨ
ロイグサ、ボダイジュ、トチノキ、ノコギリソウ、ホッ
プ、ローズマリー、カバノ、マツ、ヤレンズラ、ランタ
ナ、カンゾウ、キッソウコン、マロニエ等。尚、これら
はその粉末でも抽出エキスであってもよい。
ウボク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ショウキョウ、
オウゴン、サンシン、ガイヨウ、アロエ、ニンジン、ケ
イヒ、シャクヤク、ハッカ葉、オウゴン、ブクリョウ、
ショウブ、マツブサ、ビャクシ、サフラン、オウバク、
ウイキョウ、チンヒ、ガンピ、カミツレ、ダイコン、ヤ
ナギ、クスノキ、ニワトコ、ソクズ、ナキナタコウジ
ュ、ヤツデ、セキショウ、ヨモギ、オトギリソウ、ユ
ズ、ダイダイ、モモ、サイカチ、ビワ、スイカズラ、ヨ
ロイグサ、ボダイジュ、トチノキ、ノコギリソウ、ホッ
プ、ローズマリー、カバノ、マツ、ヤレンズラ、ランタ
ナ、カンゾウ、キッソウコン、マロニエ等。尚、これら
はその粉末でも抽出エキスであってもよい。
粘着剤: カゼイン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、水
溶性ゼラチン、ペクチン、デンプン、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメ
チルエーテル、ポリエチレングリコール、カラヤゴム、
ローカストビーンガム、トラカントガム、カラギナン、
カーボポール、アカシヤガム、カンテン等。
溶性ゼラチン、ペクチン、デンプン、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメ
チルエーテル、ポリエチレングリコール、カラヤゴム、
ローカストビーンガム、トラカントガム、カラギナン、
カーボポール、アカシヤガム、カンテン等。
精油類: ハッカ油、ジャスミン油、ショウ脳油、ヒノキ油、トウ
ヒ油、リュウ油、テレビン油、ケイ皮油、ベルガモット
油、ミカン油、ショウブ油、パイン油、ラベンダー油、
ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レ
モン油、タイム油、ペパーミント油、ローズ油、セージ
油、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラー
ル、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラ
ニオール、カンファー、チモール、スピラントール、ピ
ネンリモネン、テルペン系化合物等。
ヒ油、リュウ油、テレビン油、ケイ皮油、ベルガモット
油、ミカン油、ショウブ油、パイン油、ラベンダー油、
ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レ
モン油、タイム油、ペパーミント油、ローズ油、セージ
油、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラー
ル、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラ
ニオール、カンファー、チモール、スピラントール、ピ
ネンリモネン、テルペン系化合物等。
油類: オリーブ油、大豆油、アーモンド油、落下生油、ヒマシ
油、ヤシ油、パーム油、タートル油、ヌカ油、アボガド
油、ミンク油、卵黄油、牛脂、ラノリン、スクワレン、
ホホバ油、シリコーン、流動パラフィン、ワセリン、パ
ラフィン等。
油、ヤシ油、パーム油、タートル油、ヌカ油、アボガド
油、ミンク油、卵黄油、牛脂、ラノリン、スクワレン、
ホホバ油、シリコーン、流動パラフィン、ワセリン、パ
ラフィン等。
ビタミン類: ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビ
タミンE、ビタミンF、ビタミンK、ビタミンP、ビタ
ミンU、カルニチン、フェルラ酸、α−オリザノール、
α−リポ酸、オロット酸及びその誘導体等。
タミンE、ビタミンF、ビタミンK、ビタミンP、ビタ
ミンU、カルニチン、フェルラ酸、α−オリザノール、
α−リポ酸、オロット酸及びその誘導体等。
アミノ酸: グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシ
ン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシ
ン、トリプトファン、シスチン、システィン、メチオニ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン及びそ
の誘導体等。
ン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシ
ン、トリプトファン、シスチン、システィン、メチオニ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン及びそ
の誘導体等。
蛋白分解酵素: ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、カテプシン、
パパイン、プロメライン、フイシン及び細菌酵母、カビ
由来のプロテアーデ等。
パパイン、プロメライン、フイシン及び細菌酵母、カビ
由来のプロテアーデ等。
保湿剤: プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコー
ル:ペプチド、ポリアミノ酸、コラーゲン加水分解物及
びその誘導体:ヒアルロン酸などのムコ多糖類。核酸、
エラスチン等の蛋白質及びその誘導体等。
ル:ペプチド、ポリアミノ酸、コラーゲン加水分解物及
びその誘導体:ヒアルロン酸などのムコ多糖類。核酸、
エラスチン等の蛋白質及びその誘導体等。
その他の成分: 医薬品、医薬部外品及び化粧品用タール系石素(キサン
チン系等)、界面活性剤(アニオン系、カチオン系、両
性及びノニオン系)、海藻エキス、香料、殺菌剤等。
チン系等)、界面活性剤(アニオン系、カチオン系、両
性及びノニオン系)、海藻エキス、香料、殺菌剤等。
本発明の浴用剤は、水溶性硫化物と共に二価金属酸化物
を含有することから、長期間保存しても安定であるた
め、浴湯に溶解した時に発する硫黄イオン及び硫化水素
の作用により、良好な保温効果を示し、また皮膚疾患の
治療にも極めて優れた効果を有する。
を含有することから、長期間保存しても安定であるた
め、浴湯に溶解した時に発する硫黄イオン及び硫化水素
の作用により、良好な保温効果を示し、また皮膚疾患の
治療にも極めて優れた効果を有する。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜3、比較例1〜3 下記表−1に示す組成を有する浴用剤を調製し、6ケ月
保存品について冷え症に対する効果試験及び皮膚疾患の
治療効果試験を行った。その試験結果を表−1に示す。
なお、試験法及び評価基準は次のようにして行った。
保存品について冷え症に対する効果試験及び皮膚疾患の
治療効果試験を行った。その試験結果を表−1に示す。
なお、試験法及び評価基準は次のようにして行った。
(1)冷え症に対する効果について 各浴用剤を100ppm水溶液になるよう浴湯に投入し、冷え
症のためなかなか寝つけない女性パネラー10名に1ケ月
間常法に従って使用してもらい、1ケ月経過後の寝つき
の良さを下記基準で評価した。
症のためなかなか寝つけない女性パネラー10名に1ケ月
間常法に従って使用してもらい、1ケ月経過後の寝つき
の良さを下記基準で評価した。
○・・・寝つきが良い。
△・・・寝つきがやや悪い。
×・・・寝つきが悪い。
(2)皮膚疾患の治療効果について 各浴用剤を100ppm水溶液になるよう浴湯に投入し、体に
かゆみのある男性パネラー10名に1ケ月間常法に従って
使用してもらい、かゆみの防止効果を下記基準で評価し
た。
かゆみのある男性パネラー10名に1ケ月間常法に従って
使用してもらい、かゆみの防止効果を下記基準で評価し
た。
○・・・優れた効果が認められる。
△・・・やや効果が認められる。
×・・・ほとんど効果が認められない。
実施例4〜6 さらに下記成分組成の浴用剤を調製し、6ケ月保存品に
ついて実施例1と同様な評価を行なった。その結果、い
ずれの浴用剤も冷え症に対する効果及び皮膚疾患の治療
効果の点で優れていた。(単位は重量%である) 実施例4(粉末) 炭酸水素ナトリウム バランス 炭酸ナトリウム 60.0 硫化ナトリウム 1.5 酸化カルシウム 2.0 ペプシン酵素(200U) 1.0 クエン酸ナトリウム 3.0 リモネン 0.5 ラベンダー油 0.3 香料 1.0 色素 0.1 計 100.0 実施例5(顆粒) 炭酸水素カリウム バランス 硫酸ナトリウム 30.0 多硫化ナトリウム 2.0 酸化マグネシウム 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 カミツレ 0.5 ビタミンE 0.5 香料 1.0 色素 0.1 計 100.0 実施例6(錠剤) 炭酸水素ナトリウム バランス 炭酸ナトリウム 30.0 コハク酸 40.0 硫化ナトリウム 2.0 酸化カルシウム 3.0 アラメ粉末 0.5 カジメ粉末 0.5 アロエ粉末 0.5 香料 1.0 色素 0.1 計 100.0
ついて実施例1と同様な評価を行なった。その結果、い
ずれの浴用剤も冷え症に対する効果及び皮膚疾患の治療
効果の点で優れていた。(単位は重量%である) 実施例4(粉末) 炭酸水素ナトリウム バランス 炭酸ナトリウム 60.0 硫化ナトリウム 1.5 酸化カルシウム 2.0 ペプシン酵素(200U) 1.0 クエン酸ナトリウム 3.0 リモネン 0.5 ラベンダー油 0.3 香料 1.0 色素 0.1 計 100.0 実施例5(顆粒) 炭酸水素カリウム バランス 硫酸ナトリウム 30.0 多硫化ナトリウム 2.0 酸化マグネシウム 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 カミツレ 0.5 ビタミンE 0.5 香料 1.0 色素 0.1 計 100.0 実施例6(錠剤) 炭酸水素ナトリウム バランス 炭酸ナトリウム 30.0 コハク酸 40.0 硫化ナトリウム 2.0 酸化カルシウム 3.0 アラメ粉末 0.5 カジメ粉末 0.5 アロエ粉末 0.5 香料 1.0 色素 0.1 計 100.0
Claims (4)
- 【請求項1】水溶性硫化物と二価金属酸化物を配合した
ことを特徴とする浴用剤。 - 【請求項2】水溶性硫化物が硫化ナトリウム又は多硫化
ナトリウムの少くとも1種である特許請求の範囲第1項
記載の浴用剤。 - 【請求項3】二価金属酸化物が酸化カルシウム、酸化マ
グネシウム又は酸化亜鉛の1種である特許請求の範囲第
1項記載の浴用剤。 - 【請求項4】浴用剤全量に対し水溶性硫化物の配合量が
0.1〜50重量%であり、かつ二価金属酸化物が水溶性硫
化物に対して0.1モル以上含有される特許請求の範囲第
1項記載の浴用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27505786A JPH0737377B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 浴用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27505786A JPH0737377B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 浴用剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130526A JPS63130526A (ja) | 1988-06-02 |
JPH0737377B2 true JPH0737377B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=17550244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27505786A Expired - Lifetime JPH0737377B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 浴用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737377B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4868701B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2012-02-01 | 電気化学工業株式会社 | カルキ抜き材、浴用材、及びそれを用いた浴用水 |
JP6640481B2 (ja) * | 2015-07-30 | 2020-02-05 | 花王株式会社 | 固形状発泡性浴用剤 |
CN111840621A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-10-30 | 安徽克菱保健科技有限公司 | 一种遇水自发热香薰沐浴片 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP27505786A patent/JPH0737377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63130526A (ja) | 1988-06-02 |
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