JPS6146449B2 - - Google Patents

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JPS6146449B2
JPS6146449B2 JP50138683A JP13868375A JPS6146449B2 JP S6146449 B2 JPS6146449 B2 JP S6146449B2 JP 50138683 A JP50138683 A JP 50138683A JP 13868375 A JP13868375 A JP 13868375A JP S6146449 B2 JPS6146449 B2 JP S6146449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath
parts
jojoba oil
oil
jojoba
Prior art date
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Expired
Application number
JP50138683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5264415A (en
Inventor
Satoshi Hirano
Shigeie Tsumura
Izumi Imazeki
Katsuhiko Amano
Hitoshi Kawamura
Yoshimi Kawasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura Juntendo Inc
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Publication date
Application filed by Tsumura Juntendo Inc filed Critical Tsumura Juntendo Inc
Priority to JP50138683A priority Critical patent/JPS5264415A/ja
Publication of JPS5264415A publication Critical patent/JPS5264415A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホホバ油(JOJOBA OIL)又はその
水素添加物を使用する浴剤の製造方法に関するも
のである。
従来より、浴剤は粉末及び顆粒の場合には、硫
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、硼砂、セスキ炭酸ナトリウム等を主剤と
し、液体の場合には皮膚の保護を目的としたり或
は皮膚への感触を良くするために、例えばラノリ
ン、ラノリン誘導体、イソプロピルミリステー
ト、イソプロピルアルコール、スクワラン、ピロ
リドンカルボン酸塩、グリセリン、プロピレング
リコール、その他の各種動植物油及びそのエステ
ル類等の柔軟剤を主剤としており、これに色素、
香料、殺菌剤などを加えたものが大部分を占めて
いる。
上記のように浴剤には皮膚への感触を良くする
ために、柔軟剤としてラノリン、ラノリン誘導
体、イソプロピルミリステート、イソプロピルア
ルコール、スクワラン、ピロリドンカルボン酸
塩、グリセリン、プロピレングリコール、その他
の各種動植物油及びそのエステル類が使用されて
いるが、これらの柔軟剤は入浴後の浴者の皮膚を
なめらかにし、しつとりとした感触を与えるため
浴剤には不可決のものである。
しかるに従来より柔軟剤として使用されている
これらの原料は、その配合量が問題であり、配合
量の増加により皮膚へのべとつきはさけられない
ものであつて使用量は限定されていた。さらに上
記の柔軟剤は他の原料との相溶性及び浴剤を浴槽
の湯中に投入した時の分散性でも好ましいもので
はなく、加えて長時間における安定性も悪く、品
質劣化の点でも問題であつた。
そこで本発明者は、浴剤の新らしい柔軟剤を求
めるべく研究した結果、ホホバ油又はその水素添
加物を浴剤の柔軟剤として使用することにより油
気の少ないさらりとした浴後の皮膚への感触を得
ることができ、さらに従来の欠点である配合量の
点でも広い範囲で使用でき、湯中への分散性もひ
じようにすぐれた浴剤が得られることを見い出し
た。
本発明者は、この知見にもとづくものであつ
て、ホホバ(JOJOBA)〔Simmondsia
chinensis〕の実から得られるホホバ油
(JOJOBA OIL)またはその水素添加物を浴剤原
料に添加することを特徴とする浴剤の製造方法で
ある。
本発明で使用するホホバ油は、南カルフオルニ
ア、南アリゾナ、北メキシコ等の各砂漠地帯に広
く自生している潅木の1種であるホホバ
(JOJOBA)〔Simmondsia chinensis〕の実
(核)に含まれている透明で黄色の液状油(乾燥
核の中に48〜51%含まれている)である。ホホバ
油はグリセライドを含まず、C20〜C22の高級脂肪
酸と高級アルコールのエステルを主成分とし、そ
の代表的構成脂肪酸及びアルコールの平均値は次
のとおりである。
オレイン酸 0.66% ドコセン酸 14.2 パルミチン酸 0.24 エイコセノール 14.6 ステアリン酸 1.54 ドコセノール 33.7 エイコセン酸 30.3 またホホバ油の性質を示すと次のとおりであ
る。
ケン化価 85〜105 ヨウ素価 75〜95 酸 価 5以下 n20 1.464〜1.469 d25 25 0.859〜0.869 ホホバ油は、通常ホホバの実(核)を圧搾又は
溶剤抽出して得た粗製油を蒸留するか、該粗製油
に活性白土を加え加熱して脱臭、脱色することに
より得られる。このようにした得たホホバ油は黄
色又は無色の透明な液体である。ここのホホバ油
は酸化やバクテリヤの作用に対し非常に安定であ
り、温度による粘度の変化も少ない。このホホバ
油を常法にしたがつて水素添加すると、白色のロ
ウ〔融点はカーナバロウ(融点78〜86℃)より若
干低い〕となる。本発明では上記したホホバ油ま
たはその水素添加物を浴剤の製造に際し、浴剤原
料に添加する。
ホホバ油またはその水素添加物を添加する浴剤
原料としては、浴剤をつくるために用いられる原
料をすべて用いることができる。その具体例とし
て、例えば硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、硼砂、セスキ炭酸ナトリウム、塩化ナトリウ
ム、硫酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、チ
オ硫酸ナトリウム、精製水、エチルアルコール、
ヘキサデシルアルコール、セタノール、ステアリ
ルアルコール、ソルビトール、プロピレングリコ
ール、スクワラン、流動パラフイン、オリーブ
油、ミンクオイル、鯨蝋、蜜蝋、固型パラフイ
ン、イソプロピルミリステート、イソプロピルパ
ルミテート、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラ
ウリル硫酸ナトリウム等が挙げられ、これらの内
から適当なものを選択して用いられる。ホホバ油
またはその水素添加物の添加時期は浴剤を製造す
る任意の段階で添加することができ、その添加量
としては、浴剤全量を100として0.1〜80位が用い
られ、特に粉剤の場合は0.1〜5位、バスオイル
の場合は5〜80位、バブルバスの場合は1〜5位
が好適である。
また浴剤の形としては液剤、粉剤など任意の形
とすることができる。
本発明にしたがいホホバ油またはその水素添加
物を浴剤原料に添加することによりきわめて良好
な分散性の浴剤を得ることができる。これは浴剤
が一般の化粧品とは使用方法が異なり、浴槽の湯
中に投入して使用される点で大きな意義がある。
すなわち従来の原料を用いた浴剤では湯中に投入
した際に分散性が悪く、油が球状となつて浮いた
状態になることが多く、浴者に不快感を与えると
ともに油の浴槽への付着も起りやすく好ましくな
い。これに対し、本発明にしたがいホホバ油また
はその水素添加物を浴剤原料に添加して得た浴剤
は分散性が良いため球状とならず、浴者の皮膚全
体に柔軟感を与えることができ、さらに浴槽へも
付着しにくい。その上、ホホバ油またはその水素
添加物を浴剤原料に添加して得た浴剤は粉末及び
顆粒の場合には各種の無機塩類と混合しても長時
間変質することなく安定であり、液体の場合にも
分散性が良いため各種原料との相溶性が良く、可
溶化の点でも大きな長所があり、長期間における
乳化安定性も良い。
例えば従来のバスオイルは製造した時には均一
に溶解されていても、長期間放出した場合に浴剤
成分の酸化がおこりやすく、濁り、分離を生じや
すい。しかるに本発明にしたがいホホバ油または
その水素添加物を浴剤原料に添加して得たバスオ
イルは長期間安定であり、品質劣化はみられない
し、湯中に投入してもきわめてすぐれた分散性を
示す。
かくして本発明によつて得られた浴剤は、長期
間置いても安定であり、湯中への分散性が非常に
すぐれ、かつ浴後にさらりとした快適な感触を皮
膚に与えるなど浴剤として極めてすぐれた品質を
もつ。
つぎに実施例を示して本発明をさらに説明する
が本発明はこれら実施例により限定されるもので
はない。
実施例 1 乾燥硫酸ナトリウム40部、炭酸水素ナトリウム
45部、セスキ炭酸ナトリウム10部、精製ホホバ油
2部、香料3部、および若干量の法定色素を順次
に加え、混合し均一としてバスソルトを得る。
実施例 2 ラウリン酸ジエタノールアミド5部、ポリオキ
シエチレンソルビタミンモノラウレート3部、お
よび水素添加ホホバ油5部を順次に加えて加温溶
解したものに、ラウリル硫酸ナトリウムトリエタ
ノールアミン40%水溶液25部、ミラノール
(Miranol)C2M Conc(Miranol Chemical Co.
米国)10部、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム液3部、精製ホホバ油2部、香料3部、および
水44部を順次に加え、撹拌混合し均一とした後、
過してバブルバスを得る。
実施例 3 精製ホホバ油20部、水素添加ホホバ油6部、流
動パラフイン3部、ポリオキシエチレンセチルア
ルコールエーテル1.8部、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノラウレート1部、グリセリルモノス
テアレート0.8部、および若干量の防腐剤を順次
に加え、80℃にて加温溶解したものに、80℃に加
温した水64.4部を徐々に加え、乳化し50℃になつ
たら、香料2部を添加して水冷する。これを過
してミルクバスを得る。
実施例 4 精製ホホバ油80部、ヘキシルデカノール10部、
イソプロピルミリステート5部、香料5部および
若干量の油溶性法色素を順次に加え、撹拌混合し
均一とした後、過してバスオイルを得る。
実施例 5 プロピレングリコール20部、水素添加ホホバ油
2部およびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油2.5
部を順次に加えて加温溶解したものに、エタノー
ル45部、水30.5部および若干量の香料を加え、撹
拌混合し均一とした後、過して液体浴剤を得
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホホバ(JOJOBA)〔Simmondsia
    chinensis〕の実から得られるホホバ油
    (JOJOBA OIL)またはその水素添加物を浴剤原
    料に添加することを特徴とする浴剤の製造方法。
JP50138683A 1975-11-20 1975-11-20 Preparation of solvent Granted JPS5264415A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50138683A JPS5264415A (en) 1975-11-20 1975-11-20 Preparation of solvent

Applications Claiming Priority (1)

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JP50138683A JPS5264415A (en) 1975-11-20 1975-11-20 Preparation of solvent

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5264415A JPS5264415A (en) 1977-05-27
JPS6146449B2 true JPS6146449B2 (ja) 1986-10-14

Family

ID=15227654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50138683A Granted JPS5264415A (en) 1975-11-20 1975-11-20 Preparation of solvent

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