JPS6021569B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
- Publication number
- JPS6021569B2 JPS6021569B2 JP54121630A JP12163079A JPS6021569B2 JP S6021569 B2 JPS6021569 B2 JP S6021569B2 JP 54121630 A JP54121630 A JP 54121630A JP 12163079 A JP12163079 A JP 12163079A JP S6021569 B2 JPS6021569 B2 JP S6021569B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- glycerin
- synthesis example
- dibasic
- carbon atoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/37—Esters of carboxylic acids
- A61K8/375—Esters of carboxylic acids the alcohol moiety containing more than one hydroxy group
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な基剤を配合してなる化粧料に関するもの
であり、色、におし、、安定性および使用性に優れ、品
質の一定した化粧料を提供することを目的とする。
であり、色、におし、、安定性および使用性に優れ、品
質の一定した化粧料を提供することを目的とする。
従来化粧品で使用されている常温で固体の油相原料の中
で主なものは木、蜜ろう、カルナウバロウ、【キヤンデ
リラロウ、ラノリンおよびパラフインワックス等であり
、これらはいずれも独自の特性を持っている為化粧品に
は不可欠の原料となっている。
で主なものは木、蜜ろう、カルナウバロウ、【キヤンデ
リラロウ、ラノリンおよびパラフインワックス等であり
、これらはいずれも独自の特性を持っている為化粧品に
は不可欠の原料となっている。
これらの中でも木ろうは化粧品原料として用いられる数
少ない国内産物の一つであり、昔から多くの日本の学者
によって進められてきた。
少ない国内産物の一つであり、昔から多くの日本の学者
によって進められてきた。
木ろうの特性はその粘拠性にあり、この粘靭性を生かし
てポマード、チック、口紅およびクリーム等に木ろうが
多量に使用されてきた。しかしながら、色調およびにお
し、に化粧品原料としての欠点がみられ、天然物である
為品質が一定せず価格の変動も大きく、長時間のうちに
は酸敗する性質があるので、化粧品原料としての利用範
囲も余り広くないのが現状である。本発明者等はこのよ
うな状況をふまえ鋭意研究を重ねた結果、グリセリンを
直鏡脂肪酸、分枝脂肪酸および長鎖二塩基酸で完全にェ
ステル化した生成物が上記の欠点をもたず、しかも木ろ
うとしての特徴を具備していることを見出した。
てポマード、チック、口紅およびクリーム等に木ろうが
多量に使用されてきた。しかしながら、色調およびにお
し、に化粧品原料としての欠点がみられ、天然物である
為品質が一定せず価格の変動も大きく、長時間のうちに
は酸敗する性質があるので、化粧品原料としての利用範
囲も余り広くないのが現状である。本発明者等はこのよ
うな状況をふまえ鋭意研究を重ねた結果、グリセリンを
直鏡脂肪酸、分枝脂肪酸および長鎖二塩基酸で完全にェ
ステル化した生成物が上記の欠点をもたず、しかも木ろ
うとしての特徴を具備していることを見出した。
このものは無色、無臭で縫日安定性に優れており、粘拠
性に富んだ物質である。
性に富んだ物質である。
本発明は上述の知見に基き完成したものである。
即ち本発明は01 グリセリンを、
‘21 炭素数12〜18の直鎖及び分枝脂肪酸と、‘
31 炭素数12〜20の二塩基酸でェステル化して得
られる生成物を配合することを特徴とする化粧料。
31 炭素数12〜20の二塩基酸でェステル化して得
られる生成物を配合することを特徴とする化粧料。
である。
次に、本発明の構成、効果を詳述する。
先ず、本発明における炭素数12〜18の直鎖および分
枝脂肪酸並びに炭素数12〜20の二塩基酸とグリセリ
ンとの反応によって得られる混合トリグリセリドは、下
記の一般式〔1〕〜〔m〕で表わさせる構造のものを主
成分とするが、この他に絹状構造のものや環状構造のも
の及び重合物も含有する。
枝脂肪酸並びに炭素数12〜20の二塩基酸とグリセリ
ンとの反応によって得られる混合トリグリセリドは、下
記の一般式〔1〕〜〔m〕で表わさせる構造のものを主
成分とするが、この他に絹状構造のものや環状構造のも
の及び重合物も含有する。
(式中R,、R2、R3、R4は炭素数12〜18の直
鎖および分枝脂肪酸に由来するアルキル基、×は炭素数
12〜20の二塩基酸に由来するアルキレン基を表わす
。
鎖および分枝脂肪酸に由来するアルキル基、×は炭素数
12〜20の二塩基酸に由来するアルキレン基を表わす
。
)次に本発明における各原料成分について説明する。
本発明でいられる一塩基酸の炭素数を8以上と規定した
ものは、加水分解安定性、皮膚刺激等を考慮したもので
あるが、物理特性、実用上の特性および化学構造をでき
るだけ木ろうに類似させようとの意図にも基づいている
。
ものは、加水分解安定性、皮膚刺激等を考慮したもので
あるが、物理特性、実用上の特性および化学構造をでき
るだけ木ろうに類似させようとの意図にも基づいている
。
即ち、炭素数8未満の一塩基酸を用いた場合は加水分解
安定性および皮膚刺激性が劣り、充分な粘轍性が得られ
ない等の欠点がある。
安定性および皮膚刺激性が劣り、充分な粘轍性が得られ
ない等の欠点がある。
また、分枝脂肪酸の代りにオレィン酸等の不飽和脂肪酸
を使用することも可能であるが、経日安定性およびにお
し、の点から分枝脂肪酸を使用するのが好ましい。
を使用することも可能であるが、経日安定性およびにお
し、の点から分枝脂肪酸を使用するのが好ましい。
二塩基酸の炭素数をlaよ上と規定したのは以下の理由
による。
による。
01生成物の分子量を増大させることによって皮膚刺激
を低下させる。
を低下させる。
■ 炭素数6以下の二塩基酸を用いた場合、一段階反応
で目的の化合物を得ることができない。
で目的の化合物を得ることができない。
この場合、グリセリン、一塩基酸および二塩基酸を同時
に反応させると、グリセリンと三塩基酸の反応が選択的
に進行してビーズ状の重合物を生成する。従って目的の
化合物を得るには、最初にグリセリンと一塩基酸のェス
テルを合成し、未反応のグリセリンを除去してから二塩
基酸を反応させなければならないので少くとも二段階の
反応が必要である。炭素数8〜10の二塩基酸を使用し
た場合でもこのような頚向が若干みられるが、炭素数1
処〆上の二塩基酸を用いた場合にはこのようなことがな
く一段階反応で目的の化合物を得ることができる。‘3
’ 二塩基酸を用いない場合は勿論、二塩基酸を用いた
場合でも炭素数が12禾満の時は木ろうに特有の粘鋤性
を持たせることができない。
に反応させると、グリセリンと三塩基酸の反応が選択的
に進行してビーズ状の重合物を生成する。従って目的の
化合物を得るには、最初にグリセリンと一塩基酸のェス
テルを合成し、未反応のグリセリンを除去してから二塩
基酸を反応させなければならないので少くとも二段階の
反応が必要である。炭素数8〜10の二塩基酸を使用し
た場合でもこのような頚向が若干みられるが、炭素数1
処〆上の二塩基酸を用いた場合にはこのようなことがな
く一段階反応で目的の化合物を得ることができる。‘3
’ 二塩基酸を用いない場合は勿論、二塩基酸を用いた
場合でも炭素数が12禾満の時は木ろうに特有の粘鋤性
を持たせることができない。
‘41 二塩基酸の分子量が大きいので反応温度を高く
しても出発原料が揮数しない。
しても出発原料が揮数しない。
【5)化学構造をできるだけ木ろうに近づける。
本発明における混合ェステルの一般式でR,、R2、R
3、R4をすべてアルキル基としたのは、物理特性、実
用上の特性および化学構造をできるだけ木ろうに近づけ
ようとの考えに基づくものである。本発明における炭素
数8以上の直鏡および分枝脂肪酸には、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、べへン酸、
2ーェチルヘキサン酸、ネオトリデカン酸、ィソステア
リン酸などが該当する。
3、R4をすべてアルキル基としたのは、物理特性、実
用上の特性および化学構造をできるだけ木ろうに近づけ
ようとの考えに基づくものである。本発明における炭素
数8以上の直鏡および分枝脂肪酸には、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、べへン酸、
2ーェチルヘキサン酸、ネオトリデカン酸、ィソステア
リン酸などが該当する。
炭素数1雄〆上の長鎖二塩基酸には、ドデカン二酸、テ
トラデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸
、ヱイコサン二酸、7ーェチルオクタデカン二酸などが
該当する。
トラデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸
、ヱイコサン二酸、7ーェチルオクタデカン二酸などが
該当する。
イ劫鑑品に配合する場合は一般式で与えられた二塩基酸
グリセリドのみを使用しても木ろう代替物としての機能
は充分発輝できるが、物理特性、実用上の特性および化
学構造をできるだけ木ろうに類似させるためには一塩基
酸グリセリドと二塩基酸グリセリドの混合物を使用する
のが好ましく、二塩基酸グリセリドの含量は5〜20%
が望ましい。
グリセリドのみを使用しても木ろう代替物としての機能
は充分発輝できるが、物理特性、実用上の特性および化
学構造をできるだけ木ろうに類似させるためには一塩基
酸グリセリドと二塩基酸グリセリドの混合物を使用する
のが好ましく、二塩基酸グリセリドの含量は5〜20%
が望ましい。
このような混合物も、炭素数1沙よ上の最鎖二塩基酸を
用いれば、一塩基酸、二塩基酸およびグリセリンの反応
比を調整することによって一段階反応で合成できる。な
お、多価アルコール、一塩基酸および二塩基酸から成る
ェステルに関する公知の技術としては、特公昭51−2
7447、鰭開和51一79731、侍開和52一66
637、特閥和弘−35220号公報記載の技術が挙げ
られる。
用いれば、一塩基酸、二塩基酸およびグリセリンの反応
比を調整することによって一段階反応で合成できる。な
お、多価アルコール、一塩基酸および二塩基酸から成る
ェステルに関する公知の技術としては、特公昭51−2
7447、鰭開和51一79731、侍開和52一66
637、特閥和弘−35220号公報記載の技術が挙げ
られる。
しかしこれらの公知技術で使用されている二塩基酸は、
いずれも炭素数12未満のものであるので、前記‘1’
〜【51の理由から充分満足のいくものとは言い難い。
いずれも炭素数12未満のものであるので、前記‘1’
〜【51の理由から充分満足のいくものとは言い難い。
本発明における混合ェステルはグリセリンを一塩基酸お
よび二塩基酸で公知の方法でェステル化して得られる。
ェステル化には、例えば酸ハラィドを利用する方法、ェ
ステル基交換法、無触媒および触媒存在下、常圧または
減圧下で一塩基酸のグリセリンェステルを合成した後、
二塩基酸でェステル化する方法、その全く逆の方法およ
びグリセリン、一塩基酸、二塩基酸を同時に反応させて
ェステル化する方等が採用できるが、経済的観点から、
グリセリン、一塩基酸および二塩基酸を同時に反応させ
る方法が望ましい。次に本発明における混合ェステルの
合成例を示す。
よび二塩基酸で公知の方法でェステル化して得られる。
ェステル化には、例えば酸ハラィドを利用する方法、ェ
ステル基交換法、無触媒および触媒存在下、常圧または
減圧下で一塩基酸のグリセリンェステルを合成した後、
二塩基酸でェステル化する方法、その全く逆の方法およ
びグリセリン、一塩基酸、二塩基酸を同時に反応させて
ェステル化する方等が採用できるが、経済的観点から、
グリセリン、一塩基酸および二塩基酸を同時に反応させ
る方法が望ましい。次に本発明における混合ェステルの
合成例を示す。
合成例 1
渡洋機、温度計、窒素ガス吹込管および水分離器を備え
た4つ口フラスコにグリセリン12.5夕、ラウリン酸
5夕、ミリスチン酸10夕、パルミチン酸70夕、ィソ
ステアリン酸(三菱化成製造)10夕、ェィコサン二酸
5夕、キシレン8の【およびパラトルェンスルホン酸0
.3夕を加え、150〜250%にて計算量の水が水分
離器にたまるまで反応を行い、反応終了後常法にて脱臭
・脱色した。
た4つ口フラスコにグリセリン12.5夕、ラウリン酸
5夕、ミリスチン酸10夕、パルミチン酸70夕、ィソ
ステアリン酸(三菱化成製造)10夕、ェィコサン二酸
5夕、キシレン8の【およびパラトルェンスルホン酸0
.3夕を加え、150〜250%にて計算量の水が水分
離器にたまるまで反応を行い、反応終了後常法にて脱臭
・脱色した。
この生成物の融点は44〜46oo、酸価は5.0であ
った。合成例 2合成例1と同様にしてグリセリン12
.9夕、ラウリン酸5夕、ミリスチン酸10夕、パルミ
チン酸70夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)10
夕、ドデカン二酸5夕を反応後、常法にて脱臭・脱色し
た。
った。合成例 2合成例1と同様にしてグリセリン12
.9夕、ラウリン酸5夕、ミリスチン酸10夕、パルミ
チン酸70夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)10
夕、ドデカン二酸5夕を反応後、常法にて脱臭・脱色し
た。
この生成物の融点は44〜4が0、酸価は4.9であっ
た。合成例 3 合成例1と同様にしてグリセリン12.1夕、パルミチ
ン酸83.6夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)1
1.4夕、ェィコサン二酸5夕を反応後、常法にて脱臭
・脱色した。
た。合成例 3 合成例1と同様にしてグリセリン12.1夕、パルミチ
ン酸83.6夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)1
1.4夕、ェィコサン二酸5夕を反応後、常法にて脱臭
・脱色した。
この生成物の融点は52〜54℃、酸価は3.6であっ
た。合成例 4 合成例1と同様にしてグリセリン12.6夕、パルミチ
ン酸83.6夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)1
1.4夕、ドデカン二酸5夕を反応後「常法にて脱臭・
脱色した。
た。合成例 4 合成例1と同様にしてグリセリン12.6夕、パルミチ
ン酸83.6夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)1
1.4夕、ドデカン二酸5夕を反応後「常法にて脱臭・
脱色した。
この生成物の融点は斑〜62℃、酸価は3.5であった
。合成例 5 合成例1と同様にしてグリセリン12.4夕、パルミチ
ン酸83.6夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)1
1.4夕、ェィコサン二酸2.5夕、ドデカン一酸2.
5夕を反応後、常法にて脱臭・脱色した。
。合成例 5 合成例1と同様にしてグリセリン12.4夕、パルミチ
ン酸83.6夕、ィソステアリン酸(三菱化成製造)1
1.4夕、ェィコサン二酸2.5夕、ドデカン一酸2.
5夕を反応後、常法にて脱臭・脱色した。
この生成物の融点は53〜55℃、酸価は3.4であっ
た。なお、合成例1〜5に示したグリセリン混合ェステ
ルの、におし、および過酸化物価の評価についての試験
結果は表1の通りである。
た。なお、合成例1〜5に示したグリセリン混合ェステ
ルの、におし、および過酸化物価の評価についての試験
結果は表1の通りである。
表1
‘a} 表1の化合物10夕を70二0で溶融し、リナ
ロ−ルの5%W/Vエタノール溶液0.1の【を加えて
1分間額洋する。
ロ−ルの5%W/Vエタノール溶液0.1の【を加えて
1分間額洋する。
室温になるまで放置した後、におし、を評価した。にお
し、の評価は以下の基準による。3 原料臭は感じられ
ない。
し、の評価は以下の基準による。3 原料臭は感じられ
ない。
2 わずかに原料臭を感じる。
1 原料臭を感じない。
0 強い原料臭を感じる。
(なお、表2に示した数値は専門パネル10名の評価の
平均値である。
平均値である。
)‘b’表1の化合物20夕を25側×200柳の試験
管にとり、これを97.8千0の油裕中に固定して2.
33の【/秒の流量で空気を吹き込む。
管にとり、これを97.8千0の油裕中に固定して2.
33の【/秒の流量で空気を吹き込む。
48時間後に測定した過酸化物価(meq/k9)が表
1の数値である。
1の数値である。
この数値が高い程、酸化安定値は劣る。‘c’合成例2
においてィソステアリン酸(三菱化成製造)10夕の代
りにステアリン酸10夕を用いて合成したものであり、
生成物の融点は46〜49℃、酸価は3.2であった。
においてィソステアリン酸(三菱化成製造)10夕の代
りにステアリン酸10夕を用いて合成したものであり、
生成物の融点は46〜49℃、酸価は3.2であった。
‘d’ 合成例2においてイソステアリン酸(三菱化成
製造)10夕の代りにオレイン酸102を用いて合成し
たものであり、生成物の融点は44〜47℃、酸化は3
.4であった。
製造)10夕の代りにオレイン酸102を用いて合成し
たものであり、生成物の融点は44〜47℃、酸化は3
.4であった。
‘d 合成例2においてドデカン二酸5夕の代りにセバ
シン酸5夕を用いて合成したものであり、生成物の融点
は43〜46qo、酸価は4.3であった。
シン酸5夕を用いて合成したものであり、生成物の融点
は43〜46qo、酸価は4.3であった。
上掲の試験結果から明らかな通り、本発明に用夕いうれ
るグリセリン混合ェステルは、酸化安定性に優れ且つ、
無臭であるので、丁り蛇料原料として最適である。
るグリセリン混合ェステルは、酸化安定性に優れ且つ、
無臭であるので、丁り蛇料原料として最適である。
次に本発明における混合ェステルを配合した化粧料につ
いて、実施例により具体的に説明する。
いて、実施例により具体的に説明する。
実施例 1クリーム
A部(水相部)
プロピレングリコール 5.0%精製
水 30.0B部(油
相部)合成例3の浪合ェステル 5.
0蜜ろう 5.
0セチルアルコール 5.
0水添ラノリン 8.0ス
クワラン 37.5ス
テアリン酸モノグリセリド 2.0ポリオ
キシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウレート
2.0香 料
o.5防腐剤・酸イヒ
防止剤 適量A部を混合し70qCに
保つ。
水 30.0B部(油
相部)合成例3の浪合ェステル 5.
0蜜ろう 5.
0セチルアルコール 5.
0水添ラノリン 8.0ス
クワラン 37.5ス
テアリン酸モノグリセリド 2.0ポリオ
キシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウレート
2.0香 料
o.5防腐剤・酸イヒ
防止剤 適量A部を混合し70qCに
保つ。
次にB部を混合し加熱融解し70午0に保つ。A部にB
部を加え予備乳化を行ない、ホモミキサーで均一に乳化
し、乳化後冷却しながら瀦拝する。このクリームはなめ
らかで良い使用感であった。
部を加え予備乳化を行ない、ホモミキサーで均一に乳化
し、乳化後冷却しながら瀦拝する。このクリームはなめ
らかで良い使用感であった。
・実施例 2
口紅
二醐ヒチタン 5.0%赤色2
04号 0.6だし、
だし、色203号 1.0赤
色223号 0.2キ
ヤンデリラロウ 9.0固形
パラフィン 8.0合成例4
の混合ェステル 10.0力ナウバロワ
5.0ヒシマ油
51.2イスプロピルミリステ
ート 10.0香 料
適量酸化防止剤
適量二酸化チタン、赤色204号、だし、だし、
色203号をヒマシ油の一部に加えローラーで処理する
(顔料部)。
04号 0.6だし、
だし、色203号 1.0赤
色223号 0.2キ
ヤンデリラロウ 9.0固形
パラフィン 8.0合成例4
の混合ェステル 10.0力ナウバロワ
5.0ヒシマ油
51.2イスプロピルミリステ
ート 10.0香 料
適量酸化防止剤
適量二酸化チタン、赤色204号、だし、だし、
色203号をヒマシ油の一部に加えローラーで処理する
(顔料部)。
赤色223号をヒシマ油の一部に熔解する(染料部)。
他の成分を混合し加熱融解した後、顔料部、染料部を加
えホモミキサーで均一に分散する。分散後、型に流し込
み冷却する。この口紅は唇への粘着性がすぐれていた。
他の成分を混合し加熱融解した後、顔料部、染料部を加
えホモミキサーで均一に分散する。分散後、型に流し込
み冷却する。この口紅は唇への粘着性がすぐれていた。
実施例 3
ポマード
A部
合成例5の混合ェステル 12.0%ヒシ
マ油 86.0酸化防
止剤 適量B部香 料
2.0%染 料
適量A部を混合し加熱熔解する。
マ油 86.0酸化防
止剤 適量B部香 料
2.0%染 料
適量A部を混合し加熱熔解する。
これにB部を加え冷却する。このポマードは表面の艶、
さめおよび透明曲こ優れていた。
さめおよび透明曲こ優れていた。
なお、合成例5の混合ェステルの他に、合成例1〜4の
混合ェステル、木ロウおよび表1の対照の化合物Aを用
い、上記処方にてポマードを調製した。
混合ェステル、木ロウおよび表1の対照の化合物Aを用
い、上記処方にてポマードを調製した。
得られたポマードの透明性を1び各の専門パネルによっ
て5段階法で評価した。結果は表2の通りである。表2 透明性の評価は下の基準による。
て5段階法で評価した。結果は表2の通りである。表2 透明性の評価は下の基準による。
(表2に示した数値は10名の評価の平均である。
)4 非常に良い。
3 良い。
2 普通。
1思い。
0 非常に悪い。
実施例 4
チツク
A部
合成例1の混合ェステル 10.0%合成
例2の混合ェステル 15.0蜜ろう
10.0ヒシマ油
61.0酸化防止剤
適量B部香 料
40染 料
適量A部を混合し加熱溶解する。
例2の混合ェステル 15.0蜜ろう
10.0ヒシマ油
61.0酸化防止剤
適量B部香 料
40染 料
適量A部を混合し加熱溶解する。
これにB部を加え型に流し込み冷却する。このチックは
整髪力が優れていた。
整髪力が優れていた。
なお、合成例1、合成例2の混合ェステル25.0%の
他に、表1の対照の化合物B及びCを夫々用い、上記処
法にてチックを調製した。
他に、表1の対照の化合物B及びCを夫々用い、上記処
法にてチックを調製した。
得られたチックの整髪力を10名の男子専門パネルによ
って5段階法で評価した。結果は表3の通りである。
って5段階法で評価した。結果は表3の通りである。
表3
整髪力の評価は下の基準による。
(表3に示した数値は10名の評価の平均である。
)4 非常に良い。
3 良し」
2 普通。
1思い。
0 非常に悪い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (1)グリセリンを、 (2)炭素数12〜18の直鎖及び分枝脂肪酸と、(3
)炭素数12〜20の二塩基酸でエステル化して得られ
る生成物を配合することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54121630A JPS6021569B2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54121630A JPS6021569B2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5645404A JPS5645404A (en) | 1981-04-25 |
JPS6021569B2 true JPS6021569B2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=14816011
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JPS6021569B2 (ja) |
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Citations (3)
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JPS5127447A (ja) * | 1974-09-01 | 1976-03-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Kadenryukeidenki |
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-
1979
- 1979-09-21 JP JP54121630A patent/JPS6021569B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
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JPS5127447A (ja) * | 1974-09-01 | 1976-03-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Kadenryukeidenki |
JPS5179731A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-12 | Nisshin Oil Mills Ltd | Keshohin |
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Publication number | Publication date |
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JPS5645404A (en) | 1981-04-25 |
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