JPH08188523A - ラノリン類を含有する化粧料 - Google Patents
ラノリン類を含有する化粧料Info
- Publication number
- JPH08188523A JPH08188523A JP6340995A JP34099594A JPH08188523A JP H08188523 A JPH08188523 A JP H08188523A JP 6340995 A JP6340995 A JP 6340995A JP 34099594 A JP34099594 A JP 34099594A JP H08188523 A JPH08188523 A JP H08188523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lanolin
- cosmetic
- cloud point
- lanolins
- cosmetic containing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラノリン、液状ラノリン、ラノリン誘導体の
1種以上とホホバ油とを混合することにより曇点を低下
させ、これを化粧料に用いることにより化粧料の低温安
定性を改善する。 【構成】ラノリン、液状ラノリン、ラノリン誘導体の1
種以上とホホバ油とを混合させると、混合する前の両者
の曇点より低くなることを見いだし、この曇点が低下し
た混合油を化粧料に配合すると低温安定性の優れた化粧
料が得られる。
1種以上とホホバ油とを混合することにより曇点を低下
させ、これを化粧料に用いることにより化粧料の低温安
定性を改善する。 【構成】ラノリン、液状ラノリン、ラノリン誘導体の1
種以上とホホバ油とを混合させると、混合する前の両者
の曇点より低くなることを見いだし、この曇点が低下し
た混合油を化粧料に配合すると低温安定性の優れた化粧
料が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラノリン類とホホバ油を
含有した低温安定性に優れた化粧料に関する。
含有した低温安定性に優れた化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】ホホバ油はホホバの乾燥種子から圧搾法
により得られる液状ワックスで、グリセライドを含ま
ず、高級一不飽和脂肪酸と高級一不飽和アルコールのエ
ステルからなり、使用感が優れることや、頭皮への吸収
が良好であることから、スキンケア・メイクアップ・ヘ
アケア化粧品の油相成分として広く利用されるようにな
ってきた。しかし凝固点が7〜10℃であることから、
冬場になるとそのものが固化したり、クリーム等の配合
物の物性に影響するなどの問題があった。
により得られる液状ワックスで、グリセライドを含ま
ず、高級一不飽和脂肪酸と高級一不飽和アルコールのエ
ステルからなり、使用感が優れることや、頭皮への吸収
が良好であることから、スキンケア・メイクアップ・ヘ
アケア化粧品の油相成分として広く利用されるようにな
ってきた。しかし凝固点が7〜10℃であることから、
冬場になるとそのものが固化したり、クリーム等の配合
物の物性に影響するなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低温
でも安定で、使用感の優れた化粧料を提供することにあ
る。
でも安定で、使用感の優れた化粧料を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、ラノリン
・液状ラノリン・ラノリン誘導体からなる群から選ばれ
た油の1種または2種以上とホホバ油を混合して使用す
ることにより達成される。ラノリン誘導体としてはラノ
リン脂肪酸またはラノリンアルコールのエステルがあげ
られる。
・液状ラノリン・ラノリン誘導体からなる群から選ばれ
た油の1種または2種以上とホホバ油を混合して使用す
ることにより達成される。ラノリン誘導体としてはラノ
リン脂肪酸またはラノリンアルコールのエステルがあげ
られる。
【0005】
【実施例】実施例にて具体的にその効果を説明する。
【0006】
【表−1】ホホバ油混合物の曇点を第1表に示した。本
発明によるものは著しく曇点が降下した。
発明によるものは著しく曇点が降下した。
【0007】
【実施例5】エモリエントクリーム
【0008】
【表−2】精製水にジプロピレングリコール・グリセリ
ンおよびアルカリを加えて70℃に調整する。残りの油
分を混合し、70℃に加温しこれを先の水相に加えてか
きまぜ、ホモミキサーにて均一に乳化した後冷却する。
得られたエモリエントクリームは使用感に優れ、低温に
おいても安定であった。
ンおよびアルカリを加えて70℃に調整する。残りの油
分を混合し、70℃に加温しこれを先の水相に加えてか
きまぜ、ホモミキサーにて均一に乳化した後冷却する。
得られたエモリエントクリームは使用感に優れ、低温に
おいても安定であった。
【0009】
【実施例6】口紅
【0010】
【表−3】基剤原料を加熱融解し均一に混ぜる。これに
色材を加え、ロールミルで均一に分散させた後、再融解
して香料を加え、脱泡してから型に流し込み、急冷して
固める。得られた口紅は付着性、密着性に優れ、経時的
にブルーミングを生じることもなく安定であった。
色材を加え、ロールミルで均一に分散させた後、再融解
して香料を加え、脱泡してから型に流し込み、急冷して
固める。得られた口紅は付着性、密着性に優れ、経時的
にブルーミングを生じることもなく安定であった。
【0011】
【実施例7】コンディショニングリンス
【0012】
【表−4】油相を加熱溶解し、撹拌しながら加温した水
相を加え、乳化する。冷却しながら香料を添加した。得
られたリンスはべたつかず、毛髪につやと油性感を与
え、優れたコンディショニング効果を付与し、安定であ
った。
相を加え、乳化する。冷却しながら香料を添加した。得
られたリンスはべたつかず、毛髪につやと油性感を与
え、優れたコンディショニング効果を付与し、安定であ
った。
【0013】
【表−1】
【0014】
【表−2】
【0015】
【表−3】
【0016】
【表−4】
Claims (1)
- 【請求項1】ラノリン・液状ラノリン・ラノリン誘導体
からなる群から選ばれた油の1種または2種以上とホホ
バ油を含有することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340995A JPH08188523A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | ラノリン類を含有する化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340995A JPH08188523A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | ラノリン類を含有する化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08188523A true JPH08188523A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=18342234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340995A Pending JPH08188523A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | ラノリン類を含有する化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08188523A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005100615A1 (en) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Fms Partnership | Balsams for treating leather |
JP2008169214A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | L'oreal Sa | 4℃より低い凝固点を有するカルボン酸の非揮発性液状分岐エステルを含有するブリーチ組成物 |
WO2008131271A1 (en) * | 2007-04-20 | 2008-10-30 | Learning Curve Brands, Inc. | Lanolin liquid compositions and methods for making and using same |
JP2009269879A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Hoyu Co Ltd | 毛髪化粧料組成物及びその使用方法 |
WO2012111421A1 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | 株式会社 資生堂 | 非水系透明油性組成物 |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP6340995A patent/JPH08188523A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005100615A1 (en) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Fms Partnership | Balsams for treating leather |
JP2008169214A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | L'oreal Sa | 4℃より低い凝固点を有するカルボン酸の非揮発性液状分岐エステルを含有するブリーチ組成物 |
WO2008131271A1 (en) * | 2007-04-20 | 2008-10-30 | Learning Curve Brands, Inc. | Lanolin liquid compositions and methods for making and using same |
JP2009269879A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Hoyu Co Ltd | 毛髪化粧料組成物及びその使用方法 |
WO2012111421A1 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | 株式会社 資生堂 | 非水系透明油性組成物 |
JP2012171880A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Shiseido Co Ltd | 非水系透明油性組成物 |
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