JPH0826955A - 防臭化粧料 - Google Patents

防臭化粧料

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JPH0826955A
JPH0826955A JP16692794A JP16692794A JPH0826955A JP H0826955 A JPH0826955 A JP H0826955A JP 16692794 A JP16692794 A JP 16692794A JP 16692794 A JP16692794 A JP 16692794A JP H0826955 A JPH0826955 A JP H0826955A
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oil
deodorant
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zeolite
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Tatsuo Yamamoto
達雄 山本
Shinji Uchida
眞志 内田
Yasuo Kurihara
靖夫 栗原
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Shinagawa Fuel Co Ltd
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Shinagawa Fuel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防臭効果、耐変色性が優れている防臭化粧料
を提供すること。 【構成】 イオン交換可能なイオンの一部又は全部をア
ンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置換した抗菌
性ゼオライトを少なくとも配合したことを特徴とする。
抗菌性ゼオライトの配合量は、0.1重量%以上が好ま
しい。スプレータイプでは1.0%重量以上、パウダー
タイプ、スチックタイプ又はプレストパウダータイプで
は5.0重量%以上が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防臭化粧料に係る。
【0002】
【従来の技術】防臭化粧料は、不快な体臭の発散や分泌
を防止するため、あるいは発散や分泌を消滅させるため
に用いられる化粧料である。この製品形態は一般に化粧
水、クリーム、パウダー、スチックあるいはエアゾール
等がある。
【0003】体臭は汗が分解してその主原因となってい
るが、汗に伴って生じる体臭を防止する方法として次の
ようなものがある。
【0004】・収斂作用による防臭作用 強力な収斂作用で汗の発生を抑制し間接的に体臭を防止
する。例えば、スルホ石炭酸亜鉛、クエン酸、または各
種アルミニウム化合物などの収斂剤がよく用いられる、
その他にエチルアルコールも収斂作用がある。この中で
も特にアルミニウム化合物(アルミニウムヒドロキシク
ロリド)がよく使われ、エアゾールタイプの場合はフレ
オンガスとの相溶性によいプロピレングリコールとの複
合体が開発されている。
【0005】・殺菌作用による防臭作用 汗が分解し臭気を発生するのは細菌の分解作用によるも
のであり、殺菌剤により細菌の発育を防ぎ、汗の分解、
変臭を直接防止する。例えば、TMTD(テトラメチル
チウラムジサルファイド)、塩化ベンザルコニウム、ハ
ロカルバン等がよく用いられ、その他亜鉛華、精油、及
び香料、葉緑素化合物なども抗菌作用がある。
【0006】・香料のマスキング作用による防臭作用 通常の体臭は香水やオーデコロンなどで十分消せるの
で、これらのタイプに上述の殺菌剤などを配合し、間接
的に防臭効果を促進させるものがある。使用目的はオー
デコロンなどとほぼ同じである。
【0007】ところで、従来の防臭化粧料としては、塩
基性塩化アルミニウム、塩化アルミニウム、塩化酸化ジ
ルコニウム塩などの蛋白収斂性塩を配合した防臭化粧料
が知られている。かかる従来の防臭化粧料は、上記塩に
より発汗を抑制し、間接的に防臭を行うものである。
【0008】しかし、従来の防臭化粧料は、防臭効果が
必ずしも良好ではなく、従って、より一段と優れた防臭
効果を有する防臭化粧料が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、防臭効果、
耐変色性が優れている防臭化粧料を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の防臭化粧料は、イオン交換可能なイオンの一部又は全
部をアンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置換し
た抗菌性ゼオライトを少なくとも配合したことを特徴と
する。
【0011】以下に本発明の構成を詳細に説明する。
【0012】(抗菌性ゼオライト)本発明における抗菌
性ゼオライトは、ゼオライトのイオン交換可能なイオン
の一部又は全部をアンモニウムイオン及び抗菌性金属イ
オンで置換したものである。
【0013】ここで、ゼオライトとしては、天然ゼオラ
イト及び合成ゼオライトのいずれをも用いることができ
る。
【0014】ゼオライトは、一般に三次元骨格構造を有
するアルミノシリケートであり、一般式としてXM2/n
O・Al23・YSiO2・ZH2Oで表示される。ここ
でMはイオン交換可能なイオンを表し、通常は1または
2価の金属イオンである。nは(金属)イオンの原子価
である。X及びYはそれぞれ金属酸化物、シリカ係数、
Zは結晶水の数を表示している。
【0015】ゼオライトの具体例としては、例えば、A
−型ゼオライト、X−型ゼオライト、Y−型ゼオライ
ト、T−型ゼオライト、高シリカゼオライト、ソーダラ
イト、モルデナイト、アナルサイム、クリノプチロライ
ト、チャバサイト、エリオナイト等を挙げることができ
る。もちろんこれらに限定されるものではない。
【0016】なお、これら例示ゼオライトのイオン交換
容量は、A−型ゼオライト7meq/g,X−型ゼオラ
イト6.4meq/g、Y−型ゼオライト5meq/
g、T−型ゼオライト3.4meq/g、ソーダライト
11.5meq/g、モルデナイト2.6meq/g、
アナルサイム5meq/g、クリノプチロライト2.6
meq/g、チャバサイト5meq/g、エリオナイト
3.8meq/gであり、いずれもアンモニウムイオン
及び銀イオンでイオン交換するに十分の容量を有してい
る。
【0017】上記ゼオライト中のイオン交換可能なイオ
ンは、例えば、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、
カリウムイオン、マグネシウムイオン、鉄イオン等が挙
げられる。
【0018】抗菌性金属イオンの例としては、銀、銅、
亜鉛、水銀、錫、鉛、ビスマス、カドミウム、クロム、
又はタリウムのイオン、好ましくは銀、銅又は亜鉛のイ
オン等が挙げることができる。
【0019】抗菌性の点から、上記抗菌性金属イオン
は、ゼオライト中に0.1〜15重量%含有されている
ことが好ましい。銀イオン0.1〜15%及び銅イオン
又は亜鉛イオンを0.1〜8%含有する抗菌性ゼオライ
トがより好ましい。一方、アンモニウムイオンは、ゼオ
ライト中に20%まで含有させることができるが、ゼオ
ライトの変色を有効に防止するという観点から、ゼオラ
イト中の0.5〜5%がより好ましく、0.5〜2%が
さらに好ましい。なお、ここにおける%は110℃乾燥
基準の重量%である。
【0020】(抗菌性ゼオライトの製造方法)本発明の
抗菌性ゼオライトは、予め調製したアンモニウムイオン
及び銀イオン、銅イオン、亜鉛イオン等の抗菌性金属イ
オンを含有する混合水溶液にゼオライトを接触させて、
ゼオライト中のイオン交換可能なイオンと上記イオンと
を置換させる。接触は、10〜70℃、好ましくは40
〜60℃で3〜24時間、好ましくは10〜24時間バ
ッチ式又は連続式(例えば、カラム法)によって行うこ
とができる。なお、上記混合水溶液のpHは3〜10好
ましくは5〜7に調整することが適当である。該調整に
より、銀の酸化物等のゼオライト表面又は細孔内への析
出を防止できるので好ましい。また、混合水溶液中の各
イオンは、通常いずれも塩として供給される。例えば、
アンモニウムイオンは、硝酸アンモニウム、硫酸アンモ
ニウム、酢酸アンモニウム、過塩素酸アンモニウム、チ
オ硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等、銀イオン
は、硝酸銀、硫酸銀、過塩素酸銀、酢酸銀、ジアンミン
銀硝酸塩、ジアンミン銀硫酸塩等、銅イオンは、硝酸銅
(II)、過塩素酸銅、酢酸銅、テトラシアノ銅酸カリウ
ム、硫酸銅等、亜鉛イオンは硝酸亜鉛(II)、硫酸亜
鉛、過塩素酸亜鉛、チオシアン酸亜鉛、酢酸亜鉛等、水
銀イオンは、過塩素酸水銀、硝酸水銀、酢酸水銀、錫イ
オンは、硫酸錫等、鉛イオンは硫酸鉛、硝酸鉛等、ビス
マスイオンは、塩化ビスマス、ヨウ化ビスマス等、カド
ミウムイオンは、過塩素酸カドミウム、硫酸カドミウ
ム、硝酸カドミウム、酢酸カドミウム、クロムイオン
は、過塩素酸クロム、硫酸クロム、硫酸アンモニウムク
ロム、硝酸クロム等、タリウムイオンは、過塩素酸タリ
ウム、硫酸タリウム、硝酸タリウム、酢酸タリウム等を
用いることができる。
【0021】ゼオライト中のアンモニウムイオン等の含
有量は、前記混合水溶液中の各イオン(塩)濃度を調節
することによって、適宜制御することができる。例え
ば、抗菌性ゼオライトがアンモニウムイオン及び銀イオ
ンを含有する場合、前記混合水溶液中のアンモニウムイ
オン濃度を0.2M/l〜2.5M/l、銀イオン濃度
を0.002M/l〜0.15M/lとすることによっ
て、適宜アンモニウムイオン含有量0.5〜5%、銀イ
オン含有量0.1〜5%の抗菌性ゼオライトを得ること
ができる。また、抗菌性ゼオライトがさらに銅イオン、
亜鉛イオンを含有する場合、前記混合水溶液中の銅イオ
ン濃度は0.1M/l〜0.85M/l、亜鉛イオン濃
度は0.15M/l〜1.2M/lとすることによっ
て、適宜銅イオン含有量0.1〜8%、亜鉛イオン含有
量0.1〜8%の抗菌性ゼオライトを得ることができ
る。
【0022】本発明においては、前記のごとき混合水溶
液以外に各イオンを単独で含有する水溶液を用い、各水
溶液とゼオライトとを逐次接触させることによって、イ
オン交換することもできる。各水溶液中の各イオンの濃
度は、前記混合水溶液中の各イオン濃度に準じて定める
ことができる。
【0023】イオン交換が終了したゼオライトは、十分
に水洗した後乾燥する。乾燥は105℃〜115℃又は
減圧(1〜30Torr)下で70〜90℃で行うこと
が好ましい。
【0024】なお、錫、ビスマス等適当な水溶性塩類の
ないイオンや有機イオンのイオン交換は、アルコールや
アセトン等の有機溶媒溶液を用いて難溶性の塩基性塩が
析出しないように反応させることができる。
【0025】(抗菌性ゼオライトの配合量)抗菌性ゼオ
ライトの配合量は0.1重量%以上が好ましい。0.1
重量%以上の場合防臭効果はより一層顕著に現れる。
【0026】また、スプレーとローションタイプにおい
ては1.0重量%以上が、パウダータイプ、スチックタ
イプ、プレストパウダー(粉末成型タイプ)においては
5重量%以上が防臭効果向上の点からより好ましい。
【0027】(アルミニウム化合物)本発明ではアルミ
ニウム化合物を選択的に配合することが、制汗効果を高
めることによる防臭効果をより一層高める上から好まし
い。
【0028】本発明においては、アルミニウム化合物と
して、例えば次のものが好適に用いられる。
【0029】塩化アルミニウム、アラントインクロルヒ
ドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウム、ミョウバ
ン、アルミニウムヒドロキシクロリド、アラントインジ
ヒドロキシアルミニウム、アルミニウム・ジルコニウム
クロルヒドレート類、アルミニウム・ジルコニウムの有
機複合塩類(例えば、Aluminum zirconium tetrachloro
hydrex gly, Zirconium aluminum glycine hydroxychl
oride complex) これらの中でもアルミニウムヒドロキシクロリドが最も
好ましい。
【0030】(金属酸化物)金属酸化物は消臭効果を高
める上から配合することが好ましい。
【0031】本発明において配合する上で好ましい金属
酸化物としては、例えば、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、酸化カルシウム等が挙げられ、酸化マグネシウムが
好ましく、酸化亜鉛が最も好ましい。
【0032】(他の選択的配合成分)他の選択的配合成
分として下記のものを配合することができる。
【0033】1.粉末成分 (1)無機粉末 タルク、カリオン、シリカ、雲母、絹雲母、(セリサイ
ト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リ
チア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケ
イ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロン
チウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリ
カ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム
(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、
ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸
(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステア
リン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等
【0034】(2)有機粉末 ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉
末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、
スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグア
ナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース
粉末、アルギン酸カルシウム粉末等
【0035】(3)無機顔料 (4)有機顔料 (5)染料 (6)天然系色素
【0036】2.油性成分 (1)油脂(液体油脂) アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロ
コシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴ
マ油、小麦胚芽油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー
油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、コメヌカ油、
ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン油、トリオクタン酸
グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等
【0037】(2)油脂(固体油脂) カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛
脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モク
ロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等
【0038】(3)ロウ類 ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、
ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、
ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液
状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロ
ピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバ
ロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンア
ルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテー
ト、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポ
リエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコ
ールエーテル等
【0039】(4)炭化水素 流動パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタ
ン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス等
【0040】3.高級脂肪酸 ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン(ベニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキ
システアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステ
アリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタ
エン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等
【0041】4.高級アルコール (1)直鎖アルコール ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコー
ル、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等
【0042】(2)分岐鎖アルコール モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコー
ル)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコー
ル、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデ
カノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカ
ノール等
【0043】5.エステル類 ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリス
チン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、
ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン
酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸
ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラ
ノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イ
ソセチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリ
ル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジ
ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステア
リン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペン
チルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−
ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘ
キシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン
酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシ
ル酸ペンタンエリスリトール、トリ−2−エチルヘキシ
ル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロール
プロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチ
ルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリ
ン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒ
マシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セト
ステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチ
ン酸2−ヘプラチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチ
ル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチル
ドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプラチルウン
デシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2−エチル
ヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチ
ン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシ
ル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘ
キシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン
酸トリエチル等
【0044】6.アニオン界面活性剤 (1)脂肪酸セッケン セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸
ナトリウム等 (2)高級アルキル硫酸エステル塩 ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリン硫酸カリウム等 (3)アルキルエーテル硫酸エステル塩
【0045】POEラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリル硫酸ナトリウム等 (4)N−アシルサルコシン酸塩 ラウロイルサルコシンナトリウム等 (5)高級脂肪酸アミドスルホン酸塩 N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤ
シ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチ
ルタウリッドナトリウム等 (6)リン酸エステル塩POEオレイルエーテルリン酸
ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等
【0046】(7)スルホコハク酸塩 ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モ
ノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレン
スルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレング
リコールスルホコハク酸ナトリウム等 (8)アルキルベンゼンスルホン酸塩 リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニア
ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リ
ニアドデシルベンゼンスルホン酸等 (9)N−アシルグルタミン酸塩 N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステ
アロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル
−L−グルタミン酸モノナトリウム等
【0047】(10)高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩 硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等 (11)POEアルキルエーテルカルボン酸塩 (12)POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩 (13)α−オレフィインスルホン酸塩 (14)高級脂肪酸エステルスルホン酸塩 (15)二級アルコール硫酸エステル塩 (16)高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩 (17)その他 ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、
N−パルミトイルアスパラキン酸ジトリエタノールアミ
ン、カゼインナトリウム等
【0048】7.カチオン界面活性剤 (1)アルキルトリメチルアンモニウム塩 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリル
トリメチルアンモニウム等 (2)ジアルキルジメチルアンモニウム塩 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等 (3)アルキルピリジニウム塩 塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペ
リジニウム)、塩化セチルピリジニウム等
【0049】(4)アルキル四級アンモニウム塩 (5)アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩 (6)アルキルイソキノリニウム塩 (7)ジアルキルモリホニウム塩 (8)POEアルキルアミン (9)アルキルアミン塩 (10)ポリアミン脂肪酸誘導体 (11)アミルアルコール脂肪酸誘導体 (12)4級アンモニウム塩 塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
【0050】8.両性界面活性剤 アミドベタイン型両性界面活性剤、アミドスルフォベタ
イン型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、ス
ルフォベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリニウム型
両性界面活性剤
【0051】9.非イオン界面活性剤 (1)親油性非イオン界面活性剤 a.ソルビタン脂肪酸エステル類 モノオイレン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソル
ビタン、モノラウリン酸サルビタン、モノパルミチン酸
ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキオレ
イン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ペンタ
−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テ
トラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソリビタン
【0052】b.グリセリン又はポリグリセリン脂肪酸類 モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリ
ン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グ
リセリン、モノステアリン酸ジグリセリン、α、α−オ
レイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン
グリセリンリンゴ酸等
【0053】c.プロピレングリコール脂肪酸エステル類 モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラエリン
酸プロピレングリコール等 d.硬化ヒマシ油誘導体類 e.グリセリンアルキルエーテル類
【0054】(2)親水性非イオン界面活性剤 a.POEソルビタン脂肪酸エステル類 POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモ
ノステアレート、POEソルビタンモノラウレート、P
OEソルビタンテトラオレエート等
【0055】b.POEソルビット脂肪酸エステル類 POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモ
ノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、P
OEソルビットモノステアレート等
【0056】c.POEグリセリン脂肪酸エステル類 POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリン
モノイソステアレート、POEグリセリントリイソステ
アレート等
【0057】d.POE脂肪酸エステル類 POEモノオレエート、POEジステアレート、POE
モノジオレエート、イソステアリン酸ポリエチレングリ
コール等
【0058】e.POEアルキルエーテル類 POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、P
OEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、P
OEオクチルドデシルエーテル、POEコレスタノール
エーテル等
【0059】f.POEアルキルフェニルエーテル類 POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフェニ
ルエーテル、POEジニルフェニルエーテル等 g.POE、POPアルキルエーテル類 POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デ
シルテトラデシルエーテル、POE、POPモノブチル
エーテル、POE、POP水添ラノリン、POE・PO
Pグリセリンエーテル等
【0060】h.テトラPOE・テトラPOPエチレンジ
アミン縮合物類、 i.POEヒマシ油又は硬化ヒマシ油誘導体 POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマ
シ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイ
ソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミ
ン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマ
シ油マレイン酸等
【0061】j.POEミツロウ・ラノリン誘導体 POEソルビットミツロウ等 k.アルカノールアミド類 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタ
ノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等 l.POEプロピレングリコール脂肪酸エステル m.POEアルキルアミン n.POE脂肪酸アミド o.ショ糖脂肪酸エステル
【0062】10.紫外線吸収剤 (1)安息香酸系紫外線吸収剤 パラアミノ安息香酸(以下PABAと略す)、PABA
モノグリセリンエステル、N,N’−ジプロポキシPA
BAエチルエステル、N,N’−ジエトキシPABAエ
チルエステル、N,N’−ジメチルPABAエチルエス
テル、N,N’−ジメチルPABAブチルエステル、
N,N’−ジメチルPABAエチルエステル等
【0063】(2)アントラニル酸系紫外線吸収剤 ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等 (3)サリチル酸系紫外線吸収剤 アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメン
チルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサ
リシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノ
ールフェニルサリシレート等
【0064】(4)桂皮酸系紫外線吸収剤 オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシン
ナメート、メチル−2−5−ジイソプロピルシンナメー
ト、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メ
チル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル
−p−メトキシシシンナメート、イソプロピル−p−メ
トキシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメ
ート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチ
ルキヘシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキ
シエチル−p−メトシキシンナメート、シクロヘキシル
−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β
−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シ
アノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2
−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート等
【0065】(5)ベンゾフェノン系紫外線吸収剤 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2−ジヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2−ジヒド
ロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,
2,4,4−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−4−メチルベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン
酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシ
ル−4−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレ
ート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェ
ノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン
【0066】(6)その他 3−(4’−メチルベンジリデン)−d,1−カンファ
ー、3−ベンジリデン−d,1−カンファー、ウロカニ
ン酸、カロカニン酸、エチルエステル、2−フェニル−
5−メチルベンゾキサゾール、2,2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル
ベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメ
タン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメ
タン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデ
ン)−3−ペンタン−2−オン等
【0067】11.殺菌剤 ヒノキチオール、塩酸クロルヘキシジン、フェノキシタ
ノール、ヘキサクロロフェン、2,4,4’トリクロロ
−2’−ハイドロキシジフェニルエーテル、(トリクロ
サン)、ビチオノール、3,4,4’トリクロロカルバ
ニリド(TCC)、塩化ベンザルコニウム、塩酸タロル
ヘキシジン、感光素201、感光素101、1−ハイド
ロキシピリジン−2−チオン(ジンクピリチオン)、チ
ラム(テトラメチルチウラムジスルフィド)、ハロカル
バン、サリチル酸等
【0068】(形態)本発明の防臭化粧料の形態として
は、例えば、スプレータイプ、ロールオンタイプ、パウ
ダータイプ及びプレストパウダー(成型粉末)タイプ、
スチックタイプ等が挙げられる。
【0069】スプレータイプの場合にはスプレー容器に
液化ガス等の噴射剤やアルコールとともに収納すること
により得られる。
【0070】ロールオンタイプの場合には、ロールオン
容器にアルコールとともに収納することにより得られ
る。
【0071】パウダータイプとプレストパウダータイプ
の場合は、粉末成分、油分とともに混合し、パウダータ
イプの場合はそのまま、プレストパウダータイプの場合
は各種成型機により成型して得ることができる。
【0072】ステックタイプの場合は油分(固型油分、
液体油分)とともに混合し、容器に充填して成型して得
ることができる。
【0073】
【実施例】
(実施例1〜8、比較例1〜3) 〔デオドラントパウダースプレー〕表1に示す実施例1
〜8及び比較例1〜3の組成でデオドラントパウダース
プレーを下記の製法で製造し、防臭性(腋臭・足臭)、
耐変色性について以下の方法にて評価した。評価結果を
あわせて表1に示す。
【0074】(製法)粉末部をニーダーにて混合し、油
分及び分散剤をブレンダーで混合し、各々を順次エアゾ
ール用ガラス容器に充填し、次いで噴射剤を充填してデ
オドラントパウダースプレーを得た。
【0075】(評価方法) 防臭効果試験(腋臭) 汗をかきやすい夏期に、腋臭を自覚する20名の男性パ
ネルを用いて、判定者が官能評価を行う方法である。
【0076】試験試料の割り付けは、左右別無作為割り
付けとし、パネルおよび判定者以外の一名がサンプル割
り付けとそのキーコード保存を行う二重盲験法により行
なった。
【0077】パネルの腋窩を腋臭がしなくなるまで70
%エタノールで拭き、試料を使用した。各々のパネルの
入浴、シャワー使用、腋下の洗浄を禁止し、24時間後
に、判定者がパネルの左右の腋窩の臭気の程度を以下の
規準で評価を行った。
【0078】(防臭効果試験:評価規準)評価は以下の
規準による5点法で判定し、20名の男性パネルの判定
結果の平均値を用いて結果を示した。数値が高い程臭い
の強いことを示す。
【0079】◎ :1点以上2点未満 ○ :2点以上3点未満 △ :3点以上4点未満 × :4点以上
【0080】防臭効果試験(足臭) 汗をかきやすい夏期に、足臭を自覚する20名の男性被
験者を用いて、被験者自身が足臭の官能評価を行う方法
である。
【0081】試験試料の割り付けは、左右別無作為割り
付けとし、被験者以外の一名がサンプル割り付けとその
キーコード保存を行うブラインドテストにより行った。
【0082】被験者の足を足臭がしなくなるまで化粧石
ケンで洗浄した後、指と指の間にも十分に付着するよう
に足から5cmの距離から、3秒間噴射し試料を塗布し
た。
【0083】各々のパネルの入浴、シャワー使用、足の
洗浄を禁止し、24時間後に、被験者がこの左右の足の
臭気の程度を腋臭と同じ規準で評価した。
【0084】耐変色性試験 エアゾール用容器に充填する前の粉末部を屋外にて3時
間日光照射して、各試料を白色紙上に置き、日光照射し
ていないものに比べて色の変化が起きているかどうかを
専門研究員の目視により評価した。
【0085】尚、評価規準は以下の規準で評価を行った ○ :まったく色の変化が感じられない △ :わずかに色の変化が感じられる × :明らかに色の変化が感じられる
【0086】
【表1】 *表1中 粉末部 A:銀イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼ
オライト((株)シナネンゼオミック製ゼオミックAJ
10) B:銀イオン、亜鉛イオン担持ゼオライト C:アルミニウムヒドロキシクロライド D:酸化亜鉛 E:球状シリカ F:タルク
【0087】油分 G:ミリスチン酸イソプロピル 分散剤 H:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 噴射剤 I:イソペンタン J:液化石油ガス
【0088】:防臭性(腋臭) :防臭性(足臭) :耐変色性
【0089】上記実施例及び比較例からもわかるとお
り、本発明のデオドラントパウダースプレーは比較例に
比べて防臭性と耐変色性に優れていることがわかる。
【0090】更に、制汗成分や、消臭成分を更に追加さ
せることによって防臭性が更に優れることがわかる。
【0091】(実施例9〜16、比較例4〜6) 〔デオドラントボディーパウダー〕表2に示す実施例9
〜16及び比較例4〜6のデオドラントボディーパウダ
ーを製造し、防臭性(腋臭・足臭)、変色性について評
価した。結果を示した。
【0092】(製法)下記成分を順次ヘンシェルミキサ
ーで混合し、デオドラントボディーパウダーを得た。
【0093】(評価方法) 防臭性(腋臭)、防臭性(足臭)、耐変色性は実
施例1〜8の場合と同様である。
【0094】
【表2】 *表2中 粉末部 A':銀イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持
ゼオライト((株)シナネンゼオミック製ゼオミックA
J10) B':銀イオン担持ゼオライト C':アルミニウムヒドロキシクロライド D':酸化亜鉛 E':タルク
【0095】油分 F':合成イソパラフィン :防臭性(腋臭) :防臭性(足臭) :耐変色性
【0096】(実施例17〜24、比較例7〜9) 〔デオドラントスチック〕表3に示す実施例17〜24
及び比較例7〜9のデオドラントスチックを製造し、防
臭性(腋臭)、耐変色性について以下の方法にて評価
し、結果を示した。
【0097】(製法)油分及び分散剤を加熱溶解して混
合したのち、別途ヘンシェルミキサーで混合した粉末部
に加え、混合したものを容器に充填して、デオドラント
スチックを得た。
【0098】(評価方法) 防臭性(腋臭)、耐変色性は実施例1〜8の場合と
同様である。
【0099】
【表3】 *表3中 粉末部 A": 銀イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持
ゼオライト((株)シナネンゼオミック製ゼオミックA
J10) B”:銀イオン、亜鉛イオン担持ゼオライト C”:アルミニウムヒドロキシクロリド D”:酸化亜鉛 E”:タルク
【0100】油分 F”:ステアリルアルコール G”:流動パラフィン 分散剤 H”:ソルビタン脂肪酸エステル(POE含有率20
%、粘度500cst/25℃) :防臭性(腋臭) :耐変色性
【0101】(実施例25) 〔プレストパウダー型防臭化粧料〕 (粉末部) 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 4.0重量% アルミニウムヒドロキシクロリド 2.0 酸化亜鉛 3.0 タルク 87.0 (油分) 流動パラフィン 4.0 (添加剤) 香料 適量
【0102】(製法)粉末部をヘンシェルミキサーで混
合し、この混合物に対して油分および添加剤を添加した
後、5HPパルペライザー(細川ミクロン社製)で粉砕
し、これを中皿にプレス成型し、プレストパウダー型防
臭化粧料を得た。
【0103】得られたプレストパウダー型防臭化粧料は
使用中のケーキングが無く、防臭効果、耐変色性も充分
なものであった。
【0104】(実施例26) 〔デオドラントパウダー〕 アルミニウムヒドロキシクロリド 13.0重量% 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 7.0 球状ナイロン粉末 5.0 合成イソパラフィン 2.0 香料 適量 タルク 73.0
【0105】(製法)上記成分をヘンシェルミキサーで
順次混合し、デオドラントパウダーを得た。得られたデ
オドラントパウダーは防臭効果、耐変色性に優れたもの
であった。
【0106】(実施例27) 〔パウダースプレー〕 (粉末部) アルミニウムヒドロキシクロリド 2.0重量% 銀イオン、銅イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 1.0 タルク 0.5 (油分) ミリスチン酸イソプロピル 1.5 香料 0.2 (噴射剤) イソペンタン 10.0 液化石油ガス 84.8
【0107】(製法)粉末部をニーダーにて混合し、油
分をブレンダーで混合し、各々を順次スプレー缶に充填
し、さらに噴射剤を缶に噴射し、パウダースプレーを得
た。
【0108】得られたパウダースプレーは防臭効果、耐
変色性に優れていた。
【0109】(実施例28) 〔パウダースプレー〕 (粉末部) 銀イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 2.0重量% 酸化亜鉛 0.2 シリカ 1.5 (油分) ポリオキシエチレンノニルフェニエーテル 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.6 (添加剤) ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 0.1 香料 0.1 (噴射剤) 液化石油ガス 95.0
【0110】(製法)粉末部をニーダーにて混合し、油
分をブレンダーで混合し、添加剤を加え、各々を順次ス
プレー缶に充填し、さらに噴射剤を缶に充填してパウダ
ースプレーを得た。
【0111】得られたパウダースプレーは防臭効果、耐
変色性に優れていた。
【0112】(実施例29) 〔コンパクト状デオドラントパウダー〕 (粉末部) 銅イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 20.0重量% タルク 60.0 (油分) 流動パラフィン 20.0
【0113】(製法)粉末部をヘンシェルミキサーで混
合し、この混合物に油分を添加した後、5HPパルペラ
イザー(細川ミクロン社製)で粉砕し、これを中皿にプ
レスト成型し、コンパクト状デオドラントパウダーを得
た。
【0114】得られたコンパクト状デオドラントパウダ
ーは防臭効果、耐変色性の充分なものであった。
【0115】(実施例30) 〔防臭スプレー〕 (粉末部) 亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 3.0重量% 酸化亜鉛 2.0 (油分) ミリスチン酸イソプロピル 5.0 (添加剤) イソプロピルミリステート 0.5 テトラ−2−エチルヘキンサ酸ジグリセロールソルビタン 0.5 (噴射剤) n−ブタン 76.0 i−ブタン 13.0
【0116】(製法)粉末部をニーダーにて混合し、油
分及び添加剤をブレンダーで混合した後、スプレー缶に
充填し、さらに噴射剤を充填して、防臭スプレーを得
た。
【0117】得られた防臭スプレーは防臭効果、耐変色
性に優れたものであった。
【0118】(実施例31) 〔ベビーパウダー〕 (粉末部) タルク 80.3重量% 炭酸カルシウム 17.0 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 2.0 (油分) 合成イソパラフィン 0.5 (添加剤) 防腐剤 0.2
【0119】(製法)上記成分をブレンダーでよく撹拌
混合しベビーパウダーを得た。
【0120】得られたベビーパウダーは防臭効果、耐変
色性に優れたものであった。
【0121】(実施例32) 〔デオドラントスチック〕 ミリスチン酸イソプロピル 60.0重量% スクワラン 10.0 炭化水素ワックス 10.0 アルミニウムヒドロキシクロリド 5.0 亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 15.0
【0122】(製法)上記成分を混合したものを容器に
充填し、デオドラントスチックを得た。
【0123】得られたデオドラントスチックは、腋下に
塗布したところ防臭効果、耐変色性に優れたものであっ
た。
【0124】(実施例33) 〔ロールオン防臭剤〕 ミリスチン酸イソプロピル 67.0重量% エタノール 20.0 ソルビット 4.0 アルミニウムヒドロキシクロリド 2.0 酸化マグネシウム 2.0 銀イオン、銅イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 5.0
【0125】(製法)上記成分を混合し、ロールオン容
器に入れ、ロールオン防臭化粧料を得た。
【0126】得られたロールオン防臭化粧料は防臭効
果、耐変色性に優れたものであった。
【0127】(実施例34) 〔パウダースプレー〕 (粉末部) アルミニウムヒドロキシクロライド 2.0重量% 亜鉛イオン、銅イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 1.0 タルク 0.5 (油分) ミリスチン酸イソプロピル 1.5 香料 0.2 (噴射剤) イソペンタン 10.0 液化石油ガス 84.8
【0128】(製法)粉末部をニーダーにて混合、油分
をブレンダーで混合し、各々を順次スプレー缶中に充填
し、さらに噴射剤を充填し、パウダースプレーを得た。
得られたパウダースプレーは肌上での伸びも良く、制
汗、防臭効果、耐変色性に優れていた。
【0129】(実施例35) 〔パウダースプレー〕 (粉末部) 銀イオン、銅イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 2.0重量% 酸化亜鉛 0.2 シリカ 1.5 (油分) ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.6 (添加剤) ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 0.1 香料 0.1 (噴射剤) 液化石油ガス 95.0
【0130】(製法)粉末部をニーダーにて混合、油分
をブレンダーで混合し、各々を順次スプレー缶中に充填
し、さらに噴射剤を充填し、パウダースプレーを得た。
得られたパウダースプレーは防臭効果、耐変色性も十分
に発揮された。
【0131】(実施例36) 〔コンパクト状デオドラントパウダー〕 (粉末部) 銀イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 20.0重量% タルク 60.0 (油分) ミリスチン酸イソプロピル 10.0 流動パラフィン 10.0
【0132】(製法)粉末部をヘンシェルミキサーで混
合し、この混合物に対して油分を添加した後、5HPパ
ルペライザー(細川ミクロン)で粉砕し、これを中皿に
プレス成型し、コンパクト状デオドラントパウダーを得
た。
【0133】得られたコンパクト状デオドラントパウダ
ーは使用中のケーキングがなく、肌上での使用感触が良
好で、防臭効果、耐変色性も十分なものであった。
【0134】(実施例37) 〔防臭スプレー〕 (噴射剤) n−ブタン 76.8重量% i−ブタン 19.2 (粉末部) 亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 3.0 (添加剤) イソプロピルミリステート 0.5 テトラ−2−エチルヘキサン酸ジグリセロールソルビタン 0.5
【0135】(製法)粉末部をニーダーにて混合し、添
加剤をブレンダーで混合した後、スプレー缶中に充填
し、さらに噴射剤を充填し、防臭スプレーを得た。
【0136】得られた防臭スプレーは防臭効果、耐変色
性も十分に発揮した。
【0137】(実施例38) 〔ベビーパウダー〕 (粉末部) タルク 80.0重量% 炭酸カルシウム 17.0 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 2.3 (油分) イソパラフィン 0.5 防腐剤 0.2
【0138】(製法)上記成分をブレンダーでよく撹拌
混合しベビーパウダーを得た。
【0139】得られたベビーパウダーは、防臭効果、耐
変色性も優れていた。
【0140】(実施例39) 〔デオドラントスチック〕 スクワラン 70.0重量% 炭化水素ワックス 10.0 銀イオン、銅イオン、亜鉛イオン、 アンモニウムイオン担持ゼオライト 20.0
【0141】(製法)上記成分を混合したものを、容器
に充填し、デオドラントスチックを得た。
【0142】得られたデオドラントスチックは、腋下に
塗布したところ、防臭効果は良好で、耐変色性もあっ
た。
【0143】(実施例40) 〔ロールオン防臭化粧料〕 ミリスチン酸イソプロピル 71.0重量% エタノール 20.0 ソルビット 4.0 銅イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 5.0
【0144】(製法)上記成分を混合し、ロールオン容
器に入れ、ロールオン防臭化粧料を調製した。
【0145】得られたロールオン防臭化粧料は、肌をさ
らさらさせるものであり、防臭効果、耐変色性も優れて
いた。
【0146】(実施例41) 〔ボディ洗浄料〕 N−ラウリル−Lグルタミン酸トリエタノールアミン 6.0重量% N−ラウリルメチルタウリンナトリウム 3.0 ラウリン酸トリエタノールアミン 9.5 ミリスチン酸トリエタノールアミン 9.5 ラウリルイミダゾリニウムベタイン 5.0 ラウリルジエタノールアミド 5.0 プロピレングリコール 7.0 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 1.0 精製水 53.38 香料 0.01 防腐剤 0.1 エチレンジアミン四酢酸 0.01
【0147】(製法)精製水を70℃に加熱し、他の成
分を順次加え攪拌溶解する。常温まで冷却し、攪拌球入
り樹脂ボトルに充填し、ボディー洗浄料を得た。
【0148】上記ボディー洗浄料は洗浄力、起泡力を有
しながら、系の安定性が良好で、防臭効果、耐変色性に
も優れたものであった。
【0149】(実施例42) 〔カーマインローション〕 エタノール 13.0重量% (油分) ミリスチン酸イソプロピル 2.0 (保湿剤) グリセリン 2.0 1,3ブチレングリコール 2.0 (粉末剤) 酸化鉄(ベンガラ) 0.15 酸化亜鉛 0.5 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 0.5 カオリン 1.5 (薬剤) カンファー 0.2 フェノール 0.02 香料 0.01 退色防止剤 0.01 精製水 78.11
【0150】(製法)エタノール、保湿剤、油分に香料
を入れて溶解した。精製水にカンファー、フェノールを
溶解し、ここに、粉末剤、退色防止剤及び前述のエタノ
ール保湿剤相を加え攪拌し、粉末剤を湿潤分散した。1
60メッシュ程度でろ過してカーマインローションを得
た。
【0151】上記カーマインローションは、日焼け後の
肌のほてりを静める効果を有するとともに、防臭効果、
耐変色性に優れたものであった。
【0152】(実施例43) 〔エッセンスオイル〕 (油分) オリーブ油 49.69重量% 流動パラフィン 25.0 スクワラン 20.0 (粉末) 銀イオン、亜鉛イオン担持ゼオライト 5.0 (その他) ビタミンEアセテート 0.2 酸化防止剤 0.1 香料 0.01
【0153】(製法)油分に粉末薬剤、酸化防止剤、香
料を炭化し攪拌して得られたオイルを攪拌球入り樹脂ボ
トルに充填しエッセンスオイルを得た。
【0154】上記エッセンスオイルは防臭効果、耐変色
性に優れたものであった。
【0155】(実施例44) 〔洗顔料〕 (脂肪酸) ステアリン酸 10.0重量% パルミチン酸 10.0 ミリスチン酸 10.0 ラウリン酸 4.0 (油分) イソパラフィン 2.0 (アルカリ) 水酸化カリウム 6.0 保湿剤 PEG1500 10.0 グリセリン 15.0 (界面活性剤) グリセロールモノステアリン酸エステル 2.0 POE(20)ソルビタンモノステアリン酸 2.0 (粉末) 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 2.0 防腐剤 0.1 エチレンジアミン四酢酸 0.05 香料 0.01 精製水 26.84
【0156】(製法)脂肪酸、油分、保湿剤、防腐剤を
加熱溶解し70℃に保った。予めアルカリを溶解してあ
った精製水を、攪拌している油相中に添加した。添加後
は暫く70℃に保ち中和反応を終了させた。次に、融解
した界面活性剤、キレート剤、香料、及び粉末を添加
し、攪拌混合、脱気、ろ過の後冷却を行い洗顔料を得
た。
【0157】(評価結果)上記洗顔料は、洗浄力、起泡
性に優れ、防臭効果、耐変色性にも優れていた。
【0158】(実施例45) 〔パック(ピールオフタイプ)〕 皮膜剤 ポリ酢酸ビニルエマルジョン 15.0重量% ポリビニルアルコール 10.0 (保湿剤) ソルビトール 5.0 PEG400 5.0 (油分) ホホバ油 3.0 スクワラン 1.0 (界面活性剤) POEソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0 (粉末) 酸化チタン 5.0 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 3.0 タルク 7.0 (アルコール) エタノール 8.0 香料 0.01 防腐剤 0.1 精製水 36.89
【0159】(製法)精製水に粉末を加え十分分散した
後保湿剤を添加し、70〜80℃に加熱後皮膜剤を添加
し溶解した。エタノールに香料、防腐剤、界面活性剤、
油分を添加した。これを前述の水相に加え混合した。脱
気、ろ過、冷却しパックを得た。
【0160】(評価結果)上記パックは防臭効果、耐変
色性に優れたものであった。
【0161】(実施例46) 〔プレストパウダー〕 粉末 アルミニウムヒドロキシクロリド 5.0重量% 銀イオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 5.0 タルク 87.0 (油分) 流動パラフィン 3.0 香料 適量
【0162】(製法)粉末成分を十分混合した後に、油
分に溶解した香料を均一に噴霧し混合した。この粉末を
粉砕した後に圧縮成型を行い、プレストパウダーを得
た。
【0163】(評価結果)上記プレストパウダーは防臭
効果、耐変色性に優れたものであった。
【0164】(実施例47) 〔石鹸〕 ラウリン酸モノグリセリド硫酸エステルナトリウム 54.87重量% ラウリル硫酸エステルナトリウム 10.0 ヤシ油脂肪酸ナトリウム 30.0 セチルアルコール 4.0 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 1.0 香料 0.01 染料 0.01 酸化防止剤 0.1 エチレンジアミン四酢酸 0.01
【0165】(製法)上記成分を混合機に加え、混合攪
拌した後、ロール、プロッターにかけ、練りと圧縮を加
え、棒状に成型して押し出し、これを型打ちして石鹸を
得た。
【0166】(評価結果)上記石鹸は防臭効果、耐変色
性に優れたものであった。
【0167】(実施例48) 〔エモリエントローション〕 (油分) セチルアルコール 1.0重量% ミツロウ 0.5 ワセリン 2.0 スクワラン 8.0 (アルコール) エタノール 5.0 (保湿剤) グリセリン 4.0 1,3ブチレングリコール 4.0 (界面活性剤) POE(10)モノオレイン酸エステル 1.0 グリセロールモノステアリン酸エステル 1.0 (粘液質) クインスシード抽出液(5%水溶液) 20.0 (粉末) 銀イオン、銅イオン、亜鉛イオン、 アンモニウムイオン担持ゼオライト 2.0 防腐剤 0.05 色剤 0.01 香料 0.01 精製水 51.43
【0168】(製法)精製水に保湿剤、色剤を加え、7
0℃に加熱調整した。油分に界面活性剤、防腐剤を加
え、70℃に加熱調整した。これを先の水相に加え予備
乳化を行った。これにクインスシード抽出液、粉末及び
エタノールを加え攪拌、ホモミキサーにて乳化粒子を均
一にした後、脱気、ろ過、冷却を行い、エモリエントロ
ーションを得た。
【0169】(評価結果)上記エモリエントローション
防臭効果、耐変色性に優れたものであった。
【0170】(実施例49) 〔油性ジェル(乳化タイプ)〕 (油分) 流動パラフィン 10.0重量% グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル 52.0 (保湿剤) ソルビトール 10.0 PEG400 5.0 (界面活性剤) アシルメチルタウリン 5.0 POEオクチルドデシルアルコールエーテル 10.0 (粉末) 銀イオン、亜鉛イオンアンモニウムイオン担持ゼオライト 2.0 香料 0.01 精製水 5.99
【0171】(製法)精製水に保湿剤、アシルメチルタ
ウリンを加え70℃に加熱調整した。油分にPOEオク
チルドデシルエーテル、香料を加え70℃に加熱調整し
た。これと粉末を先の水相に徐々に添加した。ホモミキ
サーにて乳化粒子を均一にした後、脱気、ろ過、冷却を
行い油性ジェルを得た。
【0172】(評価結果)上記油性ジェルは防臭効果、
耐変色性に優れたものであった。
【0173】(実施例50) 〔クリーム〕 (油分) セチルアルコール 5.0重量% ステアリン酸 4.0 ワセリン 4.0 スクワラン 9.0 グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 7.0 (保湿剤) ジプロピレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 (界面活性剤) プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 3.0 POE(20)セチルアルコールエーテル 3.0 (アルカリ) トリエタノールアミン 1.0 (粉末) 銀イオン、アンモニウムイオン担持ゼオライト 1.0 防腐剤 0.1 酸化防止剤 0.05 香料 0.01 精製水 52.84
【0174】(製法)精製水に保湿剤、アルカリを加
え、70℃に調整した。油分を加熱溶解後、界面活性
剤、防腐剤、酸化防止剤、香料を加え70℃に調整し
た。これを先の水相に添加し予備乳化を行った。粉末を
加えてホモミキサーにて乳化粒子を均一にした後、脱
気、ろ過、冷却を行った。
【0175】(評価結果)上記クリームは防臭効果、耐
変色性に優れたものであった。
【0176】
【発明の効果】本発明によれば、従来に比べはるかに防
臭効果、耐変色性が優れる防臭化粧料が得られる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン交換可能なイオンの一部又は全部
    をアンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置換した
    抗菌性ゼオライトを少なくとも配合したことを特徴とす
    る防臭化粧料。
  2. 【請求項2】 前記抗菌性ゼオライトの配合量を0.1
    重量%以上としたことを特徴とする請求項1記載の防臭
    化粧料。
  3. 【請求項3】 防臭化粧料はスプレータイプであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の防臭化粧料。
  4. 【請求項4】 抗菌性ゼオライトの配合量を1.0%重
    量以上としたことを特徴とする請求項3記載の防臭化粧
    料。
  5. 【請求項5】 防臭化粧料はパウダータイプ、スチック
    タイプ又はプレストパウダータイプであることを特徴と
    する請求項1又は2記載の防臭化粧料。
  6. 【請求項6】 抗菌性ゼオライトの配合量を5.0重量
    %以上としたことを特徴とする請求項5記載の防臭化粧
    料。
  7. 【請求項7】 アルミニウム化合物を配合したことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の防臭化粧
    料。
  8. 【請求項8】 金属酸化物を配合したことを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれか1項記載の防臭化粧料。
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