JPH09100210A - 固型水系化粧料 - Google Patents
固型水系化粧料Info
- Publication number
- JPH09100210A JPH09100210A JP27985295A JP27985295A JPH09100210A JP H09100210 A JPH09100210 A JP H09100210A JP 27985295 A JP27985295 A JP 27985295A JP 27985295 A JP27985295 A JP 27985295A JP H09100210 A JPH09100210 A JP H09100210A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- fatty acid
- oil
- water
- poe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 貯蔵安定性、使用容易性、使用感触に優れる
固型水系化粧料の提供 【解決手段】 脂肪酸とアンモニアの組み合わせ物を主
として固型化成分とし、アルコール類または界面活性剤
を主として安定化成分として含む固型水系化粧料。
固型水系化粧料の提供 【解決手段】 脂肪酸とアンモニアの組み合わせ物を主
として固型化成分とし、アルコール類または界面活性剤
を主として安定化成分として含む固型水系化粧料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固型化系化粧料に
関し、脂肪酸とアンモニアを組み合わせ物として含み、
かつ界面活性剤およびアルコールから選ばれる少なくと
も1種を含む、固型水系化粧料に関する。
関し、脂肪酸とアンモニアを組み合わせ物として含み、
かつ界面活性剤およびアルコールから選ばれる少なくと
も1種を含む、固型水系化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンデーション等に代表される固型化
粧料は、特に携帯性に優れているために市場におけるニ
ーズは高いが、その剤型はパウダータイプまたは油性タ
イプのものが大半を占めており、水を含有したタイプは
限られていた。また、水を含有したものでも、油中水型
液状化粧料を固型化したものがほとんどであり、これら
のものは水が内相にあるために水を多量に配合すること
は困難であった。これに対して、水中油型のものは外相
が水であるのでその固型化が一般に困難であり、現在市
場にあるものはほんのわずかである。
粧料は、特に携帯性に優れているために市場におけるニ
ーズは高いが、その剤型はパウダータイプまたは油性タ
イプのものが大半を占めており、水を含有したタイプは
限られていた。また、水を含有したものでも、油中水型
液状化粧料を固型化したものがほとんどであり、これら
のものは水が内相にあるために水を多量に配合すること
は困難であった。これに対して、水中油型のものは外相
が水であるのでその固型化が一般に困難であり、現在市
場にあるものはほんのわずかである。
【0003】油中水型の化粧料の場合、肌の保護や柔軟
性のトリートメト性に優れた点および固型化が容易であ
る等の長所がある反面、上述のように水の多量配合が困
難であるために、水中油型の化粧料と比較してべたつき
や油っぽさがある等不利な点も数多く挙げられる。
性のトリートメト性に優れた点および固型化が容易であ
る等の長所がある反面、上述のように水の多量配合が困
難であるために、水中油型の化粧料と比較してべたつき
や油っぽさがある等不利な点も数多く挙げられる。
【0004】一方、水中油型の化粧料の場合にはみずみ
ずしい使用感、うるおい感、清涼感、肌へのフィット
感、スキンケア性等に優れる反面、油中水型におけるワ
ツクスに相当する適当な固型化剤が少ないために、その
形状は液状もしくはクリーム状が大半であった。かかる
観点から寒天などの水溶性高分子等を固化剤として用い
た水中油型の固型化粧料が提案されているが、高分子化
合物を用いるために平滑連続面となる化粧料表面をもた
らし、一般にスポンジ等の塗布具に取ることが困難とな
る。これを解消するためには化粧料表面の切除が必要と
なる。このことは実際の製造工程を考えると、何らかの
機械的操作が必要であり、生産コスト面で不利である。
その上、水分の蒸発等による中味の減少が十分に抑えら
れたものではない。
ずしい使用感、うるおい感、清涼感、肌へのフィット
感、スキンケア性等に優れる反面、油中水型におけるワ
ツクスに相当する適当な固型化剤が少ないために、その
形状は液状もしくはクリーム状が大半であった。かかる
観点から寒天などの水溶性高分子等を固化剤として用い
た水中油型の固型化粧料が提案されているが、高分子化
合物を用いるために平滑連続面となる化粧料表面をもた
らし、一般にスポンジ等の塗布具に取ることが困難とな
る。これを解消するためには化粧料表面の切除が必要と
なる。このことは実際の製造工程を考えると、何らかの
機械的操作が必要であり、生産コスト面で不利である。
その上、水分の蒸発等による中味の減少が十分に抑えら
れたものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、ス
ポンジ等の塗布具に取ることが容易である等の使用容易
性に優れ、清涼感、うるおい感、みずみずしさ等の使用
感触に優れ、しかも経時安定性のある固型水系化粧料の
提供を目的とする。
ポンジ等の塗布具に取ることが容易である等の使用容易
性に優れ、清涼感、うるおい感、みずみずしさ等の使用
感触に優れ、しかも経時安定性のある固型水系化粧料の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、化粧料に
使用可能な化合物または材料の各種組み合わせ物の物性
について検討してきたところ、特定の脂肪酸とアンモニ
アの組み合わせ物と水との系からなる組成物が、それ自
体、一定の物理的安定性を備えた水性固型物を形成する
ことを見い出した。このような系はまた、化粧料に常用
されているその他の成分と混合したときでさえ、優れた
使用容易性、使用感触または物理的安定性を保持するこ
とを見い出した。また、このような系に、界面活性剤お
よびアルコールの少なくともいずれか1種を共存させる
と、特に化粧料の経時安定性を高めうることを見い出し
た。
使用可能な化合物または材料の各種組み合わせ物の物性
について検討してきたところ、特定の脂肪酸とアンモニ
アの組み合わせ物と水との系からなる組成物が、それ自
体、一定の物理的安定性を備えた水性固型物を形成する
ことを見い出した。このような系はまた、化粧料に常用
されているその他の成分と混合したときでさえ、優れた
使用容易性、使用感触または物理的安定性を保持するこ
とを見い出した。また、このような系に、界面活性剤お
よびアルコールの少なくともいずれか1種を共存させる
と、特に化粧料の経時安定性を高めうることを見い出し
た。
【0007】従って、本発明は、上記目的を達成できる
ものとして、水系化粧料の固化作用を少なくとも奏する
成分として脂肪酸とアンモニアの組み合わせ物、ならび
に化粧料の安定化作用を少なくとも奏する成分として界
面活性剤およびアルコールから選ばれる少なくとも1種
の成分を含んでなる固型水系化粧料を提供する。
ものとして、水系化粧料の固化作用を少なくとも奏する
成分として脂肪酸とアンモニアの組み合わせ物、ならび
に化粧料の安定化作用を少なくとも奏する成分として界
面活性剤およびアルコールから選ばれる少なくとも1種
の成分を含んでなる固型水系化粧料を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にいう化粧料とは、化粧品
の最終製品をはじめ、そのような製品のための基材をも
包含する概念で使用している。また、固型水系とは、パ
ウダータイプまたは油性タイプ(特に、油中水型)に対
する概念であり、水が外相を形成したものであって、特
に乳化組成物にあっては水中油型となる系を意味する。
の最終製品をはじめ、そのような製品のための基材をも
包含する概念で使用している。また、固型水系とは、パ
ウダータイプまたは油性タイプ(特に、油中水型)に対
する概念であり、水が外相を形成したものであって、特
に乳化組成物にあっては水中油型となる系を意味する。
【0009】本発明の化粧料が向けられる具体的な製品
群としては、それぞれ固型の化粧水、乳液、美容液、化
粧下地、ファンデーデョン、頬紅、アイシャドー、アイ
ライナーおよびサンケア製品等が挙げられる。なお、こ
こにいう固型とは、一定の形状に成型し、25℃で測定
した場合の硬度が約20〜500g/cm2の範囲内に
あることを意味する。
群としては、それぞれ固型の化粧水、乳液、美容液、化
粧下地、ファンデーデョン、頬紅、アイシャドー、アイ
ライナーおよびサンケア製品等が挙げられる。なお、こ
こにいう固型とは、一定の形状に成型し、25℃で測定
した場合の硬度が約20〜500g/cm2の範囲内に
あることを意味する。
【0010】本発明の必須成分である脂肪酸とアンモニ
アの組み合わせ物とは、化粧料中で少なくとも脂肪酸の
一部がアンモニウム塩として存在するものをいう。すな
わち、化粧料中で脂肪酸分子のすべてがアンモニウム塩
(いわゆる中性アンモニウム塩)として存在する場合は
もとより、中性アンモニウム塩と脂肪酸の複合物(いわ
ゆる酸性アンモニウム塩を包含する概念で使用してい
る)として存在する脂肪酸とアンモニウムの状態を意味
する。
アの組み合わせ物とは、化粧料中で少なくとも脂肪酸の
一部がアンモニウム塩として存在するものをいう。すな
わち、化粧料中で脂肪酸分子のすべてがアンモニウム塩
(いわゆる中性アンモニウム塩)として存在する場合は
もとより、中性アンモニウム塩と脂肪酸の複合物(いわ
ゆる酸性アンモニウム塩を包含する概念で使用してい
る)として存在する脂肪酸とアンモニウムの状態を意味
する。
【0011】従って、本発明で使用できる脂肪酸として
は、上記いずれかの状態で水系化粧料に含めたときに、
組成物を固化でき、こうして得られる化粧料の性質が本
発明の目的に沿うものであれば、いずれの炭素数の直鎖
もしくは分岐鎖飽和もしくは不飽和炭化水鎖のもの、ま
たはこれらの鎖中に水酸基を担持するものであってもよ
い。さらに本発明の目的に沿うものであれば、脂肪酸は
モノカルボン酸に限定されることなく、ポリカルボン酸
をも使用することができる。これらの脂肪酸は、上記の
同一または異なるカテゴリーに属する2種以上の混合物
であってもよい。
は、上記いずれかの状態で水系化粧料に含めたときに、
組成物を固化でき、こうして得られる化粧料の性質が本
発明の目的に沿うものであれば、いずれの炭素数の直鎖
もしくは分岐鎖飽和もしくは不飽和炭化水鎖のもの、ま
たはこれらの鎖中に水酸基を担持するものであってもよ
い。さらに本発明の目的に沿うものであれば、脂肪酸は
モノカルボン酸に限定されることなく、ポリカルボン酸
をも使用することができる。これらの脂肪酸は、上記の
同一または異なるカテゴリーに属する2種以上の混合物
であってもよい。
【0012】本発明の化粧料は、さらなる必須成分とし
て、界面活性剤およびアルコールから選ばれる少なくと
も1種を含む。理論に拘束されるものでないが、これら
の成分は、化粧料に含まれる各成分間の相溶性または混
和性を高め、固型水系化粧料の安定化に寄与する。
て、界面活性剤およびアルコールから選ばれる少なくと
も1種を含む。理論に拘束されるものでないが、これら
の成分は、化粧料に含まれる各成分間の相溶性または混
和性を高め、固型水系化粧料の安定化に寄与する。
【0013】これらの必須成分を含む本発明の化粧料
は、水系、例えば、少なくとも水を総組成物重量当り3
0.0重量%含む系で、少なくとも約20g/cm2の硬
度を有することが必要であることから、使用する各成分
の種類および配合割合は、上記総組成分の硬度を指標に
選ぶ必要がある。
は、水系、例えば、少なくとも水を総組成物重量当り3
0.0重量%含む系で、少なくとも約20g/cm2の硬
度を有することが必要であることから、使用する各成分
の種類および配合割合は、上記総組成分の硬度を指標に
選ぶ必要がある。
【0014】脂肪酸については、アンモニアと組み合わ
さったときに、通常、70℃を超えるような融点を示す
ものから選ぶことができる。
さったときに、通常、70℃を超えるような融点を示す
ものから選ぶことができる。
【0015】飽和脂肪族モノカルボン酸を例にとると、
炭素数10〜32個の直鎖もしくは分岐鎖飽和カルボン
酸を都合よく使用できる。これらに包含される直鎖脂肪
酸の代表的なものとしては、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラギジン酸、ベヘ
ン酸、モンタン酸、ドトリアコンタン酸等の動植物油脂
またはロウの偶数炭素数をもつ脂肪酸成分を構成するも
のを好ましいものとして挙げることができる。
炭素数10〜32個の直鎖もしくは分岐鎖飽和カルボン
酸を都合よく使用できる。これらに包含される直鎖脂肪
酸の代表的なものとしては、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラギジン酸、ベヘ
ン酸、モンタン酸、ドトリアコンタン酸等の動植物油脂
またはロウの偶数炭素数をもつ脂肪酸成分を構成するも
のを好ましいものとして挙げることができる。
【0016】また、合成脂肪酸として提供され、ラノリ
ンの構成脂肪酸成分としても少量含まれるトリデシル
酸、ペンタデシル酸、マルガリン酸等の奇数炭素の飽和
脂肪酸も使用できる。さらに、使用できる分岐鎖脂肪酸
の代表的なものとしては、上記偶数炭素数をもつものと
して例示した脂肪酸にそれぞれ対応するイソ脂肪酸や、
上記奇数炭素数をもつものとして例示した脂肪酸にそれ
ぞれ対応するアンチイソ脂肪酸を挙げることができる。
ンの構成脂肪酸成分としても少量含まれるトリデシル
酸、ペンタデシル酸、マルガリン酸等の奇数炭素の飽和
脂肪酸も使用できる。さらに、使用できる分岐鎖脂肪酸
の代表的なものとしては、上記偶数炭素数をもつものと
して例示した脂肪酸にそれぞれ対応するイソ脂肪酸や、
上記奇数炭素数をもつものとして例示した脂肪酸にそれ
ぞれ対応するアンチイソ脂肪酸を挙げることができる。
【0017】その他の脂肪酸として、上記脂肪酸のα−
またはω−ヒドロキシ脂肪酸をはじめとするヒドロキシ
脂肪酸もまた、使用できる。これらの代表的なものとし
ては、2−ヒドロキシラウリン酸、2−ヒドロキシミリ
スチン酸、2−ヒドロキシパルミチン酸、2−ヒドロキ
シベヘン酸、18−ヒドロキシステアリン酸、20−ヒ
ドロキシアラキジン酸、26−ヒドロキシセロチン酸、
30−ヒドロキシメリシン酸等が挙げられる。
またはω−ヒドロキシ脂肪酸をはじめとするヒドロキシ
脂肪酸もまた、使用できる。これらの代表的なものとし
ては、2−ヒドロキシラウリン酸、2−ヒドロキシミリ
スチン酸、2−ヒドロキシパルミチン酸、2−ヒドロキ
シベヘン酸、18−ヒドロキシステアリン酸、20−ヒ
ドロキシアラキジン酸、26−ヒドロキシセロチン酸、
30−ヒドロキシメリシン酸等が挙げられる。
【0018】また、本発明で使用できる不飽和脂肪酸と
しては、炭素数16〜34個のジー、トリー、テトラー
エン酸、例えば、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リ
ノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸等が挙げられ
る。さらに、炭素数6〜24個の飽和もしくは不飽和ジ
カルボン酸も使用でき、これらの具体的なものとして
は、セバシン酸、1−,10−デカメチレンジカルボン
酸、1,16−ヘキサデカメチレンジカルボン酸、1,2
2−ドコサメチレンジカルボン酸、α,α−ジメチルセ
バシン酸、α−エチルセバシン酸、α−メチルウンデカ
ジカルボン酸等を挙げることかできる。
しては、炭素数16〜34個のジー、トリー、テトラー
エン酸、例えば、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リ
ノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸等が挙げられ
る。さらに、炭素数6〜24個の飽和もしくは不飽和ジ
カルボン酸も使用でき、これらの具体的なものとして
は、セバシン酸、1−,10−デカメチレンジカルボン
酸、1,16−ヘキサデカメチレンジカルボン酸、1,2
2−ドコサメチレンジカルボン酸、α,α−ジメチルセ
バシン酸、α−エチルセバシン酸、α−メチルウンデカ
ジカルボン酸等を挙げることかできる。
【0019】これらの中で、特に好ましくは使用できる
脂肪酸は、炭素数14〜30の飽和もしくは不飽和脂肪
族モノカルボン酸である。
脂肪酸は、炭素数14〜30の飽和もしくは不飽和脂肪
族モノカルボン酸である。
【0020】脂肪酸とアンモニアの組み合わせ物は、上
述のように化粧中でそれらが組み合わさった状態をいう
が、これらは化粧料に組み込まれる前に予め中性塩また
は酸性塩として調製していてもよいが、アンモニアをア
ンモニア水、炭酸アンモニウム等として他の脂肪酸を含
む化粧料成分と混合して組み合わせ物としてもよい。こ
れら両者の混合割合は、等モル量から脂肪酸をアンモニ
アに対して過剰に使用してもよい。一般に、脂肪酸の炭
素数が高まれば高まる程、アンモニアに対して過剰モル
比の脂肪酸を組み合わせることができる。
述のように化粧中でそれらが組み合わさった状態をいう
が、これらは化粧料に組み込まれる前に予め中性塩また
は酸性塩として調製していてもよいが、アンモニアをア
ンモニア水、炭酸アンモニウム等として他の脂肪酸を含
む化粧料成分と混合して組み合わせ物としてもよい。こ
れら両者の混合割合は、等モル量から脂肪酸をアンモニ
アに対して過剰に使用してもよい。一般に、脂肪酸の炭
素数が高まれば高まる程、アンモニアに対して過剰モル
比の脂肪酸を組み合わせることができる。
【0021】こうして組み合わされる脂肪酸とアンモニ
アの量は、目的とする最終製品の種類によって最適量が
変動するので限定できないが、一般に、重量基準で、全
組成中、脂肪酸を1.0〜20.0重量%、好ましくは3
〜15重量%配合するのがよく、一方、アンモニアはN
H3として一般に0.005〜5.0重量%(以下、単に
%で表示する)配合するのがよい。脂肪酸の配合量が
1.0%未満の場合は、一般に固型化が十分でなく、コ
ンパクトとして必要な硬度が得られず、配合量が20.
0%以上の場合は、一般に硬くなりすぎて、のびが悪
く、使用感触が損なわれることがある。
アの量は、目的とする最終製品の種類によって最適量が
変動するので限定できないが、一般に、重量基準で、全
組成中、脂肪酸を1.0〜20.0重量%、好ましくは3
〜15重量%配合するのがよく、一方、アンモニアはN
H3として一般に0.005〜5.0重量%(以下、単に
%で表示する)配合するのがよい。脂肪酸の配合量が
1.0%未満の場合は、一般に固型化が十分でなく、コ
ンパクトとして必要な硬度が得られず、配合量が20.
0%以上の場合は、一般に硬くなりすぎて、のびが悪
く、使用感触が損なわれることがある。
【0022】本発明に用いられる界面活性剤としては、
通常化粧品に対して一般に用いられるもので、例えば、
高級アルキル硫酸エステル塩(ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸カリウム等)、アルキルエーテル硫酸
エステル塩(POEラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリル硫酸ナトリウム等)、N−アシルサ
ルコシン酸塩(ラウロイルサルコシンナトリウム等)、
高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(N−ミリストイル−N
−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウ
リッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウ
ム等)、リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリ
ン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸
等)、スルホコハク酸塩(ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノール
アミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、
ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナト
リウム等)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(リニアド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデ
シルベンゼンスルホン酸等)、N−アシルグルタミン酸
塩(N−ラウロイルグルタミン酸塩ナトリウム、N−ス
テアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイ
ル−L−グルタミン酸モノナトリウム等)、高級脂肪酸
エステル硫酸エステル塩(硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン
硫酸ナトリウム等)、POEアルキルエーテルカルボン
酸塩、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホ
ン酸塩、2級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸ア
ルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタ
ノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルア
スパラギン酸ジトリエタノールアミン、アゼインナトリ
ウム等のアニオン界面活性剤;アルキルトリメチルアン
モニウム塩(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等)、ジアルキル
ジメチルアンモニウム塩(塩化ジステアリルジメチルア
ンモニウム塩等)アルキルピリジニウム塩(塩化ポリ
[N,N−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウ
ム]、塩化セチルピリジニウム等)、アルキル4級アン
モニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリホニ
ウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポ
リアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導
体、4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、塩化
ベンゼトニウム等)のカチオン界面活性剤、イミダゾリ
ン系両性界面活性剤(2−ウンデシル−N,N,N−[ヒ
ドロキシエチルカルボキシメチル]−2−イミダゾリン
ナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒド
ロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩
等)、ベタイン系両性界面活性剤(2−ヘプタドデシル
−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン、ラウリルメチル酢酸ベタイン、ア
ルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)
の両性界面活性剤;ソルビタン脂肪酸エステル類(モノ
オレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタ
ン、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソル
ビタン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン
酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ベンタ−2
−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ
−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン
等)、グリセリンまたはポリグリセリン脂肪酸類(モノ
綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セ
スキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸ジグリセリン、α,α−オレイン
酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリングリセ
リンリンゴ酸等)、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル類(モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラ
ウリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導
体、グリセリンアルキルエーテル類、POEソルビタン
脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレート、P
OEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンモ
ノラウレート、POEソルビタンテトラオレエート
等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POEソル
ビットモノラウエート、POEソルビットモノオレエー
ト、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビ
ットモノステアレート等)、POEグリセリン脂肪酸エ
ステル類(POEグリセリンモノステアレート、POE
グリセリンモノイソステアレート、POEグリセリント
リイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(P
OEモノオレエート、POEジステアレート、POEモ
ノオレエート、イソステアリン酸ポリエチレングリコー
ル等)、POEアルキルエーテル類(POEラウリルエ
ーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエ
ーテル、POEベヘニルエーテル、POEオクチルドデ
シルエーテル、POEコレスタノールエーテル等)、P
OEアルキルフェニルエーテル類(POEオクチルフェ
ニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POE
ジニルフェニルエーテル等)、POE−POPアルキル
エーテル類(POE−POPセチルエーテル、POE−
POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE−PO
Pモノブチルエーテル、POE−POP水添ラノリン、
POE−POPグリセリンエーテル等)、テトラPOE
−テトラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒマ
シ油または硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレ
ート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、PO
E硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリ
ン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等)、
POEミツロウ−ラノリン誘導体(POEソルビットミ
ツロウ等)、アルカノールアミド類(ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂
肪酸イソプロパノールアミド等)、POEプロピレング
リコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、PO
E脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEニノル
フェニルホルムアルデヒド縮合物、ルキルエトキシジメ
チルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等の非イオン
性界面活性剤等が挙げられる。これらの中から1種また
は2種以上を選択して用いてもかまわない。そしてこれ
ら界面活性剤の含有量は固型水系化粧料中0.5〜15
%である。配合量が0.5%以下の場合、経時での安定
性の向上、水分の蒸発による中味の減少の抑制といった
効果が得られず、15.0%以上では塗布時ののびが重
くなって使用感触上好ましくない。
通常化粧品に対して一般に用いられるもので、例えば、
高級アルキル硫酸エステル塩(ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸カリウム等)、アルキルエーテル硫酸
エステル塩(POEラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリル硫酸ナトリウム等)、N−アシルサ
ルコシン酸塩(ラウロイルサルコシンナトリウム等)、
高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(N−ミリストイル−N
−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウ
リッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウ
ム等)、リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリ
ン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸
等)、スルホコハク酸塩(ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノール
アミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、
ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナト
リウム等)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(リニアド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデ
シルベンゼンスルホン酸等)、N−アシルグルタミン酸
塩(N−ラウロイルグルタミン酸塩ナトリウム、N−ス
テアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイ
ル−L−グルタミン酸モノナトリウム等)、高級脂肪酸
エステル硫酸エステル塩(硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン
硫酸ナトリウム等)、POEアルキルエーテルカルボン
酸塩、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホ
ン酸塩、2級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸ア
ルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタ
ノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルア
スパラギン酸ジトリエタノールアミン、アゼインナトリ
ウム等のアニオン界面活性剤;アルキルトリメチルアン
モニウム塩(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等)、ジアルキル
ジメチルアンモニウム塩(塩化ジステアリルジメチルア
ンモニウム塩等)アルキルピリジニウム塩(塩化ポリ
[N,N−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウ
ム]、塩化セチルピリジニウム等)、アルキル4級アン
モニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリホニ
ウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポ
リアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導
体、4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、塩化
ベンゼトニウム等)のカチオン界面活性剤、イミダゾリ
ン系両性界面活性剤(2−ウンデシル−N,N,N−[ヒ
ドロキシエチルカルボキシメチル]−2−イミダゾリン
ナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒド
ロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩
等)、ベタイン系両性界面活性剤(2−ヘプタドデシル
−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン、ラウリルメチル酢酸ベタイン、ア
ルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)
の両性界面活性剤;ソルビタン脂肪酸エステル類(モノ
オレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタ
ン、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソル
ビタン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン
酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ベンタ−2
−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ
−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン
等)、グリセリンまたはポリグリセリン脂肪酸類(モノ
綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セ
スキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸ジグリセリン、α,α−オレイン
酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリングリセ
リンリンゴ酸等)、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル類(モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラ
ウリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導
体、グリセリンアルキルエーテル類、POEソルビタン
脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレート、P
OEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンモ
ノラウレート、POEソルビタンテトラオレエート
等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POEソル
ビットモノラウエート、POEソルビットモノオレエー
ト、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビ
ットモノステアレート等)、POEグリセリン脂肪酸エ
ステル類(POEグリセリンモノステアレート、POE
グリセリンモノイソステアレート、POEグリセリント
リイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(P
OEモノオレエート、POEジステアレート、POEモ
ノオレエート、イソステアリン酸ポリエチレングリコー
ル等)、POEアルキルエーテル類(POEラウリルエ
ーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエ
ーテル、POEベヘニルエーテル、POEオクチルドデ
シルエーテル、POEコレスタノールエーテル等)、P
OEアルキルフェニルエーテル類(POEオクチルフェ
ニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POE
ジニルフェニルエーテル等)、POE−POPアルキル
エーテル類(POE−POPセチルエーテル、POE−
POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE−PO
Pモノブチルエーテル、POE−POP水添ラノリン、
POE−POPグリセリンエーテル等)、テトラPOE
−テトラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒマ
シ油または硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレ
ート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、PO
E硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリ
ン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等)、
POEミツロウ−ラノリン誘導体(POEソルビットミ
ツロウ等)、アルカノールアミド類(ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂
肪酸イソプロパノールアミド等)、POEプロピレング
リコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、PO
E脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEニノル
フェニルホルムアルデヒド縮合物、ルキルエトキシジメ
チルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等の非イオン
性界面活性剤等が挙げられる。これらの中から1種また
は2種以上を選択して用いてもかまわない。そしてこれ
ら界面活性剤の含有量は固型水系化粧料中0.5〜15
%である。配合量が0.5%以下の場合、経時での安定
性の向上、水分の蒸発による中味の減少の抑制といった
効果が得られず、15.0%以上では塗布時ののびが重
くなって使用感触上好ましくない。
【0023】また、本発明に用いられるアルコールは、
通常化粧品に用いられる、皮膚安全性の高いもので、水
溶性、油溶性のいずれでもよい。例えばエタノール、プ
ロパノール等の低級アルコール、1、3−ブチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビト
ール等の多価アルコール、ラウリルアルコール、ミリス
チルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、イソ
ステアリルアルコール、モノステアリルグリセリンエー
テル、コレステロール、フィトステロール等の高級脂肪
酸アルコール(飽和、不飽和、直鎖、分岐、環状を問わ
ない)等が挙げられる。これらの中から1種または2種
以上を選択して用いてもかまわない。そしてこれらアル
コールの含有量は固型水系化粧料中0.5〜30.0%で
ある。配合量が0.5%以下の場合、経時での安定性、
水分の蒸発による中味の減少の抑制といった効果が得ら
れない。逆に30.0%以上では、低級アルコールの場
合皮膚への刺激が過剰となる場合があり、多価アルコー
ルでは塗布時のべたつきが目立ち、高級脂肪族アルコー
ルでは塗布時ののびが重くなり、いずれも使用感触上好
ましくない。
通常化粧品に用いられる、皮膚安全性の高いもので、水
溶性、油溶性のいずれでもよい。例えばエタノール、プ
ロパノール等の低級アルコール、1、3−ブチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビト
ール等の多価アルコール、ラウリルアルコール、ミリス
チルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、イソ
ステアリルアルコール、モノステアリルグリセリンエー
テル、コレステロール、フィトステロール等の高級脂肪
酸アルコール(飽和、不飽和、直鎖、分岐、環状を問わ
ない)等が挙げられる。これらの中から1種または2種
以上を選択して用いてもかまわない。そしてこれらアル
コールの含有量は固型水系化粧料中0.5〜30.0%で
ある。配合量が0.5%以下の場合、経時での安定性、
水分の蒸発による中味の減少の抑制といった効果が得ら
れない。逆に30.0%以上では、低級アルコールの場
合皮膚への刺激が過剰となる場合があり、多価アルコー
ルでは塗布時のべたつきが目立ち、高級脂肪族アルコー
ルでは塗布時ののびが重くなり、いずれも使用感触上好
ましくない。
【0024】以上のような脂肪酸とアンモニアの組み合
わせ物と、界面活性剤およびアルコールから選ばれた少
なくとも1種とを含む化粧料は、水を30.0%以上、
特に40.0%以上含む組成物とした場合でも、使用
性、使用感触、特に経時安定性、携帯性に優れる固型化
粧料を形成することができる。これらの成分以外に含め
られる成分は、組成物の特性に悪影響を及ぼさないもの
であれば、目的とする最終製品の種類に応じて自由に選
ばれるが、ファンデーションの提供を目的とする場合に
ついて、以下に例示する。
わせ物と、界面活性剤およびアルコールから選ばれた少
なくとも1種とを含む化粧料は、水を30.0%以上、
特に40.0%以上含む組成物とした場合でも、使用
性、使用感触、特に経時安定性、携帯性に優れる固型化
粧料を形成することができる。これらの成分以外に含め
られる成分は、組成物の特性に悪影響を及ぼさないもの
であれば、目的とする最終製品の種類に応じて自由に選
ばれるが、ファンデーションの提供を目的とする場合に
ついて、以下に例示する。
【0025】通常化粧品に対して一般に用いられる、皮
膚安全性の高い油分を含めることができる。油分の具体
例としては次のものが挙げられる。液体油脂として、例
えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミア
ナッツ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、
ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマ
シ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落花
生油、茶実油、コメヌカ油、ホホバ油、胚芽油、トリグ
リセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリパルミチン
酸グリセリン等;固体油脂として、例えば、カカオ油、
ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬
化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬
化油、牛脚油、モクロウ、硬化ヒマシ油等;ロウとし
て、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カ
ルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、
モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢
酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン
脂肪酸イソステアリル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノ
リン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、
ポリオキシエチレン(以下POEと略す)ラノリンアル
コールエーテル、POEラノリンアルコールアセテー
ト、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポ
リエチレングリコール等;炭化水素として、例えば、流
動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタ
ン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス等;高級アルコールとし
て、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、2−デ
シルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステ
ロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イ
ソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等;エ
ステル油として、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、
オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パ
ルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリ
ン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デ
シル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチ
ル、乳酸ミリスチル、乳酸ラノリン、ステアリン酸イソ
セチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキ
システアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル
酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、モノイソステアリン酸−N−アルキルグリコ
ール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸
ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリ
セリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプ
ロパン、トリイソステアリル酸トリメチロールプロパ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトー
ル、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチ
ルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、
トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウン
デカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステ
ル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、ア
セトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシ
ル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グ
ルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン
酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セ
バチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘ
キシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジ
ピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピ
ル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等;シリコーン
として、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキ
サン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシ
ロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロ
キサン、3次元網目構造を形成しているシリコン樹脂、
シリコンゴム等であるが、上記の成分に限定されるもの
ではない。またこれら油分は、1種あるいは2種以上を
選択して用いることができ、使用する場合の配合量は固
型水系化粧料中0.5〜40%であり、好ましくは2.0
〜20%である。
膚安全性の高い油分を含めることができる。油分の具体
例としては次のものが挙げられる。液体油脂として、例
えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミア
ナッツ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、
ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマ
シ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落花
生油、茶実油、コメヌカ油、ホホバ油、胚芽油、トリグ
リセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリパルミチン
酸グリセリン等;固体油脂として、例えば、カカオ油、
ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬
化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬
化油、牛脚油、モクロウ、硬化ヒマシ油等;ロウとし
て、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カ
ルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、
モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢
酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン
脂肪酸イソステアリル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノ
リン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、
ポリオキシエチレン(以下POEと略す)ラノリンアル
コールエーテル、POEラノリンアルコールアセテー
ト、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポ
リエチレングリコール等;炭化水素として、例えば、流
動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタ
ン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス等;高級アルコールとし
て、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、2−デ
シルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステ
ロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イ
ソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等;エ
ステル油として、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、
オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パ
ルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリ
ン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デ
シル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチ
ル、乳酸ミリスチル、乳酸ラノリン、ステアリン酸イソ
セチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキ
システアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル
酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、モノイソステアリン酸−N−アルキルグリコ
ール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸
ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリ
セリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプ
ロパン、トリイソステアリル酸トリメチロールプロパ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトー
ル、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチ
ルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、
トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウン
デカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステ
ル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、ア
セトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシ
ル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グ
ルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン
酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セ
バチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘ
キシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジ
ピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピ
ル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等;シリコーン
として、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキ
サン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシ
ロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロ
キサン、3次元網目構造を形成しているシリコン樹脂、
シリコンゴム等であるが、上記の成分に限定されるもの
ではない。またこれら油分は、1種あるいは2種以上を
選択して用いることができ、使用する場合の配合量は固
型水系化粧料中0.5〜40%であり、好ましくは2.0
〜20%である。
【0026】通常化粧品に対して一般に用いられる粉末
を含めることもできる。このような粉末の具体例として
は次のものが挙げられる。
を含めることもできる。このような粉末の具体例として
は次のものが挙げられる。
【0027】例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母
(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、
黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バ
リウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ
酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウ
ム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カル
シウム、焼セッコウ、リン酸カルシウム、フッ素アパタ
イト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金
属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、
ステアリン酸アルミニウム等)、窒化ホウ素等の無機粉
末;ポリアミド樹脂粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタ
クリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレン−ア
クリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉
末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末等の有
機粉末;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸
化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ
−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機
黄色系顔料黒酸化鉄;カーボンブラック、低次酸化チタ
ン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、
紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイ
カ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チ
タンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイ
カ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗泊等のパール顔料;アル
ミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔
料;赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色
205号、赤色220号、赤色226号、赤色228
号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色
205号、黄色401号、青色404号等の有機顔料;
赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227
号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色
205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色2
03号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウ
ム、アルミニウムレーキ等の有機顔料;クロロフィル、
β−カロリン等の天然色素等である。
(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、
黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バ
リウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ
酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウ
ム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カル
シウム、焼セッコウ、リン酸カルシウム、フッ素アパタ
イト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金
属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、
ステアリン酸アルミニウム等)、窒化ホウ素等の無機粉
末;ポリアミド樹脂粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタ
クリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレン−ア
クリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉
末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末等の有
機粉末;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸
化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ
−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機
黄色系顔料黒酸化鉄;カーボンブラック、低次酸化チタ
ン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、
紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイ
カ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チ
タンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイ
カ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗泊等のパール顔料;アル
ミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔
料;赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色
205号、赤色220号、赤色226号、赤色228
号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色
205号、黄色401号、青色404号等の有機顔料;
赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227
号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色
205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色2
03号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウ
ム、アルミニウムレーキ等の有機顔料;クロロフィル、
β−カロリン等の天然色素等である。
【0028】これらの中から1種または2種以上を任意
に選択して用いてもかまわない。また本発明において、
これらの粉末に対して疎水性を向上させるために、これ
らの粉末に疎水化処理が施されたものでもよい。この疎
水化処理の際に用いられる疎水性物質として、金属石
鹸、油脂、ロウ、シリコーン化合物、フッ素化合物、炭
化水素、脂肪酸エステル類等が例示される。粉末が含め
られる場合、これら粉末の含有量は固型水系化粧料中
1.0〜40%であり、好ましくは5〜30%である。
に選択して用いてもかまわない。また本発明において、
これらの粉末に対して疎水性を向上させるために、これ
らの粉末に疎水化処理が施されたものでもよい。この疎
水化処理の際に用いられる疎水性物質として、金属石
鹸、油脂、ロウ、シリコーン化合物、フッ素化合物、炭
化水素、脂肪酸エステル類等が例示される。粉末が含め
られる場合、これら粉末の含有量は固型水系化粧料中
1.0〜40%であり、好ましくは5〜30%である。
【0029】本発明の水系固型化粧料には、上記成分に
加えて必要に応じ、保湿剤、水溶性高分子、防腐剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、香料、薬剤等を本発明の効果
を損なわない質的、量的条件下で使用することが可能で
ある。また、特に水系化粧料の特徴である清涼感を向上
させるために、1−メントール、カンファー、サリチル
酸誘導体、トラネキサム酸誘導体等の清涼剤を含有させ
ても良い。
加えて必要に応じ、保湿剤、水溶性高分子、防腐剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、香料、薬剤等を本発明の効果
を損なわない質的、量的条件下で使用することが可能で
ある。また、特に水系化粧料の特徴である清涼感を向上
させるために、1−メントール、カンファー、サリチル
酸誘導体、トラネキサム酸誘導体等の清涼剤を含有させ
ても良い。
【0030】本発明の水系固型化粧料は、脂肪酸とアン
モニアと水と界面活性剤および/またはアルコールを配
合して、水中油型化粧料の長所を持ちながら携帯に便利
な固型化が可能となり、かつスポンジ等の塗布具による
化粧料のどれも良好で、経時での安定性に優れ、水分の
蒸発による中味の減少も抑えられたものであり、例えば
化粧水、乳液、美容液、化粧下地、ファンデーション、
頬紅、アイシャドー、アイライナー、サンケア製品、ボ
ディ化粧品等の製品への応用が可能である。
モニアと水と界面活性剤および/またはアルコールを配
合して、水中油型化粧料の長所を持ちながら携帯に便利
な固型化が可能となり、かつスポンジ等の塗布具による
化粧料のどれも良好で、経時での安定性に優れ、水分の
蒸発による中味の減少も抑えられたものであり、例えば
化粧水、乳液、美容液、化粧下地、ファンデーション、
頬紅、アイシャドー、アイライナー、サンケア製品、ボ
ディ化粧品等の製品への応用が可能である。
【0031】
【実施例】以下、具体例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらによって限定されるもので
ない。
説明するが、本発明はこれらによって限定されるもので
ない。
【0032】なお、本明細書で使用する「硬度」とは、
不動工業社製レオメーターを用いて、試料に対し、断面
積1cm3を有するアダプターを一定速度(5cm/
秒)で一定距離(2mm)侵入さした際の応力を測定
し、その値を硬度としている(測定温度:25℃)。
不動工業社製レオメーターを用いて、試料に対し、断面
積1cm3を有するアダプターを一定速度(5cm/
秒)で一定距離(2mm)侵入さした際の応力を測定
し、その値を硬度としている(測定温度:25℃)。
【0033】他の評価項目に対する評価方法および評価
基準は、以下のものに従った。
基準は、以下のものに従った。
【0034】経時安定性:各サンプルを容器に充填し、
各温度条件(50℃、40℃、30℃、20℃、10
℃、0℃、−10℃)下で2ケ月保存した後、外観の状
態を目視で評価した。
各温度条件(50℃、40℃、30℃、20℃、10
℃、0℃、−10℃)下で2ケ月保存した後、外観の状
態を目視で評価した。
【0035】 ほとんど変化が見られない + 離水、分離等の異常がわずかに確認される ± 離水、分離等の異常がかなりひどい − 水分の蒸発による中味の減少の評価:皿上容器に充填し
た乳化ファンデーションを、解放系・室温で1日間放置
した場合の重量の減少率(次式)で評価した。
た乳化ファンデーションを、解放系・室温で1日間放置
した場合の重量の減少率(次式)で評価した。
【0036】
【数1】
【0037】 減少率が2%以下 ++ 減少率が2〜6% + 減少率が6〜10% ± 減少率が10%以上 − 塗布具による中味のとれ易さ、清涼感、うるおい感、み
ずみずしさ、塗布時ののびの重さ: 以下の基準に従って専門パネルn=10名で官能評価を
行った。
ずみずしさ、塗布時ののびの重さ: 以下の基準に従って専門パネルn=10名で官能評価を
行った。
【0038】 非常に良い ++ やや良い + やや悪い ± 非常に悪い −例1〜13 :脂肪酸−水−アンモニウム−アルコールの
混合系の調製 下記表−1に示す割合の各アルコールを水100g、脂
肪酸(パルミチン酸)15gおよび25%アンモニア水
2g(脂肪酸に対して0.5倍モル)と室温下に混合
し、80〜95℃にて(特殊機化工業製のホモディスパ
ーを用いて)十分混合した後、容器に充填して室温まで
放冷することによって、各調製物を得た。これらの調製
物について、上記評価方法によって得られた結果も表−
1にまとめて示す。なお、例1は比較例である。
混合系の調製 下記表−1に示す割合の各アルコールを水100g、脂
肪酸(パルミチン酸)15gおよび25%アンモニア水
2g(脂肪酸に対して0.5倍モル)と室温下に混合
し、80〜95℃にて(特殊機化工業製のホモディスパ
ーを用いて)十分混合した後、容器に充填して室温まで
放冷することによって、各調製物を得た。これらの調製
物について、上記評価方法によって得られた結果も表−
1にまとめて示す。なお、例1は比較例である。
【0039】
【表1】
【0040】例14〜22:脂肪酸−水−アンモニウム
−界面活性剤の混合系の調製 下記表−2に示す割合の各界面活性剤を水100g、脂
肪酸(パルミチン酸)15gおよび25%アンモニア水
2g(脂肪酸に対して0.5倍モル)と室温下に混合
し、上記と同様の方法により、各調製物を得た。
−界面活性剤の混合系の調製 下記表−2に示す割合の各界面活性剤を水100g、脂
肪酸(パルミチン酸)15gおよび25%アンモニア水
2g(脂肪酸に対して0.5倍モル)と室温下に混合
し、上記と同様の方法により、各調製物を得た。
【0041】これらの調製物について、上記評価方法に
よって得られた結果も表−2にまとめて示す。なお、例
14は比較例である。
よって得られた結果も表−2にまとめて示す。なお、例
14は比較例である。
【0042】
【表2】
【0043】例23:乳化ファンデーション 表−3に示す処方のファンデーション[例23〜25
(実施例)、例26〜28(比較例)]を、下記の方法
で調製し、市販の固型乳化ファンデーション[水中油型
乳化タイプ:例29(比較例)、油中水型乳化タイプ:
例30(比較例)]と同時に評価し、結果を表−4にま
とめて示す。
(実施例)、例26〜28(比較例)]を、下記の方法
で調製し、市販の固型乳化ファンデーション[水中油型
乳化タイプ:例29(比較例)、油中水型乳化タイプ:
例30(比較例)]と同時に評価し、結果を表−4にま
とめて示す。
【0044】調製法:(1)〜(5)の各成分を加熱混
合し、これにあらかじめ混合粉砕した(6)〜(12)
を加えて均一に分散して、70℃に保つ(水相)。別に
(13)〜(23)を加熱調整して(油相)、水相と油
相を混合乳化した後、容器に充填して冷却し、固型乳化
ファンデーションを得た。
合し、これにあらかじめ混合粉砕した(6)〜(12)
を加えて均一に分散して、70℃に保つ(水相)。別に
(13)〜(23)を加熱調整して(油相)、水相と油
相を混合乳化した後、容器に充填して冷却し、固型乳化
ファンデーションを得た。
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】硬度について、一般(油性や油中水型等)
の固型化粧料の場合の硬度は、この条件で測定した場
合、20〜500g/cm2の範囲が適当である。20
g/cm2未満では固型化粧料としての形態の保持性に
問題があり、500g/cm2以上では硬すぎるために
指あるいは塗布具による化粧料のトレが悪くなることが
あり、また塗布時ののびも重く使用感触上好ましくな
い。
の固型化粧料の場合の硬度は、この条件で測定した場
合、20〜500g/cm2の範囲が適当である。20
g/cm2未満では固型化粧料としての形態の保持性に
問題があり、500g/cm2以上では硬すぎるために
指あるいは塗布具による化粧料のトレが悪くなることが
あり、また塗布時ののびも重く使用感触上好ましくな
い。
【0048】表−2からも明らかなように、例26〜2
8(比較例)は例23〜25(実施例)とほぼ同程度の
清涼感・うるおい感・みずみずしさを持つものの、例2
6および28では形態の保持が弱く、ファンデーション
のトレの量が多すぎるといった欠点があり、また例27
ではファンデーションのとれ易さと塗布時ののびについ
て十分な結果が得られず、そして例29(比較例)では
ファンデーションのとれ易さと中味の減少に問題があ
る。それから例30(比較例)は、これらの問題点を解
消しているものの、油中水型乳化タイプであるために清
涼感・うるおい感・みずみずしさに大きく欠けるもので
あった。これに対して例23〜25(本発明)は、使用
性はいずれも良好で、ファンデーションのとれも良く、
経時での安定性にも優れ、水分の蒸発による中味の減少
も抑えられた、従来にない水中油型乳化タイプの固型乳
化ファンデーションであった。
8(比較例)は例23〜25(実施例)とほぼ同程度の
清涼感・うるおい感・みずみずしさを持つものの、例2
6および28では形態の保持が弱く、ファンデーション
のトレの量が多すぎるといった欠点があり、また例27
ではファンデーションのとれ易さと塗布時ののびについ
て十分な結果が得られず、そして例29(比較例)では
ファンデーションのとれ易さと中味の減少に問題があ
る。それから例30(比較例)は、これらの問題点を解
消しているものの、油中水型乳化タイプであるために清
涼感・うるおい感・みずみずしさに大きく欠けるもので
あった。これに対して例23〜25(本発明)は、使用
性はいずれも良好で、ファンデーションのとれも良く、
経時での安定性にも優れ、水分の蒸発による中味の減少
も抑えられた、従来にない水中油型乳化タイプの固型乳
化ファンデーションであった。
【0049】以下、本発明に従う、各種形態の化粧料を
例示する。
例示する。
【0050】例31 :化粧水 (1) 精製水 残 余 (2) 1、3−ブチレングリコール 6.0% (3) ポリエチレングリコール1500 5.0 (4) POE(20)オレイルアルコールエーテル 0.5 (5) ミリスチン酸 3.0 (6) ステアリン酸 5.0 (7) 25%アンモニア水 0.8 (8) エタノール 2.0 (9) 清涼剤 適 量 (10) 香料 適 量 (11) 防腐剤 適 量 (12) キレート剤 適 量 (13) 褐色防止剤 適 量 (14) 緩衝剤28 適 量 成分(1)の一部を取り、(2)〜(3)および(1
2)〜(14)を加えて溶解する。(8)に(4)およ
び(9)〜(11)を加えて溶解して前述の溶液に添加
混合する。これに、(1)の残部に(5)〜(7)を加
えて加熱溶解したものを添加して冷却し、固型化粧水を
得た。
2)〜(14)を加えて溶解する。(8)に(4)およ
び(9)〜(11)を加えて溶解して前述の溶液に添加
混合する。これに、(1)の残部に(5)〜(7)を加
えて加熱溶解したものを添加して冷却し、固型化粧水を
得た。
【0051】例−32 :乳液 (1) 精製水 残 余 (2) エタノール 5.0% (3) グリセリン 2.0 (4) 1、3−ブチレングリコール 3.0 (5) 炭酸アンモニウム 2.0 (6) 清涼剤 適 量 (7) イソステアリン酸 3.0 (8) ベヘン酸 5.0 (9) セチルアルコール 1.0 (10) ミツロウ 0.5 (11) ワセリン 1.5 (12) 流動パラフィン 4.0 (13) ジメチルポリシロキサン 5.0 (14) POE(50)硬化ヒマシ油 2.0 (15) グリセロールモノステアリン酸エステル 0.5 (16) 防腐剤 適 量 (17) 香料 適 量 (1)〜(6)の各成分を混合溶解した後70℃に昇温
しておく(水相)。別に(8)〜(17)を70℃に加
熱調整し(油相)、水相と油相を混合乳化した後、冷却
して固型乳液を得た。
しておく(水相)。別に(8)〜(17)を70℃に加
熱調整し(油相)、水相と油相を混合乳化した後、冷却
して固型乳液を得た。
【0052】例33 :化粧下地 (1) 精製水 残 余 (2) グリセリン 5.0% (3) 1、3−ブチレングリコール 5.0 (4) モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.0 (5) 25%アンモニア水 0.8 (6) オレイソ酸 3.0 (7) ステアリン酸 7.0 (8) 液状ラノリン 2.0 (9) ジメチルポリシロキサン 5.0 (10) 流動パラフィン 6.0 (11) モノステアリン酸グリセリン 1.0 (12) 防腐剤 適 量 (13) 香料 適 量 (1)〜(5)の各成分を70℃で加熱混合しておく
(水相)。別に(6)〜(13)を70℃にて加熱調整
して(油相)、水相と油相を混合乳化した後冷却して、
固型化粧下地を得た。
(水相)。別に(6)〜(13)を70℃にて加熱調整
して(油相)、水相と油相を混合乳化した後冷却して、
固型化粧下地を得た。
【0053】例34 :頬紅 (1) 精製水 残 余 (2) グリセリン 2.0 (3) 1、3−ブチレングリコール 10.0 (4) モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.9 (5) 炭酸アンモニウム 1.0 (6) 25%アンモニア水 0.5 (7) タルク 7.0 (8) 二酸化チタン 2.0 (9) 酸化鉄(赤) 0.3 (10) 赤色202号 0.5 (11) パルミチン酸 2.0 (12) ステアリン酸 4.0 (13) ベヘン酸 3.0 (14) デカメチルシクロペンタポリシロキサン 12.0 (15) ジメチルポリシロキサン 3.0 (16) セトステアリルアルコール 1.5 (17) ステアリン酸POEエステル 2.0 (18) 流動パラフィン 5.0 (19) 防腐剤 適 量 (20) 香料 適 量 (1)〜(6)の各成分を70℃で加熱混合し、これに
混合粉砕した(7)〜(10)を加えて均一に分散し、
70℃に保つ(水相)。別に(11)〜(20)を70
℃にて加熱調整して(油相)、水相と油相を混合乳化し
た後冷却して、固型乳化頬紅を得た。
混合粉砕した(7)〜(10)を加えて均一に分散し、
70℃に保つ(水相)。別に(11)〜(20)を70
℃にて加熱調整して(油相)、水相と油相を混合乳化し
た後冷却して、固型乳化頬紅を得た。
【0054】例35: アイシャドー (1) 精製水 残 余 (2) 1、3−ブチレングリコール 5.0% (3) グリセリン 3.0 (4) 25%アンモニア水 0.8 (5) マイカ 5.0 (6) タルク 10.0 (7) カオリン 2.0 (8) 着色顔料 5.0 (9) オレイン酸 4.0 (10) ミリスチン酸 2.0 (11) べへン酸 5.0 (12) モノステアリン酸グリセリン 3.0 (13) ミリスチン酸イソプロピル 8.0 (14) モノラウリン酸プロピレングリコール 3.0 (15) 防腐剤 適 量 (16) 香料 適 量 (1)〜(4)の各成分を加熱混合し、これに混合粉砕
した(5)〜(8)を加えて均一に分散し、70℃に保
つ(水相)。別に(9)〜(16)を70℃にて加熱調
整して(油相)、水相と油相を混合乳化した後冷却し
て、固型乳化アイシャドーを得た。
した(5)〜(8)を加えて均一に分散し、70℃に保
つ(水相)。別に(9)〜(16)を70℃にて加熱調
整して(油相)、水相と油相を混合乳化した後冷却し
て、固型乳化アイシャドーを得た。
【0055】例36: 口紅 (1) 精製水 残 余 (2) グリセリン 5.0% (3) ソルビトール 2.0 (4) 炭酸アンモニウム 2.5 (5) 二酸化チタン 4.5 (6) 赤色201号 0.5 (7) 赤色202号 2.0 (8) 赤色223号 0.1 (9) パルミチン酸 3.0 (10) ステアリン酸 7.0 (11) ショ糖脂肪酸エステル 1.0 (12) キャンデリラロウ 7.0 (13) ミリスチン酸イソプロピル 8.0 (14) モノラウリン酸プロピレングリコール 3.0 (15) スクワラン 5.0 (16) 防腐剤 適 量 (17) 香料 適 量 (1)〜(4)を70℃で加熱混合する(水相)。別に
(9)〜(17)を70で加熱調整し(油相)、油相と
水相を混合乳化させ、あらかじめ混合粉砕しておいた
(5)〜(8)を加えて均一に分散させた。これを冷却
して、乳化口紅を得た。
(9)〜(17)を70で加熱調整し(油相)、油相と
水相を混合乳化させ、あらかじめ混合粉砕しておいた
(5)〜(8)を加えて均一に分散させた。これを冷却
して、乳化口紅を得た。
【0056】
【発明の効果】本発明の水系固型化粧料は、従来の固型
化粧料では実現が困難であった使用性(清涼感・うるお
い感・みずみずしさ等)を持ちながら、しかも水分の蒸
発による中味の減少を抑えながら固型化を可能にして携
帯性を向上させたものであり、かつ塗布具によるとれを
向上させて経時での安定性にも優れた、従来にない画期
的な水中油型固型化粧料を提供するものである。
化粧料では実現が困難であった使用性(清涼感・うるお
い感・みずみずしさ等)を持ちながら、しかも水分の蒸
発による中味の減少を抑えながら固型化を可能にして携
帯性を向上させたものであり、かつ塗布具によるとれを
向上させて経時での安定性にも優れた、従来にない画期
的な水中油型固型化粧料を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/031 A61K 7/031 7/032 7/032
Claims (5)
- 【請求項1】 化粧料の固化作用を少なくとも奏する成
分として脂肪酸とアンモニアの組み合わせ物、ならびに
化粧料の安定化作用を少なくとも奏する成分として界面
活性剤およびアルコールから選ばれる少なくとも1種の
成分を含んでなる固型水系化粧料。 - 【請求項2】 総組成物重量当り、脂肪酸を1.0〜2
0.0重量%、アンモニアを0.005〜5.0重量%、
界面活性剤を0.5〜15.0重量%および水を30.0
〜98.0重量%含む請求項1記載の化粧料。 - 【請求項3】 総組成物重量当り、脂肪酸を1.0〜2
0.0重量%、アンモニアを0.005〜5.0重量%、
アルコールを0.5〜30.0重量%および水を30.0
〜98.0重量%含む請求項1記載の化粧料。 - 【請求項4】 脂肪酸が炭素数10〜32個の直鎖もし
くは分岐鎖の飽和もしくは不飽和脂肪族モノカルボン酸
である請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料。 - 【請求項5】 脂肪酸が炭素数10〜32個の直鎖飽和
脂肪酸である請求項4記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27985295A JPH09100210A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 固型水系化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27985295A JPH09100210A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 固型水系化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09100210A true JPH09100210A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17616845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27985295A Withdrawn JPH09100210A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 固型水系化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09100210A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000247826A (ja) * | 1999-02-24 | 2000-09-12 | Kose Corp | ボディ用化粧料 |
JP2014040400A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Kao Corp | 容器入り水系組成物 |
JP5658845B1 (ja) * | 2014-07-01 | 2015-01-28 | 太陽油脂株式会社 | クリーム状化粧料用水中油型乳化組成物、及び化粧料 |
JP5833784B1 (ja) * | 2015-01-27 | 2015-12-16 | 太陽油脂株式会社 | クリーム状化粧料用水中油型乳化組成物、及び化粧料 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP27985295A patent/JPH09100210A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000247826A (ja) * | 1999-02-24 | 2000-09-12 | Kose Corp | ボディ用化粧料 |
JP2014040400A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Kao Corp | 容器入り水系組成物 |
JP5658845B1 (ja) * | 2014-07-01 | 2015-01-28 | 太陽油脂株式会社 | クリーム状化粧料用水中油型乳化組成物、及び化粧料 |
WO2016001954A1 (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-07 | 太陽油脂株式会社 | クリーム状化粧料用水中油型乳化組成物、及び化粧料 |
CN105916485A (zh) * | 2014-07-01 | 2016-08-31 | 太阳油脂株式会社 | 乳霜状化妆料用水包油型乳化组合物、以及化妆料 |
JP5833784B1 (ja) * | 2015-01-27 | 2015-12-16 | 太陽油脂株式会社 | クリーム状化粧料用水中油型乳化組成物、及び化粧料 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8673326B2 (en) | Oil-in-water emulsion composition and method for producing the same | |
JP4235849B2 (ja) | 耐変色性及び分散性に優れた防臭化粧料 | |
AU686731B2 (en) | Solid lipophilic composition and process for its preparation | |
JP4046313B2 (ja) | 油中水型乳化組成物およびこれを用いた乳化化粧料 | |
JPH11335231A (ja) | 痩身用皮膚外用剤 | |
JPH0826956A (ja) | 防臭化粧料 | |
JPH09124430A (ja) | メーキャップ化粧料 | |
JP2004359483A (ja) | 低フッ素溶出性の変性フッ素ケイ酸塩粉体、及びその製造方法、ならびに該粉体を用いた組成物 | |
JP3536220B2 (ja) | 防臭化粧料 | |
JPH1160436A (ja) | 肌荒れ改善用化粧料 | |
JP6418626B2 (ja) | 油中水型乳化組成物及び該組成物を用いた油中水型乳化化粧料 | |
JP5530052B2 (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JPH1149628A (ja) | しわ改善用化粧料 | |
JPH09100210A (ja) | 固型水系化粧料 | |
JPH0764704B2 (ja) | 化粧料 | |
JPH1149630A (ja) | 美白用化粧料 | |
JPH08259432A (ja) | 油中水型乳化製剤 | |
JPH10194926A (ja) | 冷感組成物 | |
JPH1149629A (ja) | 美白用化粧料 | |
JPH08337513A (ja) | 撥水性水中油型乳化組成物 | |
JPH10236919A (ja) | 水中油型固型化粧料 | |
JPH10114624A (ja) | 固型水系化粧料 | |
JPH08259424A (ja) | 油中水型乳化製剤 | |
JP2000178124A (ja) | ボディー化粧料 | |
JPH09100209A (ja) | 固型水系化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |