JP4889096B2 - 抗菌性ゼオライト及びこれを含有する皮膚外用剤 - Google Patents
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Description
さらに、耐変色性を改良した防臭化粧料として、抗菌性ゼオライトにシリコーンを配合した技術が開示されている(特許文献3参照)。
(1)
(1)
(1)安息香酸系紫外線吸収剤
例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N-ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N-ジエトキシPABAエチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステル、N,N-ジメチルPABAブチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステルなど。
(2)アントラニル酸系紫外線吸収剤
例えば、ホモメンチル-N-アセチルアントラニレートなど。
(3)サリチル酸系紫外線吸収剤
例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p-イソプロパノールフェニルサリシレートなど。
(4)ケイ皮酸系紫外線吸収剤
例えば、オクチルシンナメート、エチル-4-イソプロピルシンナメート、メチル-2,5-ジイソプロピルシンナメート、エチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、メチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、プロピル-p-メトキシシンナメート、イソプロピル-p-メトキシシンナメート、イソアミル-p-メトキシシンナメート、オクチル-p-メトキシシンナメート(2-エチルヘキシル-p-メトキシシンナメート) 、2-エトキシエチル-p-メトキシシンナメート、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、2-エチルヘキシル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、グリセリルモノ-2-エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメートなど。
(5)トリアジン系紫外線吸収剤
例えば、ビスレゾルシニルトリアジン。
さらに具体的には、ビス{〔4−(2−エチルヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ〕フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス{4−(2−エチルヘキシロキシカルボニル)アニリノ}1,3,5−トリアジン。
2,4−ビス−{〔4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−2ヒドロキシ〕−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン。
(6)その他の紫外線吸収剤
例えば、3-(4'-メチルベンジリデン)-d,l-カンファー、3-ベンジリデン-d,l-カンファー、2-フェニル-5-メチルベンゾキサゾール、2,2'-ヒドロキシ-5-メチルフェニルベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4-メトキシ-4'-t-ブチルジベンゾイルメタン、5-(3,3-ジメチル-2-ノルボルニリデン)-3-ペンタン-2-オンなど。ジモルホリノピリダジノンなどのピリダジン誘導体。オクトクリレン。
抗菌性ゼオライトの粉末 (銀・アンモニウム担持ゼオライト、商品名:セラメディックAJ10N)50gを、小型粉砕機に入れ、攪拌しながら溶媒に溶解した処理剤を添加した。添加後、約3分攪拌し、得られた粉末を乾燥機中120℃、24時間乾燥した。なお、用いたMQレジンは、M単位:(CH3)3SiO1/2と、Q単位:SiO2とからなるトリメチルシロキシケイ酸である。また、比較例9のポリエーテル変性シリコーンは下記化学式(2)を、比較例10のポリエーテル変性シリコーンは下記化学式(2)を用いた。
(2)
(3)
これを、白色衣類へ一定量(0.06g/cm2)塗布し、人工汗(水to100wt%、塩化ナトリウム0.8wt%、酢酸0.5wt%、リン酸2ナトリウム12水塩0.8wt%)を0.012g/cm2滴下した後日光を曝露(10分)した後の汚着の度合いを、目視により評価した。次に、この変色した衣類を、通常の衣類用洗剤を使用して洗濯機により洗濯し、洗濯後の汚着の度合いを、目視により評価した。下記基準により判定した。
抗菌性ゼオライト粉末 10質量%
(被覆未処理、実施例1〜7、比較例1〜10)
クロルヒドロキシアルミニウム 20
酸化亜鉛被覆ポリエチレン粉末 10
オクタン酸セチル 残余
メチルフェニルポリシロキサン
(信越化学工業株式会社:シリコーンKF56) 10
ジメチルポリシロキサン
(信越化学工業株式会社:シリコーンKF96A6) 10
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
(日光ケミカルズ株式会社:NIKKOL−PEN) 1
被覆未処理の抗菌性ゼオライトAJ10Nの汚着(変色)と比較して、変色が少ないと認められた場合を○、同等の場合を△、変色が大きい場合を×と判定し、表中に「日光曝露後の汚着(変色防止効果)」として、評価結果を記した。
上記の日光曝露後の汚着(変色)と比較して、汚着が薄いと認められた場合を○、同等の場合を△、悪化している場合を×と判定し、表中に「洗濯後の汚着(洗浄性効果)」として、評価結果を記した。
被覆未処理の抗菌性ゼオライトによる日光曝露後の汚着の写真を図1に示す。
被覆未処理の抗菌性ゼオライトによる洗濯後の汚着の写真を図2に示す。
実施例2の抗菌性ゼオライトによる日光曝露後の汚着の写真を図3に示す。
実施例2の抗菌性ゼオライトによる洗濯後の汚着の写真を図4に示す。
比較例2の抗菌性ゼオライトによる日光曝露後の汚着の写真を図5に示す。
比較例2の抗菌性ゼオライトによる洗濯後の汚着の写真を図6に示す。
比較例5の抗菌性ゼオライトによる日光曝露後の汚着の写真を図7に示す。
比較例5の抗菌性ゼオライトによる洗濯後の汚着の写真を図8に示す。
〔デオドラントパウダースプレー〕
「表3」に示す実施例8〜9及び比較例11〜13の組成でデオドラントパウダースプレーを下記製法で製造し、使用感(さらさら感)、防臭効果(腋臭)について、以下の方法にて評価した。評価結果をあわせて「表3」に示す。
粉末成分をヘンシェルミキサーにて良く混合して粉末部を調製する。油性成分及び界面活性剤をブレンダーにて混合溶解し、油相部を調製する。容器内容積80mLのアルミ製エアゾール缶に、粉末部5.3gと油相部2.9gとを充填し、クリンチした後、噴射剤(LPG0.18MPa/20℃)を充填してパウダースプレーを得る。
6ヶ月間、室温に静置しておいたデオドラントスプレーを用いて以下の試験を行った。10名の被験者が実施例および比較例を左右どちらかの腋窩に10cmの距離から3秒間噴射し、試料が塗布された領域の使用性(さらさらした感触)を各自で目視評価した。
<評価規準>
評価は以下の規準による5点法で判定し、10名の男性パネルの平均値を用いて判定結果を示した。数値が高い程白残りしないことを示す。
0点:かなりべたつき感がある。
1点:若干べたつき感がある
2点:どちらでもない
3点:さらさら感がある
4点:十分さらさら感がある
<判定結果>
×:0点以上1点未満
△:1点以上3点未満
○:3点以上
汗をかきやすい夏期に、腋臭を自覚する10名の男性パネルを用いて、臭い評価の訓練を受けた判定者が官能評価を行う方法である。試験試料の割り付けは、左右別無作為割り付けとし、パネルおよび判定者以外の一名がサンプル割り付けとそのキーコード保存を行う二重盲験法により行なった。パネルの腋窩を腋臭がしなくなるまで70%エタノールで拭き、試料を10cmの距離から3秒間使用した。各々のパネルの入浴、シャワー使用、腋下の洗浄を禁止し、24時間後に、判定者がパネルの左右の腋窩の臭気の程度を以下の規準で評価を行った。
<評価規準>
評価は以下の規準による5点法で判定し、10名の男性パネルの平均値を用いて判定結果を示した。数値が高い程、防臭効果に優れることを示す。
評価
0点:強く臭う
1点:やや臭う
2点:どちらでもない
3点:臭わない
4点:全く臭わない
<判定結果>
×:0点以上1点未満
△:1点以上3点未満
○:3点以上
A:銀・亜鉛・アンモニウム担持ゼオライト
(シナネンゼオミック株式会社製ゼオミックAJ10N、平均粒径約1.5μmであって粒径15μmを超えるものは0.5%以下)
B:酸化亜鉛
C:実施例2の抗菌性ゼオライト
D:デンプン
E:球状アルギン酸カルシウム
F:クロルヒドロキシアルミニウム
G:カルシウムステアレート
H:メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
I:球状ポリエチレン粉末(平均粒径12μm)
J:比較例6の抗菌性ゼオライト
K:比較例7の抗菌性ゼオライト
<油性成分及び界面活性剤>
L:オクタン酸セチル
M:ジメチルポリシロキサン(6mPa・s,25℃)
N:メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃)
O:セスキイソステアリン酸ソルビタン
P:PPG−10デシルテトラデセス−24
Q:天然型ビタミンE
〔プレストパウダー型防臭化粧料〕
(粉末部)
実施例3の抗菌性ゼオライト 4.0質量%
アルミニウムヒドロキシクロリド 0.5
酸化亜鉛 3.0
タルク 88.5
(油分)
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 3.0
流動パラフィン 1.0
(添加剤)
香料 適 量
得られるプレストパウダー型防臭化粧料は変色・汚着が少なく、使用性(さらさら感)が良好で、防臭効果も充分なものである。
〔デオドラントパウダー〕
シリカ 13.0質量%
実施例1の抗菌性ゼオライト 7.0
球状ナイロン粉末 5.0
ジメチルポリシロキサン(分子量45万) 1.0
合成イソパラフィン 1.0
香料 適 量
タルク 73.0
〔パウダースプレー〕
(粉末部)
シリカ 4.0質量%
アルミニウムヒドロキシクロリド 2.0
実施例3の抗菌性ゼオライト 1.0
タルク 0.5
(油分)
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.5
香料 0.2
(噴射剤)
イソペンタン 10.0
液化石油ガス 80.8
得られるパウダースプレーはプロペラント中での分散性が良好で、噴射時のノズルのつまりがなく、防臭効果、耐変色性に優れている。
〔パウダースプレー〕
(粉末部)
実施例5の抗菌性ゼオライト 2.0質量%
酸化亜鉛 0.2
シリカ 4.5
(油分)
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.5
ジメチルポリシロキサン(20mPa・s,25℃) 0.1
ミリスチン酸イソプロピル 0.5
(添加剤)
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 0.1
香料 0.1
(噴射剤)
液化石油ガス 92.0
得られるパウダースプレーはプロペラント中での分散性が良好で、噴射時のノズルのつまりがなく、防臭効果、耐変色性に優れている。
〔コンパクト状デオドラントパウダー〕
(粉末部)
シリカ 10.0質量%
実施例2の抗菌性ゼオライト 10.0
タルク 60.0
(油分)
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃)10.0
流動パラフィン 10.0
得られるコンパクト状デオドラントパウダーは使用性(さらさらした感触)と防臭効果、耐変色性が充分なものである。
〔防臭スプレー〕
(粉末部)
実施例6の抗菌性ゼオライト 3.0
酸化亜鉛 3.0
(油分)
デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
(添加剤)
イソプロピルミリステート 0.5
テトラ−2−エチルヘキサン酸ジグリセロールソルビタン 0.5
(噴射剤)
n−ブタン 75.0
i−ブタン 13.0
得られる防臭スプレーは、プロペラント中での粉末の分散性に優れ、使用性(さらさらした感触)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔ベビーパウダー〕
(粉末部)
シリカ 15.0質量%
タルク 65.3
炭酸カルシウム 17.0
実施例7の抗菌性ゼオライト 2.0
(油分)
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 0.4
ジメチルポリシロキサン・ポリエチレングリコール共重合体 0.1
(添加剤)
防腐剤 0.2
得られるベビーパウダーは、使用性(さらさらした感触)、防臭効果、耐変色性に優れたものである
〔デオドラントスチック〕
メチルトリメチコン 60.0質量%
スクワラン 10.0
炭化水素ワックス 10.0
シリカ 5.0
実施例2の抗菌性ゼオライト 15.0
得られるデオドラントスチックは、腋下に塗布したところ使用性(さらさらした感触)と、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔ロールオン防臭剤〕
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 67.0質量%
エタノール 20.0
ソルビット 4.0
シリカC 1.0
塩化アルミニウム 1.0
酸化マグネシウム 2.0
実施例6の抗菌性ゼオライト 5.0
得られるロールオン防臭化粧料は、粉末の凝集がなく、使用性(さらさらした感触)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔パウダースプレー〕
(粉末部)
シリカ 2.0質量%
アルミニウムヒドロキシクロライド 0.5
実施例3の抗菌性ゼオライト 1.0
タルク 0.5
(油分)
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.5
香料 0.2
(噴射剤)
イソペンタン 10.0
液化石油ガス 83.3
得られるパウダースプレーはプロベラント中での分散性が良好で噴射時のノズルのつまりもなく、肌上での伸びも良く、制汗、防臭効果、耐変色性に優れている。
〔パウダースプレー〕
(粉末部)
実施例7の抗菌性ゼオライト 1.5
酸化亜鉛 0.2
シリカ 2.0
(油分)
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.5
ジメチルポリシロキサン(1.5mPa・s,25℃) 0.1
ミリスチン酸イソプロピル 0.5
(添加剤)
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 0.1
香料 0.1
(噴射剤)
液化石油ガス 95.0
得られるパウダースプレーは長期間の保存にも、粉末分が凝集せず使用感触良好で、防臭効果、耐変色性も十分に発揮される。
〔コンパクト状デオドラントパウダー〕
(粉末部)
ナノポーラスシリカ (細孔径1.5nm) 30.0質量%
実施例2の抗菌性ゼオライト 20.0
タルク 30.0
(油分)
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 10.0
流動パラフィン 10.0
得られるコンパクト状デオドラントパウダーは使用中のケーキングがなく、肌上での使用感触が良好で、防臭効果、耐変色性も十分なものであった。
〔防臭スプレー〕
(噴射剤)
n−ブタン 76.0質量%
i−ブタン 15.0
(油分)
ジメチルポリシロキサン(1.5mPa・s,25℃) 5.0
(粉末部)
ナノポーラスシリカ(細孔径7nm) 2.5
実施例4の抗菌性ゼオライト 0.5
(添加剤)
イソプロピルミリステート 0.5
テトラ−2−エチルヘキサン酸ジグリセロールソルビタン 0.5
得られる防臭スプレーは粉末部のプロペラント中での分散性が良好で、さらさらとした気持ち良い感触であり、防臭効果、耐変色性も十分に発揮するものである。
〔ベビーパウダー〕
(粉末部)
タルク 55.0質量%
ナノポーラスシリカ(細孔径4nm) 25.0
炭酸カルシウム 17.0
実施例3の抗菌性ゼオライト 2.3
(油分)
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 0.4
ジメチルポリシロキサン・ポリエチレングリコール共重合体 0.1
(添加剤)
防腐剤 0.2
得られるベビーパウダーは、凝集せず、なめらかな使用感で、防臭効果、耐変色性も優れている。
〔デオドラントスチック〕
メチルトリメチコン 60.0質量%
スクワラン 10.0
炭化水素ワックス 10.0
実施例2の抗菌性ゼオライト 10.0
ナノポーラスシリカ(細孔径7nm) 9.0
アルミニウム・ジルコニウム・ハイドロキシクロライド 1.0
得られるデオドラントスチックは、腋下に塗布したところ、さらっとした良好な感触であり、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔ロールオン防臭化粧料〕
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 51.0質量%
エタノール 20.0
ソルビット 4.0
実施例1の抗菌性ゼオライト 5.0
ナノポーラスシリカA(細孔径7nm) 15.0
アルミニウム・ジルコニウム・ハイドロキシクロライド 5.0
得られるロールオン防臭化粧料は、粉末部の凝集が無く、さっぱりした使用感で肌をさらさらさせるものであり、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔ボディ洗浄料〕
N−ラウリル−Lグルタミン酸トリエタノールアミン 6.0質量%
N−ラウリルメチルタウリンナトリウム 3.0
ラウリン酸トリエタノールアミン 9.5
ミリスチン酸トリエタノールアミン 9.5
ラウリルイミダゾリニウムベタイン 5.0
ラウリルジエタノールアミド 5.0
プロピレングリコール 7.0
実施例3の抗菌性ゼオライト 0.5
シリカ 1.0
塩化アルミニウム 0.3
アルミニウムハイドロキシクロライド 0.2
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 1.0
精製水 残 余
香料 0.01
防腐剤 0.1
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 0.01
得られるボディー洗浄料は洗浄力、起泡力を有しながら、系の安定性、使用性(ざらつきのなさ)が良好で、防臭効果、耐変色性にも優れたものである。
〔カーマインローション〕
エタノール 12.5質量%
(油分)
メチルトリメチコン 2.0
(保湿剤)
グリセリン 2.0
1,3ブチレングリコール 2.0
(粉末剤)
酸化鉄(ベンガラ) 0.15
酸化亜鉛 0.5
実施例2の抗菌性ゼオライト 0.5
シリカ 0.5
カオリン 1.5
(薬剤)
カンファー 0.2
フェノール 0.02
香料 0.01
退色防止剤 0.01
精製水 残 余
上記カーマインローションは、日焼け後の肌のほてりを静める効果を有するとともに、ざらつきのない使用性、防臭効果及び耐変色性に優れたものである。
〔エッセンスオイル〕
(油分)
オリーブ油 39.69質量%
流動パラフィン 25.0
スクワラン 20.0
(粉末)
ジメチルポリシロキサン(6mPa・s,25℃) 3.0
実施例6の抗菌性ゼオライト 2.0
シリカ 10.0
(その他)
ビタミンEアセテート 0.2
酸化防止剤 0.1
香料 0.01
上記エッセンスオイルは使用性(ざらつきのなさ)が良好で防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔洗顔料〕
(脂肪酸)
ステアリン酸 10.0質量%
パルミチン酸 10.0
ミリスチン酸 10.0
ラウリン酸 4.0
(油分)
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 2.0
(アルカリ)
水酸化カリウム 6.0
(保湿剤)
PEG1500 10.0
グリセリン 15.0
(界面活性剤)
グリセロールモノステアリン酸エステル 2.0
POE(20)ソルビタンモノステアリン酸 2.0
(粉末)
実施例5の抗菌性ゼオライト 2.0
シリカ 2.0
防腐剤 0.1
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 0.05
香料 0.01
精製水 残 余
上記洗顔料は、洗浄力、起泡性に優れ、かつ、ざらつきのない良好な使用性を有し、防臭効果、耐変色性にも優れている。
〔パック(ピールオフタイプ)〕
(皮膜剤)
ポリ酢酸ビニルエマルジョン 15.0質量%
ポリビニルアルコール 10.0
(保湿剤)
ソルビトール 5.0
PEG400 5.0
(油分)
ホホバ油 2.0
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 1.0
スクワラン 1.0
(界面活性剤)
POEソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0
(粉末)
酸化チタン 4.0
実施例1の抗菌性ゼオライト 3.0
シリカ 4.0
タルク 4.0
(アルコール)
エタノール 8.0
香料 0.01
防腐剤 0.1
精製水 残 余
上記パックは使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔プレストパウダー〕
(粉末)
ナノポーラスシリカ(細孔径7nm) 50.0質量%
アルミニウムヒドロキシクロリド 1.0
実施例2の抗菌性ゼオライト 5.0
タルク 37.0
(油分)
流動パラフィン 2.0
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 1.0
香料 適 量
上記プレストパウダーは使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔石鹸〕
ラウリン酸モノグリセリド硫酸エステルナトリウム 残 余
ラウリル硫酸エステルナトリウム 10.0質量%
ヤシ油脂肪酸ナトリウム 30.0
セチルアルコール 3.5
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 0.5
実施例2の抗菌性ゼオライト 5
香料 0.01
染料 0.01
酸化防止剤 0.1
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 0.01
上記石鹸は使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔エモリエントローション〕
(油分)
セチルアルコール 1.0質量%
ミツロウ 0.5
ワセリン 2.0
スクワラン 6.0
ジメチルポリシロキサン(1.5mPa・s,25℃) 2.0
(アルコール)
エタノール 5.0
(保湿剤)
グリセリン 4.0
1,3ブチレングリコール 4.0
(界面活性剤)
POE(10)モノオレイン酸エステル 1.0
グリセロールモノステアリン酸エステル 1.0
(粘液質)
クインスシード抽出液(5%水溶液) 20.0
(粉末)
実施例2の抗菌性ゼオライト 3.00
フェノキシエタノール 0.05
色剤 0.01
香料 0.01
精製水 残 余
上記エモリエントローションは使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔油性ジェル(乳化タイプ)〕
(油分)
流動パラフィン 10.0質量%
グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル 48.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
(保湿剤)
ソルビトール 10.0
PEG400 5.0
(界面活性剤)
ラウロイルメチルタウリンナトリウム 5.0
POEオクチルドデシルアルコールエーテル 10.0
(粉末)
実施例2の抗菌性ゼオライト 4.00
香料 0.01
精製水 残 余
上記油性ジェルは使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔クリーム〕
(油分)
セチルアルコール 5.0質量%
ステアリン酸 3.0
メチルフェニルポリシロキサン(13mPa・s,25℃) 1.0
ワセリン 4.0
スクワラン 9.0
グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 7.0
(保湿剤)
ジプロピレングリコール 5.0
グリセリン 5.0
(界面活性剤)
プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 3.0
POE(20)セチルアルコールエーテル 3.0
(アルカリ)
トリエタノールアミン 1.0
(粉末)
実施例7の抗菌性ゼオライト 1.0
防腐剤 0.2
酸化防止剤 0.05
香料 0.01
精製水 残 余
上記クリームは、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔ウエットシート〕
イオン交換水 65.38質量%
エタノール 30.00
実施例2の抗菌性ゼオライト 4.00
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
0.4
クエン酸 0.04
クエン酸ナトリウム 0.04
アデニン 0.05
エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム 0.05
カンファー 0.01
メントール 0.03
上記ウエットシートは、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔パウダーインパフ〕
タルク 69.66質量%
ポリメチルシルセスキオキサン球状粉末 10.0
球状アルギン酸カルシウム粉末 3.0
実施例3の抗菌性ゼオライト 7.0
エチルパラベン 0.1
サリチル酸 0.2
微粒子酸化亜鉛(平均粒径60nm) 5.0
酸化亜鉛被覆球状ポリエチレン粉末 5.0
酸化鉄(黄) 0.015
酸化鉄(赤) 0.025
上記パウダーインパフは、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔デオドラントスチック(ワックス系)〕
デカメチルシクロペンタシロキサン 0.1質量%
ジメチルポリシロキサン(1.5mPa・s,25℃) 10.0
ステアリルアルコール 8.0
ポリオキシプロピレン(40)ブチルエーテル 7.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.5
硬化ヒマシ油 1.5
シリカ 20.0
実施例7の抗菌性ゼオライト 18.0
タルク 10.7
微粒子酸化亜鉛(平均粒径60nm) 1.0
ヒドロキシプロピル−β−サイクロデキストリン 0.1
酸化亜鉛被覆球状ナイロン12 1.0
エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム 0.1
上記デオドラントスチックは、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔デオドラントスチック(ノンオイル系)〕
タルク 49.0質量%
セリサイト 20.0
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー球状粉末 5.0
シリカ 10.0
ポリメチルシルセスキオキサン球状粉末 5.0
実施例2の抗菌性ゼオライト 10.0
ケイ酸アルミニウムマグネシウム 1.0
上記デオドラントスチックは、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔水性ジェル〕
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル 7.0質量%
PEG1500 8.0
実施例6の抗菌性ゼオライト 4.0
カルボキシビニルポリマー 0.4
メチルセルロース 0.2
POE(15)オレイルアルコールエーテル 1.0
水酸化カリウム 0.1
ε−ポリリジン 0.2
エデト酸四ナトリウム 0.05
香料 0.1
精製水 78.95
上記水性ジェルは、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
〔薬用ボディー洗浄料〕
ラウリル硫酸エステルトリエタノールアミン塩
(40%水溶液) 40.0質量%
ラウリルポリオキシエチレン(3モル)硫酸ナトリウム塩
(30%水溶液) 20.0
ラウリルジエタノールアミド 5.0
実施例1の抗菌性ゼオライト 4.0
グリセリンモノパルミチン酸エステル 1.0
ラノリン誘導体 2.0
プロピレングリコール 5.0
精製水 残 余
香料 適 量
染料 適 量
エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム(二水塩)
適 量
上記ボディー洗浄料は、使用性(ざらつきのなさ)、防臭効果、耐変色性に優れたものである。
Claims (5)
- 請求項1記載の抗菌性ゼオライトを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
- 前記抗菌性ゼオライトの含有量が皮膚外用剤全量に対して0.1〜90質量%であることを特徴とする請求項2記載の皮膚外用剤。
- 前記MQレジンの抗菌性ゼオライトに対する被覆量が、抗菌性ゼオライトに対して、0.5〜10質量%であることを特徴とする請求項2又は3記載の皮膚外用剤。
- 前記抗菌性ゼオライトに含有される抗菌性金属イオンが、銀イオン、銅イオン、亜鉛イオンから選ばれる一種もしくは二種以上であることを特徴とする請求項2、3又は4記載の皮膚外用剤。
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