JPS6230540Y2 - - Google Patents

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JPS6230540Y2
JPS6230540Y2 JP1981122561U JP12256181U JPS6230540Y2 JP S6230540 Y2 JPS6230540 Y2 JP S6230540Y2 JP 1981122561 U JP1981122561 U JP 1981122561U JP 12256181 U JP12256181 U JP 12256181U JP S6230540 Y2 JPS6230540 Y2 JP S6230540Y2
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JP
Japan
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hook
vehicle
cross member
bracket
towing hook
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JP1981122561U
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English (en)
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JPS5828067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の牽引用フツク装置の改良に関す
るものである。
車両には故障車等を牽引するためのフツクが設
けられ、相手方車両を牽引するため車両後部に設
けられ、外観性、強度等を考慮してリヤフロアパ
ネルの下面側に設けられる。
従来のフツク装置は第4図に示される如くで、
不図示のリヤフロアパネルに取付ブラケツト51
を溶接し、ブラケツト51は鋼板素材のプレス成
形品からなり、リヤフロアパネルに接合するフラ
ンジ部52を周辺部に備え、中央部に絞り成形し
た膨出状取付部53を備え、リヤフロアパネルに
接合した状態でボツクス状閉断面を形成し、膨出
取付部53にフツク54の両端54a,54bを
溶接する。かくすることによりフツク取付部分の
強度を高めるが、以上の従来構造においては、フ
ツク専用の補強用取付ブラケツトを必要とし、部
品点数が増えること、これの溶接作業を必要と
し、工数が増えること、ブラケツトの成形が複雑
であること等改善すべき余地がある。
本考案は以上を改善すべくなされたもので、そ
の目的とする処は、リヤフロアパネル下面に横架
されるクロスメンバに付設されるロアーアーム等
の補強用取付ブラケツトにフツクを溶接等する如
くし、既設部品を利用し、部品点数の削減を図り
つつ強度上有利なフツクを設け得る如くした車両
の牽引用フツク装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図は車両の説明的下面斜視図、第2図はフ
ツク取付部の斜視図、第3図は第2図3−3線断
面図である。
1は車両で、これのリヤフロア2の下面には左
右に断面チヤンネル状のリヤクロスメンバ3が横
架設置され、リヤクロスメンバ3は鋼板素材のプ
レス成形品で、底片3aから起立した前後の起片
3b,3bの上端に各外方に折曲されたフランジ
部3c,3cを備え、これらは全一体的に成形さ
れる。かかるフランジ部3c,3cをリヤフロア
パネル2の下面2aに溶接して一体化し、かくし
てリヤフロアパネル2は補強されることとなる。
以上のクロスメンバ3を利用してこれの両端部
にロアーアームの如き懸架装置取付用ブラケツト
4,4を該メンバに固設し、クロスメンバ3の両
端部3dはリヤフロアパネルに沿つてその両端部
を上方に折曲起立せしめる如く成形されている。
ブラケツト4は第2図に詳細に示される如くで、
基部4cはクロスメンバ3の断面形状に沿う如く
チヤンネル状をなし、底片4a、起片4b、4b
を備え、クロスメンバ3の下から被冠して溶接接
合してこれに一体結合し、実施例ではクロスメン
バ3の端部3dに付設したため略L型とした。基
部4cの中間部には前後に離間して山型に取付部
4d,4dを起設し、取付部4d,4dには同心
的に取付孔4e,4eが設けられ、ロアーアーム
5の如き車輪6の懸架部材の基部を取付部4d,
4d間に挿入し、板着する。
かかるブラケツト4の車両の幅方向内側寄り部
の内端部4fにはフツク7を付設する。フツク7
は丸棒等をU型に折曲して形成され、前部7aを
横前方に折曲し、これをブラケツト4の内端部底
片4a前半部下面に溶接し、起立した後部上辺部
7bを起片4bの後面に溶接し、かくしてフツク
7はクロスメンバ3に懸架装置取付用ブラケツト
4を介して支持されることとなる。尚フツク7は
ブラケツト4の内端部を若干車幅方向内側に延長
し、この部分にフツク7を取り付けることにより
車幅方向の略中央部にフツクが臨み、この部分は
ブラケツトとクロスメンバで強度が高いため、フ
ツク7をジヤツキアツプポイントとして用いるこ
とができる。
以上で明らかな如く本考案によれば、フツク専
用のブラケツトを必要とせず、既設の懸架用ブラ
ケツトを利用してフツクを取り付けるため、部品
点数の削減を図ることができるとともに、このフ
ツクは懸架用ブラケツトを車幅方向略中央まで延
設し、該位置にフツクを取り付けるようにしたた
め、一個のフツクでも十分に牽引時の荷重に耐え
得ることができ、フツクの数においても部品点数
の削減を図ることができる。又専用ブラケツトの
溶接等を要しないため工数削減を図ることができ
るとともに、懸架装置のブラケツトを利用するた
め強度上も有利で、フツクをジヤツキアツプポイ
ントして利用できる等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は車両の説明的な下面斜視図、第2図はフツク部
分の拡大斜視図、第3図は第2図3−3線断面
図、第4図は従来の斜視図である。 尚図面中、1は車両、2はリヤフロアパネル、
3はクロスメンバ、4はブラケツト、7はフツク
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両のリヤフロアパネル下面の幅方向に亘つて
    断面箱型のリヤクロスメンバを配設すると共に、
    このリヤクロスメンバの両端部に左右一対の懸架
    装置取付用ブラケツトを設けた車両の牽引用フツ
    ク装置において、 左右一対のいずれか一方の懸架装置取付用ブラ
    ケツトの内端部を車幅方向略中央近傍まで該リヤ
    クロスメンバと重合するように延長して配設する
    と共に、この内端部に牽引用フツクを固着したこ
    とを特徴とする車両の牽引用フツク装置。
JP12256181U 1981-08-19 1981-08-19 車両の牽引用フツク装置 Granted JPS5828067U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12256181U JPS5828067U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 車両の牽引用フツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12256181U JPS5828067U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 車両の牽引用フツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828067U JPS5828067U (ja) 1983-02-23
JPS6230540Y2 true JPS6230540Y2 (ja) 1987-08-05

Family

ID=29916482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12256181U Granted JPS5828067U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 車両の牽引用フツク装置

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Families Citing this family (3)

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JPH0421887Y2 (ja) * 1986-04-23 1992-05-19
JP6113703B2 (ja) * 2014-12-01 2017-04-12 本田技研工業株式会社 リヤサブフレーム構造
JP6712300B2 (ja) * 2018-09-27 2020-06-17 本田技研工業株式会社 サブフレーム構造

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JPS5671608A (en) * 1979-11-13 1981-06-15 Nissan Motor Co Ltd Fitting structure for hook of vehicle

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JPS5644599Y2 (ja) * 1976-10-22 1981-10-19

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5828067U (ja) 1983-02-23

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