JPS6235648Y2 - - Google Patents

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JPS6235648Y2
JPS6235648Y2 JP1982195243U JP19524382U JPS6235648Y2 JP S6235648 Y2 JPS6235648 Y2 JP S6235648Y2 JP 1982195243 U JP1982195243 U JP 1982195243U JP 19524382 U JP19524382 U JP 19524382U JP S6235648 Y2 JPS6235648 Y2 JP S6235648Y2
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JP
Japan
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floor panel
panel
inner panel
hanging part
floor
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JP1982195243U
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English (en)
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JPS5999876U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は貨物自動車の車体の改良に関するも
ので、荷台後部におけるリヤピラー下端とフロア
パネルとの結合をスポツト溶接で行なえるように
すると共に、ランプ取付用フレームの取付構造を
簡単にして、生産性を向上したものである。
第1図は貨物自動車の荷台後部を前方から見た
斜視図で、1はフロアパネル、2はその後部両側
に植立されたリヤピラー、3はそのリヤピラー2
の前部に結合されて一体に設けられたサイドパネ
ル、4はフロアパネル1にヒンジ5で取り付けら
れたリヤゲートである。リヤピラー2は、第2図
に示すようにインナパネル6とアウタパネル7と
が結合された箱状になつており、インナパネル6
は水平断面において1回以上折れ曲つた折曲面を
有しており、アウタパネル7は車体外側を形成し
ている。
リヤピラー2とフロアパネル1との従来の結合
構造は、第2図に示すようにインナパネル6の下
部をフロアパネル1側に直角に屈折し、この屈折
部8の先端とフロアパネル1とをアーク溶接9で
結合している。この部分をアーク溶接9としたの
は、溶接ガンで挟めないため、スポツト溶接がで
きないからである。
このような構造の従来の貨物自動車では、イン
ナパネル6とフロアパネル1との結合をアーク溶
接で行なつていたので、組付作業に時間がかか
り、また外観良く仕上げるためにも多くの工数を
必要とし、これに関連してコスト高となる問題が
あつた。
この考案はこれらの問題を解決するために成さ
れたもので、インナパネルおよびフロアパネルの
形状を変えることにより、インナパネルとフロア
パネルとの結合部を溶接ガンで挟めるようにし
て、スポツト溶接ができるようにし、これに関連
して、ランプ取付用フレームの取付構造も簡単に
して、製作工数とコストとを低減できるようにし
たものである。
次にこの考案の一実施例を第3図および第4図
について説明すると、箱状のリヤピラー2を形成
しているインナパネル6の水平断面において1回
以上折れ曲がつている折曲面を、そのままの形状
でフロアパネル1の下方にまで延長して延長部1
1とし、フロアパネル1のインナパネル6に結合
する部分もインナパネル6の折曲面に沿わせて下
方に垂下させて垂下部10としてある。そしてこ
れら垂下部10と延長部11とは、フロアパネル
1の下部でスポツト溶接12により結合してあ
る。水平断面において折れ曲つている折曲面で、
しかも短かい区間で急に曲つている場合には、ス
ポツト溶接機のチツプを結合面に対して垂直に当
てることが困難で、溶接痕が目立つようになる
が、インナパネル6に対応させて下方に延長した
アウタパネル7によつて溶接痕を覆いかくすこと
ができる。
第3図中に符号13で示すものは各種のランプ
を取付けるためのフレームであつて、その垂直部
上端をフロアパネル1の垂下部10(第4図参
照)にスポツト溶接14で結合し、従来必要であ
つた取付ブラケツトを不要にしている。
この考案は、水平断面において折れ曲つている
リヤピラーインナパネルとフロアパネルとの結合
部をスポツトガンで挟めるようになつて、従来で
きなかつたスポツト溶接ができるようになり、従
来行なつていたアーク溶接に比べ、生産性が著し
く向上し、コストダウンが図れることになる。そ
してリヤピラーインナパネルとフロアパネルとの
結合部における溶接痕は、リヤピラーアウタパネ
ルによつて覆い、目立たなくすることができる。
さらに各種ランプ取付用のフレーム13も、そ
の垂直部上端をフロアパネル1の垂下部10にス
ポツト溶接14で固定したので、従来必要であつ
た取付ブラケツトと取付ブラケツトをフロアパネ
ル1に固定する手間とが不要になり、部品点数と
製作工数とを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は貨物自動車の荷台後部を前方から見た
斜視図、第2図は第1図の矢印の部分を拡大し
て示した斜視図、第3図はこの考案の一実施例の
斜視図、第4図は第3図の−線に沿う部分を
拡大して示した断面図である。 1……フロアパネル、2……リヤピラー、4…
…リヤゲート、6……インナパネル、7……アウ
タパネル、10……垂下部、11……延長部、1
2,14……スポツト溶接、13……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルの後部両側に、アウタパネルと水
    平断面において1回以上折れ曲がつている折曲面
    を有するインナパネルとを結合して箱状に形成し
    たリヤピラーを植立し、該左右両側のリヤピラー
    の間にリヤゲートを設けた貨物自動車において、
    前記フロアパネルのリヤピラーインナパネルに結
    合する部分を前記折曲面に沿わせて下方に垂下さ
    せ、インナパネルのフロアパネルに結合する部分
    をフロアパネルの下方にまで延長し、該インナパ
    ネルの延長部とフロアパネルの垂下部とをスポツ
    ト溶接により結合し、ランプ取付用フレームの垂
    直部上端をフロアパネルの垂下部にスポツト溶接
    したことを特徴とする貨物自動車の車体。
JP19524382U 1982-12-24 1982-12-24 貨物自動車の車体 Granted JPS5999876U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19524382U JPS5999876U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 貨物自動車の車体

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JP19524382U JPS5999876U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 貨物自動車の車体

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Publication Number Publication Date
JPS5999876U JPS5999876U (ja) 1984-07-05
JPS6235648Y2 true JPS6235648Y2 (ja) 1987-09-10

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ID=30419403

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JP19524382U Granted JPS5999876U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 貨物自動車の車体

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631919B2 (ja) * 1977-01-24 1981-07-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819979Y2 (ja) * 1978-05-29 1983-04-25 三菱自動車工業株式会社 コ−ナ−ポストの荷重担持構造
JPS6036529Y2 (ja) * 1979-08-21 1985-10-30 マツダ株式会社 自動車の車体構造

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631919B2 (ja) * 1977-01-24 1981-07-24

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JPS5999876U (ja) 1984-07-05

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