JPS62286488A - パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置 - Google Patents

パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置

Info

Publication number
JPS62286488A
JPS62286488A JP61131026A JP13102686A JPS62286488A JP S62286488 A JPS62286488 A JP S62286488A JP 61131026 A JP61131026 A JP 61131026A JP 13102686 A JP13102686 A JP 13102686A JP S62286488 A JPS62286488 A JP S62286488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balls
gutter
ball
unit
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61131026A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0755247B2 (ja
Inventor
新山 吉平
伊東 広司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP61131026A priority Critical patent/JPH0755247B2/ja
Publication of JPS62286488A publication Critical patent/JPS62286488A/ja
Publication of JPH0755247B2 publication Critical patent/JPH0755247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、所定球数のパチンコ球を一単位としてゲーム
にかけ、ゲーム結果の重みに応じて予め定められた球数
のパチンコ球を支払う形式の遊戯機、特にその単位球数
取込装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、パチンコ球を用いてスロットマシンを構成するア
イデアは既に提案されている。パチンコ球を用でスロッ
トマシンの遊戯を可能ならしめることは、単一の遊戯場
内において、従前から普及しているパチンコ機と共通の
剛球を使用できること、このため、パチンコ遊戯店内の
パチンコ球補給装置及び計数装置並びに集中管理装置を
廃棄することなく共用でき、従って、同一の島設備にパ
チンコ機とスロットマシンとを混在させることができる
利点がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記遊戯機を実用化するためには、コインを使
用した遊戯機とは異なった幾つかの問題点を解決しなけ
ればならい。そのうちの1つは、所定球数のパチンコ球
を一単位として区切りつつ、いかに連続的に遊戯機内に
取込むかである。
しかも、この単位球数取込装置は、1回のゲームに複数
単位がかけられる形態、即ち遊戯者からみてゲームにか
ける単位のグレード選択が可能な発展性のあるものとす
ることが望まれる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたちので、遊戯
機内に所定球数のパチンコ球を一単位として取込むのに
適した単位球数取込装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明の単位球数取込装置は、遊戯機の前面に設け
た上皿からの球を取込樋に導く流下樋と、該流下樋の途
中に球流下を阻止可能に設けた阻止部材と、該阻止部材
を釈放位置へ移動させる電気的な取込駆動手段と、前記
阻止部材より流下樋の上流の単位球数の区切り目に球流
下を阻止可能に設けたゲート部材と、該ゲート部材を釈
放位置へ移動させる電気的なゲート駆動手段と、前記取
込駆動手段及びゲート駆動手段を制御して単位球数分の
球を取込む制御装置とを有することを特徴とするもので
ある。
また、第2の発明の単位球数取込装置は、更に、取込機
内の球を遊戯機の前面に設けた下皿へ返却させるため取
込樋の途中から分岐させた返却樋と、該返却樋と取込樋
との分岐部分に設けた切換弁と、該切換弁を切換えて取
込樋側から返却樋側への流路を形成させる電気的な返却
駆動手段と、流下機内の最低単位分の球数の存在を検知
するセンサとを有し、制御装置は前記センナが流下樋内
に最低単位球数に満ない半端球が残ったことを検知した
際に返却駆動手段及び取込駆動手段を作動させて半端球
を返却樋に戻す制御手段を含むことを特徴とするもので
ある。
また、第3の発明の単位球数取込装置は、パチンコ球を
賞球排出装置から支払うことを前提とするもので、遊戯
機の前面に設けた上皿からの球を取込樋に導く流下樋と
、該流下樋の途中に球流下を阻止可能に設けた阻止部材
と、該阻止部材を釈放位置へ移動させる電気的な取込駆
動手段と、阻止部材より流下樋の上流の単位球数の区切
り目に球流下を阻止可能に設けたゲート部材と、該ゲー
ト部材を釈放位置へ移動させる電気的なゲート駆動手段
と、取込駆動手段及びゲート駆動手段を制御して単位床
数分の球を取込む制御装置と、流下樋内に実際に取込ま
れる球数を計数するためのカウントセンサとを有し、制
御装置はカウントセンサで計数される実際の取込球数が
所定の取込球数に満なかったき当該実際の取込球数分の
賞球を賞球排出装置から排出させる制御手段を含むこと
を特徴とするものである。
(作用) 第1、第2、第3の発明のいずれの単位球数取込装置に
於ても、遊戯機の前面に設けた上皿から流下樋に流下し
て来たパチンコ球は、流下樋の途中に設けた阻止部材に
より球流下を阻止され、阻止部材より流下樋の上流の単
位球数の区切り目に設けたゲート部材との間の区間に保
持される。阻止部材にはこれを釈放位置へ移動させる電
気的な取込駆動手段が、又ゲート部材にはこれを釈放位
置へ移動させる電気的なゲート駆動手段が所属しており
、更にこれらの取込駆動手段及びゲート駆動手段を制御
して単位床数分の球を取込む制御装置を有しているので
、阻止部材を釈放位置へ移動させれば単位床数分の球が
取込樋に流下し、阻止部材が原位置に復帰した後にゲー
ト部材を開けば、空になった流下樋の区間が球で満され
る。即ち、流下樋内の法例が単位床数分に区切られ、単
位床数分の球が誤りなく取込まれる。
尚、ゲート部材は阻止部材から流下樋上流の単位球数毎
の複数の区切り目にそれぞれ設け、各ゲート部材毎にゲ
ート駆動手段を設けることにより、2単位以上の球の同
時的な取込動作が可能となる。
第2の発明の形態にあっては、最低単位分の存在を検知
するセンサが、取込樋内に最低単位球数に満ない半端球
が残ったことを検知した際に、返却駆動手段及び取込駆
動手段が作動される。切換弁は取込樋側から返却樋側へ
の流路を形成するように切換り、釈放位置となった阻止
部材からの半端球は、切換弁の働きで返却樋を経て下皿
へ戻される。
第3の発明の形態にあっては、カウントセンナが取込樋
内に実際に取込まれる球数を計数チェックしており、も
し実際の取込球数が所定の取込球数に満なかったきは、
当該実際の取込球数分の賞球が、取込樋からではなく賞
球排出装置から排出されてm戯者に戻される。
(実施例) 以下、本発明を図示のスロットマシンの実施例に基づい
て説明する。
第1図及び第2図に於て、中空箱状の機枠1には、蝶番
4A、4Bによって開閉可能に前面枠3が取付けである
。前面枠3は施錠装置5を構成する受金具5Aとフック
片5Bとを係合させることにより施錠され1錠5Cによ
りフック片5Bを上下方向にスライドさせることにより
開錠される。
前面枠3には、その裏面から、ゲーム装@10のケース
IOAが取付けである。ケースIOA内には、3個の回
転ドラム6が回転軸7の周りを回転可能に並置され、そ
れらの−側は部分的に前面枠3の開口3A内に入り込ん
でいる。尚、8は制御装置を示す。
前面枠3の前面は、表示部カバー11と前面カバ−12
とで覆ってあり、前面カバー12の可視窓12Bを通し
て上記3個の回転ドラム6の一側を視認できるようにし
である。前面カバー12の操作パネル12Cの部分には
、一定の賭は点(単位球数の整数倍)でゲーム装置10
を始動させ得るスタートレバー13、各回転ドラム6に
一個宛所属させたストップボタン14及びストップ表示
器15、スピーカ9が設けである。16は球数込装置3
0にパチンコ球を供給するための上皿、17A、17B
、17Cは賭は点のグレード、即ち単位球数に乗算され
る定数(整数)を選定するためのグレード選択スイッチ
、18A、18B、18Cはそれらが選択可能なことを
表示するグレード表示器である0本実施例では、ゲーム
にかけられる最小単位球数は5個であり、賭は得るグレ
ードは、1単位(5球)、2単位(10球)、3単位(
15球)のいずれかである。
スタートレバー13を押すと、モータ(図示せず)が起
動し、3個の回転ドラム6が一斉に回転する。任意のス
トップボタン14を押すことにより、各回転ドラム6毎
に設けた遊戯停止装置(図示せず)の1つが作動し、対
応する1つの回転ドラム6が停止する。この遊戯停止装
置は1例えば、各回転ドラム6毎に設けたラチzyl’
に、停止ソレノイドにより釈放した停止爪を落ち込ませ
るように構成される。各回転ドラム6の外周面には、周
方向に多種の符合(所定の図形、記号、数字等)を連続
的に付してあり、静止した状態下では、これらの符合の
うち各回転ドラム6毎に上段、中段、下段の3個、計9
個が同時に、正面の可視窓12Bから表示される。19
はこの計9個の表示符合の組合せ方向を特定するため可
視窓12Bに設けた方向ラインであり、上中下3本の横
方向ラインと、2本の斜方向ラインとから成る。
可視窓12Bの隣りには、各方向ライン上の組合せを賭
の対象とするかどうかを示す賭ライン表示ランプ(賭事
表示器)20が設けである。21はデジタル式の得点表
示器であり、遊戯者が賭けたライン上に、回転ドラム6
の予め定めた特定の組合せ(賞態様)の1つが並んだと
きは、その組合せの重みに従って約束された得点が得点
表示器21に表示され、賞球排出装置40により、上皿
流出口1′6Aから上皿16に対応する数の賞球が排出
される。上皿16が満杯となったときは、賞球排出装置
40からの賞球は、オーバフロー装置42の働きで、下
皿流出口22Cから下皿22に排出される。24は返却
スイッチであり、上皿16ないし球数込装置30に最小
単位球数に満たない半端球が生じた場合に、これを遊戯
者に返却するとき、更には、遊戯者が遊戯を中止したい
場合に上皿16内の球を下皿22に返却するとき(精算
時)に操作する。
賞態様としては、「一般遊戯」の下で2.7.1O11
4,15単位の賞球数の支払がなされる場合と、”大ボ
ーナス遊戯゛°及び“ボーナス遊戯゛の下で15単位の
賞球数の支払がなされる場合の2つに大別される。一般
遊戯の状態から“大ボーナス遊戯゛に移行する組合せは
、この実施例ではダイヤの絵柄“★”が3個揃ったとき
であり、゛ボーナス遊戯”に移行する組合せは、数字の
“7′が3(!I揃ったときである0表示部カバー11
には、この“大ボーナス遊戯゛の権利獲得を表示するナ
ボーナス裏吊器25と、゛ボーナス遊戯゛の権利獲得を
表示するボーナス表示器26とが設けである0表示器2
7は、遊戯者の投入球数(又は単位数)と払い出された
賞球数(又は単位数)との差を数字表示する損益表示器
として、又は、その日に於る当該遊技機の大ボーナス遊
戯に移行した権利回数を表示する権利回数表示器として
使用される。28は賞球の支払が所定数に達したとき点
灯される打止表示器(完了ランプ)である。
第2図及び第3図に於て、前面枠3の裏面の取付基板3
1には、球数込装置30及び該球数込装置への流下樋3
2と、該球数込装置からの単位球数のパチンコ球を取込
むための取込樋33と、半端球が生じた場合や精算時に
球数込装置30のパチンコ球を下皿22に戻すめの線板
樋34とが設けである。また、取付基板31には、球切
れ検出器38を備えた上タンク37と賞球排出装置40
とが設けてあり、上タンク37には島設備として設けた
共通の補給樋35から補給装置36により球が補給され
、上タンク37の球は導出シュート39より賞球排出装
置40に導かれる。更に取付基板31には上タンク用線
板装置44が設けてあり、閉店時等の必要な際には上タ
ンク37から賞球排出装置40までの球が全て抜かれ1
線板樋45を通って下方に導かれる。この線板樋45及
び球数込装置30の取込機33から導出される球は、機
枠1の内部下方に設けた合流樋46内に放出され、回収
樋48に回収される。
11込盈1 第4図は、1回の取込動作につき1単位ないし3単位の
パチンコ球の取込みが可能な球数込装置30の具体例で
ある。
縦長或は横長に配置した流下樋32の途中に、球流下阻
止部材として流下樋32内に出入可能にほぼ1/4円弧
状の扇型をなすカム50を設け、該カム50をその回動
軸50Aより上方にて連結杆51を介し取込ソレノイド
52のプランジャ52Aと連結し、以ってカム50を開
閉制御するように構成する。また、カム50の上流に於
て流下樋32内に出入可能に更に3つの球流下阻止部材
53.54.55(ゲート01〜G3)を1単位の取込
単位球数に相当する間隔だけ互いに離して配置し、それ
らの球流下阻止部材53〜55の出入をそれらに一個宛
設けたソレノイド5QLI〜5OL3により制御するよ
うに構成したものである。
上流側の球流下阻止部材53.54.55を板状のもの
とし、最も下流側の球流下阻止部材を扇型カム50とし
て形成したのは、後者のカム50には球の補填時に大き
な衝撃荷重が加わることがあるためである。St、S2
、S3はそれぞれ何単位分の球が在るかを検出するため
の光電式センサであり、センサSlは第5個目(1単位
目の終り)を、センサS2は第10個目(2単位目の終
り)を、センサS3は第15個目(3単位目の終り)を
センスしている。また56は取込まれる球数を確認する
ための球通過検出器(カウントセンナSO)であり、こ
の例では第1個目の球をセンスしている。
制御手順は次のように行なう。
(イ)3単位のグレード選択(賭事3)の場合。
この場合には、5OL3がOFFでゲー)G3が閉の状
態、即ちそれより上流の球の流下を阻止しておいてから
、他の5OL2,5OLI、取込ソレノイド52をON
してゲートG2、Gl、 カム50を開く、これにより
、ゲートG3からカム50までの計3単位分の球(15
個)が取込まれる6次に、それまでONしていたセンサ
S1がOFFしたら(又は3単位分の球の取込が完了す
る一定時間が経過したら)、取込ソレノイド52をOF
Fに戻してカム50を閉じ、そして5QL3をONして
ゲートG3を開き、カム5oまでの区間を球で満す。5
OL2.5OLIをOF F ニ戻し、更に5OL3を
0FFI、て最初の状態に戻す。
(ロ)2単位のグレード選択(賭事2)の場合。
この場合には、まず5OL2をOFFしてゲートG2を
閉じ、それより上流の球の渣下を阻止しておいてから、
5OLI、取込ソレノイド52をONL、て下方のゲー
トG1、カム5oを開く、これにより、ゲートG2から
カム50ま、での計2単位分の球(10個)が取込まれ
る。次に、それまでONしていたセンサS1が0FFI
、たら、取込ソレノイド52をOFFに戻してカム50
を閉じ、そl、て5OL3.5OL2をONL、てゲー
トG3、G2を開き、カム50までの区間を球で満す。
5OL3,5OL2をOFFに戻し、更ニ5OL3を0
FFL、て最初の状態に戻す。
(ハ)1単位のグレード選択(賭事1)の場合。
この場合には、まずSQL 1をOFF l、てゲート
G1を閉じ、それより上流の球の流下を阻止しておいて
から、取込ソレノイド52をONしてカム50を開く、
これにより、ゲートGlからカム50までの1単位分の
球(5個)が取込まれる。
次に、それまでONしていたセンサS1がOFFしたら
、取込ソレノイド52をOFFに戻してカム50を閉じ
、そして5OL3.5OL2.S。
LlをONしてゲートG3.G2、G1を開き、カム5
0までの区間を球で満す、5OL3.S。
L2.5OLIをOFFに戻し、更に5QL3をOFF
して最初の状態に戻す。
球数込動作後に於て、上皿16に、もはや単位球数に満
たない半端球しか残っていないことが検知されたときは
、自動的に取込機33の途中から分岐させた返却機58
への流路変換機構59を作動させて、その切換弁57(
第5図)を返却機58側が開くように切換えると共に、
カム50の取込ソレノイド52が付勢されて、その端数
のパチンコ球の自動的な球技きが行なわれる。このよう
に自動的に端数の球を下皿22に戻す構成とすることは
、遊戯者が、端数の球を戻すために、いちいち返却スイ
ッチ24を操作する必要がなくなる利点がある。
第5図はこの切換弁57の変換機構59を示す、切換弁
57の回動軸57Aには、取込機33の外側面にて回動
杆61が固定してあり、該回動杆61の先端のビン61
Aは、支軸62Aを中心に揺動可能な作動杆62のスリ
ッ)62Bに遊嵌されている0作動杆62は、通常、バ
ネ゛63により引っ張られており、切換弁57を第5図
に点線で示す位置に保持し、取込機33側を開いている
。返却ソレノイド60を付勢し、バネ63に抗して作動
杆62を回動させると、切換弁57は返却機58側を開
く位置に切換えられる。
球数込装置30内の球数が最小単位球数に満ない場合や
精算時に於て、パチンコ球の球技きを行なうときは、返
却スイッチ24を操作する。これにより、切換弁57の
返却ソレノイド6o、カム50の取込ソレノイド52及
び各ゲート01〜G3のソレノイド5QLI〜5OL3
が付勢され。
球数送装置i30内の球及び上皿16の球は、先頭の球
から返却機58を通って下皿22に戻される。
実際に取込まれたパチンコ球の数は、流下樋32に設け
た通過球検出器56によって確認される。もし何らかの
理由により実際に取込まれた通過球数が、単位球数に満
たないときは、実際に取り込まれた検出球数に対応する
数の賞球を、賞球排出装置40の方から遊技者へ返却す
る。勿論、流路変換機構59までの流路が長い場合や途
中に貯留部を有する場合には、単位球数に満たないこと
が検出された時点で、取込機33の途中の流路変換機構
59を作動させて、その半端球を返却機58から返却す
ることもできる。
尚、賞球排出装置40の方から遊技者へ返却する構成に
於ては、実施例の波路変換機構59は必ずしも必要でな
い、即ち、切換弁57等を省きたい場合は、球数の如何
に拘らず全ての場合に回収樋48へ取込んでしまい、実
際に取り込まれた検出球数に対応する数の賞球を、賞球
排出装置40の方から遊技者へ返却する構成とすること
により、実質的に上皿16の球技きも行なわせることが
できからである。
1床1■11 第6図は、任意の数のパチンコ球を単位球数どして賞球
排出する賞球排出装置40の一具体例を示す、この賞球
排出装置40は、導出シュート39と賞球排出樋41と
を接続する折れ曲った筺下樋64と、該流下樋の球流下
を阻止する阻止位置と球流下を許す釈放位置とに変換可
能な扇型カム65と、該カム65をその扇の要位置に設
けた軸65Aを中心に復帰バネ65Bに抗して回動させ
、阻止位置から釈放位置へ切換える排出ソレノイド66
とを有す、67は先頭の賞球位置に設けた光電式のカウ
ントセンサである。賞球排出装置40から賞球排出樋4
1に釈放される賞球は、通常は上皿16へ導かれるが、
球技の際には、賞球排出樋41の途中に設けた切換弁6
8が切換えられ、球技樋45側にへ導かれる。
乳!翌1 第7図はマイクロコンピュータを使用した制御装置8の
構成例であり、CPU200.ROM20f及び不揮発
性メモリから成るRAM202を有すル、 CPU 2
00ハROM201 ニ書込ンタプログラムに従って、
インプットボート203より必要とされる外部データを
取込んだり、あるいは又RAM202との間でデータの
授受を行なったりしながら演算処理し、必要に応じて処
理したデータをアウトプットポート204又は音声用I
C(音声回路)205へ出力する。
第8図にはメインルーチンが示してあり、゛入力検出処
理”グレード選択処理” °“球数込処理”ゲーム開始
処理”ドラム回転処理”ドラム停止処理”判定処理”賞
球排出処理”“打止処理”処理モード更新”の各処理が
定義されている。また図示してないが、判定処理のサブ
ルーチン中に於て“一般遊戯”と“特別遊戯“の各処理
が、又それらの一般遊戯と特別遊戯の各処理中に於て“
賞球数演算”の処理が定義されている。“グレード選択
処理”球数込処理”゛°ゲーム開始処理”ドラム回転処
理”ドラム停止処理”判定処理゛“賞球排出処理”の各
処理は、処理モード1〜処理モード7に於て順次になさ
れる。゛入力検出処理”から“打止処理”までのいずれ
かのサブルーチンにて「更新フラグ」が“1“になると
、その処理モードの次の処理モードへの更新(処理モー
ド更新)を行ない、当該更新フラグを“0″にして、最
初の“入力検出処理”に戻す。
以下、第9図〜第11図に示すフローに従って、取込装
置30の動作の一例を説明する。
\    の     ゛ プログラムがスタートすると、マイクロコンピュータは
°°入力検出処理”に入る(ステップ■)、まずインプ
ツトボート203ヘボート指定信号を与え、球数込装置
30の第1センサS1に所定時間だけパチンコ球が静的
に存在しているかどうかチェックする。
第9図のステップ1.04に於て、まず、第1センサS
1が球を検出して立上った時点で「立上りタイマ」をセ
ットする(1.08) 、立上りタイマをセットするの
は、上皿16に遊戯者が最初に球を投入した場合に於て
は、投入された流動している球を一時的に検知したにす
ぎないのか、それとも静止状態に在る球を検知したのか
の区別ができないからである。次に、立上りタイマの所
定のタイマ時間だけ球が第1センサS1に静止している
かどうかチェックする。即ち、ステップ1.03に戻り
、立上りタイマの使用中に第1センサS1がONしてい
るかどうチェックしく1.09) 、  まだONして
いれば立上りタイマが終了するのを待つ(1゜11)。
立上りタイマがタイムアツプすれば、球が静的に存在し
ていることが確認できたことになるので、「球心フラグ
」を“1”にする(1.11.1゜12)、もし、立上
りタイマの使用中に第1センサSlがOFFに戻ったと
きは(1,03,1,09) 、球が流動している状態
であったのであるから立上りタイマを解除しく1.10
) 、ステップ1.08の立上りタイマの設定をし直す
一方、第1センサS1が球を検出しない場合は、それが
球数込装置30の作動等に基づく一時的なものであるか
、又は球が無いために生じた継続的なものであるかを判
断するため、CPU200は、球が検出されなくなった
時点で「立下りタイマ」をセットする(1.0B、1.
13)。そして、このタイマ時間内に第1センサS1が
球を検出しONに切換ったときは(1,05,1,14
) 、一時的なものとして立下りタイマを解除する(1
.15) 、 Lかし、立下りタイマ時間を経過しても
球が検出されず第1センナS1がまだOFFを続けてい
るときは(1,05,1,14,1,18) 、球が上
皿16及び球数込装置30に無い状態であるので、「球
無フラグ」を“1”にして、「球心フラグ」は“O”に
戻す(1,1?、1.18) 。
゛  スイーチによ 第9図に於るステップ1.19〜1.27は、後述する
球数込処理(処理モード2)以外の期間中に於て、遊戯
者が返却スイッチ24(第1図)を押した場合、取込ソ
レノイド52及びSQL 1〜5OL3並びに返却ソレ
ノイド60を作動させ、取送部5130の球抜きを行な
わせるプログラムである。即ち、返却スイッチ24が押
され且つ処理モード2以外であることが確認できたら 
(1,02,1,19)、「球技フラグ」を“1″にし
て全てのソL//イド52.5QLI 〜5QL3.6
0 (以下「球核装置」という)を付勢する(1.20
.1.21)、これにより流下樋32内の球は球技樋3
4から返却機58を経て下皿22へ向けて流下する。
CPUは、球技フラグが“1”になるとステップ1.0
1からステップ1.23に進み、球無フラグ=“l′が
立つのを待つ(1,23)、球無フラグ=“1″が立て
ば第1センサS1の直下を疎外の最後の球が通過したば
かりであるから、この最後の球までを完全に球技するた
め「球技タイマ」を設定する(1.24)、モして球技
タイマ時間が経過し最後の球の球技が終了するのを待っ
て(1,Ql、1゜22.1.25) 、球無フラグ及
び球技フラグを“0′に戻し、球技装置をOFFにして
球技装置の作動を停止させる(1.2B、1.27) 
、かくして取込動作時以外は返却スイッチ24が有効と
なり球技が行ない得る。
Lニニヱ1韮11 続いて処理モード=iのグレード選択処理に入る(第8
図のステップ■■)。
第10図のステップ3.02.3.03に於て、CPU
200はr珪素フラグ」及び「球無フラグ」が“1”か
どうかを見る0球心フラグ=“1″ならば、第1センサ
S1が一定時間だけON状態にあり、球が流動してない
状態で最低単位球数分の球(5個)が存在していること
になる。
(イ)球有りの場合 球有フラグ=“1″を確認したならば、賭は率のグレー
ド表示に入る(3.02)、グレード表示器18C11
8B、18Aの点灯状態の組合せで、賭けが可能な単位
を表示させるため、まず、第3センサ33.第2センサ
S2が一定時間だけONしているかどうか、即ち、3単
位(15個)或いは2単位(10個)の球が在るかどう
かチェックする(3.0B、 3.11) 。
今、3単位分の球(15個)が存在し、従って$1〜第
3センサS1、S2、S3が全てONしている場合は(
3,02,3,08,3,11) 、まず「賭は率1未
満」かどうかをチェックする(3.07) 、ここに「
賭は率1未満」というのは、遊戯者がグレード選択スイ
ッチ17A、17B、17Cを操作した結果としての賭
は率が、1単位に達していないこと、具体的にはグレー
ド選択スイッチ17A、17B、17Gのいずれも押さ
れていないことを意味する。「賭は率1未満」であれば
3単位がまだ賭けられる状態であるので、3単位、2単
位、1単位の賭けのグレード表示器18C118B、1
8Aを点灯させ、その操作可能なことを遊戯者に報知す
る(3.08.3.09.3.10) 。
「賭は率1未満」でなければ(3,07) 、既に3単
位、2単位、1単位のいずれかが賭けられている状態に
あるので、ステップ3.11へ進み、第2センナS2が
一定時間ONしていることを確認後(3,11) 、賭
けられのが2単位より小さいか、即ち「賭は率2未満」
かどうかのチェックをする(3612)、YESならば
まだ2単位が追加的に賭けられるので、2単位、1単位
のグレード表示器18B、18Aを点灯させ、その操作
可能なことを遊戯者に報知する(3.09.3.10)
 。
「賭は率1未満」でも「賭は率2未満」でもなければ(
3,07,3,09) 、既に2単位以上が賭けられて
いる状態にあるので、ステップ3.13へ進み、当該賭
けが3単位より小さいか、即ち「賭は率3未満」かどう
かのチェックをする(3.13) 、 Y ESならば
まだ1単位が追加的に賭けられるので、1単位のグレー
ド表示器18Aを点灯させ、その操作可能なことを遊戯
者に報知する(3.10)。
さて、最初にグレード選択スイッチ17cが押されたと
すると(3,14) 、 CPU 200は、グレード
表示器18Cが点灯しているかどうかを見て、当該グレ
ード選択スイッチ17Cが選択可能かどうかを判断する
(3.20) 、 Y E Sならば3単位の賭けであ
るので、CPU200は、時車記憶を“3”にしく3.
21) 、上中下3つの横方向ライン19と2つの斜方
向ライン19の計5ラインに属する全ての賭ライン表示
ランプ20を点灯させ、それら全部が賭けの対象である
ことを表示させる。また、時季を+3すると共に(3,
22)、「確認用取込数工」及び「目標取込数■」とし
てそれぞれ“15”を書込む(3,23) 、そして、
3単位分の球数の取込に必要なカム50の釈放時間を定
めるための取込タイマを設定しく3.24) 、取込フ
ラグを“1”に、更新フラグを“1″にしてステップ3
.17に進む(3,25,3,28) 、  “時季3
”となったので、ステップ3.17の判断はYESとな
り、グレード表示器18A、18B、18cを3つとも
消灯させ(3,27,3,2B、3.29) 、もはや
追加的な賭は率の増加はできないことを表示して、ステ
ップ3.01にリターンする。
一方、最初にグレード選択スイッチ17Bが押され2単
位が賭けられたときは、賭事記憶を“2”にして(3,
31) 、上下の横方向ライン19に属す2つの賭ライ
ン表示ランプ20を点灯させ、上中下3つの横方向ライ
ン19が賭けの対象であることを表示させる。また、賭
事を+2して(3,32)、「確認用取込数丁」及び「
目標取込数■」としてそれぞれ“10″を書込む(3,
33) 。
そして、2単位分の球数の取込に必要なカム50の釈放
時間を定めるための取込タイマを設定しく3.34) 
、取込フラグを“1”にしてステップ3゜17.3.1
8に進む(3,25,3,28) 、  “賭事2″と
なったので、ステップ3.18の判断がYESとなり、
グレード表示器18B、18Cの2つを消灯させ(3,
28,3,29) 、グレード表示器18Aのみを点灯
状態に残し、もはや1単位しか追加的な賭は率の増加が
できないことを表示する。その後。
遊戯者が追加的にグレード選択スイッチ17Aを押して
更に1単位を賭けたとすると、CPUは上記賭事(2)
に+1して“3”とする(3.17) 。
グレード表示器18A、18B、18Cは、上述の理由
により3つとも消灯する。
最初にグレード選択スイッチ17Aが押され1単位のみ
が賭けられたときは(3,1B、 3.35) 、賭事
記憶を“1”にして(3,38) 、賭ライン表示ラン
プ20のうちの中央のものを点灯させ、中央の横方向ラ
イン19が賭けの対象とされた賭ラインであることを遊
戯者に報知する。また、賭事を+1して(3,37)、
「確認用取込数I」及び「目標取込数■」としてそれぞ
れ“5”を書込む(3゜38)、そして、1単位分の球
数の取込に必要なカム50の釈放時間を定めるための取
込タイマを設定し、取込フラグ及び更新フラグを“1”
にしてステップ3.17.3.18.3.13に進む(
3,25,3゜28)、”賭事1”となったので、ステ
ップ3.19の判断がYESとなり、グレード表示器1
8Gを消灯させ(3,29) 、グレード表示器18A
、18Bのみを点灯状態に残し、もはや2単位しか追加
的な賭は率の増加ができないことを表示する。その後、
遊戯者が追加的に1単位又は2単位を賭けたとすると、
上記賭事が+1又は+2されて、2”又は“3“に増加
する(3.37.3.32) 、最終的に賭は率が3単
位になるとグレード表示器18A、18B、iacは3
つとも消灯する。
尚、このようにして定めた賭は率が有る場合には、スタ
ートスイッチ(スタートレへ−19)がONされるのを
待、って、ゲーム開始処理(処理モード;3)にジャン
プし、その際に賭事は“ONに戻される(3.40〜3
.42) 。
(ロ)球無しの場合 「球無フラグ」が“′1″のときは「球無タイマ」をセ
ットし、「更新フラグ」を“1”にして、第11図の球
取込処理に入る(3.03〜3゜05)。
生立込11 賭は率が確定し取込フラグ1”が立つと(3゜25)、
続いて球取込処理に入る(第8図のステップ■■)。
(イ)通常の取込動作 第11図に於て、CPU200はグレード選択処理で設
定された取込数(賭は率)が“15”“10”5”のい
ずれであるかを見る(5.05.5.06.5.07)
 、  ” ls”であれば、球数込装置30(7)S
QL L、5OL2をONしてゲートGl 。
G2を開いてから(5,08)、”10”であれば、S
QL 1をONしてゲートG1を開いてから(5゜09
)、取込ソレノイド52をON l、 (5,11) 
、カム50を釈放位置へ移動させる。カム50から取込
樋33内に流下する球がカウントセンサ56で検知され
たら、ステップ3.23.3.32.3.38で設定さ
れた「確認用取込数丁」から−1する(5゜13)、ス
テップ5.02.5.05〜5.14を繰返し、その都
度、確認用取込数から−1する。「確認用取込数1」−
〇となったら(5,14) 、取込ソレノイド52及び
5QLI 〜5OL3をOFFに戻すと共に(5,15
,5,16) 、グレード表示器18A、18B、18
cを一旦消灯させる(5.17) 、そして、取込フラ
グを“O”に戻しく5.18) 、空となったカム50
までの区間にパチンコ球を補充するに必要な時間を定め
る「補充タイマ」を設定して(5゜19)、リターンす
る。
プログラムのステップは再びステップ5.02に戻って
来る。取込フラグは“O”に戻されているので、ここで
の判断はNOとなり、ステップ5.03から5.20に
進み、補充タイマが終了するまでの間、SQL 1−5
OL3をONI、、空となったカム50までの区間にパ
チンコ球を補充する(5゜21)、パチンコ球の補充が
完了し、補充タイマが終了シタラ、5QL1〜5OL3
をOF F ニ戻t(5,22) 。
これで、所定個数の取込動作が1回終了したことになる
。ステップ5.04で処理モードが“1″に戻され、再
びグレード選択処理に入る。従って、その追加的な賭事
の増加が回旋であり、上記と同様にして、その賭事に応
じた球数の取込動作が行なわれる。但し、記憶された賭
事は元のままであるので、これ以後のグレード選択によ
り賭は得る単位は、その選択の幅が狭められ、加算的な
値が3単位となるまでであることは、上述の通りである
。もし、追加的な賭事の増加を行なわずに、スタートレ
バー13を押したときは、処理モード=3のゲーム開始
処理と同時に記憶した賭事も“0″に戻される(3.4
2) 。
(ロ)球無しの場合 次に、所定単位だけの球数込が終了した時点に於て、第
1センサS1が1単位分の球の存在を確認できなくなっ
たときは、第10図のグレード選択処理のステップ3.
03.3.04に於て、「球無タイマ」が設定される。
CPUは、この球無タイマがタイプアップする迄の間、
即ち5個分の球を流下させるに十分な時間が経過するま
で返却ソレノイド60及び取込ソレノイド52をONす
る (5゜01.5.23〜5.25) 、そして、球
核時間が経過したら、返却ソレノイド60及び取込ソレ
ノイド52をOFFに戻すと共ニ(5,2B、 5.2
7) 、グレード表示器18A〜18Cを一旦消灯させ
(5,28)、更に球無フラグを“0”に戻しく5.2
9) 、処理モード“1”に戻る(5.04) 。
(ハ)取込球数が不足の場合 ゴミや不正行為等何らかの異常に基づいて、取込動作中
に第1センナ51が所定球数の球の存在を確認できない
とき、即ちステップ5.14に於る判断がYESとなら
ないときは、第10図のグレード選択処理のステップ3
.24.3,33.3.38にて設定した「取込タイマ
」がタイプアップし (5,1(1)、第12図のステ
ップ5.30に進む。
CPU200は、直ちに取込ソレノイド52を0FFL
、警報を1秒間鳴らす(5,30,5,31)。
そして、実際に取込んだ球数、即ち「目標取込数■」か
ら「ステップ5.13で実際の取込球数分だけ減算され
た残りの確認用取込数丁」を引いた値を、「賞球排出数
」として書込む(5,32) 、例えば、「目標取込数
■」=5であった場合に、実際に取込まれたのが3個で
あったとすると、その時の確認用取込数丁は“2”とな
っているので、5−2=3をr賞球排出数」として書込
む0次いで、賞球排出装置40の排出ソレノイド66を
ON l、 (5,33) 、排出カウントセンサ67
がONする度に、この「賞球排出数」から−1して行く
(5,34,5,35) 、実際に取込んだ球数と同数
の賞球が排出されて賞球排出数;“0°°となったら(
5,38) 、排出ソレノイド66をOFFに戻し、グ
レード表示器18A〜18cもOFFに戻す(5,3?
、5.38) 、そして取込フラグを“0″、賭事記憶
を“0”、賭事を“O”に戻しく5.39〜5.41)
、排出カウントセンサが一回ONするのを待って、処理
モード“1″に戻る(5.42.5゜04)。
これで、実際に取込んだのと同数の賞球が遊戯者に返却
できたことになる。尚、排出カウントセンサが一回ON
するのを待つのは、排出カウントセンサ67のセンス位
置との関係で、次回の排出動作の賞球個数を正確に行な
うためである。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の球数込装置にあっては、上
皿からのパチンコ球は、流下樋の途中に設けた阻止部材
とそれより上流の単位球数の区切り目に設けたゲート部
材との間の区間に保持される。取込駆動手段を作動させ
て阻止部材を釈放位置へ移動させれば単位球数分の球が
取込機に流下し、阻止部材が原位置に復帰した後にゲー
ト駆動手段を作動させてゲート部材を開けば、空になっ
た流下樋の区間が球で満されてる。即ち、流下樋内の疎
外が単位球数分に区切られ、単位球数分の球が誤りなく
取込まれる。複数回の取込動作をなすだけで、1回のゲ
ームに複数単位がかけられる形態、即ち遊戯者からみて
ゲームにかける単位のグレード選択が可能な発展性のあ
るものとすることができる。尚、阻止部材から上流の複
数の区切り目にゲート部材をそれぞれ設け、それらを独
立のゲート駆動手段で駆動制御することにより、2単位
以上の球の同時的な取込動作が可能となる。
また、従前から普及しているパチンコ機と共通のパチン
コ球を使用できるこのため、パチンコ遊戯店内のパチン
コ球補給装置及び計数装置並びに集中管理装置を廃棄す
ることなく共用でき、従って、同一の島設備にパチンコ
機と異種の本遊戯機とを混在させることができる。
第2の発明の形態にあっては、最低単位分の存在を検知
するセンナが、取込樋内に最低単位球数に満ない半端球
が残ったことを検知した際に、返却駆動手段及び取込駆
動手段が作動される。切換弁は取込機側から返却機側へ
の流路を形成するように切換り、釈放位置となった阻止
部材からの半端球は、切換弁の働きで返却樋を経て下皿
へ戻される。従って、遊戯者はいちいち返却スイッチ等
を操作する必要がなくなる。
第3の発明の形態にあっては、カウントセンナが取込樋
内に実際に取込まれる球数を計数チェックしており、も
し実際の取込球数が所定の取込球数に満なかったきは、
当該実際の取込球数分の賞球が、取込機からではなく賞
球排出装置から排出されて遊戯者に戻される。この形態
では、切換弁等を省くことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の単位球数取込装置を適用した遊技機の
外観図、第2図は縦断面図、第3図は前面枠を開いた状
態の斜視図、第4図は球数込装置の一実施例を示す図、
第5図はその流路変換機構の部分を示す斜視図、第6図
は賞球排出装置を例示した斜視図、第7図は制御装置と
してのコンピュータシステムのブロック図、第8図はそ
のメインプログラムを例示した図、第9図、第10図、
第11図、第12図は球数込装置の制御方法の一例を示
す流れ図である。 1・・・機枠        3・・・前面枠13・・
・スタートスイッチ 14・・・ストップスイッチ15
・・・ストップ表示器  16・・・上皿17・・・グ
レード選択スイッチ 18・・・グレード表示器  19・・・方向ライン2
0・・・賭ライン表示ランプ22・・・下皿28・・・
打止表示器    30・・・球数込装置31・・・取
付基板     32・・・流下樋32A・・・出入口
    32B・・・開口33・・・取込機     
33A・・・線受入口34・・・球技樋      3
7・・・上タンク40・・・賞球排出装置   41・
・・球排出樋44・・・上タンク用抜装置1 45・・
・球技樋46・・・合流樋      50・・・カム
51・・・連結杆      52・・・取込ソレノイ
ド53〜55・・・通過球阻止部材(ゲート部材)56
・・・通過球検出器(カウントセンナ)57・・・切換
弁      58・・・返却樋59・・・流路変換機
構   60・・・返却ソレノイド65・・・カム  
     66・・・排出ソレノイド67・・・排出カ
ウントセンナ 200−CPU     201・ROM202・・・
RAM 5L・・・第1センサ    S2・・・第2センサS
3・・・第3センナ 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定球数のパチンコ球を一単位としてゲームにか
    け、ゲーム結果の重みに応じて予め定められた球数のパ
    チンコ球を支払う形式の遊戯機、特にその単位球数取込
    装置に於て、遊戯機の前面に設けた上皿からの球を取込
    樋に導く流下樋と、該流下樋の途中に球流下を阻止可能
    に設けた阻止部材と、該阻止部材を釈放位置へ移動させ
    る電気的な取込駆動手段と、前記阻止部材より流下樋の
    上流の単位球数の区切り目に球流下を阻止可能に設けた
    ゲート部材と、該ゲート部材を釈放位置へ移動させる電
    気的なゲート駆動手段と、前記取込駆動手段及びゲート
    駆動手段を制御して単位球数分の球を取込む制御装置と
    を有することを特徴とするパチンコ球を用いた遊戯機の
    単位球数取込装置。
  2. (2)前記ゲート部材は前記阻止部材から流下樋上流の
    単位球数毎の複数の区切り目にそれぞれ設け、各ゲート
    部材毎にゲート駆動手段を設けることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のパチンコ球を用いた遊戯機の
    単位球数取込装置。
  3. (3)所定球数のパチンコ球を一単位としてゲームにか
    け、ゲーム結果の重みに応じて予め定められた球数のパ
    チンコ球を支払う形式の遊戯機、特にその単位球数取込
    装置に於て、 遊戯機の前面に設けた上皿からの球を取込樋に導く流下
    樋と、該流下樋の途中に球流下を阻止可能に設けた阻止
    部材と、該阻止部材を釈放位置へ移動させる電気的な取
    込駆動手段と、前記阻止部材より流下樋の上流の単位球
    数の区切り目に球流下を阻止可能に設けたゲート部材と
    、該ゲート部材を釈放位置へ移動させる電気的なゲート
    駆動手段と、前記取込駆動手段及びゲート駆動手段を制
    御して単位球数分の球を取込む制御装置とを有し、 更に前記取込樋内の球を遊戯機の前面に設けた下皿へ返
    却させるため取込樋の途中から分岐させた返却樋と、該
    返却樋と取込樋との分岐部分に設けた切換弁と、該切換
    弁を切換えて取込樋側から返却樋側への流路を形成させ
    る電気的な返却駆動手段と、前記流下樋内の最低単位分
    の球数の存在を検知するセンサとを有し、 前記制御装置は前記センサが流下樋内に最低単位球数に
    満ない半端球が残ったことを検知した際に前記返却駆動
    手段及び前記取込駆動手段を作動させて半端球を返却樋
    に戻す制御手段を含むことを特徴とするパチンコ球を用
    いた遊戯機の単位球数取込装置。
  4. (4)所定球数のパチンコ球を一単位としてゲームにか
    け、ゲーム結果の重みに応じて予め定められた球数のパ
    チンコ球を賞球排出装置から支払う形式の遊戯機、特に
    その単位球数取込装置に於て、遊戯機の前面に設けた上
    皿からの球を取込樋に導く流下樋と、該流下樋の途中に
    球流下を阻止可能に設けた阻止部材と、該阻止部材を釈
    放位置へ移動させる電気的な取込駆動手段と、前記阻止
    部材より流下樋の上流の単位球数の区切り目に球流下を
    阻止可能に設けたゲート部材と、該ゲート部材を釈放位
    置へ移動させる電気的なゲート駆動手段と、前記取込駆
    動手段及びゲート駆動手段を制御して単位球数分の球を
    取込む制御装置と、前記流下樋内に実際に取込まれる球
    数を計数するためのカウントセンサとを有し、前記制御
    装置は前記カウントセンサで計数される実際の取込球数
    が所定の取込球数に満なかったき当該実際の取込球数分
    の賞球を前記賞球排出装置から排出させる制御手段を含
    むことを特徴とするパチンコ球を用いた遊戯機の単位球
    数取込装置。
JP61131026A 1986-06-05 1986-06-05 パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置 Expired - Lifetime JPH0755247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61131026A JPH0755247B2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05 パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61131026A JPH0755247B2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05 パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62286488A true JPS62286488A (ja) 1987-12-12
JPH0755247B2 JPH0755247B2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=15048274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61131026A Expired - Lifetime JPH0755247B2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05 パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755247B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01164386A (ja) * 1987-12-19 1989-06-28 Toyomaru Sangyo Kk 図柄式遊技機用の遊技球送出装置
JPH01190382A (ja) * 1988-01-25 1989-07-31 Toyomaru Sangyo Kk 図柄組合せ遊技機用の遊技球送出装置
JP2006020739A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Kyowa Kagaku:Kk 遊技機
JP2011088009A (ja) * 2011-02-09 2011-05-06 Newgin Co Ltd 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01164386A (ja) * 1987-12-19 1989-06-28 Toyomaru Sangyo Kk 図柄式遊技機用の遊技球送出装置
JPH01190382A (ja) * 1988-01-25 1989-07-31 Toyomaru Sangyo Kk 図柄組合せ遊技機用の遊技球送出装置
JP2006020739A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Kyowa Kagaku:Kk 遊技機
JP2011088009A (ja) * 2011-02-09 2011-05-06 Newgin Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0755247B2 (ja) 1995-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62286487A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JPS6334753B2 (ja)
JPS62286488A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JP2006136560A (ja) 遊技機
JPS62299286A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JPS62246390A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JPS6321085A (ja) パチンコ球を用いた遊技機
JPH03136681A (ja) スロット式ゲーム機
JPS62379A (ja) パチンコ遊技機のデータ集計装置
JPH0363079A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機
JPH03195583A (ja) 遊技機
JP2995426B2 (ja) 遊技装置
JP2006034605A (ja) 弾球遊技機
JPS6321086A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JP2689067B2 (ja) ゲーム装置
JPS62298387A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JPS6130698Y2 (ja)
JP2702937B2 (ja) 遊戯機
JP5379780B2 (ja) スロットマシン
JPS62299285A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機の単位球数取込装置
JPS6363482A (ja) パチンコ球を用いた遊戯機
JP2704255B2 (ja) 遊技機
JP2617949B2 (ja) 遊戯機の球取込装置
JP2739276B2 (ja) ゲーム装置
JPS6362232B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term