JPS6363482A - パチンコ球を用いた遊戯機 - Google Patents

パチンコ球を用いた遊戯機

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JPS6363482A
JPS6363482A JP61208444A JP20844486A JPS6363482A JP S6363482 A JPS6363482 A JP S6363482A JP 61208444 A JP61208444 A JP 61208444A JP 20844486 A JP20844486 A JP 20844486A JP S6363482 A JPS6363482 A JP S6363482A
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新山 吉平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所定球数のパチンコ球を一単位としてゲーム
にかけ、ゲーム結果の重みに応じて予め定められた球数
のパチンコ球を支払う形式の遊戯機に関するものである
(従来の技術) 従来、パチンコ球を用いてスロットマシンを構成するア
イデアは既に提案されている。パチンコ球を用てスロッ
トマシンの遊戯を可能ならしめることは、単一のが戯場
内において、従前から普及しているパチンコ機と共通の
剛球を使用できること、このため、パチンコ遊戯店内の
パチンコ球補給装置及び計数装置並びに集中管理装置を
廃棄することなく共用でき、従って、同一の島設備にパ
チンコ機とスロットマシンとを混在させることができる
利点がある。
(発明が解決しようとする問題点) パチンコ遊技店に於ては、限られたスペースな最大に有
効に使用し、そのスペースにできるだけ多くのパチンコ
機を一装置せんがために、パチンコ機とパチンコ機との
間隔は必要最少限に押えられている。ここに言う必要最
少限の間隔を定めるに当っては、パチンコ機の場合には
打球発射装置及びその操作握手部が全てパチンコ機の右
下に設けられ統一されていること、従って、遊技者の操
作する腕が隣りのパチンコ機台の方へ突出するとしても
右側に揃うことになり、左側には突出しないことが考慮
されている。しかしスロットマシン型の遊戯機には、ゲ
ームに対する賭け点のグレードを定めるためのグレード
選択スイッチや、ゲーム装置を始動させるためのスター
トスイッチや、ゲーム装置を構成している複数の可変表
示器を個別に回転停止させるためのストップスイッチな
ど、複数種の操作部がある。このため、上記スロットマ
シン型の遊戯機をパチンコ店の同−島設備にパチンコ機
と混在させて配設した場合、操作の際、両隣りの遊戯者
と接触する頻度が高くなり、また、遊戯者にあっては、
体格に個人差があるので、時として遊戯空間が十分にと
れないようなことも多く発生する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、従来
と同様の必要最少限のスペースにて設置した場合にも上
記不都合を生じない遊戯機を提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 本発明の遊戯機は、独立した回転と停止が可能で停止し
た際に多種の符合のうちの少なくとも1つを可視表示す
る可変表示器を複数個横に配列し、それらの可変表示器
に停止表示された符合の組合せ結果をゲーム結果として
表示させるゲーム装置と、所定球数のパチンコ球を一単
位としてゲームにかけた賭け点のパチンコ球を取込む単
位球数取込装置と、ゲーム結果の重みに応じて予め定め
られた球数のパチンコ球を支払う賞球排出装ごとを有す
る遊戯機に於て;上記ゲーム装置の各可変表示器に1個
宛対応させて可変表示器の下方に横に配列した操作スイ
ッチと;該操作スイッチの配列の片側に配置した上記ゲ
ーム装置を始動させるためのスタートスイッチと:上記
操作スイッチを、ゲームに対する賭け点のグレードを定
めるためのグレード選択スイッチとして、並びに上記可
変表示器を個別に回転停止させるためのストップスイッ
チとして機部させる電子的制御装はとを有し:上記制御
装置は、可変表示器の停止中に於て賭け点が所定値に達
するまで上記操作スイッチの少なくとも1つをグレード
選択スイッチとして有効ならしめ、当該有効な操作スイ
ッチが操作されたとき、上記単位球数取込装置を作動さ
せて、当該操作スイッチに意味づけしたグレードに対応
するパチンコ球を取込ませ、スタートスイッチの機涜を
有効とするグレード選択処理手段と:Mけ点がある状態
下でスタートスイッチが操作されたとき、可変表示器を
一斉に回転させるゲーム開始処理手段と;可変表示器の
回転中に於て上記操作スイッチをストップスイッチとし
て有効ならしめ、当該有効な上記操作スイッチが操作さ
れたとき、当該操作された可変表示器の回転を停止させ
る回転停止処理手段とを含むことを特徴とするものであ
る。
(作用) 操作スイッチは、ゲーム装置の各可変表示器に1個宛対
応させて可変表示器の下方に横に配列され、その配列の
片側にスタートスイッチが配置される。操作スイッチは
グレード選択スイッチ並びにストップスイッチとして兼
用され、専用のストップスイッチは存在しない、このた
め、遊戯者が操作すべき操作部が1種類少なくなり、従
前のストップスイッチを操作する際に生じた隣りの遊戯
者との接触頻度が少なくなり、操作性が向上する。
操作スイッチをグレード選択スイッチ並びにストップス
イッチとして機能させるため、電子的制御装置を有し、
そのグレード選択処理手段は、可変表示器の停止中に於
て賭け点が所定値に達するまで操作スイッチの少なくと
も1つをグレード選択スイッチとして有効ならしめる。
そして当該有効な操作スイッチが操作されたときは、上
記単位球数取込装置を作動させて、当該操作スイッチに
意味づけしたグレードに対応するパチンコ球を取込ませ
ると共に、久タートスイッチの機ス走を有効とする。賭
け点がある状態下でスタートスイッチが操作されたとき
は、ゲーム開始処理手段が可変表示器を一斉に回転させ
る。また制御装置の回転停止処理1段は、可変表示器の
回転中に於て操作スイッチをスタートスイッチとして有
効ならしめ、当該有効な上記操作スイッチが操作された
とき、当該操作された可変表示器の回転を停止させる。
(実施例) 以下、本発明を図示のスロットマシンの実施例に基づい
て説明する。
第1図及び第2図に於て、中空箱状の機枠1には、蝶番
4A、4Bによって開閉可使に前面枠3が取付けである
。前面枠3は施錠袋こ5を構成する受金具5Aとフック
片5Bとを係合させることにより施錠され、錠5Cによ
りフック片5Bを上下方向にスライドさせることにより
開錠される。
前面枠3には、その裏面から、ゲーム装Mloのケース
IOAが取付けである。ケースIOA内には、3個の回
転ドラム6が回転軸7の周りを回転可能に並置され、そ
れらの−側は部分的に前面枠3の開口3A内に入り込ん
でいる。尚、8は制御装置を示す。
前面枠3の前面は、表示部カバー11と前面カバー12
とで覆ってあり、前面カバー12の可視窓12Bを通し
て上記3個の回転ドラム6の一側を視認できるようにし
である。前面カバー12の操作パネル12Cの部分には
、ゲームに対する賭け点のグレード、即ち単位球数に乗
算される定数(整数)を選定するためグレード選択ユニ
ット13と、一定の賭け点(単位球数の整数倍)でゲー
ム装置10を始動させ得るスタートスイッチ14、及び
スピーカ9が設けである。24は返却スイッチであり、
上皿16ないし球取込装a30に最小単位球数に満たな
い半端球が生じた場合にこれを遊戯者に返却するときゃ
、遊戯者が遊戯を中止したい場合に上皿16内の球を下
ff122に返却するとき(精算時)等に操作する。
第2図及び第3図に於て、前面枠3の裏面の取付基板3
1には、球取込装2130及び該球取込装置への流下樋
32と、該球取込装置からの単位球数のパチンコ球を取
込むための取込機33と、半端球が生じた場合や精算時
に球取込装2130のパチンコ球を下皿22に戻すめの
球抜樋34とが設けである。また、取付基板31には、
球切れ検出器38を備えた上タンク37と賞球排出装置
40とが設けてあり、上タンク37には島設備として設
けた共通の補給樋35から補給装置36により球が補給
され、上タンク37の球は導出シュート39より賞球排
出装2t40に導かれる。更に取付基板31には上タン
ク用球技装2144が設けてあり、閉店時等の必要な際
には上タンク37から賞球排出装置40までの球が全て
抜かれ、球抜樋45を通って下方に導かれる。この球抜
樋45及び球取込装置30の取込機33から導出される
球は、機枠1の内部下方に設けた合流機46内に放出さ
れ、回収樋48に回収される。
ムと二上り訳)1 第4図はグレード選択ユニット13を示したもので、ユ
ニットパネル130に、レバ一式の操作スイッチ17A
、17B、17Cを3つ横に並置し、その上方にグレー
ド表示器18A、18B、18C1更にその上方にスト
ップ表示器15A、15B、15Cを配置しである。操
作スイッチ17A、17B、17Cは、グレード選択ス
イー2チとしてだけでなく、各回転ドラム6に一個宛所
属するストップスイッチとしても機能する。従って、専
用のストップスイッチは存在しない。
レバ一式のグレード選択スイッチ17A、17B、17
Cの構成は、第5図に示すように、U字状の支持台13
1に軸133で支承した逆U字状の揺動片132にレバ
ー134の後端を固定したもので、支持台131と揺動
片132との間に設けた復帰バネ135に抗してレバー
134を押し下げることにより、揺動片132の後縁か
ら延在させた遮蔽片132Aが検出器たるフォトインタ
ラプタ136を遮断し、押下げ動作を検知するようにな
っている。このようなレバー形式のスイッチは、スター
トスイッチとしても使用できるものである。操作スイー
y、チ17の上方に配設したグレード表示器18A、1
8B、18cは、操作スイッチ17がグレード選択スイ
ッチとして有効なことを表示す7る。またストップ表示
器15A、15B、15Cは、操作スイッチ17が回転
ドラム6のスト−2プスイツチとして有効なことを表示
する。尚、参照数字15.17.18の添字A、B、C
は、要素全体を指すときはこれを省き、単に操作スイッ
チ17、グレード表示器18、ストップ表示器15と表
現する。
ストップスイッチとして見た場合、操作スイッチ17A
、17B、17cは、それぞれ第1図に矢印の図柄で示
唆されている各1つの回転ドラム6と対応関係にあり、
ストップ表示器15A、15B、15Cもこれらの回転
ドラム6に対応している。またグレード選択スイッチと
して見た場合、操作スイッチ17A、17B、17Cは
、それぞれ1単位、2単位、3単位のグレードと対応し
ている0本実施例では、ゲームにかけられる最小単位球
数は5個であり、賭け得るグレードは、1単位(5球)
、2単位(10球)、3単位(15球)のいずれかであ
る、グレード表示器18A、18B、18cは、グレー
ド選択可能な操作スイッチ17A、17B、17Cを示
す。
最初はグレード表示器18A、18B、18Cが3つと
も点灯しており、遊技者は操作スイッチ17A、17B
、17Cのいずれかを操作して、1単位、2単位、3単
位のいずれをも賭けることができる。2単位以下を賭け
た場合には、まだスタートスイッチ14を押さない限り
、累積的なグレード値が3単位になるまで、賭け点を増
加させることができる。その際、まだ追加的に賭けられ
る単位数は、操作可能な操作スイッチ17A、17Bを
、グレード表示器18A、18Bが点灯状態で指示する
グレード選択に関し操作スイッチ17A、17B、17
Cが操作されると、対応する単位球数のパチンコ球が、
球取込装置30によって機内に取込まれる。
生立亘遣ヱ 第6図は、任意のN個(N13)のパチンコ球(ここで
は5個)を取込単位球数とすることが可能な形式(単位
可変式)の取込装置30の一具体例を示す。
この球取込装置30は、流下樋32の下流に、流下樋3
2の球流下を阻止する「阻止位置」と球流下を許す「釈
放位置」とに変換可能な取込部材、この実施例では扇型
カム50を有する。カム50は球の流下方向と直交する
軸50Aに回動可使に支承され、その両側に枢軸51A
により先端を枢支したレバー51を介して、上方に位欝
する取込ソレノイド52のプランジャ52Aの下端と連
結されている。従って、球取込装M30が通常の非作動
状態にある場合には、カム50はプランジャ52Aの自
重によって押し下げられ、第4図に示す阻止位置となる
。そして、取込ソレノイド52が付勢され球取込装置3
0が作動状態になると、カム5′0が引上げられ、球の
流下を許す釈放位置になる。
通常の阻止位置(第6図)にあっては、流下樋32内の
整列された球列は、先頭の球がカム50で阻止されるこ
とにより、流下を阻止されている。そして所定単位球数
のパチンコ球が存在するか否かは、流下樋32に沿って
単位球数分の長さ位置毎に設けた3つの反射型光センサ
(単位球数検出器)53.54.55によって確認され
る。
第1センサ53は第5個目(1単位目の終り)を、第2
センサ54は第10個目(2単位目の終り)を、第3セ
ンサ55は第15個目(3単位目の終り)をセンスして
いる。
カム50を釈放位置にすると、パチンコ球列は減圧部3
2Cにより単位球数として区切られて流下し、1単位目
が流下樋32から取込機33内に取込まれる。カム50
は、取込ンレノイド52を除勢することにより、1単位
目の終りが到来する時点にて阻止状態に戻す、2単位又
は3単位の取込をなす場合には、この動作を2回又は3
回繰返えすか、2単位目又は3単位目の終りが到来する
時点にて、カム50を阻止位置に戻せばよいことになる
。実際に取込まれた球数は、流下樋32に設けた球通過
検出器−(カウントセンサ)56で確認される。カウン
トセンサ56は取込機33に設けることもできる。
本例のように流下樋32にカウントセンサ56を設ける
場合、その検出位置は、1単位目の球列の存在する領域
内の任意の位置に設定できるが、ここでは、球取込時に
、カム50から数えて1個目の球から検出するよう設定
する。尚、カウントセンサ56及び各センサ53.54
.55の光電検知位とは、球の中心からはずれた所に在
り、球列が一体的に通過した場合でも個々の球を検知で
きるようになっている。
もし実際に取込まれた通過球数が、単位球数に満たない
半端球のときは、1単位目の球列の存在区間に於いて、
ゴミによる流下不良やピアノ線による不正行為等の何ら
かの事故があったときである。この場合の処理の仕方と
しては、二種類考えられる。その第1の処理方法は、球
取込装置30の動作を中断し、事故原因が除去された後
に取込動作を続行するか、取込機33の途中に切換弁(
図示せず)を設けておき、今取込んだ球を切換弁を介し
て遊技者に返却するものである。第2の処理方法は、実
際に取り込まれた半端球と同数の賞球を、賞球排出装置
40の方から遊技者へ返却する形態である。
球取込動作の終了直後に於て、流下樋32内にもはや単
位球数に満たない半端球しか残っていないことが検知さ
れたときは、自動的に球技ソレノイド60を付勢し、ゲ
ート部材たるスライド板59を引いて球技口32Aを開
放する。これにより遊技者が返却スイッチ24を操作し
なくても、球取込装置30内の半端球は、先頭の球から
球技口32Aを通り球技樋34に沿って下皿22に戻さ
れる。
球取込装置30内の球数が最小単位球数に満ない場合や
精算時に於て、必要に応じてパチンコ球の球抜きを行な
うときは、返却スイッチ24を操作する。これにより、
抜ソレノイド6oが付勢され、ゲート部材たるスライド
板59が引かれて球技口32Aが開放される。流下樋3
2内の球及び上皿16の球は、先頭の球から球技口32
Aを通り球技樋34に沿って下皿22に戻され、球抜き
が行なわれる。
1里髪」)1 賞球排出装置40は取込装置3oと同様に構成である。
但し、賞球排出樋41の途中に切換弁を設け、賞球排出
装2140から賞球排出樋41に釈放される賞球を、通
常は下皿22へ導き、球技の際には切換弁74を切換え
て球技樋45側にへ導くようにする。尚、賞球排出装N
40には、賞球個数を確認するための排出カウントセン
サがあればよく、取込?c2t 30の第1センサ、第
2センサ、第3センサ53.54.55に対応するセン
サは必要がない。
笠:」口以且1 第1図および第2図に於て、賭け点を決定した後、スタ
ートスイッチ14を押すと、ゲーム装こ10が始動する
。即ち、第7図に於て、モータ62が起動し、プーリ6
3A、ベルト63B及びプーリ63Cを介して回転軸7
が回転する0回転軸7には、軸方向に間隔を置いてバネ
66を介し3つのボス部材64が固定され、又、各ボス
部材64の円筒状周面には、ドラム6の中央基部6Aが
通常は一緒に回転し且つスリップ回転も可ス彪なように
嵌装されている。従って、まず3個の回転ドラム6が一
斉に回転する。任意の操作スイッチ17を押すことによ
り、各回転ドラム6毎に設けた遊戯停止装置67の1つ
が作動し、対応する1つの回転ドラム6が停止する。こ
の遊戯停止装置67は、ここでは第8図に示すように、
各回転ドラム6毎に設けたラチェット65に、停止ソレ
ノイド68により釈放した停止爪69を落ち込ませるよ
うに構成しである。停止爪69がラチェット65の歯と
噛合うと、ラチェット65従ってドラム6の回転はその
時点の位置に拘束され不動となり、ドラム6の中央基部
6A−ボス部材64の円筒上周面間とですべっている状
態となる。かかる構成により、回転軸7の回転を停止さ
せることなく、各ドラム6の個別の停止が回部となって
いる。
尚、各ドラムの停止位置は、各回転ドラム6の側面の符
合孔70と、これに対する発受光素子対71A、71B
から成る停止位置検出器71とで構成したエンコーダに
より個別に検出される。
各回転ドラム6の外周面には、周方向に多種の符合(所
定の図形、記号、数字等)を連続的に付してあり、静止
した状態下では、これらの符合のうち各回転ドラム6毎
に上段、中段、下段の3個、計9個が同時に、正面の可
視窓12Bから表示される。
19はこの計9個の表示符合の組合せ方向を特定するた
め可視*12Bに設けた方向ラインであり、上中下3本
の横方向ラインと、2本の斜方向ラインとから成る。可
視窓12Bの隣りには、各方向ライン上の組合せを賭の
対象とするかどうかを示す賭ライン表示ランプ(賭率表
示器)20が設けである。21はデジタル式の得点表示
器であり、遊戯者が賭けたライン上に、回転ドラム6の
予め定めた特定の組合せ(賞態様)の1つが並んだとき
は、その組合せの重みに従って約束された得点が得点表
示器21に表示され、賞球排出装置40により、上皿流
出口16Aから上皿16に対応する数の賞球が排出され
る。上皿16が満杯となったときは、賞球排出装置40
からの賞球は、オーバフロー装置42の働きで、下皿流
出口22Cから下皿22に排出される。
賞態様としては、「一般遊戯」の下で2.7.10.1
4.15単位の賞球数の支払がなされる場合と、“大ボ
ーナス遊戯”及び“ボーナス遊戯”の下で15単位の賞
球数の支払がなされる場合の2つに大別される。一般遊
戯の状態から“大ボーナス遊戯”に移行する組合せは、
この実施例ではダイヤの絵柄“☆”が3個揃ったときで
あり、“ボーナスM戯”に移行する組合せは、数字の“
7”が3個揃ったときである0表示部カバー11には、
この“大ボーナス遊戯”の権利獲得を表示する大ボーナ
ス表示器25と、“ボーナス遊戯”の権利獲得を表示す
るボーナス表示器26とが設けである0表示器27は、
遊戯者の投入球数(又は単位数)と払い出された賞球数
(又は単位数)との差を数字表示する損益表示器として
、又は、その日に於る当該遊戯機の大ボーナス遊戯に移
行した権利回数を表示する権利回数表示器として使用さ
れる。28は賞球の支払が所定数に達したとき点灯され
る打止表示器(完了ランプ)である。
1産盟1 第9図はマイクロコンピュータを使用した制御装置8の
構成例であり、CPU80.ROM81及び不揮発性メ
モリから成るRAM82を有する。CPU80はROM
81に書込んだプログラムに従って、インプットボート
83より必要とされる外部データを取込んだり、あるい
は又RAM82との間でデータの授受を行なったりしな
がら演算処理し、必要に応じて処理したデータをアウト
プットボート84又は音声用IC(音声回路)85へ出
力する。
第1θ図にはメインルーチンが示してあり、“入力検出
処理”グレード選択処理”球取込処理”ゲーム開始処理
″ “ドラム回転処理”“ドラム停止処理”判定処理″
 “賞球排出処理”打止処理”処理モード更新”の各処
理が定義されている。また判定処理のサブルーチン中に
於て“一般遊戯”と“特別遊戯”の各処理が。
又図示してないが、それらの一般遊戯と特別遊戯の各処
理中に於て“賞球数演算”の処理が定義されている。“
グレード選択処理”球取込処理”“ゲーム開始処理”ド
ラム回転処理”ドラム停止処理”判定処理”賞球排出処
理”の各処理は、処理モード1〜処理モード7に於て順
次になされる。“入力検出処理”から“打止処理”まで
のいずれかのサブルーチンにて「更新フラグ」が“1″
になると、その処理モードの次の処理モードへの更新(
処理モード更新)を行ない、当該更新フラグを“O”に
して、最初の“入力検出処理”に戻す。
以下、第1θ図〜第13図に示すフローに従い、その取
込動作とドラム停止動作の一例を説明する。
−の′ 確 プログラムがスーターートすると、マイクロコンピュー
タは“入力検出処理”に入る(ステップ■)、まずイン
プツトポート83ヘボート指定信号を与え、球取込装置
30の第1センサ53に所定時間だけパチンコ球が静的
に存在しているかどうかチェックする。
第1O図のステップ1.04に於て、まず、第1センサ
53が球を検出して立上った時点で「立上りタイマ」を
セットする(1.08) 、立上りタイマをセットする
のは、上皿16に遊戯者が最初に球を投入した場合に於
ては、投入された流動している球を一時的に検知したに
すぎないのか、それとも静止状態に在る球を検知したの
かの区別ができないからである0次に、立上りタイマの
所定のタイマ時間だけ球が第1センサ53に静止してい
るかどうかチェックする。即ち、ステップ1.03に戻
り、立上りタイマの使用中に第1センサ53がONして
いるかどうチェックしく1.09) 、まだONしてい
れば立上りタイマが終了するのを待つ(1゜11)、立
上りタイマがタイムアツプすれば、球が静的に存在して
いることが確認できたことになるので、「球有フラグ」
を“1″にする(1.11.1゜12)、もし、立上り
タイマの使用中に第1センサ53がOFFに戻ったとき
は(1,03,1−09) 、球が流動している状態で
あったのであるから立上りタイマを解除しく1.10)
 、ステップ1.08の立上りタイマの設定をし直す。
一方、第1センサ53が球を検出しない場合は、それが
球取込装置30の作動等に基づく一時的なものであるか
、又は球が無いために生じた継続的なものであるかを判
断するため、CPUは、球が検出されなくなった時点で
「立下りタイマ」をセットする(1.08.1.13)
 、そして、このタイマ時間内に第1−iフサ53が球
を検出しONに切換ったときは(1,05,1,14)
 、一時的なものとして立下りタイマを解除する(1.
15) 、 Lかし、立下りタイマ時間を経過しても球
が検出されず第1センサ53がまだOFFを続けている
ときは(1−05,1,14,1,18) 、球が上皿
16及び球取込装置30に無い状態であるので、「球無
フラグ」を“l”にして、「球有フラグ」は“0”に戻
す(1,1?、1.18) 。
第10図に於るステップ1.19〜1.27は、後述す
る球取込処理(処理モード2)以外の期間中に於て、遊
戯者が返却スイッチ24(第1図)を押した場合、球技
ソレノイド60を作動させ、取込装2130の球抜きを
行なわせるプログラムである。
即ち、返却スイッチ24が押され且つ処理モード2以外
であることが確認できたら(1,02,1,18)、r
球核フラグ」を“l”にして球技装置の球技ソレノイド
60を付勢する(1.20.1.21) 、これにより
流下樋32内の球は球技樋34から返却機(図示せず)
を経て下皿22へ向けて流下する。CPUは、球技フラ
グが“1″になるとステップ1.01からステップ1.
22に進み、球無フラグ=“l”が立つのを待つ(12
3)、球無フラグ=“1”が立てば第1センサ53の直
下を球列の最後の球が通過したばかりであるから、この
最後の球までを完全に球技するためr球技タイマ」を設
定する(1.24)、モして球技タイマ時間が経過し最
後の球の球技が耕了するのを待って(1,01,l。
22.1.25) 、珠算球フラグ及び球技フラグを“
O”に戻し、球技装置をOFFにして球技装置の作動を
停止させる(1.2B、1.27) 、かくして取込動
作時以外は返却スイッチ24が有効となり球技が行ない
得る。
ムニニ上り五A1 続いて処理モード=1のグレード選択処理に入る(第1
0図のステップ■■)。
第12図のステップ3.02.3.03に於て、CPU
は「球有フラグ」及び「珠算フラグ」が“l”かどうか
を見る0球有フラグ=″1”ならば、第1センサ53が
一定時間だけON状態にあり、球が流動してない状態で
最低単位法数分の球(5個)が存在していることになる
(イ)球在りの場合 球有フラグ=“1”を確認したならば、賭け事のグレー
ド表示に入る(3.02)、グレード表示器18C11
8B、18Aの点灯状態で、賭けが可使な単位を表示さ
せるため、まず、第3センサ55、第2センサ54.□
が一定時間だけONしているかどうか、即ち、3単位(
15個)或いは2単位(10個)の球が在るかどうかチ
ェックする(3゜0B、 3.11) 。
今、3単位分の球(15個)が存在し、従って第1〜第
3センサ53.54.55が全てONしている場合は(
3,02,3,08,3,11) 、まず「賭け率1未
満」かどうかをチェックする(3−07) 、ここに「
賭け率1未満」というのは、遊戯者がグレード選択スイ
ー2チ17A、17B、17Cを操作した結果としての
賭け率が、1単位に達していないこと、具体的にはグレ
ード選択スイッチ17A、17B、17Cのいずれも押
されていないことを意味する。「賭け率1未満」であれ
ば3単位がまだ賭けられる状態であるので、3単位、2
単位、1単位の賭けのグレード表示器18C,18B、
18Aを点灯させ、その操作可能なことを遊戯者に報知
する(3.08.3.08.3.10) 。
「賭け率1未満」でなければ(3,07) 、既に3単
位、2単位、1単位のいずれかが賭けられている状態に
あるので、ステップ3.11へ進み、第2センサ54が
一定時間ONL、ていることを確認後(3,11) 、
賭けられたのが2単位より小さいか、即ち「賭け率2未
満」かどうかのチェックをする(3.12) 、 Y 
E Sならばまだ2単位が追加的に賭けられるので、2
単位、1単位のグレード表示器18B、18Aを点灯さ
せ、その操作可能なことを遊戯者に報知する(3.09
.3.10) 。
「賭け率1未満」でも「賭け率2未満」でもなければ(
3,07,3,09) 、既に2単位以上が賭けられて
いる状態にあるので、ステップ3.13へ進み、当該賭
けが3単位より小さいか、即ち「賭け率3未満」かどう
かのチェックをする(1.13) 、 YESならばま
だ1単位が追加的に賭けられるので、1単位のグレード
表示器18Aを点灯させ、その操作可能なことを遊t&
者に報知する(3.LO) 。
さて、最初にグレード選択スイッチ17Cが押されたと
すると(3,14) 、 CPUは、グレード表示器1
8Cが点灯しているかどうかを見て、当該グレード選択
スイッチ17Cが選択可能かどうかを判断する(3.2
0) 、 Y E Sならば3単位の賭けであるので、
CPUは、賭事を+3 L、 (3,21)、上中下3
つの横方向ライン19と2つの斜方向ライン19の計5
ラインに属する全ての賭ライン表示ランプ20を点灯さ
せ、それら全部が賭けの対象であることを表示させる。
また、「取込数」として“15″を書込むと共に(3,
22) 、 3単位分の球数の取込に必要なカム50の
釈放時間を定めるための取込タイマAを設定しく3.2
3) 、効果音Aのデータを設定する(3.24) 、
そして、取込フラグを1”に、更所フラグを“l”にし
てステップ3.17に進む(3,25,3,28) 、
  ”賭事3”となったので、ステップ3.17の判断
はYESとなり、グレード表示器18A、18B、18
Cを3つとも消灯させ(3,27,3,28,3,21
) 、もはや追加的な賭け率の増旭はできないことを表
示して、ステップ3.01にリターンする。
一方、最初にグレード選択スイッチ17Bが押され2単
位が賭けられたときは、賭事を+2して(3,31) 
、上下の横方向ライン19に属す2つの賭ライン表示ラ
ンプ20を点灯させ、上中下3つの横方向ライン19が
賭けの対象であることを表示させる。また、「取込数」
として′lO”を書込むと共に(3,32) 、 2単
位分の球数の取込に必要なカム50の釈放時間を定める
ための取込タイマBを設定しくL33) 、効果音Bの
データを設定する(:L34) 、そして取込フラグを
l”に、更新フラグを“1″にしてステップ3.17.
3.18に進む(3,25,3,28) 、  ”賭事
2″となったので、ステップ3.18の判断がYESと
なり、グレード表示器18B、18cの2つを消灯させ
(3,28,3゜29)、グレード表示器18Aのみを
点灯状態に残し、もはや1単位しか追加的な賭け率の増
加ができないことを表示する。その後、遊戯者が追加的
にグレード選択スイッチ17Aを押して更に1単位を賭
けたとすると、CPUは上記賭事″2”に+1して“3
”とする(3.38) 、グレード表示器18A、18
B、18cは、上述の理由により3つとも消灯する。
最初にグレード選択スイッチ17Aが押され1単位のみ
が賭けられたときは(3,18,3,35) 、賭事を
+1して(3,38) 、賭ライン表示ランプ20のう
ちの中央のものを点灯させ、中央の横方向ライン19が
賭けの対象とされた賭ラインであることを遊戯者に報知
する。また、「取込数」として5”を書込むと共に(3
,37)、1単位分の球数の取込に必要なカム50の釈
放時間を定めるための取込タイマCを設定し、取込フラ
グ及び更新フラグを“1”にしてステップ3.17.3
.18.3.13に進む(3,25,3,26) 、 
 “賭事1”となったので。
ステップ3.13の判断がYESとなり、グレード表示
器18cを消灯させ(3,29) 、グレード表示器1
8A、18Bのみを点灯状態に残し、もはや2単位しか
追加的な賭け率の増加ができないことを表示する。その
後、遊戯者が追加的に1単位又は2単位を賭けたとする
と、上記賭事が+1又は+2されて、′2”又は3″に
増加する(3.3B、3.31) 、最終的に賭け率が
3単位になるとグレード表示器18A、18B、18C
は3つとも消灯する。
尚、このようにして定めた賭け率が有る場合には、スタ
ートスイッチ14がONされるのを待って、ゲーム開始
処理(処理モード=3)にジャンプし、その際に賭事は
“O″に戻される(3.40〜3.42) 。
(ロ)球無しの場合 「珠算フラグ」がl”のときは「珠算タイマ」をセット
し、「更新フラグ」を“1″にして、第13図の球取込
処理に入る( 3.03〜3゜05)。
生取込1月 賭け率が確定し取込フラグ″l”が立つと(3゜25)
、続いて球取込処理に入る(第1θ図のステップ■■)
(イ)通常の取込動作 第13図のステップ5.02に於て、取込フラグが“1
″であると判断されたら、CPUは取込ソレノイド52
をON L (5,05) 、カム50を釈放位置へ移
動させ、取込装置を作動させる。パチンコ球は、カム5
0から釈放されて取込機33内に流下する。流下樋32
内を流下する球がカウントセンサ56で検知され、同カ
ウントセンサ56が1回立上ったら、ステップ3.22
.3.32.3.37で設定された「取込数」から−l
する(5.0?) 、ステップ5.02.5.04〜5
.08を繰返し、その都度、取込数から−1する。「取
込数」=0となったら(5゜08)、取込ソレノイド5
2をOFFに戻すと共に効果音を発生させる(5.09
.5.10) 、これで、グレード選択処理で設定され
た取込数(賭け率)“15”10”5”のいずれかに応
じた所定個数の取込動作が1回終了したことになる。グ
レード表示器18A、18B、18Cを一旦消灯させ(
5,11) 、取込フラグを′O″に戻してリターンす
る(5.12) 。
プログラムのステップは再びステップ5.02に戻って
来る。取込フラグは“O″に戻されているので、ここで
の判断はNoとなり、ステップ5.03で処理モードが
“l”に戻され、再びグレード選択処理に入る。従って
、その追加的な賭事の増加が可使であり、上記と同様に
して、その賭事に応じた球数の取込動作が行なわれる。
但し、記憶された賭事は元のままであるので、これ以後
のグレード選択により賭け得る単位は、その選択の輻が
狭められ、加算累積された値が3単位となるまでである
事は、上述の通りである。もし、追加的な賭事の増加を
行なわずに、スタートレバー13を押したときは、処理
モード=3のゲーム開始処理と同時に記憶した賭事も0
″に戻される(3゜42)。
(ロ)球無しの場合 次に、所定単位だけの球取込が終了した時点に於て、第
1センサ53が1単位分の球の存在を確認できなくなっ
たときは、第12図のグレード選択処理のステップ3.
o3.3.04に於て、「珠算タイマ」が設定される。
CPUは、この珠算タイマがタイプアップする迄の間、
即ち4個分の球を流下させるに十分な時間が経過するま
で球技ソレノイド60をONする(5.01.5.13
.5.14) 、そして、球技時間が経過したら、球技
ソレノイド60をOFFに戻すと共に(5,13,5,
15) 、グレード表示器18A−1亀、Ct−0FF
に戻しく5.18)、更に珠算フラグを“0”に戻しく
5.17) 、処理モード“1”に戻る(5.03) 
(ハ)取込球数が不足の場合 取込動作中、ゴミや不正行為等何らかの異常に基づいて
、カウントセンサ56による所定数の球通過の確認がで
きないとき、即ちステップ5.08に於る判断がYES
とならないときは、第12図のグレード選択処理のステ
ップ3.23.3.32.3.38にて設定した「取込
タイマ」がタイプアップする (5,04) 、 CP
Uは、直ちに取込ソレノイド52をOFFすると共に(
5,18) 、警報を鳴らして (5゜19)、異常状
態を店内の係員に知らせる。
係員によりゴミ等が除去される。これにより流下樋32
内を球が流れ、カウントセンサ56で検出されることに
なる。
CPUは、カウントセンサ56が球を検出して立上るの
を待ち(5,20) 、立上ったら前面枠3が閉じてい
ることを確認する(5.21) 、これは図示してない
ドアスイッチがONL、ているかどうかをチェックする
ことにより行なわれる。かかる確認を行なう理由は、も
し前面枠3が係員により開かれている場合には、そのま
まの状態で取込装置30が作動を開始すると、取込機3
3に取込まれた球が合流樋46へ入らずに、外にこぼれ
てしまうからである。cpuは前面枠3が閉じているこ
とを確認したら(5,21) 、未だ取込まれていない
残りの球を取込むためのタイマを設定しく5.22)、
リターンする。
取込フラグはまだ“l”のままであるので、再びステッ
プ5.02.5.04〜5.08に入り、取込ソレノイ
ド52がONされ(5,05) 、取込動作が続行され
る。パチンコ球がカウントセンサ56で検知されるたび
に、前回途中まで値が減算されている「取込数」から−
lされ(5,0?)、「取込数」=Oとなるまで、ステ
ップ5.02.5.04〜5.08が繰返される。「取
込数J=0となったら(5,08) 、既に述べたよう
に、取込ソレノイド52をOFFに戻す(5,09) 
、これで、異常状態が発生した取込動作につき、その所
定個数の全ての取込が完結したことになる(5.09)
 。
竺ニム】瀬 スタートスイッチ14が押されると処理モード=3とな
り(3,01,3,33,3,34) 、ゲーム開始処
理に移行する(ステップ■■)。
第14図に於て、CPUはモータ62を作動させ3つの
ドラム6を一斉に回転させ(7,01) 、遊技者が操
作スイッチ17を全く操作しなくても所定時間後に全ド
ラムを自動停止させるための「回転タイマ」を設定する
(7.02)、そして、ドラム回転直後の短時間だけス
トップスイッチとしての操作スイッチ17を無効とする
ため、「操作禁止時間」が経過するのを待つ(7,02
、7,03) 、  r操作禁止時間」が経過したら、
ストップ表示器15A、15B、15Cの全てを点灯さ
せ、後述する停止フラグを“O”に戻し、「更新フラグ
」を“1″にしてリターンする(7.04〜7.08)
 。
工jヨE理Jυ1コ 続いてドラム回転処理に入る(ステップ(Φ■)。
第15図に於て、CPUは「回転タイマ」による自動停
止時間が経過していないことを確認しつつ、ストップス
イッチ(操作スイッチ17)が操作されるのを待つ(9
,01〜9.04) 、スト−2プ表示器15Aが点灯
している状態下でストップスイッチ5Wt(操作スイッ
チ17A)がONされた場合ニtf (9,02,9,
05)、r停止フラグ」を“1”にすると共に「停止タ
イマ」を設定し、「更新フラグ」をl″にしてリターン
する(S−OS〜9゜lO)、この「停止タイマ」は、
第8図に示した遊技停止装と67の停止爪69が、ラチ
ェット65に適正に噛合うのに要する時間である。
ストップ表示器15Bが点灯している状態下でストップ
スイッチSW2 (操作スイッチ17B)がONされた
場合(9,03,9,08) 、ストップ表示器15C
が点灯している状態下でストップスイッチ5WI(操作
スイッチ17C)がONされた場合(9,02,9,0
5)も、同様にして「停止フラグ」が“l”にされると
共に、「停止タイマ」が設定される。
操作スイッチ17.が操作されずにオート停止時間が経
過したときは、「停止フラグ」を“l”にし、「更新フ
ラグ」を“l”にしてリターンする(9.01.9.0
8〜9.10) 。
丘二止芳北A1 停止フラグが1”かどうかを見る(11.01)、1”
でなければ遊戯者のストップスイッチ操作による停止で
あるので、「停止タイマ」が終了するのを待って、その
操作されたストップスイッチに対応するドラム6を停止
させ、対応するストップ表示器15をOFFする(11
.02〜11.00、ドラム停止は、停止ソレノイド6
8を付勢することで行なわれる。ドラム6が停止したな
らば、「停止フラグ」をO″に戻し、「更新フラグ」を
“l”にしてリターンする(11.08〜11.07)
停止フラグが“l”の場合は、遊戯者によるストップス
イッチ操作がなされずオート停止時間が経過したときで
あるので、一定の順序でドラム6を停止させ、ストップ
表示器15A、15B、15Cを0FFL、ステップ1
1.05に進む(11,08、11,09) 。
且定崖1 処理モード=6に於て、第17図の判定処理に入る。C
PUは後述する「ボーナスフラグ」が“1”かどうかを
見て、′1”でなければ「一般遊戯」に、′1”なら特
別遊戯である「ボーナス遊戯」にジャンプする。
一般遊技に於て、CPUは、まず当りの組合せかどうか
を判定する。「当り組合せ」の特別の形態としては、第
1特別表示、第2特別表示、第3特別表示の3種がある
。「第1特別表示」とはダイヤの絵柄“★”が、「第2
特別表示」とは数字の7″が、「第3特別表示」とは“
AAA”が付加された図柄が、いずれかの賭ライン上に
3つ揃った場合を指す、第1特別表示は最も生じ難い組
合せであり、次いで第2特別表示、第3特別表示の順に
生じ易い組合せとなっていて、いずれも一般遊戯から抜
は出ることができる組合せである。
他の「出り組合せ」の形態としては、“オレンジ″ “
ベル″ “レモン”ブルー”等の同じ絵柄が3つ揃った
場合、“チェリー”が左側ドラム6の賭ライン上に来た
場合等があり、一般遊戯から抜は出ることは不可部な一
般的組合せである。
第2特別表示、即ち、′777”が揃ったときは、ボー
ナスフラグが“l”になり、ボーナス遊戯が行ない得る
。これは、3つのドラム6の絵柄が揃うかどうかではな
く、停止させる1つのドラム6の特定絵柄″’AAA”
 (他の絵柄と重なっている)が中央の賭ライン上に一
致するかどうかの遊戯であり、一致した場合は、例えば
15単位の賞球(75個)が支払われる遊戯である。
「第1特別表示」のとき、即ちダイヤが3つ“☆☆★”
が揃ったときは、「大ボーナス遊戯」に移行し大ボーナ
スの権利が発生する。このr大ボーナス遊戯」というの
は、一定の条件下で上記の「ボーナス遊戯」に入ること
が最大に回(ここではに=3)まで可能な遊戯である。
ここでボーナス遊戯に入るための「一定の条件」という
のは、大ボーナスの権利発生後、各ボーナス遊戯の前段
階として到来する一般遊戯と同じ遊戯状態(権利付一般
遊戯)に於て、そのゲーム数が計30回行なわれる迄の
間に、3つの各ドラム6の特定絵柄、本例では“AAA
″ (他の絵柄と重なっている)が、遊戯者の賭けた1
〜5木の賭ライン上の一つに揃うことである。  ”A
AA”が3つ揃うことによりボーナスフラグが1”にな
り、プログラムは「ボーナス遊戯」に入り、「ボーナス
遊戯」終了後まだに=3回に達していないときは、再び
権利付一般遊戯に戻り、最大に=3回まで繰返す、最大
に=3回までと表現したのは、もし権利付一般遊戯(3
0回)に於て、不幸にしてAAA″が一度も揃わなかっ
た場合は、最大回数に回(K=3)に満ないときでも、
その時点で大ボーナスの権利が消失し、通常の一般遊戯
に戻ってしまうからである。
(9,明の効果) 以上述べたように、本発明の遊戯機にあっては、ゲーム
装置の各可変表示器に1個宛対応させて可変表示器の下
方に操作スイッチが横に配列され、その配列の片側にス
タートスイッチが配置される。しかもこれらの操作スイ
ッチはグレード選択スイッチ並びにストップスイッチと
して兼用され、専用のストップスイッチは存在しない、
このため、遊戯者が操作すべき操作部が1種類少なくな
り、従前のストップスイッチを操作する際に生じた隣り
の遊戯者との接触頻度が少なくなり、不快感を抱くよう
なことがなくなり、操作性が向上する。また、部品点数
が減少するので、部品点数が減少した分だけのコストダ
ウン並びに組立製造工程の簡略化に伴なうコストダウン
を図ることができる。
操作スイッチをグレード選択スイッチ並びにストップス
イッチとして機能させるため、電子的制御装置を有し、
そのグレード選択処理手段は、可変表示器の停止中に於
て賭け点が所定値に達するまで操作スイッチの少なくと
も1つをグレード選択スイッチとして有効ならしめる。
そして当該有効な操作スイッチが操作されたときは、上
記単位球数取込装置を作動させて、当該操作スイッチに
意味づけしたグレードに対応するパチンコ球を取込ませ
ると共に、スタートスイッチの機能を有効とする。徒っ
て、賭け点が所定値に達するまでは、操作のスイッチを
操作することにより、賭け点の追加ができる。
賭け点がある状態下でスタートスイッチが操作されたと
きは、ゲーム開始処理手段が可変表示器を一斉に回転さ
せる。また制御装置の回転停止処理手段は、可変表示器
の回転中に於て操作スイッチをストップスイッチとして
有効ならしめ、当該有効な上記操作スイッチが操作され
たとき、当該操作された可変表示器の回転を停止させる
。従って、操作スイッチをグレード選択スイッチとして
、或いはスタートスイッチとして機部させるかのモード
が明確に区別されると共に、当該モードでの操作であっ
ても、有効でない操作スイッチの操作は無効となるから
、誤動作を生じない。
勿論、従前から普及しているパチンコ機と共通のパチン
コ球を使用できるため、パチンコ遊戯店内のパチンコ球
補給装置及び計数装置並びに集中管理装置を廃棄するこ
となく共用でき、従って、同一の島設備にパチンコ機と
異種の本遊戯機とを混在させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遊戯機の外観図、第2図は縦断面図、
第3図は前面枠を開いた状態の斜視図、第4図はレバ一
式とした操作ユニットの具体例を示す図、第5図はその
レバースイッチの斜視図、第6図は単位球数取込装置の
一実施例を示す図、第7図はゲーム装置の一実施例を示
す部分断面図、第8図はそのゲーム装置の停止機構の正
面図、第9図は制御装置としてのコンピュータシステム
のブロック図、第10図はそのメインブロクグラムを例
示した図、第11図はその入力検出処理の流れ図、第1
2図はグレード選択処理の流れ図、第13図は球取込処
理の流れ図、第14図はゲーム開始処理の流れ図、第1
5図はドラム回転処理の流れ図、第16図はドラム停止
処理の流れ図、第17図は判定処理の流れ図である。 l・・・機枠        3・・・前面枠6・・・
回転ドラム     8・・・制御装置lO・・・ゲー
ム装置 13・・・グレード選択ユニット 14・・・スタートスイッチ 15・・・ストップ表示器  16・・・上皿17・・
・グレード選択スイッチ 18・・・グレード表示器  19・・・方向ライン2
0・・・賭ライン表示ランプ22・・・下皿30・・・
球取込装@     32・・・流下樋40・・・賞球
排出装置   50・・・カム51・・・レバー   
   52・・・取込ソレノイド53・・・第1センサ
    54・・・第2センサ55・・・第3センサ 56・・・通過球検出器(カウントセンサ)60・・・
球技ソレノイド  62・・・モータ65・・・ラチェ
ット    67・・・遊戯停止装と68・・・停止ソ
レノイド  71・・・停止位置検出器80・・・CP
U       81・・・ROM82・・・RAM 第5図 第7図 第14図 第15図 第16図 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)独立した回転と停止が可能で停止した際に多種の
    符合のうちの少なくとも1つを可視表示する可変表示器
    を複数個横に配列し、それらの可変表示器に停止表示さ
    れた符合の組合せ結果をゲーム結果として表示させるゲ
    ーム装置と、所定球数のパチンコ球を一単位としてゲー
    ムにかけた賭け点のパチンコ球を取込む単位球数取込装
    置と、ゲーム結果の重みに応じて予め定められた球数の
    パチンコ球を支払う賞球排出装置とを有する遊戯機に於
    て、 上記ゲーム装置の各可変表示器に1個宛対応させて可変
    表示器の下方に横に配列した操作スイッチと、 該操作スイッチの配列の片側に配置した上記ゲーム装置
    を始動させるためのスタートスイッチ上記操作スイッチ
    を、ゲームに対する賭け点のグレードを定めるためのグ
    レード選択スイッチとして、並びに上記可変表示器を個
    別に回転停止させるためのストップスイッチとして機能
    させる電子的制御装置とを有し、 上記制御装置は、 可変表示器の停止中に於て賭け点が所定値に達するまで
    上記操作スイッチの少なくとも1つをグレード選択スイ
    ッチとして有効ならしめ、当該有効な操作スイッチが操
    作されたとき、上記単位球数取込装置を作動させて、当
    該操作スイッチに意味づけしたグレードに対応するパチ
    ンコ球を取込ませ、スタートスイッチの機能を有効とす
    るグレード選択処理手段と、 賭け点がある状態下でスタートスイッチが操作されたと
    き、可変表示器を一斉に回転させるゲーム開始処理手段
    と、 可変表示器の回転中に於て上記操作スイッチをストップ
    スイッチとして有効ならしめ、当該有効な上記操作スイ
    ッチが操作されたとき、当該操作された可変表示器の回
    転を停止させる回転停止処理手段とを含むことを特徴と
    するパチンコ球を用いた遊戯機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350384U (ja) * 1986-09-17 1988-04-05
JPH0473076A (ja) * 1990-07-16 1992-03-09 Ace Denken:Kk スロットマシン

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JPH0473076A (ja) * 1990-07-16 1992-03-09 Ace Denken:Kk スロットマシン

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JPH0755243B2 (ja) 1995-06-14

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