JPS62248763A - 車両駐車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両用の駐車装置、より詳しくは、集配地点か
ら複数の収納場所へ車両を移動させることにより小空間
に車両を駐車することが可能な機械式駐車装置に関する
。

（従来の技術） ｎｔｘ式駐車装置を大規模に使用する場合、この駐車装
置は信顆性が高く、しかもコストがかからず、車両の出
し入れが迅速に行なえるものでなければならない。

この裸な＊ｔ４式駐車装置としては楳々なタイプものが
知られているが、これらは大きく次の三種に分類される
。

第一のタイプは、集配地点から車両をカー１・に載せて
運ぶものであるが、この場合、前記カートは、まず車両
の一端部の下方に押し込まれ、次にこのカートを適当な
保持部材を用いて二つの車輪（前輪あるいは後輪）の下
に押し込み、あるいは回転させながら押し込み、カート
を押したり引いたりすることにより、あるいは前記車輪
を持ち上げたり押したりすることで車両を移動させるの
である。しかし、いずれにせよ車両自身の少なくとも二
つの車輪を転がして車両を移動させることに変わりはな
い。

又、一般に上記の様な駐車装置には、前記カートの保持
部材と直接係合しない他の二つの車輪に作用する中心決
め装置が設けられている。この中心決め装置は車両をカ
ートの軸と合わせるのに用いられ、カートとは別体に設
けられている場合もある。この車両の車輪とカートの中
心合わせを行なうことで、車両に損傷を与えることなく
狭い空間に駐車させることができるのである。

しかしながら、これらの装置においては車両の移動にあ
たって車両自身の二つあるいは四つの車輪を回転させる
様に構成されているので、もし運転者が不用意にハンド
ブレーキやギアを入れたままにしておいた場合、更には
、車輪の一部あるいは全部の空気が抜けているような場
合には車両の移動ができない。

従って、この様な機械式駐車装置は、たとえその装置の
Ｎｆ４部分自身が信邦性の高いものであったとしても、
装置全体の作業信頼性は低いものになってしまう、更に
、車両に係合させたり車両を持ち上げたりする機構は複
雑であり一般にその製造および維持コストが高くつくと
いう問題もある。

第２のタイプは、車両をパレットに載せて移動させこれ
を適当な仕切り内に置くというものである。この様なバ
レッＩ・を用いた場合、車両の車輪は完全に地面から離
れるので、車両の移動を車両自身の車輪の回動に頼らな
くても良いという利点がある。この方法で駐車する場合
、運転者自らがパレット上に車両を乗り入れなければな
らない。

このパレットはエレベータ−もしくはトランスエレベー
タ−近くの適当な場所に設けらたバレッ＋−受はキャリ
ッジにより長手方向あるいは横方向に設けられ、直接挿
入されるらのである。

この方法によれば、車両を載せたパレットがどこに降ろ
されても、このパレットを空のパレットと置き換えるこ
とのできるパレット交換装置が必要となる。又、中心決
め装置がなければ駐車面積を広くＮ保する必要があり、
車両を載せたパレットを仕切りまで移動しこれを次の車
両のための空のパレットと交換するためには高さを大き
く確保する必要がある。更に、ひとつひとつの車両のた
めに専用のパレットが必要であるため製造コストがかな
り高くつく。

第３のタイプは、くしの歯形状の金属部材を有する可動
フレーム、もしくはくし状可動フレームを搭載したキャ
リッジを利用するものである。

この様な装置の場合、前記可動フレームに対し固定され
たフレーム、そしてその歯が垂直通過して車両を駐車あ
るいは収り出すための仕切り内に固定されたくし状部材
が必要である。より詳述すると１、このフレームが車両
を開放するよう下降できる位置に（あるいは、車両を出
庫させるように上昇できる位置に）達した後に、可動歯
を有する前記フレームを前記固定歯に接近させる必要が
ある。この為には、前記歯自身がその軸心に対して平行
移動するか、あるいは前記歯がその軸心に対して直角移
動しなければならない。

この様な装置において、車両はその移動軸に沿った長手
方向、あるいは横方向、即ち車両の移動軸に対し垂直方
向に運搬される。前述のパレット装置と同様に、くし型
装置には車両の全車輪を地面から持ち上げるという利点
があるものの、この様な装置のｍＴＩ￥ｉｉｔ点はやは
り中心決め装置がないことであって、他の条件が一定で
あるとするならば、第１のタイプに比べて、収納用仕切
りとしてより大きな面積のものが必要である。しかも前
記キャリッジは、昇降装置を搭載しているために、かな
り高さの大きなものとなる。　前述してきた装置は全て
車両を固定位置に収納する方式であったが、これに対し
て車両を循環移動させて収納する装置も知られている。

このタイプの装置には車両用の仕切りはなく、その代わ
りに、運転者が自ら車両を載せたパレットあるいはフレ
ームそれぞれがこの車両を出庫するために用いられるの
である。即ち、このパレットもしくはフレームは、他の
全入庫車両とともに空のパレットあるいは支持フレーム
が出入原位置に来るまで連続的に移動される。

このタイプの装置の大きな欠点は、出入岸に時間がかか
ること、及び、前入康車両を同時に動かすためのエネル
ギー消費が大きなことである。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の口約は、移動及び収納面積が小さく、又、それ
に伴いコストも少なくすることができる装置を提供する
ことで、前述の問題点を解決することにある。

（問題点を解決するための手段と作用）本発明に間する
駐車装置は次の特徴を有している。即ち、この装置は車
輪付きの内フレーム及び自走用のモーターを有する車両
移動用のキャリッジ、そして前記内フレーム上には位置
せずこの内フレームに対し垂直移動させる手段により前
記内フレームに収り付けられた外フレームを有している
、前記外フレームは車両の車輪を支持するくし状部材を
有し、このくし状部材は固定ラックの歯と互い違いに噛
み合い、これにより前記キャリッジは前記外フレームの
垂直移動によって車両を固定ラック状に納めたり、この
ラックから車両を収り出したりするのである。

（発明の効果） 本発明による駐車装置の第１の利点は、作業信頼性が高
いことであるが、これは部分的には装置の作動用として
最小限以上のモーターや機構を備えているこの装置の構
造本来の代理機能性によるものである。

本発明による駐車装置の第２の利点は、その用途範囲が
極めて広いことに加えて、製造及びメインテナンスコス
トが低いことである。

更に、その使用容易性も又、大きな特徴である。

（実施例） 本発明による車両用の駐車装置は、車輪付き車両移動キ
ャリッジを有し、このキャリッジは。

内フレーム１、この内フレーム１に対し垂直変位可能な
外フレーム２を有している。この外フレーム２は、後に
詳述するが、前記内フレーム１上に位置しない様に形成
されている。前記内フレーム１は、四つの車輪３を有し
、これらの車輪３は二つの中空軸を有するギア式モータ
ー５により駆動される軸４によって駆動される。前記内
フレーム１は更に案内ローラー６及び、その（内フレー
ム１の）端部に四つの垂直ラック７を有している。

これら垂直ラック７はピニオン１０を介して前記外フレ
ーム２を支持するが、その具体的な支持構造については
後に詳述する。

前記外フレーム２は、前述した様に、少なくとも前記ラ
ック７及び前記ピニオン１０から構成される垂直変位手
段により変位によって、前記内フレーム１に干渉あるい
はこの内フレーム１上に位置しない様に構成されている
。前記ピニオン１０は、四つの中空軸を有するギア式モ
ーター９により駆動される軸８によって駆動回転される
。前記モーター５．９はその構造において代理機能性を
有している、というのは、これらのモーター全部の機能
は一つの水平移動用モーター５及び二つの独立した持ち
上げ用モーター９のみによっても行なうことが可能であ
るからである。

前記外フレーム２は、車両を支持する、複数の外向きく
し歯状部材２ａを有し、これらは固定ラック１１の歯と
互い違いに噛み合う様になっている。前記固定ラック１
１は、車両を収納する様々な仕切、及び、後述する車両
出入圧部に設けられている。

図中の参照番号１２．１３は運搬すべき車両の車輪を示
している。そして、車両のホイールベースの長さにかか
わらず、車輪１３の方は必ず、図示されている固定位置
に置かれる。一方、車輪１２は車両のホイールベースの
長さの変化に応じて、その位置を変えられる様になって
いる。

前記ローラー６は垂直軸を有し、案内レール１４に係合
する。前記キャリッジを示す第２ないし第４図を参照す
ると、前記外フレーム２は第２及び第３図において下降
位置にあり、第４図においては起立位置にある。そして
外フレーム２がこの起立位置にある時、車両の前記車輪
１２．１３は外フレーム２の前記くしの歯状部材２ａと
係合し、前記固定ラック１１のくしの歯状部材の上方に
位置する。

第５図において、前記内フレーム１の前記移動車輪３は
車軸４上に設けられているが、これらの車軸４はそれぞ
れベアリング２９を介して、前記内フレーム１に固定連
結されたベアリング受はフランジ２８に保持されている
。前記レール１４に係合する前記ローラー６は！ＩｉＩ
Ｍ１手段２６．２７を介して保持されている。

第６図は、前記外フレーム２を前記内フレーム１に対し
垂直移動させる手段を示している。この手段はベアリン
グ１７により前記軸８上に設けられた前記ピニオン１０
を有し、前記ベアリング１７は、前記外フレーム２に固
定されたベアリング受け１５に収り付けられている。前
記ベアリング１７は更に外ケース１６を有している。こ
の外ゲース１６は二つのナツト１９によって軸方向への
移動可能なネジ・ロッド１８により、前記ベアリング受
け１５に対し水平位置Ｊｑ節可能に構成されており、更
に、この外ゲース１６はナツト２）を介して、その動き
を伝達する。前記ピニオン１０と前記ラック７の間の係
合を維持する一定の圧力を提供する一組のカップ・バネ
或いはさらバネ２０が設けられている。これらのバネは
（勿論、完全に圧縮されてはならない）前記キャリッジ
の速度に変化が生じた時、その移動方向に沿った水平慣
性荷重を吸収する機能も有している。前記バネ２０は更
に前記前方ピニオン及び後方ピニオン間の距離を規制し
、くさび割れや破損を防止する機能ら有している。更に
、前記ベアリング受け１５との相互作用でその下降位置
を決定するネジ２２、及びバネ２３、ナツト２４から構
成される機械式ストップ装置が設けられている。

第７図に示したネジ２５は前記ラック７の位置を決定す
る部材として機能する。一方、前記外フレーム２の前記
内フレーム１に対する位置決めは、これら外、内フレー
ム間の横方向における相対的水平移動を阻止する前記ピ
ニオン１０により行なわれる。

前述した様に、本発明に関する駐車装置は固定ラック１
）を有しているが、これらの固定ラック１１は、第８図
によりはっきりと示されている様に、それぞれコンクリ
ートバッド４１により地面に固定されている。この固定
フレームの枠組みは、ｇｒＵ型金属管３０により構成さ
れているが、この金属管３０には前記固定ラック１１の
くし歯状部材が爆接収り付けされている。更にこの金属
管３０は、前記バッド４１と平行になるように位置され
ているが、ネジ・ロッド３２、及びナツト３３、集中力
拡散袋Ｗ、３１．３９から構成される装置の前記ネジ３
５及びナツト３６により、その高さ及び前記くしの歯部
材１１の軸心により形成される平面の水平方向に対する
傾きを調整する。二とができる。第９図は固定ラック１
１の略平面図であり、この固定ラック１１は、前記外フ
レーム２上に形成されるくしの歯状部材２ａと互い違い
に噛み合う固定くしの歯状部材を有している。

前記駐車装置は更に第１０図により詳しく示す中心決め
装置を有している。この中心決め装置は二つの中空軸ギ
ア式モーター４４により垂直移動可能なベース・フレー
ム４２を有し、これらのギア式モーター４４は前記中心
決め装置の外部構造体に固定され図示されていない手段
により調節可能な四つのラックに作用する四つのピニオ
ンを駆動する。このベース・フレーム４２上槓方向に、
二つの中心決めキャリッジ及び前部キャリッジ４７、後
部キャリッジ４８が移動する。これらのキャリッジはそ
れぞれ中空ギア式モーター５０によって駆動される。こ
のギア式モーター５０は前方軸５１及び後方軸５２を駆
動し、更にこれらの軸が前記中心決めキャリッジ４７．
４８のそれぞれの二つあるいは四つの車輪を駆動するの
である。前記中心決めキャリッジ４７．４８の上部平面
は金属製横部材５７．５８によりそれぞれ形成されてい
る。これらの横部材５７．５８の間には空間が設けられ
ており、これによって前記固定ラック１１の歯は垂直移
動中に横方向に移動することができる。前記ベース・フ
レーム４２上には中心決め部材５３が固定されている。

これらの中心決め部材５３は上部長手支持部材１４ａ上
に設けられており、更にこれらの上部長手支持部材１４
ａは、前記ベース・フレーム４２に固定された（第１１
図及び第１２図参照）下部長手支持部材１４ｂ上に支持
された直立部材５５上に、しかも前記横キャリッジ４７
．４８とは独立して設けられている。

前記中心決め装置の一端部には、前記固定フレーム２に
固定された車輪停止部材６２が配設されている。運転者
は駐車するため前記中心決め装置上に車両を乗り入れて
、その車輪がこれらの車輪停止部材６２に当接したとき
に車両を停止しなければならない、尚、前記中心決め装
置はシートメタル５４により覆われている。

この状態において、前記固定ラック１１の歯は前記横中
心決めキャリッジ４７．４８の格子と共に一つの平面を
形成し、これにより運転者は必要位置にまで車両を容易
に移動させることができる。この後、前記コンクリート
部材４１に固定されたラック受は調整板５６により支持
されたラック４６に作用するピニオン４５を回転させる
ことにより、前記ベース・フレーム４２は垂直移動する
。

第１２図に示す様に、運転者が車両を離れると、前記車
両の車輪１２．１３を前記固定ラック１１の固定くしの
歯状部材から持ち上げることで中心決め作業が始められ
る。具体的には、そのくしの歯状部材により前記固定ラ
ック１）を通過し車両を持ち上げる前記二つの中心決め
キャリッジ４７．４８を搭載する前記ベース・フレーム
４２を上昇させることで行なう、第１２図に示されてい
る様に、この時点において、車両はまだ中心決めされて
いない。

次に、第１３図に示す様に、前記キャリッジ４７．４８
は互いに独立して、移動するが、この時その車輪４９は
前記ベース・フレーム４２により支持案内される。これ
らキャリッジ４７．４８は車両の移動方向に沿った横方
向に移動する。従って、これらキャリッジ４７．４８は
、それぞれその対応する車輪１２．１３が前記金属製長
手接触帯５３に当接した時、停止する。言い換えれば、
前記前方横キャリッジ４７は車両の前輪１３が前記接触
帯５３に当接した時に停止し、一方、前記後方横キャリ
ッジ４８は、前記前方キャリッジ４７が停止した後、車
両の後輪１２がこの接触帯５３に当接した時に停止する
のである。この停止動作の決定は、接触帯５３上に設け
られた適当なセンサー上に車輪１２．１３が位置するこ
とによって生じる圧力、あるいは、車輪１２．１３が前
記接触帯５３に当接して停止し、これによってそれぞれ
のキャリッジの駆動モーターの電流消費量が増加するこ
とを検出することによって行なわれる。

この段階の最後において、車両の同側方に位置する二つ
の前・後車輪１２．１３は前記金属長手帯５３と位置合
わせされる。但し、車両の前・後輪間の車輪間隔が異な
っている場合らあるので、その他の車輪が位置合わせさ
れているがどうか、あるいは車両の長手軸心が中心決め
装置の長手軸心に合わせられているかどうかを判別する
ことはできない、この時点において、第１４図に示す様
に、前記二つの槓キャリッジ４７．４８は前述した方向
とは逆の方向に移動し、前述したものと同様の方法で、
その対応する車輪１２．１３が他の金属製長手接触帯５
３に当接した時に停止するのである。この作業において
、前記二つのキャリッジ４７．４８が平行移動している
間、これらのキャリッジの移動距離が測定される。この
測定は次の要領で行なわれる。即ち、前記前方キャリッ
ジ４７及び前記後方キャリッジ４８上に設けられ前記中
心決めキャリッジに固定されたラック５７により構成さ
れた単純な装置が、レバー５９及びバネ６０により前記
ベース・フレーム４２上に固定されたピニオン５８を動
かし、更にこのピニオン５８を前記ラック５７に当接す
る位置に保持する。

そして、近接センサーがその前方を通過する前記ピニオ
ン５８の歯数を計測する。これにより、前記中心決めキ
ャリッジの位置を全ての時点において知ることができ、
更にある動作中におけるキャリッジの移動距離を測定す
ることができるのである。

そしてこの段階の最後において、前記二つの前輪１３及
び前記二つの後輪１２間それぞれの実質内方距離を知る
ことができる。第１５図は中心決め作業の最終段階を示
している。前記二つのキャリッジ４７．４８は、前面（
第１４図）を参照にして説明したのと逆の意味において
、正確に中心位置に来るまで横方向に変位される。即ち
、この変位量は前述の測定された変位量の半分にあたる
。

この段階の最後において、前輪１３及び後輪１２は共に
中心決め装置の前記長手軸心に対し対称位置にある。

第１６図において、前述の中心決め作業が完了すると、
前記ベース・フレーム４２は、前記の変位したキャリッ
ジ４７．４８と共に、前記上方長手支持部材１４ａもこ
のベース・フレーム４２に支持された状態で降ろされ、
中心決め装置の下方に移動可能な前記移動キャリッジが
車両の下に位置する所で停止する。そして次にこのフレ
ーム４２が持ち上けられることにより、車両は上昇し、
収納場所（図示せず）へ輸送可能な状態になるのである
。

この様に、本発明による駐車装置は、完全に中心合わせ
された状態で車両を収り出したり運送することができる
。あるいは必要とあらば、曲線を有するトラックに沿わ
せることら可能である。

従って、車両収納の全ての段階を最も効果的に行なうこ
とができるのである。

その上、この装、ｆの高さは非常に小さいので、全ての
作業は迅速で、使用者自身により直接容易に行なうこと
ができ、使用者はたんに車両を中心決め装置上に載せる
だけでよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による駐車装置の一部を形成する移動キ
ャリッジの平面図、第２図は外フレームを起立位置にし
た状態の第１図に示した移動キャリッジの側面図、第３
図は前記外フレームを下降位置にした状態の第１図に示
した移動キャリッジの端面図、第４図は前記外フレーム
を起立位置にした状邪の第１図に示した移動キャリッジ
の端面間第５図は前記キャリッジの移動車輪の細部を示
す断面図、第６図は前記外フレームを内フレームに対し
垂直移動させる手段を示す詳細図、第７図は前記内フレ
ーム及び前記外フレーム間の前記垂直移動手段の位置を
示す平面図、第８図は固定ラックを示す部分断面図、第
９図は第８図に示した固定ラックの平面図、第１０図は
中心決め装置の平面図、第１１図は前記中心決め装置の
端面図、第１２図は起立位置にある前記中心決め装置の
端面図、第１３図は車両の一側方の一車輪に作用する中
心決め動作中における前記中心決め装置の位置を示す端
面図、第１４図は前記車両の他の側方の車輪に作用する
中心決め動作中における前記中心決め装置の位置を示す
端面図、第１５図は中心決め動作完了後の前記中心決め
装置の構成部材を示す端面図、そして第１６区は前記中
心決め装置が下降位置にあり、前記移動キャリッジが作
動位置にある状態を示す図である。 １・・・内フレーム、２・・・外フレーム、２ａ・・・
くしの歯状部材、３・・・車輪、５・・・モーター、７
．１０・・・垂直変位手段、１１・・・固定ラック、１
２．１３・・・車両の車輪。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キャリッジの平行移動用の車輪（３）及びモーター
   （５）を備えた内フレーム（１）により構成される車両
   輸送用のキャリッジ及び前記内フレーム（１）上に位置
   せず、しかも外フレーム（２）を前記内フレーム（１）
   に対し垂直変位させるための手段（７、１０）により前
   記内フレーム（１）に連結されている外フレーム（２）
   を有し、前記外フレーム（２）は車両の車輪（１２、１
   ３）を支持するためのくしの歯状部材（２ａ）を有し、
   前記くしの歯状部材（２ａ）が固定ラック（１１）の歯
   と互いに噛み合うことによって前記外フレーム（２）の
   前記垂直変位により車両を前記固定ラック（１１）上に
   、あるいは前記固定ラック（１１）から入出させること
   を特徴とする車両駐車装置。 ２、前記内フレーム（１）が、水平軸を持った車輪（３
   ）及び案内レール（１４）に係合する垂直軸を持った車
   輪（６）を有することを特徴とする、特許請求の範囲第
   １項に記載の装置。 ３、前記外フレーム（２）を前記内フレーム（１）に対
   し垂直変位させる前記手段が、前記外フレーム（２）上
   に設けられ、前記外フレーム（２）に支持されたモータ
   ー（６）により駆動されるピニオン（１０）と、このピ
   ニオン（１０）に係合する前記内フレーム（１）に固定
   されたラック（７）によって構成されていることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の装置
   。 ４、前記駐車装置が更に、車両の長手軸心を前記キャリ
   ッジの軸心に合わせる車両中心決め手段（４７、４８）
   を有し、前記車両中心決め手段（４７、４８）が車両の
   前・後輪（１２、１３）にそれぞれ独立係合可能な前方
   中心決めキャリッジ（４７）及び後方中心決めキャリジ
   （４８）を備えたベース・フレーム（４２）を有し、前
   記中心決めキャリッジ（４７、４８）がそれぞれ前記ベ
   ース・フレーム（４２）に対し横変位可能であることを
   特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第３項のいず
   れかに記載の装置。 ５、前記ベース・フレーム（４２）が、固定支持部材（
   ５６）上に配設されたラック（４４）に作用するピニオ
   ン（４５）の係合によって垂直変位可能であることを特
   徴とする、特許請求の範囲第４項に記載の装置。 ６、前記ベース・フレーム（４２）が、前記中心決めキ
   ャリッジ（４７、４８）が中心決め動作を行なうために
   横変位する時に車両の前記車輪（１２、１３）の内側に
   接触することが可能な長手接触帯（５３）を備えた長手
   案内部材（１４ａ）を支持していることを特徴とする、
   特許請求の範囲第４項又は第５項に記載の装置。 ７、前記駐車装置が更に、前記前方及び後方中心決めキ
   ャリッジ（４７、４８）を前記ベース・フレーム（４２
   ）の長手軸心に対して横方向に、まず一方向に次に他の
   方向に横変位させる手段、更に、車両の前記前輪（１２
   ）及び前記後輪（１３）が前記長手案内部材（１４ａ）
   に対して中心合わせされるのに必要な変位量を計測する
   手段を有することを特徴とする、特許請求の範囲第４項
   ないし第６項のいずれかに記載の装置。 ８、前記長手案内部材（１４ａ）が、前記ベース・フレ
   ーム（４２）の下降動作後、中心決め作業が行なわれた
   時に、前記案内レール（１４）と一合わせされ、これに
   よって、前記移動キャリッジ（１、２）が前記固定ラッ
   ク（１１）の下方に移動し、ここから車両を収り出すこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第７項の
   いずれかに記載の装置。