JPS62246364A

JPS62246364A - 傷病者巻揚機のシヤ−シ

Info

Publication number: JPS62246364A
Application number: JP62088976A
Authority: JP
Inventors: デビッド　リチャード　ジェームズ
Original assignee: James Industries Ltd
Current assignee: James Industries Ltd
Priority date: 1986-04-15
Filing date: 1987-04-13
Publication date: 1987-10-27
Also published as: NL8700900A; IT1207384B; GB8609101D0; SE8701132L; SE8701132D0; GB8706190D0; DE3710459A1; BE1001611A4; AU7053487A; GB2189202A; DK125687D0; IT8767296A0; DK125687A; FR2596982A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は可動型の傷病者巻揚機のシャーシに関し、特
に巻揚機により支持された傷病者を転送する際に高度に
機動性が得られるようにキャスターを取付けた形式のシ
ャーシに関する。

（従来の技術）多くの場合に、方形のシャーシの隅に隣接して４つのキ
ャスターを取付けた前記のようなシャーシは、高い機動
性がある。これは、シャーシの一部にキャスター取付け
、更にシャーシの一部に固定軸支持車輪を取付けること
により得られるものであり、直線安定性を犠牲にするこ
とによって達成される。直線安定性を欠にたものは、深
いパイルのカーペット又は傾いた床の上で荷重が掛けら
れている巻揚機を押すときに、特に問題となる。

直線安定性を必要とするときは、手動操作されるコント
ロール・レバーの制御により接地へ又は接地から離す可
動の固定軸支持車輪を付加的に備えることにより、直線
安定性を増加させて総合的なキャスター支持の機動性を
達成するが提案されていた。この提案では、通常状態に
ある車輪がコントロール・レバーを用いてバネの作用に
よりそ・　の上昇位置から接地に駆動されると共に、こ
のコントロール・レバーは車輪の上昇位置に保持するロ
ック・キャッチを備えている。

前記提案には２つの大きな欠点がある。その第１は車輪
が通常、接地のときに作動可能であり、従って傷病者が
衝突する恐れのある障害物を避けるために最大値の機動
性を必要とするときでも、付添人が車輪を上げないでい
ることがある。その第２は、車輪が上昇した不作動位置
にあるときにロック・キャッチの解除が手動操作となて
いるので、この手動操作が遅くなフたり、ロック・キャ
ッチを解除している間に付添人の注意が巻揚機の案内か
ら離れてしまうこのがある。更に、直線安定性が真に必
要となる状況でも付添人にロック・キャッチの解除が面
倒であるという心理が働く。

この発明の目的は、前記の欠点を解決するものであり、
選択的に作動可能な固定軸支持車輪を利用した巻揚機の
シャーシを提供することにある。

このために、この発明によるキャスターにより支持した
巻揚機シャーシは、側部シャーシ部材上に配置され、か
つ地面から離れた不作動の上昇位置へバネにより付勢さ
れた支持部材上に回転可能に取付けられ、選択可能に作
動する固定軸支持車輪を有し、前記支持部材はボーデン
・ケーブル介して手動操作のコントロール・レバーに接
続され、その作動は前記バネにょる付勢に対抗して作動
可能な接地位置に１前記支持車輪を下げるように機能す
るものである。

従って、この発明は　デツトマン装置のハンドルとして
のフェール・セーフ構造を提供するものあり、シャーシ
が充分な機動性を必要するときは前記コントロール・レ
バーの解除により支持車輪を直ちに接地から開放する。

更に、前記支持車輪の接地圧力は付添人により前記コン
トロール・レバーに印加された力を変更することができ
るものであり、従来の技術では最大の付着力を何時も印
加し、前記支持車輪が本質的にオン／オフ制御であった
。

ボーデン・ケーブルは、好ましいものとして、引張りバ
ネを介して前記支持車輪に結合され、従って、最大の付
着力に対して前記コントロール・レバーをその最大移動
範囲に移動させてそこに保持することができると共に、
蒔記引張りバネは地面の凹凸による前記支持車輪の移動
に対応させている。前記コントロール・レバーは、都合
のよいものとして、二輪車に用いられているブレーキ・
レバーと同じ機構であり、前記シャーシを前記シャーシ
を含み、前記シャーシを押して移動するときに付添人が
保持するハンルレバー上に取付けらてもよい。

＋ｉη記車輪支持部材は前記側部シャーシ部材の内側に
回動可能に取付けられてもよく、また好ましいものとし
て前記側部シャーシ部材内に取付けてもよい。この場合
の前記車輪支持部材は、直配支持ｉｐ輪を突出させて接
地させるための下側間１コを有する。この場合に好まし
いものとして、前記車輪支持部材は、前記側部シャーシ
部材に挿入されている逆Ｕ字状の取付は部材の側壁間に
伸延するピボット上に取付けられ、前記下部開口の領域
において前記シャーシ部材の必要な強度を保持するよう
に適当なＪソさを有するブロック又はブロック状のもの
でよい。

この発明を以下、この発明による傷病者巻揚機のシャー
シを含む傷病者巻揚機を実施例として示す図面を参照し
て更に説明しよう。

（実施例）鋼管のシャーシ１は正面がＵ字状の方形に開放されたも
のであり、４隅にキャスター２が取付けられている。シ
ャーシ１の背部の交差部材３は方形の支持ソケット４に
溶接されており、支持ソケット４には傷病者巻揚機のカ
ラム及び上昇アーム・アッセンブリ５が支持されている
。カラム及び上昇アーム・アッセンブリ５は通常のもの
であり、第１図には支持ソケット４内に取り外し可能に
支持されている方形の支持カラム６の下部のみが示され
ている。

ハンドルレバー７は、支持カラム６の両側に横方向に突
出しているものであり、付き添入が握って傷病者巻揚機
を押しながら移動できるように配置されている。

シャーシ１は通常、傷病者を転送中に高い機動性が得ら
れる４隅のキャスター２に完全に支持されている。固定
軸支持車輪８は水平横ｌ１ｉｌｂＡの周りを自由に回転
するものであり、右側シャーシ部材９の内側の中央に取
付けられれいる。固定軸支持車輪８はブロックｌＯの形
状をなす支持部材に取付けられ、このブロック１０は水
平の横軸８周りの君側シャーシ部材９に回転可能に支持
されており、突起している止めネジ１２に向ってねじり
コイルバネＩＩにより上方向に押し付けられている。ブ
ロックＩＯが止めネジＩ２に接することにより、固定軸
支持車輪８が地面から離された状態にあり、作動停止と
なる通常の上昇位置が規定される。

付添人が傷病者巻揚機を案内している際に、キャスター
２のみによる通常の支持によって機動性を最大にさせる
よりも、直進の安定性を必要と１−るときは、ハンドル
レバー７の右端に取付けられているコントロール・レバ
ー１３を操作することにより、固定軸支持車輪８を下降
させ、接地させることができる。第２図及び第３図では
、固定軸支持車輪８が下降させた作動可能な接地位置で
示されており、コントロール・レバー１３がボーデン・
ケーブル１４及び引張りバネ１５を介してブロック１０
の水平横ｌｌ８１１１Ｂの下でブロック１０に接続され
ている。

固定軸支持１ｊ輪８に軽い付着力のみか要求されるので
あれば、付き添入がこれに対応した小さな力によりコン
トロール・レバー１３を動かすが、舵取り効果を最大に
するためには、ハンドルレバー７に向ってコントロール
・レバー１３を握り、固定軸支持車輪８が床に接してい
れば引張りバネ１５により完全なレバー動作が可能とな
る。そのときに、引張りバネ１５は床の凹凸に対して固
定軸支持車輪８の移動を適応させる。第３図はどのよう
にして固定軸支持車輪８が床の凹凸に追従できるかを点
線により示す。

第５図は右側シャーシ部材９内に取付けられた固定軸支
持車輪８についての変形構造を示すものであり、シャー
シ１の右側から見た詳細な部分断面図である。固定軸支
持車輪８はピボット・ビン２０上に取付けられ、ピボッ
ト・ビン２０は圧入したＵ字状の鋼鉄ブラケット２１の
側脚間に伸延しており、鋼鉄ブラケット２１は固定軸支
持車輪８の支持部材である。鋼鉄ブラケット２１自体は
、ピボット・ビン２２上に取付けられており、とポット
・ビン２２は中空、かつ箱型状の取付部材２３の側壁、
例えば側壁２３ａ間に伸延している。取付部材２３は固
定軸支持車輪８が突出する下側開口を存し、その長さの
大部分に亙り全体が逆Ｕ字状の断面を有し、実質的にシ
ャーシ部材９の一部となるように右側シャーシ部材９内
に挿入されている。右側シャーシ部材９はそれぞれ右側
シャーシ部材９の鋼鉄の管状部分９ａ及び９ｂにはめこ
まれており、終端差込み部２３ｂ及び２３ｃを有し、管
状部分９ａ及び９ｂのそれぞれに取付部材２３の周辺を
溶接している。

ピボット・ビン２２周りのねじれバネ２４は、取付部材
２３内に固定軸支持車輪８をほぼ完全に配置させ、地面
から充分に離れた通常の体上位置に鋼鉄ブラケット２１
をもフて行く。ボーデン・ケーブル１４は引張りバネ１
５を介して鋼鉄ブラケット２１に接続され、引張りバネ
１５は鋼鉄ブラケット２１の中間脚に引掛られている。

プラスチックからなるクリップ・オン式のトリム部材２
５は、右側シャーシ部材９上にその長さの大部分に夏り
装着され、密着ルで取付けられている。トリム部材２５
は取付部材２３の終端部の溶接を隠し、また車椅子に取
付けられたときは、例えば、シャーシｌが車椅子に取付
けられて車椅子の利用者を載せ、即ち収容する際は、Ｍ
衝装置としても機能する。

【図面の簡単な説明】

第１図は傷病者巻揚機の下部の斜視図、第２図及び第３
図は傷病者巻揚機のシャーシの固定軸支持車輪の詳細な
斜視図及び側面図、第４図はコントロール・レバーの詳
細な側面図、第５図はこの発明の他の実施例を示す詳細
な断面図である。１・−・シャーシ、　　　　　２・軸キャスター、８・
・・固定軸支持車輪、　　７・・・ハンドルレバー、９
・・・右側シャーシ部材、１０−・ブロック、＋　１−
・・ねじりコイルバネ、！３−・コントロール・レバー、＋　４−・・ボーデン・ケーブル、２１−・・鋼鉄ブラケット、　２２−・・ピボット・ビ
ン、２３−・・取付部材、　　　　２３ａ−側壁。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数のキャスター上に支持され、手動操作される
コントロール・レバーにより制御され、かつ選択的に操
作可能な固定軸の支持車輪を有する可動型の傷病者巻揚
機のシャーシにおいて、前記支持車輪（８）は前記シャ
ーシ（１）の側部材シャーシ部材（９）上に配置され、
かつ床から離すことにより前記支持車輪（８）を上昇体
上位置に向ってバネにより付勢された支持部材（１０、
２１）上に回転可能に取付けられると共に、前記支持部
材（１０、２１）はボーデン・ケーブル（１４）介して
ボーデン・ケーブル（１４）によってコントロール・レ
バー（１３）に接続されることにより、前記コントロー
ル・レバー（１３）の作動は前記バネによる付勢に対抗
して作動可能な接地位置に前記支持車輪（８）を下げる
ように機能することを特徴とする傷病者巻揚機のシャー
シ。
（２）特許請求の範囲第１項記載の傷病者巻揚機のシャ
ーシにおいて、前記支持部材（１０、２１）は前記側部
９シャーシ部材（９）上に回動可能に取付けられている
ことを特徴とする傷病者巻揚機のシャーシ。
（３）特許請求の範囲第１項又は第２項傷記載の病者巻
揚機のシャーシにおいて、前記ボーデン・ケーブル（１
４）は引張りバネ（１５）により前記支持部材（１０、
２１）に結合されていることを特徴とする傷病者巻揚機
のシャーシ。
（４）特許請求の範囲前記いずれかの項記載の傷病者巻
揚機のシャーシにおいて、前記コントロール・レバー（
１３）は二輪車に用いられているブレーキ・レバーと同
じ機構であることを特徴とする傷病者巻揚機のシャーシ
。
（５）特許請求の範囲第４記載の傷病者巻揚機のシャー
シにおいて、前記コントロール・レバー（１３）は前記
シャーシ（１）を備えている巻揚機のハンドルレバー（
７）上の取付けられ、前記ハンドルレバー（７）は前記
巻揚機を押して移動するときに付添人により保持される
ように配置されていることを特徴とする傷病者巻揚機の
シャーシ。
（６）特許請求の範囲前記いずれかの項記載の傷病者巻
揚機のシャーシにおいて、前記支持部材（１０）は前記
シャーシ部材（９）の内側に回動可能に取付けられてい
ることを特徴とする傷病者巻揚機のシャーシ。
（７）特許請求の範囲第１記載の傷病者巻揚機のシャー
シにおいて、前記支持部材（２１）は前記シャーシ部材
（９）内に取付けられ、前記シャーシ部材（９）は前記
支持車輪（８）を突出させて接地させるための下側開口
を有することを特徴とする傷病者巻揚機のシャーシ。
（８）特許請求の範囲第７記載の傷病者巻揚機のシャー
シにおいて、前記筋部材（２１）はシャーシ部材（９）
に挿入されている逆Ｕ字状の取付け部材（２３）の側壁
（２３ａ）間に伸延するピボット（２２）上に取付けら
れていることを特徴とする傷病者巻揚機のシャーシ。
（９）特許請求の範囲前記いずれかの項記載の傷病者巻
揚機のシャーシにおいて、前記バネ負荷は回動可能に取
付けた前記支持部材（１０、２１）を囲むねじれバネ（
１１、２４）を備ていることを特徴とする傷病者巻揚機
のシャーシ。
（１０）特許請求の範囲前記いずれかの項記載の傷病者
巻揚機のシャーシにおいて、複数の前記キャスターは方
形の４隅に配置され、前記支持車輪（８）は前記方形の
長辺の中央に隣接して配置されていることを特徴とする
傷病者巻揚機のシャーシ。