JPH0513667Y2 - - Google Patents

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JPH0513667Y2
JPH0513667Y2 JP22188U JP22188U JPH0513667Y2 JP H0513667 Y2 JPH0513667 Y2 JP H0513667Y2 JP 22188 U JP22188 U JP 22188U JP 22188 U JP22188 U JP 22188U JP H0513667 Y2 JPH0513667 Y2 JP H0513667Y2
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tractor
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lever
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトラクター前部のバンパーに脱着可能
に操縦装置を装着して、走行しながら操縦できる
ようにするための技術である。
(ロ) 従来技術 従来の農用トラクターの操縦は運転席に乗つて
操縦するものであり、オペレーターがトラクター
の操縦席から降りて操縦することはできなかつた
のである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 狭い農道を通らないと圃場に到達できない場合
や圃場への進入路が崖淵等である場合において
は、脱輪や転倒の恐れがあつて大変危険となり、
トラクターを乗り入れることができず、耕耘機や
人手によりその圃場を耕しており、多くの時間と
労力を必要としていたのである。
よつて、本考案はトラクター前部に操縦装置を
設け、狭い危険な農道においてはオペレーター自
体は歩行しながら安全にトラクターを操縦しよう
とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次のように構成
したものである。
基台下方にキヤスターを配設し、該基台にジヤ
ツキ及び、クラツチレバーとブレーキレバー、操
向ハンドルを設け、トラクター前部のバンパーに
脱着自在な取付フレームを前記ジヤツキにて前記
基台に対して昇降可能に基台上方に配設したもの
である。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図はトラクター前部に本考案の操縦装置を
装着した全体側面図。第2図は同じく正面図。第
3図は操縦装置斜視図。第4図は他の実施例を示
す斜視図。第5図は第4図における走行輪の収納
状態を示す斜視図。第6図は第4図における実施
例のバンパーへの取付部平面図。第7図は同じく
側面図。第8図は同じく正面図。第9図、第10
図は昇降部の他の実施例を示す斜視図。第11図
は操縦レバー斜視図。第12図はバンパーへの取
付部の他の実施例を示す平面断面図。第13図は
クラツチペダルまたはブレーキペダル取付ブレー
キ側面断面図。第14図は曲がり角での走行を示
す略図である。
第1図、第2図、第3図において、トラクター
Tのエンジンブラケツト1前端に設けたバンパー
2に本考案の歩行操縦装置Aが装着されている。
該歩行操縦装置Aは長方形の基台3下部にキヤス
ター4が設けられ、該キヤスター4は走行輪ブラ
ケツト4aと走行輪4bからなり、走行輪ブラケ
ツト4aの上面が基台3中央下面に回転自在に枢
支され、該走行輪ブラケツト4a下部に走行輪4
bが回転自在に軸支されている。
前記基台3両側上にパイプ状の支持フレーム
6,6が立設され、該支持フレーム6,6に両側
端に嵌挿パイプ7a,7aを固設した取付フレー
ム7が嵌挿されボルト10,10にて固定され
る。該支持フレーム6,6にはネジ孔6a,6a
……が数ケ所開口され、嵌挿パイプ7a,7aに
も前記ボルト10,10を螺装するネジ孔7b,
7bが開口され、任意位置のネジ孔6a,6aと
7a,7aを合致させてボルト10,10を螺装
することにより任意高さに固定することができる
ものである。但し、ボルト10,10はピンであ
つてもかまわない。
また、取付フレーム7両側に取付孔7c,7c
が開口され、第12図に示すように後面にバンパ
ー2に当てて取付ボルト14,14にて螺装して
いる。そして該取付フレーム7下端にはバンパー
2を下から受ける補助ステー15,15及び、中
央にジヤツキ9を受けるための支持プレート12
が固設され、該支持プレート12上にはシヤフト
をL形に曲げた操向ハンドル13が立設されてい
る。
前記ジヤツキ9はパンタグラフ状に構成され基
台3中央上に固設され、昇降ハンドル11を回動
することにより前後幅が狭まつて取付フレーム7
を持ち上げ、トラクターの前端のバンパー2を持
ち上げて前輪19,19を上げるのである。
また、前記取付フレーム7両端より上方に形
の操作レバー取付フレーム16が立設され、該操
作レバー取付フレーム16の左側にブレーキレバ
ー17、右側にクラツチレバー18が設けられて
いる。該ブレーキレバー17及びクラツチレバー
18にはそれぞれワイヤー20,21が連結さ
れ、該ワイヤー20a,20b,21の他端はブ
レーキペダル、クラツチペダル22に連結され、
ブレーキレバー17及びクラツチレバー18の操
作によりブレーキペダル、クラツチペダル22を
操作できるのである。
即ち、その構成をクラツチペダル22について
説明すると、第1図、第13図に示すように、ス
テツプ23よりクラツチペダル22を突出した状態
のものに、該クラツチペダル22の踏部22aに
係止具24が嵌合されて蝶ネジ25にて固定さ
れ、該係止具24端部にワイヤー21が固設され
るのである。よつて、クラツチレバー18を引く
とクラツチペダル22が回動されクラツチが切れ
ることになるのである。
また、操作レバー取付フレーム16上にはエン
ジン停止レバー27(またはスイツチ)が設けら
れ、デコンプレバー(またはキースイツチ等)と
連設されている。
歩行操縦装置の他の実施例として、第4図〜第
8図に示すうよに、基台3′は両側をレール部3
a′,3a′とし、該レール部3a′,3a′にキヤスタ
ー4′を前方より挿抜取付可能とし、レール部3
a′,3a′下端にストツパー5,5を突設し、走行
輪4b′が一回転しないようにしている。
前記キヤスター4′はレール部3a′,3a′に挿
入するプレート部4c′、走行輪4b′、走行輪4
b′を軸支するコ字形のプラケツト4a′及び該ブラ
ケツト4a′下端より突設したハンドル取付部4
d′よりなり、プレート部4a′及び基台3′のレー
ル部3a′,3a′には挿入したときに固定するため
のピン孔4e′,4e′,3b′,3b′が開口され、ピ
ン32,32を挿入することにより固定してい
る。
また、ブラケツト4a′は第5図に示すように後
述するフツク7d′に引つ掛けられるようにし、ハ
ンドル取付部4d′端部及び基台3′側部には挿入
突起4f′,3c′が突出され、歩行操縦時には第4
図のようにハンドル33を挿入突起4f′に挿入
し、それ以外の時は挿入突起3c′に挿入して収納
状態としている。
前記基台3′上には状の支持フレーム6′及び
ジヤツキ9が固設されており、該支持フレーム
6′には取付フレーム7′が嵌装され前記ジヤツキ
9にて昇降される。即ち、取付フレーム7′は嵌
合部7a′、取付部7b′、フツク7d′からなり、嵌
合部7a′前端にL形のフツク7d′を固設し、後面
に側面視U字状の取付部7b′が固設され、該取付
部7a′にはバンパー2に嵌合した時に固定するた
めのピン孔7c′,7c′が設けられ、ピン36,3
6にて固定される。
また、前記支持フレーム6′上には取付アーム
37が上方に突設され、該取付アーム37上端の
両側に第11図に示すように、ブレーキレバー1
7L,17R及びクラツチレバー18、エンジン
停止レバー27が配設され、前記同様にそれぞれ
クラツチペダル及びブレーキペダルにワイヤーを
介して連結されている。尚、ブレーキレバー17
L,17Rは一つに連結して同時にブレーキを作
動することもできるが、左右ブレーキ操作するこ
とにより、操向も行えるようにしているのであ
る。
また、トラクターTの前部を上昇させるための
ジヤツキ9の他の実施例として、第9図に示すよ
うに、キヤスター4″上にネジ軸44を立設し、
該ネジ軸44下部に固設したパイプ45より操向
ハンドル46を突設し、該操向ハンドル46上端
に前記同様にブレーキレバー17′及びクラツチ
レバー18′、エンジン停止スイツチ(図示せず)
を貼設し、前記ネジ軸44に昇降パイプを螺装し
たギヤボツクス48を設け、該ギヤボツクス48
よりハンドル49を突出して、該ハンドル49を
回動することにより前記昇降パイプを回動してギ
ヤボツクス48を昇降可能としている。そして、
該ギヤボツクス48後面に取付フレーム7″を横
設し、バンパー2に取り付けてしトラクターT前
部を昇降可能としている。
第10図はキヤスター4″上にラツクフレーム
50を立設し、該ラツクフレーム50にギヤボツ
クス51を嵌装し、該ギヤボツクス51後面に取
付フレーム7″を固設してバンパー2に装着でき
るようにし、該ギヤボツクス51内にピニオン
(又はウオームホイール)を内装して、該ピニオ
ンの回動軸よりハンドル53を突出し、該ハンド
ル53を回動することによりギヤボツクス51を
昇降可能としている。また、ギヤボツクス前面に
前記同様に操向ハンドル46を固設して上端にブ
レーキレバー17′及びクラツチレバー18′を設
けているのである。
なお、第15図に示すものは第4図の実施例に
おけるハンドル33の取付基部の変形例であり、
ハンドル取付部4d′より突出したアーム4g′にピ
ン4hを固着し、挿入突起4f′の一端が該ピン4
h′により回動自在に枢支されている。これは走行
操縦中にトラクターTが下り坂にさしかかつた時
など、ハンドル33の位置をオペレーターに対し
て適正に保つのに有効な手段である。
(ヘ) 考案の作用 このような構成において、バンパー2に歩行操
縦装置Aの取付フレーム7を固定し、ジヤツキ9
の昇降ハンドル11を回動して上昇させると、前
輪19が持ち上げられて後輪とキヤスター4とに
より3輪でトラクターTを支えることになり、操
向ハンドル13を左右に操作するとキヤスター4
が回動して操向を行うことができ、前輪を回動す
るよりもキヤスター4の方が回動範囲が広いの
で、第14図のように狭い道路であつも容易に旋
回できるのである。オペレーターが前進走行でト
ラクターTを操縦する時にはトラクターTは後進
に切り換えられ、低速でゆつくり後退してゆく。
そして、クラツチレバー18の「切」「入」操
作、及びブレーキレバー17操作によりトラクタ
ーTを走行及び停止させることができ、エンジン
停止レバー27を操作することにより緊急時にエ
ンジンを停止することもできるのである。
(ト) 考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような
効果が得られるのである。
第1に、狭い農道でもトラクターを安全に乗り
入れることができるようになつたのである。よつ
て、狭い農道を通つてその圃場でトラクターを使
用できるようになり農作業の効率をあげることが
できたのである。
第2に、操縦装置は簡単な構造の為、安価に製
作することができ、バンパーに装着する構成なの
で、いかなる機種にも対応できるようになつたの
である。
第3に、ジヤツキ9によりキヤスタ4の走行輪
4bを接地させてトラクターの前輪19を浮上さ
せる構造なので、ジヤツキ9を短縮位置におくこ
とで、バンパー2より歩行操縦装置を取り外す必
要がなくトラクターを通常の通り走行させること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラクター前部に本考案の操縦装置を
装着した全体側面図。第2図は同じく正面図。第
3図は操縦装置斜視図。第4図は他の実施例を示
す斜視図。第5図は第4図における走行輪の収納
状態を示す斜視図。第6図は第4図における実施
例のバンパーへの取付部平面図。第7図は同じく
側面図。第8図は同じく正面図。第9図、第10
図は昇降部の他の実施例を示す斜視図。第11図
は操縦レバー斜視図。第12図はバンパーへの取
付部の他の実施例を示す平面断面図。第13図は
クラツチペダルまたはブレーキペダル取付ブレー
キ側面断面図。第14図は曲がり角での走行を示
す略図。第15図は第4図におけるハンドル基部
の他の実施例の斜視図である。 A……歩行操縦装置、T……トラクター、2…
…バンパー、3……基台、4……キヤスター、7
……取付フレーム、9……ジヤツキ、13……操
向ハンドル、17……ブレーキレバー、18……
クラツチレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台下方にキヤスターを配設し、該基台にジヤ
    ツキ及び、クラツチレバーとブレーキレバー、操
    向ハンドルを設け、トラクター前部のバンパーに
    脱着自在な取付フレームを前記ジヤツキにて前記
    基台に対して昇降可能に基台上方に配設したこと
    特徴とするトラクターの走行操縦装置。
JP22188U 1988-01-05 1988-01-05 Expired - Lifetime JPH0513667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22188U JPH0513667Y2 (ja) 1988-01-05 1988-01-05

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JP22188U JPH0513667Y2 (ja) 1988-01-05 1988-01-05

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JPH01104863U JPH01104863U (ja) 1989-07-14
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