JPH0245389Y2 - - Google Patents

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JPH0245389Y2
JPH0245389Y2 JP847486U JP847486U JPH0245389Y2 JP H0245389 Y2 JPH0245389 Y2 JP H0245389Y2 JP 847486 U JP847486 U JP 847486U JP 847486 U JP847486 U JP 847486U JP H0245389 Y2 JPH0245389 Y2 JP H0245389Y2
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plate
parking
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road
vehicle
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JP847486U
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、駐車場が道路と接しており、且つ
立地条件等によつて車両を道路と平行に駐車しな
ければならない場合に、容易に駐車できるように
した駐車用台板装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、道路から容易に進入できる広さを有す
る駐車場や進入容易な立体駐車場を除き、道路に
接していて道路に平行な駐車を必要とする立地条
件にある駐車場であつて1台分駐車の面積しかな
いもの、あるいは複数の車両の道路に平行な縦1
列駐車のみ可能な駐車場においては、従来はいわ
ゆる車両の幅寄せ操作を行うことにより駐車場へ
の入出庫を行つていた。しかし、このような幅寄
せ操作は駐車場の狭さに応じて高度な熟練度を要
し、入出庫の際にしばしば接触事故を惹起こした
り、あるいは熟練度が低い場合には入庫困難とい
つた問題があつた。そこで、本出願人は幅寄せ操
作を行うことなく車両を入庫できる手段として、
第5図に示すような駐車用台板を開発した。図に
おいて1は車両2の走行する道路である。3は駐
車場であつて、車両21台のみを道路1に平行に
収容できる面積で、道路1と同じ高さに設けられ
ている。4は車両2を載置できる大きさと強さを
有する駐車用台板であつて、駐車場3に設けられ
た取付軸5に回動可能にその一隅において取付け
られている。6は台板4の下面に取付けられた駆
動輪であつて、モータ7によつて駆動される。8
は台板4の移動を円滑にし且つ車両の重量を支え
るために、その下面に取付けられたキヤスタであ
る。
いま、駐車用台板4が格納位置にあるとき(図
において二点鎖線で示す)は、図外のスイツチを
操作してモータ7により駆動輪6を駆動させて台
板4を回動し、道路1上の車両2がその上に乗込
むのに適当な角度だけ回動したときに図外のリミ
ツトスイツチ等により、図における実線位置で停
止するようになつている。
そこで車両2はわずかなステアリング操作によ
つて台板4上に乗込むことができ、次いでモータ
7を逆転させることにより、台板4は車両2を載
置したまま、初めの格納位置まで回動され、車両
2の入庫が完了する。さらに、出庫の際は、台板
4を前記のように実線の位置まで回動させて車両
2と共に道路1上に突出させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような駐車用台板にあつて
は、車両の幅寄せ操作は不要となり、狭小で従来
は駐車不可能であつた場所でも駐車場とすること
ができ、さらに車両の入出庫時における接触事故
はほとんど皆無となる等の多大の効果は得られる
が、使用時においてこの台板の一部が道路上に突
出するために、出庫後、台板の格納を忘れたり、
あるいは台板駆動系の電源が停電したときや故障
したときには突出した部分が道路上に残されるこ
とになり、道路法規上の問題や他の車両の通行に
影響を及ぼす等の問題があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであつて、駐車用台板の道路突出
部を切欠し、車両の乗込みによつてこの切欠部を
補う補助板を出現させる手段を設けることによ
り、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、使用時に道路上に突出する部分を
切欠した駐車用台板に、車両の車輪の乗上げ押圧
によつて直線状に伸長する踏込みプレートと、こ
の駐車用台板の下面に水平回動可能に設けられ且
つ踏込みプレートが押圧された際に道路上へ出現
する補助板と、この補助板と踏込みプレートとの
間に介装された連結部材と、駐車用台板と補助板
との間に介装された戻りばねとを備えてなる駐車
用台板装置としたものである。
〔作用〕
車両が駐車用台板上に乗り込み、例えば前輪が
踏込みプレートに乗上げてこれを押圧すると踏込
みプレートは直線状に伸長し、伸長することによ
つてその伸長部に連結した連結部材を介して補助
板を回動させる。回動した補助板は台板の切欠部
相当位置に出現するために、車両のすべての車輪
は台板及び補助板上に乗込むことが可能となる。
そして車両の台板上への乗込み完了後、車両の道
路上突出部分を格納位置へ押圧すると、車両を載
置した台板及び補助板は格納位置へ回動し、車両
は入庫される。また、車両を出庫する際は、前記
入庫時と逆方向に車両を押圧して、車両を載置し
た台板及び補助板を道路上に突出させる。しかる
後に、車両を台板から道路上に移動させ、踏込み
プレート及び補助板から車両の重量を取去ると、
戻りばねによつて補助板は道路上から台板の下面
に引込まれるとともに台板は車両乗込みが可能な
初めの状態となる。
〔実施例〕
以下この考案を図面に基づいて説明する。第1
〜4図はこの考案の一実施例を示す図である。
先ず構成を説明すると、11は駐車用台板(以
下台板という)であつて、取付軸5によつて駐車
面3に回動可能に設けられている。また、台板1
1は第1図に示すように車両乗込み可能な状態に
おいて台板11が長方形の場合に道路1へ突出す
べき部分を欠如した形に形成されており、下面に
該台板の回動を円滑にするためのキヤスタ8が取
付けられている。
12は踏込みプレートであつて、踏込み部12
aと伸長部12bとから成り、この両部分はヒン
ジピン13を介して屈伸可能に連結されていると
ともに、踏込み部12aの一端は台板11に回動
可能に軸支され、伸長部12bの先端は台板11
の下面にそつて摺動可能に設けられている(第
2,3参照)。14は補助板であつて、ピン15
によつて水平回動可能に台板11の裏面に軸着さ
れている。16は連結部材であつて、その両端部
において回動可能に踏込みプレート12の伸長部
12bの端部と補助板14とを連結している。1
7は戻りばねであつて、台板11と補助板14と
の間に介装され、補助板14を常に台板11方向
へ付勢している。
次に作動を説明する。
第4図に示すように、車両2が台板11へ乗
入れる直前においては、補助板14は戻りばね1
7の引張り力によつて台板11の下面に引込まれ
ており、従つて連結部材16は踏込みプレート1
2の伸長部12bを引戻して、第3図に示すよう
に、踏込み部12aと共にヒンジピン13の部分
を上方に持上げた状態としている。いま、車両2
は前進方向で入庫するとしたとき(第4図)、
車両2が前進してその前輪2aが踏込み部12a
に乗上げると、第3図に示すように、踏込み部1
2aは矢印X方向に倒れるとともに伸長部12a
はその端部が台板11の裏面に沿つて矢印Y方向
へ摺動し、且つ摺動につれて連結部材16をY方
向へ引張ることになり、従つて連結部材16とそ
の一端を連結した補助板14は、ピン15を軸と
して戻りばね17の弾力に抗して水平回動させら
れ、第4図に示したように道路1上に出現す
る。そしてさらに車両2が前進して後輪2dが補
助板14上に乗り上げると、車両2の他の車輪は
すべて台板11上に乗げた状態となる(第4図
)。そこで車両2の道路1上突出部分を格納位
置へ押圧すると、車両2を載置した台板11及び
補助板14はそれぞれ裏面に設けたキヤスタ8に
よつて円滑に格納位置へ回動し(第4図)、車
両2は入庫される。
次に、車両2を出庫するには、上記入庫時と逆
方向に車両を押出して車両2を載置した台板11
と補助板14を第4図のごとく道路1上に突出
させる。次いで車両2を後退させ、その前輪2a
と後輪2dとがそれぞれ踏込みプレート12及び
補助板14から離れると、補助板14は戻りばね
17の付勢力によつて台板11方向へ引張られて
回動し(第4図)、従つて連結部材16は伸長
部12bを矢印Yと逆方向へ摺動させ、踏込みプ
レート12は第3図に示す状態となる。さらに車
両2が完全に道路1上に移動して出庫を完了する
と、台板11及び補助板14は第4図のように
最初の状態に復帰し、道路1上に障害物を残さな
い。
以上は、車両2を前進方向に入庫させる場合に
ついて説明したが、右側通行及び一方通行等の道
路通行条件によつて後退方向で入庫させる場合に
ついても、前輪と後輪の入出庫順序が変わるだけ
で、他は全く同様である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によればその構
成を、車両を載置して道路上と該道路に隣接した
駐車面上を水平回転できるように該駐車面に軸着
された駐車用台板装置において、該駐車用台板の
水平回動時に道路上に突出する部分を切欠すると
ともに、切欠してなる駐車用台板に一端を上下回
動可能に軸支され車輪の乗上げ押圧によつて水平
方向に伸長する踏込みプレートと、前記駐車用台
板の下面に水平回動可能に軸支され且つ前記踏込
みプレートが伸長した際に回動して道路上へ突出
するごとく駐車用台板に軸支された補助板と、該
補助板と踏込みプレートの伸長部との間に介装さ
れた連結部材と、駐車用台板と補助板との間に介
装された戻りばねとを備えてなる駐車用台板装置
としたため、従来駐車場として利用が困難であつ
た地形の用地に、幅寄せ操作をほとんど行う必要
もなく且つ周囲の設備や隣接車両との接触事故を
生じることなく安全確実に入出庫でき、また従来
のスライド式駐車装置の如く装置の一部が公道上
を侵すこともなく、さらに台板及び付設物の駆動
車両及び人力に依るため故障が少なく、停電時の
使用も全く支障がない等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の概要図、第2図
は第1図における踏込みプレートの拡大平面図、
第3図は第2図の側面図、第4図〜は車両の
入庫順序を示す作用説明図、第5図は従来例の概
要図である。 1……道路、2……車両、3……駐車面、2
a,2d……車輪、11……駐車用台板、12…
…踏込みプレート、12b……伸長部、14……
補助板、16……連結部材、17……戻りばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両を載置して道路上と該道路に隣接した駐車
    面上を水平回転できるように駐車用台板が該駐車
    面に軸着された駐車用台板装置において、該駐車
    用台板の水平回動時に前記道路上に突出する部分
    を切欠するとともに、切欠してなる駐車用台板に
    一端を上下回動可能に軸支され車輪の乗上げ押圧
    によつて水平方向に伸長する踏込みプレートと、
    前記駐車用台板の下面に水平回動可能に軸支され
    且つ前記踏込みプレートが伸長した際に回動して
    道路上へ突出するごとく駐車用台板に軸支された
    補助板と、該補助板と前記踏込みプレートの伸長
    部との間に介装された連結部材と、駐車用台板と
    補助板との間に介装された戻りばねとを備えてな
    る駐車用台板装置。
JP847486U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH0245389Y2 (ja)

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JPS62120658U JPS62120658U (ja) 1987-07-31
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