JP2586192B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2586192B2 JP2209432A JP20943290A JP2586192B2 JP 2586192 B2 JP2586192 B2 JP 2586192B2 JP 2209432 A JP2209432 A JP 2209432A JP 20943290 A JP20943290 A JP 20943290A JP 2586192 B2 JP2586192 B2 JP 2586192B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、特に前後進のみで入出庫を可能とした立体
駐車装置に関する。
【従来の技術】
従来、立体駐車装置としては、第11図(a)〜第11図
(c)に示すように、予め下降させた上段パレット1の
上に自動車2を乗入れて、該自動車2を積載した上段パ
レット1を上昇させた後に(第11図(b)の矢印参
照)、下段の路面3の上に次の自動車4を乗入れる単純
昇降タイプのものが提案されている(特公昭55−44229
号公報参照)。 この単純昇降タイプでは、路面3上に自動車4が入庫
されているときには、一旦この自動車4を出庫させない
と上段パレット1の上にある自動車2を下降させること
ができないという問題がある。 また、第12図(a)〜第12図(c)に示すように、例
えば3枚の上段パレット5,6,7を昇降式とし、2枚の下
段パレット8,9を横行式として、空の上段パレット6を
呼び出すときには、まず、下段パレット9を右方へ横行
させ(第12図(a)の矢印参照)、ついで上段パレット
6を下降させて(第12図(b)の矢印参照)、該上段パ
レット6の上に自動車10を乗入れる昇降・横行タイプの
ものも提案されている(特公昭56−23513号公報参
照)。 この昇降・横行タイプでは、自動車の入出庫のため
に、自動車1台分の無駄な空スペースが必要であるとい
う問題がある。 さらに、第13図(a)〜第13図(c)に示すように、
路面11に掘設したピット12内に、上段パレット13と下段
パレット14を昇降自在に設けて、下降時の上段パレット
13には自動車15をそのまま乗入れ、次の自動車16は、下
段パレットを路面レベルまで上昇させて乗入れ(第13図
(b)の矢印参照)、その後に上段パレット13を路面レ
ベルまで下降させて(第13図(c)の矢印参照)、隣接
基の入出庫に備える昇降・ピットタイプのものも提案さ
れている(実公昭60−32297号公報参照)。 この昇降・ピットタイプでは、立体駐車装置自体の価
格よりも高価になるピット工事が必要であるという問題
がある。 上記各タイプの立体駐車装置は、いずれも狭い敷地を
立体的に活用することを意図したものであり、自動車を
前進で入庫させれば、後進で出庫させる必要がある場合
が多く、特に出庫時には高度なドライブテクニックが要
求される。 一方、具体的に図示しないが、駐車場の出入口部分に
ターンテーブルを設けて、後進で出入口部分まで出庫さ
れた自動車の向きを変えることにより、出入口部分から
は前進で出庫できるようにしたものが実用化されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、駐車場の出入口部分に大径のターンテ
ーブルを配置するスペースを確保する必要があり、狭い
敷地の立体的活用を意図した立体駐車装置には採用し難
いという問題があった。 そこで、本発明の目的は、狭い敷地であっても前後進
のみで入出庫を可能とした立体駐車装置を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の立体駐車装置
は、走行用車輪を有し、自動車を積載する地上パレット
と、上記地上パレットの上記走行用車輪を駆動して、上
記地上パレットを前後動させる前後動機構と、上記地上
パレットを前動位置で旋回可能にする一方、上記前動位
置と後動位置との間で上記地上パレットを旋回不可能に
ロックする旋回ロック用ピンと、上記地上パレットを前
動位置で前後動不可能にロックする一方、上記前動位置
と後動位置との間で前後動可能にする前後動ロック用ピ
ンと、上記旋回ロック用ピンを作動させる旋回ロック用
アクチュエータと、上記前後動ロック用ピンを作動させ
る前後動ロック用アクチュエータとを有して、上記地上
パレットを前動位置でのみ旋回させる旋回機構とを備え
たことを特徴としている。 上記旋回機構は、上記地上パレットが所定の前動位置
まで前動されたとき、上記前後動機構の駆動力を利用し
て上記パレットを旋回させる構成とすることもできる また、上記パレットの上方に、支柱で昇降自在に支持
された上段パレットを設けることもできる。
【作用】
上記構成によれば、立体駐車装置における旋回機構の
旋回ロック用アクチュエータを作動させることによって
旋回ロック用ピンにより地上パレットを旋回不可にロッ
クし、前後動ロック用アクチュエータにより前後動ロッ
ク用ピンによる地上パレットのロックを解除して、この
状態で地上パレットを前後動させる。また、前後動位置
では、上記旋回機構の前後動ロック用アクチュエータを
作動させることによって前後動ロック用ピンにより地上
パレットを前後動不可にロックし、旋回ロック用アクチ
ュエータを作動させることによって旋回ロック用ピンの
ロックを解除して地上パレットを旋回させることができ
る。 したがって、縦列駐車スペースの前面に自動車が直角
に曲がれないような狭い車路がある場合であっても、上
記前後動機構と旋回機構を用いて、所定の前動位置で地
上パレットを旋回させ、車路に沿わせることができる。
そして、自動車を車路に沿って前進あるいは後進さなが
ら、地上パレットの上に乗入れ、この地上パレットを旋
回機構により逆旋回させ、前後動機構により後動させる
と、自動車は駐車スペースに入庫される。 上記旋回機構による地上パレットの旋回に、前後動機
構の駆動力を利用すると、地上パレットの前後動と旋回
が連続的に行え、しかも駆動機構が簡単になる。 また、地上パレットの上方に、上段パレットを配置し
た場合、地上パレットを旋回させると、上段パレットを
下降させることができ、上段パレットへの自動車の入出
庫が任意に行える。
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。 第1図〜第3図に示すように、地上パレット20,…,20
の上方に、支柱22,…,22でそれぞれ昇降自在に支持され
た上段パレット21,…,21が設けられてなる複数基の立体
駐車装置A,B,C,…が縦列状態で斜め配置されていて、前
面に車路23が設けられている。 そして、各地上パレット20は、後に詳述するが、前後
動と旋回が可能であり、上段パレット21の真下位置から
車路23方向へ前動して(第1図及び第2図の矢印参
照)、所定の前動位置から車路23に沿うように旋回させ
ることができる(第1図及び第2図の矢印参照)。 この地上パレット20の旋回位置では、上段パレット21
の昇降が可能になる(第1図の矢印参照)。 以下では、立体駐車装置Aについてのみ説明し、装置
B,Cは同一構成であるから説明は省略する。 第4図〜第6図に示すように、立体駐車装置Aは、路
面26に設定された駐車スペースに向かって右側の前、後
位置に、上下方向に伸長する2本の支柱22,22がそれぞ
れ立設され、該各支柱22,22は、支柱カバー28,28でそれ
ぞれ被覆されている。 前後方向に長い長方形形状の上段パレット21の右側面
には、上記各支柱22,22方向に伸長するガイドブラケッ
ト29,29がそれぞれ取付けられ、該各ガイドブラケット2
9,29には、第7図に詳細に示すように、上記支柱22の両
側面に当接する昇降用ローラ30,30がローラ軸31,31で回
転自在に支承されている。 そして、上段パレット21は、このガイドブラケット29
を介して支柱22で昇降自在に支持される。 上記各支柱22,22の上端部には軸受ブロック32,32がそ
れぞれ固定され、該各軸受ブロック32,32で前後方向の
昇降シャフト33が回転自在に支承され、該昇降シャフト
33の支柱22,22の近傍にはスプロケット34,34がそれぞれ
固定されている。 該昇降シャフト33の後端部には、昇降用電動モータ35
が連結され、該電動モータ35は、上記昇降シャフト33や
軸受ブロック32等と共に、半円状の支柱カバー36によっ
て覆われる。 上記上段パレット21の各ガイドブラケット29,29と上
記昇降シャフト33の各スプロケット34,34とは、具体的
に図示しないがチェーンで連結されていて、電動モータ
35の駆動でスプロケット34,34が回転すると、チェーン
が駆動されて、上段パレット21が上昇位置Uと下降位置
Dとの間で昇降動されるようになる。 一方、前後方向に長い長方形形状の地上パレット20の
前側の両側面には、上記路面26上に接地する走行用自在
キャスター40,40がそれぞれ取付けられ、該地上パレッ
ト20の後側の中央底面には、上記路面26上に接地し、地
上パレット20の後上部(デッドスペース)に搭載された
走行用電動モータ41で回転される走行用駆動輪42が取付
けられている。 そして、地上パレット20は、この走行用駆動輪42によ
り路面26上を前後動(自走)されるようになる。 上記キャスター40、電動モータ41、駆動輪42等で、地
上パレット20の前後動機構44が構成される。 上記地上パレット20の左側面には、前後方向に伸長す
る断面略コ字状のガイドレール45が固定されている。 該ガイドレール45の上面の前位置には、地上パレット
20の後動位置決め用ブラケット46が固定され、後位置に
は、地上パレット20の旋回位置決め用ブラケット47が固
定され、各ブラケット46,47には、ピン嵌入孔46a,47a
(第8図(a),(b)参照)がそれぞれ明けられてい
る。 該ガイドレール45側で、地上パレット20の前側方の路
面26上には旋回機構48が設置されている。 該旋回機構48は、第8図(a)及び第8図(b)に詳
細に示すように、路面26上にボルト49で固定されたベー
ス板50に旋回支点軸51が立設され、該旋回支点軸51にベ
アリング52を介して旋回ブラケット53が水平回転自在に
支承されている。 該旋回ブラケット53のガイドレール45側の側面の前、
後位置にはフランジ54,54がそれぞれ固定され、該各フ
ランジ54,54には、上下一対のガイドローラ55,55がロー
ラ軸56,56でそれぞれ回転自在に支持されている。 該各ガイドローラ55は、上記地上パレット20のガイド
レール45内に嵌合して、地上パレット20がガイドローラ
55に沿って前後動するようにガイドする。 上記旋回ブラケット53のガイドレール45側と反対の側
面には、ソレノイド58が下向きに固定され、該ソレノイ
ド58のプランジャ58aに直進時固定ピン59が取付けら
れ、該直進時固定ピン59はスプリング60で突出(下向
き)方向に付勢されて、ソレノイド58のオフ時には、上
記ベース板50に固定した直進位置決めブラケット61のピ
ン嵌入孔61aに嵌入して、旋回ブラケット53が旋回しな
いようにロックする。 上記旋回ブラケット53の上面にはソレノイド62が横向
きに固定され、該ソレノイド62のプランジャ62aに旋回
時固定ピン63が取付けられ、該旋回時固定ピン63はスプ
リング64で突出(横向き)方向に付勢されて、ソレノイ
ド62のオフ時には、上記ガイドレール45の各ブラケット
46,47のピン嵌入孔46a,47aに交互に嵌入して、旋回ブラ
ケット53に対して地上パレット20をロックする。 上記のような構成であれば、今、上段パレット21が上
昇位置Uにあり、地上パレット20が後動位置Gにあると
する。 このとき、旋回ブラケット53のソレノイド58がオフさ
れ、直進時固定ピン59がブラケット61のピン嵌入孔61a
に嵌入しているので、旋回ブラケット53が旋回しないよ
うにロックされている。 また、旋回ブラケット53のソレノイド62もオフされ、
旋回時固定ピン63が後動位置決め用ブラケット46のピン
嵌入孔46aに嵌入しているので、地上パレット20が前動
しないように位置決めされている。 そして、地上パレット20に自動車70(A)を入出庫さ
せる場合、前面の車路23が広いときには、後動位置Gの
地上パレット20に後進で入庫し、前進で出庫することが
できる。 一方、車路23が狭いときには、リモートスイッチ(第
1図参照)69の内、地上パレット20の前動用ボタンをオ
ン操作すると、ソレノイド62がオンされて旋回時固定ピ
ン63が後動位置決め用ブラケット46のピン嵌入孔46aか
ら抜ける。 ついで、走行用電動モータ41で駆動輪42が前進回転さ
れて、地上パレット20がガイドローラ55でガイドされな
がら前動し、所定の前動位置F(第9図参照)まで前動
すると一時停止される。 地上パレット20が一時停止すると、ソレノイド62がオ
フされて、旋回時固定ピン63が旋回位置決め用ブラケッ
ト47のピン嵌入孔47aに嵌入すると同時に、ソレノイド5
8がオンされて、直進時固定ピン59が直進位置決めブラ
ケット61のピン嵌入孔61aから抜ける。 その後、走行用電動モータ41で駆動輪42が再び前進回
転されると、旋回機構48の旋回支点軸51を中心にモーメ
ントが働くので、地上パレット20は旋回支点軸51を旋回
支点として旋回されてゆく。 そして、例えば90度の旋回位置R(第9図参照)まで
旋回すると、電動モータ41をオフして旋回を停止させ
る。 この電動モータ41としてブレーキ付きギヤードモータ
を用いると、ブレーキで地上パレット20の前動位置F及
び旋回位置Rでの停止(制動)が正確になる。 これにより、地上パレット20が狭い車路23に沿う、換
言すべき車路23と平行になり、自動車70(A)を車路23
に沿って前進させながら旋回方向(第2図、第9図では
右方向)から地上パレット20の上に乗入れる。 その後、リモートスイッチ69の内、地上パレット20の
後動用ボタンをオン操作すると、地上パレット20を上記
と逆の手順で、旋回機構48により前動位置Fまで逆旋回
させ、前後動機構44により後動位置Gまで後動させる
と、自動車70(A)は車路23向きで入庫されるようにな
る。 そして、出庫時には、自動車70(A)は車路23向きで
あるから、前進で出庫させることができる。なお、隣り
合う立体駐車装置B,Cは縦列状態で斜め配置しているか
ら、地上パレット20を必要以上に前動させなくても、装
置Bが地上パレット20の旋回の支障とはならない(第9
図参照)。 次に、地上パレット20に自動車70(A)が入庫されて
いる状態で、上段パレット21に自動車71(A)を入出庫
させる方法を説明する。 まず、地上パレット20を上記手順で旋回位置Rに旋回
させる。 その後、リモートスイッチ69の内、上段パレット21の
下降用ボタンをオン操作すると、昇降用電動モータ35で
チェーンが下降駆動されて、上段パレット21が下降位置
Dに下降する。 そして、下降位置Dの上段パレット21に自動車71
(A)を後進で入庫すると、前進で出庫することができ
る。 このように、地上パレット20に自動車70(A)が入庫
されていても、上段パレット21への自動車71(A)の入
出庫を任意に行うことができる。 なお、地上パレット20に自動車70(A)が入庫してい
ないときには、地上パレット20の上に上段パレット21を
下降させることにより、動作時間の短縮を図ることがで
きる。 また、上記説明では、地上パレット20の旋回操作後に
上段パレット21を下降操作し、逆に上段パレット21の上
昇操作後に地上パレット20の旋回操作をするようになっ
ているが、両パレット20,21が干渉しない範囲で、旋回
及び昇降操作を同時に行うことにより、動作時間の短縮
を図ることができる。 上記実施例では、地上パレット20を電動モータ41で前
後動させ、上段パレット21を電動モータ35で昇降させる
ようにしたが、油圧アクチュエータを利用することも可
能である。 また、上記実施例では、第10図(a)のように、車路
(間口)23が狭いので各立体駐車装置A〜Cを縦列状態
で斜め配置したが、第10図(b)のように、車路(間
口)23が非常に狭い場合には、各立体駐車装置A〜Cを
さらに斜めにして配置すれば良い。 逆に、第10図(c)のように、車路(間口)23が広い
場合には、各立体駐車装置A〜Cを特に斜め配置にする
必要はなく、単に横並び状態で配置しても良い。 要するに、車路(間口)23の拡狭に応じて最適な配置
を選択すれば良い。
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1の発明の立
体駐車装置は、縦列駐車スペースの前面の車路が直角に
曲がれないような狭いものであっても、地上パレットの
前後動と旋回とにより、地上パレットを車路に沿わすこ
とができ、自動車を前後進のみで入出庫させることが可
能である。すなわち、旋回機構の旋回ロック用アクチュ
エータを作動させることによって旋回ロック用ピンを、
たとえば地面上のブラケットに嵌入させて旋回機構を固
定し、前後動ロック用アクチュエータを作動させること
によって前後動ロック用ピンのロックを解除して地上パ
レットを前後動させることができる。また、上記旋回機
構の前後動ロック用アクチュエータを作動させることに
よって前後動ロック用ピンを、たとえば地上パレットに
嵌入させて地上パレットを固定し、旋回ロック用アクチ
ュエータを作動させることによって旋回ロック用ピンを
地面上のブラケットから抜脱させて地上パレットを旋回
させることができる。したがって、地上パレットを前後
動と旋回戸を確実に区別して行なうことができ、地上パ
レットを車路に沿わすことができて、自動車を前後進の
みで入出庫させることが可能になる。 また、請求項2によれば、前後動機構の駆動力を利用
して、地上パレットを旋回させることができるので、地
上パレットの前後動と旋回が連続的にスムースに行え、
旋回のためのアクチュエータが不要になり、コストダウ
ンを図ることができる。 さらに、請求項3によれば、地上パレットを旋回させ
ることにより、上段パレットの昇降が可能になるので、
従来の単純昇降タイプと異なり、地上パレットに自動車
が入庫されていても、上段パレットへの自動車の入出庫
が任意に行える。しかも、上記昇降・横行タイプのよう
な空きスペースが不要であり、上記昇降・ピットタイプ
のようなピット工事も不要である。さらにまた、上記各
請求項によれば、駐車場の出入口部分に大径のターンテ
ーブルを配置するスペースも不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る立体駐車装置の斜視図、第2図は
第1図の装置の平面図、第3図は第2図の正面図、第4
図は立体駐車装置の具体的な平面図、第5図は第4図の
側面図、第6図は第4図の正面図、第7図は第6図のI
−I線拡大断面図、第8図(a)は旋回機構の拡大平面
図、第8図(b)は第8図(a)の側面断面図、第9図
は地上パレットの前動、旋回状態を示す平面図、第10図
(a)、第10図(b)及び第10図(c)は立体駐車装置
の配置例を示す平面図、第11図(a)〜第11図(c)、
第12図(a)〜第12図(c)及び第13図(a)〜第13図
(c)はそれぞれ従来の立体駐車装置の説明図である。 A〜C……立体駐車装置、20……地上パレット、21……
上段パレット、22……支柱、23……車路、26……路面、
44……前後動機構、48……旋回機構、70(A〜C)、71
(A〜C)……自動車。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−318667(JP,A) 実開 昭62−23953(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用車輪(42)を有し、自動車(70A)
    を積載する地上パレット(20)と、 上記地上パレット(20)の上記走行用車輪(42)を駆動
    して、上記地上パレット(20)を前後動させる前後動機
    構(44)と、 上記地上パレット(20)を前動位置で旋回可能にする一
    方、上記前動位置と後動位置との間で上記地上パレット
    (20)を旋回不可能にロックする旋回ロック用ピン(5
    9)と、上記地上パレット(20)を前動位置で前後動不
    可能にロックする一方、上記前動位置と後動位置との間
    で前後動可能にする前後動ロック用ピン(63)と、上記
    旋回ロック用ピン(59)を作動させる旋回ロック用アク
    チュエータ(48)と、上記前後動ロック用ピン(63)を
    作動させる前後動ロック用アクチュエータ(62)とを有
    して、上記地上パレットを前動位置でのみ旋回させる旋
    回機構(48)とを備えたことを特徴とする立体駐車装
    置。
  2. 【請求項2】走行用車輪(42)を有し、自動車(70A)
    を積載する地上パレット(20)と、 上記地上パレット(20)の上記走行用車輪(42)を駆動
    して、上記地上パレット(20)を前後動させる前後動機
    構(44)と、 上記地上パレット(20)を前動位置で旋回可能にする一
    方、上記前動位置と後動位置との間で上記地上パレット
    (20)を旋回不可能にロックする旋回ロック用ピン(5
    9)と、上記地上パレット(20)を前動位置で前後動不
    可能にロックする一方、上記前動位置と後動位置との間
    で前後動可能にする前後動ロック用ピン(63)と、上記
    旋回ロック用ピン(59)を作動させる旋回ロック用アク
    チュエータ(48)と、上記前後動ロック用ピン(63)を
    作動させる前後動ロック用アクチュエータ(62)とを有
    して、上記地上パレット(20)が所定の位置まで前動さ
    れたとき、上記前後動機構(44)の駆動力を利用して上
    記地上パレットを前動位置でのみ旋回させる旋回機構
    (48)とを備えたことを特徴とする立体駐車装置。
  3. 【請求項3】上記地上パレット(20)の上方に、支柱
    (22)で昇降自在に支持された上段パレット(21)が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の立体駐
    車装置。
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JPH0223712Y2 (ja) * 1985-07-26 1990-06-28
JPH01318667A (ja) * 1988-06-20 1989-12-25 Daikin Ind Ltd 2段式駐車装置

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