JPH076299B2 - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
- Publication number
- JPH076299B2 JPH076299B2 JP25593991A JP25593991A JPH076299B2 JP H076299 B2 JPH076299 B2 JP H076299B2 JP 25593991 A JP25593991 A JP 25593991A JP 25593991 A JP25593991 A JP 25593991A JP H076299 B2 JPH076299 B2 JP H076299B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- gate
- guide member
- sprocket
- chassis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車道に沿って走行して
きた自動車を車道の側傍で支持して車道と直角方向に引
き込んで上下2段に駐車させることができると共に、他
方の自動車を移動させること無く上下どちらにも自動車
を駐車させたり車道の側傍に位置せしめたりすることが
できる立体駐車装置に関するものである。
きた自動車を車道の側傍で支持して車道と直角方向に引
き込んで上下2段に駐車させることができると共に、他
方の自動車を移動させること無く上下どちらにも自動車
を駐車させたり車道の側傍に位置せしめたりすることが
できる立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、運転免許所有者の増大により自動
車の台数が急激に増大して一家に2台の自動車を所有す
る家庭も多数存在するようになってきたが、都市部にお
ける地価の上昇は著しいものがあるために2台の自動車
を駐車させるスペースを確保することは非常に困難にな
ってきている。また、上記したように地価の上昇により
都市部においては土地の有効活用が進んで駐車場は急激
に減少してきているのも現状である。
車の台数が急激に増大して一家に2台の自動車を所有す
る家庭も多数存在するようになってきたが、都市部にお
ける地価の上昇は著しいものがあるために2台の自動車
を駐車させるスペースを確保することは非常に困難にな
ってきている。また、上記したように地価の上昇により
都市部においては土地の有効活用が進んで駐車場は急激
に減少してきているのも現状である。
【0003】このような現状において、狭いスペースに
多数の自動車を駐車させる駐車装置も種々提案されてい
るが、大部分の駐車装置は車道と直角方向に自動車の向
きを変えさせて駐車装置内に自動車自体の走行により収
納させるものであるために自動車がその向きを変えるの
に充分なスペースを駐車装置の前に設けることを必要と
するため、土地の有効活用ができず、特に駐車装置を設
けたい位置の前の車道が狭い場合には駐車装置を設ける
ことができないという弊害もあった。このような弊害を
防止する駐車装置として、特開昭62−6071号公報に車道
に沿って走行してきた自動車を車道の側傍で支持して車
道と直角方向に引き込んで上下2段に駐車させることが
できる駐車装置が提案されている。しかしながら、この
駐車装置は最初に駐車させる自動車を常に上段に駐車さ
せないと2台の自動車を駐車させることができず、また
下段の自動車を駐車装置から移動させなければ上段の自
動車を移動させることができないため、その使用が非常
に面倒であるという欠点を有していた。
多数の自動車を駐車させる駐車装置も種々提案されてい
るが、大部分の駐車装置は車道と直角方向に自動車の向
きを変えさせて駐車装置内に自動車自体の走行により収
納させるものであるために自動車がその向きを変えるの
に充分なスペースを駐車装置の前に設けることを必要と
するため、土地の有効活用ができず、特に駐車装置を設
けたい位置の前の車道が狭い場合には駐車装置を設ける
ことができないという弊害もあった。このような弊害を
防止する駐車装置として、特開昭62−6071号公報に車道
に沿って走行してきた自動車を車道の側傍で支持して車
道と直角方向に引き込んで上下2段に駐車させることが
できる駐車装置が提案されている。しかしながら、この
駐車装置は最初に駐車させる自動車を常に上段に駐車さ
せないと2台の自動車を駐車させることができず、また
下段の自動車を駐車装置から移動させなければ上段の自
動車を移動させることができないため、その使用が非常
に面倒であるという欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる特開昭
62−6071号公報に開示されている駐車装置と同様に車道
に沿って走行してきた自動車を車道の側傍で支持して車
道と直角方向に引き込んで上下2段に駐車させることが
でき、しかも上下2段のどちらへでも他方の自動車を移
動させること無く自動車を駐車させたり車道の側傍に位
置せしめたりすることができる立体駐車装置を提供する
ことを課題とする。
62−6071号公報に開示されている駐車装置と同様に車道
に沿って走行してきた自動車を車道の側傍で支持して車
道と直角方向に引き込んで上下2段に駐車させることが
でき、しかも上下2段のどちらへでも他方の自動車を移
動させること無く自動車を駐車させたり車道の側傍に位
置せしめたりすることができる立体駐車装置を提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる課題を
解決すべく鋭意研究の結果、車道と平行に車道の側傍か
ら自動車を駐車させる間隔だけ引込んだ位置に中空部材
から成る下部横梁とこの下部横梁に左右の側柱を介して
所定の高さで連結されている上部横梁とで構成されてい
るロ字型固定支柱を立設し、このロ字型固定支柱の左右
の側柱のそれぞれ車道側の下部及び所定の高さ位置に車
道と直交する状態に下段ガイド部材及び上段ガイド部材
を固設し、この下部横梁上に設置されているモータによ
り駆動される下部横梁内に枢着されている回転軸の両端
近傍に固着されているスプロケットと前記下段ガイド部
材内の車道側先端に枢着されているスプロケットとに掛
け渡されているチェンに左右の下段ガイド部材の互いに
対向する側に設けられている長穴にそれぞれ挿通されて
一端が連結されている連結ブロックに下段用車台を固定
してこの下段用車台を前記下段ガイド部材間に位置する
収納状態と車道に突出する状態とに移動自在とし、また
前記ロ字型固定支柱を収納可能な大きさの空間を内側に
有しそれぞれ中空部材から成る上部横梁と左右の側柱と
で構成されている移動門型支柱にそれぞれ門型支柱移動
用モータ及び上部車台上下動用モータを設置し、移動門
型支柱の左右の側柱内であって上段ガイド部材と対応す
る位置にそれぞれ枢着されており該門型支柱移動用モー
タよりの動力を動力伝達機構を介して伝達される回転軸
の上段ガイド部材側に突出された端部に上段ガイド部材
内に固定されているラックとそれぞれ噛み合うピニオン
を固着し且つ前記移動門型支柱の左右の側柱内の下段ガ
イド部材及び上段ガイド部材に対応した位置にそれぞれ
枢着されている回転軸の上段ガイド部材側及び下段ガイ
ド部材側に突出された端部に上段ガイド部材内及び下段
ガイド部材内に当接して回転移動するコロをそれぞれ固
着して移動門型支柱を上段ガイド部材及び下段ガイド部
材に沿って車道と直角方向に移動自在とし、更に前記上
部車台上下動用モータにより駆動されて移動門型支柱の
上部横梁内で回転する回転軸の両端近傍に固着されてい
るスプロケットと移動門型支柱の左右の側柱の下端近傍
に固着されているスプロケットとに掛け渡されているチ
ェンに移動門型支柱の左右の側柱の各車道側及び反対側
に形成されている上段用車台上下用ガイド溝に係合して
いるガイド体の上端及び下端にその両端を固着し、この
ガイド体の車道側下端に上段用車台を固定して上段用車
台を移動門型支柱に沿って上下動できるようにすれば良
いことを究明して本発明を完成したのである。
解決すべく鋭意研究の結果、車道と平行に車道の側傍か
ら自動車を駐車させる間隔だけ引込んだ位置に中空部材
から成る下部横梁とこの下部横梁に左右の側柱を介して
所定の高さで連結されている上部横梁とで構成されてい
るロ字型固定支柱を立設し、このロ字型固定支柱の左右
の側柱のそれぞれ車道側の下部及び所定の高さ位置に車
道と直交する状態に下段ガイド部材及び上段ガイド部材
を固設し、この下部横梁上に設置されているモータによ
り駆動される下部横梁内に枢着されている回転軸の両端
近傍に固着されているスプロケットと前記下段ガイド部
材内の車道側先端に枢着されているスプロケットとに掛
け渡されているチェンに左右の下段ガイド部材の互いに
対向する側に設けられている長穴にそれぞれ挿通されて
一端が連結されている連結ブロックに下段用車台を固定
してこの下段用車台を前記下段ガイド部材間に位置する
収納状態と車道に突出する状態とに移動自在とし、また
前記ロ字型固定支柱を収納可能な大きさの空間を内側に
有しそれぞれ中空部材から成る上部横梁と左右の側柱と
で構成されている移動門型支柱にそれぞれ門型支柱移動
用モータ及び上部車台上下動用モータを設置し、移動門
型支柱の左右の側柱内であって上段ガイド部材と対応す
る位置にそれぞれ枢着されており該門型支柱移動用モー
タよりの動力を動力伝達機構を介して伝達される回転軸
の上段ガイド部材側に突出された端部に上段ガイド部材
内に固定されているラックとそれぞれ噛み合うピニオン
を固着し且つ前記移動門型支柱の左右の側柱内の下段ガ
イド部材及び上段ガイド部材に対応した位置にそれぞれ
枢着されている回転軸の上段ガイド部材側及び下段ガイ
ド部材側に突出された端部に上段ガイド部材内及び下段
ガイド部材内に当接して回転移動するコロをそれぞれ固
着して移動門型支柱を上段ガイド部材及び下段ガイド部
材に沿って車道と直角方向に移動自在とし、更に前記上
部車台上下動用モータにより駆動されて移動門型支柱の
上部横梁内で回転する回転軸の両端近傍に固着されてい
るスプロケットと移動門型支柱の左右の側柱の下端近傍
に固着されているスプロケットとに掛け渡されているチ
ェンに移動門型支柱の左右の側柱の各車道側及び反対側
に形成されている上段用車台上下用ガイド溝に係合して
いるガイド体の上端及び下端にその両端を固着し、この
ガイド体の車道側下端に上段用車台を固定して上段用車
台を移動門型支柱に沿って上下動できるようにすれば良
いことを究明して本発明を完成したのである。
【0006】以下、図面により本発明に係る立体駐車装
置の実施例について詳細に説明する。図1は本発明に係
る立体駐車装置の1実施例の上段車台及び下段車台が収
納状態にある斜視図、図2は図1に示す本発明に係る立
体駐車装置で上段車台が突出状態にある斜視図、図3は
図2の正面説明図、図4は図2の右側面図、図5は図4
におけるA−A線断面説明図、図6は図3におけるB−
B線断面説明図、図7は図4におけるC−C線断面説明
図、図8は図5におけるD−D線断面説明図、図9は本
発明に係る立体駐車装置の他の実施例の動力伝達機構を
示す断面説明図である。
置の実施例について詳細に説明する。図1は本発明に係
る立体駐車装置の1実施例の上段車台及び下段車台が収
納状態にある斜視図、図2は図1に示す本発明に係る立
体駐車装置で上段車台が突出状態にある斜視図、図3は
図2の正面説明図、図4は図2の右側面図、図5は図4
におけるA−A線断面説明図、図6は図3におけるB−
B線断面説明図、図7は図4におけるC−C線断面説明
図、図8は図5におけるD−D線断面説明図、図9は本
発明に係る立体駐車装置の他の実施例の動力伝達機構を
示す断面説明図である。
【0007】図面中、1は車道Rと平行に車道Rの側傍
から自動車を駐車させる間隔だけ引込んだ位置に立設さ
れているロ字型固定支柱であり、このロ字型固定支柱1
は中空部材から成る下部横梁1aとこの下部横梁1aに左右
の側柱1c及び1dを介して所定の高さで連結されている上
部横梁1bとで構成されている。そしてこのロ字型固定支
柱1の左右の側柱1c及び1dのそれぞれ車道R側には、下
部に車道Rと直交する状態に下段ガイド部材2が、また
所定の高さすなわち後述する移動門型支柱16の左右の側
柱16b及び16cのほぼ中央部に対応した高さ位置に車道R
と直交する状態に上段ガイド部材3が固設されている。
から自動車を駐車させる間隔だけ引込んだ位置に立設さ
れているロ字型固定支柱であり、このロ字型固定支柱1
は中空部材から成る下部横梁1aとこの下部横梁1aに左右
の側柱1c及び1dを介して所定の高さで連結されている上
部横梁1bとで構成されている。そしてこのロ字型固定支
柱1の左右の側柱1c及び1dのそれぞれ車道R側には、下
部に車道Rと直交する状態に下段ガイド部材2が、また
所定の高さすなわち後述する移動門型支柱16の左右の側
柱16b及び16cのほぼ中央部に対応した高さ位置に車道R
と直交する状態に上段ガイド部材3が固設されている。
【0008】4はロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に設
置されている下段用車台移動用のモータであり、このモ
ータ4の駆動軸5に固着されているスプロケット6と、
ロ字型固定支柱1の下部横梁1a内に回転自在に枢着され
ている回転軸7に固着されているスプロケット8とに
は、チェン9が掛け渡されている。10はロ字型固定支柱
1の下部横梁1a内に回転自在に枢着されている回転軸7
の両端近傍に固着されているスプロケットであり、この
スプロケット10と下段ガイド部材2内の車道R側先端に
枢着されているスプロケット11とにはチェン12が掛け渡
されている。13は左右の下段ガイド部材2の互いに対向
する側に設けられている長穴2aにそれぞれ挿通されてお
りチェン12に一端が連結されている連結ブロック、14は
この連結ブロック13に固定されている下段用車台であ
り、その下部には下段ガイド部材2間の基礎上に車道R
と直交する状態に設けられているガイドレール15上を回
転するコロ14aが設けられていることが移動が円滑にな
るので好ましく、また車道Rと直交する側の側面はそれ
ぞれ外側が下方に傾斜した傾斜面をなしていることが自
動車が下段用車台14上に容易に車道Rから乗り移れるの
で好ましい。
置されている下段用車台移動用のモータであり、このモ
ータ4の駆動軸5に固着されているスプロケット6と、
ロ字型固定支柱1の下部横梁1a内に回転自在に枢着され
ている回転軸7に固着されているスプロケット8とに
は、チェン9が掛け渡されている。10はロ字型固定支柱
1の下部横梁1a内に回転自在に枢着されている回転軸7
の両端近傍に固着されているスプロケットであり、この
スプロケット10と下段ガイド部材2内の車道R側先端に
枢着されているスプロケット11とにはチェン12が掛け渡
されている。13は左右の下段ガイド部材2の互いに対向
する側に設けられている長穴2aにそれぞれ挿通されてお
りチェン12に一端が連結されている連結ブロック、14は
この連結ブロック13に固定されている下段用車台であ
り、その下部には下段ガイド部材2間の基礎上に車道R
と直交する状態に設けられているガイドレール15上を回
転するコロ14aが設けられていることが移動が円滑にな
るので好ましく、また車道Rと直交する側の側面はそれ
ぞれ外側が下方に傾斜した傾斜面をなしていることが自
動車が下段用車台14上に容易に車道Rから乗り移れるの
で好ましい。
【0009】以上が、下段用車台14を車道Rに移動させ
たり、車道Rから基礎上に引込ませたりするための構成
部材である。
たり、車道Rから基礎上に引込ませたりするための構成
部材である。
【0010】16はロ字型固定支柱1を収納可能な大きさ
の空間を内側に有する移動門型支柱であり、この移動門
型支柱16はそれぞれ中空部材から成る上部横梁16aと左
右の側柱16b及び16cとで構成されている。17及び18は移
動門型支柱16にそれぞれ設置されている門型支柱移動用
モータ及び上部車台上下動用モータである。門型支柱移
動用モータ17は移動門型支柱16を車道Rと直交する方向
に移動させるために、以下に示す如き動力伝達機構を介
して門型支柱移動用モータ17よりの動力が移動門型支柱
16の左右の側柱16b,16c内に上段ガイド部材3と対応す
る位置にそれぞれ枢着されている回転軸24に伝達され
る。
の空間を内側に有する移動門型支柱であり、この移動門
型支柱16はそれぞれ中空部材から成る上部横梁16aと左
右の側柱16b及び16cとで構成されている。17及び18は移
動門型支柱16にそれぞれ設置されている門型支柱移動用
モータ及び上部車台上下動用モータである。門型支柱移
動用モータ17は移動門型支柱16を車道Rと直交する方向
に移動させるために、以下に示す如き動力伝達機構を介
して門型支柱移動用モータ17よりの動力が移動門型支柱
16の左右の側柱16b,16c内に上段ガイド部材3と対応す
る位置にそれぞれ枢着されている回転軸24に伝達され
る。
【0011】図1〜8に示した実施例では、門型支柱移
動用モータ17は移動門型支柱16の上部横梁16a上に設置
されており、門型支柱移動用モータ17の駆動軸17aに固
着されているスプロケット19と、移動門型支柱16の上部
横梁16a内に回転自在に枢着されている回転軸20に固着
されているスプロケット21とにはチェン22が掛け渡され
ている。そして、移動門型支柱16の上部横梁16a内に回
転自在に枢着されている上記回転軸20の両端近傍に固着
されているスプロケット23と、ロ字型固定支柱1の左右
の上段ガイド部材3の互いに対向する側と反対側に設け
られている開口部3aに対応する高さに移動門型支柱16の
左右の側柱16b,16c内に枢着されている回転軸24に固着
されたスプロケット25とにはチェン26が掛け渡されてい
る。また、図5に示す如く前記回転軸24にはスプロケッ
ト25の他にもう一つのスプロケット27が固着されてい
て、このスプロケット27とロ字型固定支柱1の左右の下
段ガイド部材2の互いに対向する側と反対側に設けられ
ている開口部2bに対応する高さに移動門型支柱16の左右
の側柱16b,16c内に枢着されている回転軸28に固着され
たスプロケット29とにもチェン30が掛け渡されていても
良い。また、上記スプロケット25が固着されている回転
軸24の上段ガイド部材3側に突出された端部にはピニオ
ン31が固着されていて、このピニオン31は上段ガイド部
材3内に固定されているラック32と噛み合っている。そ
して、回転軸24にスプロケット27が固着されている場合
には、下段ガイド部材2内にラック34が固定されていて
上記スプロケット29が固着されている回転軸28の下段ガ
イド部材2側に突出された端部に固着されているピニオ
ン33と前記ラック34とが噛み合っている。
動用モータ17は移動門型支柱16の上部横梁16a上に設置
されており、門型支柱移動用モータ17の駆動軸17aに固
着されているスプロケット19と、移動門型支柱16の上部
横梁16a内に回転自在に枢着されている回転軸20に固着
されているスプロケット21とにはチェン22が掛け渡され
ている。そして、移動門型支柱16の上部横梁16a内に回
転自在に枢着されている上記回転軸20の両端近傍に固着
されているスプロケット23と、ロ字型固定支柱1の左右
の上段ガイド部材3の互いに対向する側と反対側に設け
られている開口部3aに対応する高さに移動門型支柱16の
左右の側柱16b,16c内に枢着されている回転軸24に固着
されたスプロケット25とにはチェン26が掛け渡されてい
る。また、図5に示す如く前記回転軸24にはスプロケッ
ト25の他にもう一つのスプロケット27が固着されてい
て、このスプロケット27とロ字型固定支柱1の左右の下
段ガイド部材2の互いに対向する側と反対側に設けられ
ている開口部2bに対応する高さに移動門型支柱16の左右
の側柱16b,16c内に枢着されている回転軸28に固着され
たスプロケット29とにもチェン30が掛け渡されていても
良い。また、上記スプロケット25が固着されている回転
軸24の上段ガイド部材3側に突出された端部にはピニオ
ン31が固着されていて、このピニオン31は上段ガイド部
材3内に固定されているラック32と噛み合っている。そ
して、回転軸24にスプロケット27が固着されている場合
には、下段ガイド部材2内にラック34が固定されていて
上記スプロケット29が固着されている回転軸28の下段ガ
イド部材2側に突出された端部に固着されているピニオ
ン33と前記ラック34とが噛み合っている。
【0012】また、以上の如く構成されている動力伝達
機構の他に、門型支柱移動用モータ17が移動門型支柱16
の左右の側柱16b及び16cの上段ガイド部材3に対応する
位置にそれぞれ設置されており、回転軸24にギヤが固着
されており門型支柱移動用モータ17の回転を減速する減
速機に固着されているギヤが前記ギヤと噛み合っている
ものや、図9に示す如く前記門型支柱移動用モータ17の
駆動軸にスプロケット19'がまた回転軸24にスプロケッ
ト25'がそれぞれ固着されていると共にこれらスプロケ
ット19'及び25'にチェン26'が掛け渡されているものを
挙げることができ、これらいずれの場合でも、回転軸24
の上段ガイド部材3側に突出された端部にはピニオン31
が固着されており、ピニオン31は上段ガイド部材3内に
固定されているラック32と噛み合っており、移動門型支
柱16の左右の側柱16b及び16cに設置されている門型支柱
移動用モータ17,17は同期して作動せしめられ左右の上
段ガイド部材3に固定されているラック32,32に沿って
ピニオン31,31が同速度で移動せしめられるように設定
されている。
機構の他に、門型支柱移動用モータ17が移動門型支柱16
の左右の側柱16b及び16cの上段ガイド部材3に対応する
位置にそれぞれ設置されており、回転軸24にギヤが固着
されており門型支柱移動用モータ17の回転を減速する減
速機に固着されているギヤが前記ギヤと噛み合っている
ものや、図9に示す如く前記門型支柱移動用モータ17の
駆動軸にスプロケット19'がまた回転軸24にスプロケッ
ト25'がそれぞれ固着されていると共にこれらスプロケ
ット19'及び25'にチェン26'が掛け渡されているものを
挙げることができ、これらいずれの場合でも、回転軸24
の上段ガイド部材3側に突出された端部にはピニオン31
が固着されており、ピニオン31は上段ガイド部材3内に
固定されているラック32と噛み合っており、移動門型支
柱16の左右の側柱16b及び16cに設置されている門型支柱
移動用モータ17,17は同期して作動せしめられ左右の上
段ガイド部材3に固定されているラック32,32に沿って
ピニオン31,31が同速度で移動せしめられるように設定
されている。
【0013】また、前記移動門型支柱16の左右の側柱16
b,16c内であって下段ガイド部材2及び上段ガイド部材
3に対応した位置にはそれぞれ回転軸35及び35'が枢着
されていて、上段ガイド部材3側及び下段ガイド部材2
側に突出された端部にはそれぞれ上段ガイド部材3及び
下段ガイド部材2に当接して回転移動するコロ36及び3
6'が固着されている。
b,16c内であって下段ガイド部材2及び上段ガイド部材
3に対応した位置にはそれぞれ回転軸35及び35'が枢着
されていて、上段ガイド部材3側及び下段ガイド部材2
側に突出された端部にはそれぞれ上段ガイド部材3及び
下段ガイド部材2に当接して回転移動するコロ36及び3
6'が固着されている。
【0014】なお、3bは前記コロ36が上段ガイド部材3
内から外れないようにするためのガイド板であり、2cは
前記コロ36'が下段ガイド部材2内から外れないように
するためのガイド部材である。また移動門型支柱16の左
右の側柱16b,16c内の下段ガイド部材2に対応した位置
にそれぞれ枢着されている各回転軸35'のほぼ中央部に
は基礎上に車道Rと直交する状態に設けられているガイ
ドレール15'上を回転するコロ35aが設けられている。
内から外れないようにするためのガイド板であり、2cは
前記コロ36'が下段ガイド部材2内から外れないように
するためのガイド部材である。また移動門型支柱16の左
右の側柱16b,16c内の下段ガイド部材2に対応した位置
にそれぞれ枢着されている各回転軸35'のほぼ中央部に
は基礎上に車道Rと直交する状態に設けられているガイ
ドレール15'上を回転するコロ35aが設けられている。
【0015】以上が、移動門型支柱16を車道R側に移動
させたり、車道R側からロ字型固定支柱1側に移動させ
たりする構成部材である。
させたり、車道R側からロ字型固定支柱1側に移動させ
たりする構成部材である。
【0016】移動門型支柱16に設置されている上部車台
上下動用モータ18(通常、上部横梁16a上に設置されて
いる)の駆動軸18aに固着されているスプロケット37
と、移動門型支柱16の上部横梁16a内に回転自在に枢着
されている回転軸38に固着されているスプロケット39と
には、チェン40が掛け渡されている。41は移動門型支柱
16の上部横梁16a内に回転自在に枢着されている回転軸3
8の両端近傍に固着されているスプロケットであって、
このスプロケット41と移動門型支柱16の左右の側柱16
b,16cの下端近傍に固着されているスプロケット42とは
チェン44が掛け渡されており、このチェン44に移動門型
支柱16の左右の側柱16b,16cの各車道R側及び反対側に
形成されている上段用車台上下用ガイド50に係合してい
るガイド体49の上端及び下端にその両端が固着されてい
る。そしてこのガイド体49の車道R側下端には上段用車
台51が固定されている。この上段用車台51も車道Rと直
交する側の側面はそれぞれ外側が下方に傾斜した傾斜面
をなしていることが自動車が上段用車台51上に容易に車
道Rから乗り移れるので好ましい。
上下動用モータ18(通常、上部横梁16a上に設置されて
いる)の駆動軸18aに固着されているスプロケット37
と、移動門型支柱16の上部横梁16a内に回転自在に枢着
されている回転軸38に固着されているスプロケット39と
には、チェン40が掛け渡されている。41は移動門型支柱
16の上部横梁16a内に回転自在に枢着されている回転軸3
8の両端近傍に固着されているスプロケットであって、
このスプロケット41と移動門型支柱16の左右の側柱16
b,16cの下端近傍に固着されているスプロケット42とは
チェン44が掛け渡されており、このチェン44に移動門型
支柱16の左右の側柱16b,16cの各車道R側及び反対側に
形成されている上段用車台上下用ガイド50に係合してい
るガイド体49の上端及び下端にその両端が固着されてい
る。そしてこのガイド体49の車道R側下端には上段用車
台51が固定されている。この上段用車台51も車道Rと直
交する側の側面はそれぞれ外側が下方に傾斜した傾斜面
をなしていることが自動車が上段用車台51上に容易に車
道Rから乗り移れるので好ましい。
【0017】以上が、上段用車台51を車道R上で昇降さ
せるための構成部材である。
せるための構成部材である。
【0018】なお、52及び53は下段用車台14が左右の下
段ガイド部材2間で最も車道R側に移動せしめられたこ
と及び最もロ字型固定支柱1側に移動せしめられたこと
を検知してロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に設置され
ているモータ4の駆動を停止せしめるためのリミットス
イッチであり、図示した実施例では連結ブロック13と当
接する位置の下段ガイド部材2に設けられている。54及
び55は移動門型支柱16が最も車道R側に移動せしめられ
たこと及び最もロ字型固定支柱1側に移動せしめられた
ことを検知して移動門型支柱16に設置されている門型支
柱移動用モータ17の駆動を停止せしめるためのリミット
スイッチであり、図示した実施例では移動門型支柱16と
当接する位置の上段ガイド部材3及びロ字型固定支柱1
の一方の側柱1cに設けられている。56及び57は上段用車
台51が最も下降せしめられたこと及び最も上昇せしめら
れたことを検知して移動門型支柱16に設置されている上
部車台上下動用モータ18の駆動を停止せしめるためのリ
ミットスイッチであり、図示した実施例ではガイド体49
と当接する位置の移動門型支柱16の一方の側柱16bに設
けられている。58はロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に
設置されている下段用車台14の移動用のモータ4と移動
門型支柱16に設置されている門型支柱移動用モータ17と
上部車台上下動用モータ18とのいずれかが駆動されてい
るときに警報を発する警報機である。
段ガイド部材2間で最も車道R側に移動せしめられたこ
と及び最もロ字型固定支柱1側に移動せしめられたこと
を検知してロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に設置され
ているモータ4の駆動を停止せしめるためのリミットス
イッチであり、図示した実施例では連結ブロック13と当
接する位置の下段ガイド部材2に設けられている。54及
び55は移動門型支柱16が最も車道R側に移動せしめられ
たこと及び最もロ字型固定支柱1側に移動せしめられた
ことを検知して移動門型支柱16に設置されている門型支
柱移動用モータ17の駆動を停止せしめるためのリミット
スイッチであり、図示した実施例では移動門型支柱16と
当接する位置の上段ガイド部材3及びロ字型固定支柱1
の一方の側柱1cに設けられている。56及び57は上段用車
台51が最も下降せしめられたこと及び最も上昇せしめら
れたことを検知して移動門型支柱16に設置されている上
部車台上下動用モータ18の駆動を停止せしめるためのリ
ミットスイッチであり、図示した実施例ではガイド体49
と当接する位置の移動門型支柱16の一方の側柱16bに設
けられている。58はロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に
設置されている下段用車台14の移動用のモータ4と移動
門型支柱16に設置されている門型支柱移動用モータ17と
上部車台上下動用モータ18とのいずれかが駆動されてい
るときに警報を発する警報機である。
【0019】以上が本発明装置を安全に作動させるため
の構成部材である。
の構成部材である。
【0020】
【作用】かかる構造の本発明に係る立体駐車装置を用い
て自動車を駐車させる操作について説明する。先ず、下
段に自動車を駐車させるには、ロ字型固定支柱1の下部
横梁1a上に設置されているモータ4を駆動してこのモー
タ4の駆動軸5に固着されているスプロケット6からチ
ェン9を介してロ字型固定支柱1の下部横梁1a内に回転
自在に枢着されている回転軸7に固着されているスプロ
ケット8を回転せしめる。
て自動車を駐車させる操作について説明する。先ず、下
段に自動車を駐車させるには、ロ字型固定支柱1の下部
横梁1a上に設置されているモータ4を駆動してこのモー
タ4の駆動軸5に固着されているスプロケット6からチ
ェン9を介してロ字型固定支柱1の下部横梁1a内に回転
自在に枢着されている回転軸7に固着されているスプロ
ケット8を回転せしめる。
【0021】かくしてスプロケット8が固着されている
回転軸7が回転せしめられると、ロ字型固定支柱1の下
部横梁1a内でこの回転軸7の両端近傍に固着されている
スプロケット10と下段ガイド部材2内の車道R側先端に
枢着されているスプロケット11との間に掛け渡されてい
るチェン12が回動せしめられ、左右の下段ガイド部材2
の互いに対向する側に設けられている長穴2aをそれぞれ
挿通されてこのチェン12に一端が連結されている連結ブ
ロック13に固定されている下段用車台14が下段ガイド部
材2間を車道R方向に移動し、下段ガイド部材2に設け
られているリミットスイッチ52が連結ブロック13と当接
して下段用車台14が左右の下段ガイド部材2間で最も車
道R側に移動せしめられたことが検知されるとロ字型固
定支柱1の下部横梁1a上に設置されているモータ4の駆
動を停止せしめられて下段用車台14が車道R上に停止
し、車道Rで自動車が自走して下段用車台14上に載置し
たら、前記と逆の動作により下段ガイド部材2間に引き
込まれて下段ガイド部材2に設けられているリミットス
イッチ53が連結ブロック13と当接して下段用車台14が左
右の下段ガイド部材2間で最もロ字型固定支柱1側に移
動せしめられたことが検知されるとロ字型固定支柱1の
下部横梁1a上に設置されているモータ4の駆動が停止せ
しめられて下段における自動車の駐車が完了する。
回転軸7が回転せしめられると、ロ字型固定支柱1の下
部横梁1a内でこの回転軸7の両端近傍に固着されている
スプロケット10と下段ガイド部材2内の車道R側先端に
枢着されているスプロケット11との間に掛け渡されてい
るチェン12が回動せしめられ、左右の下段ガイド部材2
の互いに対向する側に設けられている長穴2aをそれぞれ
挿通されてこのチェン12に一端が連結されている連結ブ
ロック13に固定されている下段用車台14が下段ガイド部
材2間を車道R方向に移動し、下段ガイド部材2に設け
られているリミットスイッチ52が連結ブロック13と当接
して下段用車台14が左右の下段ガイド部材2間で最も車
道R側に移動せしめられたことが検知されるとロ字型固
定支柱1の下部横梁1a上に設置されているモータ4の駆
動を停止せしめられて下段用車台14が車道R上に停止
し、車道Rで自動車が自走して下段用車台14上に載置し
たら、前記と逆の動作により下段ガイド部材2間に引き
込まれて下段ガイド部材2に設けられているリミットス
イッチ53が連結ブロック13と当接して下段用車台14が左
右の下段ガイド部材2間で最もロ字型固定支柱1側に移
動せしめられたことが検知されるとロ字型固定支柱1の
下部横梁1a上に設置されているモータ4の駆動が停止せ
しめられて下段における自動車の駐車が完了する。
【0022】なお、この動作において、下段用車台14が
下段ガイド部材2間の基礎上に車道Rと直交する状態に
設けられているガイドレール15上を回転するコロ14aが
設けられていると下段用車台14の移動が円滑になるので
好ましく、また車道Rと直交する側の側面がそれぞれ外
側が下方に傾斜した傾斜面をなしていることが自動車が
下段用車台14上に容易に車道Rから乗り移れるので好ま
しい。
下段ガイド部材2間の基礎上に車道Rと直交する状態に
設けられているガイドレール15上を回転するコロ14aが
設けられていると下段用車台14の移動が円滑になるので
好ましく、また車道Rと直交する側の側面がそれぞれ外
側が下方に傾斜した傾斜面をなしていることが自動車が
下段用車台14上に容易に車道Rから乗り移れるので好ま
しい。
【0023】次に、上段に自動車を駐車させるには、先
ず移動門型支柱16に設置されている門型支柱移動用モー
タ17を駆動する。この門型支柱移動用モータ17よりの動
力を伝達する動力伝達機構として、図1〜8に示した実
施例の如く移動門型支柱16の上部横梁16a上に門型支柱
移動用モータ17が設置されていて移動門型支柱16の上部
横梁16a内に枢着されている回転軸20をスプロケット21
及びチェン22を介して回転させるように構成されている
場合には、門型支柱移動用モータ17を駆動しその駆動軸
17aに固着されているスプロケット19からチェン22を介
して移動門型支柱16の上部横梁16a内に回転自在に枢着
されている回転軸20に固着されているスプロケット21を
経て回転軸20を回転させ、この回転軸20の両端近傍に固
着されているスプロケット23からチェン26を介してロ字
型固定支柱1の左右の上段ガイド部材3の互いに対向す
る側と反対側に設けられている開口部3aに対応する高さ
で移動門型支柱16の左右の側柱16b,16c内に枢着されて
いる回転軸24に固着されたスプロケット25を回転せしめ
る。このとき、回転軸24にスプロケット25の他にもう1
つのスプロケット27が固着されていてロ字型固定支柱1
の左右の下段ガイド部材2の互いに対向する側と反対側
に設けられている開口部2bに対応する高さで移動門型支
柱16の左右の側柱16b,16c内に枢着されている回転軸28
にスプロケット29が固着されている場合には、このスプ
ロケット29と前記スプロケット27とにはチェン30が掛け
渡されているので、この回転軸28も前記回転軸24と同速
で同方向に回転する。
ず移動門型支柱16に設置されている門型支柱移動用モー
タ17を駆動する。この門型支柱移動用モータ17よりの動
力を伝達する動力伝達機構として、図1〜8に示した実
施例の如く移動門型支柱16の上部横梁16a上に門型支柱
移動用モータ17が設置されていて移動門型支柱16の上部
横梁16a内に枢着されている回転軸20をスプロケット21
及びチェン22を介して回転させるように構成されている
場合には、門型支柱移動用モータ17を駆動しその駆動軸
17aに固着されているスプロケット19からチェン22を介
して移動門型支柱16の上部横梁16a内に回転自在に枢着
されている回転軸20に固着されているスプロケット21を
経て回転軸20を回転させ、この回転軸20の両端近傍に固
着されているスプロケット23からチェン26を介してロ字
型固定支柱1の左右の上段ガイド部材3の互いに対向す
る側と反対側に設けられている開口部3aに対応する高さ
で移動門型支柱16の左右の側柱16b,16c内に枢着されて
いる回転軸24に固着されたスプロケット25を回転せしめ
る。このとき、回転軸24にスプロケット25の他にもう1
つのスプロケット27が固着されていてロ字型固定支柱1
の左右の下段ガイド部材2の互いに対向する側と反対側
に設けられている開口部2bに対応する高さで移動門型支
柱16の左右の側柱16b,16c内に枢着されている回転軸28
にスプロケット29が固着されている場合には、このスプ
ロケット29と前記スプロケット27とにはチェン30が掛け
渡されているので、この回転軸28も前記回転軸24と同速
で同方向に回転する。
【0024】また、門型支柱移動用モータ17よりの動力
を伝達する動力伝達機構として、図9に示す如く移動門
型支柱16の左右の側柱16b及び16cの上段ガイド部材3に
対応する位置にそれぞれ門型支柱移動用モータ17,17が
設置されていて門型支柱移動用モータ17の駆動軸にスプ
ロケット19'がまた回転軸24にスプロケット25'がそれぞ
れ固着されていてこれらスプロケット19',25'にチェン
26'が掛け渡されている場合には、門型支柱移動用モー
タ17を駆動しその駆動軸に固着されているスプロケット
19'からチェン26'を介して上段ガイド部材3に対応した
位置に枢着されている回転軸24に固着されているスプロ
ケット25'を経て回転軸24を回転せしめる。
を伝達する動力伝達機構として、図9に示す如く移動門
型支柱16の左右の側柱16b及び16cの上段ガイド部材3に
対応する位置にそれぞれ門型支柱移動用モータ17,17が
設置されていて門型支柱移動用モータ17の駆動軸にスプ
ロケット19'がまた回転軸24にスプロケット25'がそれぞ
れ固着されていてこれらスプロケット19',25'にチェン
26'が掛け渡されている場合には、門型支柱移動用モー
タ17を駆動しその駆動軸に固着されているスプロケット
19'からチェン26'を介して上段ガイド部材3に対応した
位置に枢着されている回転軸24に固着されているスプロ
ケット25'を経て回転軸24を回転せしめる。
【0025】また、移動門型支柱16の左右の側柱16b及
び16cの上段ガイド部材3に対応する位置にそれぞれ門
型支柱移動用モータ17,17が設置されており上段ガイド
部材3に対応した位置に枢着されている回転軸24にギヤ
が固着されていて門型支柱移動用モータ17の回転を減速
する減速機に固着されているギヤと噛み合っている場合
には、門型支柱移動用モータ17を駆動し減速機により所
定の速度に減速せしめられた状態で回転軸24を回転せし
める。
び16cの上段ガイド部材3に対応する位置にそれぞれ門
型支柱移動用モータ17,17が設置されており上段ガイド
部材3に対応した位置に枢着されている回転軸24にギヤ
が固着されていて門型支柱移動用モータ17の回転を減速
する減速機に固着されているギヤと噛み合っている場合
には、門型支柱移動用モータ17を駆動し減速機により所
定の速度に減速せしめられた状態で回転軸24を回転せし
める。
【0026】このように移動門型支柱16の左右の側柱16
b及び16cの上段ガイド部材3に対応する位置にそれぞれ
門型支柱移動用モータ17,17が設置されている場合に
は、これら門型支柱移動用モータ17,17は同期して作動
せしめられる。
b及び16cの上段ガイド部材3に対応する位置にそれぞれ
門型支柱移動用モータ17,17が設置されている場合に
は、これら門型支柱移動用モータ17,17は同期して作動
せしめられる。
【0027】回転軸24の上段ガイド部材3側に突出され
た端部にはピニオン31が固着されていて、このピニオン
31は上段ガイド部材3内に固定されているラック32と噛
み合っており、回転軸24の回転に伴ってピニオン31が回
転しラック32を固定されている上段ガイド部材3に沿っ
て移動すると共に回転軸24を枢着されている移動門型支
柱16が上段ガイド部材3に沿って移動する。
た端部にはピニオン31が固着されていて、このピニオン
31は上段ガイド部材3内に固定されているラック32と噛
み合っており、回転軸24の回転に伴ってピニオン31が回
転しラック32を固定されている上段ガイド部材3に沿っ
て移動すると共に回転軸24を枢着されている移動門型支
柱16が上段ガイド部材3に沿って移動する。
【0028】また、移動門型支柱16の左右の側柱16b,1
6c内であって上段ガイド部材3に対応した位置にそれぞ
れ回転軸35が枢着されていてその上段ガイド部材3側に
突出された端部には上段ガイド部材3に当接して回転移
動するコロ36が固着されているので、移動門型支柱16は
上段ガイド部材3に沿って円滑に移動する。そして、下
段ガイド部材2に対応した位置に回転軸35'が枢着され
ていてその下段ガイド部材2側に突出された端部に下段
ガイド部材2に当接して回転移動するコロ36'が固着さ
れているので、移動門型支柱16は上段ガイド部材3及び
下段ガイド部材2に沿ってより円滑に移動することがで
きる。この際、前記コロ36,36'が上段ガイド部材3内
及び下段ガイド部材2内から外れないようにするための
ガイド板3b及びガイド部材2bが設けられている場合に
は、移動門型支柱16の移動はより確実になる。更にコロ
36'が固着されている各回転軸35'のほぼ中央部に基礎上
に車道Rと直交する状態に設けられているガイドレール
15'上を回転するコロ35aが設けられていると、移動門型
支柱16の移動はより円滑になる。
6c内であって上段ガイド部材3に対応した位置にそれぞ
れ回転軸35が枢着されていてその上段ガイド部材3側に
突出された端部には上段ガイド部材3に当接して回転移
動するコロ36が固着されているので、移動門型支柱16は
上段ガイド部材3に沿って円滑に移動する。そして、下
段ガイド部材2に対応した位置に回転軸35'が枢着され
ていてその下段ガイド部材2側に突出された端部に下段
ガイド部材2に当接して回転移動するコロ36'が固着さ
れているので、移動門型支柱16は上段ガイド部材3及び
下段ガイド部材2に沿ってより円滑に移動することがで
きる。この際、前記コロ36,36'が上段ガイド部材3内
及び下段ガイド部材2内から外れないようにするための
ガイド板3b及びガイド部材2bが設けられている場合に
は、移動門型支柱16の移動はより確実になる。更にコロ
36'が固着されている各回転軸35'のほぼ中央部に基礎上
に車道Rと直交する状態に設けられているガイドレール
15'上を回転するコロ35aが設けられていると、移動門型
支柱16の移動はより円滑になる。
【0029】このようにして移動門型支柱16が最も車道
R側に移動せしめられたことをリミットスイッチ54が検
知すると、移動門型支柱16の上部横梁16a上に設置され
ている門型支柱移動用モータ17の駆動が停止せしめられ
る。また、逆に移動門型支柱16がロ字型固定支柱1側に
移動せしめる場合には最もロ字型固定支柱1側に移動せ
しめられたことをリミットスイッチ55が検知すると、移
動門型支柱16の上部横梁16a上に設置されている門型支
柱移動用モータ17の駆動が停止せしめられる。
R側に移動せしめられたことをリミットスイッチ54が検
知すると、移動門型支柱16の上部横梁16a上に設置され
ている門型支柱移動用モータ17の駆動が停止せしめられ
る。また、逆に移動門型支柱16がロ字型固定支柱1側に
移動せしめる場合には最もロ字型固定支柱1側に移動せ
しめられたことをリミットスイッチ55が検知すると、移
動門型支柱16の上部横梁16a上に設置されている門型支
柱移動用モータ17の駆動が停止せしめられる。
【0030】かくして移動門型支柱16が最も車道R側に
位置せしめられると、移動門型支柱16の上部横梁16a上
に設置されている上部車台上下動用モータ18を駆動し
て、その駆動軸18aに固着されているスプロケット37か
らチェン40を介して移動門型支柱16の上部横梁16a内に
回転自在に枢着されている回転軸38に固着されているス
プロケット39を経て回転軸38を回転させると、この回転
軸38の両端近傍に固着されているスプロケット41と移動
門型支柱16の左右の側柱16b,16cの下端近傍に固着され
ているスプロケット42とに掛け渡されているチェン44の
両端には移動門型支柱16の左右の側柱16b,16cの各車道
R側及び反対側に形成されている上段用車台上下用ガイ
ド50に係合しているガイド体49の上端及び下端が固着さ
れていて且つこのガイド体49の車道R側下端には上段用
車台51が固定されているので、上段用車台51はガイド体
49によりその端部の位置を移動門型支柱16の左右の側柱
16b,16cの各車道R側の位置に規制されて車道R上に下
降し、上段用車台51が最も下降せしめられたことをリミ
ットスイッチ56が検知すると移動門型支柱16の上部横梁
16a上に設置されている上部車台上下動用モータ18の駆
動を停止せしめられて上段用車台51が車道R上に下降し
た状態に位置せしめられるのである。
位置せしめられると、移動門型支柱16の上部横梁16a上
に設置されている上部車台上下動用モータ18を駆動し
て、その駆動軸18aに固着されているスプロケット37か
らチェン40を介して移動門型支柱16の上部横梁16a内に
回転自在に枢着されている回転軸38に固着されているス
プロケット39を経て回転軸38を回転させると、この回転
軸38の両端近傍に固着されているスプロケット41と移動
門型支柱16の左右の側柱16b,16cの下端近傍に固着され
ているスプロケット42とに掛け渡されているチェン44の
両端には移動門型支柱16の左右の側柱16b,16cの各車道
R側及び反対側に形成されている上段用車台上下用ガイ
ド50に係合しているガイド体49の上端及び下端が固着さ
れていて且つこのガイド体49の車道R側下端には上段用
車台51が固定されているので、上段用車台51はガイド体
49によりその端部の位置を移動門型支柱16の左右の側柱
16b,16cの各車道R側の位置に規制されて車道R上に下
降し、上段用車台51が最も下降せしめられたことをリミ
ットスイッチ56が検知すると移動門型支柱16の上部横梁
16a上に設置されている上部車台上下動用モータ18の駆
動を停止せしめられて上段用車台51が車道R上に下降し
た状態に位置せしめられるのである。
【0031】また、逆に上段用車台51を引き上げる場合
には、上段用車台51が最も上昇せしめられたことをリミ
ットスイッチ57が検知すると移動門型支柱16の上部横梁
16a上に設置されている上部車台上下動用モータ18の駆
動が停止せしめられる。なお上記したような作動におい
て、ロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に設置されている
下段用車台14の移動用のモータ4と移動門型支柱16に設
置されている門型支柱移動用モータ17と上部車台上下動
用モータ18とのいずれかが駆動されているときに警報機
58が警報を発するように構成されていれば、車道R上を
走行して来る自動車が下段用車台14上に乗り上げたり、
上段用車台51とぶつかったりする事故を防止することが
できる。
には、上段用車台51が最も上昇せしめられたことをリミ
ットスイッチ57が検知すると移動門型支柱16の上部横梁
16a上に設置されている上部車台上下動用モータ18の駆
動が停止せしめられる。なお上記したような作動におい
て、ロ字型固定支柱1の下部横梁1a上に設置されている
下段用車台14の移動用のモータ4と移動門型支柱16に設
置されている門型支柱移動用モータ17と上部車台上下動
用モータ18とのいずれかが駆動されているときに警報機
58が警報を発するように構成されていれば、車道R上を
走行して来る自動車が下段用車台14上に乗り上げたり、
上段用車台51とぶつかったりする事故を防止することが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係る立体駐
車装置は、車道と平行に車道の側傍から自動車を駐車さ
せる間隔だけ引込んだ位置に立設されているロ字型固定
支柱の左右の側柱のそれぞれ車道側の下部及び所定の高
さに車道と直交する状態に固設されている下段ガイド部
材及び上段ガイド部材と、このロ字型固定支柱を収納可
能な大きさの空間を内側に有しそれぞれ中空部材から成
る上部横梁と左右の側柱とで構成されている移動門型支
柱と、前記ロ字型固定支柱の下段ガイド部材間で車道側
に移動する下段用車台と、前記移動門型支柱を下段ガイ
ド部材及び上段ガイド部材に沿って車道側に移動させる
機構と、前記移動門型支柱の左右の側柱の各車道側に形
成されている上段用車台上下用ガイド溝に係合している
ガイド体の車道側下端に固定されていて移動門型支柱の
左右の側柱に沿って昇降する上段用車台とを備えている
構造であるため、車道に沿って走行してきた自動車を車
道の側傍で支持して車道と直角方向に引き込んで上下2
段に駐車させることができると共に、他方の自動車を移
動させること無く上下どちらにも自動車を駐車させたり
車道の側傍に位置せしめたりすることができるのであ
る。
車装置は、車道と平行に車道の側傍から自動車を駐車さ
せる間隔だけ引込んだ位置に立設されているロ字型固定
支柱の左右の側柱のそれぞれ車道側の下部及び所定の高
さに車道と直交する状態に固設されている下段ガイド部
材及び上段ガイド部材と、このロ字型固定支柱を収納可
能な大きさの空間を内側に有しそれぞれ中空部材から成
る上部横梁と左右の側柱とで構成されている移動門型支
柱と、前記ロ字型固定支柱の下段ガイド部材間で車道側
に移動する下段用車台と、前記移動門型支柱を下段ガイ
ド部材及び上段ガイド部材に沿って車道側に移動させる
機構と、前記移動門型支柱の左右の側柱の各車道側に形
成されている上段用車台上下用ガイド溝に係合している
ガイド体の車道側下端に固定されていて移動門型支柱の
左右の側柱に沿って昇降する上段用車台とを備えている
構造であるため、車道に沿って走行してきた自動車を車
道の側傍で支持して車道と直角方向に引き込んで上下2
段に駐車させることができると共に、他方の自動車を移
動させること無く上下どちらにも自動車を駐車させたり
車道の側傍に位置せしめたりすることができるのであ
る。
【0033】そして、下段用車台の下部に下段ガイド部
材間の基礎上に車道と直交する状態に設けられているガ
イドレール上を回転するコロが設けられていれば下段用
車台の移動を円滑に行うことができ、下段用車台及び上
段用車台の車道と直交する側の側面がそれぞれ外側が下
方に傾斜した傾斜面をなしていれば下段用車台上及び上
段用車台上に自動車を容易に自走させて位置せしめるこ
とができ、上段ガイド部材内及び下段ガイド部材内にコ
ロが上段ガイド部材内及び下段ガイド部材内から外れな
いようにするためのガイド板及びガイド部材がそれぞれ
設けられていれば移動門型支柱の安定性が良く、移動門
型支柱の左右の側柱内の下方に枢着されていて下段ガイ
ド部材側に突出された端部にそれぞれコロが固着されて
いる2本の各回転軸のほぼ中央部に基礎上に車道と直交
する状態に設けられているガイドレール上を回転するコ
ロが設けられていれば移動門型支柱の移動を円滑に行う
ことができ、左右の下段ガイド部材間で下段用車台が最
も車道側に移動せしめられたこと及び最もロ字型固定支
柱側に移動せしめられたことを検知して下段用車台移動
用のモータの駆動を停止せしめるためのリミットスイッ
チが設けられていれば下段用車台の移動を所定範囲に正
しく規制することができ、移動門型支柱が最も車道側に
移動せしめられたこと及び最もロ字型固定支柱側に移動
せしめられたことを検知して門型支柱移動用モータの駆
動を停止せしめるためのリミットスイッチが設けられて
いれば移動門型支柱の移動を所定範囲に正しく規制する
ことができ、上段用車台が最も下降せしめられたこと及
び最も上昇せしめられたことを検知して上部車台上下動
用モータの駆動を停止せしめるためのリミットスイッチ
が設けられていれば上段用車台の昇降を所定範囲に正し
く規制することができ、更に下段用車台移動用のモータ
と門型支柱移動用モータと上部車台上下動用モータとの
いずれかが駆動されているときに警報を発する警報機が
設けられていれば車道を走行する自動車との事故を防止
することができる効果を有している。
材間の基礎上に車道と直交する状態に設けられているガ
イドレール上を回転するコロが設けられていれば下段用
車台の移動を円滑に行うことができ、下段用車台及び上
段用車台の車道と直交する側の側面がそれぞれ外側が下
方に傾斜した傾斜面をなしていれば下段用車台上及び上
段用車台上に自動車を容易に自走させて位置せしめるこ
とができ、上段ガイド部材内及び下段ガイド部材内にコ
ロが上段ガイド部材内及び下段ガイド部材内から外れな
いようにするためのガイド板及びガイド部材がそれぞれ
設けられていれば移動門型支柱の安定性が良く、移動門
型支柱の左右の側柱内の下方に枢着されていて下段ガイ
ド部材側に突出された端部にそれぞれコロが固着されて
いる2本の各回転軸のほぼ中央部に基礎上に車道と直交
する状態に設けられているガイドレール上を回転するコ
ロが設けられていれば移動門型支柱の移動を円滑に行う
ことができ、左右の下段ガイド部材間で下段用車台が最
も車道側に移動せしめられたこと及び最もロ字型固定支
柱側に移動せしめられたことを検知して下段用車台移動
用のモータの駆動を停止せしめるためのリミットスイッ
チが設けられていれば下段用車台の移動を所定範囲に正
しく規制することができ、移動門型支柱が最も車道側に
移動せしめられたこと及び最もロ字型固定支柱側に移動
せしめられたことを検知して門型支柱移動用モータの駆
動を停止せしめるためのリミットスイッチが設けられて
いれば移動門型支柱の移動を所定範囲に正しく規制する
ことができ、上段用車台が最も下降せしめられたこと及
び最も上昇せしめられたことを検知して上部車台上下動
用モータの駆動を停止せしめるためのリミットスイッチ
が設けられていれば上段用車台の昇降を所定範囲に正し
く規制することができ、更に下段用車台移動用のモータ
と門型支柱移動用モータと上部車台上下動用モータとの
いずれかが駆動されているときに警報を発する警報機が
設けられていれば車道を走行する自動車との事故を防止
することができる効果を有している。
【図1】本発明に係る立体駐車装置の1実施例の上段車
台及び下段車台が収納状態にある斜視図である。
台及び下段車台が収納状態にある斜視図である。
【図2】図1に示す本発明に係る立体駐車装置で上段車
台が突出状態にある斜視図である。
台が突出状態にある斜視図である。
【図3】図2の正面説明図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面説明図である。
【図6】図3におけるB−B線断面説明図である。
【図7】図4におけるC−C線断面説明図である。
【図8】図5におけるD−D線断面説明図である。
【図9】本発明に係る立体駐車装置の他の実施例の断面
説明図である。
説明図である。
1 ロ字型固定支柱 1a 下部横梁 1b 上部横梁 1c,1d 左右の側柱 2 下段ガイド部材 2a 長穴 2b 開口部 2c ガイド部材 3 上段ガイド部材 3a 開口部 3b ガイド板 4 下段用車台移動用のモータ 5 駆動軸 6 スプロケット 7 回転軸 8 スプロケット 9 チェン 10 スプロケット 11 スプロケット 12 チェン 13 連結ブロック 14 下段用車台 14a コロ 15 ガイドレール 15' ガイドレール 16 移動門型支柱 16a 上部横梁16a 16b,16c 左右の側柱 17 門型支柱移動用モータ 17a 駆動軸 18 上部車台上下動用モータ 18a 駆動軸 19 スプロケット 19' スプロケット 20 回転軸 21 スプロケット 22 チェン 23 スプロケット 24 回転軸 25 スプロケット 25' スプロケット 26 チェン 26' チェン 27 スプロケット 28 回転軸 29 スプロケット 30 チェン 31 ピニオン 32 ラック 33 ピニオン 34 ラック 35 回転軸 35a コロ 35' 回転軸 36 コロ 36' コロ 37 スプロケット 38 回転軸 39 スプロケット 40 チェン 41 スプロケット 42 スプロケット 44 チェン 45 回転軸 49 ガイド体 50 上段用車台上下用ガイド 51 上段用車台 52,53 リミットスイッチ 54,55 リミットスイッチ 56,57 リミットスイッチ 58 警報機 R 車道
Claims (13)
- 【請求項1】 車道(R)と平行に車道(R)の側傍から自
動車を駐車させる間隔だけ引込んだ位置に立設されてお
り中空部材から成る下部横梁(1a)とこの下部横梁(1a)に
左右の側柱(1c)及び(1d)を介して所定の高さで連結され
ている上部横梁(1b)とで構成されているロ字型固定支柱
(1)と、該ロ字型固定支柱(1)の左右の側柱(1c)及び(1
d)のそれぞれ車道(R)側の下部及び所定の高さ位置に車
道(R)と直交する状態に固設されている下段ガイド部材
(2)及び上段ガイド部材(3)と、前記ロ字型固定支柱
(1)の下部横梁(1a)上に設置されているモータ(4)によ
り駆動される下部横梁(1a)内に枢着されている回転軸
(7)の両端近傍に固着されているスプロケット(10)と前
記下段ガイド部材(2)内の車道(R)側先端に枢着されて
いるスプロケット(11)とに掛け渡されているチェン(12)
と、左右の下段ガイド部材(2)の互いに対向する側に設
けられている長穴(2a)にそれぞれ挿通されており該チェ
ン(12)に一端が連結されている連結ブロック(13)に固定
されている下段用車台(14)と、前記ロ字型固定支柱(1)
を収納可能な大きさの空間を内側に有しそれぞれ中空部
材から成る上部横梁(16a)と左右の側柱(16b)及び(16c)
とで構成されている移動門型支柱(16)と、該移動門型支
柱(16)にそれぞれ設置されている門型支柱移動用モータ
(17)及び上部車台上下動用モータ(18)と、該移動門型支
柱(16)の左右の側柱(16b,16c)内であって上段ガイド部
材(3)と対応する位置にそれぞれ枢着されており該門型
支柱移動用モータ(17)よりの動力を動力伝達機構を介し
て伝達される回転軸(24)の上段ガイド部材(3)側に突出
された端部に固着されていて上段ガイド部材(3)内に固
定されているラック(32)と噛み合っているピニオン(31)
と、前記移動門型支柱(16)の左右の側柱(16b,16c)内の
下段ガイド部材(2)及び上段ガイド部材(3)に対応した
位置にそれぞれ枢着されている回転軸(35)及び(35')の
上段ガイド部材(3)側及び下段ガイド部材(2)側に突出
された端部にそれぞれ固着されていて上段ガイド部材
(3)及び下段ガイド部材(2)に当接して回転移動するコ
ロ(36)及び(36')と、前記上部車台上下動用モータ(18)
により駆動されて前記移動門型支柱(16)の上部横梁(16
a)内で回転する回転軸(38)の両端近傍に固着されている
スプロケット(41)と移動門型支柱(16)の左右の側柱(16
b,16c)の下端近傍に固着されているスプロケット(42)
とに掛け渡されており移動門型支柱(16)の左右の側柱(1
6b,16c)の各車道(R)側及び反対側に形成されている上
段用車台上下用ガイド(50)に係合しているガイド体(49)
の上端及び下端にその両端が固着されているチェン(44)
と、該ガイド体(49)の車道(R)側下端に固定されている
上段用車台(51)とを備えていることを特徴とする立体駐
車装置。 - 【請求項2】 移動門型支柱(16)の上部横梁(16a)上に
門型支柱移動用モータ(17)が設置されており、該門型支
柱移動用モータ(17)よりの動力を回転軸(24)に伝達する
動力伝達機構として、移動門型支柱(16)の上部横梁(16
a)内に枢着されている回転軸(20)に固着されているスプ
ロケット(21)と門型支柱移動用モータ(17)の駆動軸(17
a)に固着されているスプロケット(19)とにチェン(22)が
掛け渡されていると共に該回転軸(20)の両端近傍に固着
されているスプロケット(23)と回転軸(24)に固着されて
いるスプロケット(25)とにチェン(26)が掛け渡されてい
る請求項1に記載の立体駐車装置。 - 【請求項3】 移動門型支柱(16)の左右の側柱(16b,16
c)内であって下段ガイド部材(2)と対応する位置にそれ
ぞれ枢着されている回転軸(28)の下段ガイド部材(2)側
に突出された端部に、下段ガイド部材(2)内に固定され
ているラック(34)と噛み合っているピニオン(33)が固着
されており、該移動門型支柱(16)の左右の側柱(16b,16
c)内であって上段ガイド部材(3)と対応する位置にそれ
ぞれ枢着されている回転軸(24)に固着されているスプロ
ケット(27)と前記回転軸(28)に固着されているスプロケ
ット(29)とにチェン(30)が掛け渡されている請求項2に
記載の立体駐車装置。 - 【請求項4】 移動門型支柱(16)の左右の側柱(16b,16
c)にそれぞれ門型支柱移動用モータ(17)が設置されてお
り、門型支柱移動用モータ(17)よりの動力を回転軸(24)
に伝達する動力伝達機構として、門型支柱移動用モータ
(17)の駆動軸にスプロケット(19')がまた回転軸(24)に
スプロケット(25')がそれぞれ固着されていると共にこ
れらスプロケット(19')及び(25')にチェン(26')が掛け
渡されている請求項1に記載の立体駐車装置。 - 【請求項5】 移動門型支柱(16)の左右の側柱(16b,16
c)にそれぞれ門型支柱移動用モータ(17)が設置されてお
り、門型支柱移動用モータ(17)よりの動力を回転軸(24)
に伝達する動力伝達機構として、回転軸(24)にギヤが固
着されており門型支柱移動用モータ(17)の回転を減速す
る減速機に固着されているギヤが前記ギヤと噛み合って
いる請求項1に記載の立体駐車装置。 - 【請求項6】 下段用車台(14)の下部に、下段ガイド部
材(2)間の基礎上に車道(R)と直交する状態に設けられ
ているガイドレール(15)上を回転するコロ(14a)が設け
られている請求項1から5までのいずれか1項に記載の
立体駐車装置。 - 【請求項7】 下段用車台(14)及び上段用車台(51)の車
道(R)と直交する側の側面が、それぞれ外側が下方に傾
斜した傾斜面をなしている請求項1から6までのいずれ
か1項に記載の立体駐車装置。 - 【請求項8】 上段ガイド部材(3)及び下段ガイド部材
(2)内に、コロ(36)及びコロ(36')が上段ガイド部材
(3)及び下段ガイド部材(2)内から外れないようにする
ためのガイド板(3b)及びガイド部材(2c)がそれぞれ設け
られている請求項1から7までのいずれか1項に記載の
立体駐車装置。 - 【請求項9】 移動門型支柱(16)の左右の側柱(16b,16
c)内の下方に枢着されていて下段ガイド部材(2)側に突
出された端部にそれぞれコロ(36')が固着されている回
転軸(35')のほぼ中央部に、基礎上に車道(R)と直交す
る状態に設けられているガイドレール(15')上を回転す
るコロ(35a)が設けられている請求項1から8までのい
ずれか1項に記載の立体駐車装置。 - 【請求項10】 左右の下段ガイド部材(2)間で下段用
車台(14)が最も車道(R)側に移動せしめられたこと及び
最もロ字型固定支柱(1)側に移動せしめられたことを検
知してロ字型固定支柱(1)の下部横梁(1a)上に設置され
ているモータ(4)の駆動を停止せしめるためのリミット
スイッチ(52)及び(53)が設けられている請求項1から9
までのいずれか1項に記載の立体駐車装置。 - 【請求項11】 移動門型支柱(16)が最も車道(R)側に
移動せしめられたこと及び最もロ字型固定支柱(1)側に
移動せしめられたことを検知して移動門型支柱(16)に設
置されている門型支柱移動用モータ(17)の駆動を停止せ
しめるためのリミットスイッチ(54)及び(55)が設けられ
ている請求項1から10までのいずれか1項に記載の立
体駐車装置。 - 【請求項12】 上段用車台(51)が最も下降せしめられ
たこと及び最も上昇せしめられたことを検知して移動門
型支柱(16)の上部横梁(16a)上に設置されている上部車
台上下動用モータ(18)の駆動を停止せしめるためのリミ
ットスイッチ(56)及び(57)が設けられている請求項1か
ら11までのいずれか1項に記載の立体駐車装置。 - 【請求項13】 ロ字型固定支柱(1)の下部横梁(1a)上
に設置されている下段用車台(14)移動用のモータ(4)と
移動門型支柱(16)に設置されている門型支柱移動用モー
タ(17)と上部車台上下動用モータ(18)とのいずれかが駆
動されているときに警報を発する警報機(58)が設けられ
ている請求項1から12までのいずれか1項に記載の立
体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25593991A JPH076299B2 (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-09 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-237099 | 1990-09-10 | ||
JP23709990 | 1990-09-10 | ||
JP25593991A JPH076299B2 (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-09 | 立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055372A JPH055372A (ja) | 1993-01-14 |
JPH076299B2 true JPH076299B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=26533044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25593991A Expired - Lifetime JPH076299B2 (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-09 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076299B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09177352A (ja) * | 1995-12-25 | 1997-07-08 | Harumi Onishi | 駐車装置 |
CN105178655B (zh) * | 2015-08-13 | 2018-09-11 | 郑俭余 | 一种双立柱无避让立体停车库 |
US11494440B1 (en) | 2017-04-12 | 2022-11-08 | Meta Platforms, Inc. | Proactive and reactive suggestions for a messaging system |
CN108868255B (zh) * | 2018-09-13 | 2023-06-23 | 安徽马钢智能立体停车设备有限公司 | 一种车库巷道堆垛机及取车方法 |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP25593991A patent/JPH076299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH055372A (ja) | 1993-01-14 |
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