JP2024007361A - 二段式車両駐車設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】二段式車両駐車設備を提供する。【解決手段】本発明は、狭いスペースで上下側の二段に車両を駐車することができ、上側の位置に車両を駐車しようとする場合、駐車に慣れていない運転者でも駐車し易いようにフレーム本体を前方に移送させ、受け板を下降動作させることにより、車両の進行方向に駐車できるようにするとともに、第1、第2昇降チェーンを用いて受け板を垂直方向に昇降させる場合に受け板の高さ変位を補償装置で可変調節することができるためフレーム本体の全体積をコンパクトに縮小させることができ、走行手段を用いたフレーム本体の前後方向の移動の際にガイド突部と走行ローラーを用いてフレーム本体の直進移動をガイドして移動方向の離脱を防止できるようにする、その構造が改善された二段式車両駐車設備を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、二段式車両駐車設備に係り、特に、狭いスペースで上下側の二段に車両を駐車することができ、上側の位置に車両を駐車しようとする場合、駐車に慣れていない運転者でも駐車し易いようにフレーム本体を前方に搬移送させ、受け板を下降動作させることにより、車両の進行方向に駐車できるようにするとともに、第1、第2昇降チェーンを用いて受け板を垂直方向に昇降させる場合に受け板の高さ変位を補償装置で可変調節することができるためフレーム本体の全体積をコンパクトに縮小させることができ、走行手段を用いたフレーム本体の前後方向の移動時にガイド突部と走行ローラーを用いてフレーム本体の直進移動をガイドして移動方向の離脱を防止できるようにする、その構造が改善された二段式車両駐車設備に関する。
一般に、所得水準が高まるにつれて乗用車の保有台数が指数関数的に増加し、特に人口密度の高い都市地域では、自動車の駐車問題が大きな懸案として台頭している。よって、これを解決するためには、狭いスペースを最大限に活用することが可能な駐車装置が求められる。
このような駐車問題を解決するための方案として、立体式循環駐車装置や多段式駐車装置、二段駐車装置などが公知になっている。
しかし、駐車ビルとしての立体式循環駐車装置及び多段式駐車装置の場合は、スペースを最大に活用することはできるものの、設備費及び管理費用が高くかかるうえ、入庫及び出庫時間が多くかかって不便である。このような理由から、この種の駐車装置の設置を回避しており、また、利用者も使用を嫌がっている。
このため、狭いスペースを効率よく活用することができながらも、多段式駐車装置とは異なり、各駐車面に対して簡単に入庫及び出庫することができる二段駐車装置が提案され、実施されている。
このような従来の二段又は三段駐車装置としては、韓国公開特許第91-17040号に公開されたものがある。前記駐車装置は、二段式駐車装置であって、支柱を含むフレーム材の内側に、駆動手段により昇降駆動されるパレットを設置し、前記パレットに車両を入庫した後、駆動手段によって車両搭載のパレットを上昇させ、上昇したパレットの下部に別の車両を駐車させるように構成されているが、これは、パレット、及びパレット上に搭載された車両の昇降に多大な動力が必要とされることにより、管理費用が増大する。
従来の二段又は多段駐車方式は、主に単純な昇降装置のみで構成されていた。
従来の二段駐車装置に関連する従来の先行技術としては、韓国特許公告第1996-2342号の「無動力二段駐車装置」(登録日付:1996年2月16日)に開示されているように、床に配設された下部フレームと、前記下部フレームの前側に駐車空間を形成するように垂直に配設された前・後側垂直支柱と、前記後側垂直支柱の後方に垂直に配設された前・後側垂直フレームと、前記前・後側垂直支柱の上端を前後に連結する水平支柱と、前記前後側垂直フレームの上端部を前後に連結する板材と、前記板材の上端を横に連結する横棒から構成された骨組構造物の内側に搭載台、及び前記搭載台を昇降させるための昇降手段を装着した二段駐車装置であって、前記搭載台は、搭載台フレームと、前記搭載台フレームの上部にヒンジを中心に旋回するようにばねで弾設された傾斜板と、から構成され、前記昇降手段は、傾斜板の下降時に、両側に設けられた第1牽引手段を介して上昇する下部の板錘と、両側にそれぞれ設けられた第2及び第3牽引手段を介して搭載台を昇降させるための基準板錘と、第4牽引手段を介して支持されて昇降する上部の板錘と、前記基準板錘と前記上部の板錘との間に設けられる複数の中間板錘と、から構成され、これらの板錘の結合及び分離によって板錘が昇降することにより牽引手段を介して搭載台が昇降するように構成される。
上述した先行技術は、傾斜板が搭載台フレームの上部にヒンジを中心に回転動作して車両の入庫を可能にしているが、この場合、傾斜板が下段の車両と干渉するので、下段に駐車された車両を出庫した後にのみ入庫動作が可能であるという煩わしさがある。
また、従来の二段駐車装置は、下段に駐車された車両を出庫した後、上段の車両を出庫しなければならないという煩わしさがあるだけでなく、上段に駐車を希望する場合、下段に駐車された車両を移動させなければならないという面倒な問題点があった。
これを解決するために、下段プレートを左右に移動させた後、下段に空スペースを造成して上段プレートを下降させる、いわゆるパズル式駐車機があるが、この方式も、下段の車両を移動させなければならないという煩わしさがあり、下段駐車の車両を移動させるための追加のスペースが必要であるという欠点があった。
これを克服するための二段駐車装置の従来の他の先行技術としては、韓国特許公報第10-1288702号の「多段駐車システム」(登録日付:2013年7月16日)に開示されているように、駐車システムの床面における駐車方向と平行であり、駐車位置の左側又は右側に位置する二重レールと;前記二重レール上に位置する制御ボックスであって、前記二重レールに沿って移動できるように前記二重レールと前記コントロールボックスとの間に位置し、前記二重レールの上部及び下部にそれぞれ設置された二つの上部ローラー及び下部ローラーを有するコントロールボックスと;前記コントロールボックスの上に縦方向に立てられたままで前記コントロールボックスに連結されている柱であって、柱の縦軸を回転軸として前記コントロールボックスとは独立して回転可能な柱と;前記柱内に位置した、前記柱の縦方向に巻かれるように構成されたチェーンと;車両が駐車され、車両を上下に案内するプレートと;前記プレートを支持し、前記チェーンに締結されたプレートホルダーであって、前記チェーンの縦方向の巻取りによって上下移動するプレートホルダーと;を含んでなる。
また、前記コントロールボックスは、前記二重レールのレール同士の間、及び二重レールの外面と地面の側面との間に挟み込まれる挟み込み部材をさらに含んでなる。
この場合には、柱の縦軸を中心に車両が載置されたプレートが回転することにより、下段に位置した車両との干渉を回避するという利点があるが、前記プレートが柱に対して片持ち梁状に支持されているので、車両が載置されたプレートの荷重が柱の回転連結部位に集中して反り変形が発生したり、クラックが発生したりするおそれがある。
これにより、部品の耐久性が低下し、ひどい場合には車両が墜落して損傷を被ったり安全上の事故が発生したりするおそれがある。
また、従来の二段駐車装置は、階高の高い建物や地下駐車場に適用しているが、幅方向のスペースが制限的な個人住宅には適用することができないという欠点がある。
特に、従来の二段及び多段駐車装置は、フレームを地面に立設するか、或いはフレームを支持する支持構造物を設置するために、コンクリート打設などの床を施工する作業が要求されるので、施工作業による作業時間が長くかかるだけでなく、床が損傷してしまうという欠点により経済的及び時間的損失として作用するとともに、場合によっては再び原状復帰させれば復旧費用が発生するという欠点がある。
一方、上述した車両を二段位置までリフトさせる昇降装置に関連する従来の先行技術としては、韓国特許第10-2074670号公報の「垂直リフト機構」(登録日付:2020年2月3日)に開示されているように、フレーム、フレームに設置された駆動装置、駆動装置が提供する動力によって直線運動をする線形アクチュエータ、一端が線形アクチュエータに連結されて垂直方向に伸縮するシザーリンク、シザーリンクの他端に連結され、シザーリンクの伸縮に応じて昇降する昇降モジュールと、昇降モジュールに連結され、昇降モジュールが昇降するにつれて対象を昇降させる支持プレートと、を含む。
従来の昇降装置は、伸縮動作するシザーリンクを用いて昇降モジュールをリフト昇降させる構造で出来ているが、この場合には、シザーリンクの体積により設置スペースを多く占めるだけでなく、フレームの左右両側に設けられたシザーリンクの伸縮動作の際に左右両側で同じ昇降力と同じ高さにて昇降モジュールの昇降動作が行われなければならないが、同期化が正常に行われない場合、昇降モジュールに載置された車両の墜落事故が発生するおそれがある。
従来の駐車設備は、フレームに対して昇降モジュールを上下に昇降させるシザーリンク方式では重い重量の車両を円滑に昇降させることができないおそれがあり、昇降動作の際に車両が墜落するおそれがある。
したがって、従来の駐車設備の欠点を補うために、レールに沿ってフレームが前進・後退移動する場合に直進性を有するように走行させる必要があり、車両を上下位置に昇降させる昇降手段の作動がスムーズに行われ、車両が載置される受け板が90°の角度で回転するときにのみ受け板の下降動作が行われるように安全性を確保することができる駐車設備技術が求められる。以下の本発明では、これに関連する技術を説明している。
韓国特許公告第1996-2342号公報の「無動力二段駐車装置」(登録日:1996年2月16日) 韓国特許第10-1288702号公報の「多段駐車システム」(登録日:2013年7月16日) 韓国特許第10-2074670号公報の「垂直リフト機構」(登録日:2020年2月3日)
本発明は、上述した諸問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、狭いスペースで上下側の二段に車両を駐車することができ、上側の位置に車両を駐車しようとする場合、駐車に慣れていない運転者でも駐車し易いようにフレーム本体を前方に移送させ、受け板を下降動作させることにより、車両の進行方向に駐車できるようにするとともに、第1、第2昇降チェーンを用いて受け板を垂直方向に昇降させる場合に受け板の高さ変位を補償装置で可変調節することができるためフレーム本体の全体積をコンパクトに縮小させることができ、走行手段を用いたフレーム本体の前後方向の移動の際にガイド突部と走行ローラーを用いてフレーム本体の直進移動をガイドして移動方向の離脱を防止できるようにする、その構造が改善された二段式車両駐車設備を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の二段式車両駐車設備は、床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材;前記レール部材に沿って前後に移動可能であり、左右両側に配置される第1、第2下部フレームと、前記第1、第2下部フレームの上側に垂直に延びる垂直フレームと、から構成されるフレーム本体;前記フレーム本体を前後に移動させる走行手段;前記フレーム本体が前記レール部材の前方側に移動した後、前記垂直フレームに上下に昇降できるようにガイドされる下板と、前記下板の上側に回転手段によって回転可能に配置され、車両が載置される上板と、から構成される受け板;及び前記受け板を前記フレーム本体に対して上下に昇降させる昇降手段;を備え、前記昇降手段は、前記フレーム本体に搭載され、外部電源が印加されることにより回転駆動される昇降モーターと、両端部が前記フレーム本体の垂直フレームに回転可能に配置され、前記昇降モーターの回転駆動時に連動回転する昇降軸と、前記昇降軸の両端部にそれぞれ設けられる第1、第2昇降スプロケットと、前記第1、第2昇降スプロケットに連動するように連結され、一端が前記垂直フレームに固定された第1固定部材に連結され、他端がガイド手段によって前記受け板の下板の各エッジ部位に設けられた連結軸を昇降可能に支持するように第2固定部材に連結される第1、第2昇降チェーンと、前記連結軸の高さ変化による第1、第2昇降チェーンの部位別の高さ変化を補償するための補償装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の特徴的な要素としては、床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材と、前記レール部材に沿って前後に移動可能なフレーム本体と、前記フレーム本体を前後に移動させる走行手段と、前記フレーム本体に対して昇降手段によって昇降する受け板と、を備え、前記走行手段は、前記フレーム本体の上部に搭載される走行モーターと、前記走行モーターの回転駆動力によって回転駆動され、両端部が前記フレーム本体の左右両側の上部に回転可能に配置される走行軸と、前記走行軸の両端部にそれぞれ設けられた走行スプロケットに連動して軌道回転する第1、第2走行チェーンと、前記第1、第2走行チェーンの軌道回転の際に連動回転するようにスプロケット連結され、前記フレーム本体の第1、第2下部フレームに回転可能に軸結合され、回転動作の際に前記レール部材上で転がり運動する走行ローラーと、を備えることを特徴とする。
本発明の別の特徴としては、床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材;前記レール部材に沿って前後に移動可能なフレーム本体;前記フレーム本体を前後に移動させる走行手段;及び前記フレーム本体が前記レール部材の前方側に移動した後、前記フレーム本体に上下に昇降可能にガイドされる下板と、前記下板の上側に回転手段によって回転可能に配置され、車両が載置される上板と、から構成される受け板;を備え、前記回転手段は、前記下板の上面に配置され、外部電源が印加されることにより回転駆動され、回転駆動の際に回転する回転ギアを有する回転モーターと、上部に前記回転モーターの回転ギアと連動し、下側に第1回転スプロケットが結合され、前記下板に垂直方向に起立する第1回転軸と、前記第1回転軸から離隔した位置に前記第1回転軸と連動するように回転チェーンで前記第1回転スプロケットと連結される第2回転スプロケットが設けられ、上部に前記上板と結合される回転板を連動回転させる回転部材が設けられる第2回転軸と、前記上板の下部に結合され、前記回転部材に連動するように噛合されるリングギアが形成される回転板と、前記下板の上側に互いに離隔して設けられ、前記回転板を回転可能に支持する第1転がりローラーと、を備えることを特徴とする。
前記レール部材は、走行ローラーの前進・後退の動きをガイドするように上方に突出するガイド突部が形成され、前記ガイド突部は、前記レール部材の先端と離隔した位置から始まって前記レール部材の後端まで形成されている。
前記受け板の上板の左右両側にヒンジ軸で回転可能に設けられ、前記受け板の下降動作時に前記上板の上側に進入する車両の進入をガイドし、前記上板に載置された車両の落下を防止するためのストッパープレートを有するストッパー手段をさらに備える。
前記走行手段は、前記第1、第2走行チェーンのテンションを調節するためのテンショナーをさらに備え、前記テンショナーは、前記垂直フレームに配置され、前記第1、第2走行チェーンの軌道回転を補助する補助スプロケットと、前記垂直フレームにそれぞれ前後に移動可能に配置され、前記補助スプロケットの第1、第2走行チェーンの支持方向に対して反対方向に前記第1、第2走行チェーンを支持するテンションスプロケットと、前記テンションスプロケットが回転可能に結合され、前記垂直フレームに固定された固定ブラケットに対して前後に移動できるように長孔が形成され、前記長孔を貫通する結合ボルトが前記固定ブラケットにナットで結合されるテンションブラケットと、から構成される。
前記ストッパー手段は、一端部が前記上板の下側に配置される第1回動軸に回転可能に連結され、前記上板の下降動作時に他端部が前記第1、第2下部フレームに接触し、前記第1、第2下部フレームに接触することにより回転動作するストッパーブラケットと、前記ストッパーブラケットと上板との間に介在して前記ストッパーブラケットの他端部を下側方向に弾性支持するばね部材と、前記第1回動軸に結合されて連動回転し、連結チェーンが連動するように連結される第1ストッパースプロケットと、前記第1ストッパースプロケットの回転動作と連動するように前記連結チェーンに連結される第2ストッパースプロケット及び第2回動軸と、前記第2回動軸に連動するように連結され、前記ストッパープレートの回転を支持するようにリンク連結されるリンク部材と、を備える。
前記回転手段は、前記第1転がりローラーの外側に配置され、前記上板の下部に結合される円環状の支持板と、前記下板に設けられ、前記支持板の回転を下側から支持する第2転がりローラーと、をさらに備える。
前記回転手段は、前記下板の上側に回転可能に配置され、前記上板の下面と接触して連動回転しながら制動力が伝達される場合に前記上板側に制動力を伝達するブレーキローラーと、前記上板の回転角度に応じて制御部から制御信号が印加される場合に前記ブレーキローラー側に制動力を伝達するディスクブレーキと、をさらに備える。
前記補償装置は、前記第1固定部材に対して側方向に離隔した位置に配置され、昇降ブロックから上側に向かう前記第1、第2昇降チェーンの方向を下側方向に転換させる第1転換スプロケットと、前記第1固定部材に一端が固定された第1、第2昇降チェーンが前記第1転換スプロケットに対して上下方向にジグザグ状に配列されるように左右両側に第2、第3転換スプロケットが配置され、前記昇降軸の回転方向に応じて上下に昇降動作する昇降ブロックと、前記第1、第2昇降チェーンを前記第3転換スプロケットから前記昇降軸の第1、第2昇降スプロケット側へ案内する案内スプロケットと、を備える。
前記垂直フレームは、互いに対向する内側面に前記受け板の下板のエッジ部位にそれぞれ設けられた連結軸の昇降動作をガイドするように昇降レールがそれぞれ形成され、前記昇降レールは、前記第1、第2昇降チェーンが破断した場合に前記各連結軸の傾きを防止するように入口側の左右両側にフランジ部が形成されている。
前記ガイド手段は、前記昇降軸の第1、第2昇降スプロケットから伝達される第1昇降チェーンを第2固定部材側にガイドし、前記連結軸の昇降動作の際に前記第1昇降チェーンの動きをガイドする第1ガイドスプロケットと、前記昇降軸の第1、第2昇降スプロケットから伝達される第2昇降チェーンを下方に方向転換させる第2ガイドスプロケットと、前記第1、第2下部フレーム内に配置され、前記第2ガイドスプロケットから降下する第2昇降チェーンを前方に方向転換させる第3ガイドスプロケットと、前記第3ガイドスプロケットから前方に離隔した第1、第2下部フレームに配置され、前記第2昇降チェーンを上方に方向転換させる第4ガイドスプロケットと、前記第3、第4垂直フレームの上部に配置され、前記第4ガイドスプロケットによって上方に方向転換された第2昇降チェーンを、前記第3、第4垂直フレームの上部に設けられた第2固定部材側にガイドする第5ガイドスプロケットと、を備える。
本発明は、走行手段の走行軸と第1、第2走行チェーンを用いて第1、第2垂直フレームの左右両側で軌道回転させることにより、フレーム本体をレール部材上で前後方向に走行させる過程でガイド突部と複数の走行ローラーを用いて直進性を維持しながらスムーズに走行させることができ、複数の補助スプロケットとテンショナーを用いて第1、第2走行チェーンのテンションを維持することができるという利点を有する。
また、本発明は、昇降手段の第1、第2昇降チェーンを用いて、受け板の下板のエッジ部位にそれぞれ設けられた連結軸を昇降レール内で上下にスムーズに昇降させることができ、補償装置を用いて前記連結軸の高さ変位による前記第1、第2昇降チェーンの部位別の高さ変化を補償することができるためフレーム本体の体積を減らすことができるという利点を有する。
本発明は、回転手段の回転モーターと第1、第2回転軸及び回転部材によって回転する回転板を用いて、受け板の上板を下板に対して90°の回転角度で回転及び復帰させる過程で、上板をスムーズに回転させることができ、上板が90゜の回転角度で回転する場合にのみ昇降手段の動作が行われるようにすることにより、安全な駐車動作が行われるようにすることができる。
本発明による二段式車両駐車設備を示す斜視図である。 本発明の昇降手段によって受け板の下板が下降及び上昇動作した状態を概略的に示す図である。 本発明の昇降手段によって受け板の下板が下降及び上昇動作した状態を概略的に示す図である。 本発明の走行手段によってフレーム本体が前後に移動する状態を示す図である。 本発明のストッパー手段を示す正面図である。 本発明のストッパープレートが地面側に回転した状態を示す使用状態図である。 本発明の連結軸の高さ変化による第1昇降チェーンの補償装置使用状態を概略的に示す図である。 本発明の連結軸の高さ変化による第2昇降チェーンの補償装置使用状態を概略的に示す図である。 本発明の回転手段を示す斜視図である。 図9の底面斜視図である。 図9の平面図である。 本発明の回転手段の使用状態図である。 本発明のテンショナーの分解斜視図である。
本発明を説明するにあたり、関連する公知の技術又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を無駄に不明確にするおそれがあると判断された場合には、それについての詳細な説明は省略する。そして、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、ユーザーの意図や慣例などによって変わり得る。したがって、その定義は、本明細書全体にわたる内容に基づいて下されるべきである。また、ある構成要素を「含む」というのは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいことを意味する。
本発明による二段式車両駐車設備は、図1~図13を参照して説明すると、床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材10;前記レール部材10に沿って前後に移動可能であり、左右両側に配置される第1、第2下部フレーム21、22と、前記第1、第2下部フレーム21、22の上側に垂直に延びる垂直フレーム23、24、25、26と、から構成されるフレーム本体20;前記フレーム本体20を前後に移動させる走行手段100;前記フレーム本体20が前記レール部材10の前方側に移動した後、前記垂直フレーム23、24、25、26に上下に昇降可能にガイドされる下板220と、前記下板220の上側に回転手段400によって回転可能に配置され、車両が載置される上板210と、から構成される受け板200;及び前記受け板200を前記フレーム本体20に対して上下に昇降させる昇降手段300;を備え、前記昇降手段300は、前記フレーム本体20に搭載され、外部電源が印加されることにより回転駆動される昇降モーター310と、前記両端部が前記フレーム本体20の垂直フレーム23、24、25、26に回転可能に配置され、前記昇降モーター310の回転駆動時にチェーンで連動回転する昇降軸320と、昇降軸320の両端部にそれぞれ設けられる第1、第2昇降スプロケット322、324と、前記第1、第2昇降スプロケット322、324に連動するように連結され、一端が前記垂直フレーム23、24、25、26に固定された第1固定部材340に連結され、ガイド手段によって他端が前記受け板200の下板220の各エッジ部位に設けられた連結軸225を昇降可能に支持するように第2固定部材350に連結される第1、第2昇降チェーン332、334と、前記連結軸225の高さ変化による第1、第2昇降チェーン332、334の部位別の高さ変化を補償するための補償装置600と、を含んでなる。
前記レール部材10は、左右両側に互いに離隔して配置される第1、第2レール部材12、14から構成され、長さ方向、前後方向に配置され、前方の先端と離隔した位置から後方の後端に位置する区間の上側に前記フレーム本体20の直進性を補助するように走行ローラー140の動きを案内するガイド突部15が上方に突出するように形成された構造を持つ。
前記ガイド突部15は、車両が前記レール部材10に対して交差する方向に走行する場合、ハンプとして作用しないように前記先端と離隔した位置から始まって前記レール部材10の後端まで設けられる構造を持つ。
前記フレーム本体20は、前記第1、第2下部フレーム21、22が前記走行手段100によって前記レール部材10上で直線方向に移動し、前記第1、第2下部フレーム21、22の後方側に垂直に延びる第1、第2垂直フレーム23、24、及び前記第1、第2下部フレーム21、22の前方側に垂直に延びる第3、第4垂直フレーム25、26から構成され、前記第1、第2下部フレーム21、22の上側に延びる第1、第2、第3、第4垂直フレーム23、24、25、26が第1、第2下部フレーム21、22のエッジ部位に上方側に延びる構造を持つ。
すなわち、第1、第2垂直フレーム23、24は、前記第1、第2下部フレーム21、22の後端上側に互いに対向する方向に配置され、前記第3、第4垂直フレーム25、26は、前記第1、第2下部フレーム21、22の先端上側に互いに対向する方向に配置される。
前記第1、第2、第3、第4垂直フレーム23、24、25、26は、前記受け板200の下板220のエッジ部位にそれぞれ設けられた連結軸225の昇降動作をガイドするように昇降レール800がそれぞれ形成された構造を持つ。
前記第1、第2下部フレーム21、22は、内部に走行手段100の走行ローラー140が配置され、第1、第2走行チェーン132、134の一部部位が収容される。
前記走行手段100は、図2及び図4に示すように、前記第1垂直フレーム23の上部に搭載され、外部電源が印加されることにより正方向又は逆方向に回転駆動される走行モーター110と、前記走行モーター110の回転駆動力が連動チェーン115を介して伝達され、両端部が前記第1、第2垂直フレーム23、24に回転可能に配置される走行軸120と、前記走行軸120の両端部にそれぞれ設けられた走行スプロケット122に連動して軌道回転する第1、第2走行チェーン132、134と、前記第1、第2走行チェーン132、134の軌道回転時に連動回転するようにスプロケット連結され、前記第1、第2下部フレーム21、22に回転可能に軸結合され、回転動作時に前記レール部材10上で転がり運動する走行ローラー140と、を備える。
前記走行モーター110は、前記第1垂直フレーム23の上部に設けられたブラケットに搭載され、前記走行モーター110の回転駆動力が連動チェーン115を介して前記走行軸120に伝達される。
前記走行軸120には、前記連動チェーン115が締結される連動スプロケットが設けられ、端部に前記第1、第2走行チェーン132、134が連動回転するように走行スプロケット122が設けられ、前記走行モーター110の正、逆方向の回転駆動に応じて正、逆方向に回転する構造を持つ。
前記第1、第2走行チェーン132、134は、前記走行スプロケット122と前記走行ローラー140のスプロケットに巻かれるように結合されるので、前記走行軸120の回転動作時に正方向又は逆方向に軌道回転し、前記走行ローラー140を正方向又は逆方向に回転させて前記フレーム本体20をレール部材10上で前進又は後退動作するように走行させる。
前記走行ローラー140は、図2及び図4に示すように、第1、第2下部フレーム21、22の後端及び第1、第2下部フレーム21、22の後端から長さ方向に互いに離隔した位置に配置される4つから構成され、前記第1、第2走行チェーン132、134の軌道回転方向に応じてレール部材10上で正方向又は逆方向に転がり運動する。
また、前記走行ローラー140は、前記ガイド突部15によってガイドされて前記フレーム本体20の前進・後退走行時に直進性を維持することができるように中央部位が凹んだ形態で形成された構造を持つ。
前記走行手段100は、第1、第2走行チェーン132、134のテンションを維持するようにガイドする補助スプロケット150が複数配置される
一方、前記走行手段100は、前記第1、第2走行チェーン132、134のテンションを調節するためのテンショナー170をさらに備える。
前記テンショナー170は、図13に示すように、前記第1、第2垂直フレーム23、24に配置され、前記第1、第2走行チェーン132、134の軌道回転を補助する補助スプロケット150と、前記第1、第2垂直フレーム23、24にそれぞれ前後に移動可能に配置され、前記補助スプロケット150の第1、第2走行チェーン132、134の支持方向に対して反対方向に前記第1、第2走行チェーン132、134を支持するテンションスプロケット171と、前記テンションスプロケット171が回転可能に結合され、前記第1、第2垂直フレーム23、24に固定された固定ブラケット175に対して前後に移動できるように長孔173が形成され、前記長孔173を貫通する結合ボルト176が前記固定ブラケット175にナット177で結合されるテンションブラケット172と、から構成される。
前記固定ブラケット175は、前記第1、第2垂直フレーム23、24の後方側に突出するように形成され、前記結合ボルト176の端部と締結されるナット177が面接触するように結合される。
前記テンションブラケット172は、前記長孔173内に貫通する前記結合ボルト176と、前記結合ボルト176の端部に締結されるナット177との締結力によって、前記固定ブラケット175に前後移動が制限されるように結合される構造を持つ。
また、前記テンションブラケット172は、後方側に作業者の容易な把持のためにハンドル174をさらに備える。
前記ガイド手段は、前記第1、第2昇降チェーン332、334の他端を第2固定部材350側に連結するように第1、第2昇降チェーン332、334の方向を転換させる機能を行い、前記ガイド手段の構成は、図2、図3、図7及び図8に示すように、前記昇降軸320の第1、第2昇降スプロケット322、324から伝達される第1昇降チェーン332を第2固定部材350側にガイドし、前記連結軸225の昇降動作時に前記第1昇降チェーン332の動きをガイドする第1ガイドスプロケット710と、前記昇降軸320の第1、第2昇降スプロケット322、324から伝達される第2昇降チェーン334を下方に方向転換させる第2ガイドスプロケット720と、前記第1、第2下部フレーム21、22内に配置され、前記第2ガイドスプロケット720から降下する第2昇降チェーン334を前方に方向転換させる第3ガイドスプロケット730と、前記第3ガイドスプロケット730から前方側に離隔した第1、第2下部フレーム21、22に配置され、前記第2昇降チェーン334を上方に方向転換させる第4ガイドスプロケット740と、前記第3、第4垂直フレーム25、26の上部に配置され、前記第4ガイドスプロケット740によって上方に方向転換された第2昇降チェーン334を、前記第3、第4垂直フレーム25、26の上部に設けられた第2固定部材350側にガイドする第5ガイドスプロケット750と、を備える。
前記補償装置600は、前記第1固定部材340に対して側方向に離隔した位置に配置され、昇降ブロック620から上方に向かう前記第1、第2昇降チェーン332、334の方向を下方に転換させる第1転換スプロケット610と、前記第1固定部材340に一端が固定された第1、第2昇降チェーン332、334が、前記第1転換スプロケット610に対して上下方向にジグザグ状に配列されるように左右両側に第2、第3転換スプロケット620、630が配置され、前記昇降軸320の回転方向に応じて上下に昇降動作する昇降ブロック620と、前記第1、第2昇降チェーン332、334を前記第3転換スプロケット630から前記昇降軸320の第1、第2昇降スプロケット322、324側へ案内する案内スプロケット650と、を備える。
前記補償装置600は、前記昇降ブロック620を貫通するように垂直方向に前記第1、第2下部フレーム21、22と垂直フレーム23、24、25、26の上部とを連結し、前記昇降ブロック620の上下方向の昇降動作時に前記昇降ブロック620の遊動を抑制するようにガイドする垂直ガイド棒660をさらに備える。
また、前記補償装置600は、前記第1、第2昇降チェーン332、334の一端が前記第1固定部材340に固定されるように連結され、前記第1、第2昇降チェーン332、334の他端が前記第1、第2、第3、第4垂直フレーム23、24、25、26の昇降レール800上の第2固定部材350に固定されるように連結され、前記昇降軸320の回転方向に応じて昇降動作する前記連結軸225の高さ変化による第1、第2昇降チェーン332、334の変位を補償するように前記昇降ブロック620の上下昇降動作時に発生する高さ変位で補償する。
すなわち、前記補償装置600は、前記下板220のエッジ部位に設けられた連結軸225が上側にある場合には、前記昇降ブロック620が下部位置に位置するが、これとは異なり、前記連結軸225を下降動作させて受け板200を下降させようとする場合、前記昇降モーター310を逆方向駆動させて前記昇降軸320を逆方向に回転させ、これにより、図2及び図7に示すように、前記第1、第2昇降チェーン332、334の一端と他端が第1、第2固定部材に固定されるように連結されているので、前記昇降軸320の第1、第2昇降スプロケット322、324によって前記第1、第2昇降チェーン332、334の他端が繰り出されながら、前記第1、第2昇降チェーン332、334の他端上側に載置された連結軸225がゆっくりと下降動作して前記連結軸225の下降動作を補助し、前記第1、第2昇降チェーン332、334の他端が繰り出されることにより、前記昇降ブロック620の第2、第3転換スプロケット620、630が、前記第1、第2昇降チェーン332、334の一端が固定された第1固定部材340側に引かれながら、前記第1、第2昇降チェーン332、334に吊り下げられた状態で上方に上昇する。
一方、前記受け板200を上昇させようとする場合、前記昇降モーター310を正方向駆動させて前記昇降軸320を正方向に回転させ、これにより、図3及び図7に示すように、前記昇降軸320の第1、第2昇降スプロケット322、324によって前記第1、第2昇降チェーン332、334の一端が前記第1、第2昇降スプロケット322、324側に引かれる方向に移動して前記昇降ブロック620を下降動作させる方向に第1、第2昇降チェーン332、334の一端が繰り出されるとともに、前記昇降軸320が第1、第2昇降チェーン332、334の他端側に載置された状態で下降動作しながら、前記受け板200を上方に上昇させる。
前記回転手段400は、図9及び図10に示すように、前記フレーム本体20が走行手段100によって前方に移動した後にのみ、上板210が下板220に対して回転する構造を持つ。
前記回転手段400は、前記下板220の上面に配置され、外部電源が印加されることにより回転駆動され、回転駆動時に回転する回転ギア415を有し、正、逆方向に回転駆動される回転モーター410と、上部に前記回転モーター410の回転ギア415と連動し、下側に第1回転スプロケット422が結合され、前記下板220に垂直方向に起立する第1回転軸420と、前記第1回転軸420から離隔した位置に前記第1回転軸420と連動するように回転チェーン440で前記第1回転スプロケット422と連結される第2回転スプロケット432が設けられ、上部に前記上板210と結合される回転板450を連動回転させる回転部材435が設けられる第2回転軸430と、前記上板210の下部に結合され、前記回転部材435に連動するように噛合するリングギア455が形成される回転板450と、前記下板220の上側に互いに離隔して設けられ、前記回転板450を回転可能に支持する第1転がりローラー460と、を備える。
前記回転手段400は、図9及び図10に示すように、前記第1転がりローラー460の外側に配置され、前記上板210の下部に結合される円環状の支持板470と、前記下板220に設けられ、前記支持板470の回転を下側から支持する第2転がりローラー480と、をさらに備える。
前記第1回転軸420は、上部に回転モーター410の回転ギア415と連動する連動ギア425が備えられ、前記回転ギア415と連動ギア425は、ベベルギアを採用することができる。
前記回転部材435は、図10に示すように、外周面の周りに前記回転板450のリングギア455のギアピッチに対応する間隔で離隔する複数の回転棒が設けられており、前記複数の回転棒は、前記リングギア455に噛み合っているので、前記第2回転軸430の回転力によってロータリー回転しながら前記回転板450を回転させる。
また、前記回転手段400は、図9に示すように、前記下板220の上側に支持軸(図示せず)で回転可能に配置され、前記上板210の下面と接触して連動回転しながら制動力が伝達される場合、前記上板210側に制動力を伝達するブレーキローラー495と、前記支持軸に軸結合され、前記上板210の回転角度に応じて制御部(図示せず)から制御信号が印加される場合、前記ブレーキローラー495側に前記支持軸を介して制動力を伝達するディスクブレーキ490と、をさらに備える。
前記回転手段400は、図10及び図12に示すように、前記上板210と下板220との間の空間に配置され、前述した回転モーター410側に外部電源が印加されることにより、前記回転モーター410が正、逆方向に回転駆動され、前記回転モーター410の正方向回転駆動時に前記上板210と下板220が昇降動作するときに互いに干渉しない90°の角度で交差するように正方向回転するか、或いは0°の角度で逆方向回転して復帰するように前記上板210が下板220に対して回転動作する。
これとは逆に、前記回転モーター410が逆方向駆動される場合、前記上板210の両側端縁が前記下板220に互いに干渉する0°(360°)の回転角度で復帰動作する。
前記回転手段400は、前記回転モーター410の正方向駆動時にモーター軸の回転ギア415と第1回転軸420の連動ギア425とがベベルギアタイプで噛合するので、前記第1回転軸420を回転させ、前記第1回転軸420の下部に設けられた第1回転スプロケット422と回転チェーン440を介して前記第2回転スプロケット432側に回転力を伝達して前記第2回転軸430を回転させ、前記第2回転軸430の上部に設けられた回転部材435を回転駆動させて前述のようにリングギア455を介して回転板450及び上板210を連動回転させる。
このとき、前記回転手段400は、前記回転板450の回転の際に回転動作が円滑に行われるように前記複数の第1転がりローラー460が前記回転板450の下側に接触して前記回転板450の下側を支持しながら転がり運動して前記回転板450の回転を補助する。
前記回転手段400は、前記上板210の90°又は0°の回転角度を感知し、感知された角度情報を制御部側に出力する回転感知センサ(図示せず)をさらに備える。
また、前記回転手段400は、前記回転板450の回転動作を支持するために、前記複数の第2転がりローラー480が前記上板210に結合された支持板470の下側を支持し、前記上板210と支持板470の回転時に前記支持板470の下側と連動するように転がり運動し、前記上板210に結合された支持板470の回転動作が円滑に行われるように補助する。
一方、前記回転手段400は、前記上板210が定位置(0°又は90°)に位置した後、上板210の回転を停止させるようにディスクブレーキ490を動作させて前記ブレーキローラー495を介して前記上板210に制動摩擦力を伝達して前記上板210の回転を制限する機能を行うことにより、製品の誤動作を防止するようにする。
前記垂直フレーム23、24、25、26は、図1に示すように、互いに対向する内側面に前記受け板200の下板220のエッジ部位にそれぞれ設けられた連結軸225の昇降動作をガイドするように昇降レール800がそれぞれ形成され、前記昇降レール800は、前記第1、第2昇降チェーン332、334が破断した場合に前記各連結軸225の傾きを防止するように互いに対向する入口側の左右両側にフランジ部810が形成される。
前記受け板200の上板210の左右両側にヒンジ軸で回転可能に設けられ、前記受け板200の下降動作時に、前記上板210の上側に進入する車両の進入をガイドし、前記上板210に載置された車両の落下を防止するためのストッパープレート510を有するストッパー手段500をさらに備える。
前記ストッパー手段500は、図5及び図6に示すように、一端部が前記上板210の下側に配置される第1回動軸520に回転可能に連結され、前記上板210の下降動作時に他端部が前記第1、第2下部フレーム21、22に接触し、前記第1、第2下部フレーム21、22に接触することにより回転動作するストッパーブラケット530と、前記ストッパーブラケット530と上板210との間に介在して前記ストッパーブラケット530の他端部を下側方向に弾性支持するばね部材540と、前記第1回動軸520に結合されて連動回転し、連結チェーン550が連動するように連結される第1ストッパースプロケット525と、前記第1ストッパースプロケット525の回転動作と連動するように前記連結チェーン550に連結される第2ストッパースプロケット565及び第2回動軸560と、前記第2回動軸560に連動するように連結され、前記ストッパープレート510の回転を支持するようにリンク連結される連結部材570と、を備える。
前記ストッパーブラケット530は、前記ばね部材540の下端が収容されるように他端部が上方開口のカップ状に形成され、前記受け板200の下降動作時に他端部の下部が第1、第2下部フレーム21、22の上面に接触して第1回動軸520及び第1ストッパースプロケット525を回転させる構造を持つ。
前記第1、第2回動軸520、560は、前記第1、第2ストッパースプロケット525、565と連結チェーン550によって互いに連動回転する構造を持ち、前記第2回動軸560は、前記リンク部材570によって前記ストッパープレート510を回転させるように連結される。
前記リンク部材570は、前記第2回動軸560の回転運動を前記ストッパープレート510側に拡大回転角度で伝達する機能を有し、そのために前記第2回動軸560に連結される第1リンク部材572と、前記第1リンク部材572の端部と回転可能にピン連結され、前記ストッパープレート510と連動するように連結された第2リンク部材574と、から構成される。
前記連結チェーン550は、前記第1、第2ストッパースプロケット525、565を連動回転させるように軌道状に連結される。
本発明は、受け板200が第1、第2、第3、第4垂直フレーム23、24、25、26の上部に位置した状態で、走行手段100でフレーム本体20をレール部材10に沿って前方に移動させ、その後、回転手段400を用いて受け板200の上板210を下板220に対して90°の角度で回転させた後、前記昇降手段300を用いて受け板200を下降動作させる。
前記ストッパープレート510は、前記受け板200の下降動作の際にストッパー手段500によってストッパープレート510の端部が地面側に回転して車両が受け板200の上板210の上側に載置されるようにガイドすることができる。
したがって、運転者は、上側二段位置での駐車の際に、車両の進行方向と同じ方向に受け板200を路面に近接した位置に下降させることができるので、二段駐車の際に駐車が難しい「T」字方式ではなく、車両の進行方向そのまま受け板200の上側に走行することができるため、駐車に慣れていない運転者でも容易に駐車することができるという利点を有する。
このとき、前記車両は、受け板200の上板210が上方に上昇した後には、車両が、垂直フレーム23、24、25、26の上側である二段位置に上昇する。
その後、車両が前記上板210の上側に載置された後、再び受け板200を前記昇降手段300で再び上方に上昇させ、前記車両が載置された上板210を、回転手段400を用いて下板220に対して元の位置である0°の回転角度を持つように回転させる。
次に、前記走行手段100を用いて前記フレーム本体20をレール部材10に沿って後方に移動させることにより、受け板200の下側に1段位置へも車両を駐車することができるため、上下二段に車両を駐車することができるようにして、狭いスペースで車両の駐車効率を向上させることができる。
前記走行手段100は、前述したように、前記走行モーター110の正方向駆動時に走行軸120が正方向回転駆動され、前記走行軸120の正方向回転駆動によって第1、第2走行チェーン132、134が正方向に軌道回転し、前記第1、第2走行チェーン132、134の正方向駆動によって複数の走行ローラー140がレール部材10上で転がり運動してフレーム本体20を前方側に移動させる。
このとき、前記第1、第2走行チェーン132、134は、複数の補助スプロケット150とテンショナー170によって軌道回転中に適度なテンション力を維持させる。
前記走行手段100は、走行モーター110の逆方向駆動時に前記走行軸120が逆方向回転駆動され、前記走行軸120の逆方向回転駆動によって第1、第2走行チェーン132、134が逆方向に軌道回転し、前記第1、第2走行チェーン132、134の逆方向駆動によって複数の走行ローラー140がレール部材10上で転がり運動してフレーム本体20を後方側に移動させる。
前記昇降手段300は、前記昇降モーター310の正方向駆動時に、前記昇降軸320を正方向に回転駆動させ、前記昇降軸320の正方向駆動時に、第1、第2昇降チェーン332、334を巻いて前記第1固定部材340側に連結される第1、第2昇降チェーン332、334の一端が繰り出されて前記昇降ブロック620を下降させるようにすることにより、前記第2固定部材350に連結された第1、第2昇降チェーン332、334の他端を引っ張る力として作用して前記連結軸225を上方に持ち上げて前記受け板200を上昇させる。
一方、前記昇降手段300は、前記昇降モーター310の逆方向駆動時に、前記昇降軸320を逆方向に回転駆動させ、前記昇降軸320の逆方向駆動時に、前記第2固定部材350に連結された第1、第2昇降チェーン332、334の他端を繰り出して前記連結軸225を下方に下降させるようにする。
このとき、前述した昇降モーター310の正、逆方向駆動時に、第1、第2昇降チェーン332、334の部位別の高さ変化を前記補償装置600の昇降ブロック620が上下に昇降動作しながら高さ変位の変化を補償する。
前記回転手段400は、前記回転モーター410の一方向駆動時に、前記回転ギア415と連動ギア425とが連動回転して前記第1回転軸420を正方向回転させ、前記第1回転軸420の第1回転スプロケット422と回転チェーン440によって連結される第2回転スプロケット432を介して第2回転軸430を連動回転させ、前記第2回転軸430の回転部材435を用いて、リングギア455が形成される回転板450を連動回転させ、前記回転板450に結合された上板210を下板220に対して90°の回転角度で連動回転させる。
このとき、前記回転手段400は、回転感知センサを用いて、前記上板210が90°の回転角度で回転した後に回転モーター410の回転駆動を停止させ、前記ディスクブレーキ490の制動力を前記上板210と接触したブレーキローラー495側に伝達して前記上板210の流動を抑制するようにブレーキ機能を行うことができる。
また、前記回転手段400は、前記回転モーター410の他方向の駆動時に前記回転ギア415と連動ギア425とが連動回転して前記第1回転軸420を逆方向回転させ、前記第1回転軸420の第1回転スプロケット422と回転チェーン440によって連結される第2回転スプロケット432を介して第2回転軸430を連動回転させ、前記第2回転軸430の回転部材435を用いて、リングギア455が形成される回転板450を連動回転させ、前記回転板450に結合された上板210を下板220に対して逆方向に回転させて0°の回転角度に復帰するように連動回転させる。
前記回転手段400は、上板210の回転時に前記上板210の回転を補助するように回転板450、第1、第2転がりローラー460、480及び支持板470を備えているので、前記上板210の回転がスムーズに行われるように補助することができ、車両がフレーム本体20の長さ方向に搭載されるように上板210が90°の回転角度で回転する場合にのみ昇降手段300の動作が行われるようにするという利点を有する。
本発明は、走行手段100の走行軸110と第1、第2走行チェーン132、134を用いて第1、第2垂直フレーム23、24の左右両側で軌道回転させることにより、フレーム本体20をレール部材10上で前後方向に走行させる過程でガイド突部15と複数の走行ローラー140を用いて直進性を維持しながらスムーズに走行させることができ、複数の補助スプロケット150とテンショナー170を用いて第1、第2走行チェーン132、134のテンションを維持することができるという利点を有する。
また、本発明は、昇降手段300の第1、第2昇降チェーン332、334を用いて、受け板200の下板220のエッジ部位にそれぞれ設けられた連結軸225を昇降レール800内で上下にスムーズに昇降させることができ、補償装置600を用いて前記連結軸225の高さ変位による前記第1、第2昇降チェーン332、334の部位別の高さ変化を補償することができるため、フレーム本体20の全体積を減らすことができるという利点がある。
本発明は、回転手段400の回転モーター410、第1、第2回転軸420、430及び回転部材435によって回転する回転板450を用いて、受け板200の上板210を下板220に対して90°の回転角度で回転及び復帰させる過程で上板210をスムーズに回転させることができ、車両がフレーム本体20の長さ方向に搭載されるように上板210が90°の回転角度で回転する場合にのみ昇降手段300の動作が行われるようにすることにより、安全な駐車動作が行われるようにすることができる。
このように、本発明の詳細な説明では、具体的な実施形態について説明したが、本発明の範疇から逸脱することなく様々な変形が可能であるのはいうまでもない。したがって、本発明の範囲は、上述した実施形態に限定されず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
すなわち、上述した本発明は、上述した特定の好適な実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも様々な変形実施が可能であるのはもとより、それらの変更も特許請求の範囲の記載範囲内にある。
10 レール部材
12、14 第1、第2レール部材
15 ガイド突部
20 フレーム本体
21、22 第1、第2下部フレーム
23、24、25、26 第1、第2、第3、第4垂直フレーム
100 走行手段
110 走行モーター
115 連動チェーン
120 走行軸
122 走行スプロケット
132、134 第1、第2走行チェーン
140 走行ローラー
150 補助スプロケット
170 テンショナー
171 テンションスプロケット
172 テンションブラケット
173 長孔
174 ハンドル
175 固定ブラケット
176 結合ボルト
177 ナット
200 受け板
210 上板
220 下板
225 連結軸
300 昇降手段
310 昇降モーター
320 昇降軸
322、324 第1、第2昇降スプロケット
332、334 第1、第2昇降チェーン
340 第1固定部材
350 第2固定部材
400 回転手段
410 回転モーター
415 回転ギア
420 第1回転軸
422 第1回転スプロケット
425 連動ギア
430 第2回転軸
435 回転部材
440 回転チェーン
450 回転板
455 リングギア
460 第1転がりローラー
470 支持板
480 第2転がりローラー
490 ディスクブレーキ
495 ブレーキローラー
500 ストッパー手段
510 ストッパープレート
520 第1回動軸
525 第1ストッパースプロケット
530 ストッパーブラケット
540 ばね部材
550 連結チェーン
560 第2回動軸
565 第2ストッパースプロケット
570 リンク部材
572、574 第1、第2リンク部材
600 補償装置
610 第1転換スプロケット
620 昇降ブロック
630、640 第2、第3転換スプロケット
650 案内スプロケット
660 垂直ガイド棒
710、720、730、740、750 第1、第2、第3、第4、第5ガイドスプロケット

Claims (13)

  1. 床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材(10);
    前記レール部材(10)に沿って前後に移動可能であり、左右両側に配置される第1、第2下部フレーム(21、22)と、前記第1、第2下部フレーム(21、22)の上側に垂直に延びる垂直フレーム(23、24、25、26)と、から構成されるフレーム本体(20);
    前記フレーム本体(20)を前後に移動させる走行手段(100);
    前記フレーム本体(20)が前記レール部材(10)の前方側に移動した後、前記垂直フレーム(23、24、25、26)に上下に昇降可能にガイドされる下板(220)と、前記下板(220)の上側に回転手段(400)によって回転可能に配置され、車両が載置される上板(210)と、から構成される受け板(200);及び
    前記受け板(200)を前記フレーム本体(20)に対して上下に昇降させる昇降手段(300);を備え、
    前記昇降手段(300)は、前記フレーム本体(20)に搭載され、外部電源が印加されることにより回転駆動される昇降モーター(310)と、両端部が前記フレーム本体(20)の垂直フレーム(23、24、25、26)に回転可能に配置され、前記昇降モーター(310)の回転駆動時に連動回転する昇降軸(320)と、前記昇降軸(320)の両端部にそれぞれ設けられる第1、第2昇降スプロケット(322、324)と、前記第1、第2昇降スプロケット(322、324)に連動するように連結され、一端が前記垂直フレーム(23、24、25、26)に固定された第1固定部材(340)に連結され、他端がガイド手段によって前記受け板(200)の下板(220)の各エッジ部位に設けられた連結軸(225)を昇降可能に支持するように第2固定部材(350)に連結される第1、第2昇降チェーン(332、334)と、前記連結軸(225)の高さ変化による第1、第2昇降チェーン(332、334)の部位別の高さ変化を補償するための補償装置(600)と、を備えることを特徴とする、二段式車両駐車設備。
  2. 床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材(10)と、
    前記レール部材(10)に沿って前後に移動可能なフレーム本体(20)と、
    前記フレーム本体(20)を前後に移動させる走行手段(100)と、
    前記フレーム本体(20)に対して昇降手段(300)によって昇降する受け板(200)と、を備え、
    前記走行手段(100)は、
    前記フレーム本体(20)の上部に搭載される走行モーター(110)と、
    前記走行モーター(110)の回転駆動力により回転駆動され、両端部が前記フレーム本体(20)の左右両側の上部に回転可能に配置される走行軸(120)と、
    前記走行軸(120)の両端部にそれぞれ設けられた走行スプロケット(122)に連動して軌道回転する第1、第2走行チェーン(132、134)と、
    前記第1、第2走行チェーン(132、134)の軌道回転時に連動回転するようにスプロケット連結され、前記フレーム本体(20)の第1、第2下部フレーム(21、22)に回転可能に軸結合され、回転動作時に前記レール部材(10)上で転がり運動する走行ローラー(140)と、を備えることを特徴とする、二段式車両駐車設備。
  3. 床に長さ方向に配置され、左右両側に互いに離隔して配置されるレール部材(10);
    前記レール部材(10)に沿って前後に移動可能なフレーム本体(20);
    前記フレーム本体(20)を前後に移動させる走行手段(100);及び
    前記フレーム本体(20)が前記レール部材(10)の前方側に移動した後、前記フレーム本体(20)に上下に昇降可能にガイドされる下板(220)と、前記下板(220)の上側に回転手段(400)によって回転可能に配置され、車両が載置される上板(210)と、から構成される受け板(200);を備え、
    前記回転手段(400)は、
    前記下板(220)の上面に配置され、外部電源が印加されることにより回転駆動され、回転駆動時に回転する回転ギア(415)を有する回転モーター(410)と、
    上部に前記回転モーター(410)の回転ギア(415)と連動し、下側に第1回転スプロケット(422)が結合され、前記下板(220)に垂直方向に起立する第1回転軸(420)と、
    前記第1回転軸(420)と離隔した位置に前記第1回転軸(420)と連動するように回転チェーン(440)で前記第1回転スプロケット(422)と連結される第2回転スプロケット(432)が設けられ、上部に前記上板(210)と結合される回転板(450)を連動回転させる回転部材(435)が設けられる第2回転軸(430)と、
    前記上板(210)の下部に結合され、前記回転部材(435)に連動するように噛合されるリングギア(455)が形成される回転板(450)と、
    前記下板(220)の上側に互いに離隔して設けられ、前記回転板(450)を回転可能に支持する第1転がりローラー(460)と、を備えることを特徴とする、二段式車両駐車設備。
  4. 前記レール部材(10)は、走行ローラー(140)の前進・後退の動きをガイドするように上方に突出するガイド突部(15)が形成され、
    前記ガイド突部(15)は、前記レール部材(10)の先端と離隔した位置から始まって前記レール部材(10)の後端まで形成されたことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の二段式車両駐車設備。
  5. 前記受け板(200)の上板(210)の左右両側にヒンジ軸で回転可能に設けられ、前記受け板(200)の下降動作時に、前記上板(210)の上側に進入する車両の進入をガイドし、前記上板(210)に載置された車両の落下を防止するためのストッパープレート(510)を有するストッパー手段(500)をさらに備えることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の二段式車両駐車設備。
  6. 前記ストッパー手段(500)は、一端部が前記上板(210)の下側に配置される第1回動軸(520)に回転可能に連結され、前記上板(210)の下降動作時に他端部が前記第1、第2下部フレーム(21、22)に接触し、前記第1、第2下部フレーム(21、22)に接触することにより回転動作するストッパーブラケット(530)と、
    前記ストッパーブラケット(530)と上板(210)との間に介在し、前記ストッパーブラケット(530)の他端部を下側方向に弾性支持するばね部材(540)と、
    前記第1回動軸(520)に結合されて連動回転し、連結チェーン(550)が連動するように連結される第1ストッパースプロケット(525)と、
    前記第1ストッパースプロケット(525)の回転動作と連動するように前記連結チェーン(550)に連結される第2ストッパースプロケット(565)及び第2回動軸(560)と、
    前記第2回動軸(560)に連動するように連結され、前記ストッパープレート(510)の回転を支持するようにリンク連結されるリンク部材と、を備えることを特徴とする、請求項5に記載の二段式車両駐車設備。
  7. 前記走行手段(100)は、前記第1、第2走行チェーン(132、134)のテンションを調節するためのテンショナー(170)をさらに備え、
    前記テンショナー(170)は、前記垂直フレーム(23、24、25、26)に配置され、前記第1、第2走行チェーン(132、134)の軌道回転を補助する補助スプロケット(150)と、
    前記垂直フレーム(23、24、25、26)にそれぞれ前後に移動可能に配置され、前記補助スプロケット(150)の第1、第2走行チェーン(132、134)の支持方向に対して反対方向に前記第1、第2走行チェーン(132、134)を支持するテンションスプロケット(171)と、
    前記テンションスプロケット(171)が回転可能に結合され、前記垂直フレーム(23、24、25、26)に固定された固定ブラケット(175)に対して前後に移動できるように長孔(173)が形成され、前記長孔(173)を貫通する結合ボルト(176)が前記固定ブラケット(175)にナット(177)で結合されるテンションブラケット(172)と、から構成されたことを特徴とする、請求項2に記載の二段式車両駐車設備。
  8. 前記回転手段(400)は、前記第1転がりローラー(460)の外側に配置され、前記上板(210)の下部に結合される円環状の支持板(470)と、前記下板(220)に設けられ、前記支持板(470)の回転を下側から支持する第2転がりローラー(480)と、をさらに備えることを特徴とする、請求項3に記載の二段式車両駐車設備。
  9. 前記回転手段(400)は、前記下板(220)の上側に回転可能に配置され、前記上板(210)の下面と接触して連動回転しながら制動力が伝達される場合に前記上板(210)側に制動力を伝達するブレーキローラー(495)と、
    前記上板(210)の回転角度に応じて制御部から制御信号が印加される場合に前記ブレーキローラー(495)側に制動力を伝達するディスクブレーキ(490)と、をさらに備えることを特徴とする、請求項3に記載の二段式車両駐車設備。
  10. 前記補償装置(600)は、前記第1固定部材(340)に対して側方向に離隔した位置に配置され、昇降ブロック(620)から上側に向かう前記第1、第2昇降チェーン(332、334)の方向を下側方向に転換させる第1転換スプロケット(610)と、
    前記第1固定部材(340)に一端が固定された第1、第2昇降チェーン(332、334)が前記第1転換スプロケット(610)に対して上下方向にジグザグ状に配列されるように左右両側に第2、第3転換スプロケット(620、630)が配置され、前記昇降軸(320)の回転方向に応じて上下に昇降動作する昇降ブロック(620)と、
    前記第1、第2昇降チェーン(332、334)を前記第3転換スプロケット(630)から前記昇降軸(320)の第1、第2昇降スプロケット(322、324)側へ案内する案内スプロケット(650)と、を備えることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の二段式車両駐車設備。
  11. 前記補償装置(600)は、前記昇降ブロック(620)を貫通するように垂直方向に前記第1、第2下部フレーム(21、22)と垂直フレーム(23、24、25、26)の上部とを連結し、前記昇降ブロック(620)の昇降動作をガイドする垂直ガイド棒(660)をさらに備えることを特徴とする、請求項10に記載の二段式車両駐車設備。
  12. 前記垂直フレーム(23、24、25、26)は、互いに対向する内側面に前記受け板(200)の下板(220)のエッジ部位にそれぞれ設けられた連結軸(225)の昇降動作をガイドするように昇降レール(800)がそれぞれ形成れ、
    前記昇降レール(800)は、前記第1、第2昇降チェーン(332、334)が破断した場合に前記各連結軸(225)の傾きを防止するように入口側の左右両側にフランジ部(810)が形成されたことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の二段式車両駐車設備。
  13. 前記ガイド手段は、前記昇降軸(320)の第1、第2昇降スプロケット(322、324)から伝達される第1昇降チェーン(332)を第2固定部材(350)側にガイドし、前記連結軸(225)の昇降動作時に前記第1昇降チェーン(332)の動きをガイドする第1ガイドスプロケット(710)と、
    前記昇降軸(320)の第1、第2昇降スプロケット(322、324)から伝達される第2昇降チェーン(334)を下方に方向転換させる第2ガイドスプロケット(720)と、
    前記第1、第2下部フレーム(21、22)内に配置され、前記第2ガイドスプロケット(720)から降下する第2昇降チェーン(334)を前方に方向転換させる第3ガイドスプロケット(730)と、
    前記第3ガイドスプロケット(730)から前方側に離隔した第1、第2下部フレーム(21、22)に配置され、前記第2昇降チェーン(334)を上方に方向転換させる第4ガイドスプロケット(740)と、
    前記垂直フレーム(23、24、25、26)のうちの前記第3、第4垂直フレーム(25、26)の上部にそれぞれ配置され、前記第4ガイドスプロケット(740)によって上方に方向転換された第2昇降チェーン(334)を、前記第3、第4垂直フレーム(25、26)の上部に設けられた第2固定部材(350)側にガイドする第5ガイドスプロケット(750)と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の二段式車両駐車設備。
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