JPH09177352A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JPH09177352A
JPH09177352A JP35299195A JP35299195A JPH09177352A JP H09177352 A JPH09177352 A JP H09177352A JP 35299195 A JP35299195 A JP 35299195A JP 35299195 A JP35299195 A JP 35299195A JP H09177352 A JPH09177352 A JP H09177352A
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Japan
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parking
pallet
aisle
vehicle
passage
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JP35299195A
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Harumi Onishi
春巳 大西
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下段に駐車させた自動車を移動させずにその
上段に設けた駐車スペースに対して自動車を入庫及び出
庫させること。 【解決手段】 通路9に隣接する駐車スペース10に自
動車15、66をその前後方向を通路9と直交する方向
に向けて駐車させるための駐車装置において、通路9に
直交する方向に向けて駐車面16に設けた案内部18
と、案内部18に沿って移動自在の支柱19と、支柱1
9に沿って昇降自在に設けられ支柱19の移動に伴って
駐車側位置と通路側位置との間を移動するパレット17
と、パレット17上に設けられパレット17が通路側位
置であって下降位置に移動した状態で自動車15の乗降
が可能であり自動車15が乗った状態で自動車15の前
後方向を通路9と平行する方向と通路9と直交する方向
との間で回動可能な回転テーブル20と、支柱19、パ
レット17及び回転テーブル20を駆動する駆動部21
と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、狭い駐車スペー
スに対して自動車を入庫及び出庫することができる駐車
装置、及び下側に駐車した自動車を移動させずにその上
側に設けた駐車スペースに対して自動車を入庫及び出庫
させることができる駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば立体式駐車装置は、図14
に示すように、自動車6を乗せるためのパレット1と、
地面2に設置されているベース3と、パレット1とベー
ス3との間に設けられているパンタグラフ式リンク機構
4と、このパンタグラフ式リンク機構4を駆動してパレ
ット1を昇降駆動する油圧シリンダ装置5と、この油圧
シリンダ装置5を作動させる油圧ユニット(図示せず)
と、を有している。
【0003】この駐車装置に自動車を駐車するときは、
まず、パレット1を下降位置に移動させて、このパレッ
ト1上に自動車6を乗り入れる。そして、自動車6が乗
っているパレット1を上昇位置に移動させて、このパレ
ット1の下方スペース8に別の自動車7を移動させる。
これにより、2台の自動車6、7を1台のスペースに駐
車させることができる。
【0004】次に、パレット1上の自動車6を出すとき
は、まず、下段スペース8に駐車している自動車7を外
に出し、そして、パレット1を下降位置に移動させてパ
レット1上の自動車6を出せばよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
従来の駐車装置では、パレット1上に自動車6を駐車さ
せてあり、下段スペース8にも自動車7を駐車させてい
る場合において、パレット1上の自動車6を出すとき
は、まず、下段スペース8に駐車してある自動車7を外
に出す必要があるので、この自動車7を外に出す為の手
間が掛かるという問題がある。そして、自動車7のキー
がなければ自動車6を出庫することができないという問
題がある。
【0006】また、下段スペース8には自動車7を駐車
してあるが、パレット1上には自動車を駐車していない
場合において、パレット1上に自動車を駐車するとき
は、上記と同様に、まず、下段スペース8に駐車してあ
る自動車7を外に出す必要があるので、この自動車7を
外に出す為の手間が掛かるという問題、及び自動車7の
キーがなければ自動車6を入庫することができないとい
う問題がある。
【0007】更に、上記従来の駐車装置を、図8に示す
ように、通路(例えば道路)9に隣接する矩形の駐車ス
ペース10に設置した場合、この駐車装置に自動車を入
庫するときは、通路9上の自動車11を矢印13の方向
に沿って走行させて駐車装置上に移動させればよい。し
かし、図8に示すような通路9に対して直角方向に自動
車を駐車させるための駐車スペース10に設置された駐
車装置に対して自動車11を入庫又出庫する場合、自動
車を旋回させながら狭い駐車スペースに対して自動車を
入出庫する必要があるので、比較的高度の運転技術が必
要であり、初心者には困難を強いることとなる。
【0008】そして、図9に示す通路9に隣接する駐車
スペース12は、自動車をその前後方向を通路と平行す
る方向に駐車することができるスペースであるが、この
ような駐車スペース12では、通路9上の自動車を入庫
することができないので、このような駐車スペース12
に対しては、図14に示す従来の駐車装置を設置しても
利用することができないという問題がある。
【0009】本発明は、狭いスペースに自動車を簡単に
入庫又は出庫させることができる駐車装置、及び下側に
駐車させた自動車を移動させずにその上側に設けた駐車
スペースに対して自動車を入庫及び出庫させることがで
きる駐車装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、通路に隣
接する駐車スペースに自動車をその前後方向を当該通路
と直交する方向に向けて駐車させるための駐車装置にお
いて、上記駐車スペースの駐車面と平行し、かつ、上記
通路に直交する方向に向けて上記駐車面に設けた案内部
と、この案内部に設けられ上記駐車スペース内に移動し
た駐車側位置と上記通路上に移動した通路側位置との間
を上記案内部に沿って移動可能なパレットと、このパレ
ット上に設けられ上記パレットが上記通路側位置に移動
した状態で自動車の乗降が可能であり自動車が乗った状
態で当該自動車の前後方向を上記通路と平行する方向と
上記通路と直交する方向との間で回動可能な自動車を乗
せるための回転テーブルと、上記パレット及び上記回転
テーブルを駆動する駆動部と、を具備することを特徴と
するものである。
【0011】第1の発明の駐車装置は、通路に隣接する
駐車スペースに自動車をその前後方向を当該通路と直交
する方向に向けて駐車させることができる。そして、駐
車中の自動車は、回転テーブル上に乗っている。この駐
車装置に自動車を駐車するときは、まず、駆動部を駆動
してパレットを通路上に移動させた通路側位置とする。
そして、通路上の自動車を通路と平行する方向に走行さ
せてパレット上に設けられている回転テーブル上に乗り
入れる。次に、駆動部により回転テーブルを回転駆動し
て、回転テーブル上の自動車を、通路と平行する位置か
ら通路に直交する位置に回転させる。しかる後に、駆動
部を駆動してパレットを駐車スペース内に移動させた駐
車側位置とする。これで駐車を完了する。
【0012】次に、この駐車装置に駐車している自動車
を出すときは、上記手順と逆の手順を行えばよい。即
ち、自動車が乗っている状態でパレットを通路側位置に
移動させて、パレットが通路側位置に移動した後に回転
テーブルを回転させて自動車の向きを通路と平行する方
向にする。しかる後に、自動車を通路と平行する方向に
走行させて回転テーブル上から通路上に移動させる。こ
れによって、出庫が完了する。
【0013】第2の発明は、通路に隣接する駐車スペー
スに自動車をその前後方向を当該通路と直交する方向に
向けて駐車させるための駐車装置において、上記駐車ス
ペースの駐車面と平行し、かつ、上記通路に直交する方
向に向けて上記駐車面に設けた案内部と、この案内部に
沿って移動自在の支柱と、この支柱に沿って昇降自在に
設けられ上記支柱の上記案内部に沿う移動に伴って上記
駐車スペース内に移動した駐車側位置と上記通路上に移
動した通路側位置との間を移動するパレットと、このパ
レット上に設けられ上記パレットが上記通路側位置であ
って下降位置に移動した状態で自動車の乗降が可能であ
り自動車が乗った状態で当該自動車の前後方向を上記通
路と平行する方向と上記通路と直交する方向との間で回
動可能な自動車を乗せるための回転テーブルと、上記支
柱、上記パレット及び上記回転テーブルを駆動する駆動
部と、を具備することを特徴とするものである。
【0014】第2の発明の駐車装置は、第1の発明と同
様に、通路に隣接する駐車スペースに自動車をその前後
方向を当該通路と直交する方向に向けて駐車させること
ができる。ただし、自動車は、駐車スペースの駐車面と
その上方に移動している回転テーブル上に駐車すること
ができる。
【0015】この駐車装置によると、駐車装置が設置さ
れている駐車スペースの駐車面(下段)に自動車を駐車
させた状態で、パレットを駐車側位置の上昇位置と通路
側位置の下降位置との間を移動させることができる。即
ち、下段の駐車面に自動車を駐車した状態で、この下段
の駐車面の上方に移動している上段のパレットに設けら
れている回転テーブル上に駐車してある自動車を出庫す
ことができるし、下段の駐車面に自動車を駐車した状態
で、通路上の自動車を上段のパレットに設けられている
回転テーブル上に駐車(入庫)することができる。
【0016】そして、パレットには第1の発明と同等の
回転テーブルを設けてあるので、第1の発明の回転テー
ブルと同様に作用する。つまり、自動車を通路と平行す
る方向に直進させて通路側位置に移動させた回転テーブ
ル上に乗り入れすることができるし、又は通路側位置に
移動させた回転テーブル上から通路側へ移動することが
できる。
【0017】第3の発明は、通路に隣接する駐車スペー
スに自動車をその前後方向を当該通路と平行する方向に
向けて駐車させるための駐車装置において、上記駐車ス
ペースの駐車面と平行し、かつ、上記通路に直交する方
向に向けて上記駐車面に設けた案内部と、上記駐車スペ
ース内に移動した駐車側位置と上記通路上に移動した状
態で自動車を上記通路と平行する方向に走行させること
により乗降が可能な通路側位置との間を上記案内部に沿
って移動可能な自動車を乗せるためのパレットと、この
パレットを移動させるための駆動部と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0018】第3の発明の駐車装置は、通路に隣接する
駐車スペースに自動車をその前後方向を当該通路と平行
する方向に向けて駐車させることができる。この駐車装
置に自動車を駐車するときは、まず、駆動部を駆動して
パレットを通路上に移動させた通路側位置とする。そし
て、通路上の自動車を通路と平行する方向に走行させて
パレット上に乗り入れる。次に、駆動部を駆動してパレ
ットを駐車スペース内に移動させた駐車側位置とする。
これで駐車を完了する。
【0019】次に、この駐車装置に駐車している自動車
を出すときは、上記手順と逆の手順を行えばよい。即
ち、自動車が乗っている状態でパレットを通路側位置に
移動させて、自動車を通路と平行する方向に走行させて
パレット上から通路上に移動させる。これによって、出
庫が完了する。
【0020】第4の発明は、通路に隣接する駐車スペー
スに自動車をその前後方向を当該通路と平行する方向に
向けて駐車させるための駐車装置において、上記駐車ス
ペースの駐車面と平行し、かつ、上記通路に直交する方
向に向けて上記駐車面に設けた案内部と、この案内部に
沿って移動自在の支柱と、この支柱に沿って昇降自在に
設けられ上記支柱の上記案内部に沿う移動に伴って上記
駐車スペース内に移動した駐車側位置と上記通路上に移
動した通路側位置との間を移動可能であり上記通路側位
置であって下降位置に移動した状態で自動車を上記通路
と平行する方向に走行させることにより乗降が可能な自
動車を乗せるためのパレットと、上記支柱、及び上記パ
レットを駆動する駆動部と、を具備することを特徴とす
るものである。
【0021】第4の発明の駐車装置は、第3の発明と同
様に、通路に隣接する駐車スペースに自動車をその前後
方向を当該通路と平行する方向に向けて駐車させること
ができる。ただし、自動車は、駐車スペースの駐車面と
その上方に移動しているパレット上に駐車することがで
きる。
【0022】この駐車装置によると、駐車装置が設置さ
れている駐車スペースの駐車面(下段)に自動車を駐車
させた状態で、パレットを駐車側位置の上昇位置と通路
側位置の下降位置との間を移動させることができる。即
ち、下段の駐車面に自動車を駐車した状態で、この下段
の駐車面の上方に移動している上段のパレット上に駐車
してある自動車を出庫すことができるし、下段の駐車面
に自動車を駐車した状態で、通路上の自動車を上段のパ
レット上に駐車(入庫)することができる。
【0023】そして、自動車を通路と平行する方向に直
進させて通路側位置に移動させたパレット上に乗り入れ
することができるし、又は通路側位置に移動させたパレ
ット上から通路側へ移動することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る駐車装置の第1実施
形態を図1乃至図8を参照して説明する。この駐車装置
14は、図8に示すように、通路9に隣接する駐車スペ
ース10に設置してある。この駐車スペース10は、自
動車15をその前後方向を通路9と直交する方向に向け
て駐車させることができる矩形の形状である。そして、
この駐車装置は、駐車スペース10の地面(下段の駐車
面16)と上段に移動しているパレット17上に自動車
を1台ずつ駐車させることができる2段式立体駐車装置
である。
【0025】各図に示す18は案内部、19は支柱、1
7はパレット、20は回転テーブル、21は駆動部であ
る。案内部18は、図1の正面図、及び図5の側面図に
示すように2本のレール22から成っている。各レール
22は、図5に示すように、断面形状が横H字形であ
り、上下に互いに間隔を隔てて設けてある上側部材23
及び下側部材24と、この上側部材23と下側部材24
とを連結する連結部材25と、から成っている。そし
て、この2本のレール22、22は、図8に示すよう
に、駐車スペース10の駐車面16と平行し、かつ、通
路9に直交する方向に向けてその駐車面16に設けてあ
る。また、この2本のレール22、22は、図5に示す
ように、補強部材26を介して互いに結合している。
【0026】支柱19は、図1及び図5に示すように、
案内部18に沿って移動可能に2本設けてあり、この2
本の支柱19の各上端部は補強部材26を介して互いに
結合しており、駐車面16に対して鉛直方向に伸延して
いる。各支柱19は、支柱本体27と基端部を形成する
支持板28を有している。支柱本体27は、断面形状が
H字形であり、通路9側の後側部材29と、通路9と反
対側の前側部材30と、この前側部材30と後側部材2
9とを連結する連結部材31と、から成っている。支持
板28は、図1及び図5に示すように、正面形状が逆T
字状の2枚の平板であり、この2枚の支持板28と28
の間に支柱本体27の下端部を挟み込んだ状態でこの下
端部と結合している。そして、この2枚の逆T字状の支
持板28と28の間であって、支持板28の前端部(図
1の左側端部)と後端部の各箇所に回動自在にローラ3
2と33を設けてある。そして、前端部に設けたローラ
32は、図7に示すように、レール22の上側部材23
の下面と当接しており、後端部に設けたローラ33は、
図7に示すように、レール22の上側部材23の上面と
当接している。この構成により、図1に示すように、自
動車15の重量W1によって、後側のローラ33がレー
ル22の上面を力F1 の力で下側に向かって押圧し、前
側のローラ32がレール22の上側部材23の下面を力
2 の力で上側に向かって押圧することによって力がバ
ランスして支柱19が起立状態を保っている。そして、
支柱19がこの起立状態で各ローラ32、33がレール
22に沿って水平方向に転がり、レール22に案内され
て水平移動することができる。
【0027】パレット17は、図1及び図5に示すよう
に、略矩形の枠体34を備えており、この枠体34を略
水平にした状態で2本の支柱19に取り付けてある。こ
のパレット17の基端部には、同各図に示すように、互
いに間隔を隔てて略水平に2本の軸35、36を設けて
あり、各軸35、36の両端部にはローラ(37、3
7)、(38、38)を回動自在に設けてある。そし
て、図1に示すように、上側の軸35に設けた2つのロ
ーラ37は、各支柱本体27の前側部材30の表面と当
接しており、下側の軸36に設けた2つのローラ38
は、各支柱本体27の後側部材29の表面と当接してい
る。この構成により、図1に示すように、自動車15の
重量W1 によって、上側のローラ37が支柱本体27の
左側表面をF3の力で右側に向かって押圧し、下側のロ
ーラ38が支柱本体27の右側表面をF4 の力で左側に
向かって押圧することによって力がバランスしてパレッ
ト17が略水平状態を保っている。そして、パレット1
7がこの水平状態で各ローラ37、38が支柱本体27
に沿って上下方向に転がり、支柱本体27に案内されて
昇降移動することができる。
【0028】回転テーブル20は、図1に示すように、
平面形状が略矩形の平板であり、自動車15を乗せる為
のものである。この回転テーブル20は、パレット17
の上面に設けてあり、回転テーブル20の下面とパレッ
ト17の上面との間には回転テーブル20を回動自在に
保持する回転ローラ(図示せず)を設けてある。図1に
現れている39は、回転テーブル20の外れ止め軸であ
る。この外れ止め軸39は、回転テーブル20の中心が
所定の位置からずれないように保持する機能も有してい
る。
【0029】駆動部21は、支柱19を案内部18に沿
って水平方向に駆動する油圧モータ(図1、図5参照)
40と、パレット17を支柱19に沿って上下方向に昇
降駆動する油圧シリンダ(図5参照)41と、回転テー
ブル20を回転駆動する揺動アクチュエータ(図示せ
ず)と、を備えており、更にこれら油圧モータ40、油
圧シリンダ41、及び揺動アクチュエータに圧油を供給
する油圧ポンプ(図1、図5参照)42と、この油圧ポ
ンプ42を駆動するための電気モータ(図1、図5参
照)43を備えている。なお、油圧ポンプ42が吐出す
る圧油を油圧モータ40、油圧シリンダ41、及び揺動
アクチュエータに所定のタイミングで供給することがで
きるように切換弁(図示せず)を設けてあり、この切換
弁は、図には示さないが所定のシーケンス制御回路、及
び各箇所に設けた検出器によって制御されて所定のタイ
ミングで切り替わる。なお、油圧ポンプ42と油圧モー
タ40、油圧シリンダ41、及び揺動アクチュエータと
を接続する圧油の配管は図には示していない。
【0030】次に、油圧モータ40が支柱19を案内部
18に沿って水平方向に駆動する水平駆動機構を図1及
び図7を参照して説明する。図7は、この水平駆動機構
を駐車装置の左側面方向から見た拡大図である。図7に
示すように、左右のレール22の端部(図1の左側端
部)に両端部が回動自在に支持されている軸44を設け
てあり、そして、軸44の中央部よりの位置にスプロケ
ット45を固着してある。このスプロケット45と油圧
モータ40の回転軸に設けたスプロケット46には、チ
ェーン47を掛けてあり、油圧モータ40の回転軸の回
転がこのスプロケット46、チェーン47、及びスプロ
ケット45を介して軸44に伝わる。そして、軸44の
左右の各端部には、スプロケット48、49を設けてあ
り、また、図1に示すように、レール22の通路9側の
右側端部には、回動自在にスプロケット50を設けてあ
る。そして、図1に示すように、レール22の左右の各
端部に設けたスプロケット49、50にチェーン51を
掛けてあり、このチェーン51の左側端部が支柱19の
支持板28の左側端部に設けたブロック52と結合して
おり、チェーン51の右側端部が同支持板28の右側端
部に設けたブロック(図示せず)と結合している。この
レール22に設けたスプロケット49、50、及びチェ
ーン51は、他方のレール22にも設けてあり、同等で
あるので詳細な説明を省略する。
【0031】この水平駆動機構は、上記構成により、図
7に示す電気モータ43が回転駆動して油圧ポンプ42
を駆動し、油圧ポンプ42の吐出する圧油が油圧モータ
40を所定のタイミングで所定方向に回転駆動すると、
その回転力がスプロケット46、チェーン47、スプロ
ケット45、軸44を介してスプロケット49、50を
所定の方向に回転駆動させることができる。このレール
22に設けられているスプロケット49、50が所定方
向に回転すると、即ち、図1においてスプロケット4
9、50が時計方向に回転すると、下側に張られている
チェーン53を同図の左方向(矢印55の方向)に引っ
張り、これによって支柱19をレール22に沿って同図
の右方向に移動させることができる。図2は、支柱19
がレール22に沿って右方向に移動して通路9側に移動
した状態を示す。また、油圧モータ40の圧油切換弁
(図示せず)を切り換えて油圧モータ40を上記所定方
向と反対方向に回転駆動すると、上側に張られているチ
ェーン54を同図の左方向に引っ張り、これによって支
柱19を同図の左方向に移動させることができる。図1
は、支柱19がレール22に沿って左方向に移動して通
路9と反対側の端部に移動した状態を示す。
【0032】次に、油圧シリンダ41がパレット17を
支柱19に沿って上下方向に昇降駆動する昇降駆動機構
を図1、図5、及び図6を参照して説明する。図6は、
この昇降駆動機構の原理図である。図6に示すように、
補強部材26に固定して設けた2つの軸受部56、56
に軸57を回動自在に設けてあり、この軸57に4つの
スプロケット58、59、58、59を固着して設けて
ある。そして、この軸57と所定の間隔を隔てて平行す
る方向に配置した別の軸60を油圧シリンダ41のピス
トンロッド61の先端に固定して設けてあり、この軸6
0にも4つのスプロケット62、63、62、63を各
々回動自在に設けてある。そして、一方のチェーン64
の一端を支柱19に設けられている補強部材26と結合
させて、このチェーン64を、図6に示すように、スプ
ロケット62、58、63、59に掛けて他端をパレッ
ト17の基端部と結合させてある。同様に、別のチェー
ン65の一端を補強部材26と結合させて、このチェー
ン65を、図6に示すように、スプロケット62、5
8、63、59に掛けて他端をパレット17の基端部と
結合させてある。つまり、この2本のチェーン64、6
5によってパレット17を吊り下げている。
【0033】この昇降駆動機構は、上記構成により、図
7に示す電気モータ43が回転駆動して油圧ポンプ42
を駆動し、油圧ポンプ42の吐出する圧油が所定のタイ
ミングで油圧シリンダ41を駆動してピストンロッド6
1を図6に示す矢印の方向にストロークL1 だけ後退移
動させると、このピストンロッド61の移動に伴って軸
60が同方向にL1 だけ後退移動し、これによって、8
つの各スプロケット58、59、62、63、・・・が
同図に示す矢印の方向に回転すると共に、2本の各チェ
ーン64、65は同図に示す矢印の方向に引っ張られて
移動する。その結果、2本の各チェーン64、65の他
方の端部が上側方向に3L1 だけ持ち上げられ、これに
よってパレット17を3L1 の距離だけ上昇させること
ができる。この3L1 の距離は、図4に示す下降位置に
あるパレット17を図1に示す上昇位置に移動させるこ
とができる移動距離である。
【0034】上記と逆に、油圧シリンダ41を駆動して
ピストンロッド61を図6に示す矢印と反対の方向にス
トロークL1 だけ前進移動させると、図1に示す上昇位
置にあるパレット17を図4に示す下降位置に下降移動
させることができる。
【0035】上記構成の油圧シリンダ41、軸57、6
0スプロケット(58、59、62、63)、(58、
59、62、63)、チェーン64、65は、図1及び
図5等に示すように設けてあり、詳細な説明を省略す
る。
【0036】次に、揺動アクチュエータが回転テーブル
20を揺動させる揺動駆動機構を図1及び図3を参照し
て説明する。例えば図1に示すように、自動車15が回
転テーブル20上に同図の左側に向いた状態で駐車され
ているとする。そして、この自動車15を図3に示すよ
うに図面の表面から裏面に向かう方向に向ける場合は、
図7に示す電気モータ43を回転駆動させて油圧ポンプ
42を駆動し、油圧ポンプ42の吐出する圧油が揺動ア
クチュエータを所定のタイミングで所定方向に揺動駆動
させる。これによって、回転テーブル20を平面から見
てこの回転テーブル20を時計方向に90°揺動させる
ことができ、自動車15を図3に示す方向に向けること
ができる。ただし、図1に示す状態で駐車している自動
車15を図3に示す方向と逆の方向に向ける場合は、ア
クチュエータを上記と逆の方向に揺動駆動させて回転テ
ーブル20を平面から見てこの図1に示す回転テーブル
20を反時計方向に90°揺動させればよい。このよう
に、回転テーブル20上の自動車15を図3に示すよう
に図面の表面から裏面に向かう方向に向けるか、又はこ
れと逆の方向に向けるかの判断は、この駐車装置14の
オペレータ(例えば自動車の運転手)が行うことができ
る。つまり、この駐車装置14は、操作スイッチ(図示
せず)の操作によって、回転テーブル20上に駐車され
ている自動車15の前部を図8に示す通路9の同図にお
ける上側又は下側のいずれの方向にも向けることができ
る構成となっている。これによって、パレット17上か
ら出庫した自動車を前進させて目的の方向に走行させる
ことができる。
【0037】次に、上記構成の駐車装置14の作用を説
明する。この駐車装置14によると、図1に示す駐車装
置14が設置されている駐車スペース10の駐車面(下
段)16に自動車66を駐車させた状態で、支柱19と
パレット17を移動させて、パレット17を駐車側位置
の上昇位置(図1参照)と通路側位置の下降位置(図4
参照)との間を移動させることができる。即ち、下段の
駐車面16に自動車66を駐車した状態で、上段のパレ
ット17に設けられている回転テーブル20上に駐車し
てある自動車15を出庫すことができるし、下段の駐車
面16に自動車66を駐車した状態で、通路9上の自動
車を上段のパレット17に設けられている回転テーブル
20上に駐車(入庫)することができる。
【0038】今、例えば、図1に示すように、下段の駐
車面16と上段のパレット17上の夫々に自動車66、
15を駐車している状態とする。上段のパレット17に
駐車している自動車15を図4に示す方向にして通路9
上に出庫する場合は、運転手等のオペレータがパレット
17上に駐車されている自動車15を図4に示す方向に
出庫させる出庫スイッチを操作する。これによって、支
柱19が図1に示す駐車側位置から右方向に移動して図
2に示す通路側位置で自動的に停止する。次に、回転テ
ーブル20が平面から見て時計方向に90°自動的に揺
動して停止する(図3参照)。次に、パレット17が図
3に示す上昇位置から自動的に下降して図4に示す下降
位置で停止する。この下降位置では、パレット17が通
路9上に接地しているので、運転手は、自動車15を通
路9と平行する方向に直進させて回転テーブル20上か
ら通路9上に移動させることができる。そして、自動車
15の前部が目的の進行方向に向いているので、出庫を
極めて容易に行うことができる。そして、自動車15を
回転テーブル20上から通路9上に移動させた後に、出
庫スイッチを操作すると、パレット17が自動的に図3
に示す上昇位置に移動し、しかる後に、支柱19が図1
に示す駐車側位置に移動して停止する。回転テーブル2
0の向きはこの間に元の揺動位置に戻る。このように、
この駐車装置14によると、上段のパレット17上と下
段の駐車面16の両方に自動車15、66を駐車させて
いる場合において、上段のパレット17上の自動車15
を出庫するときに、下段の自動車66を出庫させる必要
がないので手間が掛からないし、下段の自動車66を移
動させる必要がないので下段の自動車66のキーを用意
する必要がないという利点がある。
【0039】なお、下段の駐車面16に駐車している自
動車66を出庫する場合は、従来と同様に、上段の自動
車15をそのままの状態にしておいて下段の自動車66
を後退させて通路9上に移動させて出庫することができ
る。
【0040】次に、下段の駐車面16に自動車66を駐
車してある状態で上段のパレット17上に自動車を駐車
する手順を説明する。この場合、運転手は、通路9上に
移動してきた回転テーブル20上に自動車15を、例え
ば図4に示す方向(自動車15を図面の表面から裏面に
向かう方向)にして乗り入れるのか、又はその逆の方向
にして乗り入れるのかを入庫スイッチ(図示せず)を操
作して入力する。この入力に基づいて回転テーブル20
の揺動方向が制御されて自動車15を図1に示す状態で
入庫することができる。
【0041】運転手が上記入庫操作を行うと、パレット
17が図1に示すように駐車側位置の上昇位置に移動し
ている状態であるので、支柱19が自動的に図2に示す
通路側位置に移動し、次に、パレット17がこの上昇位
置から図4に示す下降位置に下降する。そして、運転手
は、この下降位置に移動したパレット17に設けられて
いる回転テーブル20上に自動車15を直進して乗り入
れる。そして、運転手が自動車15から下りて再び入庫
スイッチを操作すると、自動車15が乗っているパレッ
ト17が上昇して上昇位置となり(図3参照)、そし
て、回転テーブル20が揺動して自動車15が図2に示
す向きとなり、次に、この状態でパレット17が駐車側
位置に移動して図1に示す状態となる。これで入庫が完
了する。このように、この駐車装置14によると、下段
の駐車面16に自動車66を駐車させてある状態で上段
のパレット17に自動車15を駐車しようとする場合に
おいて、下段に駐車してある自動車66を外に出す必要
がないので手間が掛からず、しかも、下段に駐車してあ
る自動車66のキーも不要であるという利点がある。
【0042】次に、図10を参照して第2実施形態を説
明する。第2実施形態の駐車装置67と第1実施形態の
駐車装置14と相違しているところは、第1実施形態の
駐車装置14では、図1に示すように、下段の駐車面1
6と上段のパレット17上の両方に自動車66、15を
駐車することができるように支柱19の高さを高く形成
した2段式立体駐車装置であるのに対して、第2実施形
態の駐車装置67では、図10に示すように、パレット
17を下段に設けてこの下段のパレット17上にのみ自
動車66を駐車することができるように支柱19の高さ
を低く形成した1段式駐車装置であるところである。こ
れ以外の構成は、第1実施形態と同等であり、同等部分
は同一の図面符号で示し詳細な説明を省略する。この第
2実施形態の駐車装置67は、第1実施形態と同様に、
図8に示すように、通路9に隣接する駐車スペース10
に設置してある。この駐車装置67を駐車スペース10
に設けた理由は、自動車66を駐車スペース10に対し
て入出庫し易くする為である。
【0043】つまり、第2実施形態の駐車装置67は、
図10に示す状態でパレット17上に自動車66を駐車
することができる。この状態では、パレット17が下降
位置に移動して地面68と接地している。自動車66を
出庫するときは、まず、運転手が自動車66を出庫した
際の行き先方向を指定して出庫スイッチ(図示せず)を
操作する。すると、図には示さないが、図10に示す下
降位置にあるパレット17が約20cm程度上方の所定
の上昇位置に上昇して、次に、支柱19が図10に示す
駐車側位置から同図の右方向の通路側位置に移動する。
そして、自動車66の方向が通路9の行き先方向に向か
うように、回転テーブル20が90°揺動し、しかる後
に、パレット17が上昇位置から下降位置に下降移動す
る。この状態で、自動車66は行き先方向に向いている
ので、運転手は自動車66を前進させて回転テーブル2
0上から通路9上に移動させて行き先方向に直進するこ
とができる。なお、自動車66が回転テーブル20上か
ら通路9上に移動した後に、出庫スイッチを操作するこ
とにより、通路9上に下降位置にあるパレット17が約
20cm程度上方の上昇位置に上昇し、次に、通路側位
置から駐車スペース10内の駐車側位置に移動し、しか
る後に、上昇位置から下降位置に下降移動して図10に
示す状態となり、これで出庫動作が終了する。
【0044】次に、自動車を入庫するときは、運転手が
通路9上の自動車66の方向を示す内容を入庫スイッチ
(図示せず)を操作して入力する。すると、図には示さ
ないが、出庫するときと同様に図10に示す下降位置に
ある空のパレット17が約20cm程度上方の所定の上
昇位置に上昇して、次に支柱19が通路側位置に移動す
る。そして、パレット17が上昇位置から通路9の上面
と接地する下降位置に下降移動する。この状態で運転手
が自動車66を直進させて通路9上の自動車66を回転
テーブル20上に乗り入れて停止させる。次に、運転手
が入庫スイッチを操作すると、パレット17が上昇位置
に上昇し、そして、自動車66の向きを図10に示す方
向に向けるように回転テーブル20が所定の方向に90
°揺動する。次に、パレット17が通路側位置から駐車
側位置に移動し、しかる後に上昇位置から図10に示す
下降位置に下降して入庫動作が終了する。
【0045】この駐車装置67によると、第1実施形態
と同等の回転テーブル20を設けてあるので、第1実施
形態の回転テーブル20と同様に作用する。つまり、自
動車66を通路9と平行する方向に直進させて通路側位
置に移動させた回転テーブル20上に乗り入れて入庫す
ることができるし、又は通路側位置に移動させた回転テ
ーブル20上の自動車66を直進させて通路9上へ移動
させて出庫することができる。これにより、狭い駐車ス
ペース10に対して自動車66を直進させるだけで簡単
に入出庫することができる。
【0046】次に、第3実施形態を図11及び図12を
参照して説明する。第3実施形態の駐車装置69と第1
実施形態の駐車装置14と相違するところは、第1実施
形態の駐車装置14では、図1に示すように、自動車1
5、66をその前後方向を通路9と直交する方向に向け
て駐車させることができる2段式立体駐車装置であるの
に対して、第3実施形態の駐車装置69では、図11に
示すように、自動車15、66をその前後方向を通路9
と平行する方向に向けて駐車させることができる2段式
立体駐車装置であるところと、第1実施形態の駐車装置
14では、回転テーブル20を設けてあるが、第3実施
形態の駐車装置69では、この回転テーブル20を省略
しているところである。これ以外は第1実施形態と同等
であり、同等部分を同一の図面符号で示し、詳細な説明
を省略する。
【0047】この第3実施形態の駐車装置69は、図1
2に示す駐車スペース70に設置してある。従って、パ
レット17の形状及びレール22の長さは、駐車スペー
ス70の形状に合わせて形成してある。この下段の駐車
面16に対して自動車66を入出庫する場合は、同図の
矢印71に示す方向に自動車66を走行させて行う。な
お、レール22が駐車面16上から突出しないように、
図11に示すように、駐車面16に設けた溝内にレール
22を設けてある。
【0048】今、図11に示すように、上段のパレット
17上と下段の駐車面16の両方に自動車15、66が
通路9と平行する方向にして駐車されているとする。こ
の状態から上段のパレット17上の自動車15を出庫す
る場合は、図には示さないが、運転手が出庫スイッチを
操作する。すると、図11に示す上昇位置にあるパレッ
ト17をこの上昇位置の状態のままで、支柱19が図1
1に示す駐車側位置から同図の右方向の通路側位置に移
動する。そして、パレット17が上昇位置から通路9の
上面と接地する下降位置に下降移動する。この状態で、
自動車15は、通路9と平行する方向に向いているの
で、運転手は、自動車15を前進させてパレット17上
から通路9上に移動させることができ、通路9に沿って
そのまま直進させることができる。なお、自動車15が
回転テーブル20上から通路9上に移動した後に、出庫
スイッチを操作することにより、通路9上に下降位置に
あるパレット17が上昇位置に上昇し、次に、通路側位
置から駐車スペース70内の駐車側位置に移動して図1
1に示す状態となり、これで出庫動作が終了する。
【0049】次に、下段の駐車面16に自動車66が駐
車されている状態で上段に移動している空のパレット1
7上に自動車15を入庫する手順を説明する。まず、運
転手が入庫スイッチを操作する。これにより、図には示
さないが、出庫するときと同様に図11に示す上昇位置
にある空のパレット17がこの上昇位置の状態のまま
で、支柱19が通路側に移動した通路側位置に移動す
る。そして、パレット17が上昇位置から通路9の上面
と接地する下降位置に下降移動する。この状態で運転手
が自動車を直進させて通路9上の自動車15をパレット
17上に乗り入れて停止させる。次に、運転手が入庫ス
イッチを操作すると、パレット17が上昇位置に上昇
し、そして、パレット17が通路側位置から駐車側位置
に移動して入庫動作が終了する。
【0050】この駐車装置によると、上段のパレット1
7上と下段の駐車面16の両方に自動車15、66を駐
車させている場合において、上段のパレット17上の自
動車15を出庫するときに、下段の自動車66を出庫さ
せる必要がないので手間が掛からないし、下段の自動車
66を移動させる必要がないので下段の自動車66のキ
ーを用意する必要がないという利点がある。
【0051】また、下段の駐車面16に自動車66を駐
車してある状態で上段のパレット17に自動車15を駐
車しようとする場合において、下段に駐車してある自動
車66を外に出す必要がないし、下段に駐車してある自
動車66のキーが不要であるという利点がある。
【0052】次に、図13を参照して第4実施形態を説
明する。第4実施形態の駐車装置72と第3実施形態の
駐車装置69と相違しているところは、第3実施形態の
駐車装置69では、図11に示すように、下段の駐車面
16と上段のパレット17上の両方に自動車15、66
を駐車することができるように支柱19の高さを高く形
成した2段式立体駐車装置であるのに対して、第4実施
形態の駐車装置72では、図13に示すように、パレッ
ト17を下段に設けてこの下段のパレット17上にのみ
自動車66を駐車することができるように支柱19の高
さを低く形成した1段式駐車装置であるところである。
これ以外の構成は、第3実施形態と同等であり、同等部
分の詳細な説明を省略する。この第4実施形態の駐車装
置72は、図9に示すように、通路9に隣接する駐車ス
ペース12に設置してある。この駐車装置72を駐車ス
ペース12に設ける理由は、自動車66を駐車スペース
10に対して入出庫し易くする為である。
【0053】つまり、第4実施形態の駐車装置72は、
図13に示す状態で自動車66を駐車することができ
る。この状態では、パレット17が下降位置に移動して
地面68と接地している。自動車66を出庫するとき
は、運転手が出庫スイッチ(図示せず)を操作する。す
ると、図13に示す下降位置にあるパレット17が約2
0cm程度上方の所定の上昇位置に上昇し、次に、支柱
19が図13に示す駐車側位置から同図の右方向の通路
9側の通路側位置に移動する。そして、パレット17が
上昇位置から下降位置に下降移動する。この状態で、自
動車66は、通路9と平行する方向に向いているので、
運転手は、自動車66を前進させてパレット17上から
通路9上に移動させて直進することができる。なお、自
動車がパレット17上から通路9上に移動した後に、出
庫スイッチを操作することにより、通路9上に下降位置
にあるパレット17が約20cm程度上方の上昇位置に
上昇し、次に、通路側位置から駐車スペース12内の駐
車側位置に移動し、しかる後に、下降位置に下降して図
13に示す状態となり、これで出庫動作が終了する。
【0054】次に、自動車66を入庫するときは、入庫
スイッチ(図示せず)を操作する。すると、図には示さ
ないが、出庫するときと同様に図13に示す下降位置に
ある空のパレット17が約20cm程度上方の所定の上
昇位置に上昇して、次に支柱19が通路側位置に移動す
る。そして、パレット17が上昇位置から通路9の上面
と接地する下降位置に下降移動する。この状態で運転手
が自動車66を直進させて通路9上の自動車をパレット
17上に乗り入れて停止させる。次に、運転手が入庫ス
イッチを操作すると、パレット17が上昇位置に上昇
し、そして、パレット17が通路側位置から駐車側位置
に移動し、しかる後に上昇位置から図13に示す下降位
置に下降して入庫動作が終了する。
【0055】この駐車装置72によると、自動車66を
通路9と平行する方向に直進させて通路側位置に移動さ
せたパレット17上に乗り入れて入庫することができる
し、又は通路側位置に移動させたパレット17上の自動
車66を直進させて通路9上へ移動させて出庫すること
ができる。これにより、狭い駐車スペース12に対して
自動車66を直進させるだけで簡単に入出庫することが
できる。
【0056】ただし、上記第2、及び第4の各実施形態
において、パレット17を昇降移動させるための油圧シ
リンダ41を有する昇降駆動機構を設けた構成とした
が、この昇降駆動機構を省略し、パレット17の基端部
を支柱19に固定して設けると共に、パレット17に車
輪を設け、支柱19がレール22に沿て移動する際に、
この支柱19に伴ってパレット17が駐車側位置と通路
側位置の間を移動可能な構成としてもよい。パレット1
7が駐車側位置に移動した状態でこのパレット17に対
して自動車の乗降が可能としてある。
【0057】
【発明の効果】第1の発明の駐車装置によると、通路上
の自動車を駐車装置上に駐車(入庫)するときは、通路
側位置に移動させたパレットに設けられている回転テー
ブル上に、自動車を通路と平行する方向に走行させて乗
り入れるだけでよい。即ち、自動車を通路に沿って略直
進させて回転テーブル上に移動させれば回転テーブルの
回転とパレットの移動によって自動車を通路と直交する
方向にして自動的に駐車スペース内に駐車(入庫)する
ことができる。また、自動車を出庫する場合も回転テー
ブルの回転とパレットの移動によって駐車している自動
車を自動的に通路と平行する方向にして通路側位置に移
動させることができ、運転手は、自動車を通路に沿って
略直進させてパレット上から通路上に移動させればよ
い。従って、初心者でも簡単に、しかも短時間で自動車
の入庫及び出庫を行うことができるという効果がある。
【0058】更に、同発明の駐車装置は、運転手が、通
路側位置に移動したパレットに設けられている回転テー
ブル上に自動車を通路と平行する方向に直進して乗り入
れることにより、又は回転テーブル上の自動車を通路と
平行する方向に直進して通路上に移動させることにより
自動車を通路と直交する方向に駐車する駐車スペースに
対して入出庫が可能な構成であるので、この駐車装置を
通路に隣接する比較的狭い駐車スペースに設置した場合
でも、その比較的狭い駐車スペースに対して自動車を比
較的簡単に入出庫することができるという効果がある。
即ち、自動車を走行させて駐車することができない程狭
い駐車スペースでも、同発明の駐車装置を設置すること
により自動車を駐車させることができるという効果があ
る。
【0059】第2の発明の駐車装置は、下段の駐車面に
自動車を駐車した状態で、下段の駐車面の上方に移動し
ている上段のパレットに設けられている回転テーブル上
に駐車してある自動車を出庫すことができる。そして、
下段の駐車面に自動車を駐車した状態で、通路上の自動
車を上段のパレットに設けられている回転テーブル上に
駐車(入庫)することができる構成である。従って、上
段のパレット上と下段の駐車面の両方に自動車を駐車さ
せている場合において、上段のパレット上の自動車を出
庫するときに、下段の自動車を出庫させる必要がないの
で手間が掛からないという効果がある。そして、下段の
自動車を移動させる必要がないので下段の自動車のキー
を用意する必要がないという効果もある。
【0060】また、下段の駐車面に自動車を駐車させて
ある状態で上段のパレットに自動車を駐車しようとする
場合において、下段に駐車してある自動車を外に出す必
要がないので手間が掛からず、しかも、下段に駐車して
ある自動車のキーも不要であるという効果がある。
【0061】第3の発明の駐車装置によると、通路上の
自動車を駐車装置上に駐車(入庫)するときは、通路側
位置に移動させたパレット上に、自動車を通路と平行す
る方向に走行させて乗り入れるだけでよい。即ち、自動
車を通路に沿って略直進させてパレット上に移動させれ
ばパレットの移動によって自動車を自動的に駐車スペー
ス内に駐車(入庫)することができる。また、自動車を
出庫する場合もパレットの移動によって駐車している自
動車を自動的に通路と平行する方向にして通路側位置に
移動させることができ、運転手は、自動車を通路に沿っ
て略直進させてパレット上から通路上に移動させればよ
い。従って、初心者でも簡単に、しかも短時間で自動車
の入庫及び出庫を行うことができるという効果がある。
【0062】更に、同発明の駐車装置は、運転手が、通
路側位置に移動したパレット上に自動車を通路と平行す
る方向に直進して乗り入れることにより、又はパレット
上の自動車を通路と平行する方向に直進して通路上に移
動させることにより、自動車を通路と平行する方向に駐
車する駐車スペースに対して自動車の入出庫が可能な構
成であるので、この駐車装置を通路に隣接する比較的狭
い駐車スペースに設置した場合でも、その比較的狭い駐
車スペースに対して自動車を比較的簡単に入出庫するこ
とができるという効果がある。即ち、自動車を走行させ
て駐車することができない程狭い駐車スペースでも、同
発明の駐車装置を設置することにより自動車を駐車させ
ることができるという効果がある。
【0063】第4の発明の駐車装置は、下段の駐車面に
自動車を駐車した状態で、下段の駐車面の上方に移動し
ている上段のパレット上に駐車してある自動車を出庫す
ことができる。そして、下段の駐車面に自動車を駐車し
た状態で、通路上の自動車を上段のパレット上に駐車
(入庫)することができる構成である。従って、上段の
パレット上と下段の駐車面の両方に自動車を駐車させて
いる場合において、上段のパレット上の自動車を出庫す
るときに、下段の自動車を出庫させる必要がないので手
間が掛からないという効果がある。そして、下段の自動
車を移動させる必要がないので下段の自動車のキーを用
意する必要がないという効果もある。
【0064】また、下段の駐車面に自動車を駐車させて
ある状態で上段の空パレットに自動車を駐車しようとす
る場合において、下段に駐車してある自動車を外に出す
必要がないので手間が掛からず、しかも、下段に駐車し
てある自動車のキーも不要であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る駐車装置の上段
及び下段に自動車を駐車した状態を示す正面図である。
【図2】同第1実施形態の駐車装置の上段パレットが上
昇位置の状態で通路側位置に移動した状態を示す正面図
である。
【図3】同第1実施形態の駐車装置の上段パレットが通
路側位置に移動して回転テーブルが揺動した状態を示す
正面図である。
【図4】同第1実施形態の駐車装置の上段パレットが通
路側位置に移動して下降位置に下降した状態を示す正面
図である。
【図5】同第1実施形態の駐車装置の左側面図である。
【図6】同第1実施形態に係る駐車装置に設けられてい
る昇降駆動機構の原理図である。
【図7】同第1実施形態に係る駐車装置に設けられてい
る水平駆動機構の拡大左側面図である。
【図8】同発明の第1、及び第2実施形態に係る駐車装
置が設置されている駐車スペースの平面図である。
【図9】同発明の第4実施形態に係る駐車装置が設置さ
れている駐車スペースの平面図である。
【図10】同発明の第2実施形態に係る駐車装置の正面
図である。
【図11】同発明の第3実施形態に係る駐車装置の正面
図である。
【図12】同第3実施形態に係る駐車装置が設置されて
いる駐車スペースの平面図である。
【図13】同発明の第4実施形態に係る駐車装置の正面
図である。
【図14】従来の駐車装置の上段及び下段に自動車を駐
車した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10 駐車スペース 14 駐車装置 15 自動車 17 パレット 18 案内部 19 支柱 20 回転テーブル 21 駆動部 40 油圧モータ 41 油圧シリンダ 42 油圧ポンプ 43 電気モータ 66 自動車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路に隣接する駐車スペースに自動車を
    その前後方向を当該通路と直交する方向に向けて駐車さ
    せるための駐車装置において、上記駐車スペースの駐車
    面と平行し、かつ、上記通路に直交する方向に向けて上
    記駐車面に設けた案内部と、この案内部に設けられ上記
    駐車スペース内に移動した駐車側位置と上記通路上に移
    動した通路側位置との間を上記案内部に沿って移動可能
    なパレットと、このパレット上に設けられ上記パレット
    が上記通路側位置に移動した状態で自動車の乗降が可能
    であり自動車が乗った状態で当該自動車の前後方向を上
    記通路と平行する方向と上記通路と直交する方向との間
    で回動可能な自動車を乗せるための回転テーブルと、上
    記パレット及び上記回転テーブルを駆動する駆動部と、
    を具備することを特徴とする駐車装置。
  2. 【請求項2】 通路に隣接する駐車スペースに自動車を
    その前後方向を当該通路と直交する方向に向けて駐車さ
    せるための駐車装置において、上記駐車スペースの駐車
    面と平行し、かつ、上記通路に直交する方向に向けて上
    記駐車面に設けた案内部と、この案内部に沿って移動自
    在の支柱と、この支柱に沿って昇降自在に設けられ上記
    支柱の上記案内部に沿う移動に伴って上記駐車スペース
    内に移動した駐車側位置と上記通路上に移動した通路側
    位置との間を移動するパレットと、このパレット上に設
    けられ上記パレットが上記通路側位置であって下降位置
    に移動した状態で自動車の乗降が可能であり自動車が乗
    った状態で当該自動車の前後方向を上記通路と平行する
    方向と上記通路と直交する方向との間で回動可能な自動
    車を乗せるための回転テーブルと、上記支柱、上記パレ
    ット及び上記回転テーブルを駆動する駆動部と、を具備
    することを特徴とする駐車装置。
  3. 【請求項3】 通路に隣接する駐車スペースに自動車を
    その前後方向を当該通路と平行する方向に向けて駐車さ
    せるための駐車装置において、上記駐車スペースの駐車
    面と平行し、かつ、上記通路に直交する方向に向けて上
    記駐車面に設けた案内部と、上記駐車スペース内に移動
    した駐車側位置と上記通路上に移動した状態で自動車を
    上記通路と平行する方向に走行させることにより乗降が
    可能な通路側位置との間を上記案内部に沿って移動可能
    な自動車を乗せるためのパレットと、このパレットを移
    動させるための駆動部と、を具備することを特徴とする
    駐車装置。
  4. 【請求項4】 通路に隣接する駐車スペースに自動車を
    その前後方向を当該通路と平行する方向に向けて駐車さ
    せるための駐車装置において、上記駐車スペースの駐車
    面と平行し、かつ、上記通路に直交する方向に向けて上
    記駐車面に設けた案内部と、この案内部に沿って移動自
    在の支柱と、この支柱に沿って昇降自在に設けられ上記
    支柱の上記案内部に沿う移動に伴って上記駐車スペース
    内に移動した駐車側位置と上記通路上に移動した通路側
    位置との間を移動可能であり上記通路側位置であって下
    降位置に移動した状態で自動車を上記通路と平行する方
    向に走行させることにより乗降が可能な自動車を乗せる
    ためのパレットと、上記支柱、及び上記パレットを駆動
    する駆動部と、を具備することを特徴とする駐車装置。
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