JPS62244056A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPS62244056A
JPS62244056A JP8716586A JP8716586A JPS62244056A JP S62244056 A JPS62244056 A JP S62244056A JP 8716586 A JP8716586 A JP 8716586A JP 8716586 A JP8716586 A JP 8716586A JP S62244056 A JPS62244056 A JP S62244056A
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JP8716586A
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Hideki Anayama
秀樹 穴山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/043Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure
    • G03G5/047Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure characterised by the charge-generation layers or charge transport layers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機能分離型電子写真感光体に関し詳しくは電子
写真特性を向上させうる電荷発生層の改善に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、電子写真感光体で用いる光導電材料として、セレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機光導電性材料
が知られている。これらの光導電性材料は、数多くの利
点、例えば暗所で適当な電位に帯電できること、暗所で
電荷の逸散が少ないことあるいは光照射によって速かに
電荷を逸散できるなどの利点をもりている反面、各種の
欠点を有している。例えば、セレン系感光体では、温度
、湿度、ごみ、圧力などの要因で容易に結晶化が進み、
特に雰囲気温度が40℃を越えると結晶化が著しくなり
、帯電性の低下や画偉に白い斑点が発生するといった欠
点がある。硫化カドミウム系感光体は、多湿の環境下で
安定した感度が得られない点や酸化亜鉛系感光体ではロ
ーズベンガルに代表される増感色素による増感効果を必
要としているが、この様な増感色素がコロナ帯電による
帯電劣化や露光光による光退色を生じるため長期に亘り
て安定した画像を与えることができない欠点を有してい
る。
一方、ポリビニルカルバゾールをはじめとする各種の有
機光導電性ポリマーが提案されて来たが、これらの、N
 リマーは、前述の無機系光導電材料に較べ成膜性、軽
量性などの点で優れているにもかかわらず今日までその
実用化が困難であったのは、未だ十分な成膜性が得られ
ておらず、また感度、耐及性および環境変化による安定
性の点で無機系光導電材料に較べ劣りているためでちっ
た。また、米国特許第4150987号公報々どに開示
のヒドラゾン化合物、米国特許第3837851号公報
などに記載のトリアリールピラゾリン化合物、特開昭5
1−94828号公報、特開昭51−94829号公報
などに記載の9−スチリルアントラセン化合物などの低
分子の有機光導電体が提案されている。
この様な低分子の有機光導電体は、使用するバインダー
を適当に選択することによって、有機光導電性ポリマー
の分野で問題となっていた成膜性の欠点を解消できる様
になったが、感度の点で十分なものとは言えない。
このようなことから、近年感光層を電荷発生層と電荷輸
送層に機能分離させた積層構造体が提案された。この積
層構造を感光層とした電子写真感光体は、可視光に対す
る感度、電荷保持力、表面強度などの点で改善できる様
になった。この様な電子写真感光体は、例えば米国特許
第3837851号、同第3871882号公報などに
開示されている。
このような機能分離型感光体は少くとも電荷発生層と電
荷輸送層の2層から構成される。電荷発生層の光吸収で
生じた電荷キャリアが電荷輸送層に注入され、表面まで
移動し、感光体表面電荷を中和し、静電コントラストを
生ぜしめる。
この過程において電荷発生層が担り役割は極めて重要で
ある。即ち電荷キャリアをいかに多く均一に発生するか
、発生した電荷キャリアをいかに効率よく電荷輸送層に
注入するか、また逆電荷キャリアをいかにスムーズに支
持体に流すか、電子写真特性は電荷発生層に負うところ
が多い。
電荷発生層は基本的には電荷発生物質である有機顔料と
結着剤、であるバインダーから構成されるが、バインダ
ーの有機顔料に対する重量比率は一般的には有機顔料の
25〜100 vt%と決して低くは表い。従ってバイ
ンダーは電気発生層内にあっては発生電荷キャリアの移
動に関して極めて重大な影響を与える。即ちバインダー
の基本構造、官能基、分子量、純度等は感度、電位特性
、耐久性等感光体の電子写真特性に係わるところ大であ
る。
しかるに、文献、特許発明等で見るところでは、従来の
電荷発生層のバインダーに対する見方は、電荷発生物質
たる有機顔料の助剤であって、分散性、結着性を付与で
きれば良いとの考え方を出ていないようである。その結
果、従来の機能分離型電子写真感光体にあっては残留電
位、電位変動、フォトメモリー等の電位特性の欠陥が多
く認められている。−!また感度も十分ではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
我々は長年に互りバインダーを電荷発生層のもう一つの
主材であり、電子材料であると捕え、構造、分子量、純
度等分子としての面からバインダーを考究し、本発明に
至ったものである。即ち、本発明の目的は新規表電荷発
生層用のバインダーを提供することで°あり、また改善
された写真特性を有する電子写真感光体を提供すること
である。
また、本発明の別の目的は、実用的表高感度特性と繰り
返し使用における安定な電位特性を有する電子写真感光
体を提供することにある。
本発明はかかる目的を特定のボリアリレート樹脂を電荷
発生層に含有せしめることにより達成しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は導電性支持体上に少なくとも電荷発
生層および電荷輸送層を有する電子写真感光体において
、該電荷発生層中に一般式(I)(式中、R1,R2,
R,は置換されてもよいシクロアルキレン基、フェニレ
ン基’k 示L 、R4t R5は水素、置換基を有し
てもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
ヘテロ環基を示す。
但し、R4,R5は共同してシクロアルキリデン基を形
成してもよい、) で示されるボリアリレート樹脂を含有せることを特徴と
する電子写真感光体である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のボリアリレート樹脂は重量平均分子量が10,
000〜200,000の範囲の樹脂が適当であるが、
特に30,000〜go、oooの範囲の樹脂が好適で
ある。重量平均分子量が10,000未満では塗工液又
は分散液の粘性が低すぎ、分散及び塗工が困難な事が多
く、又、200,000を越えると分散液として逆に粘
性が高すぎ分散を行う事が困難な場合が多いO 以下に本発明になるボリアリレート樹脂の代表例を例示
する。
樹脂例 (M・: CH,−を示す) t にL 5H2C−N−C2H5 割合で存在する事を示す。
の割合で存在する事を示す。
の割合で存在する事を示す。
(n5 示す。
次に本発明になるIリピニルアリレート樹脂の合成列を
示す。
合成例 樹脂例扁1の合成方法 下記構造式のビスフェノール化合物26.89とNaO
H5,jilを水300dに入れ下記構造式の酸塩化物
20.31i を四塩化炭素300m中に入れ液温を60℃にした後、
四塩化炭素と水を層分離する様に混合し、界面重合を行
り。界面で生じたポリマーを引き上げた後メタノール3
0011/でかく拌洗浄を2回行う。収量20.0Ii 本発明の好ましい具体例では感光層を電荷発生層と電荷
輸送層に機能分離した電子写真感光体の電荷発生層のバ
インダーにポリビニルアルコールと前記一般式のアルデ
ヒド化合物のアセタール化反応により得られるポリビニ
ルアセタール樹脂を用いることができる。
電荷発生層のバインダーは層内で発生した電荷キャリア
の移動をなるべく阻害しないものでなければならない。
その為、必然的に電荷発生層内のバインダーの含有重量
%は低いカが好ましいが、実用上は結着性を付与し、更
には顔料分散時の安定性を確実ならしめる為、20重量
−以上は必要で通常は25〜70重量%、更に好ましく
は28〜50!ffiチの範凹で用いる。
本発明で用いる電荷発生Wlは、セレン、セレン−テル
ル、アモルファスシリコン、ピリリウム、チオピリリウ
ム系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン顔
料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン顔料、ト
リスアゾ顔料、ジスアゾ顔料、アゾ顔料、インジが顔料
、キナクリドン系顔料、非対称キノシアニン系染料、キ
ノシアニン系染料などの電荷発生物質から選ばれた無機
顔料または有機染料・顔料を前記バインダーと共に樹脂
分散層として用いることができる。
本発明の電子写真感光体に用いる電荷発生物質は、例え
ば下記に示す化合物を挙げることができる。
ロ              Q         
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                      〒^ 
                    ^    
             ^eo         
        −ψ(68)スクエアリック酸メチン
染料 (64)インジコ染料(C,1,478000)(65
)チオインジコ染料(C,1,煮78800)(66)
β−型鋼フタロシアニン (67)アズレニウム塩染料 電荷発生物質は本発明になるバインダーと共に分散して
塗工液を形成するが、その際有機溶剤としてはアセトン
、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン
類、 N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシド
などのスルホキシド類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテルなどのエー
テル類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類、ク
ロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエチレン、四塩化
炭素、トリクロルエチレンなどの脂肪族ノ・ログン化炭
化水素類あるいはベンゼン、トルエン、キシレン、リグ
ロイン、モノクロルベンゼン、ゾクロルペノゼンなどの
芳香族類などを用いることができる。
分散は上記溶剤、電荷発生物質、バインダーをサンドミ
ル、?−ルミル、ロールミルやアトライター等を用いて
所定の粒子サイズになるまで破砕分散して行なう。粒子
サイズ、バインダー量は分散液の安定性、感光体の特性
に大きな影響を有しており十分な吟味が必要である。
塗工は、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法
、スピンナーコーティング法、ピードコーチインク法、
マイヤーパーコーティング法、ブレードコーティング法
、ローラーコーティング法、カーテンコーティング法な
どのコーティング法を用いて行なうことができる。
乾燥は室温における指触乾燥後、加熱乾燥する方法が好
ましい。加熱乾燥は30℃〜200℃の温度で5分〜2
時間の範囲で行なう。
電荷発生層は、十分な吸光度を得るために、できる限り
多くの前記光導電体を含有し、且つ発生した電荷キャリ
アの飛程を短かくするために、薄膜層、例えば5ミクロ
ン以下、好ましくは0.01ミクロン〜1ミクロンの膜
厚をもつ薄膜層とすることが好ましい。このことは、入
射光量の大部分が電荷発生層で吸収されて、多くの電荷
キャリアを生成すること、さらに発生した電荷キャリア
を再結合や捕獲(トラップ)により失活することなく電
荷輸送層に注入する必要があることに帰因している。
電荷輸送層は、前述の電荷発生層と電気的に接続されて
おり、電界の存在下で電荷発生層から注入された電荷キ
ャリアを受は取るとともに、これらの電荷キャリアを表
面まで輸送できる機能を有している。この際、この電荷
輸送層は、電荷発生層の上に積層されていてもよくまた
その下に積層されていてもよい。しかし、電荷輸送層は
、電荷発生層の上に積層されていることが望ましい。
光導電体は、一般に電荷ギヤリアを輸送する機能を有し
ているので、電荷輸送層はこの光導電体によって形成で
きる。
電荷輸送層における電荷キャリアを輸送する物質(以下
、単に電荷輸送物質という)は、前述の電荷発生層が感
応する電磁波の波長域に実質的に非感応性であることが
好ましい。ここで言う「電磁波」とは、r線、X線、紫
外線、可視光線、近赤外線、赤外線、遠赤外線などを包
含する広義の「光線」の定義を包含する。電荷輸送物質
光感応性波長域が電荷発生層のそれと一致またはオーバ
ーラツプする時には、両者で発生した電荷キャリアが相
互に捕獲し合い、結果的には感度の低下の原因となる。
電荷輸送物質としては電子輸送性物質と正孔輸送性物質
があり、電子輸送性物質としては、クロルアニル、ブロ
モアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアツキツノ
メタンs 2#417− ト+)ニトロ−9−フルオレ
ノン、2,4,5.7−テトラニトロ−9−フルオレノ
/、2,4.7−ドリニトロー9−ジシアノメチレフフ
ルオレノン、 2.4,5.7−テトラニトロキサント
ン、2.4.8− トリニトロチオキサ7トン等の電子
吸引性物質やこれら電子吸引物質を高分子化したもの吟
がある。
正孔輸送性物質としては、ピレン、N−エチルカルツク
ソール、N−インプロピルカルバゾール、N−メチル−
N−フェニルヒドラジノ−3−メチリゾノー9−エチル
カルバゾール、N、N−ジフェニルヒドラジノ−3−メ
チリゾ/−9−エチルカルバゾール、 N、N−ジフェ
ニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフェノ
チアジン、N、N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリ
デン−10−二チルフェノキサジン、P−ジエチルアミ
ノベンズアルデヒド−N、N−ジフェニルヒト2シン、
P−ジエチルアミノペンズアルデヒドーN−α−す7チ
ルーN−フェニルヒドラゾン、P−ピロリジノベンズア
ルデヒド−N、N−ジフェニルヒドラジノ、1.3.3
− ) +7 メチルインドレニン−ω−アルデヒド−
N、N−ジフェニルヒドラゾン、P−ジエチルベンズア
ルデヒド−3−メチルベンズチアゾリノン−2−ヒドラ
/7等のヒドラゾ7類、2,5−ビス(P−ジエチルア
ミノフェニル) −1,3,4−オキサジアゾール、1
−フェニル−3−(P−ジエチルアミノスチリル)−5
−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔
キノリル(2) ) −3−(P−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−〔ピリジル(2) ) −3−(p−ジエチル
アミノスチリル)−5−CP−ジエチルアミノフェニル
)ピラゾリン、1−〔6−メドキシーピリジル(2) 
) −3−(P−ジエチルアミノスチリル)−s−(p
−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジ
ル(3) ) −3−(p−ジエチルアミノスチリル)
−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ヒラゾリン、1
−〔レピジル(2) ) −3−(P−ジエチルアミノ
スチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラ
ゾリン、1−[ピリジル(2) ] −3−(P−ジエ
チルアミノスチリル)−4−メチル−5−(P−ジエチ
ルアミノフェニル)ピラゾリ/、1−〔ピリジル(2)
 :l −3−(α−メチル−P−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、l−フェニル−3−(P−ジエチルアミノスチリル
)−4−メチル−5−(P−ジエチルアミノフェニル)
ヒラゾリン、l−フェニル−3−(α−ペンツルーP−
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノ
フェニル)ピラゾリン、スピロピラゾリンなどのピラゾ
リン類、2−(P−ジエチルアミノスチリル)−6−ジ
ニチルアミノベンズオキサゾール、2−(P−ジエチル
アミノフェニル)−4−(P−ジメチルアミノフェニル
)−5−(2−クロロフェニル)オキサゾール等のオキ
サゾール系化合物、2−(P−ジエチルアミノスチリル
)−6−ジニチルアミノペンゾチアゾール等のチアゾー
ル系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチルフ
ェニル)−フェニルメタン等のトリアリールメタン系化
合物、1.1−ビス(4−N、N −ジエチルアミノ−
2−メチルフェニル)へブタン、1.1.2.2−テト
ラキス(4−N、N−ツメチルアミノ−2−メチルフェ
ニル)エタン等のポリアリールアルカン類、トリフェニ
ルアミン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニル
ピレン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアクリジ
ン、ポリ−9−ビニルフェニルアントラセン、ピレン−
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアル
デヒド樹脂等がある。
これらの有機電荷輸送物質の他に、セレン、セレノ−テ
ルルアモルファスシリコン、硫化カドミウムなどの無機
材料も用いることができる。
また、これらの電荷輸送物質は、Iffまたは2種以上
組合せて用いることができる。
電荷輸送物質に成膜性を有していない時には、適当なバ
インダーを撰択することによって被膜形成できる。バイ
ンダーとして使用できる樹脂は、例えばアクリル樹脂ボ
リアリレート、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
スチレンアクリロニトリル−スチレンコポリマー、アク
リロニトリル−ブタジェンコポリマー、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルホルマール、ポリスルホンポリアク
リルアミド、ポリアミド、塩素化ゴムなどの絶縁性樹脂
、あるいはポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニル
アントラセン、/Iノビニルピレンなどの有機光導電性
ポリマーを挙げることができる。
電荷輸送層は、電荷キャリアを輸送できる限界がおるの
で、必要以上に膜厚を厚くすることができない、一般的
には、5ミクロン〜30ミクロンであるが、好ましい範
囲は8ミクロン〜20ミクロンである。塗工によって電
荷輸送層を形成する際には、前述した様な適当なコーテ
ィング法を用いることができる・ この様な電荷発生層と電荷輸送層の積層構造からなる感
光層は、導電層を有する基体の上に設けられる。導電層
を有する基体としては、基体自体が導電性をもつもの、
例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ス
テンレス、バナジウム、モリブデン、クロム、チタン、
ニッケル、インジウム、金や白金などを用いることがで
き、そ17)他にアルミニウム、アルミニウム合金、酸
化インジウム、酸化錫、酸化イノゾウムー酸化錫合金な
どを真空蒸着法によって被膜形成された層を有するプラ
スチック(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、アクリル
樹脂、ポリフッ化エチレンなど)、導電性粒子(例えば
、カーボンブラック、銀粒子など)を適当なバインダー
とともにグラスチックの上に被覆した基体、導亀性粒子
全プラスチックや紙に含浸した基体や導電性ポリマーを
有するプラスチックなどを用いることができる。
導電層と感光層の中間に、バリヤー機能と接着機能をも
つ下引層を設けることもできる。下引層ハ、カゼイン、
ポリビニルアルコール、ニトロセルロース、エチレン−
アクリル酸:ff、NIJマー、zリアミド(ナイロン
6、ナイロン66、ナイロ/610、共]i合ナナイロ
ンアルコキシメチルl−イロンなど)、目?リウレタン
、ゼラチン、酸化アルミニウムなどによって形成できる
下引層の膜厚は、0.1ミクロン〜5ミクロン、好まし
くは0.5ミクロン〜3ミクロンが適当である。
導電層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層した感光体
を使用する場合において電荷輸送物質が電子輸送性物質
からなるときは、電荷輸送層表面を正に帯電する必要が
あり、帯電後露光すると露光部では電荷発生層において
生成した電子が電荷輸送層に注入され、そのあと表面に
達して正電荷を中和し、表面電位の減衰が生じ未露光部
との間に静電コントラストが生じる。この様にしてでき
た静電潜像を負荷電性のトナーで現像すれば可視像が得
られる。これを直接定着するか、あるいはトナー像を紙
やプラスチックフィルム等に転写後、現像し定着するこ
とができる。
また、感光体上の静電潜像を転写紙の絶縁層上に転写後
現像し、定着する方法もとれる。現像剤の種類や現像方
法、定着方法は公知のものや公知の方法のいずれを採用
しても良く、特定のものに限定されるものではない。
一方、電荷輸送物質が正孔輸送物質から成る場合、電荷
輸送層表面を負に帯電する必要が6D、帯電後、露光す
ると露光部では電荷発生層において生成した正孔が電荷
輸送層に注入され、その後表面に達して負電荷を中和し
、表面電位の減衰が生じ未露光部との間に静電コントラ
ストが生じる。
現像時Kti電子輸送物質を用いた場合とは逆に正電荷
性トナーを用いる必要がある。
正負いずれの帯電の電子写真感光体においても帯電前に
光照射を受けると光の照射された部分の電子写真特性が
光の照射のない部分の特性と異なる、いわゆるフォトメ
モリー性が現れることが多い。
本発明によれば、高感度の電子写真感光体を与えること
ができ、また繰り返し帯電および露光を行なった時の明
部電位と暗部電位の変動が小さく、しかもフォトメモリ
ー性を有効に改善できる利点を有している。
以下、本発明を実施例に従って説明する。
実施例1 下記構造式の顔料4部と、樹脂例1の樹脂2部をシクロ
ヘキサノン90部に入れ直径1■のガラスピーズを用い
たサンドミルで20時間分散した・この分散液に2−ブ
タノン180部を加えた塗工液を調製した。
この液をアルミニウムシート上に0.297m  の塗
工量になる様に塗布し、100℃で10分乾燥して電荷
発生層を設けた。
次いで、1−〔♂リジルー(2))−3−(4−N、N
ジエチルアミノスチリル) −5−(4−N、N−ジエ
チルアミノフェニル)ピラゾリンl 0ffilスチレ
ン−アクリル共重合体(商品名MS200 :#!鉄化
学C株)製)10部をトルエン80部に溶解した。
この液を電荷発生層上に塗布して、100℃1時間熱風
乾燥して、20μ厚の電荷輸送層を形成し九。
この感光体を川口電機(!R)エレクトロスタティック
ペーA−アナライザーKPA 8100で感度を調べた
又、1度測定したサンプルに1500 Luxの光を3
分間照射して2分間放置した後、同様な測定を行い、そ
の時の暗部電位の差を7オトメモIJ−とした。その結
果を以下に示す。
実施例2〜5 電荷発生層の塗工液に用いる樹脂を、樹脂例1の変わり
に各々樹脂例2,3,5.8のものを用いた他は、実施
例1と同様にして感光体を作成した0 Vd(V)F217.(lux、5ec)   7才ト
メモリ−実施例2  720    2.95    
 403  730   3.00    254  
700   2.85    355  695   
3.05    45比較例1〜3 比較例として、電荷発生層の塗工液に用いる樹脂を 1、 ポリビニル・ブチラール樹脂(ブチラール化度6
0mo1%)(合成品分子量約60000 )2、 ア
クリル樹脂(商品名アクリペース0M2−20藤倉化成
(株)裂) 3、 ポリエステル樹脂(テレフタル酸、1.00゜イ
ンフタル酸、1.15、エチレングリコール1.00ネ
オペンチルグリコール1.15(モル比)から成る分子
量約20000のもの を用いた以外は実施例1と同様に感光体を作成した・ Vd(V)    EV2tux、aac   フォト
メモリー(V)比較例1  705    3.70 
     752   720      3.80 
       1053   730      3.
55         80〔発明の効果〕 以上から明らかな如く、本発明によれば電荷発生層に特
定のボリアリレート樹脂を用いることにより、感度が高
くフォトメモリー特性に優れた電子写真感光体を提供す
ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に少なくとも電荷発生層および電
    荷輸送層を有する電子写真感光体において、該電荷発生
    層中に一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3は置換されてもよいシ
    クロアルキレン基、フェニレン基を示し、R_4、R_
    5は水素、置換基を有してもよいアルキル基、シクロア
    ルキル基、アリール基、ヘテロ環基を示す。但し、R_
    4、R_5は共同してシクロアルキリデン基を形成して
    もよい。) で示されるポリアリレート樹脂を含有せることを特徴と
    する電子写真感光体。
JP8716586A 1986-04-17 1986-04-17 電子写真感光体 Pending JPS62244056A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0411532A2 (en) * 1989-08-01 1991-02-06 Mitsubishi Chemical Corporation Electrophotographic photoreceptor
EP0762217A1 (en) * 1995-09-12 1997-03-12 Mitsubishi Chemical Corporation Electrophotographic photoreceptor
US8030424B2 (en) * 2006-08-23 2011-10-04 North Carolina State University Cyclobutene polymers and methods of making the same

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