JPS62232964A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS62232964A
JPS62232964A JP7705186A JP7705186A JPS62232964A JP S62232964 A JPS62232964 A JP S62232964A JP 7705186 A JP7705186 A JP 7705186A JP 7705186 A JP7705186 A JP 7705186A JP S62232964 A JPS62232964 A JP S62232964A
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JP
Japan
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film
polysilicon
silicon nitride
remaining
layer
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Application number
JP7705186A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakagami
阪上 潔
Yasuaki Inoue
靖朗 井上
Keiichi Higashiya
東谷 恵市
Kyohiko Kotani
小谷 教彦
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [IP業上の利用分野] この発明は半導体装置の製造方法に関し、特にバイポー
ラトランジスタの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 高速バイポーラ素子は近年益々微細化が進み、たとえば
エミッタ幅でみればサブミクロン以下が必要となってお
り、光によるリソグラフィの限界にまで到達している。
また、トランジスタ自身も小さくする必要があり、これ
らの観点がらりソグラフィによらないセルフアライメン
トが注目を浴びている。従来、このセルフアライメント
を用いりtjRN(D トラツク:1.9 ニs S 
T (Super −5elf alioned te
chnology ) 、 S I CO8<5lde
 watlcontact 5tructure >な
どがあり、これらの構造のトランジスタは微細化が進ん
でいるため高速動作が可能であるが、一方ベース抵抗が
高いためさらに高速化される可能性がある。また、5C
OT(Salicide 13ase contact
 Technoloqy )を用いたトランジスタは、
シリサイドとポリシリコンによりベース抵抗を下げ高速
化したものであるが、エミッタの形成時にリソグラフィ
を用いているので微細化に難がある。
第3図は、従来の5COT型トランジスタの構造を示す
断面図である。図において、シリコン基板1表面に低抵
抗高濃度層からなるフローティング・コレクタ層2が形
成されている。31は素子間分離用のフィールド酸化膜
で、70−ティング・コレクタ層2表面にフィールド酸
化1131に挾まれてエピタキシャル層51および低抵
抗のam度層からなるコレクタ層27が形成されている
そして、エピタキシャルl1ii51表面にイントリン
シックベース11140.外部ベース層141が形成さ
れている。フィールド酸化膜31表面および外部ベース
層141表面にベース電極取出用のポリシリコン層60
が形成されている。イントリンシックベース層140表
面にエミッタ層15が形成されており、イントリンシッ
クベース層140表面およびエミッタ層15表面に第1
の絶縁膜132、エミッタのポリシリコン膜72が形成
されている。イントリンシックベース層140表面、ポ
リシリコン11160表面およびコレクタ層27表面に
金属シリサイド膜160が形成されている。
230は第2の絶縁膜であり、ベース電極24、エミッ
タ電極25およびコレクタ電極26はそれぞれ第2の絶
縁膜230に設けられたコンタクト孔を通してポリシリ
コン層60表面の金属シリサイド19160.エミッタ
のポリシリコンff1172および高濃度のコレクタ層
27に接続されている。
第4A図〜第4F図は、第3図の5COT型トランジス
タの製造方法の主要工程F2階における状態を示す断面
図である。この製造方法について説明するど、第4A図
に至るまでは周知の方法により製造可能である。ここで
、50はエピタキシャル層を示している。第4A図の工
程を経たものの全表面にポリシリコンをデボしてポリシ
リコン層を形成し、このポリシリコン層の全領域にポロ
ンをイオン注入する。この後、ポリシリコン層をバター
ニングしてベースWffi取出用のポリシリコン層60
を形成する。続いて、全表面に熱酸化膜を形成し、この
熱酸化膜上からポロンをイオン注入してイオン注入層2
8を形成する(第4B図)。
次に、全表面に第1の絶縁膜131を形成し、この後ド
ライブを行なってイオン注入1128からポロンを拡散
させてイントリンシックベース層140を形成し、さら
にポリシリコン1l160からポロンを拡散させて外部
ベース層141を形成する。
この後、フォトリソグラフィにより第1の絶al113
1にエミッタ領域のみ開孔するようなバターニングを施
してコンタクト孔46を形成する。この侵、第1のf8
縁膜131表面およびコンタクト孔46にポリシリコン
を付着させてポリシリコン!171を形成し、この侵、
ポリシリコンll71に砒素をイオン注入する。この侵
、ポリシリコン膜71表面にエミッタ領域のコンタクト
孔46を含むようにレジストパターン40を形成する(
第4C図)、、次に、レジストパターン4Qをマスクと
してポリシリコン膜71を異方性エツチングにより除去
し、さらに第1の絶縁膜131も異方性エツチングによ
り除去してエミッタのポリシリコン喚72.第1の絶i
膜132を形成する。この侵、レジストパターン40を
除去する(第4D図)6次に、ウェハに低温のウェット
酸化を論ずと、n形のポリシリコン膜、すなわちエミッ
タのポリシリコン!1172の露出した表面に厚い酸化
膜が形成され、イントリンシックベー、21140.ポ
リシリコン履60.フィールド酸化11II31.高濃
度のコレクタ層27の露出した表面に薄い勿化膜が形成
される。この後、ウェハをドライブすることによってエ
ミッタのポリシリコン膜72から砒素をイン;・リンシ
ックベース層140に拡散させエミッタ層15を形成す
る。この後、ウェハ全表面をフ・ソ酸などでわずかにエ
ツチングしてイントリンシックベース層140表面、ポ
リシリコン層60表面および高濃度のコレクタ層27表
面から薄い酸化膜を除去する。この後、ウェハ全表面に
スパックあるいは蒸着法によりPt 、Mo 、W、T
+などの高融点金属を被着し、続いて、ウェハを不活性
ガス中あるいは窒素ガス中で高温(約500〜600℃
)処理して高融点金属と下地膜のシリコンとを反応させ
金属シリサイド膜を形成する。
このとき、下地膜のフィールド酸化膜31表面では高融
点金属はシリサイド反応せずそのまま残る。
未反応の高融点金属と金属シリサイド膜とは選択的にエ
ツチングが可能であるので、これによってイントリンシ
ックベース層140表面、ベース電極取出用のポリシリ
コン層60表面、および高濃度のコレクタ層27表面に
金属シリサイド膜160が形成される〈第4E図)、次
に、ウェハ全表面に、CVOシリコン酸化膜ヤPSG 
(フォスホシリケートガラス)などからなる第2の絶縁
膜230を付着させろく第4F図)。次に、フォトリソ
グラフィにより第2の絶縁II 230の所定部にコン
タクト孔を開孔し、これらコンタクト孔に金属、たとえ
ばA11Siのベース電t!!24.エミッタM極25
およびコレクタ電極26を形成し、このようにして、第
3図の5COT型トランジスタが完成される。
[発明が解決し・ようとする問題点] 従来の5COT型トランジスタは、ベース抵抗を低く抑
えることができろという特徴があるが。
エミッタのポリシリコン111172とイントリンシッ
クベース層140表面の金属シリサイド膜160との短
絡を防止する必要があるため、マスクずれを考えると第
1の絶縁膜131 (132)に形成するコンタクト孔
のエツジからエミッタのポリシリコン膜72のエツジま
での距離、すなわち第5図に示す距F11aを十分とら
なければならない。ここで、46はコンタクト孔である
。また同様に、第2の絶縁膜230にコンタクト孔を形
成してエミッタ電極25を外部に取出すときも、マスク
ずれが発生すると第6図に示すようにコンタクト孔47
が形成されエミッターベース間の短絡が生じる。したが
って、この型のトランジスタでは、第1の絶!!111
1131(132>に開孔するコンタクト孔46はフォ
トリソグラフィにより微細化は可能であるが、エミッタ
ーベース間の短絡を避けるためには第5図に示すエミッ
タのポリシリコン膜72の幅1)、あるいは上記距Wi
aを縮めることはできない。これはひいてはトランジス
タ自身の大きさが規定されるということであり、トラン
ジスタの高集積化に対して不利であるという問題点があ
った。また、マスクの重ね合わせずれによってトランジ
スタの不良が発生しなくともトランジスタ特性のばらつ
きは発生するので、安定なトランジスタ特性が得られな
いという問題点もあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ベース抵抗の低い、かつ安定な特性の、かつ
極めて小さな寸法のトランジスタを製造することができ
る半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この光明に係る半導体装置の製造方法は、シリコン塁板
表面の所定部に選択的に素子間分離用の分w1絶縁表を
形成し、シリコン基板の露出した表面にエピタキシセル
層を、分離絶縁膜表面にポリシリコン層を形成し、全表
面に、第1のポリシリコン膜、第1のシリコン窒化膜、
第2のポリシリコン膜、第2のシリコン窒化膜および第
1のシリコン酸化膜をこの順序で形成し、第1のシリコ
ン酸化膜、第2のシリコン窒化膜、第2のポリシリコン
膜、第1のシリコン窒化膜および第1のポリシリコン膜
にエツチングと熱酸化を施してセルファライン的にエピ
タキシャル層表面の中央部にのみ第1のシリコン窒化膜
で覆われたエミッタの第1のポリシリコン膜を残し、こ
の残った第1のポリシリコン膜の露出した表面およびエ
ピタキシャル層の露出した表面を熱酸化して第3のシリ
コン酸化膜を形成し、エピタキシャル層表面に外部ベー
ス層を、この外部ベース層表面の中央部にエミッタ層を
形成し、上記残った第1のポリシリコン膜の側壁部に第
3のシリコン酸化膜の一部を残し、外部ベース層の露出
した表面およびポリシリコン層の露出した表面に高融点
金属シリサイド膜を形成し、全表面に、第3のポリシリ
コン膜、第3のシリコン窒化膜、第4のポリシリコン膜
、第4のシリコン窒化膜および第4のシリコン酸化膜を
この順序で形成し、第4のシリコン酸化膜、第4のシリ
コン窒化filおよび第4のポリシリコン膜にエツチン
グと熱酸化を施してセルファライン的に第3のシリコン
窒化膜表面の中央部に上記残った第1のポリシリコン膜
の幅と同程度の幅の第5のシリコン酸化膜を形成し、第
3のシリコン窒化膜と第3のポリシリコン膜にエツチン
グと熱酸化を施してセルファライン的に、第1のシリコ
ン窒化膜表面の一部、上記残した第3のシリコン駿化膜
表面および金属シリサイド膜表面に第6のシリコン酸化
膜を形成し、第6のシリコン酸化膜に第1のシリコン窒
化膜に達するコンタクト孔をセルファライン的に形成し
、このコンタクト孔を通して第1のシリコン窒化膜の一
部をエツチングにより除去してエミッタの第1のポリシ
リコン膜表面の一部を露出させる方法である。
[作用] この発明においては、ベース−エミッタ間の絶縁がセル
ファライン技1kを使って行なわれるので、ベース・エ
ミッタ間の絶縁を対称的にかつその距離を短くすること
ができる。また、従来のフォトリソグラフィを使用する
ことなく微細パターンを形成することができるため、フ
ォトリソグラフィにおけるマスクの重ね合わせずれの問
題を考慮する必要がなくなるとともに、トランジスタ特
性のばらつきの発生が抑えられる。
また、エミッタ電極取出用のコンタクト孔の形成もセル
ファライン的に行なわれるので、mtia、なエミッタ
に対してもマスク合わせなしに上記コンタク1〜孔をエ
ミッタ層上に正確に開孔できる。
また、シリコン塁板表面の所定部に分M絶#1膜を形成
し、この分離絶縁膜間に選択エピタキシャル法により素
子分m領域となるエピタキシャル層を形成するので、従
来の選択酸化法で見られるバーズ・ピーク、バーズ・ヘ
ッドのない形状の分離!8縁膜が得られ、素子領域を有
効に使うことができる。
また、外部ベース層表面およびベース電極取出用のポリ
シリコン層表面に金属シリサイド膜を形成することによ
ってトランジスタのベース抵抗を下げることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は、この発明の実施例に係るnpn トランジス
タの構造を示す断面図である。図において、シリコン基
板1表面に低抵抗の高濃度層からなるフローティング・
コレクタ層2が形成されている。
シリコンW+fi1.フローティング・コレクタ層2表
面に素子間分離用の酸化膜からなる分離絶縁膜30が形
成されており、フローティング・コレ9912表面に分
離絶縁膜30に挾まれてエピタキシセル廖5および低抵
抗の高濃度層からなるコレクタ層27が形成されている
。エピタキシャル層5表面に外部ベース層14が形成さ
れており、この外部ベース層14表面にエミッタ層15
が形成されている。エミッタ層15表面にエミッタのポ
リシリコンII 70が形成されており、このポリシリ
コン!170の側壁部にシリコン酸化膜130が形成さ
れている6ポリシリコンg170.シリコン酸化!11
30表面にシリコン窒化!11180が形成されている
。6はポリシリコン層であり、ポリシリコン116.外
部ベース層14.コレクタ層27表面に金属シリサイド
I!116が形成されている。23はシリコン酸化膜で
あり、ベース電極24、エミッタ電極25およびコレク
タ電極26はそれぞれシリコン酸化!1123に設けら
れたコンタクト孔を通してポリシリコン層6表面の金属
シリサイド111116、エミッタのポリシリコン膜7
0およびコレクタIt!127表面の金属シリサイド膜
16に接続されている。ベース電極24に金属シリサイ
ド膜16を介して接続されているポリシリコン層6はベ
ース電極取出用のものである。
第2A図〜第2R図は、第1図のnpn l−ランジス
フの製造方法の主要工程段階における状態を示す断面図
である。この製造方法について説明すると、まず、シリ
コン蔦板1表面に低抵抗の高濃度層からなる70−ティ
ング・コレクタ層2を形成し、この後、シリコン基板1
.フローティング・コレクタ層2表面にシリコン酸化膜
などからなる絶U、膜3を形成する。この後、絶縁81
33表面のベース・エミッタ、コレクタ領域を形成すべ
き部分以外の部分にレジストパターン4を形成する(第
2A図)。次に、レジストパターン4をマスクに絶縁1
1A3を異方性エツチングして分離絶11jl130を
形成する。このとき、等方性エツチングし・でもよいが
、サイドエツチング署の少ない異方性エツチングの方が
好ましいく第2B図)。次に、選択エピタキシャル法を
用いて絶縁膜3の露出した表面にシリコンをエピタキシ
セル成長させる。このとき、絶縁III 3表面にはn
形のエピタキシャル層5が成長するが、分離絶縁ll1
30表面にはポリシリコン層6が成長する。また、エピ
タキシャル層5とポリシリコン層6との境界部近傍に段
差部56が形成される〈第2C図)。次に、全表面に、
n形不純物とp形不純物とを導入した第1のポリシリコ
ン膜7.第1のシリコン窒化118.第2のポリシリコ
ン膜9、第2のシリコン窒化膜10および第1のシリコ
ン酸化膜11をCV[)(化学気相成長)によりこの順
序で被着させる(第2D図)。なお、第2D図より以降
は、説明の便宜上図の倍率を変える。次に、第1のシリ
コン酸化[111を異方性エツチング(RIEなど)す
る。このとき、第2のシリコン窒化ll110表面の段
差部56に対応してできた段差部57に第1のシリコン
酸化ff1110が残る(第2E図)。次に、第1のシ
リコン波化ll1110をマスクとして第2のシリコン
窒化膜10をエツチングし第2のシリコン窒化ll11
00を形成する〈第2F図)。次に、第1のシリコン酸
化膜110をエツチング除去し、°第2のシリコン窒化
膜100をマスクとして第2のポリシリコン1119を
熱酸化する。このとき、第2のシリコン窒化膜100の
ない部分の第2のポリシリコンM9のみが選択的に酸化
され、第2のシリコン酸化膜12が形成される。そして
、90は第2のシリコン窒化膜100直下に残った第2
のポリシリコン膜である(第2G図)。次に、全表面に
レジスト(図示せず)を塗布してエッチバックを行ない
分離絶縁gl130上にある第2のシリコン酸化膜12
を除去し、この後、第2のシリコン窒化膜i oo、第
2のポリシリコン1l190をエツチングにより除去し
、エピタキシャル層5上にある第2のシリコン酸化11
12のみ残す〈第2H図)。
次に、第2のシリコン酸化IW12をマスクとして第1
のシリコン窒化膜8.第1のポリシリコン膜7を選択的
にエツチング除去し第1のシリコン窒化膜80.第1の
ポリシリコン11170を形成する。
この後、第2のシリコン酸化膜12をエツチング除去す
る(第2■図)。次に、全表面を熱酸化し第3のシリコ
ン酸化膜13を形成する。このとき。
エピタキシャル層5表面およびポリシリコン116表面
は酸化が進み、特に第1のポリシリコンff1170の
1llII壁部にも第3のシリコン膜が形成される〈第
2J図)。次に、全表面からポロンをイオン注入し、さ
らに第1のシリコン膜70からn形不純物とp形不純物
を拡散させて、外部ベース!l114、ベース層(図示
せず)およびエミッタ層15を形成する(第2に図)、
次に、全表面を異方性エツチングして第3のシリコン酸
化膜13を除去する。このとき、第1のシリコン窒化膜
8o直下の第3のシリコン酸化膜13はエツチングされ
ずに第3のシリコン酸化f!$130どして残る(第2
L図)。次に、全表面に高融点金属を蒸着かあるいはス
パッタ法などにより被着させ、この後、熱処理を不活性
ガス中で行なうとシリコン面が露出しているエピタキシ
ャル層5.ポリシリコン層6表面にのみ金属シリサイド
膜16が形成される(第2M図)。次に、全表面に、第
3のポリシリコン!117.第3のシリコン窒化膜18
、第4のポリシリコン膜19、第4のシリコン窒II!
I20および第4のシリコン酸化膜21をCVD法など
によりこの順序で形成する(第2N図)。次に、第4の
シリコン酸化11121を異方性エツチングする。この
とき、第4のシリコン窒化膜20表面の段差部56に対
応してできた段着部58に第4のシリコン酸化II 2
10が残る。この後、第4のシリコン酸化ffQ210
をマスクとして第4のシリコン窒化膜20をエツチング
し第4のシリコン窒化11m200を形成する(第20
図)。次に、第4のシリコン酸化N210をフッ酸など
でエツチング除去し、この後、第4のシリコン窒化g1
200をマスクとして第4のポリシリコン膜19を熱酸
化する。このとき、第4のシリコン窒化g!200のな
い部分の第4のポリシリコン膜19のみが酸化されて第
5のシリコン酸化l1122が形成され、第4のシリコ
ン窒化膜200直下には第4のポリシリコンl1190
が残る。この後、第4のシリコン窒化膜200を熱した
燐酸などでエツチング除去する(第2P図)、、次に、
第4のポリシリコン膜190をエツチング除去し、この
後全表面にレジスト(図示せず)を塗布してエッチバッ
クを行ない分離絶縁膜30上にある第5のシリコン酸化
膜22を除去し、エピタキシャル層5上にある第5のシ
リコン酸化it!22のみを残す(第2Q図)。
次に、第5のシリコン酸化膜22をマスクとして第3の
シリコン窒化ff!118をエツチング除去し、この後
、第5のシリコン酸化1!122をフッ酸などでエツチ
ング除去する。この後、第5のシリコン酸化FA22直
下に残った第3のシリコン窒化膜18をマスクとして第
3のポリシリコン膜17を熱酸化し第6のシリコン酸化
It!123を形成する。この後、残った第3のシリコ
ン窒化膜18とこの第3のシリコン窒化膜18直下の第
3のポリシリコン膜17をエツチング除去しコンタクト
孔45を形成する(第2R図)、次に、コンタクト孔4
5を通して第1のポリシリコンII 70表面の第1の
シリコン窒化膜80の一部をエツチング除去して第1の
ポリシリコンミツ0表面の一部を露出させ、またフォト
リングラフィによりベース電極取出用のポリシリコン@
6上およびコレクタ層27上で第6のシリコン酸化II
!123にコンタクト孔を開孔する。この後、これらコ
ンタクト孔に金属、例えばAQSiのベース電極24、
エミッタ電極25およびコレクタ11i1126を形成
し、このようにして第1図のnpn トランジスタが完
成される。
ニス上のような方法でnpn トランジスタを製造する
と、 ■ フォトリソグラフィを用いることなくセルファライ
ン技術によりエミッタの第1のポリシリコン膜70のま
わりに対称的に第3のシリコン酸化膜130.第1のシ
リコン窒化I!W80を形成するので、外部ベース層1
4−エミッタの第1のポリシリコン膜7o間の絶縁が確
実に行なわれてベース−エミッタ間の短絡が防止される
。また、ベース−エミッタ間の距離をセル7アライン的
に定めているので、ベース・エミッタ領域の形成におい
てマスクの雷ね合わせのマージンを見込む必要がなく、
ベース−エミッタ間の距離を短くすることができ、エミ
ッタ・ベースfRMをフォトリソグラフィを用いろ場合
より小さく加工できる。このため、トランジスタ寸法を
極めて小さくでき、トランジスタの高集積化、高速化が
可能となる。また、フォトリソグラフィにおけるマスク
の盾ね合わせずれによるトランジスタのばらつきの発生
が抑えられ、安定なトランジスタが得られる。さらに、
ベース−エミッタ間の距離を短くすることはベース抵抗
の低減につながる。
■ エミッタ電極25取出のためのコンタクト孔45の
形成もセルファライン的に行なわれるので、微細なエミ
ッタのポリシリコン膜70.エミッタ層15に対してマ
スクの重ね合わせなしにエミッタの第1のポリシリコン
Mtj470上に正確にコンタクト孔45を開孔でき、
エミッタ?!i極25の形成によるベース−エミッタ間
の短絡が発生することはない。
■ シリコン基板1.フローティング・コレクタ層2表
(2)の所定部に分離絶縁膜3oを形成し、この分配絶
縁膜30間に選択エピタキシャル成長法により素子fj
ATfiとなるエピタキシャル層5を形成するので、バ
ーズ・ピーク、バーズ・ヘッドのない分N1絶縁膜30
が得られる。このため、素子領域を有効に使うことがで
き、上記■のエミッタ・ベース領域の小さな加工と相俟
ってさらにトランジスタ寸法を小さくすることができる
■ 外部ベース層14表面およびベース電極取出用のポ
リシリコン層6表面に金属シリサイド膜16が形成され
るので、ベース抵抗を下げることができる。また、この
外部ベース層14はエミッタの第1のポリシリコン摸7
0.エミッタ層15付近まで低抵抗化されているので、
ベース′ri極24取出のためのコンタクトをエミッタ
の第1のポリシリコン170.エミッタ層15の遠くで
行なっても問題はない。また1選択エピタキシャル成長
法によって分子fi絶縁膜30表面に形成されたポリシ
リコンFfi 6はそのままベース電極24取出用とし
−C利用できる。
なお、上記実施例では、npn トランジスタを製造で
る場合について示したが、この発明はpnpトランジス
タをTlA造する場合シニも適用することができる。
[発明の効果〕 以上のようにこの発明によれば、選択エピタキシャル成
長法により分離絶縁膜間に素子領域となるエピタキシャ
ルj清を形成し、フォトリソグラフィを使用することな
くセルファライン技術によりエミッタ・ベース領域を形
成し、外部ベース畷表面およびベース電極取出用のポリ
シリコン層表面に金属シリサイド膜を形成するので、ベ
ース抵抗の低い、かつ安定な特性の、かつ極めて小さな
寸法のトランジスタを製造することができる半導体装置
の製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例に係るnpn トランジス
タの構造を示す断面図である。 第2A図〜第2R図は、第1図のnpnトランジスタの
製造方法の主要工程段階における状態を示す断面図であ
る。 第3図は、従来の5COT型トランジスタの構造を示す
断面図である。 第4A図〜第4F図は、第3図の5COT型トランジス
タの製造方法の主要工程段階における状態を示す断面図
である。 第5図は、従来の5COT型トランジスタにおけるエミ
ッタ付近の構造を示す拡大断面図である。 第6図は、従来の5COT型トランジスタにおけろエミ
ッタ付近でコンタクトがマスクの重ね合わせずれを起こ
した場合の構造を示す拡大断面図である。 図において、1は半導体基板、2はフローティング・コ
レクタ層、3はwA縁膜、30は分離絶縁膜、4はレジ
ストパターン、5はエピタキシャル層、6はポリシリコ
ン層、14は外部ベース層、15はエミッタ層、16は
金属シリサイド膜、7゜70は第1のポリシリコン膜、
9.90は第2のポリシリコン膜、17は第3のポリシ
リコン膜。 19.190は第4のポリシリコン膜、8.80は第1
のシリコン窒化1181.10.100は第2のシリコ
ン窒化膜、18は第3のシリコン窒化膜。 20.200は第4(f)シリ’:3ン”ll化II!
、11.110は第1のシリコン酸化膜、12は第2の
シリコン酸化膜、13.130は第3のシリコン酸化膜
、21,210は第4のシリコン酸化膜、22は第5の
シリコン酸化膜、23は第6のシリコン酸化膜、24は
ベース電極、25はエミッタ電極、26はコレクタ電極
、27はコレクター、28はイオン注入層、45はコン
タクト孔、56.57゜58は段差部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1導電形のシリコン基板表面の所定部に選択的に素子
    間分離用の分離絶縁膜を形成する工程と、前記シリコン
    基板の露出した表面にシリコンのエピタキシャル成長を
    行ない、該シリコン基板表面にエピタキシャル層を、前
    記分離絶縁膜表面にポリシリコン層を形成する工程とを
    備え、 前記エピタキシャル層と前記分離絶縁膜との境界部近傍
    に段差部が形成されて前記エピタキシャル層表面に凹部
    が形成されており、 全表面に、第1導電形の不純物を含む第1のポリシリコ
    ン膜、第1のシリコン窒化膜、第2のポリシリコン膜、
    第2のシリコン窒化膜および第1のシリコン酸化膜をこ
    の順序で形成する工程と、前記第1のシリコン酸化膜を
    全面異方性エッチングし、前記段差部表面に前記第1の
    シリコン酸化膜の一部を残す工程と、 前記残った第1のシリコン酸化膜をマスクとして前記第
    2のシリコン窒化膜をエッチングにより選択的に除去し
    、該残つた第1のシリコン酸化膜直下に該第2のシリコ
    ン窒化膜の一部を残す工程と、 前記残つた第1のシリコン酸化膜をエッチングにより除
    去する工程と、 前記残った第2のシリコン窒化膜をマスクとして前記第
    2のポリシリコン膜を熱酸化し、前記凹部の中央部上お
    よび前記分離絶縁膜上で該第2のポリシリコン膜を第2
    のシリコン酸化膜にする工程と、 エッチバックにより前記分離絶縁膜上の前記第2のシリ
    コン酸化膜を除去する工程と、 前記残つた第2のシリコン窒化膜および該残つた第2の
    シリコン窒化膜直下の前記第2のポリシリコン膜をエッ
    チングにより除去する工程と、前記凹部の中央部上の前
    記残つた第2のシリコン酸化膜をマスクとして前記第1
    のシリコン窒化膜および前記第1のポリシリコン膜をエ
    ッチングにより選択的に除去し、該残つた第2のシリコ
    ン酸化膜直下に該第1のシリコン窒化膜の一部および該
    第1のポリシリコン膜の一部を残す工程と、前記残った
    第1のシリコン窒化膜をマスクとして前記残つた第1の
    ポリシリコン膜の露出した表面および前記エピタキシャ
    ル層の露出した表面を熱酸化して第3のシリコン酸化膜
    を形成する工程と、 全表面から第2導電形の不純物を前記エピタキシャル層
    にイオン注入して該エピタキシャル層表面に外部ベース
    層を形成する工程と、 前記残った第1のポリシリコン膜から前記第1導電形の
    不純物を前記外部ベース層に拡散して該外部ベース層表
    面にエミッタ層を形成する工程と、前記残った第1のシ
    リコン窒化膜をマスクとして前記第3のシリコン酸化膜
    を全面異方性エッチングし、前記残つた第1のポリシリ
    コン膜の側壁部に該第3のシリコン酸化膜の一部を残す
    工程と、前記外部ベース層の露出した表面および前記ポ
    リシリコン層の露出した表面に高融点金属を付着させ、
    これらを熱処理して該外部ベース層の表面および該ポリ
    シリコン層の表面に金属シリサイド膜を形成する工程と
    、 全表面に、第3のポリシリコン膜、第3のシリコン窒化
    膜、第4のポリシリコン膜、第4のシリコン窒化膜およ
    び第4のシリコン酸化膜をこの順序で形成する工程と、 前記第4のシリコン酸化膜を全面異方性エッチングし、
    前記第4のシリコン窒化膜表面の前記段差部に対応して
    形成された段差部表面に前記第4のシリコン酸化膜の一
    部を残す工程と、 前記残つた第4のシリコン酸化膜をマスクとして前記第
    4のシリコン窒化膜をエッチングにより選択的に除去し
    、該残つた第4のシリコン酸化膜直下に該第4のシリコ
    ン窒化膜の一部を残す工程と、 前記残った第4のシリコン酸化膜をエッチングにより除
    去する工程と、 前記残つた第4のシリコン窒化膜をマスクとして前記第
    4のポリシリコン膜を熱酸化し、前記凹部の中央部上お
    よび前記分離絶縁膜上で該第4のポリシリコン膜を第5
    のシリコン酸化膜にする工程と、 前記残つた第4のシリコン窒化膜および該残つた第4の
    シリコン窒化膜直下の前記第4のポリシリコン膜をエッ
    チングにより除去する工程と、エッチバックにより前記
    分離絶縁膜上の前記第5のシリコン酸化膜を除去する工
    程と、 前記凹部の中央部上の前記残つた第5のシリコン酸化膜
    をマスクとして前記第3のシリコン窒化膜をエッチング
    により選択的に除去し、該残つた第5のシリコン酸化膜
    直下に該第3のシリコン窒化膜の一部を残す工程と、 前記残つた第5のシリコン酸化膜をエッチングにより除
    去する工程と、 前記残つた第3のシリコン窒化膜をマスクとして前記露
    出した第3のポリシリコン膜を熱酸化し、該第3のポリ
    シリコン膜の該残つた第3のシリコン窒化膜直下以外の
    部分を第6のシリコン酸化膜にする工程と、 前記残つた第3のシリコン窒化膜および該残った第3の
    シリコン窒化膜直下の前記第3のポリシリコン膜をエッ
    チングにより除去して前記残った第1のシリコン窒化膜
    に達するコンタクト孔を形成する工程と、 前記コンタクト孔を通して前記残つた第1のシリコン窒
    化膜の一部をエッチングにより除去し前記残つた第1の
    ポリシリコン膜表面の一部を露出させる工程とを備えた
    半導体装置の製造方法。
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