JPS62209691A - 媒体搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は挿入された媒体のうち規定の大きさの媒体のみ
取り込む媒体搬送装置において、対のセンサと対のセン
サ出力の出力に応じた搬送制御との組み合せにより、対
のセンサ間の距離より短かい媒体の検出、排出及び媒体
そのものの抜き取り検出を可能にした。

〔産業上の利用分野〕

媒体検出センサにより媒体の有を検出し、規定の大きさ
の媒体のみ取り込み搬送する媒体搬送装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、現金取引装置の現金挿入口、カードの挿入口に挿
入された媒体を装置内に取り込む装置においては、媒体
の大きさを内部のセンサ等で検出ものは放出し、規定の
大きさの媒体のみ取り込むように構成されている。

第３図は従来技術の搬送装置の側面図である。

同図において、１は媒体である。２は挿入口であり、媒
体１を挿入する挿入口である。３は第１センサであり、
４は第２センサであシ、７は第３センサでアリ、夫々の
センサとも媒体１の有を検出し、出力信号を発する。５
は搬送用ローラである。

６はシャッターであり、１つの媒体［−処理中に他の媒
体の通路への混入を防止するものである。

９はモータであり、１０はベルトである。Ｓｌ。

Ｓ２．Ｓ３は検出信号であり、媒体を検出した第１セン
サ３、第２センサ４及び第３センサ７から夫々発信され
る信号である。ＭＳはモータ動作信号である。

尚、通路中筒１センサ３は、挿入口２のに対し筐体の内
側にあシ、第２センサ４は挿入口２に対し、更に第１セ
ンサの後段に存在する。また第３センサは第１センサと
第２センサの間に装備されている。

以下第３図における装置の動作の説明を行う。

装置が媒体ｌを受は入れる場合には、シャッター６はＡ
側にあう、挿入口２は開放されている。

開放されている挿入口２に媒体１が挿入され第１センサ
により媒体１の有を検出すると、第１センサ３は検出信
号Ｓ、を制御部８に送信する。検出信号Ｓａｔ受信した
上記制御部８はモータ動作信号ＭＳをモータ９に送信し
、モータを回転させベルトラ介し、搬送用ローラ５の回
転を始める。

媒体１が更に挿入され、搬送用ローラ５に達すると搬送
用ローラ５は媒体１を第２センサ側に搬送すると共にＡ
側にあったシャッター６はＢ側に移し 動儂、挿入口２を閉鎖する。搬送用ローラ５で搬送され
た媒体１が第１センサ３と第２センサ４の間に到達した
場合、もし媒体１の長さが第１セ／す３と第２センサ４
の間の距離よシ短い場合には、第１センサ３及び第２セ
ンサ４では検出不可能となる。その際、第３七ンサ７に
よシ、上記媒体１が第１センサ３と第２センサ４の間に
存在すること全検出する。即ち、第３センサ７Ｆｉ上記
制御部８に検出信号Ｓ、を送信する。検出信号Ｓｅｅ受
信した上記制御部８は、媒体１が第１センサ３と第２セ
ンサ４の間に存在することを検知し、更に搬送動作を続
ける。

然し、媒体１′ｆｔ第３センサ７が検出しなかった待合
、検出信号Ｓ、は発信されず、上記制御部８は、媒体１
は抜き取られたものと判断し、搬送動作を停止する。次
に、媒体挿入者に指示を出し、次の取引が行える状態に
なる。第３センサ７に検出された媒体１を、更に搬送し
第２センサでも検出可能となると、更に搬送用ローラ５
は媒体１の搬送を続行する。

第２センサ４で検出された媒体１は、甲示しない処理部
へ搬送され処理される。

この場合の処理とは、例えば装置が自動預金支払機（以
下ＡＴＭと称する）であシ媒体１が磁気カード（以下Ｍ
Ｃと称する）であるとするとＭＣｔ取り込んだＡＴＭは
装置内でＭＣの磁気ストライプの読み取りエンボスのプ
リントを行う。

前記処理部で処理をほどこされた媒体１は、搬送用ロー
２５により装宜外へ放出するか、または装置内に格納す
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

挿入口２より挿入された媒体１を検出するセンサーは、
媒体１の＠を考え横方向に数箇所設けなくてはならない
。また、第１センサ３と第２センサ４との間に第３セン
サ７を設けたとしても第３センサ７により、第１センサ
３でも第２センサ４でも検出できない短い媒体１ｔ−検
出できるとは限らず、第１センサ３と第３センサ７ｔた
第３センサと第２センサの間の距離よ）短い長さの媒体
１が存在することもある。このため、第１センサ３と＠
２センサ４の間にセンサを数箇所設けなければならなく
なる。

る場合、媒体１が抜きとられたものなのか否かが判別で
きないため確実な媒体の有無を検出するにはセンサの個
数を多くしなければならない。

この結果、センサの個数が増え装置価格が上がる０ 〔問題を解決するための手段〕 第１図は囚本発明の原理を示す側面図である。

同図において、第３図と同じものには同符号を符す。

挿入口２より取シ込んだ媒体１を第１センサ３が検出す
ると同時にこの媒体１は、Ｍ２センサ４側に搬送ローラ
５により搬送される。この搬送により、第１センサ３が
検出できなくなり、シかも第２センサ４でも検出できな
いような短い媒体１のとき第１センサ３及び第２センサ
４で検出不能となった時点で制御部８は搬送用ローラ５
を駆動して媒体１の放出動作を行い、第エセンサで検出
可能な位置まで戻し、再度第１センサ３で媒体ｌの有無
を検出する。

〔作　用〕

上記したような構成により、検出セｙすの個数を減らす
ことが可能であム　しかも確実な媒体の検出が可能とな
った。

即ち、一旦第１センサで検出した媒体を搬送することに
より第１センサ及び第２センサ共に検出不能な規定の大
きさ以下の媒体を挿入口に放出動作を行い、再び第１セ
ンサで検出し、媒体の存在を検出すれば媒体の抜取シが
否かの検出も兼用できる０しかも、規定の大きさ以下の
媒体は装置内に取り込まず装置外に放出してしまうが、
上記の検出動作が即放出動作であるため、装置の動作に
無駄がなくなる。

〔実施例〕

第１図の）〜（Ｄは、各々第１図（４）に示す装置の搬
送状態を示す因である。

即ち、第１図０３＋は、所定の長さの媒体が挿入された
ときの装置の側面図であシ、第１図（Ｏは、所定の長さ
より短かい媒体が挿入されたときの装置の側面■でｉｈ
す、第１図０は媒体が一旦挿入された後、抜き取られた
ときの装置の側面図であり、第２図は装置の制御部の処
理を示す流れ図である。

各図において、第３図と同一には同符号を符す。

第２図の制御部の処理を示す流れ図に沿って各部分の動
作の説明を行う。

制ｆ＃部８は外部指示判別ステップ２１により、外部よ
シ取引を行うとの指示がありたことを判別すると、シャ
ッター開放ステップ２３によりそれまでＢ側にあり挿入
口２を閉鎖していたシャッター６をＡ側に移動し、挿入
口２を開放し媒体１が挿入可能な状態にする。挿入口２
に媒体１が挿入されたことｔ−第１センサ３で検出する
と、第１センサ３は制御部８へ検出信号Ｓ、を送信する
。

検出信号Ｓ１を制御部８が受信すると、第１センサ媒体
有ステップ２３により、第１センサ３が媒体１を検出し
たと判別し、搬送動作ステラプスを行う。搬送動作ステ
ップ２４を行うことによシモータ９にモータ動作信号Ｍ
Ｓを送信し、モータ９を動作させる。ベルト１０をＣ方
向に動かすことにより搬送用ロー２５を回転させ、媒体
ｌを装置内に取り込むための吸入動作を行う。吸入動作
全行うことによシ、第１図０３）のよう忙第１センサ３
でも第２センサ４でも検出可能となり、第２センサ４が
媒体１を検出し、検出信号Ｓ！を制御部８へ送信する。

検出信号Ｓ、を受信した制御部８は、シャッター６をＡ
側からＢ側に動かし、挿入口２を閉鎖する。挿入口２を
シャッター６により閉鎖して次の媒体の混入を防止する
と同時に制御部８は、媒体１が所定の長さの媒体である
と判断する。この場合の「所定の長さ」とは媒体処理に
おいて、搬送、鑑別等の処理に支障がない程度の長さで
ある。

挿入口２をシャッター６で閉鎖したのち、更に吸入勤人
を搬送動作ステップ２７によシ続行し、媒体処理ステッ
プ２８を行い、放出又は格納ステップ２９ｔ−行い、媒
体処理が終った媒体ＩＸ！ｉ−放出は格納して取引を終
了する。もし、第２センサ媒体有ステップ２５を行う際
、媒体無と制御部８が判別し、第１センサ媒体有ステッ
プ２３に戻り、第１センサ媒体有ステップ２３でも媒体
無と判別した場合、つまシ第１図（Ｑのように媒体ｌが
第１センサと第２センサの間の距離より短かい長さであ
り、第１センサ及び第２センサでの検出が不可能となっ
た状態である。

上記状態になった場合は、シャッター閉鎖ステップ３０
により、シャッター６をＡ側からＢ側に移動し、挿入口
２を閉鎖することにより、別の媒体が混入することを防
止する。挿入口２をシャッター６により閉鎖すると、制
御部８は放出動作つまり、挿入口２側へ媒体１を搬送す
るようにモータ９にモータ動作信号ＭＳ′ｔ−送信する
。

モータ９はモータ動作信号ＭＳｔ−受信し、ベルト１０
をＤ方向に動かし、搬送用ローラ５ｔ−放出動作させ媒
体１を挿入口２側へ搬送する。

制御部８は搬送することにより、再び第１センサで検出
可能な位置に媒体１がさしかかると第１センサが媒体の
有を検出したか否かを第１センサ媒体有ヌテップ３２に
よシ判別する。

判別した結果が媒体有である場合、媒体１の長さが短か
く処理できないため、シャッター開放ステップ３３によ
シ、シャッターをＢ側からＡ側に移動し、挿入口２ｔ−
開放し、媒体１を放出し、媒体挿入者にメツセージ等で
次の処置を指示し、次取引の行える状態にする。

この場合の「抜き取られたもの」とは第１図■）のよう
に−足挿入口２に挿入し、第１センサ３で媒体の有を検
出したが、この直後媒体挿入者によシ、シャッター６が
挿入口２を閉鎖する前に抜き取られてしまい、第１セン
サ３及び第２センサ４で媒体１の検出が可能になった状
ａを示す。

前記の構成により、センサの個数を削減して安価な装ｆ
＃ｔを提供できる。また、規格より短かい媒体をローラ
ー間隔のまばらな内部搬送系まで引込む必要がないので
確実な返却動作ができる。

特に、自動取引装置のような、無人化装置では、抜取り
と規格外の媒体の区別が明確にできるので、顧客に対し
て抜取フの場合例えば、「媒体をもう一度お入れ下さい
１着あるいは、規格外で返却の場合「この媒体はお取り
扱いできません」等の適確な案内が可能となる。

また、規格外媒体を装置内に引込むことがないので、ジ
ャム等による装置の休止も低下する。

〔効果〕

上述したように本発明ではセンサの個数を削減でき、装
置の価格を下げることができ、更に、また、検出、搬送
動作の無駄をなくすとともに、媒体の抜取なのか、短小
媒体の挿入なのかを確実に検出できる。

【図面の簡単な説明】

第１図囚は本発明の詳細な説明するための側面図であり
、第１図（６）は所定の長さの媒体が挿入されたときの
装置の側面図であり、第１図（Ｏは所定の長さよシ短か
い媒体が挿入されたときの装置の側面図でちゃ、第１図
０は媒体が一旦挿入された後、抜き取られたときの装置
の側面図であり、第２図は装置の制御部の処理警示す流
れ図であシ、第３図は従来技術の装置の側面図である。 １は媒体であり、２は挿入口であり、３は第１センサで
あり、４は第２センサであシ、５は搬送用ローラであシ
、６はシャッターである。 応　１　図　（Ａ） 第　１　図　（Ｆ３） 第１図（Ｃ） げ 横９本カ（一旦挿入されｔこ（衰、抜ｙ重ちれＩコヒき
の表１ｎ便ｌ定図第　１　図　（ＤＩ 表置の＄制御部の処理を示す浣Ｊ〔同 第　２Ｉ２１ 従来技部１に置のイ四面図 篤３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 媒体挿入口（２）と、 挿入された媒体を搬送通路内で搬送する搬送手段（５）
   と、 媒体挿入口（２）の後段に設けられ媒体を検出する第１
   媒体検出センサ（３）と、 第１媒体検出センサ（３）の後段の搬送通路に設けられ
   た第２媒体検出センサ（４）とを有し、規定の大きさ以
   上の媒体のみを取り込み搬送する媒体搬送装置であって
   、 媒体挿入口（２）より、挿入された媒体を第１媒体検出
   センサ（３）が検出したことに基づいて、第２媒体検出
   センサ（４）側へ媒体を搬送する搬送動作を開始し、媒
   体を第１媒体検出センサ（３）で一旦検出した後第１媒
   体検出センサ（３）及び第２媒体検出センサ（４）共に
   媒体の無を検出した場合には媒体挿入口（２）側へ媒体
   を搬送する放出動作を行うよう搬送手段を制御する制御
   部（８）を有することを特徴とする媒体搬送装置。