JP2911164B2 - 媒体搬送判定装置 - Google Patents

媒体搬送判定装置

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JP2911164B2 JP5787990A JP5787990A JP2911164B2 JP 2911164 B2 JP2911164 B2 JP 2911164B2 JP 5787990 A JP5787990 A JP 5787990A JP 5787990 A JP5787990 A JP 5787990A JP 2911164 B2 JP2911164 B2 JP 2911164B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 自動預金支払機等における通帳等の媒体の搬送状態を
判定する媒体搬送判定装置に関し、 搬送中の媒体の適否判定を高速化することを目的と
し、 挿入された媒体を搬送するための搬送手段と、前記媒
体の媒体長を検出するため前記媒体搬送手段に設けられ
た媒体長検出手段と、前記媒体長検出手段の後段の前記
媒体搬送手段上に各々所定間隔で配置された少なくとも
第1,第2,第3の検知手段と、を備えた媒体搬送判定装置
において、 1つの検知手段が前記媒体を検出した場合に、前記検
知手段とその前後の検知手段との距離と、前記媒体長検
出手段で検出した媒体長とを比較し、前記媒体長が2つ
の検知手段間の距離よりも短いにも関わらず、2つの検
知手段が同時に前記媒体を検出した場合には、不適切な
媒体の混入と判断する判断手段を設けたことを特徴とす
る 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動預金支払機等における通帳等の媒体の
搬送状態を判定する媒体搬送判定装置に関する。
近年、銀行等には顧客の操作により払込、支払等を可
能にする自動預金支払機が多く設置されている。払込の
場合には、通常、顧客自身が通帳をその挿入口に挿入
し、払込指示、金額等のボタン操作と払込口に払込紙幣
の投入を行う。そして搬送手段により自動的に吸入され
た通帳は内部のコンピュータにより自動的に処理され、
所定の払込金額がプリントされて搬出される。
この際、挿入された媒体、即ち、通帳の状態は顧客自
身に任されており、第三者がチェックしている訳ではな
い。従って、例えば、紙幣を通帳に挟んだまま挿入して
その紙幣が搬送中に分かれて落ちるといったトラブル
や、前の顧客の処理中に次の顧客が挿入するといったト
ラブルが発生している。
そこで、顧客に操作を任せている自動預金支払機にお
いて、搬送中の媒体の異常を早期に検出する技術が要望
されている。
〔従来の技術〕
第6図(a)、(b)は従来技術の説明図である。図
中、A,B,C,は検知手段としてのセンサであり、10は搬送
手段としての搬送路、11は媒体としての通帳、12は媒体
に挟んであった紙幣である。挿入口から挿入された通帳
11は搬送路10上を吸入され、センサA,B,Cの順序で検出
されて、センサから出力される検出信号の条件がB=C
=1、かつA=0となるまで搬送される。ここで、
「1」は媒体が有る場合で、「0」は無い場合である。
このように、従来の搬送状態の検出はセンサの条件が
上記の条件を満足するか否かで行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図(b)に示すように、通帳に紙幣が挟まれたま
ま挿入され、それが搬送中に分かれた場合において、紙
幣12がセンサAの位置で引っ掛かり停滞しているとする
と、センサAはA=1を検出することになる。そして媒
体長の長いものか否かを検出するためにさらに搬送動作
を継続するので、通帳11は予定の位置よりもさらに奥に
搬入されてしまい、紙幣12のジャム状態はさらに悪化す
ることになる。上記のセンサの検出条件を満足せず搬送
異常と判定される。
このように、従来方法では媒体の異常を早期に発見で
きる機能がないため媒体を送り過ぎてしまい、そのため
に紙づまり(ジャム)を発生したり、紙幣12が搬送ロー
ラから外れてしまい取れなくなるという問題があった。
本発明の目的は、媒体の所定のセンサ位置への到達を
検出する処理に加え、さらに媒体長の寸法と、隣接する
2つのセンサ間の距離とを比較し、その関係が所定の条
件を満足しないときは直ちに媒体の搬送を中止すること
により、搬送中の媒体の異常を早期に発見するようにし
た媒体搬送判定装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図である。本発明は、挿入
された媒体(11)を搬送するための搬送手段(10)と、
前記媒体(11)の媒体長を検出するため前記媒体搬送手
段(10)に設けられた媒体長検出手段(13)と、前記媒
体長検出手段(13)の後段の前記媒体搬送手段(10)上
に各々所定間隔で配置された少なくとも第1,第2,第3の
検知手段(1)と、を備えた媒体搬送判定装置におい
て、 1つの検知手段が前記媒体を検出した場合に、前記検
知手段とその前後の検知手段との距離と、前記媒体長検
出手段で検出した媒体長(x)とを比較し、前記媒体長
(x)が2つの検知手段間の距離よりも短いにも関わら
ず、2つの検知手段が同時に前記媒体を検出した場合に
は、不適切な媒体の混入と判断する判断手段を設けたこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、搬送路上流側の最初の検出手段にて媒体
長を検出し、その後段に各々所定間隔で複数のセンサを
配置して最初に検出された媒体長と後続の隣接する検知
手段間の距離(d1,d2)を比較し、比較結果に基づき媒
体の搬送状態の適否を判断する。
〔実施例〕
第2図は本発明の媒体搬送判定装置の一実施例ブロッ
ク図である。図中、1は搬送路10上に配置された複数の
センサ、2は各センサのアナログ出力をデジタル変換す
るコンパレータ、3は比較、判定、搬送制御等を行うマ
ルチプロセッサ、4は処理プログラムを格納するROM、
5は媒体長を格納するRAM、6は媒体の搬送を行うモー
タ7のドライブ回路である。
第3図は本発明の説明図である。図示のように、セン
サ1〜5が搬送路10上に図示の間隔a,b,c,dで配置され
ている。挿入口から挿入される媒体の媒体長をxとす
る。ここで、間隔a,b,c,dは予め所定値に定められてい
る。また、搬送は媒体が挿入口にセットされたときに開
始し、センサ5で検出されたときに停止するものとす
る。
この場合、説明を簡単にするために、媒体は隣接する
2つのセンサにより検出されることはあるが、連続する
3つ以上のセンサによっては同時に検出されないものと
する。
第4図は本発明の処理手順を示す基本フローチャート
である。
まず、媒体が挿入口からセットされたかチェックし
(ステップ1)、セットされたときには媒体がセンサ1
を通過するときのステップ数を測定してそのステップ数
から媒体長を計算し、媒体長xをメモリRAM5に記憶して
おく(ステップ2)。媒体長が記憶された後は、媒体の
搬送と平行して媒体異常チェック処理がスタートする
(ステップ3)。この媒体搬送処理はセンサ5で媒体を
検出したときに(ステップ4)、搬送と媒体異常チェッ
クを終了するものとする(ステップ6)。
ここで、ステップ5に示す媒体異常チェック処理をさ
らに詳細に説明する。
第5図は本発明の媒体異常チェック処理の詳細フロー
チャートである。図中、「1」は媒体有り、「0」は媒
体無しである。第3図を参照しつつフローチャートを説
明する。このフローチャートはセンサ(i)で媒体が検
出されたときに、その両隣りのセンサ(i−1),(i
+1)についてその検出状態をチェックするものであ
る。
センサ2で媒体が検出された場合には(1)、センサ
1とセンサ2の間の間隔aと媒体長xを比較し(2)、
a>xの場合にはセンサ1の検出状態をチェックする
(3)。ここで、センサ1にて媒体有りであれば、本
来、距離よりも媒体長が短くセンサ1では検出しないは
ずのものがセンサ1で検出されたことになり、何か異常
物がこの間に存在することになり、異常な媒体を検出し
たとして搬送を停止しアラームを発する(15)。
ステップ3において、センサ1にて媒体無しの場合に
は、次にセンサ2とセンサ3の間の距離bと媒体長xを
比較し(4)、距離よりも媒体長が小さければセンサ3
にて媒体が有るか否か判断し(5)、媒体有りであれば
異常媒体の検出として搬送を停止しアラームを発生する
(15)。
ステップ4において距離よりも媒体長が大きい場合
と、ステップ5においてセンサ3の媒体無しの場合に
は、センサ4とセンサ5で媒体有りか否か判断し
(6)、媒体有りの場合には前述と同様にステップ15に
て搬送の停止とアラームを発生する。ステップ6にて媒
体無しの場合には最初のステップ1に戻る。
また、センサ3とセンサ4の間の距離cと、媒体長x
についてもステップ7〜10に示すように前述と同様に判
定することができる。
さらに、センサ4とセンサ5の間の距離dと、媒体長
xについてもステップ11〜14に示すように前述と同様に
判定することができる。
上述において、センサ間距離と媒体長の条件として、
連続する3つのセンサにより媒体を同時に検出すること
がないセンサ配置としたが、この条件以外の場合でも媒
体を検出したセンサと他の全てのセンサまでの距離を計
算し、その値と媒体長とを比べることにより同様の効果
を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、媒体が所定の
センサ位置への到達を検出する処理に加え、さらに媒体
長の大きさと隣接する2つのセンサ間の距離とを比較
し、その関係が所定の条件を満足しないときは直ちに媒
体の搬送を中止するようにしたので、特殊なハードウェ
アを必要とせずに搬送中の媒体の異常を早期に発見する
ことができる効果がある。さらに、既知のデータである
センサ間隔と、挿入時に測定した媒体長を比較するため
に、どのような媒体長のものを搬送する場合でもチェッ
ク可能という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明の一実施例構成ブロック図、 第3図は本発明の説明図、 第4図は本発明の基本フローチャート、 第5図は本発明の詳細フローチャート、及び 第6図(a)、(b)は従来技術の説明図である。 (符号の説明) 1……センサ群、 2……コンパレータ、 3……マルチプロセッサ、 4……ROM、 5……RAM、 6……ドライバ回路、 7……モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入された媒体(11)を搬送するための搬
    送手段(10)と、前記媒体(11)の媒体長を検出するた
    め前記媒体搬送手段(10)に設けられた媒体長検出手段
    (13)と、前記媒体長検出手段(13)の後段の前記媒体
    搬送手段(10)上に各々所定間隔で配置された少なくと
    も第1,第2,第3の検知手段(1)と、を備えた媒体搬送
    判定装置において、 1つの検知手段が前記媒体を検出した場合に、前記検知
    手段とその前後の検知手段との距離と、前記媒体長検出
    手段で検出した媒体長(x)とを比較し、前記媒体長
    (x)が2つの検知手段間の距離よりも短いにも関わら
    ず、2つの検知手段が同時に前記媒体を検出した場合に
    は、不適切な媒体の混入と判断する判断手段を設けたこ
    とを特徴とする媒体搬送判定装置。
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