JP2752132B2 - 媒体搬送方式 - Google Patents

媒体搬送方式

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JP2752132B2
JP2752132B2 JP1051201A JP5120189A JP2752132B2 JP 2752132 B2 JP2752132 B2 JP 2752132B2 JP 1051201 A JP1051201 A JP 1051201A JP 5120189 A JP5120189 A JP 5120189A JP 2752132 B2 JP2752132 B2 JP 2752132B2
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【発明の詳細な説明】 [概要] 紙幣入出金機における媒体搬送方式に関し、 ジャム発生時に復旧処理を簡単に行なうことができ、
かつ違算障害が生じない媒体搬送方式を提供することを
目的とし、 搬送路により搬送された媒体を処理部で処理する媒体
処理装置において、前記搬送路を構成する搬送部材の夫
々または数個ごとで独立した搬送系を構成するとともに
媒体を検出する媒体検出用センサを各搬送系毎に設け、
媒体検出用センサによりジャム発生を検出した場合はジ
ャムが発生した搬送系を停止し且つ先行媒体のある搬送
系を駆動を続行して処理部まで搬送し、先行媒体を処理
し、一方、後続媒体のある駆動系の駆動モータを逆転さ
せ、ゲートを介して回収部に後続媒体を回収するように
構成した。
[産業上の利用分野] 本発明は、矩形媒体を連続的に搬送し処理する装置に
おける媒体搬送方式に関する。
単票媒体を処理する紙幣入出金機等においては、連続
して搬送される媒体の一部で復旧不能のジャムが発生す
ると、ジャムの悪化を防止するため、搬送路を停止す
る。そのため全搬送路上に媒体が残留状態となり、装置
の処理を停止させざるを得なかった。
このため、復旧させるためには、ジャム媒体を含む搬
送路上の媒体の全てを除去する必要があり、処理に手間
がかかり、また多数の媒体があるため除去もれなどによ
り違算障害の原因となっていた。したがって、ジャム解
除を効率よく行なうことが必要である。
[従来の技術] 従来の媒体搬送機構としては、例えば第9図に示すよ
うなものがある。
第9図において、1は複数のローラであり、ローラ1
にはベルト2が巻回され、ベルト2は1個駆動モータ3
で駆動される。
紙幣入出金機等の矩形媒体を連続的に処理する装置に
おいては、第9図に示すような媒体搬送機構を有してい
る。この媒体搬送機構により、媒体を搬送し、図示しな
い各処理部へ搬送する。また、各処理部から排出、処理
部へ吸入を行なう。ここで、搬送路4上に中央部にジャ
ム媒体5が発生したとする。するとジャムの悪化を防ぐ
ため、駆動モータ3を停止し、ベルト2を停止すること
により、搬送路を停止する。
この搬送路が停止されると、搬送路上のジャム媒体5
の先方には先行媒体6,7があり、ジャム媒体5の後方に
は後続媒体8,9がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の媒体搬送方式にあっ
ては、ジャムが発生したときは、全搬送路上に媒体が残
留する状態で装置を停止させるため、装置を復旧させる
ためにはジャムの原因となった媒体以外の媒体まで、例
えば搬送路を開放することにより除去する必要があり、
復旧に手間がかかり、また多数の媒体があるため除去も
これにより再度ジャムが発生したり、また違算が生じる
という問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、ジャム発生時に復旧処理を簡単に行なう
ことができ、かつ復旧時に媒体の取り残しのない媒体搬
送方式を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、15は媒体、21はゲート、19は媒体15
を回収する回収部、16は媒体15に処理を施す処理部、S
は媒体15を検出する媒体検出用センサ、24は搬送路14を
構成する搬送部材であり、搬送部材24の夫々または数個
ごとで搬送系を構成する。
[作用] 本発明においては、媒体検出センサSによりジャム発
生を検出した場合には、ジャム媒体のある搬送系を停止
し、ジャム媒体より先行する先行媒体がある搬送系は停
止させずに作動を続行して先行媒体を正常処理と同様に
処理し、一方、ジャム媒体に後続する後続媒体がある搬
送系はジャム発生時に逆転されて回収部に返却させる。
したがって、搬送路上にはジャム媒体が残るだけとな
り、このジャム媒体を除去することにより、復旧処理を
行なうことができ、復旧処理が簡単となり、時間がかか
らない。また、搬送路上には媒体がないので、除去もれ
もなくなり、違算障害の発生を防止することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図〜第8図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、第5図に基づいて循環式紙幣入出金機を例にあ
げて説明する。11は循環式紙幣入出金機を示し、この紙
幣入出金機11内には投入口12を有する繰出部13が設けら
れている。14は搬送路であり、〜により構成され、
繰出部13から繰り出された媒体15を搬送する。16は鑑別
部であり、媒体15の真券、異常券の鑑別をする。この鑑
別部16の鑑別の結果、真券と鑑別された媒体15は収納部
17に、異常券と鑑別された媒体15は後記する回収部19B
に、それぞれ収納される。
また、19Aはジャム券あるいは取忘券を収納する取忘
券収納部であり、19Bはジャム券、異常券、五千円券を
回収する回収部である。20Aは千券を収納する収納庫、2
0Bは万券を収納する収納庫である。
また、21は繰出部13の出口側のゲート、22は返却部18
または収納部17を選択するゲートである。
次に、第2図に基づいて機構部を説明する。
第2図において、23は搬送路14を構成する複数のテン
ションローラ、24は同じく搬送路を構成する複数の駆動
ローラである。駆動ローラ24には、第3図に示すよう
に、駆動モータMがそれぞれ設けられており、独立した
駆動系を構成している。
この例では、駆動ローラ24の全てに駆動モータM1〜M5
を設けるようにしているが、数個ごとに駆動モータを設
けるようにしても良い。
S1〜S6は媒体検出用センサを示し、これらの媒体検出
用センサS1〜S6はテンションローラ23の間に設けられ、
媒体15が各媒体検出用センサS1〜S6間を通過するのに要
する時間tは所定時間内となるように決められている。
この搬送路の途中に鑑別部16等の処理部が配置される。
25は各センサS1〜S6及び駆動モータM1〜M5など制御す
る制御部であり、制御部25の構成を第4図に示す。
第4図において、26は外部装置に接続される回線制御
部、27はCPU、28はプログラムや媒体15のカウント値な
どを格納するメモリ、29は媒体検出用センサS1〜S6およ
び鑑別部16の出力が入力する入力レジスタ、30は前記各
入力に基づいて駆動モータM1〜M5、ゲート21,22および
繰出部13を制御する出力レジスタである。
次に、動作を説明する。
第6図はジャムの発生のない正常時の動作を示すフロ
ーチャートである。
まず、媒体15は繰出部13から繰り出されて搬送路14に
送り出される(ステップS1、参照)。この時、駆動モー
タM1〜M5は出力レジスタ30からの指示により駆動してい
る。
そして、媒体検出用センサS1〜S6は、第7図に示すよ
うに媒体15(図では(a)〜(d)で示す)の各センサ
S1〜S6間の通過を検出している。この出力は入力レジス
タ29に入力され、時間tが所定時間以内であることをCP
U27により監視している。すなわち、t<所定時間のと
き、ジャムの発生がなく、正常状態にある。
次に、媒体(a)〜(d)は鑑別部16で真券であるか
異常券であるか鑑別され(ステップS2、参照)、真券の
ときは、媒体(a)〜(d)はゲート22を介して収納部
17に収納され(ステップS3、参照)、異常券のときは、
ゲート22を介して返却部18に返却される(ステップS4、
参照)。
すなわち、一次入金の場合には、第5図に示すよう
に、繰出部13→ゲート21→鑑別部16→搬送路→ゲート
22を経て異常券は返却部18に、真券は収納部17に収納さ
れる。
この一次入金では金種あるいは、真券、異常券の鑑別
を行ない、繰出部13の近傍に一旦戻り、操作者より返却
指示があった際、即座に対応できるようにしている。
次に一旦鑑別が終了した紙幣を収納部17から収納庫20
A,20Bに収納するための二次入金の場合には、収納部17
→繰出部13→ゲート21→鑑別部16→搬送路→を経
て、五千券は回収部19Bに、千券はさらに搬送路を経
て収納庫20Aに、万券はさらに搬送路を経て収納庫20B
に収納される。
また、出金の場合には、収納庫20A、収納庫20B→搬送
路→→鑑別部16を経て、真券はさらに搬送路→収
納部17から繰出部13に繰り出され、異常券は搬送路→
から回収部19Bに返却される。
次に、ジャムが発生したときの処理を第8図に基づい
て説明する。
t>所定時間となり、媒体(c)が媒体検出用センサ
S4,S5の間でジャムとなったとする。制御部25により、
まず、駆動モータM1〜M3を停止して後続媒体(a),
(b)の搬送を停止する。駆動モータM5は停止されない
ので、先行媒体(d)は搬送され、鑑別結果により、ゲ
ート22を介して収納部17または返却部18に収納される。
こうして先行媒体(d)の処理が完了したら、駆動モー
タM5を停止する。一方、先行媒体(d)の処理が完了し
たら、ゲート21を返却部19側に開き、駆動モータM1,M2,
M3を逆転させる。後続媒体(a),(b)を返却部19へ
返却する。こうして後続媒体(a),(b)の処理を完
了し、マニアルによりジャム媒体(c)を除去する。
また、ジャム媒体(c)の処理は、マニアル処理によ
らず、後続媒体(a),(b)と簡単な処理をしても良
い。
以上のように、ジャム発生時には全ての駆動系を停止
させるのではなく、先行媒体(d)はそのまま処理し、
後続媒体(a),(b)は返却部19へ返却するようにし
たため、ジャム媒体(c)だけ除去するようになれば良
いので、ジャム復旧処理が簡単となり、時間がかからな
い。
また、搬送路14上に媒体がなく、除去もれがなくなる
ので、違算障害が発生しない。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、ジャム発
生時に、ジャム媒体より先行する先行媒体は正常に処理
し、ジャム媒体に後続する後続媒体については返却部に
返却するようにしたため、ジャム媒体を簡単に処理する
ことができる。ジャム復旧の時間を短縮することがで
き、また、媒体の除去もれがなく、違算障害の発生を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例を示す要部説明図、 第3図は駆動系を示す拡大図、 第4図は制御部の構成図、 第5図は紙幣入出金機の構成図、 第6図は正常時の動作を説明するフローチャート、 第7図は媒体検出用センサの出力波形図、 第8図はジャム時の動作説明図、 第9図は従来例の説明図である。 図中、 11……循環式紙幣入出金機、 12……投入口、 13……繰出部、 14,〜……搬送路、 15,(a)〜(d)……媒体、 16……鑑別部(処理部)、 17……収納部、 18……返却部、 19A……取忘券収納部、 19B……回収部、 20A,20B……収納庫、 21,22……ゲート、 23……テンションローラ、 24……駆動ローラ(搬送部材)、 25……制御部、 26……回線制御部、 27……CPU、 28……メモリ、 29……入力レジスタ、 30……出力レジスタ、 S,S1〜S6……媒体検出用センサ、 M,M1〜M5……駆動モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−133849(JP,A) 特開 昭62−67694(JP,A) 特開 昭58−100044(JP,A) 特開 昭56−117938(JP,A) 特開 平2−18241(JP,A) 特開 昭51−131696(JP,A) 実開 昭58−127040(JP,U) 特公 平2−23909(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路(14)により搬送された媒体(15)
    を処理部(16)で処理する媒体処理装置において、前記
    搬送路(14)を構成する搬送部材(24)の夫々または数
    個ごとで独立した搬送系を構成するとともに媒体(15)
    を検出する媒体検出用センサ(S)を各搬送系毎に設
    け、媒体検出用センサ(S)によりジャム発生を検出し
    た場合はジャムが発生した搬送系を停止し且つ先行媒体
    のある搬送系を駆動を続行して処理部(16)まで搬送
    し、先行媒体を処理し、一方、後続媒体のある駆動系の
    駆動モータを逆転させ、ゲート(21)を介して回収部
    (19)に後続媒体を回収するようにしたことを特徴とす
    る媒体搬送方式。
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JP5790450B2 (ja) * 2011-11-30 2015-10-07 沖電気工業株式会社 紙幣処理装置
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