JPS6127866A - 紙葉類搬送制御装置 - Google Patents

紙葉類搬送制御装置

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JPS6127866A
JPS6127866A JP14599284A JP14599284A JPS6127866A JP S6127866 A JPS6127866 A JP S6127866A JP 14599284 A JP14599284 A JP 14599284A JP 14599284 A JP14599284 A JP 14599284A JP S6127866 A JPS6127866 A JP S6127866A
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JP
Japan
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time
banknote
gate
gate mechanism
sensor
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JP14599284A
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Naruyoshi Takahashi
高橋 成悦
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は紙葉類搬送制御装置に係り、さらに詳しく述べ
ると、現金自動取引装置等において、紙幣をベルトによ
って搬送するのに好適なものに関する。
〔発明の背景〕
現金自動取引装置(A’IM ) 、現金自動支払装置
(CD ) 等にあっては、紙幣を所望位置に搬送する
のにベルトを利用した搬送手段によって行なっている。
しかし乍ら、ベルト方式のものにおいては、装置を長年
使用した場合、ベルト自体が延びる問題がある。即ち、
経年変化によるベルトの延び率は、約10 %にも達す
ると云われ、例えば搬送路全長が400mmの場合には
、40龍も余計に長くなる。
そのため、ベルトが延びると、ベルトの張りが無くなる
ので、紙幣の搬送速度が低下するばかりでなく、紙幣が
滑り易くなる難点がある。また、搬送路は長い場合、構
造上、ベルトとこれに対向配置したベルトとの間に若干
の隙間が生じるので、特に折れ癖のある紙幣が前記の隙
間にわずかの時間停滞して搬送が遅れることがある。さ
らに、ベルトを駆動する駆動モータの個々の回転数にば
らつきが生じたり、紙幣自体の新旧によるスリップも生
じる。
従って、紙幣の搬送状態には著しい差異が生じる。
一方、紙幣の搬送制御を司嘔どる搬送監視用のプログラ
ムは、制御装置のハードウェアによるタイマー割込信号
を受けて、以下の動作を行う。
第1に、搬送路内に設置した複数個の通過検知センナの
入力情報を、循環的に一定時間毎に取込みを行うこと。
第2に、搬送される紙幣が遅れることなく一定の速度で
前記通過検知センサの直下を通過していることを前提と
し、通過検知センサからの入力情報を基にf−)装置の
?−)制御等の搬送制御を行うことである。
従って、上記の前提条件が狂った場合は、紙幣の各種の
異常を検知することや、異常紙幣をリジェクト搬送路へ
振分ける為のゲート制御が正常に行なわれなくなる。特
に、後者のP−)制御においては、異常と判断された紙
幣が、ゲート機構を起動する為のタイミングとなるリジ
ェクトセンサに達しても、搬送速度が遅くなるので、P
−)機構の真下を通過中にゲート機構がオフする等、ゲ
ート制御のタイミングが合わなくなる。その結果、ゲー
ト機構部のジャムが多発し、その度毎に装置がアラーム
となって使用中止になるので、装置の稼動率は勿論の他
、信頼性も著しく低下する等、不具合が生じる。
更には、公開技報、公技番号78−693  の紙幣放
出装置において、ゲート制御のタイミングとなるリジェ
クトセンサ等の使用を中止して、通過検知センサを極力
減らし、センサの劣化による点検と交換作業を減少させ
ることにより、保守性能を向上せしめている。そして、
リジェクトセンサが無いので、ゲート機構の起動タイミ
ングは、紙幣が最初の通過検知センサに判達した時刻か
ら所定時間経過する時刻を仮想し、その仮想時間経過後
にゲート機構をオンさせる架空のタイミング方式を採用
している。しかし乍ら、前述の前提条件が狂った場合に
は、やはりゲートタイミングが合わなくなるので、y−
ト制御が良好に行なわれない不具合が生じる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情に鑑み、ベルト等の経年変化は勿論
の他、何等かの原因によって搬送速度が変化した場合、
ゲート機構を良好に制御することができるようにした紙
葉類搬送制御装置を提供せんとするものである。
〔発明の概要〕
本発明は、搬送路においてゲート機構より前方位置に2
つの検知センサを配設し、紙幣が前記夫々の検知センサ
を通過した時間と、予め設定された標準通過時間とを比
較することによりゲート機構の起動タイミングを自動修
正させ、これに工って前記の目的を達成することができ
るようにした点にある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を添付図面に基すいて説明する。
第1図乃至第3図は本発明による紙葉類搬送制御装置を
現金自動支払装置に適用した第1の実施例を示している
第1図において、1け紙幣を整列して収納するカセット
。2はベルト等からなる搬送路。3は搬送路2の先端部
に取付けた真空吸着型の繰出し機構で、紙幣を前記カセ
ット1から真空吸着により1枚ずつ取出して搬送路2上
に搬出することができるようになっている。
4は搬送路2の末端に取付けたスタック部で、搬送烙れ
た紙幣を一時的に格納する。5は搬送路2の途中位置に
設けたゲート機構で、紙幣が異常の場合、その異常紙幣
をリジェクト搬送路2人にリジェクトし、かつ紙幣が正
常の場合、その正常紙幣をそのまま通過させる為に振分
けることができるようになっている。6はリジェクトさ
れた異常紙幣を回収する為の回収箱。この搬送制御装置
は、キーデート等の金額指定手段(図示せず)によって
紙幣の支払枚数が指定されると、制御装置12、搬送路
2を動作させる搬送路モータ(図、示せず)を起動し、
これと同時に真空ボン76(図示せず)も起動すること
により、繰出し機構3の吸着口に真空圧を与え、この状
態から繰出し機構3に揺動運動の指令を与え、これによ
ってカセット1内に収納されている紙幣を、一枚ずつ搬
送路2上に送り込んで、スタック部4に格納させること
ができるように構成されている。その場合、前記搬送路
モータの起動後、紙幣が繰出し機構3にょって搬送路2
上に搬出される迄の時間は、搬送路モータの回転が安定
し、搬送路2の搬送速度が一定となるように、1〜1.
5秒間位のタイムディレィが設定されている。
7は紙幣が複数枚重なったとき、これを検出する厚さ異
常検知機構。8は前記ゲート機構5の起゛動タイミング
を得るためのりジエクトグートセンサで、搬送路2のゲ
ート機構5より前方位置に設入 置されている。
9及び10は第1.第2の通過検知センサであって、夫
々が搬送路2における繰出し機構3とデート機構5との
間の異なる位置に配設されている。
即ち、前記第1の通過検知センサ9は2紙幣が通過した
ことを検出するものであって、搬送路2において繰出し
機構3と厚さ異常検知機構7との間に取付けられている
。前記第2の通過検知センサ10は、第1の通過検知セ
ンサ9と同様に、紙幣の通過を検出するものであって、
搬送路2において厚さ異常検知機構7とりジエクトグー
ドセンサ8との間に取付けられている。なお、11は搬
送路2の末端がわに配設された第3の通過検知センサで
ある。
12は所定のプログラムに従い前記各種のセンサから情
報を取り込むと共に、機械系の動作を制御する制御装置
。13及び14は前記制御装置12に結合された第1及
び第2の記憶装置である。
さらに詳しくは、該第2の記憶装置(以下、ROMと称
す)14は、読出し専用のメモリであって、標準時間エ
リア加を有している。その標準時間、エリア凹には、搬
送路2がベルト等の新しい初期状態にあるとき、紙幣が
第1の通過検知センサ9と第2の通過検知センサ10と
の間を搬送されるときの標準となるべき通過時間Toが
格納され、この標準通過時間は予め設定されている。
前記第1の記憶装置(以下、RAMと称す)13は、読
出し、書込み自在なメモリである。詳しくは、制御装置
12がハードウェアによるタイマー割込信号を受けるこ
とにより、内部時刻の更新を行う内部時刻カウンタエリ
ア15と、第1の通過検知センサ9がオンしたとき、前
記内部時刻カウンタエリア15の内部時刻を記憶するオ
ン時刻エリア17と、第2の通過検知センサ9がオフ(
オンからオフに変化)したとき、内部時刻カウンタエリ
ア15の内部時刻を記憶するオフ時刻エリア18と、紙
幣の正常及び異常の区別をコード化して、前記オン、オ
フ時刻エリア17 、18と並列に格納した紙幣情報エ
リア16とを有している。
前記各エリア16 、17 、18は、搬送路2上に搬
出される紙幣の最大枚数分だけ、メモリがテーブル状に
確保されており、装置の電源オン時または紙幣支払前の
イニシャライズ処理のときに、ooクリアされる。そし
て、紙幣の通過によって第1の通過検知センサ9がオン
する毎に、記憶内容が3バイトアドレスの小さいエリア
に平行にシフトされる。但し、最小のエリア16e、3
バイトのシフトは行なわない。
従って、最初(1枚目)の紙幣が搬送され、これを検出
することにより第1の通過検知センサ9がオン及びオフ
したとき、その内部時刻が一番下$111 (7)’ 
レスの高い上位3バイト)のオン時刻エリア17a及び
オン時刻エリア18aに記憶される。
その際、紙幣情報エリア16aには正常紙幣のコード0
0のままで記憶されるようになっている。
また、2枚目の紙幣が搬送され、これを検出することに
よって第1の通過検知センサ9が再びオンした瞬間、1
枚目の紙幣の情報が前述した如く3バイトシフトされる
ことにより下側のエリア16m 、17m 、18aか
ら次段のエリア16b 、17b 、18bに記憶され
、2枚目の紙幣の情報が下側のエリア16a。
17a、18aに記憶式れる。−万、第3の通過検知セ
ンサ11が紙幣の通過を検出することによってオンから
オフしたとき、紙幣情報エリア16の内容をアドレスの
小さい方からチェックし、最初に00でない紙幣の情報
が、3バイトのエリアをOOクリアされる。即ち、紙幣
が搬送路2から放出されると、最も古い紙幣の情報を無
効化する。
また、RAM13は、第2の通過検知センサ10が紙幣
の通過を検出し、オン(オフからオンに変化)したとき
、内部時刻カウンタエリア15の内部時刻を記憶するオ
ン時刻エリア19と、紙幣が実際に第1、第2の通過検
知センサ9.10間を搬送するのに要した時間を、前記
標準時間エリア凹の標準通過時間T。に対して比較する
ことにより、その補正値を記録する補正値エリア加とを
有している。
なお、補正値エリア加及びオン時刻エリア19は、装置
の電源オン時、または紙幣支払前のイニシャライズで0
0クリア嘔れ更にはゲート機構5の起動直後にもOOク
リアされる。
一方、前記制御装置12は、リジェクトゲートセンサ8
が紙幣を検出し、オフからオンしたとき、前記補正値エ
リア加の補正値を元に、ゲート機構5の起動タイミング
を自動的に修正することができるように構成芒れている
。このため、1枚目の紙幣の通過によってリジェクトセ
ンサ8が立上ったとき(オフからオンに変化)、オン時
刻エリア19に記録された内部時刻が1枚目の紙幣のこ
とを表わすようにする為、本実施例ではリジェクトゲー
トセンサ8と第2の通過検知センサ10との間を100
+++m以内に近づけて、2枚目の紙幣が未だ第2の通
過検知センサ10に到達しないようにしている。
また本例では、第1 、第2の通過検知センサ9゜10
間の距離と、リジェクトゲートセンサ8及びゲート機構
5間の距離とを略等しく設定して、前記補正値エリア冗
に記録される値が、ゲート機構5の起動タイミングを修
正する目安としている。
前記制御装置12は、補正値が得られたとき、その補正
値に対応した時間差をもってゲート機構5の起動タイミ
ングを修正することにより、起動タイミングを搬送速度
の変化に追従せしめることができるようになっている。
即ち、制御装置12は、前記各センサ7〜11のオン時
刻及びオフ時刻の情報より、紙幣における寸法上の長さ
、搬送間隔。
複数枚重合搬送、ジャムの異常チェックを行うことがで
きる他、ベルトの経年変化等によって搬送速度の異常チ
ェックも行うことができるようになっている。そして、
異常があれば、当該紙幣の紙幣情報エリア16に上記各
種の異常を1ピツトで対応せしめたコードで登録し、異
常紙幣であることを記憶させている。なお、参考までに
本例では、搬送路2の搬送速度は、ベルトが新しい状態
で1000mm/sであり、紙幣の繰出し機構3の速度
が200 mm/sとなっている為、200m5の経過
時間によって紙幣が200電進むように設定されている
次に、搬送制御装置の作用を第2図及び第3図のフロー
チャートを用いて説明する。
まず、前述した如くカセット1内の紙幣を繰出し機構3
によって一枚ずつ取出して搬送路2上に搬出し、最初(
1枚目)の紙幣が第1の通過検知センサ(以下、単に第
1のセンサと略称す)9を通過した後、第2の通過検知
センサ(以下、単に第2のセンサと略称す) 10を通
過しようとする。
そして、第2図に示すように最初の紙幣が第2のセンサ
10に達したか否かが検査される。即ち、ブロック21
(以下、単に番号のみで記載する)において、第2のセ
ンサ10が立上ったか否かが検査され、立上った(オフ
からオンに変化した)場合は、制御装置12がハードウ
ェアによるタイマー割込信号に同期し高速で前記第2の
センサ10の情報を取込むことによって、そのセンサ1
0のオン時刻がRAM 13のオン時刻エリア19に記
録される(ステツf22)。その方法は、RAM 13
の内部時刻エリア15の内部時刻を読出し、その値を前
記オン時刻エリア19に格納する。なお、ステツf21
において第2のセンサ10が立上らない(オフからオン
に変化しない)場合は、他の処理へ移行する。
そして、乙において紙幣情報エリア16の最もアドレス
の小さい16eから順に、センサ10未到達紙幣を捜索
する。このセンサ10未到達紙幣とは、テ−プル上に記
憶された紙幣の中で、未だ第2のセンサ10に到達せず
に、センサ10の立上り時刻がエリア19に登録嘔れて
いない紙幣を意味し、具体的には紙幣情報エリア16に
記憶されている紙幣の中で、センサ10の到達コードの
ビット(ビット位置については省略)がORで入ってい
ない紙幣を意味する。このビットが入っている場合は、
次の紙幣情報エリア16’dを同じようにチェックし、
上記ビットが入っていない紙幣が見つかる迄、捜索が行
なわれる。初めて上記ビットが入っていない紙幣を検出
できたとき、この紙幣がセンサ10を立上げた紙幣と判
定嘔れ、これにより未到達紙幣を捜索できたことになる
その未到達紙幣を検出した時、瀕でその紙幣の第1のセ
ンサ9のオン時刻がオン時刻エリア16から読出はれる
。そして、5において、読出された第1センサ9のオン
時刻と、nでオン時刻エリア19に登録されている第2
七ンサ10のオン時刻とから、最初の紙幣の通過時間T
vの算出が行なわれる。即ち、通過時間Tvは、第2七
ンサ10のオン時刻から第1センサ9のオン時刻を減算
することによって行なわれ、最初の紙幣がセンサ9から
センサ10まで通過するのに要した時間である。この通
過時間Tvは、搬送路2による搬送速度と見なすことが
できる。
次いであにおいて、前記通過時間Tvと、標準時間エリ
ア(9)の標準通過時間To  との大小が比較烙れる
。その結果、通過時間Tv)標準通過時間Toの場合は
、路に移行し、そのプラスの時間(TvT’o )  
を補正値とし、その補正値が補正値エリア茄に登録きれ
る。−万、部で通過時間Tvが標準経過時間T。に一致
、もしくはわずかに小きい場合は、nに移行し、補正値
エリア加に00が登録される。なお、ここで通過時間T
vがわずかに小烙い場合を仮定したのは、搬送路2のベ
ルトが新しいとき、電圧変動等の原因によって搬送速度
が一時的に、若干速くなる場合を考慮している。
27または四で補正値エリア加に補正値を登録した後、
四においてセンサ10到達コードが当該紙幣の紙幣情報
エリア16にORで登録される。この登録場所は、紙幣
が異常であるのを検知されることによって使用したビッ
トを除く、他の空きビットである。そして、他の処理(
第3図に示す)へ移行する。
なお第2図において、本例では第1.第2のセンサ9.
10間の距離と、リジェクトゲートセンサ8、ゲート機
構5間の距離とを略等しくしている為、路で補正値エリ
ア加に単にプラスの時間(TvTo)を補正値として登
録したが、例えば、リジェクトゲートセンサ8.’fゲ
ート機構5間距離が、前記センサ9,10間の距離に比
して異なる場合、補正値は両者の距離比に応じた値を登
録することは云うまでもない。従って、補正値そのもの
は、前記センサ9,10.8及びゲート機構5の位置関
係によって種々変わる。
次に第3図を説明すると、四でセンサ10到達コードが
登録されると、紙幣は、リジェクトゲートセンサ8に到
達する。
このとき、31においてリジェクトゲートセンサ(以下
、単にセンサと略称す)8の立上りチェックが行なわれ
、センサ8がオフからオンに変化しない場合は、32に
移行し、後述するゲート制御監視中フラグがセットされ
ているか否かチェックされる。そして、フラグがセット
されていない場合はゲート制御中でないため他の処理へ
移行するが、セットされている場合は37に移行する。
一方、31に於いてセンサ8が立上った場合、おに移行
し、ゲートタイミング未到達紙幣の捜索が行なわれる。
ここでゲートタイミング未到達紙幣とは、センサ8に達
せず、f−1制御がまだ行なわれていない紙幣を意味す
る。具体的には、第2図で詳述した第2のセンサ10到
達コードと同様に、紙幣情報エリア16の空きビットを
使用する。即ち、この未到達紙幣とはORコードとして
セットされ表示されることになる。このコードがセット
ちれていると、未だ紙幣情報エリア16に格納されてい
ない紙幣であることを示す。この紙幣の捜索がアドレス
の最も小さい紙幣情報エリア16eから捜索される。
そして見つかると、具に移行し、ここで異常紙幣か否か
、紙幣情報が判定され、異常紙幣の場合は、あて紙幣異
常フラグがセットされるが正常紙幣の場合は、36で紙
幣異常フラグのリセットが行なわれる。その後、37に
合流し、ゲート補正値エリアの加のゲート補正値がIJ
 −1’され、羽に於いて、ゲート補正値の内容判定が
行なわれ、ooか否かが判定される。判定の結果、oo
でない場合は45以降の処理を行うが、00の場合は、
次に述べる39以降の処理を行う。
ここでゲート補正値が00であることは、搬送される紙
幣が遅れないで、設定された標準速度で搬送されたこと
を意味し、ゲート機構5が、起動タイミングを修正しな
くとも即時にオン又はオフ起動できることである。従っ
て39に於いてゲート制御監視中フ゛ラグのリセットが
行なわれ、4oに於いて紙幣異常フラグのチェックが行
なわれ、このフラグがセットされている場合は、異常紙
幣であることから41でゲート機構5のオン起動が行な
われ、一方、前記フラグがリセット状態である時は、4
2に於いてy−ト機構5のオフ起動が行なわれる。
41に於いてゲート機構5のオン起動後は、本実施例で
はりジエクト搬送路2人にセンサを設けていないため、
43で、現在の異常紙幣の紙幣情報エリアのOOクリア
を行ない、44に移行する。−万、42でゲート機構5
をオフ起動後も44に移行する。
即ち、44では、ゲート制御が終了したことから、オン
時刻エリア19及びゲート補正値エリア加の00クリア
を念を押し行なっている。
その後、49に移行し、紙幣異常フラグの判定が行なわ
れ、異常紙幣の場合は他の処理へ移行し、正常紙幣の場
合は、48に移行する。そして、48でゲートタイミン
グ到達済みコードが当該紙幣情報エリアに登録された後
、他の処理へ移行する。
その結果、r−ト補正値が00のとき、即ち紙幣の経過
時間が標準経過時間と同じとき、その紙幣が正常もしく
は異常の場合は、ゲート機構5の起動タイミングを修正
する必要がないので、その起動タイミングを設定通りに
行うようにさせることができる。これによってゲート機
構5は設定通りのタイミングで正常紙幣をそのまま搬送
路2を通過させ、また異常紙幣をリジェクト搬送路2人
にリジェクトすることができる。
他方、関でゲート補正値が00でない場合は、搬送され
る紙幣が初期の標準速度に対し遅れたことを意味し、ゲ
ート機構5の起動タイミングを修正した仮にオン又はオ
フ起動する必要がある。そこで45に移行し、ゲート制
御監視中フラグがセットされ、46でゲート補正値をマ
イナス1だけ減算し、その結果値を47で元のゲート補
正値エリア加に再登録する。48でゲートタイミング到
達済みコードを、その紙幣の紙幣情報エリアにOR格納
後、他の処理に移行する。
従って、ゲート補正(Elfが0〔1でないとき、即ち
紙幣の経過時間が標柩経過時より大きい(遅い)とき、
その紙幣が異常の場合は、前記時間差に応じたタイムデ
ィレをもってゲート機構5の起動タイミングを変えるこ
とができる。これによってゲート機構5は異常紙幣の搬
送速度の遅れ時間に対応して起動タイミングを修正する
ことができる。
なお、第3図、では省略しているが、ゲート機構5が異
常紙幣をリジェクト搬送路2人にリジェクトしたとき、
そのリジェクトされた異常紙幣の枚数を計数処理してい
る。かつその計数処理の際、予めセンサ9によって搬送
紙幣の枚数が計数されているが、その搬送紙幣の枚数の
減算処理も行なっている。
またセンサ9の検出にエリ、金額入力手段(図示せず)
で指定した指定枚数に達したどき、紙幣繰出し機構3の
起動が停止するが、最終紙幣搬送中に異常紙幣がリジェ
クトされた場合、再び繰出し機構3が起動し、最終紙幣
が正常紙幣となることにより、第3の紙幣通過検知セン
サ11が最終紙幣を判断して立下る迄、前述した全ての
紙幣搬送制御は循環的に繰返し行なわれている。さらに
ゲート機構5のオン起動後、そのオフ起動を、次の後続
紙幣の紙幣情報を判定することで行なっているので、オ
ン、オフの切換え時に紙醪−が’?”−ト機構5にから
まることがなく、従って、ゲート機構部でのジャム等の
発生を無くし、f−)機構のオン及びオフ起動とも良好
なゲート制御が行ない得る。
第4乃至第6図は本発明による紙幣類搬送制御装置を現
金自動支払装置に適用した他の実施例を示している。
この実施例において前記第1の実施例と異なるのは、前
記リジェクトゲートセンサ8を廃止し、その代り、RO
M14に標準時間エリア加の他、紙幣の搬送時、第1の
センサ9の立上りからゲート機構が起動するまでの設定
された通過時間TOを記憶したゲートタイミング値エリ
ア51を持たせた点にある。
即ち、紙幣の通過によって前記センサ9が立上ったとき
、ゲートタイミングエリア51のゲートタイミング値の
時間が経過することにより、ゲート機構5の起動タイミ
ングとするものである。従って、仮想のゲートタイミン
グ方法を利用してゲート制御することができるようにし
ている。
そのため、ゲートタイミング値と、紙幣が実際に通過し
た時間とを比較して、その差を記録する必要があるので
、RAM 13には各々の紙幣のy−トタイミング値修
正エリアカを持たせ、各紙幣の情報エリアを4バイト構
成にしている。
この実施例の作用を、第5図及び第6図のフローチャー
トを用いて作用を説明する。
まず、ゲートタイミング値の修正方法について述べると
、第5図の如き処理を行う。ゝ第5図において、52は
第2図に示すA(21〜25)と同じ処理を行う。
そして、53で第1 、第2のセンサ9,10間の通過
時間Tvが標準通過時間To と同じかがチェックされ
る。その結果、同じ場合は、巽及び郭に移行してゲート
タイミング値修正エリアカの当該紙幣の位置に’rGO
値が登録され、59で当該紙幣情報エリアにセンサ10
到達コードが登録された後、他の処理へ移行する。
一方、53で通過時間が等しくない場合、55に於いて
、大小関係がチェックされる。これにより通過時間が標
準通過時間T0 より大きいと、ffl]ち1紙幣の搬
送速度が遅いと、箕で該時間差tをゲートタイミング値
に加算することが行なわれ、郭でT o + t  の
値がゲートタイミング値修正エリアカの当該紙幣の位置
に登録嘔れる0 また:55に於いて通過時間か何等かの原因により小さ
い、即ち速いと57でゲートタイミング値の減算が行な
われ、58でT 、 −t’の値が、ゲートタイミング
値修正エリアカの当該紙幣の位置に登録される。次いで
、59でいずれも前述の四と同様に処理され、他の処理
(第6図に示す)へ移行する。
f−)タイミング値を修正された紙幣がリジェクトゲー
ト機構5に刻々と近づくが、リジェクトゲートセンサ8
がないため、そのゲート制御を下記に述べる如く制御す
る。
即ち、第6図に於いて、60で第3図の33で詳述した
如く、同じようにゲートタイミング未到達紙幣の捜索が
行なわれ、61に於いて最初の未到達紙幣についてセン
サ9からの経過時間が算出嘔れる。
これは、第4図に示す内部時刻カウンタ15の内部時刻
が刻々と変わるものであるため、当該紙幣、のオン時刻
エリア17のオン時刻との時間差を算出することにより
、経過時間が算出される。
モして62に於いて、61で算出された経過時間が。
ゲートタイミング修正値エリア(資)の修正値と一致し
たか否かがチェックされる。これにより、一致しない場
合は、その紙幣がゲートタイミング点に未だ達していな
いと判断され、他の処理へ移行する。一致した場合は、
63でその紙幣情報エリア16の当該紙幣情報が検査さ
れ、異常紙幣か否か判定される。
判定の結果、異常紙幣の場合は、64でケ゛−ト機構5
がオン起動烙れ、66で当該紙幣の紙幣情報エリアの0
0クリアが行なわれた後、他の処理へ移行する。正常紙
幣の場合は、65でゲート機構5がオフ起動され、67
、でゲートタイミング到達済みコードが当該紙幣の紙幣
情報エリアにORで格納される。
従って、この実施例では、ゲート機構5は、仮想のゲー
トタイミング値を基準にし、その基準値に対し紙幣の実
際の搬送時間が同じ・遅いかの他、速いかをも比較する
ことにより、その搬送時間に対応したタイミングで制御
されるので、紙幣の搬送速度が何等かの原因によって速
くなった場合にも追従することができ、広範囲の速度変
化に対応できる。
なお、伺れの実施例とも、紙幣を搬送させる現金自動支
払装置に適用した例を示したが、本発明は、これに限定
烙れるものではなく、例えば券売機等のような紙券を搬
送するものにも利用できるのは勿論である。
〔発明の実施例〕
以上述べたように、本発明によれば、搬送速度が変化し
ても、その搬送速度の変化に応じてゲート機構を制御す
ることができるように構成したので、ゲート機構による
紙幣のジャム等を防止することができ、それだけ信頼性
を高めることができると共に、装置の稼動率を向上させ
ることができる著効がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による紙葉類搬送制御装置を現金自動支
払装置に適用した第1の実施例を示す要部の概略図、第
2図及び第3図は第1図におけるゲート機構の制御の手
順を示すフローチャート、第4図は本発明による紙葉類
搬送制御装置を現金自動支払装置に適用した第2の実施
例を示す要部の概略図、第5図及び第6図は第4図にお
けるゲート機構の制御の手順を示すフローチャートであ
る0 1・・・カセット、2・・・搬送路、2A・・・リジェ
クト搬送路、3・・・繰出し機構、4・・・スタック部
、5・・・ゲート機構、9・・・第1の通過検知センサ
、10・・・第2の通過検知センサ、12・・・制御装
置、13・・・第1の記憶装置(RAM ) 、 14
・・・第2の記憶装置、20・・・ゲート補正値エリア
、I・・・標準経過時間エリア。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙幣等の紙葉類を収納したカセットと、ベルト等からな
    る搬送路と、該搬送路の先端に取付けられ、かつカセッ
    トから紙幣を1枚ずつ繰出して搬送路上に搬出する繰出
    し機構と、搬送路の末端に取付けられ、かつ搬送された
    紙葉類を収納し得るスタック部と、搬送路の途中位置に
    設けられ、かつ紙葉類をそのまま搬送路上に通過させ若
    しくはリジエクト搬送路にリジエクトする為に振分ける
    ゲート機構とからなる紙葉類搬送制御装置において、夫
    々が搬送路における繰出し機構とゲート機構との間の異
    なる位置に配設され、かつ夫々の位置で紙葉類が通過し
    た時間を検出する第1、第2の通過検知センサと、紙葉
    類が第1の通過検知センサを通過したときの時間と第2
    の通過検知センサを通過したときの時間とにより、紙葉
    類の搬送路での通過時間を演算すると共に、その通過時
    間と標準通過時間とを比較して、該標準通過時間と前記
    通過時間との大小関係に応じて前記ゲート機構の起動タ
    イミングを決定させた手段とを備えたことを特徴とする
    紙葉類搬送制御装置。
JP14599284A 1984-07-16 1984-07-16 紙葉類搬送制御装置 Pending JPS6127866A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0195880A (ja) * 1987-09-21 1989-04-13 Haneda Shokai:Kk アーク溶接用電極チップ
JP2005237854A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Samii Kk 遊技設備における紙幣回収システム
JP2019196271A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 オムロン株式会社 センサシステム

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US11774464B2 (en) 2018-05-07 2023-10-03 Omron Corporation Sensor system

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