JP2002293451A - 媒体取扱装置 - Google Patents

媒体取扱装置

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JP2002293451A
JP2002293451A JP2001099033A JP2001099033A JP2002293451A JP 2002293451 A JP2002293451 A JP 2002293451A JP 2001099033 A JP2001099033 A JP 2001099033A JP 2001099033 A JP2001099033 A JP 2001099033A JP 2002293451 A JP2002293451 A JP 2002293451A
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sensor
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JP2001099033A
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Shinji Kobori
真志 小堀
Noriyuki Takahashi
則行 高橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帳票発行装置等の媒体取扱装置において、ホッ
パ中に様々な大きさや厚さの媒体等が混在しても、媒体
をホッパ中から一枚ずつ繰り出して搬送する際に、媒体
が2枚以上重なった状態で搬送されることを検知するこ
とを目的とする。 【解決手段】媒体1の長さを測定する長さセンサ6、媒
体の厚さを測定する厚さセンサ7、媒体に付された識別
番号を読み取る画像センサ12、長さセンサ6からの信
号を処理する長さ処理部8、厚さセンサ7からの信号を
処理する厚さ処理部9、画像センサ12からの信号を処
理する画像処理部14、長さ処理部8と厚さ処理部9と
画像処理部14からの情報を格納する第2記憶装置15
とを設け、第2記憶装置15に格納された媒体の識別番
号情報と長さ情報と厚さ情報を第1記憶装置13に記憶
させた識別番号と対応する媒体の長さと厚さとを用いて
重走を検知判定するためのCPU11を設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は帳票等(以下媒体と
いう。) をホッパ中から一枚ずつ繰り出して、搬送す
る際に、帳票が2枚以上重なった状態で搬送されること
を検知する検知部を有する金融機関の店舗等で使用され
る帳票発行装置等の媒体取扱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホッパから繰り出される媒体を一枚ずつ
分離する装置では、媒体が誤って2枚以上重なった状態
で搬送(以下重走という。) された場合に、自動的に検
知する機能を備えている。以下に図12を用いて従来の
媒体の重走の検知方法を説明する。
【0003】図中、1はホッパ2内に積層収納されてい
る媒体であり、走行路によって搬送される。3は前記媒
体1をホッパ2から一枚ずつ分離して繰り出すための分
離/繰り出しローラである。4は前記媒体1を間に挟ん
で搬送させる走行路であり、5は前記走行路4中に設け
た前記媒体1を繰り出しながら搬送するための搬送ロー
ラである。
【0004】前記分離/繰り出しローラ3は前記走行路
4に一定間隔で設置されている。6は前記媒体1の長さ
を測る長さセンサ、7は前記媒体1の厚さを測る厚さセ
ンサである。図中、前記ホッパ2に収納された前記媒体
1は前記分離/繰り出しローラ3で一枚ずつ分離して前
記走行路4へと繰り出す。同時に、前記搬送ローラ5が
前記媒体1を図12の左から右に搬送する方向に回転し
て搬送する。
【0005】走行路中の前記媒体1が前記長さセンサ6
と前記厚さセンサ7を通過する際に前記媒体1の長さL
aと厚さDaをそれぞれ測定し検出する。図13は従来技
術の構成を示すブロック図であり、図中8は長さ処理
部、9は厚さ処理部である。10は媒体の長さLAと厚
さDAのデータをあらかじめ記憶しておく情報記憶部で
ある。
【0006】11は前記長さ処理部8と前記厚さ処理部
9からの信号と前記情報記憶部10とを比較し、重走を
検知判断するCPUである。前記長さセンサ6で検出し
た長さLaの情報は前記長さ処理部8へ、前記厚さセン
サ7で検出した厚さDaの情報は前記厚さ処理部9へ送
られる。前記長さ処理部8からの長さLaの情報と前記
厚さ処理部9からの厚さDaの情報を前記CPU11に
送り、前記情報記憶部10に記憶した媒体の長さLA
よび厚さDAを用いて、重走を検知する。
【0007】図14(a)に図示したように前記媒体1が
2枚以上ずれて重走した場合、前記長さセンサ6で測定
する媒体1の長さLaは、前記情報記憶部10に記憶し
た媒体の長さLAよりも重なりずれ分だけ長く検知す
る。また、図14(b)に図示したように前記媒体がほぼ
完全に重なり、ずれが極小であった場合でも、前記媒体
1が重走した場合、前記厚さセンサ7で測定した前記媒
体1の厚さDaは、前記情報記憶部10に記憶した媒体
の厚さDAよりも長く検知される。
【0008】前記CPU11は、前記長さ処理部8から
の長さLaの情報と前記厚さ処理部9からの厚さDaの情
報を、前記情報記憶部10に記憶した媒体の長さLAと
厚さDaと比較検討し、例えば以下に示す範囲内にLa
aが存在するとき、前記媒体1は重走しないで正常に
一枚ずつ搬送されていると判定する。lは搬送マージ
ン、dは最薄媒体の厚さである。
【0009】
【数式1】
【0010】
【数式2】
【0011】一方、前記長さ処理部8からの長さL
aが、例えば以下に示す範囲内に存在するとき、前記媒
体1が一部重なり合って搬送しているとして、重走を検
知することができる。
【0012】
【数式3】
【0013】また、前記厚さ処理部9からの厚さDa
例えば以下に示す範囲内に存在するとき、前記媒体がほ
ぼ完全に重なっているとして重走を検知することができ
る。
【0014】
【数式4】
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法により媒体の重走を検知する場合、あらかじめ媒
体の長さや厚さのデータを情報記憶部に記憶させておく
必要があるため、長さや厚さの異なる種々の媒体がホッ
パ2に混在している場合は、その値が一定しないために
重走を検出できないという問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、媒
体の長さを測定する長さセンサ、媒体の厚さを測定する
厚さセンサと、さらに媒体に付された識別番号を読み取
る画像センサと、媒体に付された媒体の種類を示す識別
番号と対応する媒体の長さと厚さをあらかじめ記憶して
おく第1記憶装置と、長さセンサからの信号を処理する
長さ処理部と厚さセンサからの信号を処理する厚さ処理
部、画像センサからの信号を処理する画像処理部と、長
さ処理部と厚さ処理部と画像処理部からの情報を格納す
る第2記憶装置とを設け、第2記憶装置に格納された媒
体の識別番号情報と長さ情報と厚さ情報を、あらかじめ
第1記憶装置に記憶された識別番号と対応する媒体の長
さと厚さとを用いて重走を検知判定するためのCPUを
設けたことを特徴とする。
【0017】さらに、本発明では媒体の厚さを測定する
厚さセンサ、媒体の画像データと長さを読み取る画像セ
ンサと、媒体の種類を示す画像データと対応する媒体の
長さと厚さをあらかじめ記憶しておく第1記憶装置と、
厚さセンサからの信号を処理する厚さ処理部、画像セン
サからの信号を処理する画像処理部と、厚さ処理部、画
像処理部からの情報を格納する第2記憶装置とを設け、
第2記憶装置に格納された媒体の画像データと長さ情報
と厚さ情報を、あらかじめ第1記憶装置に記憶された画
像データと対応する媒体の長さと厚さとを用いて重走を
検知判定するためのCPUを設けたことを特徴とする。
【0018】このように本発明では走行路に向けて観察
する画像センサを設けたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。なお、以下の説明において、上
記従来技術と同様の部位は同一符号を用いて説明する。 第1の実施の形態例 図1は第1の実施の形態例を示す側面説明図である。
【0020】図中、1はホッパ2内に積層収納されてい
る媒体であり、走行路中を搬送する。3は前記媒体1を
ホッパ2から一枚ずつ分離して繰り出すための分離/繰
り出しローラである。4は前記媒体1を間に挟んで搬送
させる走行路でありガラス等の透明体で成型されてい
る。5は前記走行路4中に設けた前記媒体1を繰り出し
ながら搬送するための搬送ローラである。
【0021】前記分離/繰り出しローラ3は前記走行路
4に一定間隔で設置されている。6は前記媒体1の長さ
を測る長さセンサ、7は前記媒体1の厚さを測る厚さセ
ンサである。図中、前記ホッパ2に収納された前記媒体
1は前記分離/繰り出しローラ3で一枚ずつ分離して前
記走行路4へと繰り出す。同時に、前記搬送ローラ5が
前記媒体1を図1の左から右に搬送する方向に回転して
前記走行路4中を搬送する。
【0022】前記走行路4には搬送される前記媒体1に
付された媒体の種類を示す識別番号を読み取る画像セン
サ12が設けられており、そこで、前記走行路4を通過
する前記媒体1はその搬送中に、画像センサ12が前記
媒体1の識別番号Naを、長さセンサ6が前記媒体1の
長さLaを、また厚さセンサ7が厚さDaをそれぞれ検出
する。
【0023】図2は搬送される媒体の説明図である。図
3は第1の実施の形態の構成を示すブロック図であり、
図中13は第1記憶装置であり、14は画像処理部であ
る。前記第1記憶装置13にはあらかじめ媒体の種類を
示す識別番号NXと識別番号に対応した媒体の長さLX
厚さDXのデータが登録されている。
【0024】前記画像センサ12で検出したNaの情報
は前記画像処理部14へ、前記長さセンサ6で検出した
長さLaの情報は前記長さ処理部8へ、前記厚さセンサ
7で検出した厚さDaの情報は前記厚さ処理部9へ送ら
れる。そこで、前記画像処理部14からの識別番号Na
の情報、前記長さ処理部8からの長さLaの情報および
前記厚さ処理部9からの厚さDaの情報は、いったん第
2記憶装置に格納される。
【0025】一方、前記画像処理部14からの識別番号
aの情報は前記CPU11に送られて、対応する前記
第1記憶装置13にあらかじめ登録された識別番号NA
と長さLAと厚さDAのデータが得られる。前記第1記憶
装置13から長さLAおよび厚さDAを、前記第2記憶装
置15から長さLaおよび厚さDaを前記CPU11に送
り、そこでLa、Da、LA、DAを用いて比較検討し、重
走を判定検知する。
【0026】第1の実施例によればホッパ内に大きさや
圧さが異なる媒体が混在した状態で媒体が重走した場合
に確実にその重走検出が可能となる 第2の実施の形態例 図4を用いて、第2の実施の形態を説明する。図中、1
はホッパ2内に積層収納されている媒体であり、走行路
中を搬送される。
【0027】3は前記媒体1をホッパ2から一枚ずつ分
離して繰り出すための分離/繰り出しローラである。4
は前記媒体1を間に挟んで搬送させる走行路でありガラ
ス等の透明体で成型されている。5は前記走行路4中に
設けた前記媒体1を繰り出しながら搬送するための搬送
ローラである。
【0028】前記分離/繰り出しローラ3は前記走行路
4に一定間隔で設置されている。7は前記媒体1の厚さ
を測る厚さセンサである図中、前記ホッパ2に収納され
た前記媒体1は前記分離/繰り出しローラ3で一枚ずつ
分離して前記走行路4へと繰り出す。同時に、前記搬送
ローラ5が前記媒体1を図4の左から右に搬送する方向
に回転して前記走行路4中を搬送する。
【0029】前記走行路4には前記厚さセンサ7が設け
られており、さらに前記走行路4には搬送される媒体の
種類を示す画像情報と、前記媒体1の長さを読み取る画
像センサ12が設けられており、そこで、前記走行路4
を通過する前記媒体1はその搬送中に、画像センサ12
が前記媒体1の画像情報Iaと長さLaを、また厚さセン
サ7が厚さDaをそれぞれ検出する。
【0030】図5は第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図であり、図中13は第1記憶装置であり、14は
画像処理部である。前記第1記憶装置13にはあらかじ
め媒体の種類を示す画像データIXと画像データに対応
した媒体の長さLXと厚さDXのデータが登録されてい
る。前記画像センサ12で検出した画像情報Iaと長さ
aの情報は前記画像処理部14へ、前記厚さセンサ7
で検出した厚さDaの情報は前記厚さ処理部9へ送られ
る。
【0031】そこで、前記画像処理部14からの画像情
報Iaと長さLaの情報と前記厚さ処理部9からの厚さD
aの情報は、いったん第2記憶装置に格納される。一
方、前記画像処理部14からの画像情報Iaの情報は前
記CPU11に送られて、対応する前記第1記憶装置1
3にあらかじめ登録された画像データIAと長さLAと厚
さDAのデータが得られる。
【0032】前記第1記憶装置13から長さLAおよび
厚さDAを、前記第2記憶装置15から長さLaおよび厚
さDaを前記CPU11に送り、そこでLa、Da、LA
Aを用いて比較検討し、重走を判定検知する。以上の
ように第2の実施例によれば、媒体の種類を示す識別番
号がない媒体においても、長さセンサや長さ処理部も不
要になり、かつ大きさや厚さが異なる媒体が混在した状
態で媒体が重走した場合でも確実に重走検出が可能とな
る 第3の実施の形態例 図6は第3の実施の形態を示す側面説明図である。図7
は第3の実施の形態を示す正面説明図である。
【0033】図中、1はホッパ2内に積層収納されてい
る媒体であり、走行路中を搬送される。3は前記媒体1
をホッパ2から一枚ずつ分離して繰り出すための分離/
繰り出しローラである。4は前記媒体1を間に挟んで搬
送させる走行路であり、5は前記走行路4中に設けた前
記媒体1を繰り出しながら搬送するための搬送ローラで
ある。
【0034】前記分離/繰り出しローラ3は前記走行路
4に一定間隔で設置されている。16はCCDセンサ1
7とレンズ18を具備した画像センサである。図中、前
記ホッパ2に収納された前記媒体1は前記分離/繰り出
しローラ3で一枚ずつ分離して前記走行路4へと繰り出
す。同時に、前記搬送ローラ5が前記媒体1を図6の左
から右に搬送する方向に回転して前記走行路4中を搬送
する。
【0035】前記走行路4の側面には前記画像センサ1
6が設けられており、前記媒体1が通過する際に、側面
から媒体の搬送状態を搬送媒体画像情報として観測す
る。図8は第3および第4の実施の形態の構成を示すブ
ロック図であり、図中13は第1記憶装置であり、図9
に示す前記媒体1の搬送時の画像データが記憶されてい
る。
【0036】図9中、(a)は前記媒体1が1枚で搬送さ
れる画像データであり、(b)は前記媒体1が一部重な
り合って搬送される画像データであり、(c)は前記媒体
1がほぼ完全に重なって搬送される画像データである。
前記画像センサ16で検出した搬送媒体画像情報は前記
画像処理部14へ送られて、CPU11をとおり、いっ
たん第2記憶装置15に格納される。
【0037】そして、前記CPU11において、前記第
1記憶装置13にあらかじめ登録された図9に図示する
画像データと、前記第2記憶装置15に格納された搬送
媒体画像情報とを比較検討し、重走を判定検知する。以
上のように第3の実施例によれば、走行路側面から実際
の媒体の搬送状態を識別することが可能になるため、第
1、第2の実施例のように、あらかじめ使用される媒体
の種類に対応した媒体の長さや厚さを登録しておく必要
が無く、また長さ処理部や厚さ処理部も不要になり、か
つ大きさや厚さが異なる媒体が混在した状態で媒体が重
走した場合でも確実に重走検出が可能となる 第4の実施の形態例 図10は第4の実施の形態を示す側面説明図であり、図
11は第4の実施の形態を示す正面説明図である。
【0038】図中、1はホッパ2内に積層収納されてい
る媒体であり、走行路中を搬送する。3は前記媒体1を
ホッパ2から一枚ずつ分離して繰り出すための分離/繰
り出しローラである。4は前記媒体1を間に挟んで搬送
させる走行路であり、5は前記走行路4中に設けた前記
媒体1を繰り出しながら搬送するための搬送ローラであ
る。
【0039】前記分離/繰り出しローラ3は前記走行路
4に一定間隔で設置されている。12は側面からの前記
媒体1の搬送状態を側面から観測する画像センサであ
る。19はレンズ18とミラー20を具備した光学系構
成部である。図中、前記ホッパ2に収納された前記媒体
1は前記分離/繰り出しローラ3で一枚ずつ分離して前
記走行路4へと繰り出す。同時に、前記搬送ローラ5が
前記媒体1を図10の左から右に搬送する方向に回転し
て前記走行路4中を搬送する。
【0040】前記走行路4の側面には前記光学系構成部
19が設けられており、前記媒体1が通過する際に側面
からの状態を搬送媒体画像情報として前記レンズ18で
拡大された後、前記ミラー20で走行路に具備している
前記画像センサ12に反射して観測する。図8は、第3
の実施の形態と同様、第4の実施の形態の構成を示すブ
ロック図であり、図中13は第1記憶装置であり、図9
に示す前記媒体1の搬送時の画像データが記憶されてい
る。
【0041】前記画像センサ12で検出した搬送媒体画
像情報は前記画像処理部14へ送られて、CPU11を
とおり、いったん第2記憶装置15に格納される。そし
て、前記CPU11において、前記第1記憶装置13に
あらかじめ登録された図8に図示する画像データと、前
記第2記憶装置15に格納された搬送媒体画像情報とを
比較検討し、重走を判定検知する。
【0042】以上のように第4の実施例によれば、第3
の実施例で必要とした側面の画像を専用に読み取るCC
Dセンサを具備した画像センサが不要になり、かつ走行
路側面から実際の媒体の走行状態を識別することが可能
になるため、第1、第2実施例のようにあらかじめ使用
される媒体の種類に対応した媒体の長さや厚さを登録し
ておく必要がなく、長さ処理部や厚さ処理部も不要にな
り、かつ大きさや厚さが異なる媒体が混在した状態で、
媒体が重走した場合でも確実に重走検知が可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、ホッパ内
に収納された媒体が一枚ずつ分離繰り出されて搬送され
る際、媒体が誤って2枚以上重なった状態で搬送された
場合に、大きさや厚さの異なる媒体が混在している場合
でも搬送されている媒体の長さと厚さを比較検討し、重
走を検知することができる。
【0044】また、搬送媒体の画像データを記憶装置で
把握しておき、走行路側面に画像センサを設置して、媒
体が搬送される状態を観測することにより、必要なセン
サの数が減り、構造も簡単になり、かつ重走を検出する
ことが可能となる。また、搬送媒体の画像データを記憶
装置で把握しておき、走行路側面にミラーを有する光学
系構成部を設置して、画像センサに搬送媒体画像情報を
反射させて観測することにより、比較的高価なCCDセ
ンサを用いなくても、重走を検出することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す側面説明図
【図2】媒体の説明図
【図3】第1の実施の形態の構成を示すブロック図
【図4】第2の実施の形態を示す側面説明図
【図5】第2の実施の形態の構成を示すブロック図
【図6】第3の実施の形態を示す側面説明図
【図7】第3の実施の形態を示す正面説明図
【図8】第3および第4の実施の形態の構成を示すブロ
ック図
【図9】媒体の搬送状態を示す画像データ
【図10】第4の実施の形態を示す側面説明図
【図11】第4の実施の形態を示す正面説明図
【図12】従来技術の実施の形態を示す側面説明図
【図13】従来技術の形態を示すブロック図
【図14】媒体が重なりあう状態を示す説明図
【符号の説明】
1 媒体 2 ホッパ 3 分離/繰り出しローラ 4 走行路 5 搬送ローラ 6 長さセンサ 7 厚さセンサ 8 長さ処理部 9 厚さ処理部 10 情報記憶部 11 CPU 12 画像センサ 13 第1記憶装置 14 画像処理部 15 第2記憶装置 16 画像センサ 17 CCDセンサ 18 レンズ 19 光学系構成部 20 ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 則行 群馬県高崎市双葉町3番1号 株式会社沖 情報システムズ内 Fターム(参考) 3E040 AA06 BA20 DA08 FG14 3F048 AA06 AB03 BA13 CA02 CA03 DA01 DC11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパに収納された媒体を一枚ずつ分離
    して繰り出し、走行路を通過する際に、2枚以上重なっ
    て搬送する状態を検出可能にするための装置を備えた媒
    体取扱装置において、 媒体を搬送する走行路に向けて、画像センサを設置した
    ことを特徴とする媒体取扱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 画像センサからの信号を処理する画像処理部と、 媒体に付された媒体の種類を示す識別番号と、それに対
    応する媒体の長さと厚さをあらかじめ記憶しておく第1
    記憶装置と、 画像処理部からの情報を格納する第2記憶装置を設け
    て、 第2記憶装置の識別番号情報と長さセンサと厚さセンサ
    とあらかじめ第1記憶装置に記憶されたデータから重走
    を検出判定するためのCPUを設けたことを特徴とする
    媒体取扱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 画像センサからの信号を処理する画像処理部と、 媒体に付された媒体の種類を示す画像データと対応する
    媒体の長さと厚さをあらかじめ記憶しておく第1記憶装
    置と、 画像処理部からの情報を格納する第2記憶装置を設け
    て、 第2記憶装置の画像データと厚さセンサとあらかじめ第
    1記憶装置に記憶されたデータから重走を検出判定する
    ためのCPUを設けたことを特徴とする媒体取扱装置。
  4. 【請求項4】 ホッパに収納された媒体を一枚ずつ分
    離して繰り出し、走行路を通過する際に、2枚以上重な
    って搬送する状態を検出可能にするための装置を備えた
    媒体取扱装置において、 媒体を搬送する走行路側面から媒体の画像情報を観測す
    る画像センサを走行路に設けたことを特徴とする媒体取
    扱装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 媒体を搬送する走行路側面にCCDセンサを具備した画
    像センサを配置し、 画像センサからの信号を処理する画像処理部と、 媒体が一枚ずつ搬送される状態と、重走している状態を
    示す画像データをあらかじめ記憶させておく第1記憶装
    置と、 画像処理部からの情報を格納する第2記憶装置を設け
    て、 第2記憶装置の画像情報とあらかじめ第1記憶装置に記
    憶された画像データから重走を検出判定するためのCP
    Uを設けたことを特徴とする媒体取扱装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 媒体を搬送する走行路に画像情報を読み取る画像センサ
    を設置して、走行路側面にミラーを具備した光学系構成
    部を設置して、媒体が搬送する画像情報を画像センサに
    送り、 画像センサからの信号を処理する画像処理部と、 媒体が一枚ずつ搬送される状態と、重走している状態を
    示す画像データをあらかじめ記憶させておく第1記憶装
    置と、 画像処理部からの情報を格納する第2記憶装置を設け
    て、 第2記憶装置の画像情報とあらかじめ第1記憶装置に記
    憶された画像データから重走を検出判定するためのCP
    Uを設けたことを特徴とする媒体取扱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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