JP2000118795A - 重ね媒体の検知機構 - Google Patents

重ね媒体の検知機構

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JP2000118795A JP10316900A JP31690098A JP2000118795A JP 2000118795 A JP2000118795 A JP 2000118795A JP 10316900 A JP10316900 A JP 10316900A JP 31690098 A JP31690098 A JP 31690098A JP 2000118795 A JP2000118795 A JP 2000118795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の取付け調整や部品の寸法精度を必要と
せず、また、処理の初期段階で操作者が媒体の重なりに
気付く、安価な重ね媒体の検知機構の提供 【解決手段】 媒体を搬送する搬送ローラと別に該媒体
の搬送方向と直交する方向に回転可能であり媒体を挟持
するローラ31,31'の組を搬送路上に1または複数配置
し、該ローラは通常搬送時に搬送路上下方向に開放し、
媒体の搬送が停止され、搬送用ローラが搬送路上下方向
に開放された時、前記ローラの組により媒体を挟持し、
組をなす各ローラを媒体に対して互いに反対方向(61,6
2)に回転し、重ね媒体を搬送方向と直交する方向に分離
し、媒体の存在を検知する複数のセンサ32,33,34,37の
出力により媒体分離前の媒体の投影寸法と媒体分離後の
媒体の投影寸法を得、両投影寸法が相違する時、媒体が
重なっていると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】銀行等に設置された現金自動
預支払機や通帳記帳機または現金振込装置などに見られ
る通帳やカード等の各種帳票である媒体を取扱う装置に
おいて、顧客の誤操作により、複数媒体を同時に重ねて
機械に取り込んだときの重ね媒体の検知機構に関する。
【0002】
【従来の技術】重ね媒体を検知する場合に、重ね媒体の
紙質、紙厚、形状に影響されること無く、いかに確実に
重ね媒体を検知するか、また、いかに該検知機構を簡素
化し低価格にて実現するかが重要となる。従来の技術に
おいては、特開平6ー263288号公報に見るよう
に、重ね媒体の検知手段として光電管式2枚検知器と超
音波式2枚検知器を合わせ持ち、いずれかの2枚検知器
が媒体の重なりを検出すると2枚検知信号を発信するよ
うにしている。これは前記各2枚検知器が媒体の紙質、
紙厚、紙色等により検出感度が異なり、それぞれ前記各
2枚検知器を単独で使用する場合には1枚の媒体を2枚
の媒体或いは、その逆と誤検知することがあるためであ
る。また、特開平5−139572号公報に見るよう
に、媒体の厚みに応じて変位する検知ローラと該検知ロ
ーラの変位量に比例した出力電圧が得られる出力手段
と、該出力手段の出力波形のピーク値をサンプリングし
平均化する演算手段を備え、前記平均化したデータと媒
体連量に対応したスライスレベルとを比較し、媒体の重
なりを判定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の光電管式2枚検
知器と超音波式2枚検知器を合わせ持ち媒体の重なりを
検出する方式は、異種の検知器および制御部を複数組備
える必要があることから決して安価とはいえない。ま
た、媒体厚み検知ローラを用いる方式は、前途の公知例
と同様に決して安価ではないことに加え、前記媒体の厚
みに応じて変位する検知ローラは紙厚の極く薄い媒体に
対しても良好な出力が得られるようにするために該ロー
ラの取付け調整や部品寸法に精度が要求されることにな
る。また、前記2つの方式に共通して、顧客または操作
者は装置内部で媒体の重なりが検知され返却されるまで
該媒体の重なっていた事実に気付かないことがほとんど
である。本発明は媒体の紙質、紙厚、紙色等に影響され
ず、また高価な2枚検知器を用いることなく、また部品
の取付け調整や部品の寸法精度を必要とせず、また、少
しでも処理の初期段階で且つ顧客または操作者自身が媒
体の重なりに気付きやすい、安価な重ね媒体の検知機構
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、通帳やカードまたは各種振込用紙等の帳
票を搬送路上で搬送し、該帳票にデータの書き込み処理
や印字処理を行う帳票取り扱い装置における重ね媒体の
検知機構であって、前記搬送路の入り口近傍または搬送
路内で通帳とカード、または通帳と振込用紙等の各組合
せにより重ねて挿入・搬送された媒体を搬送方向と直交
する方向に分離する媒体分離手段と、搬送方向と直交す
る方向に複数個のセンサを配置し前記媒体の存在を検知
する媒体有無検知手段と、該重ね媒体の搬送方向と直交
する方向の長さ寸法の変化を該媒体有無検知手段の出力
に基づき検知し前記媒体の重なり有無を認識する重ね検
知手段を備えるようにしている。
【0005】また、前記媒体分離手段は、搬送路に配置
された搬送方向と直交する方向に回転可能に媒体を挟持
する1以上のローラ対を有し、媒体の通常搬送時にはロ
ーラ対を該搬送路上下方向に開放し、媒体分離時には媒
体搬送を停止し搬送用ローラを搬送路上下方向に開放し
て前記ローラ対により媒体を挟持し、該ローラ対の上下
のローラを互いに反対方向に回転し又は該ローラ対の一
方のローラを固定し他方のローラを回転し、重ね媒体を
搬送方向と直交する方向に分離するようにしている。
【0006】また、前記媒体分離手段は、帳票の一部を
挿入口より露出した状態で媒体の分離を行うようにして
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は現金・振込自動取り引き装置内の通帳・振
込用紙取り扱い装置9の詳細を示してある。通帳・振込
用紙取り扱い装置9の前面側には、通帳・振込用紙など
の媒体の吸入・排出口となる挿入口1を備え、挿入口1
の奥に媒体の有無を検知するセンサ2および媒体を吸入
・排出する挿入口ローラ3を配置し、以下その後方に装
置内部に向かって順に通帳の磁気データを記録する磁気
記録機構4、媒体の印字データを読み取る光学読み取り
部5、媒体に印字を施す印字機構7を備え、前記各機構
部は媒体搬送路8により接続される。また、搬送ローラ
6は図示せぬギヤまたはベルトにより連結されている。
【0008】本発明の重ね媒体の検知機構は挿入口部の
前記媒体有無検知センサ2および挿入口ローラ3を含む
部位に配置し、その詳細を図4に示す。図4において挿
入口ローラ3の回転軸上またはその近傍に、媒体の搬送
方向36と平行に回転軸を有する重ね検知ローラ31を
備える。媒体搬送時には上下の挿入口ローラ3に図示せ
ぬ媒体を挟持させ、上下の重ね検知ローラ31をそれぞ
れ上下方向35に開放させる。これとは逆に本発明の重
ね検知時には上下の重ね検知ローラ31に媒体を挟持さ
せ、上下の挿入口ローラ3をそれぞれ上下方向35に開
放させ、前記重ね検知ローラ31を回転させることによ
り重ね媒体を搬送方向36と直交する方向に移動させ
る。前記各ローラ3、31の挟持力は、図示せぬバネな
どの弾性部材により得ておりまた、前記各ローラ3、3
1の開放動作は図示せぬ電磁ソレノイドなどの電気部品
により得ている。
【0009】また、挿入口1の面上には媒体の有無を検
知するセンサ2が挿入口ローラ3の回転軸と平行に且
つ、該挿入口ローラ3の回転軸の延長上または前記軸延
長線近傍に配置されている。このセンサ2はその役割に
より、図示左側から通帳・振込用紙を基準面となる搬送
路左端に合わせるため基準面近傍に配置された基準セン
サ32、該基準センサ32との間隔を通帳の幅いっぱい
に保持し通帳を認識する通帳センサ33、該基準センサ
32との間隔を通帳の幅よりも大きく保持し振込用紙を
認識しまた本発明の重ね媒体の検知機構により搬送方向
と直交する方向に移動された通帳または振込用紙また
は、カードなどの取引対象外の媒体を認識する振込用紙
・重ね検知1センサ34、前記基準センサ32との間隔
を、取り扱う最大幅の振込用紙よりも大きく保持し、本
発明の重ね媒体の検知機構により搬送方向と直交する方
向に移動させた振込用紙または通帳または、カードなど
の取引対象外の媒体を認識する重ね媒体2センサ37で
構成されている。
【0010】ここで前記の通帳および振込用紙について
説明する。図2に通帳11の構成を示す。クロス地を有
する比較的厚手の表紙13と通帳用上質紙なる複数枚で
構成される中紙14をとじ込み、上下または左右に開閉
可能な冊子状に構成されている。中紙14には開いた頁
の頁数や普通・定期などの口座科目を表すバーコード1
5が印刷されている。表紙13には口座番号や口座科目
・預金内容などを磁気データとして記録する磁気テープ
12が貼り付けてある。また該通帳11の外形寸法X1
・Y1は銀行や口座種類により異なる。このため前記の
図4における通帳センサ33の配置は通帳11の幅X1
を考慮して決定する。
【0011】図3に振込用紙21の構成を示す。振込用
紙21の外形X2・Y2は地方税、自動車税など取り扱
う内容、地域により様々で、また紙厚も70kg紙、1
10kg紙140kg紙など様々である。また1つまた
は複数のミシン目23を有し、領収書22などとして切
り放しが可能となる。本実施例では図示せぬが前記ミシ
ン目23を装置内部に備えたカッタにより切断すること
も可能である。
【0012】次に本説明の重ね媒体の検知機構の動作を
図5に示す流れ図を用いて説明する。顧客が通帳取引か
または振込処理かの取引選択(41)をする。この時、
装置側では図11に示す条件Aまたは条件Bをセットす
る。次に、選択した媒体が挿入され吸入(42)され
る。この時、前記図4の挿入口ローラ3が駆動され本発
明の重ね検知ローラ31は開放されている。次に、前記
挿入口ローラ3により一定量搬送された通帳または振込
用紙は停止(43)し、図4における媒体有無検知セン
サ32、33、34、37および前記の顧客取引選択
(41)時のセット条件A、Bを突き合わせる。例え
ば、取引(41)で通帳を選択した場合、条件Aがセッ
トされ、媒体停止(43)時、媒体有無検知センサの検
知結果が図11の条件Aと一致した場合は次工程の重ね
検知処理(45)へ進むが、該検知結果が条件Aと不一
致または条件Gと一致した場合は本取引と異なる媒体ま
たは媒体の変形等異常があった、または顧客の挿入ミス
であったとして媒体返却(44)となる。次に本発明の
重ね検知処理(45)動作を前記の図4の重ね検知ロー
ラ31により行う。この時、挿入口ローラ3は開放され
ている。この時、例えば図6に示すように、もしも図5
における取引選択(41)で条件Bセットとして挿入さ
れた振込用紙21の裏側に通帳11が重ねて挿入された
場合、重ね検知ローラ31により振込用紙21は矢印5
3方向に移動され、通帳11は搬送基準面51に押し付
けられる。前記振込用紙21は重ね検知2センサ37に
より媒体有を検知られ、図11の条件Dである重なり有
判定となる。ここで重なり有判定時は媒体返却(44)
へ進む。重ね検知処理(45)によってもセンサの検知
条件が前記の取引選択(41)時のセット条件と変化の
ない場合、即ち、図11で条件Aは条件Eとなった場
合、条件Bは条件Fとなった場合は、処理正常であると
して次処理(46)、例えば光学読み取り処理、へと進
む。また、図6において通帳11および振込用紙21は
搬送方向52に対し、ZーZから後端側は装置挿入口よ
り外に露出しており、重ね検知ローラ31による重ね媒
体の分離は顧客の肉眼で判断することが可能であり、顧
客自身による取引処理中断の判断を促することができ
る。
【0013】図7は重ね検知ローラ31による重ね媒体
の分離処理について示す。通帳11および振込用紙21
が重なって重ね検知ローラ部31に挿入されると上側の
重ね検知ローラ31は振込用紙21を矢印61方向に移
動するべく矢印63方向に回転する。この時下側の重ね
検知ローラ31´は通帳11を矢印62方向に移動する
べく矢印64方向に回転する。
【0014】図8および以下に示す数式1、数式2は重
ね検知ローラ31と媒体との摩耗係数の関係を示す。 μ1 > μ2 ………(数式1) μ3 > μ2 ………(数式2) 上側の重ね検知ローラ31と振込用紙21との摩耗係数
をμ1、振込用紙21と通帳11との摩耗係数をμ2、
通帳11と下側の重ね検知ローラ31´との摩擦係数を
μ3とすると前記した上側の重ね検知ローラ31が振込
用紙21を、また下側の重ね検知ローラ31´が通帳1
1をそれぞれ反対方向に移動させたために、上記数式1
に示すμ1>μ2および数式2に示すμ3>μ2を満足
するローラ31、31´の材質を選定する。なお、重ね
媒体の一方の媒体として、誤って挿入されたカードを想
定する場合には、ローラとカードとの摩擦係数を考慮し
てローラの材質を選定すればよい。
【0015】さらに、図9の如く、媒体が重なりのない
正常な通帳11または振込用紙21であった場合に、以
下に示す数式3は媒体が搬送基準面51から離れないよ
うにする前記摩擦係数の関係を示す。
【0016】μ3 ≧ μ1 > μ2 ………(数式3) 数式3の如くμ3≧μ1>μ2を満足するローラ31、
31´の材質を選定する。この時、上下の重ね検知ロー
ラ31、31´の押し付け力Nを小さくし、上下各ロー
ラと媒体との挟持力を必要最小限に押さえることにより
スリップを誘発し、該上下重ね検知ローラ31、31´
の媒体搬送方向の矛盾を解消している。なお、上記の場
合には、検知ローラ31、31´を両方共回転させてい
るが、いずれか一方を回転させ、他方を固定するように
してもよい。
【0017】図10は図9における動作で仮に媒体11
が搬送基準面51から離れてしまった場合の補助動作を
示しており、重ね検知後媒体を前記搬送基準面に合わせ
るべく上側の重ね検知ローラが矢印91方向に、また下
側の重ね検知ローラは上述同様に矢印64方向に回転
し、媒体11を搬送基準面51の方向に移動させる。
【0018】ここまで本発明の重ね媒体の検知機構の重
ね検知ローラ31は図示せぬ回転駆動系を用いて動作し
ているが、例えば図10において下側の重ね検知ローラ
31´は矢印64方向のみ回転可能なワンウェイクラッ
チ付の軸受けとすることで駆動手段を削除することもで
きる。この場合、上側の重ね検知ローラ31は矢印91
方向に回転し、媒体11を基準面側に移動させるが、こ
の移動によりワンウェイクラッチ付の軸受けを持つ下側
の重ね検知ローラ31´は矢印64方向に回転する。ま
た、下側の重ね検知ローラ31´がワンウェイクラッチ
付の軸受けを持つとき、図8、図9に示すような場合に
は、下側の重ね検知ローラ31´は回転はせず、媒体1
1が移動することを阻止する。
【0019】以上述べたように、本発明によれば、媒体
の紙質、紙厚、紙色等に影響されず、また高価な2枚検
知器を用いることなく、また部品の取付け調整や部品の
寸法精度を必要とせず、また、処理の初期段階で顧客ま
たは操作者自身が媒体の重なりに気付くことのできる、
安価な重ね媒体の検知機構を提供することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、媒体の紙質、紙厚、紙
色等に影響されず、また高価な2枚検知器を用いること
なく、また部品の取付け調整や部品の寸法精度を必要と
せず、重ね媒体の検知をすることができる検知機構を提
供することができる。また、少しでも処理の初期段階で
且つ顧客または操作者自身が媒体の重なりに気付くこと
のできる検知機構を提供することができる。また、安価
な重ね媒体の検知機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重ね媒体の検知機構を搭載する通帳・
振込用紙取扱い装置の概要を示す図である。
【図2】通帳の構成を説明するための図である。
【図3】振込用紙の構成を説明するための図である。
【図4】重ね媒体の検知機構部の機構構成と動作を説明
するための図である。
【図5】重ね媒体の検知機構の動作と媒体の流れを説明
するための流れ図である。
【図6】重ね媒体の検知機構の動作を説明するための図
4の平面図である。
【図7】重ね媒体検知ローラの動作を説明するための図
である。
【図8】重ね媒体検知ローラと媒体との摩擦係数の関係
を説明するための図である。
【図9】重ね媒体検知ローラと媒体との摩擦係数の関係
を説明するための図である。
【図10】重ね媒体検知ローラの動作を説明するための
図である。
【図11】重ね媒体の検知機構の検知センサ条件の例を
示す図である。
【符号の説明】
1 挿入口 2 センサ 3 挿入口ローラ 4 磁気記録機構 5 光学読み取り部 6 搬送ローラ 7 印字機構 8 媒体搬送路 9 通帳・振込用紙取り扱い装置 11 通帳 21 振込用紙 31 重ね検知ローラ 32、33、34、37 媒体有無検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳やカードまたは各種振込用紙等の帳
    票を搬送路上で搬送し、該帳票にデータの書き込み処理
    や印字処理を行う帳票取り扱い装置における重ね媒体の
    検知機構であって、 前記搬送路の入り口近傍または搬送路内で通帳とカー
    ド、または通帳と振込用紙等の各組合せにより重ねて挿
    入・搬送された媒体を搬送方向と直交する方向に分離す
    る媒体分離手段と、 搬送方向と直交する方向に複数個のセンサを配置し前記
    媒体の存在を検知する媒体有無検知手段と、 該重ね媒体の搬送方向と直交する方向の長さ寸法の変化
    を該媒体有無検知手段の出力に基づき検知し前記媒体の
    重なり有無を認識する重ね検知手段を備えることを特徴
    とする重ね媒体の検知機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の重ね媒体の検知機構にお
    いて、 前記媒体分離手段は、搬送路に配置された搬送方向と直
    交する方向に回転可能に媒体を挟持する1以上のローラ
    対を有し、媒体の通常搬送時にはローラ対を該搬送路上
    下方向に開放し、媒体搬送が停止され搬送用ローラが搬
    送路上下方向に開放された媒体分離時には前記ローラ対
    により媒体を挟持し、該ローラ対の上下のローラを媒体
    に対して互いに反対方向に回転し又は該ローラ対の一方
    のローラを固定し他方のローラを回転し、重ね媒体を搬
    送方向と直交する方向に分離することを特徴とする重ね
    媒体の検知機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の重ね媒体
    の検知機構において、 前記媒体分離手段は、帳票の一部を挿入口より露出した
    状態で媒体の分離を行うことを特徴とする重ね媒体の検
    知機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1477442A1 (en) * 2003-05-14 2004-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Overlapped-sheet detection apparatus
EP1749771A1 (en) * 2003-05-14 2007-02-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Ovelapped-sheet detection apparatus
EP1749772A1 (en) * 2003-05-14 2007-02-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Overlapped-sheet detection apparatus

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