JP2002255393A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JP2002255393A
JP2002255393A JP2001051047A JP2001051047A JP2002255393A JP 2002255393 A JP2002255393 A JP 2002255393A JP 2001051047 A JP2001051047 A JP 2001051047A JP 2001051047 A JP2001051047 A JP 2001051047A JP 2002255393 A JP2002255393 A JP 2002255393A
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medium
roller
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media
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Application number
JP2001051047A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Kato
清高 加藤
Katsunori Yuasa
勝則 湯浅
Hisahiro Yamada
尚浩 山田
Satoru Kobayashi
悟 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、紙葉体等の媒体の厚さが一定
でない場合においても、媒体の複数枚検知を確実に行う
ことができ、更には媒体が複数枚挿入された場合には顧
客にそのことを容易に認識させることが可能な媒体処理
装置を得る。 【解決手段】 小切手処理装置10のアライナ部34の
挿入口16側には、第1搬送ローラ対56を含む複数枚
検知部36が配設されている。第1搬送ローラ対56は
搬送力を付与する第1フィードローラ56Aとトルクリ
ミッタ機能を備えた第1アイドルローラ56Bとから成
り、複数枚の小切手が挿入された場合には第1アイドル
ローラ56Bが非回転状態となる。従って、媒体の厚さ
を測定して複数枚検知を行う従来技術に比し、簡単な構
成で確実に複数枚検知を行うことができ、しかも第1ア
イドルローラ56Bは非回転状態となり、二枚目以降の
小切手はその場に残されるため、顧客に容易にそのこと
を認識させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉体等の媒体を
一枚ずつ挿入して所定の処理を施した後に処理済の媒体
を収納又は排出する媒体処理装置に関し、特に複数枚の
媒体が挿入されたことを検知することが可能な媒体処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉体等の媒体を挿入口から挿入して、
所定の搬送経路に沿って当該媒体を搬送しながら所定の
処理を行い、処理済の媒体を収納部に収納し或いは排出
口から排出する媒体処理装置は、種々の場面で使用され
ている。この種の媒体処理装置では、挿入口から挿入さ
れた紙葉体等の媒体を重送することなく、一枚ずつ搬送
して処理を行うことが要求される。
【0003】ここで、従来の複数枚検知方法としては、
挿入口から挿入された媒体の厚さを測定し、それに基づ
いて挿入口から挿入された媒体の枚数が複数枚か否かを
判別する方法が知られている。
【0004】しかしながら、一台で種々の厚さの媒体を
取扱う可能性がある媒体処理装置の場合、当該媒体の厚
さを予め把握することは困難であり、上記方法を採るこ
とができないこともある。例えば、小切手の読取り及び
印字等を行う小切手処理装置の場合、装置に挿入される
小切手の厚さが一定でないため、単に小切手一枚の厚さ
を測定して、それに基づいて、挿入された小切手が複数
枚か否かを検知するのは非常に困難である。
【0005】このようなことも考慮して適用し得る先行
技術としては、特開平4−266349号公報に開示さ
れた技術がある。簡単に説明すると、媒体処理装置の装
置上側には主たる搬送ベルトが配設されており、又当該
主たる搬送ベルトの下側には別の一対の搬送ベルトが並
設されている。そして更に、下側に配設された一対の搬
送ベルト間には、トルクリミッタを介して駆動モータと
接続されたずらし用回転ローラが配設されている。上記
構成によれば、上側の主たる搬送ベルトとずらし用回転
ローラとの間に一枚の紙葉体が搬送されてきたときに
は、ずらし用回転ローラは主たる搬送ベルトと同一速度
で回転する。一方、上側の主たる搬送ベルトとずらし用
回転ローラとの間に複数枚の紙葉体が搬送されてきたと
きには、ずらし用回転ローラはトルクリミッタの作用に
より低速回転されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記媒
体処理装置による場合、別の問題が生じてくる。すなわ
ち、この媒体処理装置では、主たる搬送ベルトとずらし
用回転ローラとの間に介在する紙葉体が、一枚であろう
と複数枚であろうと、ずらし用回転ローラは常に回転す
ることになるため、顧客が誤って一旦複数枚の紙葉体を
挿入してしまうと、顧客はそのことに気づきにくいとい
う問題がある。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、簡単な構成
で、紙葉体等の媒体の厚さが一定でない場合において
も、媒体の複数枚検知を確実に行うことができる媒体処
理装置を得ることを第1の目的とし、更に媒体が複数枚
挿入された場合には顧客にそのことを容易に認識させる
ことが可能な媒体処理装置を得ることを第2の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る媒体処理装置は、紙葉体等の媒体が挿入される挿入
口と、所定の経路に沿って当該媒体を搬送しながら当該
媒体に所定の処理を施す媒体処理部と、処理済の媒体を
収納又は排出する収納部又は排出口と、を有する媒体処
理装置であって、媒体に搬送力を付与する搬送ローラ
と、この搬送ローラと対又は組をなし、媒体を介して作
用するトルクが媒体一枚分のトルクに相当する所定値以
上の場合には搬送ローラに同期して回転し、媒体を介し
て作用するトルクが所定値未満の場合には非回転状態と
なることにより複数の媒体間にすべりを生じさせる複数
枚検知ローラと、を含んで構成された複数枚検知手段を
備えている、ことを特徴としている。
【0009】請求項2記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項1記載の発明において、前記複数枚検知手段
は、当該複数枚検知手段に媒体が挿入されたときに、そ
の媒体の一部が装置外部に露出される位置に設けられて
いる、ことを特徴としている。
【0010】請求項3記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記複
数枚検知手段は、前記搬送ローラと、この搬送ローラと
対をなし、トルクリミッタ機能を備えた前記複数枚検知
ローラと、を含んで構成されている、ことを特徴として
いる。
【0011】請求項4記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項3記載の発明において、前記搬送ローラは、
媒体の搬送経路に対して上側に配置されており、前記複
数枚検知ローラは、媒体の搬送経路に対して下側に配置
されている、ことを特徴としている。
【0012】請求項5記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記複
数枚検知手段は、前記搬送ローラと、この搬送ローラと
対をなし、当該搬送ローラに対して接離可能に設けられ
たプレッシャローラと、このプレッシャローラから離間
した位置に設けられて搬送ローラ及びプレッシャローラ
とで組をなし、トルクリミッタ機能を備えた前記複数枚
検知ローラと、プレッシャローラと複数枚検知ローラと
に巻き掛けられたベルトと、を含んで構成されている、
ことを特徴としている。
【0013】請求項1記載の本発明によれば、紙葉体等
の媒体は挿入口から挿入された後、所定の経路に沿って
搬送されながら媒体処理部にて所定の処理が施される。
処理が済んだ媒体は、収納部へ収納され或いは排出口か
ら排出される。
【0014】ここで、挿入口へ挿入された媒体が一枚で
あるときは、複数枚検知手段の搬送ローラによって当該
媒体に搬送力が付与され、更にこの搬送力は当該媒体を
介して搬送ローラと対又は組をなす複数枚検知ローラに
伝達される。これにより、複数枚検知ローラは搬送ロー
ラに同期して回転し、当該媒体を搬送方向下流側へ搬送
していく。
【0015】一方、挿入口へ挿入された媒体が複数枚で
あるときは、当該媒体を介して複数枚検知ローラに作用
する搬送力が、媒体一枚分のトルクに相当する所定値未
満になる。このため、複数枚検知ローラは非回転状態と
なり、当該複数枚の媒体間にすべりを生じさせる。その
結果、搬送ローラに接している媒体のみが搬送され、残
りの媒体は複数枚検知ローラ上に残される。これによ
り、媒体が複数枚挿入されたことが検知される。
【0016】このように本発明では媒体の厚さの測定値
に基づいて複数枚検知を行うものではなく、メカニカル
にトルク伝達の観点から複数枚検知を行う構成であるた
め、簡単な構成で、媒体の厚さが一定でない場合におい
ても、媒体の複数枚検知を確実に行うことができる。
【0017】また、複数枚の媒体が挿入された場合に
は、複数枚検知ローラが非回転状態となるので、搬送ロ
ーラに接していない媒体については、搬送されることな
く、そのまま存置される。従って、複数枚検知ローラ上
に媒体が存置されるという本発明の作用を活かすことに
より、請求項2以降に示すように、顧客に媒体を複数枚
挿入してしまったことを容易に認識させることが可能と
なる。
【0018】請求項2記載の本発明によれば、複数枚検
知手段は当該複数枚検知手段に媒体が挿入されたときに
その媒体の一部が装置外部に露出される位置に設けられ
ているため、通常通り一枚の媒体が挿入口から複数枚検
知手段に挿入された場合には、顧客は当該媒体が媒体処
理部内へ搬送されるのを目視にて確認することができ
る。一方、誤って顧客によって複数枚の媒体が挿入口か
ら複数枚検知手段に挿入された場合には、搬送ローラと
接触している媒体が搬送されても、それ以外の媒体は複
数枚検知ローラ上にそのまま存置されて、当該媒体の一
部が装置外部に露出される。このため、顧客は媒体を複
数枚挿入してしまったことに容易に気づくことができ
る。
【0019】請求項3記載の本発明によれば、上記複数
枚検知手段が搬送ローラとこの搬送ローラと対をなして
トルクリミッタ機能を備えた複数枚検知ローラとを含ん
で構成されているため、必要最小限の部品点数で媒体の
複数枚検知を確実に行うことができる。
【0020】請求項4記載の本発明によれば、上記搬送
ローラは媒体の搬送経路に対して上側に配置されてお
り、上記複数枚検知ローラは媒体の搬送経路に対して下
側に配置されているため、複数枚の媒体が挿入口へ挿入
された際には、一番上側の媒体が装置内部に取り込まれ
ることとなる。このため、顧客の視点が挿入口より上側
の場合には、一番上側の媒体が装置内部に取り込まれ、
下側の媒体が挿入口へ残る状態を顧客が容易に認識でき
る。
【0021】請求項5記載の本発明の作用は、以下の通
りである。
【0022】搬送ローラと対をなすプレッシャローラが
搬送ローラから離間された状態において媒体が挿入され
ると、プレッシャローラが搬送ローラに接近し、両者間
に媒体が挟持(クランプ)される。このとき、媒体が一
枚であれば、当該媒体を介しプレッシャローラ及びベル
トを経由して複数枚検知ローラに作用するトルクが所定
値以上となるため、複数枚検知ローラは通常通りに回転
される。従って、媒体は搬送方向下流側へと搬送されて
いく。一方、媒体が複数枚であれば、当該媒体を介しプ
レッシャローラ及びベルトを経由して複数枚検知ローラ
に作用するトルクが所定値未満となるため、複数枚検知
ローラは非回転状態とされる。従って、プレッシャロー
ラも非回転状態を維持し、搬送ローラに接する媒体のみ
が搬送方向下流側へと搬送されていく。
【0023】このように本発明の場合、請求項3記載の
発明よりも部品点数が増えるが、例えば、駆動系設置ス
ペースとの関係上、搬送ローラを搬送経路に対してどう
しても下側に配置せざるを得ないような場合には、功を
奏す。
【0024】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1〜図
5を用いて、本発明の第1実施形態に係る小切手処理装
置10について説明する。
【0025】図1には、「媒体処理装置」としての小切
手処理装置10の概略構成が示されている。この図に示
されるように、小切手処理装置10は、装置本体12を
備えている。装置本体12の側部上端側には、「(紙葉
体等の)媒体」としての小切手14(図3参照)を挿入
するための挿入口16が設けられている。なお、挿入口
16は、小切手14を挿入し易いように又小切手14を
挿入する動作を外部から視認(確認)し易いように、上
側が斜めになっており、また異物が装置内部に取り込ま
れにくいように下側が斜めのスロープになっている。
【0026】装置本体12内には、正面視で略コ字形と
された所定の搬送経路18が設定されている。より具体
的には、搬送経路18は、挿入口16を起点として略水
平方向(略横断方向)に延びる上側搬送経路20と、こ
の上側搬送経路20の終端から屈曲垂下された縦搬送経
路22と、この縦搬送経路22の下端部から上側搬送経
路20に対して平行に折り返していく下側搬送経路24
と、この下側搬送経路24の終端付近にて三本に順次分
岐された分岐搬送経路26、28、30と、によって構
成されている。
【0027】なお、本実施形態では、前記の如く正面視
で略コ字形に搬送経路18を設定しているが、搬送経路
の設定の仕方は、処理の内容によって略S字形、略U字
形、略W字形、略Z字形等、任意である。
【0028】小切手処理装置10の各構成要素は、上述
した搬送経路18に沿って配設されている。上側搬送経
路20において挿入口16と隣接する位置には、主とし
て、挿入された小切手14を搬送して所定の処理を行う
に際して要求される位置決めを行うアライナ部34が配
設されている。アライナ部34は、上流側(挿入口16
側)に配置された後述する「複数枚検知手段」としての
複数枚検知部36と、その下流側に配置された搬送部3
8と、複数枚検知部36と搬送部38との間に配設され
た位置決めローラ対40とによって構成されている。位
置決めローラ対40は搬送方向を軸方向として回転可能
に構成されており、複数枚検知部36を通過した小切手
14を挟持して図1紙面奥側に配置された図示しない位
置決め壁(基準面)に小切手14を突き当てることで所
定の位置決めを行うようになっている。
【0029】上側搬送経路20においてアライナ部34
の隣り(搬送方向下流側)には、MICR(マグネティ
ックインクキャラクタリーダ)ユニット42が配設され
ている。このMICRユニット42では、小切手14の
表面に付された磁気インク文字が読み取られるようにな
っている。
【0030】縦搬送経路22には、読取部44が配設さ
れている。この読取部44では、小切手14に記された
金額データやイメージ等が読み取られるようになってい
る。
【0031】また、下側搬送経路24における搬送方向
上流側には、認証印字を付すための印字部46が配設さ
れている。
【0032】また、下側搬送経路24の下方には、「収
納部」としての収納スタッカ48が配設されている。収
納スタッカ48は三種類から成り、搬送方向上流側に設
けられた分岐搬送経路26はメインスタッカ50に接続
されており、その次の分岐搬送経路28は補助スタッカ
52に接続されており、更に最後の分岐搬送経路30は
リジェクトスタッカ54に接続されている。
【0033】ここで、図2及び図3を用いて、本実施形
態の要部である(アライナ部34における)複数枚検知
部36の構成について詳細に説明する。
【0034】図2には、複数枚検知部36を構成する各
部材が示されている。この図に示されるように、複数枚
検知部36は、搬送方向上流側に配置された上下一対の
第1搬送ローラ対56と、搬送方向下流側に配置された
上下一対の第2搬送ローラ対58と、第1搬送ローラ対
56よりも上流側で挿入口16付近に配置された挿入検
出センサ60と、挿入検出センサ60と第1搬送ローラ
対56との間に配置された開閉動作可能なシャッタ62
と、第2搬送ローラ対58よりも下流側に配置された先
端検出センサ64とによって構成されている。なお、各
部材は図示しないコントローラに接続されており、コン
トローラでは挿入検出センサ60及び先端検出センサ6
4からの入力信号に基づいてシャッタ62の開閉動作、
第1搬送ローラ対56(の第1フィードローラ56A)
及び第2搬送ローラ対58(の第2フィードローラ58
A)の駆動制御等を行うようになっている。
【0035】挿入検出センサ60は挿入口16から小切
手14が挿入されたことを検出するためもので、広義に
は「挿入検出手段」として把握される要素である。ま
た、先端検出センサ64は小切手14の先端が搬送され
てきたことを検出するためのもので、広義には「先端検
出手段」として把握される要素である。これらのセンサ
としては、光学的、機械的、電気的等の種々のセンサが
適用可能である。
【0036】また、第1搬送ローラ対56は、搬送経路
の上側に配置された「搬送ローラ」としての第1フィー
ドローラ56Aと、その直下に対向して配置されたトル
クリミッタ機能付きの「複数枚検知ローラ」としての第
1アイドルローラ56Bとによって構成されている。こ
こでいう「トルクリミッタ機能」とは、アイドルローラ
に対して所定値以上のトルクが作用するとアイドルロー
ラが軸線回りに回転し、アイドルローラに対して所定値
未満のトルクが作用しただけではアイドルローラは軸線
回りに回転しない機能をいい、フリクションクラッチと
称されることもある。従って、アイドルローラに対して
回転抵抗を付与することができる構成であればよく、例
えばフィードローラの自重よりもアイドルローラの自重
の方を重く設定しておいたり、板ばね等のスプリングを
使ってアイドルローラに回転抵抗となる付勢力を予め与
えておく等の構成を採ることも可能である。また、上記
の「所定値」としては、第1搬送ローラ対56間に挿入
された小切手14が複数枚(ここでは二枚)であるとき
の当該小切手14間の静摩擦力よりも大きいトルクが選
定される。
【0037】第2搬送ローラ対58は、搬送経路の上側
に配置された第2フィードローラ58Aと、その直下に
対向して配置された第2アイドルローラ58Bとによっ
て構成されている。なお、第2アイドルローラ58B
は、トルクリミッタ機能は備えていなく、単なるアイド
ルローラとして機能する。
【0038】なお、上記構成において、アライナ部3
4、複数枚検知部36、MICR部42、読取部44、
印字部46が本発明における「媒体処理部」に相当す
る。
【0039】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0040】最初に小切手処理装置10の全体的な作動
について説明する。挿入口16から挿入された小切手1
4はまずアライナ部34へ送られ、このアライナ部34
を通過する過程で所定の位置決めがなされる。位置決め
された小切手14はMICRユニット42へ送られて、
このMICRユニット42で小切手14の表面に付され
た磁気インク文字が読み取られる。次いで、小切手14
は上側搬送経路20から縦搬送経路22へ送られて、そ
こに配置された読取部44で小切手14の表面に記され
た金額データやイメージが読み取られる。その後、小切
手14は、下側搬送経路24へ至った後、印字部46に
て小切手14に認証印字が印字されて基本的な処理が終
了する。最後に、正規に情報が読み取られた小切手14
は、処理すべき内容に応じてメインスタッカ50又は補
助スタッカ52へ送られて収納される。また、顧客が取
り忘れたり、装置イニシャル時に検出した残留媒体など
は、リジェクトスタッカ54へ送られて収納される。
【0041】ここで、複数枚検知部36による複数枚検
知の仕方について説明する。挿入口16から小切手14
が挿入されると、まず挿入検出センサ60によって小切
手14が挿入されたことが検出される。その検出結果は
図示しないコントローラに送信され、これによりシャッ
タ62が開放駆動される。シャッタ62が開放される
と、小切手14は第1搬送ローラ対56間へ挿入され
る。
【0042】今、図3(a)〜図3(c)に示されるよ
うに、挿入口16へ挿入された小切手14が一枚である
ときは、第1搬送ローラ対56の第1フィードローラ5
6Aによって当該小切手14の表面側に搬送力が付与さ
れる(図3(a))。この搬送力は小切手14を介して
第1アイドルローラ56Bに伝達される。第1アイドル
ローラ56Bに伝達された搬送力は、前述した所定値以
上のトルクであるため、第1アイドルローラ56Bは第
1フィードローラ56Aに同期して回転し(図3
(b))、当該小切手14を搬送方向下流側へ搬送して
いく(図3(c))。
【0043】一方、図3(d)〜図3(f)に示される
ように、挿入口16へ挿入された小切手14が複数枚で
あるときは、第1搬送ローラ対56の第1フィードロー
ラ56Aによって最上位にある小切手14の表面側に搬
送力が付与される。この搬送力は当該複数枚の小切手1
4を介して第1アイドルローラ56Bに伝達される。し
かし、この場合には、複数枚の小切手14間の静摩擦力
よりもトルクリミッタの設定トルクの方が大きいため、
第1アイドルローラ56Bは回転せず(非回転状態を維
持し)、複数枚の小切手14間にすべりが発生する(図
3(d))。その結果、第1フィードローラ56Aに接
している小切手14のみが搬送され、残りの小切手14
は第1アイドルローラ56B上に残される(図3
(e))。さらにこの状態が進むと、最上位にある小切
手14が先端検出センサ64を通過するので、当該小切
手14の先端が先端検出センサ64の配設位置に到達し
たことが検出される(図3(f))。先端検出センサ6
4からの検出信号がコントローラに入力されると、コン
トローラではその時点において挿入検出センサ60から
も挿入検出信号が入力されているかどうかが判断され
る。そして、双方のセンサ60、64から検出信号が入
力されている場合には、小切手14が所定の長さ以上で
ある(即ち、複数枚の小切手14が挿入されたか、或い
は異常小切手である)と判断して、第1フィードローラ
56A及び第2フィードローラ58Bの双方を反転駆動
させる。これにより、いずれの小切手14も挿入口16
から排出される。
【0044】このように本実施形態に係る小切手処理装
置10では、小切手14の厚さの測定値に基づいて複数
枚検知を行うものではなく、第1フィードローラ56A
と第1アイドルローラ56Bとの組み合わせから成る第
1搬送ローラ対56を用いてメカニカルにトルク伝達の
観点から複数枚検知を行う構成であるため、簡単な構成
で、小切手14の厚さが一定でない場合においても、小
切手14の複数枚検知を確実に行うことができる。
【0045】また、本実施形態に係る小切手処理装置1
0では、挿入口16が装置本体12の側部に設けられて
おり、アライナ部34の複数枚検知部36は挿入口16
に隣接して配設されていること、又複数枚検知部36の
主要部を構成する第1アイドルローラ56Bは作用トル
クが所定値未満のときは非回転状態とされ、最上位の小
切手14以外の残りの小切手14が第1アイドルローラ
56B上に存置されて、その一部が挿入口16から装置
方法12の外部に露出される位置関係にあることから、
図4に示される如く一枚の小切手14が挿入口16から
複数枚検知部36に挿入された場合には当該小切手14
が正常に処理されていくことを確認することができ、図
5(A)、(B)に示される如く誤って複数枚の小切手
14が挿入口16から複数枚検知部36に挿入された場
合にはそのことに容易に気づかせることができる。
【0046】なお、本実施形態では、前記の如く、複数
枚の小切手14が挿入された場合には第1アイドルロー
ラ56Bが非回転状態を維持し、搬送されなかった小切
手14は第1アイドルローラ56B上に存置されるた
め、搬送されなかった小切手14を顧客に素早く返却す
ることができるというメリットもある。
【0047】さらに、本実施形態に係る小切手処理装置
10では、複数枚検知部36の主要部が第1フィードロ
ーラ56Aとトルクリミッタ機能を有する第1アイドル
ローラ56Bとによって構成されているため、必要最小
限の部品点数で小切手14の複数枚検知を確実に行うこ
とができる。その結果、本実施形態によれば、小切手処
理装置10の構造の簡素化を図ることができる。また、
部品点数が少なくて済むため、組付作業工数の削減、部
品設置スペースの削減を図ることができる。従って、コ
スト削減及び装置の小型化を図ることができる。
【0048】この装置の小型化という効果は、別の観点
からも得られる。すなわち、従来の技術の項で示した先
行技術による場合、ずらし用回転ローラを低速回転させ
ることにより上側の紙葉体と下側の紙葉体とを紙葉体の
長手方向にずらして、長さ検出により複数枚検知を行う
構成であるため、その分、複数枚検知部が紙葉体の搬送
方向に長くなり、ひいては装置が大型化する不利があ
る。これに対し、本実施形態の場合、複数枚検知部36
の主要部を構成する第1アイドルローラ56Bは作用ト
ルクが所定値未満のときは非回転状態とされるため、そ
の分、複数枚検知部36を小切手14の搬送方向に短く
することができる。従って、本実施形態によれば、この
観点から、小切手処理装置10の小型化を図ることがで
きる。
【0049】また、本実施形態に係る小切手処理装置1
0では、第1フィードローラ56Aは小切手14の搬送
経路に対して上側に配置されており、第1アイドルロー
ラ56Bは小切手14の搬送経路に対して下側に配置さ
れているため、複数枚の小切手14が挿入口16へ挿入
された際には、最上位の小切手14のみが第2搬送ロー
ラ対58へ送られる。従って、顧客が挿入したことを認
識していない小切手14については第1アイドルローラ
56B上に残ることになる。つまり、通常、顧客の視点
は挿入口16よりも上側にあることから、最上位の小切
手14が装置本体12の内部に取り込まれて、残りの下
側の小切手14については挿入口16に残される様を、
顧客に容易に視認させることができる。その結果、本実
施形態によれば、小切手14が複数枚挿入されたことを
顧客により一層容易に認識させることができる。
【0050】〔第2実施形態〕次に、図6を用いて、本
発明の第2実施形態に係る小切手処理装置10について
説明する。
【0051】図6に示されるように、この実施形態で
は、複数枚検知部70を構成する第1搬送ローラ組72
の構成に特徴がある。具体的には、第1ローラ組72中
に位置される上側搬送経路(図6において符号「20」
省略)の下側に、「搬送ローラ」としての第1フィード
ローラ72Aが配設されている。この第1フィードロー
ラ72Aの直上には、図示しないマグネットの磁力によ
ってアップダウン動作が可能とされたプレッシャローラ
72Bが配設されている。さらに、プレッシャローラ7
2Bと離間した位置には、トルクリミッタ機能を備えた
「複数枚検知ローラ」としての第1アイドルローラ72
Cが配設されている。プレッシャローラ72B及び第1
アイドルローラ72Cにはベルト72Dが巻き掛けられ
ており、相互に連結されている。なお、第1フィードロ
ーラ72Aと第1アイドルローラ72Cとの上下の位置
関係だけをみれば、本実施形態の構成は前述した第1実
施形態の場合と逆になる。
【0052】上記構成によれば、挿入口16に小切手1
4が挿入される前の状態においては、プレッシャローラ
72Bは上昇位置に保持されている。小切手14が挿入
口16から挿入されると、挿入検出センサ(図6におい
て符号「60」省略)によって小切手14が挿入された
ことが検出され、図示しないコントローラによってプレ
ッシャローラ72Bが下降される。これにより、第1フ
ィードローラ72Aとプレッシャローラ72Bとの間に
小切手14が挟持(クランプ)される。
【0053】このとき、小切手14が一枚であれば、当
該小切手14を介し更にプレッシャローラ72B及びベ
ルト72Dを経由して第1フィードローラ72Aから付
与された搬送力が第1アイドルローラ72Cに伝達され
る。この作用トルクは前述した所定値以上となるため、
第1アイドルローラ72Cは通常通りに回転される。従
って、小切手14は搬送方向下流側へと搬送されてい
く。
【0054】一方、複数枚の小切手14が挿入された場
合には、当該小切手14を介し更にプレッシャローラ7
2B及びベルト72Dを経由して第1アイドルローラ7
2Cに作用するトルクが所定値未満となるため、第1ア
イドルローラ72Cは非回転状態とされる。従って、プ
レッシャローラ72Bも非回転状態を維持し、第1フィ
ードローラ72Aに接する小切手14のみが搬送方向下
流側へと搬送されていく。
【0055】このように本実施形態の場合、前述した第
1実施形態の場合よりも部品点数が増えるが、例えば、
駆動系設置スペースとの関係上、第1フィードローラ7
2Aを上側搬送経路20に対してどうしても下側に配置
せざるを得ないような場合には、功を奏す。
【0056】なお、上述した各実施形態では、媒体処理
装置として小切手処理装置10を例にして説明し、又媒
体として小切手14を例にして説明したが、これに限ら
ず、種々の紙葉体等の媒体を取扱う媒体処理装置に対し
て本発明は適用可能である。特に、厚さが一定でない媒
体を同一装置で一枚ずつ処理していく必要がある場合に
本発明は好適である。しかし、そうだからといって、媒
体の厚さが一定の場合への本発明の適用を排除するもの
ではない。
【0057】また、上述した各実施形態では、処理済の
小切手14を収納スタッカ48に収納する媒体処理装置
に対して本発明を適用したが、これに限らず、処理済の
媒体を収納ではなくトレイ等に排出する媒体処理装置に
対して本発明を適用してもよい。
【0058】さらに、上述した各実施形態では、小切手
処理装置10の装置本体12の側部に挿入口16が形成
されていたが、これに限らず、装置本体の上部等に挿入
口が形成されている装置に対して本発明を適用してもよ
い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明に係る媒体処理装置は、媒体に搬送力を付与する搬
送ローラと、この搬送ローラと対又は組をなし、媒体を
介して作用するトルクが媒体一枚分のトルクに相当する
所定値以上の場合には搬送ローラに同期して回転し、媒
体を介して作用するトルクが所定値未満の場合には非回
転状態となることにより複数の媒体間にすべりを生じさ
せる複数枚検知ローラと、を含んで構成された複数枚検
知手段を備えているので、簡単な構成で、紙葉体等の媒
体の厚さが一定でない場合においても、媒体の複数枚検
知を確実に行うことができるという優れた効果を有す
る。
【0060】請求項2記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項1記載の発明において、複数枚検知手段に媒
体が挿入されたときに、その媒体の一部が装置外部に露
出される位置に当該複数枚検知手段を設けたので、媒体
が複数枚挿入された場合には、搬送されなかった媒体が
あることを顧客に容易に認識させることができるという
優れた効果を有する。
【0061】請求項3記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項1又は請求項2記載の発明において、複数枚
検知手段が搬送ローラとこの搬送ローラと対をなしトル
クリミッタ機能を備えた複数枚検知ローラとを含んで構
成されているため、必要最小限の部品点数で媒体の複数
枚検知を確実に行うことができ、その結果、構造の簡素
化を図ることができるという優れた効果を有する。
【0062】請求項4記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項3記載の発明において、上記搬送ローラは媒
体の搬送経路に対して上側に配置されており、上記複数
枚検知ローラは媒体の搬送経路に対して下側に配置され
ているため、複数枚の媒体が挿入口へ挿入されたとき
に、一番上側の媒体が装置内部に取り込まれ、下側の媒
体が挿入口へ残る状態を顧客が容易に認識でき、その結
果、構造の簡素化を図りつつ、媒体が複数枚挿入された
ことをより一層容易に顧客に認識させることが可能にな
るという優れた効果を有する。
【0063】請求項5記載の本発明に係る媒体処理装置
は、請求項1又は請求項2記載の発明において、上記複
数枚検知手段が、搬送ローラと、この搬送ローラと対を
なし当該搬送ローラに対して接離可能に設けられたプレ
ッシャローラと、このプレッシャローラから離間した位
置に設けられて搬送ローラ及びプレッシャローラとで組
をなしトルクリミッタ機能を備えた複数枚検知ローラ
と、プレッシャローラと複数枚検知ローラとに巻き掛け
られたベルトとを含んで構成されているため、駆動系設
置スペースとの関係上、搬送ローラを搬送経路に対して
どうしても下側に配置せざるを得ないような場合にも対
応することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る小切手処理装置の全体構成
を示す概略構成図である。
【図2】第1実施形態の要部に係る複数枚検知部の構成
を示す概略構成図である。
【図3】図2に示される複数枚検知部の作動を示す作動
説明図であり、(a)〜(c)は挿入された小切手が一
枚であるときの作動を示したものであり、(d)〜
(f)は複数枚の小切手が挿入されたときの作動を示し
たものである。
【図4】従来技術との対比において第1実施形態に係る
小切手処理装置の効果を説明するための要部拡大図であ
る。
【図5】従来技術との対比において第1実施形態に係る
小切手処理装置の効果を説明するための要部拡大図であ
り、(A)は二枚の小切手が挿入された直後の状態を示
しており、(B)は(A)の状態から上側の小切手のみ
が搬送された状態を示したものである。
【図6】第2実施形態に係る小切手処理装置の要部構成
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 小切手処理装置(媒体処理装置) 14 小切手(媒体) 16 挿入口 18 搬送経路 34 アライナ部(媒体処理部) 36 複数枚検知部(複数枚検知手段) 42 MICRユニット(媒体処理部) 44 読取部(媒体処理部) 46 印字部(媒体処理部) 48 収納スタッカ(収納部) 56A 第1フィードローラ(搬送ローラ) 56B 第1アイドルローラ(複数枚検知ローラ) 70 複数枚検知部(複数枚検知手段) 72A 第1フィードローラ(搬送ローラ) 72B プレッシャローラ 72C 第1アイドルローラ(複数枚検知ローラ) 72D ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 尚浩 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小林 悟 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA05 BA20 FA02 FA05 FA06 FA09 FC03 FF07 FF09 FG03 FG07 FG08 FG12 FG14 FH05 3F048 AA06 AB03 BA13 BB05 BD07 CC15 DA06 DC01 DC12 DC17 EA12 EA13 3F049 AA10 DA04 DA12 EA04 LA16 LB04 3F063 BA02 BA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉体等の媒体が挿入される挿入口と、
    所定の経路に沿って当該媒体を搬送しながら当該媒体に
    所定の処理を施す媒体処理部と、処理済の媒体を収納又
    は排出する収納部又は排出口と、を有する媒体処理装置
    であって、 媒体に搬送力を付与する搬送ローラと、 この搬送ローラと対又は組をなし、媒体を介して作用す
    るトルクが媒体一枚分のトルクに相当する所定値以上の
    場合には搬送ローラに同期して回転し、媒体を介して作
    用するトルクが所定値未満の場合には非回転状態となる
    ことにより複数の媒体間にすべりを生じさせる複数枚検
    知ローラと、 を含んで構成された複数枚検知手段を備えている、 ことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数枚検知手段は、当該複数枚検知
    手段に媒体が挿入されたときに、その媒体の一部が装置
    外部に露出される位置に設けられている、 ことを特徴とする請求項1記載の媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数枚検知手段は、 前記搬送ローラと、 この搬送ローラと対をなし、トルクリミッタ機能を備え
    た前記複数枚検知ローラと、 を含んで構成されている、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の媒体処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ローラは、媒体の搬送経路に対
    して上側に配置されており、 前記複数枚検知ローラは、媒体の搬送経路に対して下側
    に配置されている、 ことを特徴とする請求項3記載の媒体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数枚検知手段は、 前記搬送ローラと、 この搬送ローラと対をなし、当該搬送ローラに対して接
    離可能に設けられたプレッシャローラと、 このプレッシャローラから離間した位置に設けられて搬
    送ローラ及びプレッシャローラとで組をなし、トルクリ
    ミッタ機能を備えた前記複数枚検知ローラと、 プレッシャローラと複数枚検知ローラとに巻き掛けられ
    たベルトと、 を含んで構成されている、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の媒体処理
    装置。
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