JP2003173459A - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JP2003173459A
JP2003173459A JP2001372461A JP2001372461A JP2003173459A JP 2003173459 A JP2003173459 A JP 2003173459A JP 2001372461 A JP2001372461 A JP 2001372461A JP 2001372461 A JP2001372461 A JP 2001372461A JP 2003173459 A JP2003173459 A JP 2003173459A
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JP
Japan
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ticket
jam
automatic ticket
automatic
ticket gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001372461A
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English (en)
Inventor
Eiji Yamada
英司 山田
Shinji Tsuchiya
伸二 土屋
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 券詰り(ジャム)が発生したときに、ジャム
券を確実に除去できるようにする。 【解決手段】 自動改札機の本体の筐体の開けられたカ
バーが閉じられたときに、その自動改札機の本体がリセ
ットされる自動改札機において、前記自動改札機の本体
の投入口に投入された乗車券を取出口又は集札箱に搬送
する搬送路の途中に所定の間隔を保って設けられたその
投入された乗車券を検出するセンサ群と、それらセンサ
群により前記自動改札機の本体に投入された乗車券の券
詰りを検出する券詰り検出手段と、券詰りが検出された
後、前記筐体の開けられたカバーが閉じられたときに、
前記搬送路を所定の一定時間駆動させる搬送路制御手段
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動改札機に係り、
特に、乗車券の搬送障害、いわゆるジャム券を効率よく
検出することができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動改札機には、自動改
札機の本体の投入口に投入された乗車券(本発明で乗車
券というときは、普通乗車券、回数券、定期券等の各種
乗車券類が含まれる。)が取出口又は集札箱まで搬送さ
れる間にジャム券が発生したときに、そのジャム券を検
出する、光電素子等からなる検出手段が設けられてい
る。そして、その検出手段によりジャムが検出されたと
きは、自動改札機の本体の入出場処理(入場処理又は出
場処理を意味している。)が停止され、係員によって自
動改札機の本体の筐体カバー(通常、ジャム券の除去
は、筐体カバーのうち、筐体の上面側の上カバーが開か
れるので、以後、上カバーで説明する。)が開かれてジ
ャム券が取除かれる。
【0003】自動改札機の本体からジャム券が取除かれ
た後、上カバーが閉じられると、自動改札機の本体がリ
セットされ入出場処理が再開される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動改札機には、ジャム検出手段が設けられている
が、上カバーが開けられても物陰に隠れているなどして
ジャム券が見付からず、その後、上カバーが閉じられる
と、自動改札機の本体がリセットされてジャム券が搬送
路上に残ってしまう。この状態で次客により乗車券が投
入されると、搬送路上に残っていたジャム券が、以後、
どのように搬送されるかにかかわらず、乗車券と利用者
(旅客)との対応がとれなくなるというような不都合が
発生するおそれがあった。
【0005】図4を用いてさらに説明すると、S1 〜S
3 は、図示しない搬送路の途中に所定の間隔を保って設
けられた乗車券を検出するための光電素子からなるセン
サ群である。そして、及びは乗車券のジャム位置を
示している。
【0006】図4において、上カバーを閉じたときに、
乗車券がに示される位置にあって、センサS1 で検出
されていれば、自動改札機の本体がリセットされてもジ
ャム券はセンサS1 で検出されているので、ジャム発生
状態が解除されずに係員に報知される。しかし、上カバ
ーを開けてもジャム券が見付からず、その上カバーを閉
じたときに、乗車券がに示されるようにセンサS2 ,
S3 間にあるときは、自動改札機の本体のリセットされ
てもジャム券が搬送路上に残ってしまう。この状態で次
客により乗車券が投入されると、搬送路上に残っていた
ジャム券が、以後、どのように搬送されるかにかかわら
ず、乗車券と利用者との対応がとれなくなるおそれがあ
った。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、ジャム券を確
実に検出することのできるようにした自動改札機を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明
は、自動改札機の本体の筐体の開けられたカバーが閉じ
られたときに、その自動改札機の本体がリセットされる
自動改札機において、前記自動改札機の本体の投入口に
投入された乗車券を取出口又は集札箱に搬送する搬送路
の途中に所定の間隔を保って設けられたその投入された
乗車券を検出するセンサ群と、それらセンサ群により前
記自動改札機の本体に投入された乗車券の券詰りを検出
する券詰り検出手段と、券詰りが検出された後、前記筐
体の開けられたカバーが閉じられたときに、前記搬送路
を所定の一定時間駆動させる搬送路制御手段と、を有す
ることを特徴としている。本発明の請求項2に記載の自
動改札機は、搬送路を所定の一定時間駆動させている間
にセンサ群により乗車券が検出されたときに乗車券の券
詰りを検出する券詰り検出制御手段を有することを特徴
としている。本発明の請求項3に記載の自動改札機は、
所定の一定時間の搬送路の駆動は、往復動であることを
特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る自動改札機
の本体(以下、「改札機本体」という。)aに組込まれ
ているカードハンドラbの部分の概略構成図である。
【0010】カードハンドラbの投入口1と取出口2と
の間には、モータMで駆動される搬送路Lが設けられて
いる。すなわち、この搬送路Lは、モータMに設けられ
ている図示しないクラッチを含む伝達機構を介して駆動
されるように構成されている。そして、この搬送路Lの
上流側(投入口1側)から下流側(取出口2側)にかけ
て、順に、投入口1に投入された乗車券(図示せず)を
取込むための取込みローラr、搬送される乗車券の姿勢
を所定の状態に整える整列搬送部3、投入口1に表面
(乗車区間等の所定の内容が印字されている面)を上に
して投入されたときの乗車券に記録されているデータを
読取るための読取ヘッドH1 、投入口1に裏面を上にし
て乗車券を投入されたときのデータを読取るための読取
ヘッドH1′(以下、投入口1に裏面を上にして投入さ
れた乗車券を処理するヘッドには「′」を付して説明す
る。)、新たなデータ(入出場データ)を書込むための
書込ヘッドH2 ,H2 ′、書込まれたデータをチェック
するためのベリファイヘッドH3 ,H3 ′、必要に応じ
て乗車券に入場駅等の所定の内容を印字し、また、パン
チ孔をあけるパンチ印字部4が設けられている。
【0011】なお、カードハンドラbには、パンチ印字
部4の出口側の搬送路Lから、図示しないウイングを介
して集札券を集札箱(図示せず)に搬送させるための集
札搬送路が設けられているが、ここでは省略されてい
る。
【0012】図1中、黒色の三角で示されるマークは、
光電素子等の周知のセンサ素子からなる乗車券を検出す
るためのセンサ群であって、搬送路L中に所定の間隔を
保って、すなわち、搬送路Lの所定位置に複数個設けら
れていて、搬送路L中に位置する乗車券を検知すること
ができるように構成されている。
【0013】図1中、5は、カードハンドラbの上面に
設けられた表示画面であって、この表示画面5及び図示
しないスピーカを介して利用者へ所定の内容を案内でき
るように構成されている。また、6は、改札機本体aを
統括的に制御する制御器であって、その電気的構成は、
図2に示されている。すなわち、この制御器6は、RO
M20に格納されているシステムプログラム及びRAM
21に格納されているワーキングデータを用いて演算処
理する中央処理部(CPU)22を有している。
【0014】CPU22は、I/Oユニット23を介し
て、各ヘッドH1 〜H3 、H1 ′〜H3 ′を制御するリ
ードライトドライバ24と、表示画面5を制御する表示
ドライバ25と、図1では省略されているドアDを制御
するドアドライバ26と、搬送路L中の乗車券を検知す
るセンサの検知信号を増幅処理して取込むセンサアンプ
27と、モータMを制御するモータドライバ28とが接
続されている。なお、I/Oユニット23には、改札通
路の利用者を検知する人間検知器のセンサアンプや改札
機本体aを監視する係員室に設けられている図示しない
監視盤と通信を行うための通信制御部等も接続されてい
るが、ここでは省略されている。
【0015】以下、改札機本体aの制御動作を図3のフ
ローチャートを用いて説明する。今、改札機本体aの投
入口1に図示しない乗車券が投入されて、その乗車券に
よる入出場処理が開始されたとする(ステップ100肯
定。以下、ステップを「S」とする。)。
【0016】投入された乗車券が所定のセンサの位置ま
でに所定時間内に到達しないとき、あるいは、所定のセ
ンサで所定時間を越えて検知されているときは、ジャム
が発生したと判定される(S102肯定)。この場合、
搬送路Lの搬送が停止して、改札機本体aの入出場処理
は中止され、その旨が図示しない係員室に設けられてい
る監視盤等を介して係員に報知される(S104)。改
札機本体aにジャムが発生すると、係員により上カバー
(図1では省略)が開けられてジャム券の除去作業が行
われる(S106、S108)。
【0017】係員によりジャム券が改札機本体aから取
出され、又は、ジャム券が見付からないときは、上カバ
ーが閉じられる(S110)。この上カバーが閉じられ
ると、改札機本体aはリセットされ、搬送路Lが所定の
一定時間(例えば1秒間)駆動される(S112)。こ
の一定時間は、乗車券が少なくともある一つのセンサか
ら次のセンサに移動するのに十分な搬送時間に決められ
ている。
【0018】上カバーが閉じられた後の所定の一定時間
の搬送路Lの駆動により乗車券が検出されると、すなわ
ち、改札機本体aから取出されずに残っている乗車券が
センサで検出されると(S114肯定)、再度、改札機
本体aはジャム発生の状態となり、上カバーを開けての
ジャム券取出作業が行われる。したがって、初回に見付
からなかったジャム券が係員によって取出される。な
お、次回の上カバー開けによってもジャム券が見付から
ないときは、次の上カバー閉によって搬送路Lが所定の
一定時間駆動される。このようにして、ジャム券が改札
機本体aから完全に取除かれるまで所定の一定時間の搬
送路駆動→上カバー開→所定の一定時間の搬送路駆動→
…が繰返される。
【0019】上カバーが閉じられて搬送路Lが所定の一
定時間駆動されても乗車券が検出されないときは(S1
14否定)、既に改札機本体aから乗車券が完全に除去
されているので、改札機本体aの入出場処理が再開され
る(S116)。
【0020】なお、上述の例では、上カバーを閉じたと
きの搬送路Lの所定の一定時間の駆動は、乗車券を投入
口1側から取出口2又は集札箱側へ搬送する方向とした
が、これを投入口1側から取出口2又は集札箱側へ所定
の一定時間搬送し、その後、取出口2又は集札箱側から
投入口1側へ所定の一定時間搬送する、往復動とするよ
うにしてもよい。この場合は、ジャム券の発見をより効
果的に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の自動改札機
は、改札機本体の投入口に投入された乗車券を取出口又
は集札箱に搬送する搬送路の途中に所定の間隔を保って
設けられたその投入された乗車券を検出するセンサ群
と、前記センサ群により前記改札機本体に投入された乗
車券の券詰りを検出する券詰り検出手段と、券詰りが検
出された後、筐体の開けられたカバーが閉じられたとき
に、前記搬送路を所定の一定時間駆動させる搬送路制御
手段とからなるので、ジャム券を効率よく除去すること
ができる。本発明の請求項2に記載の自動改札機は、搬
送路を所定の一定時間駆動させている間にセンサ群によ
り乗車券が検出されたときに乗車券の券詰りを検出する
券詰り検出制御手段を有するので、ジャム券を効率よく
見つけることができる。本発明の請求項3に記載の自動
改札機は、所定の一定時間の搬送路の駆動は、往復動で
あるので、ジャム券の発見をより効率よく行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動改札機のカー
ドハンドラ部分の概略構成図である。
【図2】制御器のブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【図4】ジャム等の説明図である。
【符号の説明】
a 自動改札機の本体(改札機本体) 1 投入口 2 取出口 3 整列搬送路 4 パンチ印字部 5 表示画面 6 制御器 M モータ L 搬送路 H1 ,H1 ′ 読取ヘッド H2 ,H2 ′ 書込ヘッド H3 ,H3 ′ ベリファイヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 CA07 CB04 CB10 3F048 AA07 AB04 AB05 BA14 BB02 BD02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札機の本体の筐体の開けられたカ
    バーが閉じられたときに、その自動改札機の本体がリセ
    ットされる自動改札機において、 前記自動改札機の本体の投入口に投入された乗車券を取
    出口又は集札箱に搬送する搬送路の途中に所定の間隔を
    保って設けられたその投入された乗車券を検出するセン
    サ群と、 前記センサ群により前記自動改札機の本体に投入された
    乗車券の券詰りを検出する券詰り検出手段と、 券詰りが検出された後、前記筐体の開けられたカバーが
    閉じられたときに、前記搬送路を所定の一定時間駆動さ
    せる搬送路制御手段と、 を有することを特徴とする自動改札機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動改札機において、
    搬送路を所定の一定時間駆動させている間にセンサ群に
    より乗車券が検出されたときに乗車券の券詰りを検出す
    る券詰り検出制御手段を有することを特徴とする自動改
    札機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の自動改札機にお
    いて、所定の一定時間の搬送路の駆動は、往復動である
    ことを特徴とする自動改札機。
JP2001372461A 2001-12-06 2001-12-06 自動改札機 Pending JP2003173459A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060316