JPS629490A - カ−ド類処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえばカード類発行装置等において。

発行されるカード類および投入されるカード類を処理す
るためのカード類処理装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、たとえばカード類発行装置におけるカード類の処
理装置として、例えば乗車券等は券売機等により印刷、
発行されたカード類を取出口へ搬送するようになってお
り、また自動改札装置に投入されたカード類は回収処理
を行なうためカード類に記録されている磁気情報を読取
った後、回収箱へ回収すべく搬送するようになっている
。

しかしながら、上記カード類処理装置はカード類発行処
理のための装置とカード類回収処理のための装置とが別
体に設けられていた。このためカード類の発行および回
収処理を行なうためには２つの装置が必要であり、コス
トが高く、かつ省スベース化に問題があるといった欠点
があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので。

比較的簡単な構成でカード類の発行と取込みを行なうこ
とができるカード類処理装置を提供することを目的とす
る。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために発行されたカード類
を搬送する搬送路の搬出端部に回動可能な振分ガイドを
設け、この振分ガイドにより発行された正当なカード類
を出入口に排出し、上記出入口から投入された正当なカ
ード類を回収部に振分けるようにしたことを特徴とする
ものである。

〔発明の実施例〕 以下、本発明を第１図及至第３図に示す一実施例にもと
づいて説明する。第１図はバスの車内に搭載され、バス
から地下鉄等への乗継可能な乗車券の発行、あるいは地
下鉄等で発売されたバスへの乗継乗車券を受入れて処理
するための昇殿送機構が組込まれた券処理装置の要部を
示す断面図である０図中、■はバス搭載用券売機の筐体
で、この筐体■の前面には印刷、発行された地下鉄等へ
の乗継可能な乗車券（Ｐ）を排出し、また地下鉄等で発
行されたバスへの乗継可能な乗車券（Ｐ′）を投入する
ための出入口■が設けられている。

上記筐体■の内部には上記出入口■に排出される乗車券
（Ｐ）あるいは出入口■に投入される乗車券（Ｐ′）を
挟持して搬送する無端環状の搬送−ベルト（３ａ）　、
　（３ｂ）　、　（３ｃ）がそれぞれ案内ローラに）・
・・に巻架されており、上記搬送ベルト（３ａ）、　（
３ｂ）の一部は回転ドラム■の外周面に張設するように
構成されている０図中、０は上記搬送ベルト（３ａ）　
、　（３ｂ）　。

（３ｃ）の搬送端側に軸支される回動自在の振分ガイド
で、この振分ガイド０はレバー■を介して駆動源のソレ
ノイド■に連結されていて、ソレノイド（ハ）を付勢す
ることにより上記振分ガイド０は点線で示す反時計方向
に回動して図示しない印刷部で印刷された乗車券（Ｐ）
が搬送ベルト（３ａ）、　（３ｂ）からなる搬送路■を
通過して出入口■に排出されるようになっている０図中
、　（１０ａ）は上記搬送路（１ｏ）の入口に配置され
て上記印刷部で印刷された乗車券（Ｐ）の通過により後
述する書込みヘッド（１１）および読取りヘッド（１２
）の動作開始を設定するための第１センサー、（１０ｂ
）は上記搬送路■の搬送端と上記出入口■との間に配置
され、搬送路０から排出される乗車券（Ｐ）、および上
記出入口■に投入された乗車券（Ｐ′）をそれぞれ光学
的に検出する第２センサ、（１０ｃ）は後述する収納箱
（１３）の入口に配置されて、回収される乗車券（Ｐ′
）を確認するための第３センサ、（１０ｄ）は上記搬送
路■の途中に配置されて出入口■から投入された乗車券
（Ｐ′）の通過を検出することにより、後述する読取り
ヘッド（１２）に対し読取り開始を設定するための第４
センサーである。

また、上記回転ドラム■の内壁には上記乗車券（Ｐ）の
裏面に乗車券に必要な磁気情報を書込む書込みヘッド（
１１）および書込まれた磁気情報を読取る読取りヘッド
（１２）が配置されている。

また、（１３）は上記出入口■に投入された乗車券（Ｐ
′）が読取りヘッド（１２）に読取られ、正常であると
判定されたとき、その乗車券（Ｐ′）を回収する回収箱
で、この回収箱（１３）には乗車券（Ｐ）に磁気記録さ
れた情報が読取りヘッド（１２）によって読取り不良と
判定されたとき、その乗車券（Ｐ）も収納するように構
成されている。

なお、（１４）は上記ソレノイド■が消磁されたとき、
振分ガイド■を強制的に元の位置（実線で示す）へ復帰
させるためのスプリングである。

つぎに、第２図は本装置の回路構成を示すブロック図で
ある０図中、、　（２１）は印刷、記録された乗車券（
Ｐ）が出入口■に排出されたことを検知し、また出入口
■に乗車券（Ｐ′）が投入されたことを検知する第２セ
ンサー（１０ｂ）からの信号を制御する機構制御回路で
、この機構制御回路（２１）からの出力信号が振分ガイ
ド０に伝達される。また、（２２）は読取りヘッド（１
２）を動作させるための読取回路、（２３）は書込みヘ
ッド（１１）を動作させるための書込回路で、これらの
回路（２２）、　（２３）は判別部（２４）に接続され
ている。そして、この判別部（２４）は上記書込みヘッ
ド（１１）により乗車券（Ｐ）に書込まれた磁気情報の
内容と上記読取りヘッド（１２）により磁気情報を読取
リチェックした内容とを比較して正否を判別するように
なっている。また、（２５）は上記機構制御回路（２１
）、読取回路（２２）および書込回路（２３）からなる
制御部で、装置全体を制御するように構成されている。

つぎに、上記構成にもとづく本発明の動作について第３
図に示すフローチャートを参照しながら説明する。第１
図において、いま図示しない印刷部（たとえばサーマル
プリンタ）から券面情報が印刷された乗車券ＣＰ）が矢
印Ｘ方向へ送られてくると、乗車券（Ｐ）は搬送ベルト
（３ａ）　、　（３ｂ）からなる搬送路■に搬送される
。

そこで、搬送路■の入口に配置されている第１センサー
（１０ａ）が乗車券（Ｐ）の先端を検知すると、この検
知信号により書込みヘッド（１１）および読取りヘッド
（１２）は動作を開始する。すなわち、書込みヘッド（
１１）は乗車券（Ｐ）に必要な磁気情報を乗車券（Ｐ）
に書込み、読取りヘッド（１２）は書込まれた磁気情報
を読取り判別部（２４）において書込んだ内容と読取っ
た内容の相違を比較し正常券または異常券としての判別
が行なわれる。そこで、正常券と判別された場合には読
取りヘッド（１２）からソレノイド■に判定信号が伝達
されてソレノイド■を駆動することにより振分ガイド■
が点線で示す反時計方向に回動するため乗車券（Ｐ）は
そのま＼出入口■に排出される。そして、排出された乗
車券（Ｐ）が出入口■から抜き取られることにより上記
第２センサー（１０ｂ）から信号がソレノイド■に送ら
れてソレノイド■を消勢するとともにスプリング（１４
）の張力を受けて振分ガイド０は元の位置に復帰させら
れる。

また、出入口■に乗車券（Ｐ′）が投入された場合、第
２センサー（１０ｂ）の検知信号はソレノイド（へ）に
伝達されてソレノイド（ハ）を駆動し、振分ガイド０が
点線で示す反時計方向に回動するとともに搬送ベルト（
３ａ）−（３ｂ）、　（３ｃ）が発券の場合と逆方向に
搬送される。すると、上記乗車券（Ｐ′）は取込まれて
搬送路■を搬送し、第４センサー（１０ｄ）を通過する
ことにより読取りヘッド（１２）が動作を開始する。そ
して、読取りヘッド（１２）が搬送されてきた乗車券（
Ｐ′）の磁気情報を読取り、正常券であるか否かを判別
する。そして、上記乗車券（Ｐ′）の先端が第１センサ
ー（１０ａ）に検知されると、上記搬送ベルト（３ａ）
　、　（３ｂ）　、　（３ｃ）を発券の場合と同一方向
へ搬送する。このとき、上記読取りヘッド（１２）によ
り正常券と判定された場合にはソレノイド（へ）が駆動
されず、したがって正常券としての乗車券（Ｐ′）は実
線で示す位置に保持されている振分ガイド０に案内され
て回収箱（１３）に収納することができる。一方、異常
券と判別された場合にはソレノイド■が駆動されて振分
ガイド■を実線の位置から点線で示す位置に回動させる
ことにより異常券としての乗車券（Ｐ′）は第２センサ
ー（１０ｂ）を通過して出入口■に差戻される。この場
合、出入口■に差戻された乗車券（Ｐ′）は発券の場合
と同様、出入口■から抜き取られることにより上記第２
センサー（ｔａｂ）から信号がソレノイド■に送られて
ソレノイド（へ）を消勢するとともにスプリング（１４
）の張力を受けて振分ガイド■は元の位置に復帰させら
れる。

なお、上記実施例では搬送ベルトを用いて乗車券の搬送
を説明したが、これに限定されるものではなくたとえば
ローラを用いて搬送するようにしても差支えない。

（発明の効果〕 以上説明したように本発明によればカード類の搬送端側
に位置して振分ガイドを設けることにより、１つの搬送
路を用いてカード類の発行および投入されたカード類の
処理を行なうことができることとなり、装置全体の小形
化を図り得るという優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第２図は
同側の制御回路を示すブロック図、第３図ＣＢｒｔ　（
ｂ）は発券の場合と回収の場合におけるフローチャート
である。 Ｐ・・・乗車券（カード類）　２・・・出入口６・・・
振分ガイド（振分手段） ９・・・搬送路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発行されるカード類の排出口および取込まれるカード類
   の投入口が共通な出入口と、 この出入口からカード類の排出および取込みの両方向に
   搬送を行なう搬送路と、 この搬送路上に配置されて上記カード類に情報を書込む
   書込手段および上記カード類に書込まれた情報を読取る
   読取手段と、 上記搬送路上に設けられ、上記読取手段の読取り結果に
   もとづきカード類を振分ける回動可能な振分手段と、 この振分手段により振分けられたカード類を収納する回
   収部と、 カード類の発行時には前記読取手段により読取られた情
   報が正当であるときにカード類を排出し、カード類の取
   込み時には前記読取手段にて読取られた情報が正当であ
   るときにカード類を回収部に回収するように制御する制
   御手段と を具備したことを特徴とするカード類処理装置。