JP4575032B2 - 媒体処理装置及びこれを使用した媒体発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カット媒体を往復搬送し、カット媒体に記録等の処理を行う媒体処理装置及び媒体発行装置に関し、特に、搭乗券のような、データが記録された券を発行するのに好適な媒体処理装置及び媒体発行装置に関する。
近年の自動処理技術の進展に伴い、搭乗券や乗車券等の券類の発行のため、自動発行装置が利用されている。近年、このような券類を自動処理するため、券類に、印字の他に、磁気データ等の読み取り可能なデータを記録することが行われている。
この要求により、自動発行装置は、磁気データ領域を持つ券類の媒体を使用し、この媒体に、データ(例えば、搭乗券では、搭乗日、搭乗便名、出発時間、座席位置、搭乗者名等)を記録し、且つ視認可能にこれらを印字して、発行する。近年、この自動発行装置で、複数種類の券類(例えば、各航空会社の券類)を取り扱う要求がある。
図13及び図14は、従来の媒体発行装置の説明図である。
図13に示すように、発行する券は、金券と同じため、収容用紙は、カット紙ではなく、ファンフォールド連続紙100を使用する。ここでは、3種類のファンフォールド連続紙100を示す。発行すべき券のファンフォールド連続紙をフィードし、カッタ106で、分離して、カット券にする。この場合、金券の一種であり、偽造防止などの目的のため、ミシン目で連続された各券には、券の管理番号を記録してあるものがある。
この場合には、カッタ106でカットする前に、磁気ヘッド102、104で、券管理番号をリードし、確認する。カットされた券は、磁気ヘッド108でデータを磁気記録され、その後、磁気ヘッド108で、リードし、照合する。照合結果が良好であれば、熱転写印字ヘッド112で、券に印字を行い、ゲート114を介し排出スタッカ118に排出される。一方、磁気データの照合不一致の券は、印字されず、ゲート114により、リジェクトされ、リジェクトスタッカ116に収容される(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、複数の媒体を扱う場合(複数の搬送路を持つような場合)には、同一の動作を行う、それぞれ固有の搬送機構や磁気ヘッド102、104、を持ち、又、リード/ライトに別々の磁気ヘッド108、110を設けているため、部品数の増加やスペース(搬送パス)の増大、また、上位からの切り替えにより、それぞれを動作させるような制御が必要となる。
このような問題を解決するために、図14に示すように、搬送路をループ状に形成し、同一機能部を共通化する装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。即ち、回転軸124を持つドラム122と、駆動ローラ128、130と、ガイド132、134、136、138とで、ループ状搬送路を形成し、ドラム122内に、1つの磁気ヘッド126を設け、且つゲート140、142を設置する。
このループ搬送方法では、回転軸をもつ回転体と駆動ローラによって挟んで、媒体を搬送するため、媒体の往復搬送が可能となり、1つの磁気ヘッドで、ライト/リードを共通化でき、且つ搬送パスを短くできる。
特開平5−314333号公報(図1) 特開平10−162174号公報(図2)
しかしながら、回転軸124を持つドラム122の回転と、ガイド、ローラを使用した搬送では、媒体のジャムが発生し易い。特に、比較的厚みがある媒体を、ループに沿って搬送するには、ガイドで、ジャムを誘発しやすい。又、回転軸124を持つドラム122の回転を使用するため、回転軸受が必要であり、且つローラとの協働で搬送するには、ローラの退避機構等の複雑な構成が必要となる。
このため、媒体の往復搬送により、部品を共通化しても、かえって、構造が複雑化し、且つ搬送能力の信頼性が低下するおそれがある。
又、従来技術では、装置が設置される環境や使用用途に合わせて、ループ状搬送路への媒体の入口、出口を変更するには、その都度、これに合わせた媒体搬送機構を開発及び製造する必要があり、手間がかかるとともに、大量生産によるコスト削減に向いていない。
従って、本発明の目的は、ループ状搬送路を使用しても、構成が複雑となることを防止するための媒体処理装置及び媒体発行装置を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、ループ状搬送路を使用しても、簡易な構成で、媒体搬送の信頼性を向上するための媒体処理装置及び媒体発行装置を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、装置の設置環境や使用用途に応じて、媒体の出入口の変更を容易に実現するための媒体処理装置及び媒体発行装置を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の媒体処理装置は、媒体を往復搬送して、媒体に記録処理する媒体処理装置において、回転支点を有しないリングと、前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、前記リングの周囲に設けられた記録素子と、前記複数の搬送ベルト機構の間に設けられ、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートと、前記リング内に設けられ、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータとを有し、前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングを保持するとともに、前記搬送ベルト機構の駆動により、前記リングを回転して、前記媒体を、前記搬送ベルト機構と前記リングとで挟んで、往復搬送し、前記往復搬送に応じて、前記記録素子が前記媒体に情報を記録し、且つベリファイのため記録した情報の読み取りを行う
本発明の媒体発行装置は、媒体に記録を行い、発行する媒体発行装置において、回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構と、ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構とを有し、前記ループ状搬送機構は、回転支点を有しないリングと、前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、前記リングの周囲に設けられた記録素子と、前記複数の搬送ベルト機構の間に設けられ、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートと、前記リング内に設けられ、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータとを有し、前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングを保持するとともに、前記搬送ベルト機構の駆動により、前記リングを回転して、前記媒体を、前記搬送ベルト機構と前記リングとで挟んで、往復搬送し、前記往復搬送に応じて、前記記録素子が前記媒体に情報を記録し、且つベリファイのため記録した情報の読み取りを行う
本発明では、ループ状搬送機構に、複数の搬送ベルト機構と、リングを使用したため、ベルト搬送と同様に、媒体をしっかり保持して、搬送でき、媒体ジャムが生じることを防止できる。即ち、変形媒体の搬送を安定にできる。また、ガイドの削除や回転支点が不要なことにより、部品数の削減、機構の簡素化が可能になる。
又、本発明では、好ましくは、前記複数の搬送ベルト機構を、前記リングの周囲を覆うように、少なくとも3つの搬送ベルト機構で構成した。
又、本発明では、好ましくは、前記複数の搬送ベルト機構の間に、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを更に設けた。
又、本発明では、好ましくは、前記リング内に、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータを更に設けた。
又、本発明では、好ましくは、前記搬送ベルト機構は、少なくとも2つのローラと、前記ローラ間に張られた平ベルトとで構成された。
又、本発明では、好ましくは、前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングの周囲に、ほぼ等間隔で配置された。
又、本発明では、好ましくは、前記リングと、前記複数の搬送ベルト機構と、前記記録素子とを1つのモジュールとして構成した。
又、本発明では、好ましくは、ホッパから前記リングに連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構を更に有する。
更に、本発明の媒体処理装置は、回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構モジュールと、ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構モジュールとを有し、前記繰り出し機構モジュールを前記ループ状搬送機構モジュールに連結し、且つ前記回転体へ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを前記ループ状搬送機構に設けた。
本発明の媒体発行装置は、媒体に記録を行い、発行する媒体発行装置において、回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構モジュールと、ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構モジュールとを有し、前記繰り出し機構モジュールを前記ループ状搬送機構モジュールに連結し、且つ前記回転体へ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを前記ループ状搬送機構に設けた。
この本発明では、ループ状搬送機構と繰り出し機構とをモジュール化し、ループ状搬送機構に、前後のモジュール/ユニットとの媒体受け渡しの搬送路の切り替えを行うゲート機構を複数箇所設置したので、同一ユニットであっても、その配置方向を変えるなどの対応により、たとえば装置の設置条件によって媒体の吸入方向を変えるなどの柔軟な対応が可能となる。
本発明では、ループ状搬送機構に、複数の搬送ベルト機構と、リングを使用したため、ベルト搬送と同様に、媒体をしっかり保持(ガイド)して、搬送でき、媒体ジャムが生じることを防止できる。即ち、変形媒体の搬送を安定にできる。また、内部に駆動モータを設け、且つガイドの削除や回転支点が不要なことにより、部品数の削減、機構の簡素化が可能になる。更に、リングの回転で、媒体を往復搬送するため、媒体の変形を防止し、往復搬送で、記録素子が媒体に記録、ベリファイを行うことができ、装置の小型化にも寄与する。
又、ループ状搬送機構と繰り出し機構とをモジュール化し、ループ状搬送機構に、前後のモジュール/ユニットとの媒体受け渡しの搬送路の切り替えを行うゲート機構を複数箇所設置したので、同一ユニットであっても、その配置方向を変えるなどの対応により、たとえば装置の設置条件によって媒体の吸入方向を変えるなどの柔軟な対応が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、媒体発行装置、媒体搬送機構、モジュール構成、他の実施の形態の順で説明する。
[媒体発行装置]
図1は、本発明の一実施の形態の媒体発行装置の外観図、図2は、図1の媒体発行装置の構成図、図3は、図1の媒体発行装置の内部概略図、図4は、図1の媒体発行装置の搬送パスの詳細構成図である。
図1乃至図4は、媒体発行装置として、航空券を発行する自動券発行装置を例に示す。図1及び図2に示すように、自動券発行装置1は、カウンタ台に置かれ、その下に、ファンフォールド連続紙7a,7bを収容したホッパ10、11が置かれる。ファンフォールド連続紙7a,7bは、テンションローラなどのガイド機構8a,8bを介して、又は直接、自動券発行装置1の裏面に導かれる。
図1に示すように、自動券発行装置1の前面には、動作状態を表示するインヂケータ群2と、操作のための入力キー群3と、排出スタッカ4と、券挿入口5とが設けられている。
図3において、繰り出し機構14は、発行すべき券のファンフォールド連続紙をフィードし、カッタ16で、分離して、カット券にする。この場合、発行券は、金券の一種であり、偽造防止などの目的のため、ミシン目で連続された各券には、券の管理番号を記録してあるものがある。
カットされた券は、リング搬送機構6により、往復搬送されながら、単一の磁気ヘッド24でデータを磁気記録され、その後、磁気ヘッド24で、リードし、照合される。照合結果が良好であれば、熱転写印字ヘッド18で、券に印字を行い、ゲート20を介し排出スタッカ4に排出される。一方、磁気データの照合不一致の券は、印字されず、ゲート20により、リジェクトされ、リジェクトスタッカ22に収容される。
リング搬送機構6は、回転支点を持たない円柱上のリング60と、リング60の周囲を囲むように設けられた搬送ベルト62、64、66とで構成される。搬送ベルト62、64、66によって、円柱状リング60を保持し、且つ搬送ベルト62、64、66の駆動により、円柱状リング60を回転する。これにより、このリング60とベルト62、64、66との間に挟んだ媒体を、リング60の外周(軌跡)に沿って、リング60と一緒に搬送する。
このとき、リング60を、搬送ベルトで保持して、回転するためには、リング60のバランスを取る必要がある。このため、複数の搬送ベルト62、64、66を、リング60の外周に沿って均等に配置する。図3のように、3つの搬送ベルト62、64、66を均等に配置すると、リング60の左右、上下のバランスをとって、安定に保持、且つ回転できる。
この搬送ベルト62、64、66は、リング60の駆動(媒体搬送)と媒体のガイドを兼用する。このため、ベルト搬送と同様に、媒体をしっかり保持して、搬送でき、媒体ジャムが生じることを防止できる。このように、媒体を、ベルト62、64、66とリング60とによって保持した場合、変形媒体の搬送を安定にできる。また、ガイドの削除や回転支点が不要なことにより、部品数の削減、機構の簡素化が可能になる。
図3において、繰出機構部14で、吸入され、カッタ16でカットされた媒体は、リング搬送部6まで搬送される。リング搬送部6は、リング60と平ベルト62、64、66によって、媒体を挟み、リング60の外周上を、円軌道を描き回転搬送する。このときの回転方向と、ゲート26、28の位置(設定)により、排出機構部より次ユニットへ搬送される。
図4は、図3の構成を、図1及び図2の装置に適用した詳細な構成図であり、図4において、図3で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。繰り出し機構14は、一対の挿入ガイド30、31と、一対の繰り出しローラ32、33と、繰り出しローラ32、33の駆動モータ34と、カッタ16と、カッタ15の駆動モータ(図示せず)で構成される。
リング搬送機構6は、詳細は、図5にて、後述するが、回転支点を持たない円柱上のリング60と、リング60の周囲を囲むように設けられた搬送ベルト62、64、66とで構成される。第1の搬送ベルト62は、駆動プーリ75,一対の従動プーリ76a,76bに平ベルトを設けて構成される。同様に、第2の搬送ベルト64は、駆動プーリ70,及び一対の従動プーリ71,72に平ベルトを設けて構成される。第3の搬送ベルト66は、駆動プーリ73及び従動プーリ74に平ベルトを設けて構成される。
搬送ベルト62,64,66は、円柱状リング60内に設けられた駆動モータ90により駆動される。これら搬送ベルト62,64,66によって、円柱状リング60を保持し、且つ駆動モータ90により駆動される搬送ベルト62、64、66の駆動により、円柱状リング60を回転する。これにより、このリング60とベルト62、64、66との間に挟んだ媒体を、リング60の外周(軌跡)に沿って、リング60と一緒に搬送する。
このとき、リング60を、搬送ベルトで保持して、回転するためには、リング60のバランスを取るため、3つの搬送ベルト62、64、66を、リング60の外周に沿って均等に配置する。又、各ベルト62,64,66は、弾力性があるため、3つの搬送ベルト62、64、66を均等に配置することにより、リング60の左右、上下のバランスをとって、安定に保持、且つ回転できる。
この搬送ベルト62、64、66は、リング60の駆動(媒体搬送)と媒体のガイドを兼用する。このため、ベルト搬送と同様に、媒体をしっかり保持して、搬送でき、媒体ジャムが生じることを防止できる。このように、媒体を、ベルト62、64、66とリング60とによって保持した場合、変形媒体の搬送を安定にできる。また、ガイドの削除や回転支点が不要なことにより、部品数の削減、機構の簡素化が可能になる。
印字機構18は、サーマルヘッド18bと、サーマルヘッド18bの上下動作のための駆動モータ18dと、熱転写リボンカセット18aと、熱転写リボンカセット18aの駆動モータ18cとで構成されている。搬送ローラ40は、リング機構6から印字機構18に券を搬送する。排出ローラ44は、排出する券をポケット形状の排出スタッカ4に排出する。搬送ローラ40、排出ローラ44は、駆動モータ46で駆動される。
スイッチバックローラ42は、図3で図示したゲート20(図4では、図示せず)により、リジェクトされた券を、いったん右方向に搬送した後、左方向に搬送して、リジェクトボックス22に収容する。
[媒体搬送機構]
次に、媒体搬送機構、即ち、リング搬送機構を詳細に説明する。図5は、本発明の一実施の形態の媒体搬送機構の断面図、図6は、図5の媒体搬送機構の斜視図である。図5は、図4のリング搬送機構を裏面から見た断面図であり、図6は、図4のリング搬送機構を左方から見た斜視図である。図5及び図6において、図3及び図4で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
図5及び図6に示すように、リング搬送機構6に、磁気リード/ライト部24を設け、共通(基本)モジュールとした。また、繰出機構部14を、装置の使用用途に併せ、複数種類用意(バリエーション)する。
先ず、リング搬送機構6を説明すると、右フレーム91(図6)に、第1の搬送ベルト62の駆動プーリ75及び一対の従動プーリ76a,76bと、第2の搬送ベルト64の駆動プーリ70,及び一対の従動プーリ71,72と、第3の搬送ベルト66の駆動プーリ73及び従動プーリ74の回転軸が、ベアリング等で軸支持される。
又、左フレーム93(図6)に、第1の搬送ベルト62の駆動プーリ75及び一対の従動プーリ76a,76bと、第2の搬送ベルト64の駆動プーリ70,及び一対の従動プーリ71,72と、第3の搬送ベルト66の駆動プーリ73及び従動プーリ74の回転軸が、ベアリング等で軸支持され、且つ駆動モータ90が固定される。
更に、左フレーム93側に、図5に示すように、駆動モータ90の回転軸と、第1の搬送ベルト62の駆動プーリ75と、第2の搬送ベルト64の駆動プーリ70と、第3の搬送ベルト66の駆動プーリ73との回転軸とを連結し、駆動力を伝達する駆動ベルト96が、テンションローラ94を介し設けられる。
図5に示すように、各搬送ベルト62,64,66の間には、ゲート26、28,36が設けられる。一方、磁気ヘッド24は、搬送ベルト62の間に設けられる。排出口38a又は38bは、リング搬送機構6から券を排出するものである。
又、繰り出し機構14もモジュール化されており、前述のように、一対の挿入ガイド30、31と、一対の繰り出しローラ32、33と、繰り出しローラ32、33の駆動モータ34と、カッタ16と、カッタ16の駆動モータ(図示せず)と、接続フレーム140とが、図5及び図6のように配置される。
従って、図6のように、繰り出し機構14の接続フレーム140を、リング搬送機構6の左右フレーム91,93にねじ止めすることのより、繰り出し機構14と、リング搬送機構6とが連結する。このように、モジュール化することにより、基本部の開発工数削減を図ることができる。
即ち、ドラム状回転体搬送機構に、前後のモジュール/ユニットとの媒体受け渡しなどについて、搬送路の切り替えを、ドラム回転方向により自動選択されるゲート機構を採用し、且つこのゲートを複数箇所設置し、設定(固定/可動)の変更を行う。このことによって、同一ユニットであっても、その配置方向を変えるなどの対応により、たとえば装置の設置条件によって媒体の吸入方向や排出方向を変えるなどの柔軟な対応が可能となる。
次に、図7乃至図10を参照して、リング搬送機構を含む媒体処理装置の動作を説明する。図7乃至図10において、図3乃至図6で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
図7に示すように、指定されたファンフォールド連続紙7aは、繰り出し機構14により、カッタ16を経て、リング搬送機構6へ繰り出される。更にリング搬送機構6の時計方向の回転により、磁気ヘッド24が、ファンフォールド連続紙7aの磁気ストライプ(のページ管理番号等)をリードしながら、券となる部分の後端が、カット位置に到達するまで、搬送された後、連続紙7aは、カッタ16でカットされ、単票(券)Tに分離される。
次に、図8に示すように、リング搬送機構6の時計方向の回転により、分離された券Tを、券Tの先端が、磁気ヘッド24の近傍に到達するまで搬送する。これをライト待機位置という。この時、カッタ16でカットされない部分のファンフォール連続紙7aは、繰り出し機構14で、共通搬送路(カッタ16の搬送路)から退避され、別の連続紙の繰り出しの障害とならないようにする。
更に、図9に示すように、リング搬送機構6の時計方向の回転により、磁気ヘッド24が、分離された券Tの磁気ストライプ(のページ管理番号等)にデータを磁気記録する。リング搬送機構6の時計方向の回転により、券の後端が、磁気ヘッド24に到達すると、搬送を停止する。
最後に、リング搬送機構6の反時計方向の回転により、券Tの磁気ストライプの磁気記録されデータをリードしながら、搬送され、且つゲート28(図3参照)により、券Tの先端部が、印字ヘッド18方向に導かれ、券Tの後端が、磁気ヘッド24を離れると、停止する。これにより、ライトデータが、リードデータと照合される、所謂ベリファイリードを行う。この位置を、ベリファイリード完了位置という。
その後、図3で前述したように、照合結果が良好であれば、券Tは、熱転写印字ヘッド18に搬送され、ヘッド18で、印字され、ゲート20(図3参照)を介し排出スタッカ4に排出される。一方、磁気データの照合不一致の券は、印字されず、ゲート20(図3参照)により、リジェクトされ、リジェクトスタッカ22に収容される。
このように、ループ状搬送路で、部品を共通化しても、リング搬送機構を採用しているため、比較的腰の強い券等を搬送しても、ジャムの障害を防止でき、且つ簡易な機構で実現できる。又、回転支点を持たないリング60のため、リング60内に、搬送モータ90を配置でき、よりコンパクトな構成が可能となり、特に、モジュール化に適している。
[モジュール構成]
次に、ループ搬送機構6と、繰り出し機構14のモジュール化を詳細に説明する。図11及び図12は、本発明のモジュール化構成の説明図である。図11及び図12において、図3乃至図6で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
図5及び図6に示したように、リング搬送機構6に、磁気リード/ライト部24を設け、共通(基本)モジュールとし、繰出機構部14を、装置の使用用途に併せ、複数種類用意(バリエーション)している。
そして、図6に示したように、繰り出し機構14の接続フレーム140を、リング搬送機構6の左右フレーム91,93にねじ止めすることのより、繰り出し機構14と、リング搬送機構6とが連結する。このように、モジュール化することにより、基本部の開発工数削減を図る。
図3乃至図6で説明した例では、装置の裏面、即ち、横からファンフォールド連続紙を導入する例で説明した。図11は、装置の下面からファンフォールド連続紙を導入するモジュール例を示す。
即ち、図11に示すように、リング搬送機構6の構成、配置は、図3と同一である。一方、モジュール化された第2の繰り出し機構14aは、複数の挿入ガイド30a,30b、31aと、複数の繰り出しローラ32a,32b、33aと、繰り出しローラ32a,32b、33aの駆動モータ34aと、カッタ16と、接続フレーム140(図示せず)を有する。
第2の繰り出し機構14aの構成の各部品は、基本的に、図3乃至図6の繰り出し機構14と同一であるが、ファンフォールド連続紙のフィード、退避方向に合わせて、配置が異なる。
同様に、図12は、装置の上面からファンフォールド連続紙を導入するモジュール例を示す。即ち、図12に示すように、リング搬送機構6の構成は、図3のと同一であるが、配置は、図3に比し、時計方向に90度回転している。
一方、モジュール化された第3の繰り出し機構14bは、複数の挿入ガイド30c,31cと、複数の繰り出しローラ32c,33cと、繰り出しローラ32c,33cの駆動モータ34bと、カッタ16と、接続フレーム140(図示せず)を有する。
第3の繰り出し機構14bの構成の各部品は、基本的に、図3乃至図6の繰り出し機構14と同一であるが、ファンフォールド連続紙のフィード、退避方向に合わせて、配置が異なる。
このように、ドラム状回転体搬送機構6に、前後のモジュール/ユニットとの媒体受け渡しの搬送路の切り替えを、ドラム回転方向により、自動選択されるゲート機構を採用し、且つこのゲートを複数箇所設置し、設定(固定/可動)の変更を行う。このことによって、同一ユニットであっても、その配置方向や排出方向を変えるなどの対応により、たとえば装置の設置条件によって媒体の吸入方向を変えるなどの柔軟な対応が可能となる。
又、このモジュール化構成は、ループ状搬送機構を、リング60と平ベルト62〜66とを使用したリング搬送機構に限らず、他のドラム搬送機構でも同様に適用できる。
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、媒体処理装置を磁気記録するもので説明したが、他の光学等を利用した記録処理を行うものにも適用できる。又、航空券の発行装置で説明したが、乗車券、搭乗券、荷札等の他のカット券類でも良い。更に、券の発行装置に限らず、券類の他の出力装置にも適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)媒体を往復搬送して、媒体に記録処理する媒体処理装置において、回転支点を有しないリングと、前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、前記リングの周囲に設けられた記録素子とを有し、前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングを保持するとともに、前記搬送ベルト機構の駆動により、前記リングを回転して、前記媒体を、前記搬送ベルト機構と前記リングとで挟んで、往復搬送することを特徴とする媒体処理装置。
(付記2)前記複数の搬送ベルト機構を、前記リングの周囲を覆うように、少なくとも3つの搬送ベルト機構で構成したことを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記3)前記複数の搬送ベルト機構の間に、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを更に設けたことを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記4)前記リング内に、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータを更に設けたことを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記5)前記搬送ベルト機構は、少なくとも2つのローラと、前記ローラ間に張られた平ベルトとで構成されたことを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記6)前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングの周囲に、ほぼ等間隔で配置されたことを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記7)前記リングと、前記複数の搬送ベルト機構と、前記記録素子とを1つのモジュールとして構成したことを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記8)ホッパから前記リングに連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構を更に有することを特徴とする付記1の媒体処理装置。
(付記9)回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構モジュールと、ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構モジュールとを有し、前記繰り出し機構モジュールを前記ループ状搬送機構モジュールに連結し、且つ前記回転体へ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを前記ループ状搬送機構に設けたことを特徴とする媒体処理装置。
(付記10)前記ループ状搬送機構モジュールは、回転支点を有しないリングと、前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、前記リングの周囲に設けられた記録素子とを有することを特徴とする付記9の媒体搬送装置。
(付記11)媒体に記録を行い、発行する媒体発行装置において、回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構と、ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構とを有し、前記ループ状搬送機構は、回転支点を有しないリングと、前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、前記リングの周囲に設けられた記録素子とを有し、前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングを保持するとともに、前記搬送ベルト機構の駆動により、前記リングを回転して、前記媒体を、前記搬送ベルト機構と前記リングとで挟んで、往復搬送することを特徴とする媒体発行装置。
(付記12)前記複数の搬送ベルト機構を、前記リングの周囲を覆うように、少なくとも3つの搬送ベルト機構で構成したことを特徴とする付記11の媒体発行装置。
(付記13)前記複数の搬送ベルト機構の間に、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを更に設けたことを特徴とする付記11の媒体発行装置。
(付記14)前記リング内に、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータを更に設けたことを特徴とする付記11の媒体発行装置。
(付記15)前記搬送ベルト機構は、少なくとも2つのローラと、前記ローラ間に張られた平ベルトとで構成されたことを特徴とする付記11の媒体発行装置。
(付記16)前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングの周囲に、ほぼ等間隔で配置されたことを特徴とする付記11の媒体発行装置。
(付記17)前記リングと、前記複数の搬送ベルト機構と、前記記録素子とを1つのモジュールとして構成したことを特徴とする付記11の媒体発行装置。
(付記18)媒体に記録を行い、発行する媒体発行装置において、回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構モジュールと、ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構モジュールとを有し、前記繰り出し機構モジュールを前記ループ状搬送機構モジュールに連結し、且つ前記回転体へ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートを前記ループ状搬送機構に設けたことを特徴とする媒体発行装置。
(付記19)前記ループ状搬送機構モジュールは、回転支点を有しないリングと、前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、前記リングの周囲に設けられた記録素子とを有することを特徴とする付記18の媒体発行装置。
(付記20)前記ループ状搬送機構モジュールで記録処理された前記媒体を排出口へ搬送する搬送機構を更に有することを特徴とする付記18の媒体発行装置。
ループ状搬送機構と繰り出し機構とを有する媒体処理装置において、ループ状搬送機構の搬送安定化及び構成簡略化を実現でき、かかる装置の安定化に寄与する。又、両機構をモジュール化したので、同一ユニットであっても、その配置方向を変えるなどの対応により、装置の設置条件によって媒体の吸入方向を変えるなどの柔軟な対応が可能となる。
本発明の一実施の形態の媒体発行装置の外観図である。 図1の媒体発行装置の横面図である。 図1の媒体発行装置の内部構成図である。 図1の媒体発行装置の内部詳細構成図である。 図3及び図4のリング搬送機構と繰り出し機構の断面図である。 図5のリング搬送機構と繰り出し機構の斜視図である。 図3乃至図5の構成の連続紙繰り出し動作の説明図である。 図3乃至図5の構成のライト待機位置への搬送動作の説明図である。 図3乃至図5の構成の券への磁気記録動作の説明図である。 図3乃至図5の構成の券のライトベリファイ動作の説明図である。 本発明の一実施の形態の媒体処理装置のモジュール化の変形例の説明図である。 本発明の一実施の形態の媒体処理装置のモジュール化の他の変形例の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来のループ状搬送機構の説明図である。
符号の説明
1 媒体発行装置
4 排出スタッカ
6 リング搬送機構
7a,7b 連続媒体
8a,8b テンションローラ
10、11 ホッパ
14 繰り出し機構
16 カッタ
18 印字機構
20、26、28 ゲート
22 リジェクトボックス
24 記録ヘッド(磁気ヘッド)
60 リング
62、64、66 ベルト搬送機構

Claims (10)

  1. 媒体を往復搬送して、媒体に記録処理する媒体処理装置において、
    回転支点を有しないリングと、
    前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、
    前記リングの周囲に設けられた記録素子と、
    前記複数の搬送ベルト機構の間に設けられ、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートと、
    前記リング内に設けられ、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータとを有し、
    前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングを保持するとともに、前記搬送ベルト機構の駆動により、前記リングを回転して、前記媒体を、前記搬送ベルト機構と前記リングとで挟んで、往復搬送し、
    前記往復搬送に応じて、前記記録素子が前記媒体に情報を記録し、且つベリファイのため記録した情報の読み取りを行う
    ことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 前記複数の搬送ベルト機構を、前記リングの周囲を覆うように、少なくとも3つの搬送ベルト機構で構成した
    ことを特徴とする請求項1の媒体処理装置。
  3. 前記搬送ベルト機構は、
    少なくとも2つのローラと、
    前記ローラ間に張られた平ベルトとで構成された
    ことを特徴とする請求項1の媒体処理装置。
  4. 前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングの周囲に、ほぼ等間隔で配置された
    ことを特徴とする請求項1の媒体処理装置。
  5. ホッパから前記リングに連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構モジュールを更に有し、
    前記繰り出し機構モジュールを、前記リングと前記搬送ベルト機構と前記記録素子と前記複数のゲートと前記駆動モータとを有するループ状搬送機構モジュールに連結し、且つ前記複数のゲートが、前記リングへ前記媒体を導入及び排出する
    ことを特徴とする請求項1の媒体処理装置。
  6. 媒体に記録を行い、発行する媒体発行装置において、
    回転体を回転し、媒体を往復搬送して、前記媒体に記録素子で記録処理するループ状搬送機構と、
    ホッパから前記回転体に連続媒体をフィードし、且つカットする繰り出し機構とを有し、
    前記ループ状搬送機構は、
    回転支点を有しないリングと、
    前記リングの周囲に設けられた複数の搬送ベルト機構と、
    前記リングの周囲に設けられた記録素子と、
    前記複数の搬送ベルト機構の間に設けられ、前記リングへ前記媒体を導入及び排出するための複数のゲートと、
    前記リング内に設けられ、前記複数の搬送ベルト機構を駆動する駆動モータとを有し、
    前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングを保持するとともに、前記搬送ベルト機構の駆動により、前記リングを回転して、前記媒体を、前記搬送ベルト機構と前記リングとで挟んで、往復搬送し、
    前記往復搬送に応じて、前記記録素子が前記媒体に情報を記録し、且つベリファイのため記録した情報の読み取りを行う
    ことを特徴とする媒体発行装置。
  7. 前記複数の搬送ベルト機構を、前記リングの周囲を覆うように、少なくとも3つの搬送ベルト機構で構成した
    ことを特徴とする請求項6の媒体発行装置。
  8. 前記搬送ベルト機構は、
    少なくとも2つのローラと、
    前記ローラ間に張られた平ベルトとで構成された
    ことを特徴とする請求項6の媒体発行装置。
  9. 前記複数の搬送ベルト機構が、前記リングの周囲に、ほぼ等間隔で配置された
    ことを特徴とする請求項6の媒体発行装置。
  10. 前記繰り出し機構を、前記リングと前記搬送ベルト機構と前記記録素子と前記複数のゲートと前記駆動モータとを有する前記ループ状搬送機構モジュールに連結し、且つ前記複数のゲートが、前記リングへ前記媒体を導入及び排出する
    ことを特徴とする請求項6の媒体発行装置。
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