JPH1159953A - 記録媒体の一時待機部を備えた媒体搬送装置 - Google Patents

記録媒体の一時待機部を備えた媒体搬送装置

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JPH1159953A
JPH1159953A JP9218609A JP21860997A JPH1159953A JP H1159953 A JPH1159953 A JP H1159953A JP 9218609 A JP9218609 A JP 9218609A JP 21860997 A JP21860997 A JP 21860997A JP H1159953 A JPH1159953 A JP H1159953A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、一時待機部から高価な構成要素を排
除でき、しかも、記録媒体の搬送を円滑に行える媒体搬
送装置を得ることにある。 【解決手段】媒体搬送装置は、記録媒体3 が搬送される
搬送部5 と;記録媒体を一時的に停止させる一時待機部
6 と;を含む搬送路4 を備えている。搬送部は、記録媒
体を搬送する搬送ベルト28を駆動するモータ31を有し、
一時待機部は、搬送ベルトに連動して駆動される駆動部
材41と;駆動部材に押し付けられる第1の位置に移動さ
れた時に記録媒体を搬送する従動部材42と;従動部材に
ブラケット100 を介して連結されたソレノイド110 と;
を備えている。ブラケットは、従動部材が駆動部材から
離れる第2の位置に移動された時に搬送部の方向への記
録媒体の移動を制限する第1の規制ガイド103 を有し、
一時待機部は、搬送部から遠ざかる方向への記録媒体の
移動を制限する第2の規制ガイド115 を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通行券、定額券
(プリペイドカード)又は駐車券のようなカード状の記
録媒体を搬送するための媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路の料金所に設置されている通行
料金収受装置は、通行料金の支払いに使用される定額券
や入口情報が記録された通行券のような記録媒体を搬送
する搬送装置を備えている。
【0003】従来の搬送装置1は、図5に一例を示すよ
うに、挿入・排出口2aを有する本体2を備えている。
この本体2の内部には、定額券や通行券のような記録媒
体3を搬送するための搬送路4が配置されている。搬送
路4は、挿入・排出口2aに連なる搬送部5と、この搬
送部5の終端に連なる一時待機部6とを備えている。搬
送部5は、挿入・排出口2aに挿入された記録媒体3を
一時待機部6に向けて搬送したり、この記録媒体3を一
時待機部6から挿入・排出口2aに送り返すためのもの
である。一時待機部6は、挿入・排出口2aに通行券に
引き続いて定額券が挿入された場合に、先に挿入された
通行券の搬送を一時的に停止させて、この通行券を搬送
路4の終端に保持するためのものである。
【0004】図5に示すように、搬送部5は、前半部5
aと後半部5bとを有している。前半部5aは、挿入・
排出口2aに連なっており、この前半部5a上には、定
額券処理用の磁気リード/ライトヘッド7およびサーマ
ルヘッド8が配置されている。後半部5bは、前半部5
aと一時待機部6との間に位置され、この後半部5b上
には、通行券処理用の磁気リードヘッド9、磁気ライト
ヘッド10およびプリンタ11が配置されている。
【0005】搬送部5は、分岐部13を有している。分
岐部13は、搬送部5の前半部5aと後半部5bとの間
に位置されており、この分岐部13は、回収通路14を
介して通行券を収納するスタッカ15に接続されてい
る。分岐部13には、通行券の送り方向を切り換えるフ
ラッパ16が配置されている。そのため、一時待機部6
から搬送部5に送り返される通行券は、上記フラッパ1
6によって挿入・排出口2a又はスタッカ15のいずれ
かに導かれるようになっている。
【0006】このような構成の搬送装置1において、通
行券(記録媒体3)が本体2の挿入・排出口2aに挿入
されると、この通行券は、搬送部5を通じて一時待機部
6まで搬送され、この一時待機部6に保持される。この
搬送の過程で、通行券に記録されている入口番号や車種
等の磁気情報が磁気リードヘッド9により読み取られ、
徴収すべき通行料金が決定される。
【0007】通行料金が現金で支払われた場合は、一時
待機部6に保持されている通行券が搬送部5に送り返さ
れるとともに、フラッパ16によって回収通路14に導
かれ、スタッカ15に送り込まれる。そして、この搬送
過程において、通行券に通行料金が現金で支払われたこ
とを示す磁気情報が磁気ライトヘッド10を介して書き
込まれるとともに、磁気リードヘッド9を介して書き込
まれた磁気情報の読み取り確認が行われ、さらに、この
通行券にプリンタ11を介して通行料金が支払われたこ
とを示す表示が印字される。
【0008】通行料金が定額券(他の記録媒体3)によ
り支払われる場合は、通行券に引き続いて定額券が本体
2の挿入・排出口2aに挿入される。この定額券は、搬
送部5の前半部5aを二往復搬送される。この搬送の過
程で、磁気リード/ライトヘッド7を介して定額券に記
録されている残高等の磁気情報の読み取り、通行料金を
差し引いた後の残高等の磁気情報の書き込み、および書
き込んだ磁気情報の読み取り確認が行われるとともに、
サーマルヘッド8を介して定額券に残高が印字される。
そして、この後、定額券は、搬送部5から挿入・排出口
2aに戻される。
【0009】定額券の搬送/処理が行われている期間
中、先に挿入された通行券は、一時待機部6に保持され
ている。この通行券は、定額券が挿入・排出口2aに戻
された後、搬送部5の後半部5bから分岐部13を介し
て回収通路14に導かれ、スタッカ15に送り込まれ
る。
【0010】ところで、搬送路4の終端に位置する一時
待機部6は、記録媒体3の搬送を一時的に停止させるた
め、搬送部5に切り離し可能に連動されている。以下こ
の一時待機部6と搬送部5との連動部分の詳細を、図6
ないし図8に示す第1の従来例にもとづいて説明する。
【0011】図6や図8に示すように、本体2は、一対
のフレーム20a,20bを備えている。フレーム20
a,20bは、互いに平行に配置されており、これらフ
レーム20a,20bの間に上記搬送路4が形成されて
いる。フレーム20a,20bの互いに向かい合う内面
には、夫々搬送ガイド21a,21bが取り付けられて
いる。搬送ガイド21a,21bは、搬送路4の全長に
亘って水平に延びている。搬送ガイド21a,21b
は、夫々ガイド溝22を有し、これらガイド溝22に通
行券や定額券のような記録媒体3の両側部が摺動可能に
挿入されている。そのため、記録媒体3は、ガイド溝2
2によって搬送路4の上下および左右方向への移動を規
制された状態で、上記挿入・排出口2aと一時待機部6
との間に亘って水平に搬送されるようになっている。
【0012】搬送部5の後半部5bの終端には、駆動軸
24と従動軸25とが配置されている。駆動軸24およ
び従動軸25は、フレーム20a,20bの間に跨がっ
ているとともに、上記記録媒体3の搬送方向に離間して
互いに平行に配置されている。駆動軸24上に取り付け
られた第1の駆動プーリ26と、従動軸25上に取り付
けられた従動プーリ27との間には、搬送ベルト28が
巻き掛けられている。この搬送ベルト28は、記録媒体
3の下面に接するようになっている。
【0013】駆動軸24の一端部は、フレーム20aを
貫通して搬送路4の外方に突出されている。この駆動軸
24の一端部には、第2の駆動プーリ30が取り付けら
れている。フレーム20aには、正逆転可能な第1のモ
ータ31が支持されている。第1のモータ31のモータ
軸32には、モータプーリ33が取り付けられている。
このモータプーリ33は、駆動ベルト34を介して第2
の駆動プーリ30と連動されている。
【0014】そのため、第1のモータ31が駆動される
と、駆動ベルト34、駆動軸24および第1の駆動プー
リ26を介して搬送ベルト28が走行駆動されるように
なっている。
【0015】搬送部5は、搬送ベルト28に対応した位
置に、一対のローラ36a,36bを備えている。ロー
ラ36a,36bは、夫々ローラブラケット37a,3
7bに回転自在に支持されている。ローラブラケット3
7a,37bは、夫々ピボット軸38を介して一方のフ
レーム20aに回動可能に支持されている。このため、
ローラ36a,36bは、ピボット軸38を支点とし
て、搬送ベルト28に接する第1の位置と、搬送ベルト
28から離脱される第2の位置とに亘って移動可能とな
っている。
【0016】ローラブラケット37a,37bは、スプ
リング39を介して図7の反時計回り方向に付勢されて
いる。この付勢により、ローラ36a,36bが搬送ベ
ルト28に押し付けられており、これら搬送ベルト28
とローラ36a,36bとの間に上記記録媒体3が導か
れている。よって、記録媒体3は、搬送ベルト28とロ
ーラ36a,36bとによって挟まれた状態で搬送され
るようになっている。一時待機部6は、記録媒体3を挟
み込む駆動ローラ41と従動ローラ42とを有してい
る。駆動ローラ41は、駆動軸43を介してフレーム2
0a,20bに支持されている。駆動軸43は、フレー
ム20a,20bの間に跨がっているとともに、上記搬
送部5の終端の駆動軸24と平行に配置されている。駆
動軸43の一端部は、フレーム20aを貫通して搬送路
4の外方に突出されている。この駆動軸43の一端部に
は、駆動プーリ44が取り付けられている。
【0017】フレーム20aには、正逆転可能な第2の
モータ45が支持されている。第2のモータ45のモー
タ軸46には、モータプーリ47が取り付けられてい
る。このモータプーリ47は、駆動ベルト48を介して
駆動プーリ44と連動されている。そのため、第2のモ
ータ45が駆動されると、駆動ベルト48および駆動軸
43を介して駆動ローラ41が回転駆動されるようにな
っている。
【0018】従動ローラ42は、ローラブラケット50
に回転自在に支持されている。ローラブラケット50
は、ピボット軸51を介してフレーム20aに回動可能
に支持されている。そのため、従動ローラ42は、ピボ
ット軸51を支点として、駆動ローラ41に接する第1
の位置と、駆動ローラ41から離脱される第2の位置と
に亘って移動可能となっている。そして、ローラブラケ
ット50は、スプリング52を介して図7の反時計回り
方向に付勢されている。このため、従動ローラ42は、
駆動ローラ41に押し付けられ、これら駆動ローラ41
と従動ローラ42との間に上記記録媒体3が導かれてい
る。よって、記録媒体3は、駆動ローラ41と従動ロー
ラ42とによって挟まれた状態で搬送されるようになっ
ている。
【0019】このような構成において、挿入・排出口2
aから搬送部5に送り込まれた通行券は、第1のモータ
31の駆動に伴う搬送ベルト28の走行により、搬送部
5を一時待機部6に向けて搬送される。そして、搬送部
5の終端に達した通行券は、一時待機部6の駆動ローラ
41と従動ローラ42との間に導かれ、第2のモータ4
5の駆動に伴う駆動ローラ41の回転により、一時待機
部6に引き込まれる。挿入・排出口2aに通行券に引き
続いて定額券が挿入されると、定額券は、先に述べたよ
うに、搬送部5の前半部5aを二往復搬送され、この搬
送の過程で読み込み/書き込み処理が行われる。この定
額券の処理期間中は、一時待機部6の第2のモータ45
が停止され、この一時待機部6に引き込まれた通行券
は、第2のモータ45の停止に伴い搬送が一時的に停止
され、一時待機部6に保持される。
【0020】定額券が挿入・排出口2aに戻されると、
第2のモータ45が起動される。そのため、一時待機部
6に保持されている通行券は、搬送部5の後半部5bや
フラッパ16を介して回収通路14に導かれ、スタッカ
15に収容される。
【0021】このような第1の従来例によると、搬送部
5および一時待機部6は、夫々第1および第2のモータ
31,45を装備しているので、これらモータ31,4
5を同時に駆動すれば、通行券を搬送部5と一時待機部
6とに亘って搬送することができる。また、第1のモー
タ31のみを駆動すれば、一時待機部6に通行券を保持
したままの状態で、定額券を搬送部5に取り込んで所望
の処理を行うことができる。したがって、搬送路4上に
二種類の記録媒体3を取り込んで、別々の処理を行うこ
とができる。
【0022】一方、図9および図10は、一時待機部6
の駆動ローラ41を搬送部5の搬送ベルト28に切り離
し可能に連動させる第2の従来例を開示している。この
第2の従来例では、搬送部5の駆動軸24および一時待
機部6の駆動軸43がフレーム20bを貫通して搬送路
4の外方に導出されている。駆動軸24,43の導出端
には、夫々連動プーリ60,61が取り付けられてお
り、これら連動プーリ60,61は、連動ベルト62を
介して互いに連動されている。そのため、一時待機部6
の駆動ローラ41は、第1のモータ31からの動力伝達
によって駆動されるようになっており、駆動ローラ41
と搬送ベルト28の駆動源が共通化されている。
【0023】駆動軸43は、駆動ローラ41を有する第
1の軸部43aと、連動プーリ61を有する第2の軸部
43bとに分割されている。これら第1および第2の軸
部43a,43bは、クラッチ63を介して連動されて
いる。そのため、クラッチ63を操作より、駆動ローラ
41を駆動軸24に連動させたり、逆にこの連動を遮断
し得るようになっている。
【0024】このような第2の従来例によると、一時待
機部6の駆動ローラ41は、クラッチ63を介して第1
のモータ31に連動されている。そのため、クラッチ6
3を繋いだ状態で第1のモータ31を駆動すれば、搬送
ベルト28と駆動ローラ41とが同時に駆動され、通行
券を搬送部5と一時待機部6とに亘って搬送することが
できる。
【0025】また、クラッチ63を切れば、駆動ローラ
41への動力伝達が遮断され、搬送ベルト28のみが駆
動されるので、一時待機部6に通行券を保持したままの
状態で、定額券を搬送部5に取り込んで所望の処理を行
うことができる。したがって、搬送路4上に二種類の記
録媒体3を取り込んで、別々の処理を行うことができ
る。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例では、搬
送部5の搬送ベルト28と一時待機部6の駆動ローラ4
1とを互いに同期して駆動したり、あるいは駆動ローラ
41のみを一時的に停止させるため、搬送部5と一時待
機部6との双方に夫々第1および第2のモータ31,4
5を設置し、これらモータ31,45により搬送ベルト
28および駆動ローラ41を個々に駆動する構成が採用
されている。
【0027】しかしながら、この構成によると、一つの
搬送路4上に二つのモータ31,45を必要とするた
め、高価な構成要素の数が多くなり、、搬送装置1のコ
ストが大幅に増大するといった不具合がある。
【0028】しかも、二つのモータ31,45を用いて
搬送ベルト28および駆動ローラ41を個々に駆動する
場合、これらモータ31,45の微妙な回転数の差異に
より、搬送ベルト28の走行速度と駆動ローラ41の回
転速度に速度差が生じることがあり得る。そのため、通
行券が搬送部5から一時待機部6あるいは一時待機部6
から搬送部5に乗り移る際に、通行券の送り速度が変動
する恐れがあり、この速度変動の影響を受ける磁気読み
取り/書き込み処理あるいは印字処理を行うことができ
なくなる。
【0029】この結果、搬送部5と一時待機部6との間
に磁気リード/ライトヘッドやプリンタ等の機器を配置
することができなくなり、それ故、搬送路4の全長が増
大したり、本体2の大型化や記録媒体3の処理時間の増
大を招くといった不具合がある。
【0030】また、第2の従来例によると、一時待機部
6の駆動ローラ41は、搬送部5のモータ31によって
駆動されるために、一時待機部6から駆動用のモータを
排除することができる。
【0031】しかしながら、駆動ローラ41を搬送部5
のモータ31に連動させたことに伴い、駆動ローラ41
の駆動経路に新たにクラッチ63を設置しなくてはなら
ない。このため、駆動ローラ41の駆動経路の構成が複
雑化し、モータの数は減らすことができるものの、コス
ト高を解消するための有効な解決策とはなり得ない。本
発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、
その目的は、一時待機部からモータやクラッチのような
高価な構成要素を排除することができ、しかも、搬送路
の全長に亘って記録媒体の搬送を円滑に行えるととも
に、この搬送路上に記録媒体に情報を書き込んだり、記
録された情報を読み取る機器類を配置する上での自由度
が増大し、搬送路のコンパクト化が可能となる媒体搬送
装置を得ることにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る媒体搬送装置は、カード状の記録媒体
が搬送される搬送部と;この搬送部に連なり、上記記録
媒体の搬送を一時的に停止させる一時待機部と;を含む
搬送路を備えている。上記搬送部は、上記記録媒体に接
触することで、この記録媒体を搬送する搬送手段と、こ
の搬送手段を駆動する単一のモータと、を有し、上記一
時待機部は、上記搬送手段に連動して駆動される駆動部
材と;この駆動部材に押し付けられる第1の位置と、駆
動部材から離脱される第2の位置とに亘って移動可能
で、上記第1の位置に移動された時に、上記駆動部材と
協働して上記記録媒体を挟み込んで搬送する従動部材
と;この従動部材にブラケットを介して連結され、上記
従動部材を上記第1の位置又は第2の位置に選択的に移
動させるソレノイドと;を備え、上記ブラケットは、上
記従動部材が第2の位置に移動された時に、上記搬送部
と上記一時待機部との間に進出されて、上記搬送部の方
向への上記記録媒体の移動を制限する第1の規制ガイド
を有するとともに、上記一時待機部は、上記第1の規制
ガイドとは反対側の端部に、上記搬送部から遠ざかる方
向への上記記録媒体の移動を制限する第2の規制ガイド
を有していることを特徴としている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、高速
道路の料金所に設置される通行料金収受装置に適用した
図1ないし図4にもとづいて説明する。
【0034】この通行料金収受装置の基本的な構成は、
上記第1および第2の従来例と同様であり、これら従来
例との相違点は、一時待機部6に記録媒体3を取り込ん
だり、この記録媒体3を一時待機部6から搬送部5に送
り返すための構成にある。したがって、この実施の形態
において、上記従来の技術と同一の構成部分については
同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0035】図1に示すように、一時待機部6の駆動軸
43上には、ブラケット100が支持されている。ブラ
ケット100は、駆動部材としての駆動ローラ41に隣
接されている。このブラケット100は、第1および第
2の側板101a,101bと底板102とを有してい
る。
【0036】第1および第2の側板101a,101b
は、駆動軸43の軸方向に互いに離間して配置されてい
る。これら側板101a,101bは、図示しない軸受
を介して駆動軸43の軸回り方向に回転自在に、かつ、
図示しないサークリップを介して駆動軸43の軸方向へ
の移動を制限された状態で、この駆動軸43上に支持さ
れている。
【0037】底板102は、第1および第2の側板10
1a,101bの間に跨がっている。底板102は、駆
動軸43の下方に位置されており、この底板102の一
端部102aは、駆動軸43よりも搬送部5の駆動軸2
4の方向に延出されている。底板102aの一端部10
2aには、上向きに延びる第1の規制ガイド103が一
体に形成されている。第1の規制ガイド103は、搬送
ガイド21a,21bの間に位置されている。
【0038】そのため、第1の規制ガイド103は、上
記駆動軸43を支点として、上記記録媒体3の搬送経路
を遮断するように、この搬送経路上に進出する進出位置
と、搬送経路の下方に引っ込む待機位置とに亘って移動
可能となっている。
【0039】図3に示すように、ブラケット100の第
1の側板101aには、連結軸105が軸回り方向に回
動可能に連結されている。連結軸105は、駆動軸43
と平行に配置されている。この連結軸105と第1の側
板101aとの連結部は、駆動軸43よりも搬送部5の
方向に偏っている。連結軸105は、駆動ローラ41と
搬送ベルト28との間を通って上記フレーム20aの方
向に延びている。この連結軸105の先端部は、フレー
ム20aを貫通して搬送路4の外方に導出されている。
連結軸105の先端部には、可動アーム106が連結さ
れている。可動アーム106は、フレーム20aに沿っ
て上向きに延びている。
【0040】可動アーム106の中間部には、係合アー
ム107が形成されている。係合アーム107は、フレ
ーム20aを貫通して搬送路4に導出されている。係合
アーム107の先端は、上記ローラブラケット50に形
成した凹部108に係合されている。係合アーム107
と凹部108との係合部は、ローラブラケット50の回
動支点となるピボット軸51よりも搬送部5の方向に偏
っている。そのため、可動アーム106を昇降動させる
と、ローラブラケット50がピボット軸51を支点に回
動され、従動部材としての従動ローラ42が第1の位置
又は第2の位置に移動される。それとともに、上記可動
アーム106の動きは、連結軸105を介してブラケッ
ト100にも伝えられ、このブラケット100の第1の
規制ガイド103が、上記駆動軸43を支点として、上
記進出位置と待機位置とに亘って移動されるようになっ
ている。
【0041】図2や図3に示すように、可動アーム10
6の上端部には、電磁ソレノイド110のアクチュエー
タ111がピン112を介して連結されている。電磁ソ
レノイド110は、フレーム20aに支持されている。
電磁ソレノイド110のアクチュエータ111は、下向
きに突出されている。このアクチュエータ111は、電
磁ソレノイド110が励磁された時に上向きに吸引さ
れ、このことにより、可動アーム106が引き上げられ
るようになっている。
【0042】図1に示すように、フレーム20aは、第
2の規制ガイド115を一体に有している。第2の規制
ガイド115は、上記一時待機部6の終端部に位置され
ており、この第2の規制ガイド115は、駆動ローラ4
1を挟んで上記第1の規制ガイド103と向かい合って
いる。そのため、これら第1の規制ガイド103と第2
の規制ガイド115とによって挟まれた部分が上記一時
待機部6として機能している。
【0043】このような構成において、挿入・排出口2
aから搬送部5に送り込まれた通行券は、第1のモータ
31の駆動に伴う搬送ベルト28の走行により、この搬
送ベルト28とローラ36a,36bとに挟まれて搬送
部5から一時待機部6に向けて搬送される。
【0044】この搬送の過程では、電磁ソレノイド11
0は励磁されておらず、そのアクチュエータ111が下
向きに突出されている。そのため、図4の(A)に示す
ように、従動ローラ42が第1の位置に移動されている
とともに、第1の規制ガイド103も待機位置に移動さ
れている。よって、搬送部5の終端に達した通行券は、
第1の規制ガイド103に邪魔されることなく駆動ロー
ラ41と従動ローラ42との間に導かれる。駆動ローラ
41が取り付けられた駆動軸43は、搬送部5の第1の
モータ31によって駆動されているので、上記通行券
は、駆動ローラ41の回転に伴い、この駆動ローラ41
と従動ローラ42とに挟まれて一時待機部6に引き込ま
れる。
【0045】挿入・排出口2aに通行券に引き続いて定
額券が挿入されると、この定額券は、搬送部5の前半部
を二往復搬送され、この搬送過程において、磁気リード
/ライトヘッド7により磁気情報の読み取り/書き込み
処理が行われるとともに、サーマルヘッド8を介して印
字処理が行われる。
【0046】この定額券の処理期間中は、電磁ソレノイ
ド110が励磁され、図4の(B)に示すように、アク
チュエータ111を介して可動アーム106が引き上げ
られる。このことにより、従動ローラ42が第1の位置
から第2の位置に移動され、この従動ローラ42が通行
券から離れる。この結果、一時待機部6においては、駆
動ローラ41と従動ローラ42とによる通行券の挟み込
みが解除されるので、通行券は回転する駆動ローラ41
に単に接しているだけの状態となり、この通行券の搬送
力が大幅に低下する。そして、搬送力が低下した通行券
は、一時待機部6の終端に位置する第2の規制ガイド1
15に突き当たり、それ以上、搬送されることはない。
【0047】また、可動アーム106の動きは、連結軸
105を介してブラケット100に伝えられ、このブラ
ケット100の第1の規制ガイド103が待機位置から
進出位置に向けて移動する。そのため、定額券を挿入・
排出口2aに戻すに当り、搬送ベルト28の逆転に追従
して一時待機部6に保持された通行券を搬送部5に送り
返す方向に駆動ローラ41が回転されても、上記搬送力
の大幅な低下と相まって、一時待機部6にある通行券
は、進出位置に移動されている第1の規制ガイド103
に突き当たり、それ以上、搬送部5に向けて搬送される
ことはない。
【0048】この結果、一時待機部6にある通行券は、
駆動ローラ41が通行券を一時待機部6に送り込む方向
あるいは一時待機部6から送り出す方向に回転されて
も、第1の規制ガイド103と第2の規制ガイド115
との間を行き来するだけとなる。よって、通行券は、駆
動ローラ41の回転の影響を受けることなく、一時待機
部6に保持されることになる。
【0049】このような構成によれば、駆動ローラ41
と協働して通行券を挟み込んで搬送する従動ローラ42
は、電磁ソレノイド110の作動により、駆動ローラ4
1から離れる第2の位置に移動されるので、一時待機部
6での通行券の搬送力を大幅に低下させることができ
る。このため、一時待機部6の駆動ローラ41を搬送部
5のモータ31で駆動することができ、駆動ローラ41
を駆動するための専用のモータや、駆動ローラ41への
動力伝達を断続する専用のクラッチのような高価な構成
要素を省略することができる。よって、一時待機部6の
製造コストを従来に比べて低減することができる。
【0050】しかも、一時待機部6の駆動ローラ41
と、搬送部5の搬送ベルト28とは、共通の第1のモー
タ31によって駆動されるので、駆動ローラ41の回転
速度と搬送ベルト28の走行速度に速度差が生じ難くな
る。このため、通行券が搬送部5から一時待機部6ある
いは一時待機部6から搬送部5に乗り移る際に、通行券
の搬送速度が変動することはなく、通行券の搬送を一定
の速度で円滑に行うことができる。
【0051】したがって、搬送部5と一時待機部6との
間に磁気リードヘッド9、磁気ライトヘッド10あるい
はプリンタ11のような機器類を配置することが可能と
なり、これら機器類を搬送路4上に配置する上での自由
度が増大する。よって、搬送路4を短くコンパクトに形
成することができ、その分、装置全体の小型化および通
行券や定額券の搬送に要する時間や処理時間の短縮化に
寄与するといった利点がある。
【0052】なお、本発明に係る媒体搬送装置におい
て、その記録媒体は、通行券や定額券に特定されるもの
ではなく、例えば駐車場で使用される駐車券であっても
良い。そのため、媒体搬送装置は、高速道路の料金収受
装置に用いられるものに特定されず、駐車場機器の出口
精算装置にも同様に実施可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ソレノイ
ドによって従動部材が第1の位置から第2の位置に移動
されると、駆動部材と従動部材とによる記録媒体の挟み
込みが解除されるので、記録媒体は駆動中の駆動部材に
単に接しているだけの状態となり、この記録媒体に加わ
る搬送力が大幅に低下する。そして、搬送力が低下した
記録媒体は、一時待機部の第2の規制ガイドに突き当た
り、それ以上、搬送されることはない。従動部材が第2
の位置に移動されると、第1の規制ガイドが搬送部と一
時待機部との間に進出されるので、上記記録媒体は第1
の規制ガイドと第2の規制ガイドとの間に位置されるこ
とになる。この結果、一時待機部にある記録媒体は、駆
動部材が搬送手段に追従して駆動されていても、第1の
規制ガイドと第2の規制ガイドとの間を行き来するだけ
となり、この記録媒体は、駆動部材の影響を受けること
なく、一時待機部に確実に保持される。
【0054】したがって、駆動部材を駆動する専用のモ
ータや、駆動部材への動力伝達を断続する専用のクラッ
チのような高価な構成要素は一切不要となり、一時待機
部の製造コストを従来よりも低減して、装置を安価に提
供することができる。
【0055】しかも、一時待機部の駆動部材と、搬送部
の搬送手段とは、共通のモータによって駆動されるの
で、駆動部材の駆動速度と搬送手段の駆動速度に速度差
が生じ難くなる。このため、記録媒体が搬送部から一時
待機部あるいは一時待機部から搬送部に乗り移る際に、
記録媒体の搬送速度が変動することはなく、搬送路の全
域に亘って記録媒体を一定の速度で円滑に搬送すること
ができる。
【0056】したがって、搬送部と一時待機部との間
に、書き込み/読み取り用の機器や印字用の機器類を配
置することが可能となり、これら機器類を搬送路上に配
置する上での自由度が増大する。よって、搬送路を短く
コンパクトに形成することができ、その分、装置全体の
小型化および記録媒体の搬送に要する時間や処理時間の
短縮化に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態において、一時待機部を含
む搬送路の終端の平面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】電磁ソレノイド、可動アームおよびブラケット
の斜視図。
【図4】(A)は、従動ローラが第1の位置に移動さ
れ、この従動ローラと駆動ローラとで記録媒体を挟み込
んで搬送する状態を示す動作説明図。(B)は、従動ロ
ーラが第2の位置に移動され、記録媒体から離れた状態
を示す動作説明図。
【図5】従来および本発明の実施の形態において、記録
媒体が挿入される処理機の概略を示す構成図。
【図6】第1の従来例において、その一時待機部を含む
搬送路の終端の平面図。
【図7】図6のB−B線に沿う断面図。
【図8】図6のC−C線に沿う断面図。
【図9】第2の従来例において、その一時待機部を含む
搬送路の終端の平面図。
【図10】図9のD−D線に沿う断面図。
【符号の説明】
3…記録媒体(通行券、定額券) 4…搬送路 5…搬送部 6…一時待機部 28…搬送手段(搬送ベルト) 31…モータ 41…駆動部材(駆動ローラ) 42…従動部材(従動ローラ) 100…ブラケット 103…第1の規制ガイド 110…ソレノイド 115…第2の規制ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07B 15/00 510 G07B 15/00 510 G07F 7/08 G07F 7/08 K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状の記録媒体が搬送される搬送部
    と;この搬送部に連なり、上記記録媒体の搬送を一時的
    に停止させる一時待機部と;を含む搬送路を備えている
    媒体搬送装置において、 上記搬送部は、上記記録媒体に接触することで、この記
    録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動する
    単一のモータと、を有し、 上記一時待機部は、上記搬送手段に連動して駆動される
    駆動部材と;この駆動部材に押し付けられる第1の位置
    と、駆動部材から離脱される第2の位置とに亘って移動
    可能で、上記第1の位置に移動された時に、上記駆動部
    材と協働して上記記録媒体を挟み込んで搬送する従動部
    材と;この従動部材にブラケットを介して連結され、上
    記従動部材を上記第1の位置又は第2の位置に選択的に
    移動させるソレノイドと;を備え、上記ブラケットは、
    上記従動部材が第2の位置に移動された時に、上記搬送
    部と上記一時待機部との間に進出されて、上記搬送部の
    方向への上記記録媒体の移動を制限する第1の規制ガイ
    ドを有するとともに、 上記一時待機部は、上記第1の規制ガイドとは反対側の
    端部に、上記搬送部から遠ざかる方向への上記記録媒体
    の移動を制限する第2の規制ガイドを有していることを
    特徴とする媒体搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US8978405B2 (en) 2007-01-25 2015-03-17 Electrolux Home Products Corporation N.V. Food cooling appliance

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