JP2000044076A - シート媒体分離装置および自動改札装置 - Google Patents

シート媒体分離装置および自動改札装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚のシート媒体を高速度で分離可能なシー
ト媒体分離装置および自動改札装置を提供する。 【解決手段】この発明の自動改札装置2は、投入口12
に投入されたシート媒体を一時的に保持し、投入された
複数枚のシート媒体を1枚ずつに分離する分離手段30
と、この分離手段により分離されたシート媒体を搬送す
る搬送手段32と、この搬送手段により搬送されるシー
ト媒体から磁気情報を読み取って、所定の規則に基づい
て処理し、通路の開放あるいはシート媒体の料金の不足
や有効期間の終了等を報知する改札処理手段と、を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート処理装置
に適用されるシート媒体分離装置に係り、特に、交通機
関等において乗車券等のシート媒体を1枚ずつ分離可能
なシート媒体分離装置および自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道等の交通機関においては、利用者の
駅構内への入場あるいは駅構内からの出場に際して、乗
車券や定期券等に代表されるシート媒体に記録されてい
る磁気情報に基づいて、料金の不足や有効期間の終了等
を報知する自動改札装置が利用されている。
【0003】この種の自動改札装置は、利用者により投
入された乗車券媒体(シート媒体)を排出口に向けて搬
送する搬送装置、乗車券媒体に記録されている磁気情報
を読み取る読取装置、読みとった磁気情報に基づいて利
用者の駅構内への入場および駅構内からの出場の可否す
なわち料金の不足や有効期間の終了等を検知して、入出
場の可否を判定する判定処理装置、乗車券媒体に磁気情
報を書き込む書き込み装置、必要に応じて投入された乗
車券媒体に所定の穴を開けるパンチ装置および必要に応
じて目視情報を印刷する印刷装置等を有し、特に、搬送
装置には、連続してあるいは2枚以上がまとめて投入さ
れた場合に1枚ずつ分離する分離装置が一体に組み込ま
れている。
【0004】分離装置は、シート媒体を搬送するために
シート媒体に順方向の回転を与える搬送ローラと、2枚
以上重なっているシート媒体の2枚目のシート媒体に逆
方向の回転を与える分離(逆転)ローラとが互いにロー
ラ面が接するよう配列された分離機構からなる。なお、
分離ローラは、搬送ローラからの回転力に起因して、ロ
ーラ間にシート媒体が存在しない場合またはローラ間に
案内されたシート媒体が1枚である場合には、外周面が
搬送ローラの外周面と同じ方向(軸の回転は、搬送ロー
ラと逆向き)に回転される。その一方で、トルクリミッ
タにより、搬送ローラと接するローラ面に作用するトル
クが所定の大きさより小さい(シート媒体が2枚以上重
なって搬送されるとシート媒体相互の接触面で滑りが生
じるために搬送ローラから伝達される回転の影響を受け
ない)場合には、駆動機構からの回転力によりシート媒
体が搬送方向と逆の方向(軸の回転は、搬送ローラと同
一方向)に回転される。これにより、2枚以上重なった
シート媒体は、1枚ずつに分離され、後段に引き続く、
読取装置に向けて搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今日、異な
る2以上の交通機関(会社)のそれぞれにおいて、自動
改札装置が普及したことにより、利用可能な区間が連続
した複数枚のシート媒体が同時に投入される例が多くな
っている。
【0006】このため、分離機構に対して高速度の処理
(分離)が要求されている。しかしながら、上述したト
ルクリミッタにより分離ローラの回転方向を逆向きにす
る方法は、トルクリミッタの滑り(摩擦抵抗)を利用す
るものであるから、高速度の処理(分離)に適さない問
題がある。
【0007】また、例えば自動改札装置においては、シ
ート媒体が移動される速度すなわち搬送速度が高速とな
るから、トルクリミッタの耐久性が不足してメインテナ
ンスもしくはトルクリミッタの交換の頻度が増大する問
題がある。この発明の目的は、複数枚のシート媒体を高
速度で分離可能なシート媒体分離装置および自動改札装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、複数のシート媒体が積層され
た状態で投入可能なシート投入部と、このシート投入部
に投入されたシート媒体を所定方向に搬送する搬送機構
と、この搬送機構と前記シート投入部との間に配置さ
れ、前記シート投入部に投入されたシート媒体を前記搬
送機構に向けて送り出す送りローラと、この送りローラ
の外周面と接しながら上記送りローラが回転される方向
と同方向および逆方向に回転可能であって、上記送りロ
ーラとの間に2枚以上のシート媒体が存在する場合に
は、逆方向に回転する分離ローラと、を含む分離機構
と、を有することを特徴とするシート分離装置を提供す
るものである。
【0009】また、この発明は、投入口に投入されたシ
ート媒体を一時的に保持する保持手段と、この保持手段
と一体的に構成され、前記保持手段に投入された複数枚
のシート媒体を1枚ずつに分離する分離手段と、この分
離手段により分離されたシート媒体を搬送する搬送手段
と、この搬送手段により搬送されるシート媒体から磁気
情報を読み取って、所定の規則に基づいて処理し、通路
の開放あるいはシート媒体の料金の不足や有効期間の終
了等を報知する改札処理手段と、を有することを特徴と
する自動改札装置を提供するものである。
【0010】さらに、この発明のシート媒体分離装置
は、複数のシート媒体が積層された状態で投入可能なシ
ート投入部と、このシート投入部に投入されたシート媒
体を所定方向に搬送する搬送機構と、この搬送機構と前
記シート投入部との間に配置され、前記シート投入部に
投入されたシート媒体を前記搬送機構に向けて送り出す
送りローラと、この送りローラの外周面と接しながら上
記送りローラが回転される方向と同方向および逆方向に
回転可能であって、上記送りローラとの間に2枚以上の
シート媒体が存在する場合には、逆方向に回転する分離
ローラとを含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1は、この発
明の実施の形態であるシート分離装置が組み込まれる自
動改札装置を示す概略図である。
【0012】自動改札装置2は、複数枚の乗車券媒体す
なわちシート状の磁気カード等の組み合わせ利用に対応
できる複数枚型の自動改札装置である。自動改札装置の
本体10には、駅構内への入場時または駅構内からの出
場時に乗車券媒体が投入される投入口12と、この投入
口12で受入れられた乗車券媒体を排出する排出口14
とがそれぞれ設けられている。なお、投入口12には、
複数枚の乗車券媒体の一括投入が可能である。この場
合、複数枚の乗車券媒体の組み合わせとしては、定期乗
車券と定期乗車券、普通乗車券と特急乗車券および定期
乗車券と普通乗車券の他にプリペイドカードを組み合わ
せる例がある。また、排出口14は、複数枚の乗車券媒
体が一括投入された場合に、回収(集札)券を除く全て
の券を一括排出が可能である。
【0013】投入口12の近傍には、乗車券媒体の投入
を阻止するためのシャッタ(図2参照)が設けられてい
る。このシャッタは、乗車券媒体が投入されてから所定
時間後に他の乗車券媒体投入を所定期間禁止する。この
シャッタの働きにより、引き続く利用者により別の乗車
券媒体が連続して投入されるのを防ぐ。
【0014】投入口12の前方には、利用者に対して種
々の案内を表示する投入口側表示部16が設けられてい
る。この投入口側表示部16は、例えば、プリペイドカ
ード等の残額を表示する。
【0015】排出口14の前方には、利用者に対して種
々の案内を表示する排出口側表示部18が設けられてい
る。自動改札装置2の本体10の側面部には、閉じるこ
とにより乗車券媒体の投入者の通行を阻止するドア部2
0が設けられている。
【0016】自動改札装置2の本体10の上部には、自
動改札装置本体10に対応する通路を区分する仕切とな
るフレーム22が設けられている。このフレーム22に
は、小児券の投入、無効券(後述)または異常券(後
述)が投入されたこと、および機器の異常を知らせるた
めの表示器26が設けられている。
【0017】本体10の側面部とフレーム22には、利
用者が通過したことおよび通過中の動作を検知する検知
センサ24が複数設けられている。検知センサ24は、
利用者の通過を検知するものであり、例えば透過型や反
射型等が用いられる。
【0018】磁気シートである乗車券媒体は、普通乗車
券、定期券、特急券、回数券、乗継券等の券類とプリペ
イドカード等のシート状のカード類とに分類される。こ
のような乗車券媒体には所定の情報、例えば有効期限情
報および乗車可能区間情報が所定の形式で磁気記録され
ている。
【0019】また、これらの乗車券媒体は、発券される
際に、その表面または裏面に発券駅名、発券日時、有効
期限等の情報が印刷される。なお、上述した乗車券媒体
の中には、自動改札装置を通過する際、すなわちに利用
者により自動改札装置に投入され、所定の処理が施され
て排出される際に、例えば、入場記録(乗車駅情報)等
の所定情報が(自動改札装置2内で)印刷されるものが
ある。すなわち、プリペイドカードに代表される料金一
括先払い方式の乗車券媒体には、自動改札装置により、
使用日時、自動改札装置を通過した駅名、プリペイドカ
ードの残額等の情報が印刷される。また、回数券には、
使用日時、改札処理時に自動改札装置を通過した駅名等
の情報が印刷される。また、乗継券には、乗継時に自動
改札装置を通過した乗継駅の駅名、途中下車際入場可能
な旨のメッセージ等の情報が印刷される。
【0020】なお、無効券とは、他の乗車券媒体と組み
合わせても使用できない券のことであり、例えば、有効
期限切れの乗車券媒体がこれに該当する。また、異常券
とは、自動改札装置で読み取ることができない券であ
り、例えば、記録形式の異なるクレジットカード、磁気
記録が施されていない乗車券がこれに該当する。
【0021】図2は、図1に示した自動改札装置2の内
部機構を示す概略図である。投入口12の下流側すなわ
ち投入口12の近傍には、所定期間の間、引き続く利用
者からの投入口12への新たな乗車券媒体の投入を禁止
するシャッタ28が設けられている。
【0022】シャッタ28の下流側には、投入口12に
投入された乗車券媒体を保持し、1枚ずつ搬送可能とす
るために分離する分離機構30が設けられている。分離
機構30と排出口14との間には、分離機構30により
分離された乗車券媒体を排出口14に搬送する主搬送路
32が形成されている。
【0023】主搬送路32には、乗車券媒体を搬送する
搬送手段として機能する複数の搬送ローラおよび搬送ベ
ルトが配置されている。なお、搬送ローラおよび搬送ベ
ルトは、図示しないメインモータによって駆動される。
【0024】主搬送路32には、分離機構30により1
枚ずつに分離されて主搬送路32を搬送される乗車券媒
体を整列する整列部34が設けられている。整列部34
は、投入口12に投入された乗車券媒体の所定方向を搬
送方向とし、かつ任意の辺を基準として乗車券媒体を整
列させる。
【0025】整列部34の下流側には、乗車券媒体が、
乗車券媒体の入場駅情報や料金情報等が印刷処理される
表面を上に向けて、または表面が下に向いた状態のいづ
れの状態で投入された場合であっても記録されている磁
気情報を読み取るための第1および第2(主搬送路32
を挟む一対)の読取ヘッド36a,36bが主搬送路3
2に沿って設けられている。すなわち、乗車券媒体が表
面投入された場合には乗車券媒体の磁気記録部が主搬送
路32の下を向くため、主搬送路32の下方に設けられ
た読取ヘッド36bによって磁気情報が読み取られる。
また、乗車券媒体が裏面投入された場合には、乗車券媒
体の磁気記録部が主搬送路32の上を向くため、主搬送
路32の上方に設けられた読取ヘッド36aによって磁
気情報が読み取られる。
【0026】読取ヘッド36aおよび36bの下流側に
は、後段に設けられる1組のみの記録(印字)用ヘッド
による所定事項の書き込みを可能とするために搬送路3
2により搬送されている乗車券媒体の表裏を揃えるため
に利用される反転部38aを含み、複数枚の組み合わせ
による乗車券媒体の有効性、例えば、乗車可能区間が連
続しているか否かをチェックするために、投入口12
(分離機構30)に投入された全ての乗車券媒体を一時
的に保留する第1保留部38が設けられている。
【0027】第1保留部38の下流側には、第1保留部
38から放出された乗車券媒体の裏面に設けられている
磁気記録領域に所定の磁気情報を記録する書込ヘッド4
0、書込ヘッド40で記録された情報を確認する読取ヘ
ッド42、搬送されている乗車券媒体が普通乗車券等で
ある場合に所定位置に改札済を示す穴を開けるパンチ装
置44、並びに搬送されている乗車券媒体が回数乗車券
等である場合に、乗車駅名等を印刷する熱転写式の印刷
用ヘッド46等が順に配置されている。なお、パンチ装
置44と印刷用ヘッド46とは、主搬送路32から分岐
された補助搬送路32aと主搬送路32のそれぞれに、
並列に設けられる。
【0028】主搬送路32のさらに下流側には、排出口
14に向けて搬送される乗車券媒体を一括して排出口1
4に排出するために、主搬送路32を搬送される全ての
乗車券媒体を一時的に保持する第2保留部48が設けら
れている。なお、第2保留部48には、詳述しない保留
部、振分ゲート、券検知センサ等が設けられ、排出口1
4に排出すべき全ての乗車券媒体が一時的に保留される
一方で、回収すべき、例えば普通乗車券あるいは回数乗
車券等は、後段に引き続く詳述しない回収部への搬送路
50に向けて分岐される。
【0029】図3は、図2に示した主搬送路32に向け
て、投入口12に複数枚投入された乗車券媒体(シート
状のカード媒体)を1枚ずつ分離して供給する分離機構
30を説明する概略図である。
【0030】図3に示されるように、分離機構30は、
搬送モータ30dにより乗車券媒体を主搬送路32に向
けて搬送する方向に回転される第1のローラ(送りロー
ラ)30aと、第1のローラ30aと外周面の一点が接
するように第1のローラ30aに近接して配列された第
2のローラ(分離ローラ)30bを有する。
【0031】なお、乗車券媒体の搬送方向に回転してい
る分離ローラ30bは、モータ30cにより、送りロー
ラ30aが回転される方向と同一の方向(外周の回転方
向は逆向き)の矢印Aの方向に回転される。すなわち、
分離ローラ30bには、送りローラ30aと接する位置
で逆向きとなるトルクが与えられている。また、分離ロ
ーラ30bに与えられるトルクは、送りローラ30aと
の間にシート状のカード媒体が存在しない場合に、分離
ローラ30bが送りローラ30aの回転に依存して、逆
向きにの矢印B方向に回転するよう、所定の大きさに設
定される。
【0032】この状態で、投入口12に1枚のカード媒
体が投入されると、カード媒体は、送りローラ30aか
らの搬送力により、主搬送路32に向けて搬送される。
このとき、分離ローラ30bは、カード媒体との間の摩
擦力により、軸の回転が逆となる向き(矢印B方向)、
すなわち送りローラ30aと接する位置での外周の回転
が等しくなる向きに、回転される。
【0033】これに対して、投入口12に投入されたカ
ード媒体が2枚以上で、少なくとも2枚のカード媒体が
送りローラ30aと分離ローラ30bとの間に重なり合
った状態で搬送される(図4(a))と、カード媒体相
互の間の摩擦力とカード媒体と各ローラとの間の摩擦力
の差に起因して送りローラ30aに接しているカード媒
体と分離ローラ30bに接しているカード媒体との間す
なわちシート状のカード媒体相互間で滑りが生じるた
め、分離ローラ30bは、モータ30cにより回転され
る方向(矢印A方向)に回転されるか、送りローラ30
aにより提供される逆向きのトルクにより(モータ30
cの回転方向と)逆向き(矢印B方向)に回転される速
度が低下される(図4(b))。従って、送りローラ3
0aと接しているカード媒体のみが主搬送路32の方向
に向けて搬送され、残りのカード媒体は、(分離ローラ
30bにより)投入口12側に押し戻されるか、その位
置で停止される。
【0034】分離ローラ30bによりカード媒体が停止
されることにより分離ローラ30bと送りローラ30a
との間に存在するカード媒体が1枚のみとなると、分離
ローラ30bは、再び、送りローラ30aの回転に依存
して逆の方向(矢印B方向)に回転される(図4
(c))。
【0035】換言すると、分離ローラ30bには、モー
タ30cにより、送りローラ30aの外周と接する位置
において回転方向が送りローラ30aと逆向きとなる方
向のトルクが与えられているので、送りローラ30aと
の間のすき間に、2枚以上のカード媒体が案内された場
合にのみ、モータ30cにより定義される回転方向に回
転されるか、あるいは回転が停止(釣り合い)、もしく
は送りローラ30aにより逆向きに回転される速度が低
下されることにより、カード媒体は、1枚ずつに分離さ
れる。
【0036】図5は、図3に示した分離機構30の分離
ローラ30bを駆動するモータ30cの駆動回路の一例
を示す概略図である。図5に示すように、分離ローラ3
0bを所定速度で回転させるモータ30cを、例えば定
電流駆動回路52を用いて、モータ30cに供給する駆
動電流値を最適に設定することにより、投入口12(分
離機構30)に複数枚のカード媒体が投入された場合
に、それぞれのカード媒体を1枚ずつに分離して主搬送
路32に搬送できる。
【0037】図6は、図3に示した分離機構30の分離
ローラ30bの回転と、送りローラ30aと分離ローラ
30bとの間を搬送されるカード媒体の枚数との関係を
説明するグラフである。
【0038】図6に示されるように、図5に示した定電
流駆動回路52から分離ローラ30bを駆動するモータ
30cに、所定の大きさの駆動電流を供給している状態
で、分離ローラ30bが送りローラ30aの駆動力によ
り逆回転している状態(区間A)で、両ローラ間に2枚
以上のカード媒体が搬送されると、図4(a)および図
4(b)を用いて既に説明したように、カード媒体相互
の間の摩擦力とカード媒体と各ローラとの間の摩擦力の
差に起因して送りローラ30aに接しているカード媒体
と分離ローラ30bに接しているカード媒体との間すな
わちシート相互間で滑りが生じることにより、分離ロー
ラ30bの回転は、次第に低下され、所定の条件で反転
(モータ30cにより本来回転される方向の回転)に転
じる(区間B)。
【0039】以下、送りローラ30aにより搬送されて
いるカード媒体が両ローラ間を通過し、あるいは分離ロ
ーラにより2枚目のカード媒体が投入口12側に押し戻
されるか両ローラ間における噛み合いから開放される位
置で停止されることで、分離ローラ30bは、再び送り
ローラ30aからの回転力により、モータ30cにより
本来回転される方向と逆の方向に回転される(区間
C)。
【0040】図7は、図3に示した分離機構30の分離
ローラ30bの回転数を制御可能な逆回転制御回路の例
を説明する概略図である。図7に示すように、分離機構
30の分離ローラ30bを回転させるモータ30cに、
抵抗素子54を接続して送りローラ30aと接すること
により回転されるモータ30cをあたかも発電器のよう
に作用させ、モータ30cから発生される電力を、抵抗
素子54により消費することで、分離ローラ30bの回
転を抑得ることができる。この構成によれば、図5に示
したモータ駆動回路の例に比較して、分離機構30に要
求される部品コストを低減できる。なお、図7に示す例
では、モータ30cすなわち分離ローラ30bの回転を
逆転することはできないことから、分離機構30に、2
枚以上のカード媒体が搬送された場合に、そのカード媒
体を分離するために必要となる時間は、図5に示した例
に比較して僅かではあるが増大される。
【0041】図8は、図3に示した分離機構30におけ
る分離速度を向上可能な、駆動回路の一例を示す概略図
である。図8に示されるように、分離ローラ30bを所
定速度で回転するモータ30cは、第1のスイッチング
素子60と抵抗素子62が直列に接続されたループと、
第2のスイッチング64とパルス状の電流を提供可能な
定電流電源回路66からなるループと、比較器68によ
る基準電圧refとの比較結果に応じて、第1のスイッ
チング素子60、第2のスイッチング素子64および定
電流電源回路66を動作させる制御ループからなる駆動
回路により、所定の速度および回転方向で駆動される。
【0042】詳細には、モータ30cが発電器として機
能している(分離ローラ30bが、送りローラ30aに
より逆方向に回転されている)場合は、第2のスイッチ
ング素子64が切断状態であるので、モータ30cによ
り生じた電力は、抵抗素子62によって消費される。
【0043】一方、両ローラ間に、複数枚のカード媒体
が搬送されると、第1のスイッチング素子60を流れる
電流の大きさすなわち抵抗素子62を流れる電流の大き
さが小さくなるため、比較器68と抵抗素子62との間
の端子電圧が低下する。このことは、分離ローラ30b
が送りローラにより逆方向に回転される速度あるいは回
転数が低下したこと(重なり合って搬送されたカード媒
体のうちの送りローラ30aと接していないカード媒体
が押し戻されるか、搬送が停止される状態)を示し、比
較器68に入力される基準電圧refよりも比較器68
と抵抗素子62との間の端子電圧が所定の電圧よりも低
くなった時点で、第1のスイッチング素子60がオフ
(切断状態)に切り替えられる。
【0044】同時に、第2のスイッチング素子64がオ
ン(通電)に切り替えられ、定電圧電源回路66から、
パルス状の所定の大きさのモータ駆動電流がモータ30
cに供給される。
【0045】これにより、モータ30cが逆転(本来回
転される方向に回転)されて、分離ローラ30bによ
り、重なり合って搬送されたカード媒体のうちの送りロ
ーラ30aと接していないカード媒体が投入口12側に
向けて押し戻される。なお、定電圧電源回路66からモ
ータ30cに供給されるモータ駆動電流は、パルス状で
あるから、モータ30cは、断続的に本来回転される方
向に回転され、送りローラ30aと接していないカード
媒体が投入口12側に向けて押し戻されて、両ローラ間
にカード媒体が1枚のみとなった時点でモータ30cへ
のモータ駆動電流の供給が一時的に停止され、送りロー
ラ30aと接していないカード媒体が両ローラ間に搬送
されると、再び定電圧電源回路66からモータ30cに
供給されるモータ駆動電流によりモータ30cが本来回
転される方向に回転される。
【0046】このように、分離ローラ30bと送りロー
ラ30aとの間に2枚以上のカード媒体が搬送される
と、上述したように、定電流電源装置66が断続して繰
り返しオン/オフされることにより分離ローラ30b
に、送りローラ30aが回転される方向と逆向きの回転
が発生されることから、重なり合って搬送されたカード
媒体のうちの送りローラ30aと接していないカード媒
体が確実に分離される。
【0047】図9は、図8に示した分離機構30の分離
ローラ30bの回転と、送りローラ30aと分離ローラ
30bとの間を搬送されるカード媒体の枚数との関係を
説明するグラフであり、上述したように、カード媒体相
互の間の摩擦力とカード媒体と各ローラとの間の摩擦力
の差に起因して送りローラ30aに接しているカード媒
体と分離ローラ30bに接しているカード媒体との間す
なわちシート相互間で滑りが生じることにより、分離ロ
ーラ30bの回転は、次第に低下され、所定の条件で反
転(モータ30cにより本来回転される方向の回転)に
転じる(点A)。
【0048】このとき、比較器68を用いて、滑りの発
生すなわち分離ローラ30bの回転数の低下(点B)を
検知して、モータ30cに、モータ30cを本来の回転
方向に回転させるために定電流電源回路66からモータ
駆動電流を供給することで、両ローラ間に2枚以上のカ
ード媒体が搬送された場合に、分離ローラ30bを、瞬
時に、2枚目のカード媒体を投入口12側に押し戻すこ
とのできる方向に回転させることができる。
【0049】これにより、分離機構30に2枚以上のカ
ード媒体が搬送された場合に、そのカード媒体を分離す
るために必要となる時間が低減され、高速度の分離が可
能となる。
【0050】図10は、図8に示した駆動回路を用いて
送りローラ30aと分離ローラ30bとの間に搬送され
るカード媒体が両ローラ間に2枚以上搬送された場合の
制御の一例を説明するフローチャートであり、図9を用
いて説明したモータ30cへの定電流電源回路66から
のモータ駆動電流の供給を、より詳細に説明するもので
ある。なお、この方法によれば、分離ローラ30bの回
転数の変化から、2枚以上のカード媒体が重なり合って
ローラ間に搬送されたことを検知すると同時に分離ロー
ラ30bの回転すなわちモータ30cの回転を短時間で
制御できることから、複数枚のカード媒体が重なり合っ
た状態で搬送された場合に、それぞれのカード媒体の重
なりを除去して1枚ずつに分離する速度が向上される。
【0051】図10に示されるように、分離機構30の
分離ローラ30bが所定方向に回転されている状態(S
1)において、分離ローラ30bを回転するモータ30
cの回転数(通過電流)が所定のレベル(大きさ)より
も小さいか否かをモータ30cの回転数すなわち「通過
電流 × 抵抗素子の抵抗値」により得られる電圧を比
較器68の一端に入力される基準電圧refと比較する
ことにより、検知する(S2)。
【0052】ステップS2において、「通過電流 ×
抵抗素子の抵抗値」により得られる電圧が基準電圧re
fに比較して所定割合だけ低くなった場合(S2−
Y)、第1のスイッチング素子60がオフされるととも
に第2のスイッチング素子64がオンされ、定電流電源
装置66からのパルス状のモータ駆動信号(駆動電流)
がモータ30cに供給される。これにより、モータ30
cの回転数は、さらに低下され、分離ローラ30bと送
りローラ30aとの間を搬送されるカード媒体の状態
(枚数)に依存して、最終的には、逆方向に回転される
か、回転が停止される(S3)。
【0053】ステップS3において、分離ローラ30b
が逆方向に回転されるか回転が停止されることにより、
分離ローラ30bと送りローラ30aとの間に向かって
搬送されるカード媒体が2枚以上である場合には、送り
ローラ30aと接しているカード媒体のみが搬送され、
それ以外のカード媒体は、分離ローラ30bにより、押
し戻されるか、ローラ30bの近傍で停止される。一
方、送りローラ30aと接しているカード媒体のみが搬
送されて、送りローラ30aと分離ローラ30bとの間
に存在するカード媒体の枚数が1枚のみになると、分離
ローラ30bは、再び送りローラ30aの回転方向に依
存して回転される。
【0054】ここで、両ローラ間に重なり合った状態で
搬送されるカード媒体を効率よく、しかも高速度で分離
するために、ステップS2−Yにおいてモータ30cに
逆方向の回転を可能とするモータ駆動電流が供給された
後、定電流電源回路66からモータ30cに、パルス状
のモータ駆動電流が所定時間毎に供給される(S4)。
【0055】以下、分離ローラ30bの回転すなわちモ
ータ30cを流れる電流の大きさがモニタされ(S
5)、送りローラ30aと接しているカード媒体のみが
搬送されて、送りローラ30aと分離ローラ30bとの
間に存在するカード媒体の枚数が1枚のみとなったこと
を示すモータ駆動電流の極性反転すなわち定電流電源回
路66からモータ30cに供給される駆動電流の大きさ
よりも、送りローラ30aの回転にともなって分離ロー
ラ30bの回転方向が変化されることによりモータ30
cから出力される電力(電流)が大きくなった時点で
(S5−Y)、第2のスイッチング素子64がオフさ
れ、定電流電源回路66の出力が停止される。
【0056】このように、分離ローラ30bを駆動する
モータ30cを流れる電流の変化をモニタし、分離ロー
ラ30bの回転の変化である分離ローラ30bと送りロ
ーラ30aとの間に2枚以上のカード媒体が搬送されつ
つある状態を検知して、分離ローラ30bの回転を、モ
ータ30cの加速により短時間で逆向きに切り替えるこ
とにより、分離機構30に2枚以上のカード媒体が搬送
された場合に、そのカード媒体を分離するために必要と
なる時間が低減され、高速度の分離が可能となる。な
お、本発明のシート媒体分離装置は、自動改札装置のみ
ならず、複数枚のシート状の媒体例えば紙葉類などを1
枚ずつ分離して供給する現金自動預出入機や自動券売機
に対しても用いることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シート媒体分離装置およびそれを用いた自動改札装
置において、2枚以上同時に投入された乗車券媒体等の
シート媒体を、高速度で1枚ずつに分離可能であるか
ら、シート媒体を処理するために要求される処理時間が
短縮される。また、装置内において、シート媒体が重な
り合った状態で搬送されることによりシート媒体が詰ま
ることが防止できる。さらに、分離機構の経時変化によ
り分離能力(速度)が低下したり、分離機構が損傷した
り磨耗することが低減され、メインテナンスのために要
求されるコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態であるシート媒体分離装
置が組み込まれる自動改札装置を示す概略図。
【図2】図1に示した自動改札装置の内部機構を示す概
略図。
【図3】図1に示した自動改札装置におけるシート媒体
分離装置の一例を示す概略図。
【図4】図3に示した分離装置により積層状態で投入さ
れたシート媒体を分離する原理を説明する概略図。
【図5】図3に示した分離装置の分離ローラを駆動する
モータの駆動回路の一例を示す概略図。
【図6】図3に示したシート媒体分離装置の動作の特徴
を示すタイミングチャート。
【図7】図5に示した分離装置の駆動回路の別の実施の
形態を示す概略図。
【図8】図3に示した分離装置とは異なるシート媒体分
離装置の一例を示す概略図。
【図9】図8に示した分離装置の動作の特徴を示すタイ
ミングチャート。
【図10】図8に示した分離装置の制御の一例を説明す
るフローチャート。
【符号の説明】
2 …自動改札装置、 10 …自動改札装置本体、 12 …投入口、 14 …排出口、 30 …分離機構、 30a…送りローラ、 30b…分離ローラ、 30c…駆動モータ、 52 …定電流駆動回路、 54 …抵抗素子、 60 …第1のスイッチング素子、 62 …抵抗素子、 64 …第2のスイッチング素子、 66 …定電流電源回路、 68 …比較器。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 AA02 AA03 AA04 AA05 AA07 BA03 BA09 3F063 BA02 BA10 BB07 CB04 3F343 FA06 FA15 FB09 FC01 HB02 JA01 JD09 JD33 JD34 JD39 JD40 LC22 MC08 MC10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシート媒体が積層された状態で投入
    可能なシート投入部と、 このシート投入部に投入されたシート媒体を所定方向に
    搬送する搬送機構と、 この搬送機構と前記シート投入部との間に配置され、前
    記シート投入部に投入されたシート媒体を前記搬送機構
    に向けて送り出す送りローラと、この送りローラの外周
    面と接しながら上記送りローラが回転される方向と同方
    向および逆方向に回転可能であって、上記送りローラと
    の間に2枚以上のシート媒体が存在する場合には、逆方
    向に回転する分離ローラと、を含む分離機構と、を有す
    ることを特徴とするシート媒体分離装置。
  2. 【請求項2】上記分離ローラは、上記送りローラを駆動
    する第1の駆動機構と異なる第2の駆動機構により、上
    記送りローラが回転される方向と逆の方向に回転される
    ことを特徴とする請求項1記載のシート媒体分離装置。
  3. 【請求項3】上記分離ローラは、上記送りローラとの間
    にシート媒体が存在しない場合、または1枚のみのシー
    ト媒体が存在する場合、上記送りローラの回転に依存し
    て、上記送りローラと接する位置において上記送りロー
    ラが回転される方向と同方向に回転されることを特徴と
    する請求項2記載のシート媒体分離装置。
  4. 【請求項4】上記分離ローラは、上記送りローラとの間
    に2枚以上のシート媒体が存在する場合、シート媒体相
    互間で生じる滑りが生じている間、上記第2の駆動機構
    により定義される回転方向に回転されることを特徴とす
    る請求項2記載のシート媒体分離装置。
  5. 【請求項5】上記第2の駆動機構は、定電流電源装置に
    より上記分離ローラを一定の速度で回転させることを特
    徴とする請求項2記載のシート媒体分離装置。
  6. 【請求項6】上記第2の駆動機構は、上記送りローラの
    回転に依存して上記送りローラと接する位置において上
    記送りローラが回転される方向と同方向に上記分離ロー
    ラが回転されて生じる電力を利用して上記送りローラと
    上記分離ローラとの間に搬送されるシート媒体の移動を
    停止させることを特徴とする請求項2記載のシート媒体
    分離装置。
  7. 【請求項7】上記第2の駆動機構は、上記送りローラの
    回転に依存して上記送りローラと接する位置において上
    記送りローラが回転される方向と同方向に上記分離ロー
    ラが回転されて生じる電力に基づいて、定電流電源装置
    による駆動の開始および停止が制御されることを特徴と
    する請求項2記載のシート媒体分離装置。
  8. 【請求項8】投入口に投入されたシート媒体を一時的に
    保持する保持手段と、 この保持手段と一体的に構成され、前記保持手段に投入
    された複数枚のシート媒体を1枚ずつに分離する分離手
    段と、 この分離手段により分離されたシート媒体を搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段により搬送されるシート媒体から磁気情報
    を読み取って、所定の規則に基づいて処理し、通路の開
    放あるいはシート媒体の料金の不足や有効期間の終了等
    を報知する改札処理手段と、を有することを特徴とする
    自動改札装置。
  9. 【請求項9】前記分離手段は、複数のシート媒体が積層
    された状態で投入可能なシート投入部と、このシート投
    入部に投入されたシート媒体を所定方向に搬送する搬送
    機構と、この搬送機構と前記シート投入部との間に配置
    され、前記シート投入部に投入されたシート媒体を前記
    搬送機構に向けて送り出す送りローラと、この送りロー
    ラの外周面と接しながら上記送りローラが回転される方
    向と同方向および逆方向に回転可能であって、上記送り
    ローラとの間に2枚以上のシート媒体が存在する場合に
    は、逆方向に回転する分離ローラとを含むことを特徴と
    する請求項8記載の自動改札装置。
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