JP2000222607A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JP2000222607A
JP2000222607A JP2000399A JP2000399A JP2000222607A JP 2000222607 A JP2000222607 A JP 2000222607A JP 2000399 A JP2000399 A JP 2000399A JP 2000399 A JP2000399 A JP 2000399A JP 2000222607 A JP2000222607 A JP 2000222607A
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tickets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、小サイズの券類が先に集積部に集積
されたのち、大サイズの券類が送り込まれても、大サイ
ズの券類を小サイズの券類に衝突させることなく、確実
に集積できるようにした自動改札装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】本発明は、情報処理部により情報処理が施
されて主搬送部32から搬出される普通乗車券P1及び
定期乗車券P2を集積する集積部71と、この集積部7
1に設けられ、該集積部71に上部側から送り込まれて
くる普通乗車券P1を上面部に沿ってガイドし、その送
り方向後端側を支持するとともに、集積部71の下部側
から送り込まれてくる定期乗車券P2を下面部に沿って
ガイドし普通乗車券P1の下面側に案内するガイド板9
7と、集積部71に集積された普通乗車券P1及び定期
乗車券P2を一括して放出させる放出部76とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、鉄道など
の交通機関の駅に設置される自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、自
動改札処理を行う自動改札装置が設置され始めている。
このような自動改札装置では、投入された乗車券に記録
されている磁気情報を読み取り、通行の可否を判定する
とともに必要に応じて投入された乗車券に磁気情報の記
録またはパンチなどの処理を施す。
【0003】さらに、このような自動改集札装置の中に
は、複数枚の乗車券の組み合わせ利用に対応できるもの
が提案されている。乗車券の組み合わせ利用とは、例え
ば、定期乗車券と定期乗車券、または定期乗車券と普通
乗車券などの二枚以上の乗車券の乗車区間を組み合わせ
て利用することである。また、プリペイドカードなどと
組み合わせて利用することもできる。
【0004】このような複数枚対応の自動改集札装置で
は、投入口から複数枚の乗車券が一括投入されると、こ
れら複数枚の乗車券を情報処理したのち、放出口手前の
集積部に集積させてから、放出口に一括して放出させる
ようになっている。
【0005】ところで、放出口に異なるサイズの券類、
例えば、サイズの大きな85mm券である定期乗車券
と、サイズの小さな57.5mm券である普通乗車券が
一括して放出口に放出された場合、サイズの大きな定期
乗車券が上、サイズの小さな普通乗車券が下になると、
普通乗車券が定期乗車券に隠れてしまう。この場合に
は、乗客が普通乗車券を見落として定期乗車券のみを取
出してしまう虞がある。
【0006】このため、普通乗車券と定期乗車券を一括
して放出口に放出する場合には、定期乗車券を下、普通
乗車券を上にした状態で放出することにより、普通乗車
券を見落とすことなく、取出すことができるようにして
いる。
【0007】従来、小さいサイズの券類を上側、大きい
サイズの券類を下側にして放出するには、主搬送路の途
中にループ搬送路やポケット機構等を使用して入ってき
た券類の順番を入れ替え、大きいサイズの券類から順番
に搬送させて放出部内の集積部に集積し一括放出してい
た。
【0008】しかしながら、主搬送路中で券類の順番を
入れ替える方式は券類の搬送時間が長くなり、処理効率
が低下する不都合があった。
【0009】そこで、主搬送路の途中で券類の順番を入
れ替えないで集積部にて上側に小さい券類、下側に大き
い券類が位置するように集積するものが開発されてき
た。
【0010】即ち、主搬送路から送り出される券類が例
えば、普通乗車券である場合には、切替ゲートにより送
り方向を第1の方向に切替えて上部側から集積部に集積
し、主搬送路から送り出される券類が例えば、定期乗車
券である場合には切替ゲートにより送り方向を第2の方
向に切替えて下部側から集積部に集積することにより、
定期乗車券を下、普通乗車券を上にして集積する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、先行する券類が大きいサイズで、後続する券
類が小さいサイズの場合には問題はないが、先行する券
類が小さいサイズで、後続する券類が大きいサイズの場
合には、先に集積された小サイズの券類の後端部に後続
する大きいサイズの券類の先端部が衝突し、詰りが発生
するという問題があった。
【0012】一方、自動改札機には、乗客が取り忘れ等
で券類を放出口に残した場合に、運用の妨げとならない
ように、ある設定された時間が経つと自動的に自動改札
機内の別の集積部に取り込む機能が備えられている。こ
の取り込み時に、自動改札機内に次の乗客の券類が入っ
ていた場合、プリペードカード等の印刷有りの券類は印
刷終了後に待機し、定期乗車券或いは普通乗車券はパン
チストッパで待機させて放置券類の取り込み終了後に放
出口に搬送し、或いは回収部に回収するようになってい
る。
【0013】従来においては、放出用、回収用、主搬送
用の電動機をそれぞれ1つずつ備え、これら電動機によ
り券類の放出、回収、取込処理を行なっていた。
【0014】例えば、放置された券類を取込む場合に
は、主搬送用の電動機を停止させた状態で、放出用の電
動機を逆回転、回収用の電動機を正回転することによ
り、放出口から回収部へ直接つながる搬送路に沿って券
類を回収する。この回収後、停止していた主搬送用の電
動機を回転させるとともに、放出用の電動機、回収用の
電動機を正回転することにより、次の乗客の券類を放出
口に放出させ、或いは回収部に回収する。
【0015】しかしながら、放出用、回収用、主搬送用
の電動機を3個備えるということは、コストが上昇する
とともに、自動改札機を小型化することにおいては、ス
ペース的な制約も出てくる。
【0016】また、放出用の電動機を無くするには別機
構が必要となり、放出機構の複雑化を招くため、放出に
関しての電動機は必要となる。
【0017】そこで、単純に回収用の電動機と主搬送用
の電動機を共通にし、電動機を2個にすることが考えら
れるが、この場合には、放出、回収に関しては問題ない
が、取り込み処理においては、一旦、主搬送路に取込券
を戻し、それから回収部に回収するか、印刷停止位置後
に次客券類を停止させるためのストッパを設けるか、或
いは、次客の印刷有りの券類の待機位置を変更する必要
がある。
【0018】しかしながら、主搬送路に取込券を戻すこ
とは、取り込みに時間が掛かってしまい、また、ストッ
パを設けることは、取り込み処理がまれなことからも無
駄な部品となってしまう。また、券類の待機位置の変更
は次客の処理時間が掛かってしまうという不都合があ
る。
【0019】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
小サイズの券類が先に集積部に集積されたのち、大サイ
ズの券類が送り込まれても、大サイズの券類を小サイズ
の券類に衝突させることなく、大サイズの券類を下側、
小サイズの券類を上側にして集積できるようにし、ま
た、券類の放出用、回収用、主搬送用の駆動源を個別に
備えることなく、2個の駆動源であっても、処理時間を
かけることなく、またストッパなどの部材を特別に必要
とすることなく、放置券類の取り込みを可能とする自動
改札装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、第1の券類と、この
第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を一括して
投入させる投入部と、この投入部に投入された第1の券
類及び第2の券類を搬送する主搬送手段と、この主搬送
手段によって搬送される第1及び第2の券類に情報処理
を施す情報処理手段と、この情報処理手段により情報処
理が施されて前記主搬送手段から搬出される第1及び第
2の券類を集積する集積部と、前記主搬送手段から搬出
される第1の券類を前記集積部に上部側から送り込む第
1の分岐搬送手段と、前記主搬送手段から搬出される第
2の券類を前記集積部に下部側から送り込む第2の分岐
搬送手段と、前記集積部に設けられ、該集積部に上部側
から送り込まれてくる前記第1の券類を上面部に沿って
ガイドし、その送り方向後端側を支持するとともに、前
記集積部の下部側から送り込まれてくる前記第2の券類
を下面部に沿ってガイドし前記第1の券類の下面側に案
内するガイド手段と、前記集積部に集積された第1及び
第2の券類を一括して放出させる放出手段とを具備す
る。
【0021】請求項2記載のものは、第1の券類と、こ
の第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を一括し
て投入させる投入部と、この投入部に投入された第1の
券類及び第2の券類を搬送する主搬送手段と、この主搬
送手段によって搬送される第1及び第2の券類に情報処
理を施す情報処理手段と、この情報処理手段により情報
処理が施されて前記主搬送手段から搬出される第1及び
第2の券類を集積する集積部と、前記主搬送手段から搬
出される第1の券類を前記集積部に対しその上部側から
送り込む第1の分岐搬送手段と、前記主搬送手段から搬
出される第2の券類を前記集積部に対しその下部側から
送り込む第2の分岐搬送手段と、前記集積部に設けら
れ、該集積部に上部側から送り込まれてくる前記第1の
券類を上面部に沿ってガイドし、その送り方向後端側を
支持するとともに、前記集積部の下部側から送り込まれ
てくる前記第2の券類を下面部に沿ってガイドし前記第
1の券類の下面側に案内するガイド手段と、前記集積部
に集積された第1及び第2の券類を一括して放出させる
放出手段と、前記放出口に放出された前記第1及び第2
の券類の放置時間を検知する検知手段と、この検知手段
により前記第1及び第2の券類が所定時間以上放置され
たことが検知されたとき、前記放出手段を逆方向に動作
させて前記第1及び第2の券類を前記集積部を介して内
部に取り込ませる制御手段と、前記第1及び第2の券類
の取込時には前記ガイド手段を前記集積部から離間する
方向に移動させる退避手段とを具備する。
【0022】請求項3記載のものは、第1の券類と、こ
の第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を一括し
て投入させる投入部と、この投入部に投入された第1の
券類及び第2の券類を搬送する主搬送手段と、この主搬
送手段によって搬送される第1及び第2の券類に情報処
理を施す情報処理手段と、この情報処理手段により情報
処理が施されて前記主搬送手段から搬出される第1及び
第2の券類を集積する集積部と、前記主搬送手段から搬
出される第1の券類を前記集積部に対しその上部側から
送り込む第1の分岐搬送手段と、前記主搬送手段から搬
出される第2の券類を前記集積部に対しその下部側から
送り込む第2の分岐搬送手段と、前記集積部に設けら
れ、該集積部に上部側から送り込まれてくる前記第1の
券類を上面部に沿ってガイドし、その送り方向後端側を
支持するとともに、前記集積部の下部側から送り込まれ
てくる前記第2の券類を下面部に沿ってガイドし前記第
1の券類の下面側に案内する回動自在なガイド手段と、
前記集積部に集積された第1及び第2の券類を一括して
放出させる放出手段と、前記放出口に放出された前記第
1及び第2の券類の放置時間を検知する検知手段と、こ
の検知手段により前記第1及び第2の券類が所定時間以
上放置されたことが検知されたとき、前記放出手段を逆
方向に動作させて前記第1及び第2の券類を前記集積部
を介して内部に取り込ませる制御手段と、前記第1及び
第2の券類の取込時には前記ガイド手段を前記集積部か
ら離間する方向に回動させる退避手段とを具備する。
【0023】請求項4記載のものは、第1の券類と、こ
の第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を一括し
て投入させる投入部と、この投入部に投入された第1の
券類及び第2の券類を搬送する主搬送手段と、この主搬
送手段によって搬送される第1及び第2の券類に情報処
理を施す情報処理手段と、この情報処理手段により情報
処理が施されて前記主搬送手段から搬出される第1及び
第2の券類を集積する集積部と、前記主搬送手段から搬
出される第1の券類を前記集積部に上部側から送り込む
第1の分岐搬送手段と、前記主搬送手段から搬出される
第2の券類を前記集積部に下部側から送り込む第2の分
岐搬送手段と、前記集積部に設けられ、該集積部に上部
側から送り込まれてくる前記第1の券類を上面部に沿っ
てガイドし、その送り方向後端側を支持するとともに、
前記集積部の下部側から送り込まれてくる前記第2の券
類を下面部に沿ってガイドし前記第1の券類の下面側に
案内する回動自在なガイド手段と、前記集積部に集積さ
れた第1及び第2の券類を一括して放出させる放出手段
と、前記放出口に放出された前記第1及び第2の券類の
放置時間を検知する検知手段と、この検知手段により前
記第1及び第2の券類が所定時間以上放置されたことが
検知されたとき、前記放出手段を逆方向に動作させて前
記第1及び第2の券類を前記集積部を介して内部に取り
込ませる制御手段と、前記ガイド手段を弾性的に付勢す
る付勢部材を有し、前記第1及び第2の券類の取込時に
は前記付勢部材の付勢力により前記ガイド手段を前記集
積部から離間する方向に回動させる退避手段とを具備す
る。
【0024】請求項5記載のものは、第1の券類と、こ
の第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を一括し
て投入させる投入部と、この投入部に投入された第1の
券類及び第2の券類を搬送する主搬送手段と、この主搬
送手段によって搬送される第1及び第2の券類に情報処
理を施す情報処理手段と、この情報処理手段により情報
処理が施されて前記主搬送手段から搬出される第1及び
第2の券類を集積する集積部と、前記主搬送手段から搬
出される第1の券類を前記集積部に上部側から送り込む
第1の分岐搬送手段と、前記主搬送手段から搬出される
第2の券類を前記集積部に下部側から送り込む第2の分
岐搬送手段と、前記集積部に設けられ、該集積部に上部
側から送り込まれてくる前記第1の券類を第1のガイド
部に沿ってガイドし、その送り方向後端側を支持すると
ともに、前記集積部の下部側から送り込まれてくる前記
第2の券類を第2のガイド部に沿ってガイドし前記第1
の券類の下面側に案内するガイド手段と、前記集積部に
集積された第1及び第2の券類を一括して放出させる放
出手段と、前記放出口に放出された前記第1及び第2の
券類の放置時間を検知する検知手段と、この検知手段に
より前記第1及び第2の券類が所定時間以上放置された
ことが検知されたとき、前記放出手段を逆方向に動作さ
せて前記第1及び第2の券類を前記ガイド手段の第2の
ガイド部に沿って内部に取り込ませる制御手段とを具備
する。
【0025】請求項6記載のものは、投入部から投入さ
れた券類を搬送する主搬送手段と、この主搬送手段によ
って搬送される券類に情報処理を施す情報処理手段と、
この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
手段から搬出される券類を放出口に放出させる放出手段
と、前記情報処理手段により情報処理が施されて前記主
搬送手段から搬出される券類を挟持搬送して回収する第
1及び第2の搬送部を有する回収手段と、前記主搬送手
段と前記回収手段の第1の搬送部に第1の動力伝達手段
を介して接続され、前記主搬送手段と前記回収手段の第
1の搬送部を駆動する第1の駆動手段と、前記放出手段
と前記回収部の第2の搬送部に第2の動力伝達手段を介
して接続され、前記放出手段と前記回収部の第2の搬送
部を駆動する第2の駆動手段と、前記放出口に放出され
た券類の放置時間を検出する検出手段と、この検出手段
により、券類が所定時間以上放置されたことが検知され
たとき、前記第1の駆動手段を停止させて前記第2の駆
動手段を逆駆動させることにより、前記放出手段を逆方
向に動作せるとともに、前記回収部の第2の搬送部を正
方向に動作させて前記放置券類を回収させる制御手段
と、前記第1の搬送部と前記第1の動力伝達手段とを断
続するもので、前記第1の駆動手段の停止時には前記第
1の搬送部と前記第1の動力伝達手段との接続を切る第
1の断続手段と、前記第2の搬送部と前記第2の動力伝
達手段との接続を断続するもので、前記第2の駆動手段
の逆駆動時のみ前記第2の搬送部と前記第2の動力伝達
手段とを接続する第2の断続手段とを具備する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に示す実施
の形態を参照して説明する。
【0027】図1は、自動改集札装置の外観を概略的に
示す斜視図である。
【0028】この自動改集札装置は、複数枚の乗車券券
類の組み合わせ利用に対応できるものである。この自動
改集札装置は例えば、新幹線と在来線との乗換駅に設置
され、この乗換駅を起点または終点とした在来線の乗車
券と、この乗換駅を終点または起点とした新幹線の乗車
券および特急券とを受け付け、これらのデータを基にし
て乗車区間に不正がないかどうかなどをチェックし改集
札処理が行うことができるものである。なお、上記した
乗車区間の連続したような乗車券媒体を関連乗車券と称
する。
【0029】自動改集札装置の本体10には、駅構内へ
の入場時または駅構外への出場時に乗車券媒体が投入さ
れる投入口12と、この投入口12で受入れられた乗車
券媒体を排出する放出口14とがそれぞれ設けられてい
る。乗車券媒体には、普通乗車券(第1の券類)、定期
乗車券(第2の券類)、特急乗車券、回数乗車券、プリ
ペイドカードなどの種類があり、このような乗車券媒体
には所定の情報、例えば、有効期限情報および乗車可能
区間情報が所定の形式で磁気記録されている。
【0030】投入口12の近傍には、乗車券媒体の投入
を阻止するためのシャッタ(図2に示す)28が設けら
れている。このシャッタ28は、乗車券媒体が投入され
てから所定時間後に他の乗車券媒体投入を所定期間禁止
する。このシャッタ28の働きにより、他人の乗車券媒
体が連続して投入されるのを防ぐ。投入口3の前方に
は、旅客に対して種々の案内を表示する投入側表示器1
6が設けられている。この投入側表示器16は、例え
ば、入口付近の旅客に対して乗車券の投入案内などの種
々の案内を表示する。
【0031】さらに、投入口12の下部には、この自動
改札機の通路の案内を表示する図示しない通路案内表示
器が設けられている。放出口4の前方には、通路内の旅
客に対して種々の案内を表示する取出側表示器(表示
部)18が設けられている。本体1の側面部とフレーム
22には、旅客が通過する通路に沿って通路内の旅客を
検知する複数の人間検知センサ24…が設けられてい
る。
【0032】図2は、自動改集札装置の内部機構を概略
的に示す図である。
【0033】投入口12と放出口14との間には、投入
口12から投入された乗車券媒体を放出口14に搬送す
る主搬送路(主搬送手段)32が形成されている。この
主搬送路32上には、この主搬送路32上を搬送される
乗車券媒体を検知するセンサ、例えば、投入口12から
投入された乗車券媒体を検知する投入口センサ90、放
出口14に排出された乗車券媒体を検知する放出口セン
サ92などが複数設けられている。
【0034】投入口12から主搬送路32への入口に
は、乗車券媒体の投入を所定期間禁止するシャッタ28
が設けられている。所定期間とは、投入された乗車券媒
体が放出口14から受け取られるまでの期間のことであ
る。このシャッタ28は、乗車券媒体が投入された瞬間
に閉じるようになっている。これにより、最初に投入さ
れた乗車券媒体と、次に投入される乗車券媒体との区別
がなされる。
【0035】主搬送路32の搬送経路上には投入口12
から放出口14に沿い順に、一括または1枚ずつ投入さ
れた乗車券媒体を1枚ずつ取り込む取込ローラ33、取
り込まれた乗車券媒体を整列する整列部34、乗車券媒
体の磁気記録層に磁気記録された情報を読み取る情報処
理手段としての読取ヘッド36aおよび36b、乗車券
媒体の表裏を常に統一して送り出す反転部38、情報の
書込前に乗車券媒体をプールする書込前プール部42、
乗車券媒体に所定の磁気情報を記録する情報処理手段と
しての書込ヘッド46、書込ヘッド46で記録された情
報を確認するための読取ヘッド48、乗車券媒体にパン
チ処理を施すパンチ処理部50および52、乗車券媒体
の通過を検知する第1券検知センサ54、乗車券媒体の
上面に印刷記録を施す情報処理手段としてのサーマルヘ
ッド56、乗車券媒体の下面に印刷記録を施すサーマル
ヘッド58、複数枚の乗車券媒体をサイズ順に揃える一
括プール部60などが設けられている。
【0036】整列部34では、投入口12に投入された
乗車券媒体の所定方向が搬送方向とされ、かつ片側基準
となるような整列が施される。反転部38には振分ゲー
ト39が設けられており、乗車券媒体の表裏を常に統一
するため、必要に応じて乗車券媒体がこの振分ゲート3
9により主搬送路32から反転部38に引き込まれる。
反転部38に引き込まれた乗車券媒体は、反転されて主
搬送路32に戻される。乗車券媒体の反転部38への引
き込みの必要性は、読取ヘッド36aおよび36bのど
ちらで乗車券媒体の情報が読み取られたかで判断され
る。
【0037】書込前プール部42は、複数前の組み合わ
せによる乗車券媒体の有効性、例えば、乗車可能区間が
連続しているか否かをチェックするために、乗車券媒体
をプールするものである。この書込前プール部42に
は、振分ゲート43、プール搬送路44、ストッパ45
などが設けられており、振分ゲート43により乗車券媒
体が主搬送路32からプール搬送路44に引き込まれ、
引き込まれた乗車券媒体がストッパ45により停止され
プールされる。このとき、プール搬送路44には乗車券
媒体が複数枚重ならないように、つまり1枚ずつ別のプ
ール搬送路44にプールされるようになっている。
【0038】乗車券媒体の表面に印字記録が必要な場
合、例えば投入された乗車券媒体が普通乗車券のときに
は、振分ゲート51によりサーマルヘッド56に搬送さ
れる。乗車券媒体の裏面に印字記録が必要な場合には、
振分ゲート51によりサーマルヘッド58に搬送され
る。
【0039】一括プール部60は、排出サイズの異なる
複数の乗車券媒体の一括排出時に特定の乗車券媒体が取
り損なわれないように、つまり見落とされないようにこ
れらサイズの異なる複数の乗車券媒体をサイズ順に並び
換えて重ねて揃える機構である。サイズの異なる複数枚
の関連乗車券を処理した場合、排出時にこれら関連乗車
券を1ずつ排出していると、スムーズな改札処理の妨げ
となる。
【0040】ところが、一括してまとめて排出しようと
すると、サイズの大きい券の影に隠れてサイズの小さい
券が見落とされ、取り損なわれてしまうことがある。従
って、サイズの異なる乗車券媒体をサイズ順に揃え一括
排出することにより、関連乗車券を受け取る者の側から
見て全ての乗車券が確認でき、スムーズな改札処理が実
現できるとともに、乗車券媒体の取り損ないも防止でき
る。
【0041】一括プール部60の下方部には、第1集札
箱69と第2集札箱70が配設され、後述する振分ゲー
ト80により案内されてくる回収券類を回収集札するよ
うになっている。回収券類はその種類に応じて振分ゲー
ト68により第1集札箱69と第2集札箱70とに振り
分けられる。
【0042】図3は一括プール部60の構成を示すもの
である。
【0043】一括プール部60は主搬送路32の搬出側
には乗車券媒体をその種類によって放出方向と回収方向
とに振り分ける振分けゲート80が設けられている。振
分けゲート80によって振り分けられる放出方向には第
1及び第2の分岐搬送手段2,3が配設されている。第
1の分岐搬送手段2は搬送方向の長さが57.5mmで
ある第1の券類としての例えば普通乗車券を搬送し、第
2の分岐搬送手段3は搬送方向の長さが85mmである
第2の券類としての定期乗車券を搬送するようになって
いる。第1の分岐搬送手段2は複数個のローラ4と、こ
れらローラ4に掛け渡される搬送ベルト5とによって構
成されている。第2の分岐搬送手段3は複数個のローラ
7と、これらローラ7に掛け渡される搬送ベルト8とに
よって構成されている。
【0044】第1及び第2の分岐搬送手段2,3間には
券種に応じてその送り方向を切替える切替えゲート6が
設けられている。第1及び第2の分岐搬送手段2,3の
搬出側には券類を集積する集積部71が設けられてい
る。集積部71は複数個のローラ72と、これらローラ
72に掛け渡される搬送ベルト73とによって構成され
ている。集積部71には券類の搬送方向に対し直交する
方向に進退して開閉するシャッタ74が設けられている
とともに、搬送ベルト73に対し接離自在に設けられ、
搬送力を付与するための押圧ローラ95が設けられてい
る。
【0045】さらに、集積部71には該集積部71に集
積される普通乗車券の後端部側を支持するとともに、集
積部71に送り込まれてくる定期乗車券などを集積部7
1にある普通乗車券の下部側に案内するためのガイド手
段としてのガイド板97が回動自在に設けられている。
【0046】集積部71の上部側には、集積された券類
を一括放出させるため放出手段76が設けられている。
放出手段76は複数個のローラ77と、これらローラ7
7に掛け渡される搬送ベルト78とによって構成されて
いる。また、一括プール部60の下部側には、回収券及
び取込券を第1集札箱69及び第2集札箱70に向って
搬送する回収用搬送部81が設けられている。この回収
用搬送部81はローラ82…と、これらローラ82…に
掛け渡される搬送ベルト83とによって構成されてい
る。
【0047】図4はガイド板97の退避手段としての駆
動ソレノイド86及びその制御手段87を示すものであ
る。
【0048】ガイド板97はその後端部が支軸97aに
より回動自在に支持され、その先端部には退避手段を構
成する駆動ソレノイド86の操作子86aが接続されて
いる。ガイド板97は駆動ソレノイド86がオン、オフ
されることにより、支軸97aを中心にして上下方向、
即ち、集積部71に接離する方向に回動されるようにな
っている。
【0049】放出口14に設けられる検知センサ92は
発光素子92aとこの発光素子92aから発光される光
を受光する受光素子92bからなる。放出口14に放出
された券類は発光素子92aから発光された光を遮るこ
とにより検知される。放出された券類が取り忘れ等によ
り所定時間以上放置されると、制御手段87により駆動
ソレノイド86がオンされ、ガイド板97が集積部71
から離間する方向に回動されて退避されるようになって
いる。駆動ソレノイド86がオフされると、ガイド板9
7は集積部71に近接する方向に移動して券類を再びガ
イドする。
【0050】次に、一括プール部60における券類のプ
ール方法について説明する。
【0051】投入口12から例えば、普通乗車券P1
と、定期乗車券P2が一括して投入され、定期乗車券P
2が先行して搬送されてきた場合には、図5に示すよう
に切替ゲート6が矢印で示すように上方に回動され、主
搬送路32から送り込まれる定期乗車券P2は第2の分
岐搬送手段3へ案内されて下部側から集積部71へ搬送
される。このときには、集積シャッタ74が集積部71
に突出されるとともに、押圧ローラ95が集積部71の
搬送ベルト73から離間する方向へ移動されて搬送力が
消滅されている。送り込まれてくる定期乗車券P2はそ
の先端部を集積シャッタ74に当接して停止される。つ
いで、普通乗車券P1が送られてくると、図6に示すよ
うに振分ゲート6が矢印で示すように下方に回動され、
普通乗車券P1は第1の分岐搬送手段2へ送り込まれ
る。この第1の分岐搬送手段2へ送り込まれた普通乗車
券P1はガイド板97の上面に沿って上部側から集積部
71に搬送され、その先端部を集積シャッタ74に当接
して停止される。これにより、普通乗車券P1と定期乗
車券P2とは、先端部を揃えた状態で普通乗車券P1を
上、定期乗車券P2を下にした状態で集積部71に集積
される。
【0052】また、投入口12から普通乗車券P1と、
定期乗車券P2が一括して投入され、普通乗車券P1が
先行して搬送されてきた場合には、図7に示すように、
切替ゲート6が矢印で示すように下方に回動され、主搬
送路32から送り込まれる普通乗車券P1は第1の分岐
搬送手段2へ案内されて搬送される。第1の分岐搬送手
段2によって搬送される普通乗車券は上部側からガイド
板97の上面部に沿って集積部71に送り込まれ、その
先端部を集積シャッタ74に当接して停止される。この
停止時には普通乗車券P1はその後端部がガイド板97
の上面に支持される。ついで、定期乗車券P2が送られ
てくると、図8に示すように振分ゲート6が矢印で示す
ように上方へ回動され、定期乗車券P2は第2の分岐搬
送手段3へ送り込まれる。この第2の分岐搬送手段3へ
送り込まれた定期乗車券P2は下部側からガイド板97
の下面に沿って集積部71に搬送され、先に集積されて
いる普通乗車券P1の下部側へ送り込まれたのち、その
先端部を集積シャッタ74に当接して停止される。これ
により、普通乗車券P1と定期乗車券P2とは、先端部
を揃えた状態で普通乗車券P1を上、定期乗車券P2を
下にして集積される。
【0053】このように、小サイズの券類を先行して集
積させる場合には、その後端側をガイド体97の上面に
より支持し、後続の大サイズの券類をガイド体97の下
面部に沿って送り込むため、大サイズの券類の先端部が
小サイズの券類の後端部に衝突することがなく、確実に
集積させることができる。
【0054】図9は集積部71に集積された普通乗車券
P1及び定期乗車券P2を一括して放出する放出動作を
示すものである。
【0055】この場合には、押圧ローラ95が矢印方向
に移動されて集積部71の搬送ベルト73を押圧して搬
送力を付与するとともに、集積シャッタ74が開放され
る。これにより、普通乗車券P1と定期乗車券P2は集
積部71の搬送ベルト73と放出手段76の搬送ベルト
78とにより挟持搬送されて放出口14に一括して放出
される。
【0056】図10は放出口14に一定時間以上放置さ
れた普通乗車券P1と定期乗車券P2を回収する場合に
ついて示すものである。
【0057】この場合には、駆動ソレノイド86が励磁
されてガイド体97が矢印で示すように集積部71から
離間する方向に回動されて退避されるとともに、集積部
71及び放出手段76の搬送ベルト73,78が逆回転
される。
【0058】これにより、放置された普通乗車券P1と
定期乗車券P2は内部へ取り込まれ、振分ゲート68を
介して第1或いは第2の集札箱69,70に回収され
る。
【0059】上記したように放置された券類の取込時に
は、ガイド体97を集積部71から退避する方向に回動
させるため、取込まれる券類がガイド体97に衝突して
詰まることがなく、確実に取り込むことができる。
【0060】図11は振分けゲート6の退避機構の他の
実施の形態を示すものである。
【0061】この実施の形態では、振分けゲート6を付
勢手段としてのバネ材101により集積部71から退避
する方向へ弾性的に付勢している。普通乗車券P1が導
入されてきたときはバネ材101の付勢力に抗して振分
けゲート6が下方に回動されて普通乗車券P1の後端部
を支持する。図12に示すように、普通乗車券P1及び
定期車券媒体P2が放出されたのちは、振分けゲート6
はバネ材101の付勢力により集積部71から離間する
方向へ回動されて退避される。従って、所定時間以上放
置された普通乗車券P1及び定期車券媒体P2を取込む
場合には、普通乗車券P1及び定期車券媒体P2を振分
けゲート6に衝突させることなく、確実に取込むことが
できる。
【0062】図13は振分けゲートの他の実施の形態を
示すものである。
【0063】この振分けゲート105は固定的に設けら
れ、普通乗車券P1をガイドする上部側ガイド部105
aと、定期乗車券P2をガイドする下部側ガイド部10
5bを有する。
【0064】普通乗車券P1は集積部71においては上
部側ガイド部105aによりその後端部側が支持され、
後続する定期乗車券P2の先端部を衝突させることなく
集積できるようになっている。
【0065】放出口14に放置された普通乗車券P1及
び定期乗車券P2を取込むときは、図14に矢印で示す
ように、下部側ガイド部105bにガイドされて取込ま
れる。
【0066】図15は本発明の第2の実施の形態を示す
ものである。
【0067】図中111は券類を搬送する主搬送部で、
この主搬送部111の搬出側には券類の送り出し方向を
第1の方向と第2の方向に切替える切替えゲート112
が設けられている。第1の方向には放出手段としての放
出用搬送部113、第2の方向には回収手段としての回
収用搬送部114が設けられている。
【0068】主搬送手部111と回収用搬送部114と
は第1の駆動手段としての第1の駆動モータ116、放
出用搬送部113と回収用搬送部114とは第2の駆動
手段としての第2の駆動モータ117により駆動される
ようになっている。第1の駆動モータ116は正方向に
のみ回転駆動され、第2の駆動モータ117は正逆方向
に回転駆動される。
【0069】回収用搬送部114は第1及び第2の搬送
部119,120からなる。第1の搬送部119は駆動
ローラ121及び従動ローラ122を備え、これら駆動
ローラ121と従動ローラ122との間には第1の搬送
ベルト123が掛け渡されている。第2の搬送部120
は駆動ローラ129及び従動ローラ130を備え、これ
ら駆動ローラ129と従動ローラ130との間には第2
の搬送ベルト127が掛け渡されている。
【0070】第1の搬送部119の駆動ローラ121の
シャフト121aにはプーリ128及び第1の動力伝達
ベルト130を介して第1の駆動モータ116が接続さ
れている。駆動ローラ121のシャフト121aとプー
リ128との間にはワンウェイクラッチ131が設けら
れ、第1の駆動モータ116の駆動停止時には、第1の
搬送ベルト123は矢印方向(券類回収方向)に空回転
できるようになっている。
【0071】第2の搬送部120の駆動ローラ125の
シャフト125aにはプーリ133及び第2の動力伝達
ベルト134を介して第2の駆動モータ117が接続さ
れている。駆動ローラ125のシャフト125aとプー
リ133との間にはワンウェイクラッチ135が設けら
れ、第2の駆動モータ117の正回転駆動時には、駆動
ローラ125に動力が伝達されることがなく、第2の駆
動モータ117の逆回転駆動時のみ、駆動ローラ125
に動力が伝達されるようになっている。
【0072】図16は券類の放出動作を示すものであ
る。
【0073】この放出時は、第1及び第2の駆動モータ
116,117が正回転され、主搬送部111及び放出
用搬送部113が回転駆動される。主搬送部111の回
転駆動により搬送される券類P3は切替えゲート112
を介して矢印で示すように搬送され、放出用搬送部11
3に送られ、この放出用搬送部113の回転により放出
口140に放出される。
【0074】このときには、回収用搬送部114の第1
の搬送ベルト123が回転駆動され、この駆動により第
2の搬送ベルト127がワンウェクラッチ135の作用
により連れ回りし、第1の搬送ベルト123の走行を妨
げることがない。
【0075】図17は回収動作を示すものである。
【0076】この回収時には、第1及び第2の駆動モー
タ116,117が正回転され、主搬送部111及び回
収用搬送部114が回転駆動される。主搬送部111の
回転駆動により搬出される券類P3は切替えゲート11
2を介して矢印で示すように搬送され、回収用搬送部1
14に送られ、この回収用搬送部114の回転により回
収される。
【0077】このときには、回収用搬送部114の第1
の搬送ベルト123が回転駆動され、この駆動により第
2の搬送ベルト127がワンウェクラッチ135の作用
により連れ回りし、第1の搬送ベルト123の走行を妨
げることがない。
【0078】図18は放出口140に放置された券類P
3の取込動作を示すものである。
【0079】この取込時には、第1の駆動モータ116
が停止され、第2の駆動モータ117が逆回転される。
これにより、放出用搬送部113が逆回転されて回収用
搬送部114が正回転される。この回転により、放出口
14に放置された券類P3は矢印で示すように内部に取
込まれ回収される。
【0080】このときには、回収用搬送部114の第2
の搬送ベルト127の走行に第1の搬送ベルト123が
連れ回りし、第2の搬送ベルト127の走行を妨げるこ
とがない。
【0081】図19は放置された券類の取込後の動作を
示すものである。
【0082】このときには、第1及び第2の駆動モータ
116,117が正回転され、主搬送部111及び放出
用搬送部113が回転駆動される。主搬送部111の回
転駆動により券類P3が排出され、切り替えゲート11
2を介して矢印で示すように搬送され、放出用搬送部1
13に送られ、この放出用搬送部113の回転により放
出口140に放出される。
【0083】このときには、回収用搬送部114の第1
の搬送ベルト123が回転駆動され、この駆動により第
2の搬送ベルト127がワンウェクラッチ135の作用
により連れ回りし、第1の搬送ベルト123の走行を妨
げることがない。
【0084】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、小サイズ
の第1の券類と大サイズの第2の券類が一括して投入さ
れ、小サイズの第1の券類が先に集積部に送り込まれる
ときは、小サイズの第1の券類をガイド手段の上面部に
沿って上部側から集積部に送り込んで、その送り込み方
向の後端部側を支持し、後続する大きいサイズの第2の
券類をガイド手段の下面に沿って下側から集積部に送り
込むため、小サイズの第1の媒体の後端部に大きいサイ
ズの第2の券類の先端部を当接させることなく、良好に
集積することができる。
【0085】また、主搬送手段と回収手段の第1の搬送
部を第1の駆動手段に接続し、放出手段と回収手段の第
2の搬送部を第2の駆動手段に接続し、放置された券類
の取り込み時には、第1の駆動手段を停止させて第2の
駆動手段を逆動作させるため、従来のように処理時間を
かけたり、ストッパ等を用いることなく、簡単な構成で
迅速に放置券類を回収することができる。
【0086】また、回収動作には第1の搬送部は第2の
搬送部の動作に連れ回りするため、第1の駆動手段が停
止していても、第2の搬送部の動作を妨げることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である自動改札装置を示
す斜視図。
【図2】自動改札装置の内部構成を示す図。
【図3】自動改札装置の券類の一括放出部を示す構成
図。
【図4】集積部を拡大して示す図。
【図5】普通乗車券及び定期乗車券が一括して投入さ
れ、定期乗車券が先行して送られて集積される状態を示
す図。
【図6】定期乗車券の上に普通乗車券が集積された状態
を示す図。
【図7】普通乗車券及び定期乗車券が一括して投入さ
れ、普通乗車券が先行して送られて集積される状態を示
す図。
【図8】普通乗車券の下に定期乗車券が送り込まれて集
積された状態を示す図。
【図9】普通乗車券と定期乗車券とが一括して放出口に
放出された状態を示す図。
【図10】放出口に放置された普通乗車券と定期乗車券
を取込む状態を示す図。
【図11】ガイド板の他の退避機構を示す図。
【図12】放出口に放置された普通乗車券と定期乗車券
を取込む状態を示す図。
【図13】ガイド板の他の実施の形態を示す図。
【図14】放出口に放置された普通乗車券と定期乗車券
を取込む状態を示す図。
【図15】本発明の他の実施の形態である自動改札装置
の放出部及び回収部を示す図。
【図16】券類の放出動作を示す図。
【図17】券類の回収動作を示す図。
【図18】放出口に放置された券類の取込動作を示す
図。
【図19】券類の取込動作後の放出動作を示す図。
【符号の説明】
2…第1の分岐搬送手段 3…第2の分岐搬送手段 6…切替えゲート P1…普通乗車券(第1の券類) P2…定期乗車券(第2の券類) P3…券類 32…主搬送手段 10…自動改集札装置本体 12…投入口 14…放出口 28…シャッタ 36a、36b…読取ヘッド(情報処理手段) 46…書込ヘッド(情報処理手段) 48…読取ヘッド(情報処理手段) 50、52…パンチ処理部 54…第1券検知センサ 56…サーマルヘッド(情報処理手段) 58…サーマルヘッド(情報処理手段) 60…一括プール部 68…振分ゲート 69…第1集札箱 70…第2集札箱 71…集積部 74…シャッタ 76…放出手段 86…駆動ソレノイド(退避手段) 87…制御手段 92…検知センサ(検知手段) 97…ガイド体(ガイド手段) 101…バネ材(付勢部材/退避手段) 105…ガイド部材(ガイド手段) 105a…第1のガイド部 105b…第2のガイド部 106…ガイド部材(ガイド手段) 111…主搬送手段 113…放出手段 114…回収手段 116…第1の駆動モータ(第1の駆動手段) 117…第2の駆動モータ(第2の駆動手段) 119…第1の搬送部 120…第2の搬送部 130…第1の動力伝達ベルト(第1の動力伝達手段) 131…ワンウェイクラッチ(第1の断続手段) 134…第2の動力伝達ベルト(第2の動力伝達手段) 135…ワンウェイクラッチ(第2の断続手段) 140…放出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の券類と、この第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を一括して投入させる投入部と、 この投入部に投入された第1の券類及び第2の券類を搬
    送する主搬送手段と、 この主搬送手段によって搬送される第1及び第2の券類
    に情報処理を施す情報処理手段と、 この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される第1及び第2の券類を集積する集積
    部と、 前記主搬送手段から搬出される第1の券類を前記集積部
    に上部側から送り込む第1の分岐搬送手段と、 前記主搬送手段から搬出される第2の券類を前記集積部
    に下部側から送り込む第2の分岐搬送手段と、 前記集積部に設けられ、該集積部に上部側から送り込ま
    れてくる前記第1の券類を上面部に沿ってガイドし、そ
    の送り方向後端側を支持するとともに、前記集積部の下
    部側から送り込まれてくる前記第2の券類を下面部に沿
    ってガイドし前記第1の券類の下面側に案内するガイド
    手段と、 前記集積部に集積された第1及び第2の券類を一括して
    放出させる放出手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】第1の券類と、この第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を一括して投入させる投入部と、 この投入部に投入された第1の券類及び第2の券類を搬
    送する主搬送手段と、 この主搬送手段によって搬送される第1及び第2の券類
    に情報処理を施す情報処理手段と、 この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される第1及び第2の券類を集積する集積
    部と、 前記主搬送手段から搬出される第1の券類を前記集積部
    に対しその上部側から送り込む第1の分岐搬送手段と、 前記主搬送手段から搬出される第2の券類を前記集積部
    に対しその下部側から送り込む第2の分岐搬送手段と、 前記集積部に設けられ、該集積部に上部側から送り込ま
    れてくる前記第1の券類を上面部に沿ってガイドし、そ
    の送り方向後端側を支持するとともに、前記集積部の下
    部側から送り込まれてくる前記第2の券類を下面部に沿
    ってガイドし前記第1の券類の下面側に案内するガイド
    手段と、 前記集積部に集積された第1及び第2の券類を一括して
    放出させる放出手段と、 前記放出口に放出された前記第1及び第2の券類の放置
    時間を検知する検知手段と、 この検知手段により前記第1及び第2の券類が所定時間
    以上放置されたことが検知されたとき、前記放出手段を
    逆方向に動作させて前記第1及び第2の券類を前記集積
    部を介して内部に取り込ませる制御手段と、 前記第1及び第2の券類の取込時には前記ガイド手段を
    前記集積部から離間する方向に移動させる退避手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】第1の券類と、この第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を一括して投入させる投入部と、 この投入部に投入された第1の券類及び第2の券類を搬
    送する主搬送手段と、 この主搬送手段によって搬送される第1及び第2の券類
    に情報処理を施す情報処理手段と、 この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される第1及び第2の券類を集積する集積
    部と、 前記主搬送手段から搬出される第1の券類を前記集積部
    に対しその上部側から送り込む第1の分岐搬送手段と、 前記主搬送手段から搬出される第2の券類を前記集積部
    に対しその下部側から送り込む第2の分岐搬送手段と、 前記集積部に設けられ、該集積部に上部側から送り込ま
    れてくる前記第1の券類を上面部に沿ってガイドし、そ
    の送り方向後端側を支持するとともに、前記集積部の下
    部側から送り込まれてくる前記第2の券類を下面部に沿
    ってガイドし前記第1の券類の下面側に案内する回動自
    在なガイド手段と、 前記集積部に集積された第1及び第2の券類を一括して
    放出させる放出手段と、 前記放出口に放出された前記第1及び第2の券類の放置
    時間を検知する検知手段と、 この検知手段により前記第1及び第2の券類が所定時間
    以上放置されたことが検知されたとき、前記放出手段を
    逆方向に動作させて前記第1及び第2の券類を前記集積
    部を介して内部に取り込ませる制御手段と、 前記第1及び第2の券類の取込時には前記ガイド手段を
    前記集積部から離間する方向に回動させる退避手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】第1の券類と、この第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を一括して投入させる投入部と、 この投入部に投入された第1の券類及び第2の券類を搬
    送する主搬送手段と、 この主搬送手段によって搬送される第1及び第2の券類
    に情報処理を施す情報処理手段と、 この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される第1及び第2の券類を集積する集積
    部と、 前記主搬送手段から搬出される第1の券類を前記集積部
    に上部側から送り込む第1の分岐搬送手段と、 前記主搬送手段から搬出される第2の券類を前記集積部
    に下部側から送り込む第2の分岐搬送手段と、 前記集積部に設けられ、該集積部に上部側から送り込ま
    れてくる前記第1の券類を上面部に沿ってガイドし、そ
    の送り方向後端側を支持するとともに、前記集積部の下
    部側から送り込まれてくる前記第2の券類を下面部に沿
    ってガイドし前記第1の券類の下面側に案内する回動自
    在なガイド手段と、 前記集積部に集積された第1及び第2の券類を一括して
    放出させる放出手段と、 前記放出口に放出された前記第1及び第2の券類の放置
    時間を検知する検知手段と、 この検知手段により前記第1及び第2の券類が所定時間
    以上放置されたことが検知されたとき、前記放出手段を
    逆方向に動作させて前記第1及び第2の券類を前記集積
    部を介して内部に取り込ませる制御手段と、 前記ガイド手段を弾性的に付勢する付勢部材を有し、前
    記第1及び第2の券類の取込時には前記付勢部材の付勢
    力により前記ガイド手段を前記集積部から離間する方向
    に回動させる退避手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】第1の券類と、この第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を一括して投入させる投入部と、 この投入部に投入された第1の券類及び第2の券類を搬
    送する主搬送手段と、 この主搬送手段によって搬送される第1及び第2の券類
    に情報処理を施す情報処理手段と、 この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される第1及び第2の券類を集積する集積
    部と、 前記主搬送手段から搬出される第1の券類を前記集積部
    に上部側から送り込む第1の分岐搬送手段と、 前記主搬送手段から搬出される第2の券類を前記集積部
    に下部側から送り込む第2の分岐搬送手段と、 前記集積部に設けられ、該集積部に上部側から送り込ま
    れてくる前記第1の券類を第1のガイド部に沿ってガイ
    ドし、その送り方向後端側を支持するとともに、前記集
    積部の下部側から送り込まれてくる前記第2の券類を第
    2のガイド部に沿ってガイドし前記第1の券類の下面側
    に案内するガイド手段と、 前記集積部に集積された第1及び第2の券類を一括して
    放出させる放出手段と、 前記放出口に放出された前記第1及び第2の券類の放置
    時間を検知する検知手段と、 この検知手段により前記第1及び第2の券類が所定時間
    以上放置されたことが検知されたとき、前記放出手段を
    逆方向に動作させて前記第1及び第2の券類を前記ガイ
    ド手段の第2のガイド部に沿って内部に取り込ませる制
    御手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】投入部から投入された券類を搬送する主搬
    送手段と、 この主搬送手段によって搬送される券類に情報処理を施
    す情報処理手段と、 この情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される券類を放出口に放出させる放出手段
    と、 前記情報処理手段により情報処理が施されて前記主搬送
    手段から搬出される券類を挟持搬送して回収する第1及
    び第2の搬送部を有する回収手段と、 前記主搬送手段と前記回収手段の第1の搬送部に第1の
    動力伝達手段を介して接続され、前記主搬送手段と前記
    回収手段の第1の搬送部を駆動する第1の駆動手段と、 前記放出手段と前記回収部の第2の搬送部に第2の動力
    伝達手段を介して接続され、前記放出手段と前記回収部
    の第2の搬送部を駆動する第2の駆動手段と、 前記放出口に放出された券類の放置時間を検出する検出
    手段と、 この検出手段により、券類が所定時間以上放置されたこ
    とが検知されたとき、前記第1の駆動手段を停止させて
    前記第2の駆動手段を逆駆動させることにより、前記放
    出手段を逆方向に動作せるとともに、前記回収部の第2
    の搬送部を正方向に動作させて前記放置券類を回収させ
    る制御手段と、 前記第1の搬送部と前記第1の動力伝達手段とを断続す
    るもので、前記第1の駆動手段の停止時には前記第1の
    搬送部と前記第1の動力伝達手段との接続を切る第1の
    断続手段と、 前記第2の搬送部と前記第2の動力伝達手段との接続を
    断続するもので、前記第2の駆動手段の逆駆動時のみ前
    記第2の搬送部と前記第2の動力伝達手段とを接続する
    第2の断続手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
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