JP2002208039A - 券類発行装置 - Google Patents

券類発行装置

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JP2002208039A
JP2002208039A JP2001005110A JP2001005110A JP2002208039A JP 2002208039 A JP2002208039 A JP 2002208039A JP 2001005110 A JP2001005110 A JP 2001005110A JP 2001005110 A JP2001005110 A JP 2001005110A JP 2002208039 A JP2002208039 A JP 2002208039A
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roller
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Harumi Tejima
春己 手島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取出ローラとロール紙との間でスリップが発生
しても、ロール紙の送り量をばらつかせることなく、所
定の裁断寸法を得ることができるようにする。 【解決手段】取出ローラ26a(26b)の回転により
所定量送出されてカッタ部30によりカットされたロー
ル紙R1(R2)に対し、所定の発券処理を施して券類
を発行する発行部と、この発行部とカッタ部30との間
に設けられ、取出ローラ26a(26b)の回転により
送出されるローラ紙R1(R2)の先端部を検知するセ
ンサ42と、取出ローラ26a(26b)に圧接され、
ロール紙R1(R2)の送出しに伴って従動回転するテ
ンションローラ40と、センサ42がロール紙R1(R
2)の先端部を検知したのち、テンションローラ40が
所定数回転するまで取出ローラ26a(26b)を回転
させた後、停止させ、この停止後、カット手段を動作さ
せる制御手段44とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、乗車券な
どの券類を発行する券類発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の券類発行装置は、紙葉類として
のロール紙を例えばパルスモータによって駆動される定
寸送りローラの回転により送出し、このロール紙をカッ
タ部で一定寸法に裁断して券紙とし、この券紙に印刷や
磁気情報を書き込んで発券するようになっている。
【0003】ところで、ロール紙を一定寸法に裁断する
場合には、定寸送りローラの回転により送出されるロー
ル紙の先端部をセンサで検知し、この検知後、パルスモ
ータを一定時間回転させることにより、或は、所定のパ
ルス数回転させることにより、ロール紙を一定寸法送出
して裁断するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、ロール紙の先端を検出後、パルスモータを一
定時間回転させることにより、或は、パルスモータを所
定のパルス数回転させることにより、ロール紙の裁断寸
法を決定している。このため、例えば、ロール紙の負荷
により、或は、定寸送りローラの汚れなどによる摩擦力
の低下により、定寸送りローラとロール紙との間でスリ
ップが発生すると、ロール紙の送り量にばらつきが生
じ、所定の裁断寸法が得られなくなる。所定の裁断寸法
が得られなくなると、券詰まりの原因になったり、自動
改札機を通れない等の問題が発生する。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、送りローラと紙葉類との間でスリップが発生して
も、紙葉類の送り量をばらつかせることなく、所定の裁
断寸法を得ることができるようにした券類発行装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、回転することにより
紙葉類を送り出す送りローラと、この送りローラの回転
により所定量送出される紙葉類をカットするカット手段
と、このカット手段によりカットされたロール紙に対
し、所定の発券処理を施して券類を発行する発行手段
と、前記送りローラの回転により送出されるローラ紙の
先端部を検知するセンサと、前記送りローラとの間で紙
葉類を挟持し、前記紙葉類の送出しに伴って従動回転す
る従動ローラと、前記センサによる前記紙葉類の検知に
基づいて、前記従動ローラが所定数回転するまで前記送
りローラを回転させて紙葉類を送出し、前記カット手段
を動作させて紙葉類をカットする制御手段とを具備す
る。
【0007】請求項2記載のものは、回転することによ
り紙葉類を送り出す送りローラと、この送りローラの回
転により所定量送出される紙葉類をカットするカット手
段と、このカット手段によりカットされたロール紙に対
し、所定の発券処理を施して券類を発行する発行手段
と、前記送りローラの回転により送出されるローラ紙の
先端部を検知するセンサと、前記送りローラとの間で紙
葉類を挟持し、前記紙葉類の送出しに伴って従動回転す
る従動ローラと、この従動ローラに接続され、この従動
ローラの回転に伴ってパルス信号を出力するロータリー
エンコーダと、前記センサが前記紙葉類の先端部を検知
したのち、前記ロータリーエンコーダから出力されるパ
ルス信号をカウントし、所定のカウント数になるまで前
記送りローラを回転させて紙葉類を送出し、前記カット
手段を動作させて紙葉類をカットする制御手段とを具備
する。
【0008】請求項3記載のものは、回転することによ
り紙葉類を送り出す送りローラと、この送りローラの回
転により所定量送出される紙葉類をカットするカット手
段と、このカット手段によりカットされたロール紙に対
し、所定の発券処理を施して券類を発行する発行手段
と、前記送りローラの回転により送出されるローラ紙の
先端部を検知するセンサと、前記送りローラとの間で紙
葉類を挟持し、前記紙葉類の送出しに伴って従動回転す
る従動ローラと、この従動ローラに接続され、この従動
ローラの回転に伴ってパルス信号を出力するロータリー
エンコーダと、前記センサが前記紙葉類の先端部を検知
したのち、前記ロータリーエンコーダから出力されるパ
ルス信号をカウントし、所定のカウント数になるまで前
記送りローラを回転させて紙葉類を送出し、前記カット
手段を動作させて紙葉類をカットする制御手段と、前記
パルスモータが発生するパルス数と前記ロータリーエン
コーダから出力されるパルス信号数との差を検出し、こ
の差が一定値以上になったことに基づいて警告を発生す
る警告手段とを具備する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に示す一実
施の形態を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、この発明の実施の形態に係る発券
機の制御系統を概略的に示すブロック図である。
【0011】この発券機は、普通乗車券、往復乗車券、
回数券、特急券、他の会社線に乗り継ぐ際に利用される
乗継乗車券などの乗車券を発券するものである。
【0012】この発券機は、全体を制御する制御手段と
して機能するCPU1を有している。このCPU1に
は、CPU1の制御プログラム、発売路線の区間運賃に
対応した情報や連絡乗車券を発行するための連絡区間の
区間運賃に対応した情報を含む路線情報などが記憶され
るメモリ2、発券機の接客面に設けられるとともに利用
客の接触を検知して接触された項目を選択するタッチパ
ネル内蔵の表示部3が接続されている。この表示部3に
は、利用客が投入した現金の総額すなわち紙幣及び硬貨
の投入金額、プリペイドカードの残額、購入した乗車券
の種類及び金額、および釣銭金額など種々の情報が表示
される。また、この表示部3には、投入された現金の投
入金額またはプリペイドカードの残額に基づいて、発売
路線の区間運賃を点灯表示する複数の口座釦4が表示さ
れる。
【0013】また、このCPU1には、接客面に設けら
れた、購入枚数、大人用乗車券、小人用乗車券などの購
入条件を指定する第1条件釦5と、普通乗車券、往復乗
車券、回数券、特急券、乗継乗車券、連絡乗車券などの
乗車券種を指定する第2条件釦6とが接続されている。
【0014】さらに、このCPU1には、接客面に設け
られたカード口7から投入されたプリペイドカード及び
定期券などのカード類に所定の処理を施して排出するカ
ード処理部8が接続されている。
【0015】このカード処理部8は、カード口7から投
入されたカード類を内部に受け入れて搬送する搬送路及
び複数の搬送ローラを有する搬送機構、投入されたカー
ド類に磁気記録されている磁気情報を読み出すとともに
投入されたカード類に対して磁気情報を書き込む磁気処
理部、搬送機構の搬送路上の所定位置でカード類を保留
する保留手段としての保留機構、カード類、特にプリペ
イドカードに対して所定位置にパンチ孔を開けるパンチ
処理部などを備えている。
【0016】また、このCPU1には、接客面に設けら
れた紙幣投入口10から投入された紙幣の真偽判定およ
び種別判定などの処理を行う紙幣処理部11と、硬貨投
入口13から投入された硬貨の真偽判定および種別判定
などを行う硬貨処理部14と、接客面に設けられた紙幣
排出口16から、算出した釣銭の合計金額に基づいて釣
銭としての紙幣を排出させるとともに、硬貨排出口17
から、釣銭としての硬貨を排出させる釣銭処理部18と
が接続されている。
【0017】さらに、このCPU1には、口座釦4、第
1条件釦5及び第2条件釦6を介して入力された利用区
間情報に基づく乗車券を発行して、接客面に設けられた
乗車券発行口20から発行した乗車券を排出させる乗車
券発行部21が接続されている。
【0018】CPU12は、普通乗車券、往復乗車券、
回数券、特急券、乗継乗車券を発券する場合、カード口
7から投入されたプリペイドカードから残額に対応した
残額情報を読み出し、読み出した残額情報に基づいてプ
リペイドカードの残額を算出して表示部3に表示させ
る。また、CPU1は、紙幣投入口10から投入された
紙幣の投入金額、及び硬貨投入口13から投入された硬
貨の投入金額を算出して表示部3に表示させる。
【0019】この時、CPU1は、表示部3に口座釦4
を表示させ、利用客によって選択された口座釦4の利用
区間を有する乗車券を乗車券発行部21に発行させるよ
うに制御する。そして、CPU1は、乗車券発行部21
を制御して、乗車券発行口20から発行した乗車券を排
出させる。
【0020】そして、CPU1は、利用客によって投入
された投入金額の合計金額と、利用客によって選択され
た口座釦4が示す区間運賃とに基づいて、釣銭を算出
し、釣銭処理部18を制御して、紙幣排出口16及び硬
貨排出口17から釣銭を排出させる。
【0021】また、CPU1は、この表示部3に対して
発券機の動作状態や、エラーメッセージなどを表示させ
る。
【0022】次に、図1に示した発券機に備えられる乗
車券発行部21について説明する。
【0023】図2は、乗車券発行部21の内部構成を概
略的に示す断面図である。
【0024】この乗車券発行部21は、上方に発券手段
として機能する発券処理部23を備え、下方に少なくと
も2つの紙葉類としてのロール紙R1及びR2を装填可
能に形成されたロール紙装填部24を備えている。ロー
ル紙R1及びR2は、帯状の券紙を巻回することによっ
て形成されている。
【0025】乗車券発行部21内には、ロール紙R1及
びR2を取り出す送りローラとしての取出ローラ26
a,26bなどの各種搬送ローラや、駆動モータによっ
て駆動される搬送ベルト、搬送ローラ及び搬送ベルトに
よって規定される複数の搬送路に券紙を振り分ける振分
ゲートなどからなる搬送手段として機能する搬送機構2
8が配置されている。
【0026】搬送機構28の搬送路には、取出ローラ2
6a,26bから乗車券発行口20まで延びる主搬送路
28a、主搬送路28aから分岐して磁気処理不良など
の発券不良の不良券などを回収する回収箱29まで延び
る分岐搬送路28bなどがある。
【0027】主搬送路28a上には、取出ローラ26a
(または26b)から取り出された帯状の券紙を、所定
の長さ、例えばエドモンソン券サイズ、大型券サイズに
切断する切断手段として機能するカッタ部30が配置さ
れている。
【0028】カッタ部30の券紙搬送方向の下流側に
は、券紙の表面に所定の印刷処理、すなわち所定のパタ
ーンを印刷する発行手段として機能するサーマルヘッド
31が配置されている。
【0029】サーマルヘッド31の券紙搬送方向の下流
側には、順に、券紙の裏面に形成された磁気記録部に所
定の磁気処理を施す発行手段として機能する磁気ヘッ
ド、すなわち書込ヘッド32及び読取ヘッド33が配置
されている。書込ヘッド32は、所定の磁気情報を書き
込み、読取ヘッド33は、書込ヘッド32によって書き
込まれた磁気情報を読み取って確認する。
【0030】書込ヘッド32と読取ヘッド33との間に
は、不良券などにパンチ処理を施すパンチ処理部35が
配置されている。
【0031】この乗車券発行部21の搬送路上における
各位置には、券紙を検知するための複数のセンサが設け
られている。これらのセンサには、ロール紙R1及びR
2の券紙切れを検知するセンサS1及びS2、搬送路上
のジャムを検知するセンサS3などが含まれている。こ
れらのセンサは、例えば、透過型のセンサによって構成
され、発光部と受光部とをそれぞれ有している。これら
のセンサからの出力信号は、CPU1に出力される。
【0032】次に、図2に示したような乗車券発行部2
3において、乗車券を発券する発券モードについて説明
する。
【0033】まず、乗車券発行部21側では、CPU1
からの乗車券の発行指示を受け取ると、通常の発券モー
ドを実行する。
【0034】取出ローラ26a(又は26b)によって
所定の長さに取り出された券紙をカッタ部30によって
切断する。続いて、搬送機構28により、切断された券
紙を下流側に搬送し、サーマルヘッド31により、CP
U1からの指示に基づいて、券紙の表面に所定のパター
ンを印刷する。続いて、搬送機構28により、印刷され
た券紙をさらに下流側に搬送し、書込ヘッド32によ
り、CPU1からの指示に基づいて、券紙の裏面に形成
された磁気記録部に所定の磁気情報を書き込む。続い
て、搬送機構28により、磁気書き込みされた券紙をさ
らに下流側に搬送し、読取ヘッド33により、CPU1
からの指示に基づいて、券紙の磁気記録部に書き込まれ
た所定の磁気情報を読み取り、書き込んだ磁気情報を確
認する。
【0035】読取ヘッド33によって読み取られた磁気
情報が書込ヘッド32によって書き込まれた磁気情報と
一致する場合には、確認OKとし、搬送機構28によっ
て券紙を乗車券発行口20まで搬送し、乗車券を発行し
て、一連の発券モードを終了する。
【0036】読取ヘッド33によって読み取られた磁気
情報が書込ヘッド32によって書き込まれた磁気情報と
一致しない場合には、確認NGとし、搬送機構28によ
って券紙を回収箱29まで搬送し、券紙を回収する。
【0037】次に、取出ローラ26a(又は26b)に
よって送り出される券紙の送り量を制御する制御装置3
7について説明する。
【0038】図3は制御装置37を示す概略的構成図
で、図4はそのブロック図である。
【0039】取出ローラ26a(26b)にはパルスモ
ータ38が接続され、このパルスモータ38により取出
ローラ26a(26b)が回転駆動される。取出ローラ
26a(26b)には従動ローラとしてのテンションロ
ーラ40が転接されている。テンションローラ40は取
付部材41の一端部に取り付けられている。取付部材4
1はL字状をなし中央部が回動自在に支持されている。
取付部材41の他端部はテンションスプリング42によ
り弾性的に付勢されている。この付勢によりテンション
ローラ40は券紙を介して取出ローラ26a(26b)
に圧接され、券紙の送りに伴って従動回転するようにな
っている。
【0040】テンションローラ40の回転軸には図示し
ないプーリとベルトを介してロータリーエンコーダ41
が連結されている。ロータリーエンコーダ41は回転す
ると、一定の幅でパルス信号を出力するようになってい
る。また、カッタ部30とサーマルヘッド31との間に
は取出ローラ26a(26b)により送られてくる券紙
の先端部を検出するセンサ42が設けられている。この
センサ42とロータリーエンコーダ41とは送信回路を
介して制御手段44に接続され、制御手段44には制御
回路を介してパルスモータ38、カッタ部30及び警告
手段48が接続されている。
【0041】次に、ロール紙R1(或はR2)の送り量
の制御動作について説明する。
【0042】発券指令を受けると、パルスモータ38が
駆動されて取出ローラ26a(或は26b)が回転され
る。この取出ローラ26a(或は26b)の回転によ
り、ロール紙R1(或はR2)が送り出され、搬送路に
沿って搬送される。このとき、取出ローラ26a(或は
26b)の回転力がロール紙R1(或はR2)を介して
テンションローラ40に伝達され、ロール紙R1(或は
R2)が送られた分だけ回転される。そして、このテン
ションローラ40の回転はロータリーエンコーダ41に
伝達されロータリーエンコーダ41が回転される。この
回転により、ロータリーエンコーダ41から一定の幅で
パルス信号が出力される。
【0043】一方、ロール紙R1(或はR2)が搬送路
に沿って搬送されてその先端部がセンサ42によって検
知されると、その検知信号が制御手段44に送信され
る。この送信があると、制御手段44はロータリーエン
コーダ41から送信されるパルス信号をカウントし、所
定数カウントした後、パルスモータ38の駆動を停止さ
せてロール紙R1(或はR2)の送りを停止させ、この
停止後、カッタ部30を動作させてロール紙R1(或は
R2)を裁断する。
【0044】また、このときには、パルスモータ38の
駆動により発生するパルス数とロータリーエンコーダ4
1から出力されるパルス数との差が警告手段48によっ
て算出され、差が所定値以上になると、たとえば、券売
機などの係員用の表示パネルに警告表示を行う。警告の
表示内容としては、取出ローラ26a(或は26b)の
清掃或は交換などの処置を促す内容とする。なお、この
場合には、券売機の券売動作は中止せず、継続される。
【0045】上記したように、ロール紙の送り出し伴っ
て従動回転するテンションローラ40にロータリーエン
コーダ41を接続し、このロータリーエンコーダ41か
ら出力されるパルス数をカウントしてロール紙の送り量
を決定するため、取出ローラ26a(或は26b)とロ
ール紙との間でスリップが発生しても、一定の送りが可
能なり、裁断寸法精度の優れる乗車券類の発行が可能と
なる。
【0046】また、パルスモータ38の発生するパルス
数とロータリーエンコーダ41から出力されるパルス数
との差が所定値以上になると、警告手段48により、警
告するため、取出ローラ26a(或は26b)の清掃或
は交換などを必要なタイミングで行うことができ、障害
を未然に防ぐことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、紙葉類の
送出しに伴って従動回転する従動ローラの回転数を検出
して紙葉類の送出し量を決定するため、送りローラとロ
ール紙との間でスリップが発生しても、ロール紙を所定
量送出すことができ、裁断寸法精度にバラツキを生じる
ことがなく、寸法精度の良い券類を発行することができ
る。
【0048】また、パルスモータが発生するパルス数と
ロータリーエンコーダが出力するパルス数との差が所定
値以上になった場合には、警告を出すため、送りローラ
の清掃或は交換などを必要なタイミングで行うことがで
き、障害を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である発券機の制御系統
を概略的に示すブロック図。
【図2】乗車券発行部を示す概略的構成図。
【図3】ロール紙の送り量を制御する制御装置を示す構
成図。
【図4】ロール紙の送り量を制御する制御装置を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
R1,R2…ロール紙(紙葉類)、26a,26b…取
出ローラ(送りローラ)、30…カッタ部(カット手
段)、31…サーマルヘッド、32…書込ヘッド(発行
手段)、33…読取ヘッド(発行手段)、38…パルス
モータ、40…テンションローラ(従動ローラ)、41
…ロータリーエンコーダ、42…センサ、44…制御手
段、48…警告手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転することにより紙葉類を送り出す送
    りローラと、 この送りローラの回転により所定量送出される紙葉類を
    カットするカット手段と、 このカット手段によりカットされたロール紙に対し、所
    定の発券処理を施して券類を発行する発行手段と、 前記送りローラの回転により送出されるローラ紙の先端
    部を検知するセンサと、 前記送りローラとの間で紙葉類を挟持し、前記紙葉類の
    送出しに伴って従動回転する従動ローラと、 前記センサによる前記紙葉類の検知に基づいて、前記従
    動ローラが所定数回転するまで前記送りローラを回転さ
    せて紙葉類を送出し、前記カット手段を動作させて紙葉
    類をカットする制御手段と、 を具備することを特徴とする券類発行装置。
  2. 【請求項2】 回転することにより紙葉類を送り出す送
    りローラと、 この送りローラの回転により所定量送出される紙葉類を
    カットするカット手段と、 このカット手段によりカットされたロール紙に対し、所
    定の発券処理を施して券類を発行する発行手段と、 前記送りローラの回転により送出されるローラ紙の先端
    部を検知するセンサと、 前記送りローラとの間で紙葉類を挟持し、前記紙葉類の
    送出しに伴って従動回転する従動ローラと、 この従動ローラに接続され、この従動ローラの回転に伴
    ってパルス信号を出力するロータリーエンコーダと、 前記センサが前記紙葉類の先端部を検知したのち、前記
    ロータリーエンコーダから出力されるパルス信号をカウ
    ントし、所定のカウント数になるまで前記送りローラを
    回転させて紙葉類を送出し、前記カット手段を動作させ
    て紙葉類をカットする制御手段と、 を具備することを特徴とする券類発行装置。
  3. 【請求項3】 回転することにより紙葉類を送り出す送
    りローラと、 この送りローラの回転により所定量送出される紙葉類を
    カットするカット手段と、 このカット手段によりカットされたロール紙に対し、所
    定の発券処理を施して券類を発行する発行手段と、 前記送りローラの回転により送出されるローラ紙の先端
    部を検知するセンサと、 前記送りローラとの間で紙葉類を挟持し、前記紙葉類の
    送出しに伴って従動回転する従動ローラと、 この従動ローラに接続され、この従動ローラの回転に伴
    ってパルス信号を出力するロータリーエンコーダと、 前記センサが前記紙葉類の先端部を検知したのち、前記
    ロータリーエンコーダから出力されるパルス信号をカウ
    ントし、所定のカウント数になるまで前記送りローラを
    回転させて紙葉類を送出し、前記カット手段を動作させ
    て紙葉類をカットする制御手段と、 前記パルスモータが発生するパルス数と前記ロータリー
    エンコーダから出力されるパルス信号数との差を検出
    し、この差が一定値以上になったことに基づいて警告を
    発生する警告手段と、 を具備することを特徴とする券類発行装置。
  4. 【請求項4】 前記警告手段は送りローラを清掃すべき
    こと、或は送りローラを交換すべきことを表示すること
    を特徴とする請求項3記載の券類発行装置。
  5. 【請求項5】 前記発行手段はカットされた券紙に情報
    を印刷する印刷部と、前記券紙に情報を磁気処理する磁
    気処理部とを有することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れか一項に記載の券類発行装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040554A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Shinko Electric Co Ltd 発券装置および券長制御方法
JP2017087517A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 三菱電機株式会社 プリンタ

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